JPS62192197A - 洗濯機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衣類などの布量を検知し、布量に応じて脱水時
間あるいは、すすぎ時間等を制御する洗濯機の制御装置
に関する。

従来の技術 従来の洗濯機における脱水あるいはすすぎ時間を設定す
るだめの負荷量検知手段はコンデンサモータにおける脱
水あるいはすすぎ運転起動時のコンデ／す端子電圧を検
知し、すなわち、負荷量に応じたコンデンサ端子電圧に
よって脱水あるいはすすぎ時間を制御するようにしてい
る。この制御において、第６図に示すように脱水起動時
のコンデンサ電圧の変化は布量が増加するほど設定電圧
ｖｃに達するまでの時間が長くなる。第６図の人は布量
が最大、Ｂはその約ＩＡ、　ｑはほとんど無負荷時であ
り、設定電圧ｖｃに達するまでの時間ｔｃは、人とＢと
では大きな変化はない。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の負荷量の検知方法は、脱水起励時に含
まれていた水量の影響が大きく、第６図に示すように布
量が人とＢとでは２倍差があっても、起動時間ｔａｓと
ｔｏ２の差はほとんどなく１布量の正確な検知が困難で
あった。

本発明は１このような問題点を解決するもので、布の種
類により起動待含水量が変化しても脱水起動時間の布量
とのリニャリティの良好な布量検知手段を実現しようと
するものである。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、脱水モータを間
欠的に駆動し、回転数の変化を検知し布量を検知するも
のである。

作用 このような脱水モータの間欠的駆動により布量の変化に
応じて脱水起動時間が直線的に変化し、より正確な布量
検知が可能となる。すなわち前記の間欠的に駆動すると
布に含まれた水は最初の駆動時に脱水され、次回からの
駆動時には、布量に応じて回転数が変化する。そして間
欠駆動の休止期間においても回転は布量に応じて変化す
るので、布量のより正確な検知が可能となる。

実施例 以下５本発明の実施例について、第１図から第５図を用
いて説明する。

第１図は５本発明による洗濯機の制御装置の一実施例で
あり全自動洗ｍ機に使用した実施例を示す。第２図は、
脱水起動時にモータを間欠的に駆動したときの回転数の
変化を示したもので、第３図は同様に間欠起動時のコン
デンサ電圧の変化を示す。第４図および第５図は本発明
による布量検知のフローチャートを示す。

第１図において、１は交流電源であり、この交流電源１
にモータ２を接続するとともに１モータ２の巻線間には
コンデンサ３を接続している。また交流電源１には全自
動洗濯機の電気的負荷として、排水弁用ソレノイド４と
給水弁用ソレノイド５を接続している。前記モータ２は
、正転、逆転制御用のスイッチング手段ｅａ、ｓｂによ
り制御され１かつ脱水時にはブレーキクラッチと連動し
た排水弁用ソレノイド４をスイッチング手段６Ｃにより
駆動し、スイッチング手段θ＆を駆動すると脱水起動す
るようになっている。スイッチング手段６ｄは、給水弁
用ンレノイド６を駆動するものである。制御回路７は、
マイクロコンピュータよりなり、モータ回転検知回路８
．水位センサー等のセンサー入力回路１ｏおよび、キー
スイッチと表示部よりなる操作表示入力回路９より構成
されている。

第２図は、スイッチング手段６！Ｌを間欠駆動して脱水
起動した場合の脱水回転数の変化を示し。

ムは布量がＢと比較して大きいので、回転数は徐々に上
昇する。

第３図は、コンデンサ電圧変化を示し、スイッチング手
段６！Ｌが導通すると、回転数が上昇してコンデンサ電
圧は高くなり、スイッチング手段６ａがオフするとコン
デンサ電圧は、交流電源電圧にほぼ等しい値となる。Ｂ
は布量が少ない場合であり、設定電圧ｖ０に達するまで
の時間ｔ０は３サイクル目であり、布量が多い場合は、
５サイクル目で検知する。

第４図は、脱水起動待間欠的に起動させ、コンデンサ電
圧が設定電圧ｖｃｓに達した時間ｔ０を記憶し、ｔｏの
大小を判別して第５図に示すように次の脱水あるいはす
すぎ時間を制御する。７０３のＮは間欠起動のサイクル
カウンタで、７ｏ４で間欠起動サイクルの判断を行なう
。７０６以降は間欠脱水のオンオフ時間を制御するもの
で、脱水モータオン時に、コンデンサ電圧ｖ０の大小を
判別し、設定電圧ｖｃｓと高くなったとき、フラグＦを
立て時間ｔｓをｔｏとする。またそのときの間欠サイク
ルＷｆ：Ｎ、とする。フラグＦが０の場合のみｔｃ＝ｔ
ｓとする。第５図は、ｔｏに応じて脱水時間ｔｓ　ｐ及
びすすぎ時間１Ｒを変えるもので、ｔｏが長くなるとｔ
ｓ　ｐと１Ｒを長くする。７１４〜７１８はｔｏの大小
判別により次工程の脱水及びすすぎ時間を制御する。

上記実施例は、全自動洗濯様の洗濯工程終了後の中間脱
水工程の起動時に布量検知を行ない、次工程以降の脱水
時間とすすぎ時間を制御するものであるが、全自動洗濯
機に限らず、２槽式洗潅機にも応用でき、特に脱水槽す
すぎを行なう洗濯機において１特に効果を発する。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように１本発明によれ
ば脱水起動時に間欠的にモータを駆動して、モータ回転
数あるいはコンデンサ電圧あるいはモータ電流の変化を
検知して布量を検知するもので１間欠的な駆動により布
量の変化によって回転数の立上りが大きく変化する特長
がある。特に初期時に布に含まれた水の影響を減らすこ
とができ、かつ休止期間は回転数が布量に応じて減少す
るので、より負荷の影響により変化し易くなる特長があ
る。また、全自動洗濯機のすすぎの前の中間脱水行程に
て間欠駆動することにより洗剤の泡による起動不良も除
くことができる。また１布量に応じて、すすぎ、脱水時
間を制御することにより、布量が少ない場杏には１すす
ぎの水量の節約あるいは脱水時間の短縮ができる。また
、布量が多い場合には、従来はすすぎ不十分の場合があ
ったが、十分なすすぎ、脱水が自動的に可能となる。

実施例として述べなかったが、布′ｔに応じて水位ある
いは給水量を制御すれば、さらに１すすぎ水の節水が可
能となる。２槽式洗曜機の脱水すすぎにおいても同様な
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による洗濯機の制御装置の一実施例の回
路図であり、第２図は本発明により脱水時モータを間欠
的に駆動したときの回転数の変化特性図、第３図は間欠
駆動時のコンデンサ電圧の変化特性図、第４図は本発明
による負荷量検知方法のフローチャートを示し、第５図
は負荷量に応じて次工程の脱水時間あるいは、すすぎ時
間を制御するフローチャートを示す。第６図は従来の負
荷量検知の一実施例のコンデンサ電圧特性図である。 ２・・・・・・モー１．３・・・・・・コンデンサ＆ｅ
Ｓ＆、６ｂ・・・・・・スイッチング手段、７・・・・
・・制御回路、８・川・・モータ回転検知回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ｅ−
ぞ一夕 ３−−コ）デンア ｆｆＪ　　　Ｉ　　　ＷＪ　　　　　　　　　　　　　
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Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）モータと、前記モータ巻線間に接続されたコンデ
   ンサと前記モータを制御するスイッチング手段と、前記
   モータの回転変化を検出するモータ回転検知回路と、前
   記スイッチング手段を制御する制御回路よりなり、前記
   スイッチング手段により前記モータを間欠的に駆動し、
   前記モータ起動検知回路からの信号により負荷量を検知
   することを特長とする洗濯機の制御装置。
2. （２）モータの回転変化を検出するモータ回転検知回路
   は、モータ巻線間のコンデンサの端子電圧を検知するこ
   とを特長とする特許請求の範囲第１項記載の洗濯機の制
   御装置。
3. （３）モータの回転変化を検出するモータ回転検知回路
   は、前記モータ電流を検知することを特長とする特許請
   求の範囲第１項記載の洗濯機の制御装置。