JPS63209605A - 扇子の製造方法 - Google Patents
扇子の製造方法Info
- Publication number
- JPS63209605A JPS63209605A JP4182587A JP4182587A JPS63209605A JP S63209605 A JPS63209605 A JP S63209605A JP 4182587 A JP4182587 A JP 4182587A JP 4182587 A JP4182587 A JP 4182587A JP S63209605 A JPS63209605 A JP S63209605A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bone fragment
- paper
- bone
- fan
- covering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 12
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 claims description 67
- 239000012634 fragment Substances 0.000 claims description 62
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims 1
- 238000003892 spreading Methods 0.000 claims 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 235000017166 Bambusa arundinacea Nutrition 0.000 description 1
- 235000017491 Bambusa tulda Nutrition 0.000 description 1
- 241001330002 Bambuseae Species 0.000 description 1
- 235000015334 Phyllostachys viridis Nutrition 0.000 description 1
- 239000004820 Pressure-sensitive adhesive Substances 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 1
- 239000011425 bamboo Substances 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 1
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 description 1
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[利用分野]
本発明は扇子の製造方法に関するものであり、合成樹脂
性の骨片に被覆紙を溶着又は加圧接着する形式の扇子の
生産性を高めようとするものである。
性の骨片に被覆紙を溶着又は加圧接着する形式の扇子の
生産性を高めようとするものである。
[従来技術及びその問題点]
従来、竹製の骨片を用いた本格的な扇子は次のような方
法で製造されている。まず、仕上寸法より少し大きい被
覆紙(2) 、 (2)を糊付けして重ね合わせ、その
後、適宜時間自然乾燥させたあと、扇子を折りたたんだ
状態と一致するように、この被覆紙を折りたたむ0次に
、骨片挿入部に一致する各部分に骨片と同様の挿入部を
持つ金属性のヘラを挿入して被覆紙相互の糊付は部を部
分的に開放し、第18図及び第19図に示す如く、この
開放部に糊を塗布した骨片(23)。
法で製造されている。まず、仕上寸法より少し大きい被
覆紙(2) 、 (2)を糊付けして重ね合わせ、その
後、適宜時間自然乾燥させたあと、扇子を折りたたんだ
状態と一致するように、この被覆紙を折りたたむ0次に
、骨片挿入部に一致する各部分に骨片と同様の挿入部を
持つ金属性のヘラを挿入して被覆紙相互の糊付は部を部
分的に開放し、第18図及び第19図に示す如く、この
開放部に糊を塗布した骨片(23)。
(23)を所定位置まで強制的に押し込み、次いで、骨
片(23)、 (23)のカナメ用孔(25)、
(25)にカナメ(26)を挿入してこれら骨片(23
)、 (23)を回転自在に軸着する。最後に、この
半完成の扇子を折りたたみ、被覆紙(2) 、 (2)
の周縁部を仕上切りすると扇子は完成する。
片(23)、 (23)のカナメ用孔(25)、
(25)にカナメ(26)を挿入してこれら骨片(23
)、 (23)を回転自在に軸着する。最後に、この
半完成の扇子を折りたたみ、被覆紙(2) 、 (2)
の周縁部を仕上切りすると扇子は完成する。
ところが、この方法では生産性が悪いという問題があっ
た。
た。
これは、上記従来の各製造工程が熟練を要すると共に多
くの工程を要し、しかも各工程が手作業によらなければ
ならないからである。特に、被覆紙(2) 、 (2)
相互を貼着した後、骨片(23)、 (23)を所定位
置に各別に挿入固定しなければならないからである。
くの工程を要し、しかも各工程が手作業によらなければ
ならないからである。特に、被覆紙(2) 、 (2)
相互を貼着した後、骨片(23)、 (23)を所定位
置に各別に挿入固定しなければならないからである。
[技術的課題]
本発明は扇子の製造方法において生産能率の向上を図る
ため、被覆紙(2) 、 (2)相互の貼着と同時に骨
片(2:l)、 (23)を所定位置に固定できるよう
にすることを、その技術的課題とする。
ため、被覆紙(2) 、 (2)相互の貼着と同時に骨
片(2:l)、 (23)を所定位置に固定できるよう
にすることを、その技術的課題とする。
[技術的手段]
上記技術的課題を解決するために請じた本発明の技術的
手段は、r一端にカナメ用孔(25)を形成した骨片(
23)、 (23)を一定間隔で並設すると共に該骨片
(23)、 (23)相互を小さな断面の連結片(41
)、 (41)によって連結一体化した骨片連結体(1
)を弾性変形可能な合成樹脂によって成形する工程と、
前記カナメ用孔(25)、 (25)又はその近傍が中
心となるように前記骨片連結体(1)を扇状に展開する
工程と、この展開状態にある骨片連結体(1)の所要域
の表裏両面に被覆紙(2) 、 (2)を重ね合わせて
これら被覆紙相互を溶着または加圧接着する工程と、こ
の溶着又は加圧接着工程と同時に、又はその後に行う連
結片(41)、 (41)を切り取る工程と、連結片(
41)。
手段は、r一端にカナメ用孔(25)を形成した骨片(
23)、 (23)を一定間隔で並設すると共に該骨片
(23)、 (23)相互を小さな断面の連結片(41
)、 (41)によって連結一体化した骨片連結体(1
)を弾性変形可能な合成樹脂によって成形する工程と、
前記カナメ用孔(25)、 (25)又はその近傍が中
心となるように前記骨片連結体(1)を扇状に展開する
工程と、この展開状態にある骨片連結体(1)の所要域
の表裏両面に被覆紙(2) 、 (2)を重ね合わせて
これら被覆紙相互を溶着または加圧接着する工程と、こ
の溶着又は加圧接着工程と同時に、又はその後に行う連
結片(41)、 (41)を切り取る工程と、連結片(
41)。
(41)の切除時又はその後において被覆紙(2)。
(2)に折り目を付ける工程とを具備する1ことである
。
。
[作用]
上記技術的手段は次のように作用する。
骨片(23)、 (23)を一定間隔で並設すると共に
該骨片(23)、 (23)を連結片(41)、 (
41)によって結合しているから、連結片(41)、
(41)の長さのそれぞれは一定となる。カナメ用孔(
25)、 (25)又はその近傍が重なるように骨片(
23)、 (23)を扇状に展開させると、骨片(2
3)、 (23)相互は等角度で開いた状態となる。こ
の状態は扇子を最も開いた状態に一致する。この状態で
被覆紙(2) 、 (2)を骨片連結体(1)の表裏両
面に重ね合わせ、骨片(23)、 (23)相互を熱溶
着又は加圧接着すると骨片(23)、 (23)と被覆
紙(2) 、 (2)とが適正な関係に結合される。こ
の溶着又は接着工程と同時、又はその後において、連結
片(41)。
該骨片(23)、 (23)を連結片(41)、 (
41)によって結合しているから、連結片(41)、
(41)の長さのそれぞれは一定となる。カナメ用孔(
25)、 (25)又はその近傍が重なるように骨片(
23)、 (23)を扇状に展開させると、骨片(2
3)、 (23)相互は等角度で開いた状態となる。こ
の状態は扇子を最も開いた状態に一致する。この状態で
被覆紙(2) 、 (2)を骨片連結体(1)の表裏両
面に重ね合わせ、骨片(23)、 (23)相互を熱溶
着又は加圧接着すると骨片(23)、 (23)と被覆
紙(2) 、 (2)とが適正な関係に結合される。こ
の溶着又は接着工程と同時、又はその後において、連結
片(41)。
(41)を切除するζ骨片(23)、 (23)は、被
覆紙(2) 、 (2)に対して所定位置に取り付けら
れたものとなる。その後、被覆紙(2) 、 (2)を
折りたたむと扇子は完成する。
覆紙(2) 、 (2)に対して所定位置に取り付けら
れたものとなる。その後、被覆紙(2) 、 (2)を
折りたたむと扇子は完成する。
[効果]
本発明は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
■、被覆紙(2) 、 (2)を熱溶着又は加圧接着す
ると同時に、骨片(23)、 (23)を被覆紙(2
) 、 (2)相互の所定位置に固定できるので、製造
工程を少なくすることができる。
ると同時に、骨片(23)、 (23)を被覆紙(2
) 、 (2)相互の所定位置に固定できるので、製造
工程を少なくすることができる。
■、骨片(23)、 (23)を所定位置に取り付け
ることに熟練を要しない。
ることに熟練を要しない。
[実施例1
次に上記した本発明の実施例を第1図〜第17図に基い
て詳述する。
て詳述する。
この実施例では、第10.11図に示す被覆紙貼着装置
を使用する。この装置は、同図のように、被覆紙(2)
、 (2)と骨片連結体(1) とを、上型(10)
の下面に添設した第1クツシヨン材(ll)と、下型(
12)の上面に添設した第2クツシヨン材(13)とに
よって挟圧して被覆紙(2) 、 (2)を骨片連結体
(1) に溶着するようにしたものである。
を使用する。この装置は、同図のように、被覆紙(2)
、 (2)と骨片連結体(1) とを、上型(10)
の下面に添設した第1クツシヨン材(ll)と、下型(
12)の上面に添設した第2クツシヨン材(13)とに
よって挟圧して被覆紙(2) 、 (2)を骨片連結体
(1) に溶着するようにしたものである。
このため、上型(10)、下型(12)は、相互に対向
して配設されて一方の下型(12)はベッドの上面に固
定され、他方の上型(10)はエアーシリンダー(8)
によって所定タイミングで昇降せしめられるとともにこ
れら上型(10)、下型(12)相互の加圧力が所定に
設定されている。
して配設されて一方の下型(12)はベッドの上面に固
定され、他方の上型(10)はエアーシリンダー(8)
によって所定タイミングで昇降せしめられるとともにこ
れら上型(10)、下型(12)相互の加圧力が所定に
設定されている。
次に、この実施例では、第1図に示すような骨片連結体
(1)が採用され、この骨片連結体(1)は、所要数の
骨片(23)、 (23)を並列させるとともにこれ
ら骨片(23)、 (23)の中央近傍相互を細い連結
片(41)によって連結したもので、前記骨片(23)
、 (23)のそれぞれのカナメ取付側の端部には、カ
ナメ用孔(25)が形成されている。
(1)が採用され、この骨片連結体(1)は、所要数の
骨片(23)、 (23)を並列させるとともにこれ
ら骨片(23)、 (23)の中央近傍相互を細い連結
片(41)によって連結したもので、前記骨片(23)
、 (23)のそれぞれのカナメ取付側の端部には、カ
ナメ用孔(25)が形成されている。
そして、この骨片連結体(1)は、合成樹脂の射出成形
により全体が一体的に成形される。
により全体が一体的に成形される。
また、この実施例で用いる被覆紙(2) 、 (2)は
、第2図のように紙(3)の片面に熱可塑性の合成樹脂
からなる熱溶着層(4)を具備させたもので、その平面
形状は第4図に示すように全体を扇子の展開形状よりも
少し大きな略矩形状とするとともに長辺中央に円弧状の
切欠を形成したものである。尚、前記切欠部の形状は、
被覆紙(2) 、 (2)の仕上げ形状の内周側円弧と
一致する。
、第2図のように紙(3)の片面に熱可塑性の合成樹脂
からなる熱溶着層(4)を具備させたもので、その平面
形状は第4図に示すように全体を扇子の展開形状よりも
少し大きな略矩形状とするとともに長辺中央に円弧状の
切欠を形成したものである。尚、前記切欠部の形状は、
被覆紙(2) 、 (2)の仕上げ形状の内周側円弧と
一致する。
上記の装置、骨片連結体(1)及び被覆紙(2)。
(2)を用いて扇子を製造する実際について以下に詳述
する。
する。
まず、骨片連結体(1)は、一端に位置する骨片(23
)から他方の骨片(23)にかけて、それぞれのカナメ
用孔(25)を順次、位置決めビン(27)に嵌合させ
る。連結片(41)、 (41)の長さは、予め所定に
設定されていることから、これにより、第3図のように
、各骨片(23)、 (23)は、完成品扇子の骨片
(23)、 (23)を展開した状態と一致するよう
に展開せしめられる。
)から他方の骨片(23)にかけて、それぞれのカナメ
用孔(25)を順次、位置決めビン(27)に嵌合させ
る。連結片(41)、 (41)の長さは、予め所定に
設定されていることから、これにより、第3図のように
、各骨片(23)、 (23)は、完成品扇子の骨片
(23)、 (23)を展開した状態と一致するよう
に展開せしめられる。
このように扇形に展開させた骨片連結体(1)を、第4
図、第5図のように、被覆紙(2) 、 (2)の間に
挟んで熱溶着層(4) 、 (4)が内面となるように
重ね合わせ、これらを一体として、第2クツシヨン材(
13)の上面に載置する。
図、第5図のように、被覆紙(2) 、 (2)の間に
挟んで熱溶着層(4) 、 (4)が内面となるように
重ね合わせ、これらを一体として、第2クツシヨン材(
13)の上面に載置する。
尚、この実施例では、被覆紙(2) 、 (2)相互を
溶着によって接合するものであるから、被覆紙貼着装置
の上型(10)、下型(12)は共にヒーターによって
所定温度に加熱される加熱式の金型とするとともに、第
1クツシヨン材(IIL 第2クツシヨン材(13)と
しては共に耐熱性を有するシリコンゴム板が採用されて
いる。また、上型(lO)は、−回の貼着動作において
、所定タイミングで二回の昇降動作をするようになって
いる。ざらに、下型(12)の近傍には、被貼着体の位
置決めのための当り(15)〜(19)が配設されてい
る。このうち、当り(15)〜(17)は、被覆紙(2
) 、 (2)の固定位置を所定に設定するもので、当
り(15)は、適正位置に配設された被覆紙(2)。
溶着によって接合するものであるから、被覆紙貼着装置
の上型(10)、下型(12)は共にヒーターによって
所定温度に加熱される加熱式の金型とするとともに、第
1クツシヨン材(IIL 第2クツシヨン材(13)と
しては共に耐熱性を有するシリコンゴム板が採用されて
いる。また、上型(lO)は、−回の貼着動作において
、所定タイミングで二回の昇降動作をするようになって
いる。ざらに、下型(12)の近傍には、被貼着体の位
置決めのための当り(15)〜(19)が配設されてい
る。このうち、当り(15)〜(17)は、被覆紙(2
) 、 (2)の固定位置を所定に設定するもので、当
り(15)は、適正位置に配設された被覆紙(2)。
(2)の一方の短辺に当接するように設定されており、
当り(161,(17)は他方の長辺に対応すべく配設
され、これらの当り(1B)、 (17)相互の間隔
を被覆紙(2) 、 (2)の縦幅に適合させである。
当り(161,(17)は他方の長辺に対応すべく配設
され、これらの当り(1B)、 (17)相互の間隔
を被覆紙(2) 、 (2)の縦幅に適合させである。
さらに、他方の当り(18)、 (19+は、骨片連
結体(1)の位置決め手段として機能するもので、骨片
連結体(1)を適正位置に載置した場合の最外側に位置
する骨片(23)、 (23)に当接するように配設
されている。
結体(1)の位置決め手段として機能するもので、骨片
連結体(1)を適正位置に載置した場合の最外側に位置
する骨片(23)、 (23)に当接するように配設
されている。
従って、第2クツシヨン材(13)の上面に一方の被覆
紙(2)を熱溶着層(4)が上面となるように!置する
とともにこの被覆紙 (2)を当り(16)、 (1
7)間に位置させて一方の短辺を当り(15)に当接さ
せ、この被覆紙(2)の上面に既述のように扇形に展開
した仮組状態の骨片連結体(1)を載せてこれの最外側
の骨片(23)、 (23)を当り(18)、 (
19)に当接させ、さらに、この骨片連結体(1)に重
ねて他方の被覆紙(2)を上記一方の被覆紙(2)と同
様にして載置すると、骨片連結体(1)及び被覆紙(2
) 、 (2)が適正位置に且所定の状態にセットされ
る。
紙(2)を熱溶着層(4)が上面となるように!置する
とともにこの被覆紙 (2)を当り(16)、 (1
7)間に位置させて一方の短辺を当り(15)に当接さ
せ、この被覆紙(2)の上面に既述のように扇形に展開
した仮組状態の骨片連結体(1)を載せてこれの最外側
の骨片(23)、 (23)を当り(18)、 (
19)に当接させ、さらに、この骨片連結体(1)に重
ねて他方の被覆紙(2)を上記一方の被覆紙(2)と同
様にして載置すると、骨片連結体(1)及び被覆紙(2
) 、 (2)が適正位置に且所定の状態にセットされ
る。
その後、被覆紙貼着装置を動作させると、第一回目のプ
レスによって骨片連結体(1)と被覆紙(2) 、 (
2)の積層体が上型(101,下型(12)間に挟圧さ
れ、これにより、骨片連結体(1)の両面に添設した被
覆紙(2) 、 (2)は第6図のように相互に対向す
るように変形する。また、前記上型(10)、下型(1
2)が所定温度に維持されていることから、被覆紙(2
) 、 (2)の内面の熱溶着層(4)。
レスによって骨片連結体(1)と被覆紙(2) 、 (
2)の積層体が上型(101,下型(12)間に挟圧さ
れ、これにより、骨片連結体(1)の両面に添設した被
覆紙(2) 、 (2)は第6図のように相互に対向す
るように変形する。また、前記上型(10)、下型(1
2)が所定温度に維持されていることから、被覆紙(2
) 、 (2)の内面の熱溶着層(4)。
(4)相互が一部溶着する。次いで、前記第一回目のプ
レス終了後において第二回目のプレスが行われると、被
覆紙(2) 、 (2)が予め内側に屈曲変形している
ことから、これら被覆紙の内面に位置する熱溶着層(4
) 、 (j)相互が最終的に確実に熱溶着されること
となる。
レス終了後において第二回目のプレスが行われると、被
覆紙(2) 、 (2)が予め内側に屈曲変形している
ことから、これら被覆紙の内面に位置する熱溶着層(4
) 、 (j)相互が最終的に確実に熱溶着されること
となる。
上記工程を経て、被覆紙(2) 、 (2)が貼着され
た半完成扇子を、打ち抜き機により、第7図の二点鎖線
(C)に沿って打ち抜くとともに連結片(41)、 (
41)を切断除去すると、被覆紙(2) 、 (2)は
第8図のように最終の仕上げ形状に打ち抜かれ、しかも
、骨片(23)、 (23)がそれぞれ回動自在に独立
することとなる。前記打ち抜き状態では、最外側の骨片
(23)、 (23)の外側には、親骨取付用の延長片
(21)、 (21)を具備する形状となっている。
た半完成扇子を、打ち抜き機により、第7図の二点鎖線
(C)に沿って打ち抜くとともに連結片(41)、 (
41)を切断除去すると、被覆紙(2) 、 (2)は
第8図のように最終の仕上げ形状に打ち抜かれ、しかも
、骨片(23)、 (23)がそれぞれ回動自在に独立
することとなる。前記打ち抜き状態では、最外側の骨片
(23)、 (23)の外側には、親骨取付用の延長片
(21)、 (21)を具備する形状となっている。
その後、被覆紙(2) 、 (2)の折畳位置に一致さ
せた突条を具備するプレス型を用いて被覆紙(2) 、
(2)の貼着域を挟圧すると、第9図のように被覆紙
(2) 、 (2)の表裏両面に交互に折り目線(20
)、 (20)が刻設される。
せた突条を具備するプレス型を用いて被覆紙(2) 、
(2)の貼着域を挟圧すると、第9図のように被覆紙
(2) 、 (2)の表裏両面に交互に折り目線(20
)、 (20)が刻設される。
次いで、位置決めビン(27)を取外した後、被覆紙の
延長片(21)、 (21)に親骨(22)、、 (2
2)の先端側を接着して、これら親骨(22)、 (2
2,)に形成したカナメ用孔(25)を各骨片(23)
に具備させたカナメ用孔(25)、 (25)に一致さ
せ、これらカナメ用孔(25)、 (25)にカナメ
(26)を挿通させて各親骨(22)および骨片(23
)を回動自在にカシメ止める。その後、被覆紙(2)
、 (2)を前記目線(20)、 (20)に従って折
畳み、この折畳み状態の扇子の被覆紙の折畳部を第17
図のように挟圧する。すると被覆紙(2) 、 (2)
の折畳部が折畳み状態に強く癖付けされることとなるか
ら、扇子を折畳んだ状態における形態が小さくまとまっ
たものとなる。
延長片(21)、 (21)に親骨(22)、、 (2
2)の先端側を接着して、これら親骨(22)、 (2
2,)に形成したカナメ用孔(25)を各骨片(23)
に具備させたカナメ用孔(25)、 (25)に一致さ
せ、これらカナメ用孔(25)、 (25)にカナメ
(26)を挿通させて各親骨(22)および骨片(23
)を回動自在にカシメ止める。その後、被覆紙(2)
、 (2)を前記目線(20)、 (20)に従って折
畳み、この折畳み状態の扇子の被覆紙の折畳部を第17
図のように挟圧する。すると被覆紙(2) 、 (2)
の折畳部が折畳み状態に強く癖付けされることとなるか
ら、扇子を折畳んだ状態における形態が小さくまとまっ
たものとなる。
尚、上記実施例では、被覆紙 (2) 、 (2>の貼
着に先立って骨片連結体(1)の骨片(23)、、
(23)を独立した位置決めビン(27)によって扇形
に仮組み状態にしたが、この位置決めビン(27)とし
てカナメ(26)をそのまま利用するようにしてもよい
、又、第2クツシミン材(13)の近傍で、当り(1B
)、 (19)の間の所定位置にこの位置決めビン(2
7)を植設固定するようにしてもよく、この場合には、
第2クツシヨン材(13)の所定位置に下方の被覆紙
(2)を載せた後、この被覆紙 (2)の上で骨片(2
3)、 (23)を仮組み状態にセットすることとなる
。
着に先立って骨片連結体(1)の骨片(23)、、
(23)を独立した位置決めビン(27)によって扇形
に仮組み状態にしたが、この位置決めビン(27)とし
てカナメ(26)をそのまま利用するようにしてもよい
、又、第2クツシミン材(13)の近傍で、当り(1B
)、 (19)の間の所定位置にこの位置決めビン(2
7)を植設固定するようにしてもよく、この場合には、
第2クツシヨン材(13)の所定位置に下方の被覆紙
(2)を載せた後、この被覆紙 (2)の上で骨片(2
3)、 (23)を仮組み状態にセットすることとなる
。
又、上記実施例に用いた第1図の骨片連結体(1)に換
えて第13図に示すような骨片連結体(1)も使用でき
る。この骨片連結体(1)は、骨片(23)、 (23
)の先端側を連結片(41)、 (41)によって連結
したものであり、これら骨片(23)。
えて第13図に示すような骨片連結体(1)も使用でき
る。この骨片連結体(1)は、骨片(23)、 (23
)の先端側を連結片(41)、 (41)によって連結
したものであり、これら骨片(23)。
(23)のそれぞれの長さは、最終仕上寸法よりも長く
設定されている。この骨片連結体(1)の骨片(21)
、 (23)のそれぞれに形成したカナメ用孔(25
)、 (25)に位置決めビン(27)を差込んで上記
実施例と同様にして仮組し、被覆紙(2) 、 (2)
を同様に貼着すると、第15図のように被覆紙(2)。
設定されている。この骨片連結体(1)の骨片(21)
、 (23)のそれぞれに形成したカナメ用孔(25
)、 (25)に位置決めビン(27)を差込んで上記
実施例と同様にして仮組し、被覆紙(2) 、 (2)
を同様に貼着すると、第15図のように被覆紙(2)。
(2)の仕上げ形状の外側に連結片(41)、 (41
)が連続、することとなる、その後仕上げ形状(C)に
沿って打抜くと上記第1実施例の第8図のものと同様な
構成に仕上げ抜きされ、骨片(23)。
)が連続、することとなる、その後仕上げ形状(C)に
沿って打抜くと上記第1実施例の第8図のものと同様な
構成に仕上げ抜きされ、骨片(23)。
(23)が独立して回動可能となる。以後、上記第1実
施例と同様にして後続工程を進めると扇子が完成する。
施例と同様にして後続工程を進めると扇子が完成する。
以上、いずれの場合にも、被覆紙(2) 、 (2)を
ともに片面に熱溶着層(4)を具備させた、いわゆるラ
ミネート紙を用いるようにしているが、この被覆紙(2
) 、 (2)の一方のみをラミネート紙としてもよく
、又、前記被覆紙(2) 、 (2)としては、片面に
粘着材層を具備させた感圧接着紙等も採用可能である。
ともに片面に熱溶着層(4)を具備させた、いわゆるラ
ミネート紙を用いるようにしているが、この被覆紙(2
) 、 (2)の一方のみをラミネート紙としてもよく
、又、前記被覆紙(2) 、 (2)としては、片面に
粘着材層を具備させた感圧接着紙等も採用可能である。
また、場合によっては、普通紙を糊付によって貼着する
ようにしてもよい。この場合には、上型(10)、下型
(12)を一定温度に加熱する必要はなく、又、第2ク
ツシヨン材(13)、 (13)はクッション材であ
ればよく、耐熱性は要求さねない。
ようにしてもよい。この場合には、上型(10)、下型
(12)を一定温度に加熱する必要はなく、又、第2ク
ツシヨン材(13)、 (13)はクッション材であ
ればよく、耐熱性は要求さねない。
第1図〜第9図及び第12図は本発明の製造方法の第1
実施例の説明図を示し、第1図は骨片連結体(1)の平
面図、第2図は被覆紙の拡大断面図、第3図は骨片連結
体(+)を扇状に展開した時の平面図、第4図は扇子の
骨の表裏から被覆紙を重ねた状態の一部切欠平面図、第
5図は第4図のA−A断面図、第6図は貼着装置で予備
押圧した後の第4図のA−A断面図、第7図は被覆紙溶
着状態の平面図、第8図は半完成品の扇子の平面図、第
9図は完成品の扇子の平面図、第10図は本発明の実施
に使用する装置の正面図、第11図は第10図の側面図
、第12図は被溶着物の位置決め状態を示す説明図、第
13図〜第15図は本発明の製造方法の第2実施例の説
明図を示し、第13図は骨片連結体(1)の平面図、第
14図は骨片連結体(1)を扇状に展開した時の平面図
、第15図は被覆紙溶着状態の平面図、第16図は仮折
り目となるべく凹線の入った被覆紙の外観図、第17図
は被覆紙の仕上げ折りの説明図、第18図は従来の製造
方法の説明図、19図は第18図のD−D断面図であり
、図中、 (1)・・・・骨片連結体
実施例の説明図を示し、第1図は骨片連結体(1)の平
面図、第2図は被覆紙の拡大断面図、第3図は骨片連結
体(+)を扇状に展開した時の平面図、第4図は扇子の
骨の表裏から被覆紙を重ねた状態の一部切欠平面図、第
5図は第4図のA−A断面図、第6図は貼着装置で予備
押圧した後の第4図のA−A断面図、第7図は被覆紙溶
着状態の平面図、第8図は半完成品の扇子の平面図、第
9図は完成品の扇子の平面図、第10図は本発明の実施
に使用する装置の正面図、第11図は第10図の側面図
、第12図は被溶着物の位置決め状態を示す説明図、第
13図〜第15図は本発明の製造方法の第2実施例の説
明図を示し、第13図は骨片連結体(1)の平面図、第
14図は骨片連結体(1)を扇状に展開した時の平面図
、第15図は被覆紙溶着状態の平面図、第16図は仮折
り目となるべく凹線の入った被覆紙の外観図、第17図
は被覆紙の仕上げ折りの説明図、第18図は従来の製造
方法の説明図、19図は第18図のD−D断面図であり
、図中、 (1)・・・・骨片連結体
Claims (1)
- 一端にカナメ用孔(25)を形成した骨片(23)、(
23)を一定間隔で並設すると共に該骨片(23)、(
23)相互を小さな断面の連結片(41)、(41)に
よって連結一体化した骨片連結体(1)を弾性変形可能
な合成樹脂によって成形する工程と、前記カナメ用孔(
25)、(25)又はその近傍が中心となるように前記
骨片連結体(1)を扇状に展開する工程と、この展開状
態にある骨片連結体(1)の所要域の表裏両面に被覆紙
(2)、(2)を重ね合わせてこれら被覆紙相互を溶着
又は加圧接着する工程と、この溶着又は接着工程と同時
に、又はその後に行う連結片(41)、(41)を切り
取る工程と、連結片(41)、(41)の切除時又はそ
の後において被覆紙(2)、(2)に折り目を付ける工
程とを具備する扇子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4182587A JPS63209605A (ja) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | 扇子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4182587A JPS63209605A (ja) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | 扇子の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63209605A true JPS63209605A (ja) | 1988-08-31 |
JPH0510923B2 JPH0510923B2 (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=12619059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4182587A Granted JPS63209605A (ja) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | 扇子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63209605A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62106369A (ja) * | 1985-11-05 | 1987-05-16 | Kanebo Ltd | 免疫測定法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5749203A (en) * | 1980-09-08 | 1982-03-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Thermistor |
-
1987
- 1987-02-24 JP JP4182587A patent/JPS63209605A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5749203A (en) * | 1980-09-08 | 1982-03-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Thermistor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0510923B2 (ja) | 1993-02-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4420282A (en) | Method for binding books | |
JPH11308821A (ja) | 積層鉄心の製造方法 | |
JPS63209605A (ja) | 扇子の製造方法 | |
WO1981003644A1 (en) | Hard-cover paperback book and procedure for the manufacture of same | |
JPH01285206A (ja) | 扇子の製造方法 | |
JP3902701B2 (ja) | 背に柔軟材を用いた本、それに用いる表紙材及び製本方法 | |
CN111531971B (zh) | 一种音箱底壳加工工艺 | |
JP3291132B2 (ja) | タイヤ加硫用金型およびタイヤ加硫用金型に使用される金属製ブレードの製造方法 | |
US6436217B1 (en) | Method for forming a score in a strip of laminate | |
JP2663076B2 (ja) | うちわの製造方法 | |
JP4346393B2 (ja) | 製本方法 | |
JP3236496B2 (ja) | 接着剤を用いたシートの製造方法 | |
JPS5848164B2 (ja) | うちわの製造方法 | |
JPH0378056B2 (ja) | ||
JP3043182U (ja) | 畳 | |
KR200220110Y1 (ko) | 앨범 | |
JP3006169B2 (ja) | 積層チップ型電子部品の製造方法 | |
JPS61143006A (ja) | うちわの製造方法 | |
JPS598583Y2 (ja) | うちわ | |
JPS6231382Y2 (ja) | ||
JP2593134B2 (ja) | 合紙紙箱の製造方法 | |
JPH11255230A (ja) | 加熱加工菓子用紙カップ | |
JPS60232104A (ja) | 眼鏡ケ−スおよびその製造方法 | |
JPS61143005A (ja) | うちわ | |
JPS5951824B2 (ja) | うちわの被覆材貼着方法 |