JPS63210553A - 遠隔操作型給湯機の制御方法 - Google Patents

遠隔操作型給湯機の制御方法

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JPS63210553A
JPS63210553A JP62042832A JP4283287A JPS63210553A JP S63210553 A JPS63210553 A JP S63210553A JP 62042832 A JP62042832 A JP 62042832A JP 4283287 A JP4283287 A JP 4283287A JP S63210553 A JPS63210553 A JP S63210553A
Authority
JP
Japan
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hot water
switch
microcomputer
mode
burner controller
Prior art date
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Pending
Application number
JP62042832A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sakata
武司 坂田
Yoshihito Sasaki
義仁 佐々木
Yoshibumi Uchise
内▲せい▼ 義文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hanshin Electric Co Ltd
Original Assignee
Hanshin Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ガスボイラ、石油ボイラ等を燃焼部に有する
給湯機の本体(バーナコントローラないしベースユニッ
ト)を、この本体とは離れた位置に設置した操作器(リ
モートコントローラないしリモートユニット)により操
作できる遠隔操作型給湯機の制御方法に関し、特に、蛇
口やシャワー等の出湯口を介しての基本的な給湯機能に
加え、少なくとも浴槽への湯はり機能と追い焚き機能の
二つの付加機能を有し、それぞれ対応するスイッチの使
用者による操作に基づき、当該湯張りモード、追い焚き
モードをオン、オフし得る給湯機の制御方法に関する。
〈従来の技術〉 昨今の給湯機においては、例えばボイラ等の燃焼部と、
この燃焼部での燃焼を直接に司どる回路とを有する機器
本体くバーナコントローラないしベースユニット)を屋
外に設置し、当該バーナコントローラへの各種の操作指
令は屋内に設置した操作器(リモートコントローラない
しリモートユニット)から送出できるようにした遠隔操
作型のものが開発されており、また当該バーナコントロ
ーラとリモートコントローラとを電気的なデータ信号線
路と電源線路とで連絡するに際し、渡り配線の線路数増
加を防ぐため、データ信号を適当に変調し、電源線路に
重畳(ちょうじよう)させるようにした二線式のものが
今の所、最も合理的とされている。
こうした二線式遠隔操作型給湯機ないし燃焼装置の従来
例は、次のような公報中にその代表例を見ることができ
る。
従来例■:特開昭57−120027号公報;名称“2
線式燃焼制御装置” 従来例■:特開昭60−228820号公報:名称“遠
隔操作型燃焼装置” しかるに昨今においては、蛇口とかシャワー等の出湯口
から単に湯を出すという上記の基本的な給湯機能に加え
、例えば湯張りスイッチを操作すると自動的にあらかじ
め定めた量となるまで浴槽に湯が張られたり、追い焚き
スイッチを操作すると所定の循環経路に湯を流すことに
より、いわゆるバスヒータを機能させ、浴槽内の冷めた
湯を暖め得る機能等、各種の付加機能をも果たすものが
出始めてきた。
(発明が解決しようとする問題点〉 ところが従来、このような遠隔操作型給湯機にとってメ
ーカによらず、また機種を問うことのない最低限必要な
基本操作機能とされていたのは、リモートコントローラ
側に備えさせた使用者の運転スイッチの操作により、屋
外に設置されたバーナコントローラ内燃焼部の燃焼を開
始させたり、燃焼している燃焼部の燃焼を停止させたり
できるということである。
換言すれば、従来提案されていたこの種の給湯機におい
ては、いずれも使用者の操作に任される運転スイッチの
存在が前提とされ、これにより装置全体のオン、オフを
規定するようにしていた。
しかしこのような運転スイッチがあると、リモートユニ
ットを特に複数台にした場合、運転スイッチをどのリモ
ートコントローラに備えさせるかによって便、不便を生
じていた。
例えば居間のリモートコントローラに運転スイッチを備
え付けた場合、浴室内のリモートコントローラで追い焚
きをしたくとも、装置が全体として休止状態(オフモー
ド)にあった場合には、わざわざ居間まで言って運転ス
イッチを操作してからでないと追い焚きができず、した
がってこれではわざわざリモートコントローラを複数台
にして便を図った意味がなくなってしまう。
そうかと言って全てのリモートコントローラに運転スイ
ッチを備えさせることは現実的でない。
と言うのも、そのような場合には当該運転スイッチをオ
ルタネイト型(状態保持型)にすると一つのリモートコ
ントローラでオンとされた装置は他のリモートコントロ
ーラの運転スイッチをオフとしてもオン状態を維持する
から、モーメンタリ型(瞬時オン型)を使用してこのス
イッチが一回押される度に装置状態を変えるようにしな
ければならないが、しかしこのようなモーメンタリ型ス
イッチを使用するとなると、今度は特殊な回路上の工夫
をしない限り、あるリモートコントローラで運転スイッ
チをオン操作したのに、これを知らない家族が別なリモ
ートコントローラで同様にオン操作のため運転スイッチ
を押すと、逆にオンとなっていた装置をオフにしてしま
う等の欠点が出てくるからである。
さらに、このような場合に限らず、とにがくも運転スイ
ッチを使用するということは、オルタネイト型の場合、
バーナコントローラ側に運転スイッチの状態を監視する
回路を必すにして要し、またモーメンタリ型の場合にも
リモートコントローラ側に運転スイッチの状態を決定す
る回路が必要になるため、いづれにしても回路の複雑化
、製造コストの高騰を招くことになる。
本発明は基本的にこのような不便の解消を図るべく、出
湯口を介しての基本的な給湯機能に加え、湯はり、追い
焚きの少なくとも二種の付加機能を果たし得る遠隔操作
型給湯機の制御方法として、運転スイッチの省略化を図
り得、かつまたそうした場合、バーナコントローラ内蔵
の÷イクロコンピュータのリセット条件をも合理的に設
定できる制御方法を提供すべく成されたものである。
く問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、本発明は下記構成による遠隔
操作型給湯機の制御方法を提供する。
燃焼関係を司どるバーナコントローラと、離れた所から
該バーナコントローラを操作するリモートコントローラ
とを電源線路を兼ねた二線式データ伝送線路で連結する
と共に、該データ伝送線路に載せるデータを作成し、送
受信させるためのマイクロコンピュータを上記バーナコ
ントローラ、リモートコントローラの各々に内蔵させて
成り、かつ、出湯口を介しての基本的な給湯モードに加
え、リモートコントローラに備えさせた専用のスイッチ
操作により、少なくとも湯張りモード、追い焚きモード
をも実現する遠隔操作型給湯機を制御する方法であって
; 燃料流路開閉用の電磁弁が閉の状態において水流検出ス
イッチが出湯口を介して出湯される有意の水流を検出し
たとき、または該水流検出スイッチが上記有意の水流を
検出していない状態下において湯張りモードスイッチ、
追い焚きモードスイッチの中、少なくともいずれか一方
が当該モードをオンとするために操作されたとき、上記
バーナコントローラ内のマイクロコンピュータがリセッ
ト状態にあった場合に限り、当該リセット状態を解除し
; 該リセット解除となったバーナコントローラ内のマイク
ロコンピュータの制御により、上記電磁弁を開状態にし
、上記燃焼部における燃焼を開始、維続させる一方: 上記給湯モードがオフの状態下においてそれまでオンと
なっていた上記湯張り、追い焚きの少なくとも一方のモ
ードが上記対応するスイッチ操作に基づきオフ指令を受
けたとき、または上記湯張り、追い焚きの双方のモード
が共にオフの状態下においてそれまでオンとなっていた
上記給湯モードが上記出湯口の閉に基づき上記水流検出
スイッチからオフ指令を受けたとき、上記バーナコント
ローラ内のマイクロコンピュータから閉指令信号を出力
させて上記電磁弁を閉にすると共に;該電磁弁が閉とな
った時点から少なくとも所定の時間を経過した後に上記
バーナコントローラ内の上記マイクロコンピュータをリ
セット状態に付けるようにし; かつ上記所定時間を、上記湯張りモード、追い焚きモー
ドスイッチが湯張り、追い焚きのために操作された時点
から上記電磁弁が開くまでの時間よりも長く設定したこ
と; を特徴とする遠隔操作型給湯機の制御方法。
〈作用及び効果〉 本発明によれば、燃料流路開閉用の電磁弁が閉の状態に
おいて水流検出スイッチが出湯口を介して出湯される有
意の量の水流を検出したとき、または上記水流検出スイ
ッチが上記有意の量の水流を検出していない状態下にお
いて湯張りモードスイッチ、追い焚きモードスイッチの
中、少なくともいずれか一方が湯張り、追い焚きのため
に操作されたとき、上記バーナコントローラ内のマイク
ロコンピュータがリセット状態にあった場合に限り、当
該リセット状態を解除するようになしているため、まず
もって運転スイッチは用いる必要がない。
すなわち、基本的な給湯機能に関して考えると、バーナ
コントローラ内のマイクロコンピュータのリセット状態
が解除される条件は、それまでに燃焼が行なわれていな
かった状態において、例えば使用者が蛇口とかシャワー
等、給湯を希望する出湯口を開いた場合に限られるとい
うことであるから、換言すれば給湯機が全体の系として
オフモードにあっても、使用者は出湯口を開くだけで給
湯機の燃焼を開始させることができる一方、すでに湯張
りまたは追い焚き機能が開始していて燃焼部にあける燃
焼が行なわれていた状態下においては、誤ってバーナコ
ントローラ内蔵のマイクロコンピュータに再リセットを
掛ける不都合が生じない。
全く同様に、給湯機全体が休止状態にあっても、使用者
がリモートコントローラに備えられている湯張りまたは
追い焚きスイッチのいずれか一方でも操作した場合には
、その時点でバーナコントローラ内蔵のマイクロコンピ
ュータのリセット解除を図り得る一方、すでにバーナコ
ントローラ内蔵のマイクロコンピュータのリセットが解
除されていた場合、つまり給湯機能または他方の付加機
能が稼動していた場合には再度のリセット解除はなされ
ないようにすることができる。
こうしたことから本発明によれば、リモートコントロー
ラの設置位置に拘束されることなく、また何台リモート
コントローラを併設しようとも、極めて便利にこの種給
湯機を使うことができる。
もちろん、給湯機能とか他の付加機能が稼動中であフだ
場合、すなわち双方のマイクロコンピュータがすでにオ
ンモードにあった場合には、各付加機能開始用スイッチ
はこれまでのそれらスイッチと同様、自身の付加機能の
開始のためだけに用いることができる。
一方、全てのモードがオフ状態となったとき、すなわち
給湯が行なわれていない状態下において稼動していた湯
張りとか追い焚きも使用者のスイッチ操作によりオフ指
令を受けたとき、あるいは逆に湯張り機能も追い焚き機
能もオフとなっていた状態下において出湯口が閉められ
、稼動していた給湯機能も水流検出スイッチを介してオ
フ指令を受けたときには、まずもってバーナコントロー
ラ内蔵のマイクロコンピュータをして燃料流路を開閉す
る電磁弁が閉ざされる。
しかしその後、直ちに当該マイクロコンピュータがリセ
ットされるのではなく、該電磁弁が閉となった時点から
所定の時間を経過して始めて、バーナコントローラ内の
マイクロコンピュータにリセットが掛けられるようにな
っており、かつまたこの所定の時間は、上記湯張りモー
ド、追い焚きモードスイッチが湯張り、追い焚きのため
に操作された時点から上記電磁弁が開くまでの時間より
も長い時間に設定するべくされているため、そのように
していない場合に水流零、電磁弁閉という二条性が成立
したということだけで直ちにバーナコントローラ内蔵の
マイクロコンピュータをリセット状遮に付け、そのまま
この状態を維持してしまった結果、その直後の湯張りな
いし追い焚き指令を無効化してしまう等のおそれを排斥
することができる。
以上総合するに、本発明によれば燃焼要求の途絶えたと
きには速やかにバーナコントローラをリセット状態とし
得、装置として休止状態にあるべきときに外乱により燃
焼が開始したり生の燃料が放出されたり等の危険を防ぎ
得る外、従来設けられていた運転スイッチの役目を水流
検出スイッチ、湯張りスイッチ、追い焚きスイッチで代
用したことになるため、回路構成が至便になる上、使い
勝手も飛躍的に向上させることができる。
また、運転スイッチとしてオルタネイトスイッチを使用
したものの唯一の長所、つまりこれがオフに付けられて
いるときにはリモートコントローラ内蔵のマイクロコン
ピュータには電源そのものが供給されていないので、も
とより誤信号発生の余地がないという利点は、本発明に
よってもリセット条件やオフモード条件の確率により、
通常の送受信回路関係によっても同等に満足することが
できる。
さらにまた、既述のように電磁弁が閉となってから所定
の時間を経過して始めてマイクロコンピュータをリセッ
トするということは、逆にこの間は稼動状態に維持し得
ることを意味するから、例えばデータ伝送や電磁弁に関
する異常検出回路が異常検出信号を発した場合、これを
リモートコントローラ側に送フてその異常の種類を表示
させるための時間として当該所定の時間を使い得ること
にもなる。
く実 施 例) 第1図には本発明の制御方法を適用するに適当な遠隔操
作型給湯機の回路概略構成が示されている。リモートコ
ントローラ20はサフィックス(−i)で示されるよう
に、20−1から20−nまでの複数台を併設可能であ
るが、内部構成は全て同一で良いので、一台(20−1
)についてのみ内部を例示すると共に、以降、説明中に
おけるサフィックスは省略し、単にリモートコントロー
ラ20と記す。
まず従来においても備えられていた回路の中、基本的な
ものから便宜的に説明すると、それらはバーナコントロ
ーラ10内においてもリモートコントローラ20内にお
いても、マイクロコンピュータ11 、21、送信回路
12 、22、および受信回路13 、23であり、ま
た図示していないがバーナコントローラ側の電源回路は
同様に図示していない商用電源に接続される。
燃焼部の制御のために必要な各種データは、各マイクロ
コンピュータ11 、21からそれぞれの送信回路13
 、23を介して電源線路を兼ねる二線式の電源兼デー
タ伝送線路30(以下、単にデータ伝送線路30)に重
畳するに適当な形態に加工(変調)された後、当該デー
タ伝送線路30に載せられ、バーナコントローラからは
リモートコントローラへ、〜 リモートコントローラか
らはバーナコントローラへそれぞれ送られ、対応する各
受信回路23.13で解読(復調)されて自身のマイク
ロコンピュータ21.11に人力される。また、各受信
回路13 、23では、自身のユニットの出力した送信
データもモニタできるようになフている。一般にこのデ
ータ転送は交互送信方式による。
バーナコントローラ10の側には蛇口、シャワー等、適
当なる出湯口(図示せず)から出湯される水流の有無を
検出する水流検出スイッチ18と、燃料流路をマイクロ
コンピュータ11からの指令によりドライバ14を介し
て開閉する燃料流路開閉用電磁弁I9も設けられている
。燃料がガスである場合には、この電磁弁19はガス比
例弁等とも呼称される。
水流検出スイッチ18は本発明に係る限り、車なる二値
スイッチ(ないしオン、オフスイッチ)で良いのでその
ように図示しているが、一般にこの種の給湯機において
は、使用者が設定した望みの温度に出湯温度を極力近付
けるため、要求燃焼量演算の必要から、単に水流の有無
のみならず、単位時間あたりの流量を計測する流量セン
サが設けられるので、逆にこれを流用し、この流量セン
サが何等かの流量信号を発している場合に水流有りと弁
別すると合理的である。
以下、本発明のために追加された構成子共々、第2図も
参照して説明すると、本発明の場合、使用者が蛇口をひ
ねる等して水が流れ始め、その流量が所定以上となって
水流検出スイッチ18の出力に水が流れたというデータ
が表れると、その時点において電磁弁19が閉じていた
ことを確認した場合に限り、新たに設けられたバーナコ
ントローラ10内のリセット制御回路】7からリセット
解除要求信号が出力され、これを受けたリセット信号検
出回路16では自身の関与するマイクロコンピュータI
tに対しリセット解除信号を発する。
これと同時に、この実施例においては望ましいことに、
バーナコントローラ内蔵のマイクロコンピュータ11が
以前にリセット状態にあったとき、換言すればリセット
信号検出回路I6からリセット信号が出力されていたと
き、燃料流路を開閉する電磁弁19の電源系そのものが
駆動電源制御回路15により遮断されていたのが、当該
リセット解除信号に基づいてその遮断が解かれ、もフて
電磁弁19はこれにあらかじめ電源が供給されることに
なり、後はマイクロコンピュータ+1からの開放指令を
待つスタンバイ状態とされる。
第2図示のように、このリセット解除信号はリセット信
号の反転として表すことができ、特に例示の場合は上方
向への立ち上がりで示しであるが、以下、便宜のため、
これをリセット解除信号に係る有意論理“H”とする。
このリセット解除信号はまた、バーナコントローラIO
内の送信回路12にも送られ、伝送に都合の良い形態に
変換された後、ここからデータ伝送線路30に重畳され
て行く。
したがって、このリセット解除信号を当該データ伝送線
路30を介して受けたリモートコントローラ側では、上
記のように論理“H”に立ち上がったリセット解除信号
を、伝送信号監視回路25にて一定時間以上、当該論理
値が継続したという事実により検出し、リモートコント
ローラ20内のマイクロコンピュータ21のリセットを
解除する。
もちろん、リセット解除の後は、バーナコントローラ内
蔵のマイクロコンピュータ11はドライバ14を介して
電磁弁I9を開き、以降、すでに本出願人により開示さ
れているように、この種の給湯機の燃焼制御として交互
データ送信が始まり、装置全体がオンモードとなって、
リモートコントローラを介し使用者により設定されてい
る設定温度を保つべくそのときどきで燃焼量を調整しな
がら基本的な給湯機能を司どる。この状態は当該給湯モ
ードに関するオン状態でもある。
給湯モードがこのようにオンとなっている間に後述の湯
張りモードも追い焚きモードも機能することがなく、使
用者により出湯口が閉ざされた場合には、水流検出スイ
ッチ18から得られるオフ指令により、バーナコントロ
ーラ内のマイクロコンピュータ11は電磁弁19を閉と
するが、一方その時点から、本発明の要旨に従い所定の
時間tを経過するのを待って始めて、リセット制御回路
17からリセット要求信号が出力される。その理由は既
に述べてもあるが、後に改めて既述する。
所定の時間tを経過後、バーナコントローラ10内のリ
セット制御回路17からリセット要求信号が出力される
と、リセット信号検出回路16を介し、バーナコントロ
ーラ内蔵のマイクロコンピュータ11はリセット状態に
付けられる。
一方、給湯機能の停止以降、他の付加機能も開始するこ
とがなければ、やがてのことにバーナコントローラとリ
モートコントローラ間の設定温度等に関する交互データ
伝送は停止するが、そのようになると、この実施例では
リモートコントローラ20に内蔵のリセット制御回路2
7からはリセットパルスではなくオフモード信号が出力
され、当該リモートコントローラ側のマイクロコンピュ
ータ21はオフモードに付けられる。
また、この実施例においては付加機能として最低限の二
つの機能があり、その一つは追い焚きで、追い焚きスイ
ッチS、を操作するとこの機能が生起し、また他の一つ
は湯張りで、湯張りスイッチS2を操作すると追い焚き
機能が生起することを図っているが、簡単のため、第2
図においては追い焚きまたは湯張りスイッチS1または
S2として一括して示しである。
そこで、上記のようにバーナコントローラがリセット状
態に付けられていて、リモートコントローラがオフモー
ドとなっているときに使用者が少なくともいずれか一方
の付加機能スイッチSlまたはS2を操作した場合には
、リモートコントローラ内蔵のリセット制御回路27は
自身の関与するマイクロコンピュータ21をいったんリ
セットした後、オンモードとする一方で、当該マイクロ
コンピュータ21から送信回路22を介し、バーナコン
トローラ10側にリセット解除信号を送出させる。
この信号はバーナコントローラIO内においてすセット
信号検出回路16により検出され、マイクロコンピュー
タ11のリセット状態を解き、当該リセット解除された
マイクロコンピュータ11をして電磁弁■9を開かせ、
以降、湯張りまたは追い焚きに関する各線データ(例え
ばリモートコントローラ側からの設定給湯量データ、バ
ーナコントローラ側からの延べ給1%量データ、設定追
い焚き温度データ等々)を交互に送受信しながら、湯張
りまたは追い焚きモードのオン状態が続く。
このような状態下において当該機能していた付加機能モ
ードの停止ないしオフが使用者により指令された場合、
すなわち各対応するスイッチがモーメンタリ型として構
成されている場合には使用者がもう一度このスイッチを
押す等の操作をした場合、リモートコントローラ20内
のリセットIIJ御回路27はマイクロコンピュータ2
1をしてバーナコントローラ10側に送信回路22から
リセット信号の送出を許す状態になり、これを受けたバ
ーナコントローラ側のリセット信号検出回路16では先
に説明したと同様のメカニズムによりバーナコントロー
ラ側のマイクロコンピュータ11をして電磁弁19を閉
じさせた後、一定時間tの後に当該リセット信号検出回
路からリセット信号を発しさせてこれをリセットする。
その後、各種データの交互転送が終わればリモートコン
トローラ側のマイクロコンピュータ21はオフモードに
戻る。
一方、最初に説明したような給湯モードにあるときに、
併せてリモートコントローラ側のスイッチ操作により湯
張りまたは追い焚き機能が指令された場合には、リモー
トコントローラ内のリセット制御回路27はオフモード
信号を受は付けていないので、第2図示のようにそれら
スイッチS、またはS2が操作されてもバーナコントロ
ーラlOの側へのリセット解除信号の送出は要求されな
い。
全く同様に、すでに湯張りまたは追い焚きモードに入っ
ている場合には、出湯口が開かれたからと言って改めて
バーナコントローラ内蔵のマイクロコンピュータにリセ
ット解除信号が出されることはない。
しかるに、全てのモードか停止ないしオフに入った場合
に、電電弁の閉指令後、所定時間tを経過してからでな
いとマイクロコンピュータ11のリセットを掛けない理
由は、そうした遅延時間を設けず、例えば水流検出スイ
ッチが水流零を検出したということと、電磁弁が閉じた
という二条性が成立した時点で直ちにマイクロコンピュ
ータにリセットを掛けた場合には、例えば追い焚きモー
ド開始のためのリセット解除信号との衝突等の問題を起
こし兼ねないからである。
そこで、この所定時間tは、湯張り、追い焚きスイッチ
S、 、 S2が操作されてから現に電磁弁が開かれる
までの時間T0(第2図)より長目に取るよう設定すれ
ば良いことが分かる。
この所定時間tの設定は、また望ましい実施例として、
異常検出に伴っての警報すべき種類の表示を行なうにも
便利である。
例えば第2図中に例示されているように、水流検出スイ
ッチ18がオン信号を表しているのに、何等かの要因で
電電弁19が閉じてしまったような場合には、バーナコ
ントローラ内蔵のリセット制御回路17はこれまで説明
してきたと同様のメカニズムにより、電磁弁19の閉を
検出してから所定の時間tを経過した後、リセット信号
検出回路16を介しマイクロコンピュータ11にリセッ
ト信号を送給しようとするが、それまでの間にマイクロ
コンピュータIIの方では電磁弁19の閉と水流検出ス
イッチのオンとが併存するという異常な事態を把握し、
これをデータとしてリモートコントローラ側に送給でき
るから、図示していないが適当なる可視表示手段や可聴
表示手段により、このような異常内容の表示を行なわせ
ることができる。
さらに、図示していないが、安全のために別途なハード
ウェアとして、点火装置も働いていないしフレームセン
サ等により燃焼部における炎も検出されていないのに7
ri磁弁19が開いているような場合(主燃料放出危険
時)には、これを検出して異常信号を発生する回路装置
を組み込むことは従来からも指摘され、また大いにあり
得ることであるが、こうした場合にも、当該異常検出回
路の出力により第1図示の駆動電源制御回路15を動作
させ、電磁弁を強制閉止させた後、所定の時間tを経過
するまではマイクロコンピュータを生かして置くように
すれば、同様に警報すべきそうした異常内容の表示を行
なわせることができる。
なお、先に述べたように水流検出スイッチと電磁弁との
矛盾関係による異常のリセットは、例えば第1図中に示
されているように、使用者がいったん出湯口を閉じるこ
とによりなし得るようにして置けば良い。
また、湯張り、追い焚きモードの停止は既述のように使
用者による各専用のスイッチ操作によってなし得るよう
にするに加え、自動オフ指令可能とするのが望ましいこ
とは明らかであり、所定の量の湯張りが完了したとき、
あるいはまた所定の温度にまで追い焚きがなされたとき
には、それぞれその旨を検出する適当なるセンサからの
信号に基づき、マイクロコンピュータ系により、使用者
がスイッチ操作したと同様な手順によって各対応モード
をオフに付けるようにすると良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による制御方法を適用するに適当な遠隔
操作型給湯機の望ましい一例の概略構成図、第2図は第
1図示実施例の動作の説明図、である。 図中、IOはバーナコントローラ、II 、 21はマ
イクロコンピュータ、12 、22は送信回路、13 
、23は受信回路、15は燃料流路を開閉する電磁弁の
駆動電源制御回路、16はリセット信号検出回路、17
はリセット制御回路、18は水流検出スイッチ、19は
電磁弁、20はリモートコントローラ、26は伝送信号
監視回路、27はリセット制御回路、30は二線式の電
源兼データ伝送線路、S、は追い焚きモードのオン、オ
フ指令用スイッチ、S2は湯張りモードのオン、オフ指
令用スイッチ、である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 燃焼関係を司どるバーナコントローラと、離れた所から
    該バーナコントローラを操作するリモートコントローラ
    とを電源線路を兼ねた二線式データ伝送線路で連結する
    と共に、該データ伝送線路に載せるデータを作成し、送
    受信させるためのマイクロコンピュータを上記バーナコ
    ントローラ、リモートコントローラの各々に内蔵させて
    成り、かつ、出湯口を介しての基本的な給湯モードに加
    え、リモートコントローラに備えさせた専用のスイッチ
    操作により、少なくとも湯張りモード、追い焚きモード
    をも実現する遠隔操作型給湯機を制御する方法であって
    ; 燃料流路開閉用の電磁弁が閉の状態において水流検出ス
    イッチが出湯口を介して出湯される有意の水流を検出し
    たとき、または該水流検出スイッチが上記有意の水流を
    検出していない状態下において湯張りモードスイッチ、
    追い焚きモードスイッチの中、少なくともいずれか一方
    が当該モードをオンとするために操作されたとき、上記
    バーナコントローラ内のマイクロコンピュータがリセッ
    ト状態にあった場合に限り、当該リセット状態を解除し
    ; 該リセット解除となったバーナコントローラ内のマイク
    ロコンピュータの制御により、上記電磁弁を開状態にし
    、上記燃焼部における燃焼を開始、継続させる一方; 上記給湯モードがオフの状態下においてそれまでオンと
    なっていた上記湯張り、追い焚きの少なくとも一方のモ
    ードが上記対応するスイッチ操作に基づきオフ指令を受
    けたとき、または上記湯張り、追い焚きの双方のモード
    が共にオフの状態下においてそれまでオンとなっていた
    上記給湯モードが上記出湯口の閉に基づき上記水流検出
    スイッチからオフ指令を受けたとき、上記バーナコント
    ローラ内のマイクロコンピュータから閉指令信号を出力
    させて上記電磁弁を閉にすると共に;該電磁弁が閉とな
    った時点から所定の時間を経過した後に上記バーナコン
    トローラ内の上記マイクロコンピュータをリセット状態
    に付けるようにし; かつ上記所定時間を、上記湯張りモード、追い焚きモー
    ドスイッチが湯張り、追い焚きのために操作された時点
    から上記電磁弁が開くまでの時間よりも長く設定したこ
    と; を特徴とする遠隔操作型給湯機の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0436540A (ja) * 1990-05-31 1992-02-06 Noritz Corp 給湯機器の制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5864440A (ja) * 1981-10-13 1983-04-16 Gasutaa:Kk 集中給湯装置

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