JPS63211515A - 発泡プラスチツク絶縁電線 - Google Patents
発泡プラスチツク絶縁電線Info
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- JPS63211515A JPS63211515A JP4383087A JP4383087A JPS63211515A JP S63211515 A JPS63211515 A JP S63211515A JP 4383087 A JP4383087 A JP 4383087A JP 4383087 A JP4383087 A JP 4383087A JP S63211515 A JPS63211515 A JP S63211515A
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- Pending
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Landscapes
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈発明の対象〉
本発明は、微小中空球体を練り込んだ発泡絶縁体で導体
の囲シに発泡絶縁層を形成した発泡プラスチック絶縁電
線に関する。
の囲シに発泡絶縁層を形成した発泡プラスチック絶縁電
線に関する。
〈従来技術とその問題点〉
従来よシ通信用ケーブルは伝送損失を少なくするという
電気的特性上の要求から絶縁体の誘電率を小さくするた
め、発泡ポリエチレンが多用されている。発泡絶縁電線
の絶縁体の押出被覆方法としてはイ）ポリエチレンに発
泡剤を混入した化学発泡方式と口）溶融軟化したポリエ
チレンに液化高圧ガスを注入するガス発泡方式が行なわ
れている。
電気的特性上の要求から絶縁体の誘電率を小さくするた
め、発泡ポリエチレンが多用されている。発泡絶縁電線
の絶縁体の押出被覆方法としてはイ）ポリエチレンに発
泡剤を混入した化学発泡方式と口）溶融軟化したポリエ
チレンに液化高圧ガスを注入するガス発泡方式が行なわ
れている。
イ）の方法は通常の一軸押出機をそのまま利用すること
ができる利点があるが、６０チ以上の高発泡を得ようと
すると気泡径が大きくなり、しまいには気泡破れが生じ
て連続気泡に至り、微細な独立気泡の発泡体を得ること
が困難であるという欠点がある。口）の方法は独立気泡
で高発泡率がはかれる利点はあるが、フレオンガスまた
はチッソガスなどの高圧ガス圧入のために通常の一軸押
出機を使用することができず、新たな設備の付加が必要
になるという難点があった。また電気的特性は絶縁体の
発泡率が大きく影響するので発泡押出しする際に発泡率
の制御が重要となる。イ）９口）とも押出機内で高い圧
力が負荷さｎていた発泡性組成物はダイス口より押出さ
れて圧力が解放されたとき溶融樹脂中に溶解していた発
泡剤ガスが急激に膨張して、この膨張は被覆層が冷却固
化して塑性変形不能となるまで続く。従って発泡絶縁体
の形成においては冷却条件をいかに選ぶか、または制御
するかが重要なポイントになる。まだ気泡径、発泡ぶは
押出し速度・シリンダ一温度・導体予熱温度によっても
左右される。そこで発泡率の安定した押出しを行うため
にはこれらの条件を適切に設定しコントロールする必要
がある。ところがこれらの条件はケーブルごとに定めら
れておシ導体径・絶縁体厚等ケーブルが変るたびに改め
て設定・調整しなければならないという難点がある。ま
たプラスチックの発泡は溶融樹脂の表面張力とガス圧と
の関係もあり、発泡成形ができる材料には限定があった
。
ができる利点があるが、６０チ以上の高発泡を得ようと
すると気泡径が大きくなり、しまいには気泡破れが生じ
て連続気泡に至り、微細な独立気泡の発泡体を得ること
が困難であるという欠点がある。口）の方法は独立気泡
で高発泡率がはかれる利点はあるが、フレオンガスまた
はチッソガスなどの高圧ガス圧入のために通常の一軸押
出機を使用することができず、新たな設備の付加が必要
になるという難点があった。また電気的特性は絶縁体の
発泡率が大きく影響するので発泡押出しする際に発泡率
の制御が重要となる。イ）９口）とも押出機内で高い圧
力が負荷さｎていた発泡性組成物はダイス口より押出さ
れて圧力が解放されたとき溶融樹脂中に溶解していた発
泡剤ガスが急激に膨張して、この膨張は被覆層が冷却固
化して塑性変形不能となるまで続く。従って発泡絶縁体
の形成においては冷却条件をいかに選ぶか、または制御
するかが重要なポイントになる。まだ気泡径、発泡ぶは
押出し速度・シリンダ一温度・導体予熱温度によっても
左右される。そこで発泡率の安定した押出しを行うため
にはこれらの条件を適切に設定しコントロールする必要
がある。ところがこれらの条件はケーブルごとに定めら
れておシ導体径・絶縁体厚等ケーブルが変るたびに改め
て設定・調整しなければならないという難点がある。ま
たプラスチックの発泡は溶融樹脂の表面張力とガス圧と
の関係もあり、発泡成形ができる材料には限定があった
。
〈発明の目的〉
本発明者は、かかる従来の難点を解消すべく、鋭意研究
をすすめた結果、炭素・ガラス・シリカ・フェノール樹
脂・塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合樹脂・天
然ガラスなどの微小中空球体（マイクロスクエア）をプ
ラスチックに練り込んで発泡絶縁体を形成することによ
シ、通常の押出機で容易に発泡率をコントロールするこ
とができることを見い出した。
をすすめた結果、炭素・ガラス・シリカ・フェノール樹
脂・塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合樹脂・天
然ガラスなどの微小中空球体（マイクロスクエア）をプ
ラスチックに練り込んで発泡絶縁体を形成することによ
シ、通常の押出機で容易に発泡率をコントロールするこ
とができることを見い出した。
〈実施例の構成〉
以下、本発明の発泡プラスチック絶縁電線を添付図面を
参照して詳細に説明する。
参照して詳細に説明する。
第１図は本発明の実施例であって、１は導体でその囲り
を発泡絶縁層４で被覆しである。発泡絶縁層４はプラス
チック２に練り込んだ微小中空球体３からなる。
を発泡絶縁層４で被覆しである。発泡絶縁層４はプラス
チック２に練り込んだ微小中空球体３からなる。
ここで微小中空球体とは、ビンポン玉の様に外側の皮を
炭素・ガラス・シリカ・フェノール樹脂・塩化ビニリデ
ン−アクリロニトリル共重合樹脂・天然ガラス等の材質
にし、内部が空洞化されたものをいう。
炭素・ガラス・シリカ・フェノール樹脂・塩化ビニリデ
ン−アクリロニトリル共重合樹脂・天然ガラス等の材質
にし、内部が空洞化されたものをいう。
次に本実施例について記載する。
実施例１
メルトインデックス３、密度０．９２の低密度ポリエチ
レンと下記の特性のシリカ微小中空球体（商品名Ｑ−Ｃ
ＥＬ ２００ 、旭硝子（株）製）とを重量比で１００
：１０の比較で混合し、これをシリンダー径６５酎φの
押出機に供給し、直径１．８箪φの軟銅線上に絶縁体外
径７．３団φで押出被覆して発泡絶縁体を得た。得られ
た発泡絶縁体の発泡率は３０チであった。
レンと下記の特性のシリカ微小中空球体（商品名Ｑ−Ｃ
ＥＬ ２００ 、旭硝子（株）製）とを重量比で１００
：１０の比較で混合し、これをシリンダー径６５酎φの
押出機に供給し、直径１．８箪φの軟銅線上に絶縁体外
径７．３団φで押出被覆して発泡絶縁体を得た。得られ
た発泡絶縁体の発泡率は３０チであった。
発泡度は密度法により算出
Ｑ−ＣＥＬ ２００の特性
実施例２
メルトインデックス３、密度０．９２の低密度ポリエチ
レンと下記の特性の炭素微小中空球体（商品名フレカス
フェアＡ−５０、呉羽化学工業（株）製）とを重量比で
１００ ： ２０の比率で混合し、これをシリンダー径
６５鴫φの押出機に供給し直径１．８喘の軟銅線上に絶
縁体外径７．３咽φで押出被覆して発泡絶縁体を得だ。
レンと下記の特性の炭素微小中空球体（商品名フレカス
フェアＡ−５０、呉羽化学工業（株）製）とを重量比で
１００ ： ２０の比率で混合し、これをシリンダー径
６５鴫φの押出機に供給し直径１．８喘の軟銅線上に絶
縁体外径７．３咽φで押出被覆して発泡絶縁体を得だ。
得られた発泡絶縁体の発泡率は３５係であった。
フレカスフェアＡ−５０の特性
実施例３
次の表に示す配合組成の軟質ｐｖｃコン・ぐランドと下
記特性のシリカ微小中空球体（商品名Ｑ−ＣＥＬ６００
、旭硝子＠）製）とを重量比で１００：１５の比率で混
合し、これをシリンダー径６５ｍｍφの押出機に供給し
直径１間φの軟銅線上に絶縁体外径２．５ｍφで押出被
覆して発泡絶縁体を得だ。得られた発泡絶縁体の発泡率
は２５％であった。
記特性のシリカ微小中空球体（商品名Ｑ−ＣＥＬ６００
、旭硝子＠）製）とを重量比で１００：１５の比率で混
合し、これをシリンダー径６５ｍｍφの押出機に供給し
直径１間φの軟銅線上に絶縁体外径２．５ｍφで押出被
覆して発泡絶縁体を得だ。得られた発泡絶縁体の発泡率
は２５％であった。
軟質ＰｖＣコンパウンド配合組成
Ｑ−ＣＥＬ ６００の特性
最後に、粒径のそろった微小中空球体を採用した場合に
は、所定量をプラスチックに混入するだけで目的とする
気泡径・発泡率を有する発泡絶縁体に調整することが可
能である。
は、所定量をプラスチックに混入するだけで目的とする
気泡径・発泡率を有する発泡絶縁体に調整することが可
能である。
くその他の変形例〉
以上、微小中空体に就いて具体的に例示してきたが、要
は内部が空洞化されたものであれば今迄に述べた以外の
材質でも一向に構わないことはいうまでもない。
は内部が空洞化されたものであれば今迄に述べた以外の
材質でも一向に構わないことはいうまでもない。
〈発明の効果〉
以上の実施例からも明らかなように、本発明によれば微
小中空球体をプラスチックに混練することによって発泡
させるだめ、通常用いられる一軸タイブの押出機を用い
て、プラスチック材料の種類を問わず、発泡絶縁体が得
られる。又、目的の発泡率を得るだめには、所定の微小
中空球体の量を混練すれば良いので、従来の発泡方式で
ある化学発泡方式やガス発泡方式などに比べて煩雑な発
泡制御をする必要がないなど、その工業的価値は大なる
ものがある。
小中空球体をプラスチックに混練することによって発泡
させるだめ、通常用いられる一軸タイブの押出機を用い
て、プラスチック材料の種類を問わず、発泡絶縁体が得
られる。又、目的の発泡率を得るだめには、所定の微小
中空球体の量を混練すれば良いので、従来の発泡方式で
ある化学発泡方式やガス発泡方式などに比べて煩雑な発
泡制御をする必要がないなど、その工業的価値は大なる
ものがある。
第１図は本発明の実施例で発泡プラスチック絶縁電線を
示す正面図である。 ｌ：導体、２ニブラスチツク、３・・・微小中空球体、
４：発泡絶縁層。
示す正面図である。 ｌ：導体、２ニブラスチツク、３・・・微小中空球体、
４：発泡絶縁層。
Claims (1)
- 導体と発泡絶縁層からなる発泡プラスチック絶縁電線
において、発泡絶縁層は、炭素・ガラス・シリカ・フェ
ノール樹脂・塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合
樹脂・天然ガラスからなる微小中空球体（マイクロスク
エア）を含有したプラスチックより構成されることを特
徴とする発泡プラスチック絶縁電線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4383087A JPS63211515A (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 | 発泡プラスチツク絶縁電線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4383087A JPS63211515A (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 | 発泡プラスチツク絶縁電線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63211515A true JPS63211515A (ja) | 1988-09-02 |
Family
ID=12674669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4383087A Pending JPS63211515A (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 | 発泡プラスチツク絶縁電線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63211515A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02242536A (ja) * | 1989-03-15 | 1990-09-26 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 絶縁電線の製造方法 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50106175A (ja) * | 1973-12-25 | 1975-08-21 | ||
| JPS5441484A (en) * | 1977-09-07 | 1979-04-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Manufacturing process of communication cable |
| JPS60133048A (ja) * | 1983-12-22 | 1985-07-16 | Toshiba Corp | 軽量電気絶縁材料組成物 |
| JPS6248710A (ja) * | 1985-08-27 | 1987-03-03 | Matsushita Electric Works Ltd | 低誘電率組成物 |
| JPS6248711A (ja) * | 1985-08-27 | 1987-03-03 | Matsushita Electric Works Ltd | 広範な誘電率を有する組成物 |
-
1987
- 1987-02-26 JP JP4383087A patent/JPS63211515A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50106175A (ja) * | 1973-12-25 | 1975-08-21 | ||
| JPS5441484A (en) * | 1977-09-07 | 1979-04-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Manufacturing process of communication cable |
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| JPS6248710A (ja) * | 1985-08-27 | 1987-03-03 | Matsushita Electric Works Ltd | 低誘電率組成物 |
| JPS6248711A (ja) * | 1985-08-27 | 1987-03-03 | Matsushita Electric Works Ltd | 広範な誘電率を有する組成物 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02242536A (ja) * | 1989-03-15 | 1990-09-26 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 絶縁電線の製造方法 |
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