JPS63212399A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
- Publication number
- JPS63212399A JPS63212399A JP62045655A JP4565587A JPS63212399A JP S63212399 A JPS63212399 A JP S63212399A JP 62045655 A JP62045655 A JP 62045655A JP 4565587 A JP4565587 A JP 4565587A JP S63212399 A JPS63212399 A JP S63212399A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dehydration
- washing machine
- rinsing
- water
- water supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005406 washing Methods 0.000 title claims description 42
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 claims description 52
- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 claims description 52
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 41
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 239000003599 detergent Substances 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 5
- 239000008237 rinsing water Substances 0.000 description 4
- 101150100333 FLS2 gene Proteins 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 3
- 101100227399 Arabidopsis thaliana FLS3 gene Proteins 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 101150114468 TUB1 gene Proteins 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 230000009291 secondary effect Effects 0.000 description 1
- 238000002791 soaking Methods 0.000 description 1
- 239000002351 wastewater Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は洗濯機に係り、さらに詳細には、脱水すすぎ時
におけるすすぎ性能を改善した洗濯機の改良に関するも
のである。
におけるすすぎ性能を改善した洗濯機の改良に関するも
のである。
本発明の説明に先立ち、電子制御式洗濯機の内部構造を
、2槽式洗濯Ja(以下、2槽洗と略称する)の場合を
例にとり、第7図にもとづいて説明する。
、2槽式洗濯Ja(以下、2槽洗と略称する)の場合を
例にとり、第7図にもとづいて説明する。
第7図において、1は洗濯槽、2は洗濯槽1に給水する
給水弁、3は羽根4を回転させる洗いモータ、5は排水
弁、6は脱水槽7に給水する給水弁、8は脱水槽7を回
転させる脱水モータを示し、前記給水弁2.洗いモータ
4.排水弁5.給水弁6、脱水モータ8などは、fri
J#装置9によってその動作が制御され、洗い−すすぎ
一説水の工程が実行される。
給水弁、3は羽根4を回転させる洗いモータ、5は排水
弁、6は脱水槽7に給水する給水弁、8は脱水槽7を回
転させる脱水モータを示し、前記給水弁2.洗いモータ
4.排水弁5.給水弁6、脱水モータ8などは、fri
J#装置9によってその動作が制御され、洗い−すすぎ
一説水の工程が実行される。
第8図は従来形洗濯機に組み込まれている制御装置9と
その関連部分のブロック図を示し、第8図において、指
示制御部10は、入力スイッチ部11、圧力センサ12
.安全スイツチ13の情報により、あらかじめ記憶して
いるプログラノ1にしたがって進行表示部14.駆動部
15に信号を発し、脱水モータ8などの運転を制御する
。
その関連部分のブロック図を示し、第8図において、指
示制御部10は、入力スイッチ部11、圧力センサ12
.安全スイツチ13の情報により、あらかじめ記憶して
いるプログラノ1にしたがって進行表示部14.駆動部
15に信号を発し、脱水モータ8などの運転を制御する
。
第9図は同上第8図の電気回路図であり、同図には、制
御装置9のうち、電源回路部16.波形整形回路17.
駆動部15の一部が示されている。
御装置9のうち、電源回路部16.波形整形回路17.
駆動部15の一部が示されている。
第9図において、脱水モータ8.コンデンサ18.脱水
槽用の給水弁6は、それぞれ双方向性スイッチング素子
ト’Lsl、2によって電源電圧eの一端に接続されて
いる。第8図に符号1oで示す指示制御部からパスライ
ン19を介して駆動部15に送られる信号IV、Mr”
をLowとすると、Q2.Q3がONL、、FLSI、
2にグー1−電流igl、2が流れるため、FLSL、
2が導通するして、給水や脱水がおこなわれる。
槽用の給水弁6は、それぞれ双方向性スイッチング素子
ト’Lsl、2によって電源電圧eの一端に接続されて
いる。第8図に符号1oで示す指示制御部からパスライ
ン19を介して駆動部15に送られる信号IV、Mr”
をLowとすると、Q2.Q3がONL、、FLSI、
2にグー1−電流igl、2が流れるため、FLSL、
2が導通するして、給水や脱水がおこなわれる。
第10図は洗濯機の脱水サイクルを示す信号波形図であ
り、ここで、従来形洗濯機を運転した場合の問題点を下
記する。
り、ここで、従来形洗濯機を運転した場合の問題点を下
記する。
洗濯機に才昌)ては、第10図に示すように、脱水、給
水の工程を休止をはさんで繰り返す、いわゆる脱水すす
ぎをおこなう。これは、同図に示すごとく、脱水の期間
にあっては、M I’ == L o w +I V
=IIighとして脱水をおこない、負荷、すなわち衣
類に含まれる洗剤を振り切る。次に、M l? =11
igh、 I V =I!ighとする休止(1)ノ期
間を置イテ、その後にM I’ =IIiHh、 I
V = L o wとなる給水期間が続く。そして、
前記給水期間にあっては、負荷に水がしみ込んでいくた
め、その前の脱水工程で除去しきれなかった洗剤が水中
に溶解した状態となり、休止(2)以降の脱水工程で振
り切りがおこなわれる。
水の工程を休止をはさんで繰り返す、いわゆる脱水すす
ぎをおこなう。これは、同図に示すごとく、脱水の期間
にあっては、M I’ == L o w +I V
=IIighとして脱水をおこない、負荷、すなわち衣
類に含まれる洗剤を振り切る。次に、M l? =11
igh、 I V =I!ighとする休止(1)ノ期
間を置イテ、その後にM I’ =IIiHh、 I
V = L o wとなる給水期間が続く。そして、
前記給水期間にあっては、負荷に水がしみ込んでいくた
め、その前の脱水工程で除去しきれなかった洗剤が水中
に溶解した状態となり、休止(2)以降の脱水工程で振
り切りがおこなわれる。
問題は、負荷量が大きく、第7図に符号7で示す脱水槽
の回転数Nが休止(1)の間に充分低下しない場合に生
ずる。すなわち、休止(1)の期間にはいると、脱水4
’! (7)は、惰性回転をおこないながらその回転数
Nを低下させていくが、負荷量が大きい場合には、慣性
が大きいため、高い回転数N1のまま給水が始まり、こ
のような場合、給水された水は、高い慣性力によっては
ね飛ばされ、布にはほとんどしみ込まずに排出されてし
まう現象を生ずる。しかして、脱水槽7の回転は、水の
はね飛ばしによる反作用のため、急速に低下していくも
のの、給水初期における水はほとんど排出されてしまう
ため、すすぎ性能の低下を生じ、野しい場合には、定格
性能の50%以下になる場合もある。
の回転数Nが休止(1)の間に充分低下しない場合に生
ずる。すなわち、休止(1)の期間にはいると、脱水4
’! (7)は、惰性回転をおこないながらその回転数
Nを低下させていくが、負荷量が大きい場合には、慣性
が大きいため、高い回転数N1のまま給水が始まり、こ
のような場合、給水された水は、高い慣性力によっては
ね飛ばされ、布にはほとんどしみ込まずに排出されてし
まう現象を生ずる。しかして、脱水槽7の回転は、水の
はね飛ばしによる反作用のため、急速に低下していくも
のの、給水初期における水はほとんど排出されてしまう
ため、すすぎ性能の低下を生じ、野しい場合には、定格
性能の50%以下になる場合もある。
前記した問題点の対応策として、休止(1)の長さを充
分長く取ることが考えられるが、負荷が小量の場合には
、脱水すすぎ時、ひいては洗濯工程全体を通しての無効
時間が長くなるという問題が新たに生じる。
分長く取ることが考えられるが、負荷が小量の場合には
、脱水すすぎ時、ひいては洗濯工程全体を通しての無効
時間が長くなるという問題が新たに生じる。
なお、洗濯機使用による脱水すすぎ時の節水に関する先
行技術は、例えば実公昭52−37503号公報に記載
されている。
行技術は、例えば実公昭52−37503号公報に記載
されている。
本発明は、前記従来形洗濯機による問題点、すなわち脱
水すすぎ時における惰性回転、特に、負荷量の大きな脱
水槽が高い回転数で惰性回転しようとする場合に、この
惰性回転を回転初期のうちに強制的に停止させることに
より、脱水すすぎ時におけるすすぎ水の飛散をなくして
、単位時間当りのすすぎ性能を従来よりも向上させるこ
とのできる、改良された洗濯機を提供しようとするもの
である。
水すすぎ時における惰性回転、特に、負荷量の大きな脱
水槽が高い回転数で惰性回転しようとする場合に、この
惰性回転を回転初期のうちに強制的に停止させることに
より、脱水すすぎ時におけるすすぎ水の飛散をなくして
、単位時間当りのすすぎ性能を従来よりも向上させるこ
とのできる、改良された洗濯機を提供しようとするもの
である。
前記目的は、被洗濯物の洗い−すすぎ工程後、脱水一体
止−給水のサイクルを繰り返しおこなう洗濯機において
、最初の脱水工程終了後の休止期間中、惰性回転する脱
水槽にブレーキをかける手段を具備することによって達
成される。
止−給水のサイクルを繰り返しおこなう洗濯機において
、最初の脱水工程終了後の休止期間中、惰性回転する脱
水槽にブレーキをかける手段を具備することによって達
成される。
しかして、本発明は、前記構成を採用することにより、
脱水すすぎ時における惰性回転、特に、負荷量の大きな
脱水槽が高い回転数で惰性回転しようとしても、この惰
性回転は、回転初期のうちに強制的に停止させられるか
ら、従来問題とされていた脱水すすぎ時におけるすすぎ
水の飛散をなくして、単位時間当りのすすぎ性能を従来
よりも向上させることができる。そして、本発明におい
て特筆すべき点は、脱水一体止−給水のサイクルを複数
回繰返しおこなう洗濯機において、最初の脱水工程終了
後の休止期間中に、惰性回転する脱水槽にブレーキをか
けるようにした点にあり、これを換言すると、脱水一体
止−給水のサイクルを複数回繰返しおこなう、いわゆる
脱水すすぎ時、衣類に含まれている洗剤の量は、その初
期において最も多い訳であるから、既述のように、脱水
一体止−給水のサイクルを複数回繰返しおこなう脱水す
すぎの初期を選んで脱水槽を強制停止させれば、その後
に供給される水は、充分な水量を以って衣類中に含まれ
ている洗剤を水中に溶解することができ、衣類のすすぎ
効果を顕著ならしめることができる。
脱水すすぎ時における惰性回転、特に、負荷量の大きな
脱水槽が高い回転数で惰性回転しようとしても、この惰
性回転は、回転初期のうちに強制的に停止させられるか
ら、従来問題とされていた脱水すすぎ時におけるすすぎ
水の飛散をなくして、単位時間当りのすすぎ性能を従来
よりも向上させることができる。そして、本発明におい
て特筆すべき点は、脱水一体止−給水のサイクルを複数
回繰返しおこなう洗濯機において、最初の脱水工程終了
後の休止期間中に、惰性回転する脱水槽にブレーキをか
けるようにした点にあり、これを換言すると、脱水一体
止−給水のサイクルを複数回繰返しおこなう、いわゆる
脱水すすぎ時、衣類に含まれている洗剤の量は、その初
期において最も多い訳であるから、既述のように、脱水
一体止−給水のサイクルを複数回繰返しおこなう脱水す
すぎの初期を選んで脱水槽を強制停止させれば、その後
に供給される水は、充分な水量を以って衣類中に含まれ
ている洗剤を水中に溶解することができ、衣類のすすぎ
効果を顕著ならしめることができる。
以下、本発明を、第1図〜第6図の一実施例にもとづい
て説明すると、第1図は本発明を最も特徴的に示してい
る制御表[9とその関連部分の電気回路図であり、同図
は第9図に示す従来形洗濯機の制御装置9に対し、双方
向性スイッチング素子F L S 3 、抵抗R、r
1〜r 4 mコンデンサC1,C2およびトランジス
タQ4を追加したものである。そして、FLS2のT2
端子は、脱水モータ8の主コイル20の−・端と抵抗R
の一端とに接続されており、抵抗Rの他端は、コンデン
サ18の一端に接続されており、さらに前記接続点と電
源電圧eの一端との間に双方向性スイッチング素、7−
F L S 3が接続されている。なお、第1図の電
気回路をブロック図に置き換えて第2図に示す。
て説明すると、第1図は本発明を最も特徴的に示してい
る制御表[9とその関連部分の電気回路図であり、同図
は第9図に示す従来形洗濯機の制御装置9に対し、双方
向性スイッチング素子F L S 3 、抵抗R、r
1〜r 4 mコンデンサC1,C2およびトランジス
タQ4を追加したものである。そして、FLS2のT2
端子は、脱水モータ8の主コイル20の−・端と抵抗R
の一端とに接続されており、抵抗Rの他端は、コンデン
サ18の一端に接続されており、さらに前記接続点と電
源電圧eの一端との間に双方向性スイッチング素、7−
F L S 3が接続されている。なお、第1図の電
気回路をブロック図に置き換えて第2図に示す。
ここで、本発明の動作を第4図および第5図にもとづい
て説明すると、第4図は本発明洗濯機によって脱水処理
をおこなう場合の各種信号波形図、第5図は第4図の動
作フローチャートである。
て説明すると、第4図は本発明洗濯機によって脱水処理
をおこなう場合の各種信号波形図、第5図は第4図の動
作フローチャートである。
第4において、第1図および第2図に符号17で示す波
形整形回路の出力信号IIzは、既知の手段によって電
g電圧eのゼロクロスに同期してII i ghとなる
パルス波である。脱水期間中、第1図の信号MR,MF
をLowとすることによって抵抗Rが短絡され、通常の
脱水回転がおこなわれる。
形整形回路の出力信号IIzは、既知の手段によって電
g電圧eのゼロクロスに同期してII i ghとなる
パルス波である。脱水期間中、第1図の信号MR,MF
をLowとすることによって抵抗Rが短絡され、通常の
脱水回転がおこなわれる。
休止(1)の期間になると、信号MF、Mr<をIli
ghとした後、第5図に示す動作フローにしたがって後
述する半波通電がおこなわれる。
ghとした後、第5図に示す動作フローにしたがって後
述する半波通電がおこなわれる。
第5図において、ブレーキのルーチンに処理が移行する
と、まずブレーキをかけている時間を設定した後、II
zの立上りを探すべく、II z =lIighのチ
ェックをおこなう、fIzの立上りを検出後(YESの
場合)、MF=Lowを出力し、タイマー(1)のカウ
ントをスタートさせる。なおこのタイマー(1)は、M
F = L o wとしている時間toを管理するも
のであって、双方向性スイッチング素子の特性上、to
は、xg周期Tの172以下がよい。そして、タイマー
(1)により時間toが経過したことを確認してM F
= tlil<hとし、タイマー(1)をクリアする
が、第1図に示すFLS 2の主電流iは、 M F
=)lighとした後も流れ続け、′i =Oとなった
時に、FLS2はOFFする。この間、ソフト処理は、
第4図で負の半サイクルの始まりをチェックするため、
Hz=LowかHighかのチェックをおこなう。Hz
=HighかのチェックでYESになった時が負の半
サイクルの始まりである。その後、ブレーキ時間が完了
したか否かを確認し、完了していない場合には、正の半
サイクルの始点を検知するため、再度HzのLow。
と、まずブレーキをかけている時間を設定した後、II
zの立上りを探すべく、II z =lIighのチ
ェックをおこなう、fIzの立上りを検出後(YESの
場合)、MF=Lowを出力し、タイマー(1)のカウ
ントをスタートさせる。なおこのタイマー(1)は、M
F = L o wとしている時間toを管理するも
のであって、双方向性スイッチング素子の特性上、to
は、xg周期Tの172以下がよい。そして、タイマー
(1)により時間toが経過したことを確認してM F
= tlil<hとし、タイマー(1)をクリアする
が、第1図に示すFLS 2の主電流iは、 M F
=)lighとした後も流れ続け、′i =Oとなった
時に、FLS2はOFFする。この間、ソフト処理は、
第4図で負の半サイクルの始まりをチェックするため、
Hz=LowかHighかのチェックをおこなう。Hz
=HighかのチェックでYESになった時が負の半
サイクルの始まりである。その後、ブレーキ時間が完了
したか否かを確認し、完了していない場合には、正の半
サイクルの始点を検知するため、再度HzのLow。
Highをチェックする。このチェックでYESとなる
と、正の半サイクルの始点がきたことになるので、再び
M F = L o wを時間to間出力する。
と、正の半サイクルの始点がきたことになるので、再び
M F = L o wを時間to間出力する。
FLS2は、正の半サイクルの開始ごとにONし、主電
流iが半波のみ流れて、脱水槽にブレーキがかかる。第
3図(a)は本発明で使用される脱水モータ8に半波通
電ブレーキをかける場合の原理を示す電気回路図、第3
図(b)は第3図(a)に示すモータ8のブレーキトル
ク特性線図である。一般に、モータが惰性回転している
時、第3図(a)に示すごとく、スイッチSWを開とし
て交流の半波を通電すると、第3図(b)に示すごとく
、ブレーキトルクが生じることが知られている。しかし
て、前記実施例においては、第3図(a)に符号SWで
示すスイッチの機能を双方向性スイッチング素子を用い
て代用するようにしたものであり、所定のブレーキ時間
が終了した後は、次の処理に移行する。そして、この期
間では、MRはHighとして、FLS3は不導通状態
とする。第1図中、抵抗Rは、脱水中コンデンサ22に
チャージされた電荷を休止や給水期間中に放電させるた
めのもので、高抵抗である。
流iが半波のみ流れて、脱水槽にブレーキがかかる。第
3図(a)は本発明で使用される脱水モータ8に半波通
電ブレーキをかける場合の原理を示す電気回路図、第3
図(b)は第3図(a)に示すモータ8のブレーキトル
ク特性線図である。一般に、モータが惰性回転している
時、第3図(a)に示すごとく、スイッチSWを開とし
て交流の半波を通電すると、第3図(b)に示すごとく
、ブレーキトルクが生じることが知られている。しかし
て、前記実施例においては、第3図(a)に符号SWで
示すスイッチの機能を双方向性スイッチング素子を用い
て代用するようにしたものであり、所定のブレーキ時間
が終了した後は、次の処理に移行する。そして、この期
間では、MRはHighとして、FLS3は不導通状態
とする。第1図中、抵抗Rは、脱水中コンデンサ22に
チャージされた電荷を休止や給水期間中に放電させるた
めのもので、高抵抗である。
ここで、本発明の実験例を、第6図にもとづいて説明す
ると、同図は本発明洗濯機によって得られる効果を従来
のそれと比較して示す脱水すすぎ特性線図である。
ると、同図は本発明洗濯機によって得られる効果を従来
のそれと比較して示す脱水すすぎ特性線図である。
しかして、実験によれば、第6図に示すように、脱水時
Norpmで回転していた脱水槽が休止(1)に移行し
た場合、従来のブレーキ無しでは、同図破線のごとき経
過をたどり、脱水槽停止までに約180秒を要していた
が、本発明によれば、その1/3の約60秒で脱水槽を
停止させることができた(いずれも定格負荷時)。また
、実験によれば、脱水時におけるすすぎ水の飛びはねは
、0.35Nα以上の回転数で発生し、従来にあっては
、休止(1)の期間を80〜120秒としていたため、
多くの無効水量を生じていたが、第6図から明らかなよ
うに、休止(1)の期間中、脱水槽の惰性回転を強制停
止させるようにした本発明によれば、脱水すすぎ時にお
ける無効水の発生をなくすことができる。
Norpmで回転していた脱水槽が休止(1)に移行し
た場合、従来のブレーキ無しでは、同図破線のごとき経
過をたどり、脱水槽停止までに約180秒を要していた
が、本発明によれば、その1/3の約60秒で脱水槽を
停止させることができた(いずれも定格負荷時)。また
、実験によれば、脱水時におけるすすぎ水の飛びはねは
、0.35Nα以上の回転数で発生し、従来にあっては
、休止(1)の期間を80〜120秒としていたため、
多くの無効水量を生じていたが、第6図から明らかなよ
うに、休止(1)の期間中、脱水槽の惰性回転を強制停
止させるようにした本発明によれば、脱水すすぎ時にお
ける無効水の発生をなくすことができる。
一方、本発明の副次的効果としては、脱水すすぎ時にお
ける無効水をなくして当該脱水すすぎ時の時間短縮を計
ることが可能となり、節水経済性にすぐれている。
ける無効水をなくして当該脱水すすぎ時の時間短縮を計
ることが可能となり、節水経済性にすぐれている。
なお、図示実施例においては、本発明を、2槽洗を例に
とって説明したが、全自動洗濯機においても同様の効果
を奏し得ることは、ここに改めて説明するまでもない。
とって説明したが、全自動洗濯機においても同様の効果
を奏し得ることは、ここに改めて説明するまでもない。
本発明は以上のごときであり、図示実施例の説明からも
明らかなように、本発明によれば、従来形洗濯機による
問題点、すなわち脱水すすぎ時における惰性回転、特に
、負荷量の大きな脱水槽が高い回転数で惰性回転しよう
とする場合に、この惰性回転を回転初期のうちに強制的
に停止させることにより、脱水すすぎ時におけるすすぎ
水の飛散をなくして、単位時間当りのすすぎ性能を従来
よりも向上させることのできる、改良された洗濯機を得
ることができる。そして、本発明において特筆すべき点
は、脱水一体止−給水のサイクルを複数回繰返しおこな
う洗濯機において、最初の脱水工程終了後の休止期間中
に、惰性回転する脱水槽にブレーキをかけるようにした
点にあり、これを換言すると、脱水一体止−給水のサイ
クルを複数回繰返しおこなう、いわゆる脱水すすぎ時、
衣類に含まれている洗剤の量は、その初期において最も
多い訳であるから、既述のように、脱水一体止−給水の
サイクルを複数回繰返しおこなう脱水すすぎの初期を選
んで脱水槽を強制停止させれば、その後に供給される水
は、充分な水量を以って衣類中に含まれている洗剤を水
中に溶解することができ、衣類のすすぎ効果を顕著なら
しめることができる。
明らかなように、本発明によれば、従来形洗濯機による
問題点、すなわち脱水すすぎ時における惰性回転、特に
、負荷量の大きな脱水槽が高い回転数で惰性回転しよう
とする場合に、この惰性回転を回転初期のうちに強制的
に停止させることにより、脱水すすぎ時におけるすすぎ
水の飛散をなくして、単位時間当りのすすぎ性能を従来
よりも向上させることのできる、改良された洗濯機を得
ることができる。そして、本発明において特筆すべき点
は、脱水一体止−給水のサイクルを複数回繰返しおこな
う洗濯機において、最初の脱水工程終了後の休止期間中
に、惰性回転する脱水槽にブレーキをかけるようにした
点にあり、これを換言すると、脱水一体止−給水のサイ
クルを複数回繰返しおこなう、いわゆる脱水すすぎ時、
衣類に含まれている洗剤の量は、その初期において最も
多い訳であるから、既述のように、脱水一体止−給水の
サイクルを複数回繰返しおこなう脱水すすぎの初期を選
んで脱水槽を強制停止させれば、その後に供給される水
は、充分な水量を以って衣類中に含まれている洗剤を水
中に溶解することができ、衣類のすすぎ効果を顕著なら
しめることができる。
第1図〜第6図は本発明に係る洗濯機の一実施例を示し
、第1図は本発明を最も特徴的に示している制御装置9
とその関連部分の電気回路図、第2図は同第1図のブロ
ック図、第3図(a)は本発明で使用される脱水モータ
8に半波通電ブレーキをかける場合の原理を説明する電
気回路図、第3図(b)は第3図(a)に示すモータ8
のブレーキトルク特性線図、第4図は本発明洗濯機によ
って脱水処理をおこなう場合の各種信号波形図、第5図
は第4図の動作フローチャート、第6図は本発明洗濯機
によって得られる効果を従来のそれと比較して示す脱水
すすぎ特性線図、第7図は2槽式洗濯機の内部構造を示
す縦断正面図、第8図は従来形洗濯機に組み込まれてい
る制御装置9とその関連部分のブロック図、第9図は同
上第8図の電気回路図、第10図は洗濯機の脱水サイク
ルを示す信号波形図である。 6・・・給水弁、8・・・脱水モータ、9・・・制御装
置、18・・・コンデンサ、FLSI、2.3・・・双
方向性スイッチング素子、R・・・抵抗、MF・・・脱
水槽駆動信号、MR・・・脱水槽駆動信号、IV・・・
給水弁駆動信号、Hz・・・波形整形出力信号。 名3図 (a) #40 #50 rrP−IILl 第6回第7広 f、toEJ
、第1図は本発明を最も特徴的に示している制御装置9
とその関連部分の電気回路図、第2図は同第1図のブロ
ック図、第3図(a)は本発明で使用される脱水モータ
8に半波通電ブレーキをかける場合の原理を説明する電
気回路図、第3図(b)は第3図(a)に示すモータ8
のブレーキトルク特性線図、第4図は本発明洗濯機によ
って脱水処理をおこなう場合の各種信号波形図、第5図
は第4図の動作フローチャート、第6図は本発明洗濯機
によって得られる効果を従来のそれと比較して示す脱水
すすぎ特性線図、第7図は2槽式洗濯機の内部構造を示
す縦断正面図、第8図は従来形洗濯機に組み込まれてい
る制御装置9とその関連部分のブロック図、第9図は同
上第8図の電気回路図、第10図は洗濯機の脱水サイク
ルを示す信号波形図である。 6・・・給水弁、8・・・脱水モータ、9・・・制御装
置、18・・・コンデンサ、FLSI、2.3・・・双
方向性スイッチング素子、R・・・抵抗、MF・・・脱
水槽駆動信号、MR・・・脱水槽駆動信号、IV・・・
給水弁駆動信号、Hz・・・波形整形出力信号。 名3図 (a) #40 #50 rrP−IILl 第6回第7広 f、toEJ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、被洗濯物の洗い−すすぎ工程後、脱水−休止−給水
のサイクルを繰返しおこなう洗濯機において、最初の脱
水工程終了後の休止期間中、惰性回転する脱水槽にブレ
ーキをかける手段を具備したことを特徴とする洗濯機。 2、特許請求の範囲第1項記載の発明において、脱水槽
にブレーキをかける手段が半波通電ブレーキである洗濯
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62045655A JPS63212399A (ja) | 1987-02-28 | 1987-02-28 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62045655A JPS63212399A (ja) | 1987-02-28 | 1987-02-28 | 洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63212399A true JPS63212399A (ja) | 1988-09-05 |
Family
ID=12725394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62045655A Pending JPS63212399A (ja) | 1987-02-28 | 1987-02-28 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63212399A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0345298A (ja) * | 1989-07-11 | 1991-02-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 脱水洗濯機 |
-
1987
- 1987-02-28 JP JP62045655A patent/JPS63212399A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0345298A (ja) * | 1989-07-11 | 1991-02-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 脱水洗濯機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0760877B1 (en) | Energy efficient washer with inertia based method for determining load | |
JPS63212399A (ja) | 洗濯機 | |
JP4103250B2 (ja) | 洗濯機 | |
JPH0817869B2 (ja) | 全自動洗濯機の制御装置 | |
JP2006068275A (ja) | 洗濯機 | |
JPS62183793A (ja) | 洗濯機 | |
JP2000350886A (ja) | 洗濯機 | |
JP2003210889A (ja) | 洗濯機 | |
KR19990018530A (ko) | 세탁기의 모터고장 검사방법 | |
JPH11169586A (ja) | 洗濯機 | |
KR950004269B1 (ko) | 세탁기의 순모세탁시 헹굼제어방법 | |
JP3355808B2 (ja) | 洗濯機の制御装置 | |
JP2796415B2 (ja) | 洗濯機の布量計測装置 | |
JPS6055997A (ja) | 洗濯機の駆動制御方式 | |
KR19990043320A (ko) | 세탁기의 간헐탈수 제어방법 | |
JPS62192197A (ja) | 洗濯機の制御装置 | |
JPS62114596A (ja) | 電気洗濯機 | |
JPS62117588A (ja) | 洗濯機 | |
JPS6092799A (ja) | 脱水装置 | |
JPS61238297A (ja) | 洗濯機の制御方法 | |
JPS6323696A (ja) | 洗濯機の運転装置 | |
JPS61234894A (ja) | 洗濯機の制御方法 | |
JP2000014959A (ja) | 洗濯機 | |
JPH11179089A (ja) | 洗濯機 | |
JPS62122696A (ja) | 洗たく機の脱水運転方法 |