JPS63210896A

JPS63210896A - フインガスイツチ

Info

Publication number: JPS63210896A
Application number: JP62044234A
Authority: JP
Inventors: 秀雄鈴木
Original assignee: Yamaha Corp
Current assignee: Yamaha Corp
Priority date: 1987-02-27
Filing date: 1987-02-27
Publication date: 1988-09-01
Anticipated expiration: 2010-10-18
Also published as: JPH0797271B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」この発明は、指の曲げ／伸ばしに応じてオン／オフ駆動
されるフィンガスイッチに関する。

「従来の技術」従来の楽器においては、演奏者か、鍵盤等の入力装置を
用いて演奏情報を入力し、所望の音高。

音色等を有する楽音を発生させていた。

「発明か解決しようとずろ問題点」この発明は、指の動きに応じてオン／オフ駆動されるフ
ィンガスイッチ゛を提供することを目的とし、これによ
り、例えば、鍵盤等の入力装置を用いなくても、単に指
を動かすことによって所望の音階を存するメ【１デイ音
を発生させることができるようにしたものである。

「問題点を解決するための手段」この発明は、可撓性を有し、その一端が指の付け根付近
に取り付けられ、その他端が前記術の先端方向へ伸びた
薄板と、前記術の中央部近傍に取り付けられ、その内部
を前記薄板が通過するゲート部材と、前記ゲート部材の
前記指先端を臨む面に取り付けられた接点と、前記薄板
の他端に取り付けられ、前記薄板の移動に応じて前記接
点を開／閉さＵ゛る接点駆動部材とを具備してなるもの
である。

「作用」この発明によるフィンガスイッチは、指を関節部で曲げ
ると、薄板が曲がってその先端部分がゲート部材方向へ
移動し、ゲート部材に取り付けられた接点を閉状態とす
る。また、指を伸ばすと、弾性復元力によって薄板の先
端部分が指先方向へ移動し、接点を開状態とする。

「実施例」以下、図面を参照してこの発明の一実施例について説明
する。第１図は同実施例によるフィンガスイッチ１を示
す図であり、このフィンガスイッチ１は、手袋等の装着
具Ｆの指部の甲にあたろ部分に取り付けられている。ま
ず、薄板２は、プラスチツク等の可撓性を有する素材に
より長方形の板状に形成され、一端に形成された固定部
２ａが装着具Ｆの指部の付け根の部分に取り付けられて
いる。また、指先方向に向けられた薄板２の先端部には
、−上記固定部２ａ方向に開口するシリンダ３が取り付
けられており、このシリンダ３内には、底部からスプリ
ング４−１．、ｉ−２によって開口側へ付勢されている
可動片５がスライド自在に挿入されている。さらに、装
着具Ｆを手に装着した時の指の第１関節と第２関節（親
指の場合は指先端）との間にあたる部分には、ゲート部
材６が固定部６ａ、６ａによって装着具Ｆに取り付けら
れており、薄板２の中央ｍｌがこのゲート部材６の中を
通過している。このゲート部材６には、指先端を臨む面
にプッンユボタン７ａを有するブツシュスイッチ７か取
り付けられている。

以上の構成において、第２図に示すように第１関節の所
で指を曲げろと、上記可動片５の先端か移動してブツシ
ュボタン７ａを押しくオン）、また、指を元のように伸
ばすと、可動片５が元位置に戻り、プッンユボタン７ａ
が元に戻る（オフ）。

また、指を曲げろ際に、一定ｆｆＪ度以上曲げると、可
動片５がスプリング４−１．４−２の弾性復元力に抗し
てシリンダ３内を底部方向へスライドするため、指の曲
がりが一定角度で止まる不自然さがなくなる。

次に、このフィンガスイッチｌを楽音発生装置に応用し
た例について第３図、第４図を参照して説明する。第３
図は操作者の手に装着される右手用の装着具Ｆ　−ＩＮ
を、また、第４図は楽音発生装置の構成を各々示す図で
ある。また、図示しないが、左手側の構成も第３図と同
様になっている。

第３図の右手用の装着具Ｆ−４の各指部にはフィンガス
イッチ１−ＩＲ−１−５Ｒが取り付けられており、この
フィンガスイッチｌ〜ＩＲ〜１−５Ｒのブツシュスイッ
チ７−１ｒｔ〜７−５Ｒ及び左手側のブツシュスイッチ
７−　Ｉ　Ｌ〜７−５しは、各一端が第４図のキーコー
ド発生回路８に接続され、各他端に一定電圧Ｖが印加さ
れている。このキーコード発生回路８は、ブツシュスイ
ッチ７−ｔＲ〜７−５１１．７−１Ｌ〜７−５Ｌのオン
／オフ状態を入力し、また、パネル面に設けられた音色
設定スイッチ１０の設定音色を音色コード１゛ｃとして
入力する。そして、入力した上記オン／オフ状態及びコ
ード１゛Ｃに基づいてキーコードＫＣを作成する。すな
わち、第５図は、音色設定スイッチｌＯの設定音色がサ
キソフオンである場合における各ブツシュスイッチのオ
ン／オフ状態（○。

オン／×：オフ）と音階との関係を示しており、キーコ
ード発生回路８は、各指操作に応じて音階ド、し、ミ、
ファ、ソ、う、シ、ドのいずれかに対応するキーコード
ＫＣを作成する。この場合、キーコード発生回路８ぼ、
左手の親指のブツシュスイッチ７−ＩＬのオン／オフ状
態に応じてオクターブ数を切り替え、キーコードＫＣの
値を変更する。また、第６図は、音色設定スイッチｌＯ
の設定音色がトランペットである場合の各指操作と音階
との関係を示したものであり、設定音色がサキソフオン
の場合のものと異なる。そして、キーコード発生回路８
は、作成したキーコードＫＣを逐次楽音信号発生回路９
へ出力する。楽音信号発生回路９は、キーコード発生回
路８からキーコードＫＣを人力し、また、音色設定スイ
ッチ１０によって設定された音色を音色コードＴＣとし
て入力し、コードＫ　Ｃに対応する音階で、コード′ｒ
ｃに対応する音色の楽音信号を彩成し、スピーカＳＰを
駆動する。

以上の構成において、操作者が音色設定スイッチｌＯに
よってサキソフオンあるいはトランペットの音色を設定
すると、楽音信号発生回路９は、設定音色を音色コード
ＴＣとして入力し、発生楽音の音色を切り替える。また
、操作者が演奏する楽曲の各音階に対して第５図あるい
は第６図の記載通りの指操作を行うことで、サキソフオ
ンあるいはトランペットの音色を有するメロディ音がス
ピーカＳＰから発生ずる。

尚、上記実施例では、指を第１関節の所で曲げ伸ばしす
ると、接点がオン／オフするようにフィンガスイッチ１
を取り付けたが、これに限らず、指を付け根の所で曲げ
伸ばしすると、接点がオン／オフするようにフィンガス
イッチ１を取り付けてしよい。また、フィンガスイッチ
ｌを装着具Ｆの指部の甲に露出した状態で取り付けたが
、これに代えて、露出しないようにフィンガスイッチ１
を布等で覆ってらよい。また、フィンガスイッチｌを装
着具Ｆに取り付ける代イつりに、バンド等によって指の
上にじかに取り付けてもよい。

「発明の効果」以上説明したように、この発明によるフィンガスイッチ
を用いれば、例えば、楽曲の演奏のような場合、楽器の
鍵盤等の入力装置を用いなくても、単に指を動かずこと
によって所望の音階を有するメロディ音を自在に発生゛
させることができろ。また、クラリネット等の楽器を演
奏中の指の動きを、他の電子楽器の演奏情報として人力
することができろ。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるフィンガスイッチ！
の斜視図、第２図は指を曲げたり伸ばしたりした時のフィンガスイ
ッチｌの状態を示す側面図、第３図は右手用の装着具Ｆ　−Ｒを示す図、第４図はフ
ィンガスイッチを用いた楽音発生装置の構成を示すブロ
ック図、第５図はサキソフオンの場合の指操作と音階との関係を
示す図、第６図はトランペットの場合の指操作と音階との関係を
示す図である。１、Ｉ−ＩＲ−１−５Ｒ・・・・・・　フィンガスイッ
チ、２・・・・・・・・・　薄板、　　３・・・・・・
・・・　シリンダ、　　４−１．４−２・・・・・・　
スプリング、　　５・・・・・・・・・　可動片、　６
・・・・・・　ゲート部材、　７−ＩＲ〜７−５Ｒ，７
−ＩＬ〜７−５Ｌ・・・・・・・・・　ブツシュスイッ
チ。出願人　　日本楽器製造株式会社第４図人１？”ｌ斧ｊ

Claims

【特許請求の範囲】可撓性を有し、その一端が指の付け根付近に取り付けら
れ、その他端が前記指の先端方向へ伸びた薄板と、前記指の中央部近傍に取り付けられ、その内部を前記薄
板が通過するゲート部材と、前記ゲート部材の前記指先端を臨む面に取り付けられた
接点と、前記薄板の他端に取り付けられ、前記薄板の移動に応じ
て前記接点を開／閉させる接点駆動部材とを具備してなるフィンガスイッチ。