JPS63209856A

JPS63209856A - サ−マルヘツドの駆動制御装置

Info

Publication number: JPS63209856A
Application number: JP62041832A
Authority: JP
Inventors: Sayoko Hirata; 平田　佐代子; Masayuki Tanaka; 正幸田中
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1987-02-25
Filing date: 1987-02-25
Publication date: 1988-08-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は高速デュアルヘッドと低速シングルヘッドの
両ヘッドで印字することが可能なサーマルヘッドの駆動
制ｍ装置に関するものである。

［従来の技術］従来、シングルヘッドにより印字するサーマルヘッドの
駆動制御装置と、デュアルヘッドにより印字するサーマ
ルヘッドの駆動ｒｆｉＩ御装置とが知られている。

第３図は従来のシングルヘッド（２１）の−例を示す０
図において、（２３）は放熱板、（２４）はセラミック
のような耐熱性基板、（２５）は駆動回路（ＩＣ）、（
２６）は配線パターン、　（２７）は発熱抵抗体列、（
２８）は発熱抵抗素子、（２８）は共通電極、　（３０
）はフレキシブル・プリント配線基板、　（３１）は端
子部である。

いま、制御回路（図示せず）から端子部（３１）および
プリント配線基板（３ｏ）を通って駆動回路（２５）に
印字データをシリアルに入力し、上記駆動回路（２５）
でパラレルデータに変換し、配線パターン（２Ｂ）を介
して発熱抵抗素子（２８）に通電し、発熱抵抗体列（２
７）における所定の発熱抵抗素子（２８）を加熱する。

この加熱で、第４図に示すインクリボン（３２）のベー
スフィルム（３３）を通してソリッドインク層（３４）
が加熱溶融され、このソリッドインク層（３４）の溶融
部分（３４ａ）がプラテンローラ（３６）上に配設され
た記録紙（３５）の表面に転写される。

ところが、シングルヘッド（２１）による印字動作は、
発熱抵抗素子（２８）の急速加熱からつぎの急速加熱ま
での間の冷却時間が十分にとれないために緩慢であり、
高速印字が困難であった。

そこで、従来、急速印字を達成するため、第５図で模式
的に示すように、１対の発熱抵抗体列（２７ａ）　　、
　（２７ｂ）を並列に配設したデュアルヘッド（２２）
を構成し、このデュアルヘッド（２２）における各発熱
抵抗体列（２７ａ）　　、　（２７ｂ）に印字データを
交互に入力し、所定の発熱抵抗素子を加熱する。

これによって、たとえば、第６図で示すような印字パタ
ーン（３７）が形成される。すなわち、印字パターン（
３７）を形成する一方のパターン（３７ａ）は発熱抵抗
体列（２７ａ）の発熱抵抗素子で印字され、他方のパタ
ーン（３７ｂ）は発熱抵抗体列（２？ｂ）の発熱抵抗素
子で印字される。

このように、デュアルヘッド（２２）は１対の発熱抵抗
体列（２７ａ）　　、　（２７ｂ）を有するものである
から、その印字速度はシングルヘッド（２１）による印
字速度の約２倍にできるけれども、１対の発熱抵抗体列
（２７ａ）　　、　（２７ｂ）による位置精度や印字濃
度のばらつきなどによって、シングルヘッド（２１）に
よる印字パターンよりも印字品質が劣る。

つまり、シングルヘッド（２１）による印字は、低速印
字であるけれども、優れた印字品質が得られる。これに
反し、デュアルヘッド（２２）による印字は、印字品質
が劣るけれども、高速印字である。

このように、シングルヘッド（２１）とデュアルヘッド
（２２）による印字には一長一短がある。

これを改善するために、従来、デュアルヘッド（２２）
のみを用いて、シングルヘッド（２１）による印字と、
デュアルヘッド（２２）による印字とを兼用させたサー
マルヘッドの駆動制御装置が知られている。（特開昭５
９−１４５１６１号参照）すなわち、デュアルヘッド（
２２）の発熱抵抗体列（２７ａ）　　、　（２７ｂ）は
１対のシングルヘッド（２１）（７）発熱抵抗体列（２
７）と等価であるから、デュアルヘッド（２２）として
使用する場合には、発熱抵抗体列（２？ａ）　　、　（
２７ｂ）を交互に加熱し、シングルヘッドとして使用す
る場合には、発熱抵抗体列（２７ａ）　　、　（２７ｂ
）のうちの一方のみを加熱するように構成されている。

［発明が解決しようとする問題点］しかしながら、デュアルヘッド（２２）における１対の
発熱抵抗体列（２７ａ）　　、　（２７ｂ）をデュアル
ヘッド用とシングルヘッド用とに兼用させると、シング
ルヘッドとしての使用時に、１対の発熱抵抗体列（２７
ａ）　　、　（２７ｂ）のうちの一方の劣化が他方に対
してアンバランスを生じ、デュアルヘッドとして使用し
たときの印字品質が一層劣る欠点を有する。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、デュアルヘッドとシングルヘッドの各長所を
活用することができるサーマルヘッドの駆動制御装置を
提供することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］この発明に係るサーマルヘッドの駆動制御装置中央制御
回路で制御される第１および第２の印字スピード制御回
路と、各Ｍ外回路の切換スイッチと、第１の印字スピー
ド制御回路によって低速度で駆動される第１の駆動回路
と、この第１の駆動回路で加熱駆動される第１の発熱抵
抗体列と、第２の印字スピード制御回路によって高速度
で駆動される第２の駆動回路と、この第２の駆動回路で
加熱駆動される第２の発熱抵抗体列とを具備したことを
特徴とする。

［作用］メモリからの情報信号は第１および第２の印字スピード
制御回路に印加される。第１の印字スビード制御回路に
より第１の発熱抵抗体列は低速度で駆動されて、この発
熱抵抗体列における所定の発熱抵抗素子を加熱する。

これに対し、第２の印字スピード制御回路により第１．
第２の発熱抵抗体列は交互に高速度で駆動されて、この
各発熱抵抗体列における所定の発熱抵抗素子を加熱する
。

つまり、シングルヘッドで印字する場合には。

第１の印字スピード制御回路で、第１の駆動回路のみが
低速度で駆動され、低速印字が達成される。

また、デュアルヘッドで印字する場合には、第２の印字
スピード制御回路で、第１と第２の各駆動回路が交互に
駆動されて高速印字が達成される。

［発明の実施例］以下、この発明の実施例を図面にしたがって説明する。

第１図はこの発明に係るサーマルヘッドの制御装置の一
例を示す概略的な回路図で、同図において、（１）はメ
モリ、（２）はプロセッサからなる中央制御回路（ＣＰ
Ｕ）　、　（３）は第１の印字スピード制御回路、（４
）は第２の印字スピード制御回路、（５）は上記各制御
回路の切換スイッチ、（６）は第１の駆動回路、（７）
は第２の駆動回路、　＝（８）は第１の駆動回路で駆動
される第１の発熱抵抗体列。

（９）は第２の駆動回路で駆動される第２の発熱抵抗体
列である。

第２図（ａ）はこの発明に係るサーマルヘッドの制御装
置に使用されるシングルヘッド（４１）の−例を示す概
略的な正面図である。

第２図（ｂ）はこの発明に係るサーマルヘッドの制御装
置に使用されるデュアルヘッド（４２）の−例を示す概
略的な正面図である。

図において、（４３）は放熱板で、シングルヘッド（４
１）の放熱板（２３）はデュアルヘッド（４２）の放熱
板（２３）と同様の形状になされている。　（２４）は
セラミックのような耐熱性基板、　（２５）　、　（２
５ａ）　　、　（２５ｂ）は駆動回路（ＩＣ）、（２７
）　、　（２７ａ）　　、　（２？ｂ）は発熱抵抗体列
、（３０）はフレキシブル自プリント配線基板、（３１
）は端子部である。シングルヘッド（４１）の端子部（
３１）は、同一のサーマルヘッドの制御装置におけるヘ
ッド装着ソケット（図示せず）に対し、デュアルヘッド
（４２）に替えてシングルヘッド（４１）を装着した際
、第２の印字スピード制御回路（４）に電気的に接続さ
れないように欠落部（３７）を有する。

つぎに、上記構成の動作について説明する。

いま、中央制御回路（２）から印字開始信号が出力され
ると、メモリ（１）からの情報信号が第１および第２の
印字スピード制御回路（３）　、　（４）に印加される
。

各制御回路（３）　、　（４）の切換スイッチ（５）が
図示のように第１の印字スピード制御回路（３）をオン
に、第２の印字スピード制御回路（４）をオフとなるよ
うに、手動もしくは自動的に切り換えられていると、第
１の印字スピード制御回路（３）によって第１の発熱抵
抗体列（８）が低速度で駆動されて、この発熱抵抗体列
（８）における所定の発熱抵抗素子（１０）を加熱する
。

他方、上記切換スイッチ（５）が第１の印字スピード制
御回路（３）をオフに、第２の印字スピード制御回路（
４）をオンとなるように切り換えられると、第２の印字
スピード制御回路（４）により第１と第２の各発熱抵抗
体列（８）　　、　（！Ｉｔ）が交互に高速度で駆動さ
れて、この発熱抵抗体列（８）　　、　（９）における
所定の発熱抵抗素子（１０）　、　（１１）を加熱する
。

つまり、第２図（ａ）で示したようなシングルヘッド（
４１）によって印字する場合には、第１の印字スピード
制御回路（３）により第１の駆動回路（６）、つまりシ
ングルヘッド（４１）における駆動回路（２５）のみが
低速度で駆動されて低速印字が達成される。

また、第２図（ｂ）で示したようなデュアルヘッド（４
２）によって印字する場合には、第２の印字スピード制
御回路（４）により第１と第２の各駆動回路（θ’）　
　、　（７）　、つまりデュアルヘッド（４２）におけ
る駆動回路（２５ａ）　　、　（２５ｂ）が交互に駆動
されて、高速印字が達成される。

このように、１台のサーマルヘッドの駆動制御装置によ
り、シングルヘッド（４１）とデュアルヘッド（４２）
を個別に駆動することができるから、シングルヘッドと
デュアルヘッドの各長所を活用することができる。

つまり、従来のようにデュアルヘッド頁４２）のみを用
いて、シングルヘッド（４１）による印字と、デュアル
ヘッド（４２）による印字とを兼用させた場合、シング
ルヘッドとしての使用時に、１対の発熱抵抗体列（２７
ａ）　　、　（２７ｂ）のうちの一方の劣化が他方に対
してアンバランスを生じ、デュアルヘッドとして使用し
たときの印字品質が一層劣る欠点を有する。

しかしながら、上記サーマルヘッドの駆動制御装置によ
れば、シングルヘッド（４１）とデュアルヘッド（４２
）とを個別に駆動するものであるから、デュアルヘッド
（４２）における１対の発熱抵抗体列（２７ａ）　　、
　（２７ｂ）の劣化にアンバランスが発生しない、した
がって、デュアルヘッド（４２）の使用時における印字
品質の低下を有効に奉仕することができる。

［発明の効果］以上のように、この発明によれば、１台のサーマルヘッ
ドの駆動制御装置により、シングルヘッドとデュアルヘ
ッドを個別に駆動することができるから、シングルヘッ
ドとデュアルヘッドの各長所を活用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るサーマルヘッドの駆動制御装置
の一例を示す概略的な回路図、第２図（ａ）はこの発明
に係るサーマルヘッドの制御装置に使用されるシングル
ヘッドの一例を示す概略的な正面図、第２図（ｂ）は同
デュアルヘッドの一例を示す概略的な正面図、第３図は
従来のシングルヘッドの一例を示す正面図、第４図はシ
ングルヘッドによる熱転写動作の説明図、第５図は従来
のデュアルヘッドの一例を示す概略的な正面図、第６図
はデュアルヘッドによる印字パターンの一例を示す概略
図である。（１）・・・メモリ、（２）・・・中央制御回路、（３
）・・・第１の印字スピード制御回路、（４）・・・第
２の印字スピード制御回路、（５）・・・切換スイッチ
、（８）・・・第１の駆動回路、（７）・・・第２の駆
動回路、（８）・・・第１の発熱抵抗体列、（９）・・
・第２の発熱抵抗体列。なお、図中、同一符号は同一もしくは相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）メモリと、印字開始信号の出力で上記メモリから
情報信号を読み出す中央制御回路と、中央制御回路で制
御されて上記情報信号が印加される第１および第２の印
字スピード制御回路と、上記各制御回路の切換スイッチ
と、第１の印字スピード制御回路によつて低速度で駆動
される第１の駆動回路と、この第１の駆動回路で加熱駆
動される第１の発熱抵抗体列と、第２の印字スピード制
御回路によつて高速度で駆動される第２の駆動回路と、
この第２の駆動回路で加熱駆動される第２の発熱抵抗体
列とを具備し、上記切換スイッチは第１の印字スピード
制御回路と第１の駆動回路との接続が断たれたとき、こ
の第１の駆動回路が第２の印字スピード制御回路により
第２の駆動回路と交互に駆動されるように、第１の駆動
回路に接続されたことを特徴とするサーマルヘッドの駆
動制御装置。