JPS63210202A - Ｆｅ−Ｃｏ系焼結合金の熱処理方法 - Google Patents
Ｆｅ−Ｃｏ系焼結合金の熱処理方法Info
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- JPS63210202A JPS63210202A JP4147187A JP4147187A JPS63210202A JP S63210202 A JPS63210202 A JP S63210202A JP 4147187 A JP4147187 A JP 4147187A JP 4147187 A JP4147187 A JP 4147187A JP S63210202 A JPS63210202 A JP S63210202A
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Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の概要〕
Ｆｅ−Ｃｏ焼結合金またはＦｅ −Ｃｏ−Ｍｎ焼結合金
を切削加工した後に、非酸化性雰囲気中で７５０〜１１
００℃に焼鈍し、切削加工によって劣化した磁気特性を
向上させる。
を切削加工した後に、非酸化性雰囲気中で７５０〜１１
００℃に焼鈍し、切削加工によって劣化した磁気特性を
向上させる。
本発明は、Ｆｅ−Ｃｏ系焼結合金の磁気特性の向上方法
に関する。
に関する。
Ｆｅ−Ｃｏ合金、特に５０重量％Ｆｅ−５０重量％Ｃｏ
合金は軟質磁性材料として最高の飽和磁束密度を示すこ
とが知られている。しかし、この合金の溶製材は硬くて
脆いので切削加工することができない欠点がある。また
、この組成の合金は、一般には焼結材として製造されて
いないので、さきに本発明者らが、特願昭６０−２８１
８８５号において粉末冶金法による製造を提案した。た
とえば、５０重量％Ｆｅ−５０重量％Ｃｏとなるように
混合した８０重量％Ｆｅ−２０重量％Ｃｏ合金粉と、Ｃ
ｏ粉との混合物を非酸化性雰囲気中で圧粉、焼成する。
合金は軟質磁性材料として最高の飽和磁束密度を示すこ
とが知られている。しかし、この合金の溶製材は硬くて
脆いので切削加工することができない欠点がある。また
、この組成の合金は、一般には焼結材として製造されて
いないので、さきに本発明者らが、特願昭６０−２８１
８８５号において粉末冶金法による製造を提案した。た
とえば、５０重量％Ｆｅ−５０重量％Ｃｏとなるように
混合した８０重量％Ｆｅ−２０重量％Ｃｏ合金粉と、Ｃ
ｏ粉との混合物を非酸化性雰囲気中で圧粉、焼成する。
この焼結合金は、切削加工することが可能であるが、磁
気的性質が劣化する欠点がある。
気的性質が劣化する欠点がある。
電磁部品の形状は、今後ますます複雑化する傾向にある
ので、溶製材は勿論、焼結材にしても二次加工が必要と
なる場合が多くなる。
ので、溶製材は勿論、焼結材にしても二次加工が必要と
なる場合が多くなる。
Ｒ，Ｍ、 Ｂｏｚｏｒｔｈ：Ｆｅｒｒｏｍａｇｎｅｔｉ
ｓｍ、Ｄ、Ｖｏｎ Ｎｏ５ｔｒａｎｄＣｏ、、 （１９
６３）２００．は、２重量％Ｖ−４９重量％Ｆｅ−４９
重量％Ｃｏ合金の溶製材の冷間加工によって劣化した磁
気的性質、特に透磁率を向上させる手段として、 ８５０°Ｃで焼鈍とすることを開示する。しかし、Ｆｅ
−Ｃｏ合金の焼結材については、このような検討が行な
われた例が“ない。
ｓｍ、Ｄ、Ｖｏｎ Ｎｏ５ｔｒａｎｄＣｏ、、 （１９
６３）２００．は、２重量％Ｖ−４９重量％Ｆｅ−４９
重量％Ｃｏ合金の溶製材の冷間加工によって劣化した磁
気的性質、特に透磁率を向上させる手段として、 ８５０°Ｃで焼鈍とすることを開示する。しかし、Ｆｅ
−Ｃｏ合金の焼結材については、このような検討が行な
われた例が“ない。
焼結合金は、ある程度の成形が可能であるが、それにし
ても金型の形状によって制約を受ける。
ても金型の形状によって制約を受ける。
軟質磁性材料として使用するＦｅ−Ｃｏ系合金は切削加
工することによって電磁部品として必要な磁気的゛性質
が劣化する。
工することによって電磁部品として必要な磁気的゛性質
が劣化する。
上記問題点は、Ｆｅ−Ｃｏ合金粉と、Ｆｅ粉またはＣｏ
粉とを混合して粉末冶金法によって製造したＦｅ−ｃｏ
焼結合金を切削加工した後に、非酸化性雰囲気中で７５
０〜１１００℃で焼鈍し、切削加工によって劣化した磁
気的性質を向上させることを特徴とする焼結合金の熱処
理方法、およびＦｅ−Ｃｏ合金粉と、Ｆｅ−Ｍｎ粉と、
Ｃｏ粉とを混合して粉末冶金法によって製造したＦｅ−
ｃｏ−Ｍｎ焼結合金を切削加工した後に、非酸化性雰囲
気中で７５０〜１１００℃で焼鈍し、切削加工によって
劣化した磁気的性質を向上させることを特徴とする焼結
合金の熱処理方法によって解決することができる。
粉とを混合して粉末冶金法によって製造したＦｅ−ｃｏ
焼結合金を切削加工した後に、非酸化性雰囲気中で７５
０〜１１００℃で焼鈍し、切削加工によって劣化した磁
気的性質を向上させることを特徴とする焼結合金の熱処
理方法、およびＦｅ−Ｃｏ合金粉と、Ｆｅ−Ｍｎ粉と、
Ｃｏ粉とを混合して粉末冶金法によって製造したＦｅ−
ｃｏ−Ｍｎ焼結合金を切削加工した後に、非酸化性雰囲
気中で７５０〜１１００℃で焼鈍し、切削加工によって
劣化した磁気的性質を向上させることを特徴とする焼結
合金の熱処理方法によって解決することができる。
切削加工した焼結合金を７５０〜１１００℃に昇温する
ことによって加工歪を除去し、炉冷によって規則格子の
生成および結晶粒の成長を行ない、切削加工によって低
下した磁気的性質をかなり回復することができる。
ことによって加工歪を除去し、炉冷によって規則格子の
生成および結晶粒の成長を行ない、切削加工によって低
下した磁気的性質をかなり回復することができる。
実施伝上
粒度−３２５メツシユの８０重量％Ｆｅ−２０重量％Ｃ
ｏ合金粉と、粒度−４００メソシユのＣｏ粉とを原料粉
として５０重量％Ｆｅ −５０重量％Ｃｏとなるように
秤量し、これに潤滑剤としてステアリン酸亜鉛を全体重
量の０．７５％を加えた混合粉を、３９２ＭＰａ （４
ｔ ／ｃｕｔ）で加圧して直径５０酊、厚さ１０曽１の
円柱状の成形体とし、これを４００℃、１時間加熱して
脱脂し、水素雰囲気中で６００〜７５０℃、１時間予備
焼結した後に、５８８ＭＰａ （６ｔ／ｃＪ）で再圧
縮し、水素雰囲気中で１４００〜１４５０°Ｃ１１時間
焼結を行なった。この焼結体の磁気的的性質は第１図に
一点鎖線で示す。この焼結体を旋盤加工して外径４５＋
＋ｎ、内径３５龍、長さ７■賞のリング状とした、この
加工製品の磁気的性質は、第１図に破線で示すように、
測定印加磁場が４Ｋ Ａ ／ ｍのときの磁束密度８４
Ｋ ％および最大透磁率μｍが加工によって低下した
。
ｏ合金粉と、粒度−４００メソシユのＣｏ粉とを原料粉
として５０重量％Ｆｅ −５０重量％Ｃｏとなるように
秤量し、これに潤滑剤としてステアリン酸亜鉛を全体重
量の０．７５％を加えた混合粉を、３９２ＭＰａ （４
ｔ ／ｃｕｔ）で加圧して直径５０酊、厚さ１０曽１の
円柱状の成形体とし、これを４００℃、１時間加熱して
脱脂し、水素雰囲気中で６００〜７５０℃、１時間予備
焼結した後に、５８８ＭＰａ （６ｔ／ｃＪ）で再圧
縮し、水素雰囲気中で１４００〜１４５０°Ｃ１１時間
焼結を行なった。この焼結体の磁気的的性質は第１図に
一点鎖線で示す。この焼結体を旋盤加工して外径４５＋
＋ｎ、内径３５龍、長さ７■賞のリング状とした、この
加工製品の磁気的性質は、第１図に破線で示すように、
測定印加磁場が４Ｋ Ａ ／ ｍのときの磁束密度８４
Ｋ ％および最大透磁率μｍが加工によって低下した
。
この加工製品を水素雰囲気中、７５０〜１１００℃の間
の温度で２時間加熱した後、炉冷した。この焼鈍によっ
て、磁気的性質は、第１図に実線で示すように変化し、
冷間加工前の状態にかなり近づいたことを確かめた。
の温度で２時間加熱した後、炉冷した。この焼鈍によっ
て、磁気的性質は、第１図に実線で示すように変化し、
冷間加工前の状態にかなり近づいたことを確かめた。
実旌拠叢
粒度−３２５メツシユの８０重量％Ｆｅ−２０重量％Ｃ
ｏ合金粉と、粒度−４００メツシユのＣｏ粉と、粒度−
２５０メソシ・ユの２５重量％Ｆｅ −７５重量％Ｍｎ
合金粉とを原料粉として２重量％Ｍｎ＝４９重量％Ｆｅ
−’４９重量％ＣＯとなるように秤量したことの他は、
実施例１と同様にして、焼結体を製造し、これを切削加
工し、さらに焼鈍し、磁気的性質をそれぞれ測量した。
ｏ合金粉と、粒度−４００メツシユのＣｏ粉と、粒度−
２５０メソシ・ユの２５重量％Ｆｅ −７５重量％Ｍｎ
合金粉とを原料粉として２重量％Ｍｎ＝４９重量％Ｆｅ
−’４９重量％ＣＯとなるように秤量したことの他は、
実施例１と同様にして、焼結体を製造し、これを切削加
工し、さらに焼鈍し、磁気的性質をそれぞれ測量した。
第２図にこれらの値を示す。
本発明によれば、Ｆｅ−Ｃｏ系合金焼結体は冷間加工に
よって低下した磁気的性質を向上させることができる。
よって低下した磁気的性質を向上させることができる。
第１図は、５０重量％Ｆｅ−５０重量％Ｃｏ焼結合金の
切削加工前後、および焼鈍後の保磁力、磁束密度、およ
び最大透磁率を示すグラフであり、第２図は４９重量％
Ｆｅ −４，９重量％Ｃｏ −２重量％Ｍｎ焼結合金の
切削加工前後、および焼鈍後の保磁力、磁束密度、およ
び最大透磁率を示すグラフである。 ａ・・・切削加工前、 ｂ・・・切削加工後、Ｃ・・
・焼鈍後。 焼鈍温度じＣ） 第１図
切削加工前後、および焼鈍後の保磁力、磁束密度、およ
び最大透磁率を示すグラフであり、第２図は４９重量％
Ｆｅ −４，９重量％Ｃｏ −２重量％Ｍｎ焼結合金の
切削加工前後、および焼鈍後の保磁力、磁束密度、およ
び最大透磁率を示すグラフである。 ａ・・・切削加工前、 ｂ・・・切削加工後、Ｃ・・
・焼鈍後。 焼鈍温度じＣ） 第１図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、Ｆｅ−Ｃｏ合金粉と、Ｆｅ粉またはＣｏ粉とを混合
して粉末冶金法によって製造したＦｅ−Ｃｏ焼結合金を
切削加工した後に、 非酸化性雰囲気中で７５０〜１１００℃で焼鈍し、切削
加工によって劣化した磁気的性質を向上させることを特
徴とする 焼結合金の熱処理方法。 ２、Ｆｅ−Ｃｏ合金粉と、Ｆｅ−Ｍｎ粉と、Ｃｏ粉の２
種以上を混合して粉末冶金法によって製造したＦｅ−Ｃ
ｏ系焼結合金を切削加工した後に、 非酸化性雰囲気中で７５０〜１１００℃で焼鈍し、切削
加工によって劣化した磁気的性質を向上させることを特
徴とする 焼結合金の熱処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4147187A JPS63210202A (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 | Ｆｅ−Ｃｏ系焼結合金の熱処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4147187A JPS63210202A (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 | Ｆｅ−Ｃｏ系焼結合金の熱処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63210202A true JPS63210202A (ja) | 1988-08-31 |
| JPH055882B2 JPH055882B2 (ja) | 1993-01-25 |
Family
ID=12609279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4147187A Granted JPS63210202A (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 | Ｆｅ−Ｃｏ系焼結合金の熱処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63210202A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02125835A (ja) * | 1988-11-04 | 1990-05-14 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | Ｆｅ−Ｃｏ合金軟質磁性材料焼結体の製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54128407A (en) * | 1978-03-29 | 1979-10-05 | Fujitsu Ltd | Manufacture of sintered iron-cobalt product |
| JPS5647943A (en) * | 1979-09-07 | 1981-04-30 | Voxson Spa | Tape feeder for magnetic tape recorder |
-
1987
- 1987-02-26 JP JP4147187A patent/JPS63210202A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54128407A (en) * | 1978-03-29 | 1979-10-05 | Fujitsu Ltd | Manufacture of sintered iron-cobalt product |
| JPS5647943A (en) * | 1979-09-07 | 1981-04-30 | Voxson Spa | Tape feeder for magnetic tape recorder |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02125835A (ja) * | 1988-11-04 | 1990-05-14 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | Ｆｅ−Ｃｏ合金軟質磁性材料焼結体の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH055882B2 (ja) | 1993-01-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |