JPS63216209A - 絶縁電線 - Google Patents

絶縁電線

Info

Publication number
JPS63216209A
JPS63216209A JP62047820A JP4782087A JPS63216209A JP S63216209 A JPS63216209 A JP S63216209A JP 62047820 A JP62047820 A JP 62047820A JP 4782087 A JP4782087 A JP 4782087A JP S63216209 A JPS63216209 A JP S63216209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
insulated wire
resin
film
conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62047820A
Other languages
English (en)
Inventor
久安 三井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP62047820A priority Critical patent/JPS63216209A/ja
Publication of JPS63216209A publication Critical patent/JPS63216209A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/14Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば耐熱性、耐放射線性が要求されかつ比
較的高電圧の用途、たとえば核融合炉、原子力発電所等
で使用されるコイル用電線に好適する絶縁電線に関する
(従来の技術) 従来から、コイルに使用する絶縁電線として、銅やアル
ミ等の導体外周に各種エナメル塗料を塗布焼付けしたエ
ナメル線、ガラス糸を巻回したガラス巻線、これらを組
合せたエナメルガラス巻線、絶縁テープを巻回した絶縁
テープ巻線等、各種構造のものが知られており、その使
用条件やコイル巻き条件に合わせて選択使用されている
しかして、核融合炉用、加速器用、X線医療機器用、原
子炉近傍で使用される電IJ機用といった耐熱性および
耐放射線性が要求され、かつ比較的高電圧が印加される
機器には、一般に、耐熱、耐放射線性エナメル塗料とガ
ラス糸を組合せたエナメルガラス巻線や、ポリイミドフ
ィルムやマイカテープ等を巻回した絶縁テープ巻線が使
用されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながらエナメルガラス巻線は、導体の厚さが厚く
なると、エナメル塗膜焼付時に電線にうねりか生じ、通
常の焼付装置では炉壁に電線が接触してエナメル塗膜が
擦り収られて均一なエナメル塗膜を形成することが困難
であるという問題がある。これを防ぐためには、通常の
焼付装こより大型の装置を使用すればよいが、このよう
な大型の装置では炉内の温度分布が不均一になりやすく
、やはり良質のエナメル塗膜を形成することが困難とな
る。
他方、絶縁テープ巻線は、コイル巻きの過程で叩く、捩
る、曲げる等の加工が加えられると、いわゆる加工落ち
を生じ、本来具備していた絶縁性能が損なわれるという
問題がある。
そこで本発明はこのような従来の問題に対処してなされ
たもので、エナメル焼付装置を必要とせず、またコイル
巻き時にいわゆる加工落ちにより性能が低下することが
なく、耐熱性、耐放射線性に優れ、かつ高電圧の用途に
使用可能な絶縁電線を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明の絶縁電線は、導体上に、熱融着層を有するポリ
イミド系フィルムを前記熱融着層を導体側に向けて巻回
し、その外周に耐熱繊維を巻回して固定するとともに、
その上に耐熱絶縁ワニスを塗布し一体に焼付けてなるこ
とを特徴としている。
本発明に使用する熱融着層を有するポリイミド系フィル
ムとしては、ポリイミドフィルムやポリアミドイミドフ
ィルム等の片面もしくは両面にFEP(フッ化エチレン
プt7ビレン樹脂)やPFA(パーフロロアルコキシ樹
脂)等のフッ素樹脂フィルムをラミネートするか、ある
いは同樹脂のディスパージョンを塗布し、乾燥させて得
られたものが適している。このようなポリイミド系フィ
ルムとしては、デュポン社製の各種カプトンFテープ(
商品名 カプトンフィルムの片面または両面にフッ素樹
脂をラミネートしたもの)、宇部興産社製のユーピレッ
クスC(商品名)等をあげることができる。
また本発明に使用する耐熱繊維としては、無アルカリガ
ラス糸、アルミナ繊維等のセラミック繊維、強力アラミ
ド繊維ケブラー(デュポン社 商品名)等が適している
さらに本発明に使用する絶縁ワニスとしては、ポリイミ
ド樹脂、ポリエステルイミド樹脂、フェノール変性アル
キッド樹脂等をベースとしたものが適しているが、優れ
た耐熱性と耐放射線性を有するものであれば任意の絶縁
ワニスを選択使用することができる。市販の絶縁ワニス
としては、TVB 2321、TVB 2705 (以
上東芝ケミh ル社商品名) 、BTレジン(ビスマレ
イミドトリアジン 三菱jヒ成社 商品名) 、Pyr
e−8L  (デュポン社 商品名)、l・レニース(
東し社 商品名)等をあげることができる。
なお本発明の導体としては、平角導体、円形導体のいず
れであってもよく、銅をはじめアルミ、銅合金等の金属
良導電材料からなるものが使用される。
(作 用) 本発明の絶縁電線では、導体上に耐熱性や耐放射線性に
優れた材料が強固に接着あるいは融着されており、しか
も、コイル巻き時の加工により損傷を受けやすいポリイ
ミド系フィルムは耐熱繊維により保護され、またほつれ
や毛羽立ちを生じやすい耐熱繊維は絶縁ワニスにより固
着されてそれぞれの難点が相互に補完されるなめ、各材
料本来の特性が有効かつ十分に発揮される。すなわち高
温や放射線に暴露されるような雰囲気でも優れた電気特
性が保持される。
(実施例) 次に本発明の実施例を記載する。
第1図は、本発明の一実施例を示す縦断面図で、トカマ
ク型核融合炉のボロイダルコイル用に構成された絶縁電
線である。
同図に示すように、この実施例においては、12n+l
x6 nunの平角銅線1に、幅12+11.厚さ38
μraのカプトンFテープ(厚さ1rQilのカブトン
フィルム2aの片面に厚さ0.5+nilのフッ素樹脂
フィルム2bをラミネートしたもの)2が、フッ素樹脂
フィルム2b側を平角銅線1側に向けてラップ幅1/2
で重ね巻きされている。またこのカプトンFテープ2上
にはJIS R3413(ガラス糸)に規定する無アル
カリガラス糸3が緊密に横巻きされ、さらにその上にフ
ェノール変性アルキッド樹脂をベースとするH種耐熱性
絶縁塗料TVB 2321が均一に塗布されて、加熱に
より焼付けられており、この加熱により前記FEPフィ
ルム2bも溶融してカプトンFテープ2問およびカプト
ンFテープ2と平角銅線1間も一体に融着されている。
なおこの絶縁電線の各層の厚さは、カプトンFテープ2
の巻回層が0.08 mn、無アルカリガラス糸3の巻
回層が0.091Imで、絶縁層全体として0.171
11とされている。
このように構成された絶縁電線の絶縁破壊電圧を測定し
たところ、500V /秒の短時間昇圧法で6kV以上
であった。また導体厚さの8倍径までの曲げに対して、
フラットクイズ、エツジワイズ方向ともに、無アルカリ
ガラス糸3の切断や絶縁破壊電圧の低下はみられなかっ
た。さらにコイル製造時を模擬してハンマーで強く叩い
てみたが、同様に絶縁破壊電圧の低下はみられなかった
次にこの実施例の絶縁電線を用いて、第2図に示すよう
なトカマク型核融合炉のポロイダルコイルを製造した。
すなわち上記構造の絶縁電線5を円環状に整列巻きし、
ワニス6を塗布して加熱加圧成形した後、その上にエボ
キシマイ力ガラスプリプレグデープ7およびエポキシガ
ラスプリプレグテープ8を順に巻回し加熱加圧してポロ
イダルコイル9とした。
得られたポロイダルコイル9は、加工落ちがなく、絶縁
線間の絶縁を補強することなく運転時に加わる高電圧、
300V以上に十分絶えるものであった。また核融合炉
の運転時に発生する大きな電磁力によっても、無アルカ
リガラス糸3でカプトンフィルム2aが保護されている
ので絶縁耐力の低下を生じることがなかった。
なお上記実施例では、熱融着層であるフッ素樹脂層2b
がカプトンフィルム2aの片面のみに設けられているも
のを使用したが、両面に設けられたものを使用してもよ
い。またその巻回方法も任意であってよい。すなわちた
とえばラップ幅を273.178等とし、また巻回数も
特性を損なわない範囲で2回以上としてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の絶縁電線によれば、エナメ
ル焼付工程がないので特にエナメル焼付装置を用いるこ
となく製造することができ、またコイル加工時に損傷し
て絶縁性能が低下することがないので、耐熱、耐放射線
性に優れ、破壊電圧も高い絶縁電線を得ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の絶縁電線を示す横断面図、
第2図はその実施例の絶縁電線を用いて製造したコイル
を示す横断面図である。 1・・・・・・・・・平角銅線 2・・・・・・・・・カプトンFテープ2a・・・・・
・カプトンフィルム 2b・・・・・・フッ素樹脂フィルム 3・・・・・・・・・無アルカリガラス糸4・・・・・
・・・・絶縁ワニス 5・・・・・・・・・絶縁電線 代理人 弁理士  則 近 憲 佑 同  三俣弘文

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導体上に、熱融着層を有するポリイミド系フィル
    ムを前記熱融着層を導体側に向けて巻回し、その外周に
    耐熱繊維を巻回して固定するとともに、その上に耐熱絶
    縁ワニスを塗布し一体に焼付けてなることを特徴とする
    絶縁電線。
  2. (2)熱融着層がフッ素樹脂からなる特許請求の範囲第
    1項記載の絶縁電線。
  3. (3)耐熱繊維が無アルカリガラス糸である特許請求の
    範囲第1項または第2項記載の絶縁電線。
  4. (4)耐熱絶縁ワニスのベース樹脂が、ポリイミド樹脂
    、ポリエステルイミド樹脂またはフェノール変性アルキ
    ッド樹脂である特許請求の範囲第1項ないし第3項のい
    ずれか1項記載の絶縁電線。
JP62047820A 1987-03-04 1987-03-04 絶縁電線 Pending JPS63216209A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62047820A JPS63216209A (ja) 1987-03-04 1987-03-04 絶縁電線

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62047820A JPS63216209A (ja) 1987-03-04 1987-03-04 絶縁電線

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63216209A true JPS63216209A (ja) 1988-09-08

Family

ID=12785991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62047820A Pending JPS63216209A (ja) 1987-03-04 1987-03-04 絶縁電線

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63216209A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0294326A (ja) * 1988-09-30 1990-04-05 Hitachi Cable Ltd 耐放射線性電線・ケーブル
JPH0581931A (ja) * 1991-02-22 1993-04-02 Alcatel Nv 絶縁外被によつて絶縁された細長体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0294326A (ja) * 1988-09-30 1990-04-05 Hitachi Cable Ltd 耐放射線性電線・ケーブル
JPH0581931A (ja) * 1991-02-22 1993-04-02 Alcatel Nv 絶縁外被によつて絶縁された細長体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10510464B1 (en) Continuously transposed conductors and assemblies
JP2008010328A (ja) 絶縁電線、絶縁電線複合線及びシールド電線
JPS63216209A (ja) 絶縁電線
US4276102A (en) Method for compacting transposed cable strands
US4782316A (en) Core winding with inorganic insulation between the inner conductor and outer metal sheath
JP2015011861A (ja) はんだ付け可能な絶縁電線及びその製造方法
WO2005055251A1 (en) Conductive teflon film tape for emi/rfi shielding and method of manufacture
WO2016041917A2 (en) Wound conductor arrangement and method for insulating a wound conductor
JP2649881B2 (ja) 高周波変圧器
CN212208933U (zh) 一种耐电晕漆包扁线
CN215451059U (zh) 扁平绝缘漆包线及电感
JP3139500B2 (ja) 耐熱電線
JP2012175799A (ja) 回転電機固定子、回転電機固定子の製造方法、及び回転電機固定子用絶縁テープ
JP7216555B2 (ja) 放熱性の高い絶縁電線及びそれを用いたコイル
JPS5929307A (ja) 多導体線の製造法
KR20230078086A (ko) 리츠 와이어의 절연막의 처리 방법 및 장치
JP2616103B2 (ja) 耐熱性コイルの製造方法
JP4432281B2 (ja) 誘導電器巻線
JPH084653Y2 (ja) コイル用平角電線
JPH0597018U (ja) 高周波変圧器巻線用多層絶縁電線
JPS62118737A (ja) 耐熱絶縁線輪の製造方法
CN202084322U (zh) 自粘性耐电晕漆丝薄膜绕包线
JP2004119927A (ja) 静止誘導電気機器
JPS5812685B2 (ja) 絶縁電線
JPH0246711A (ja) 耐熱絶縁線輪の製造方法