JPS5848164B2 - うちわの製造方法 - Google Patents
うちわの製造方法Info
- Publication number
- JPS5848164B2 JPS5848164B2 JP5763881A JP5763881A JPS5848164B2 JP S5848164 B2 JPS5848164 B2 JP S5848164B2 JP 5763881 A JP5763881 A JP 5763881A JP 5763881 A JP5763881 A JP 5763881A JP S5848164 B2 JPS5848164 B2 JP S5848164B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bone
- fan
- sides
- bag
- present
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、うちわの製造方法、特に、合成樹脂層を具備
する被覆シートを加熱溶着する等、表.裏の被覆シート
を同時に加圧貼着してうちわを製造する方法に関するも
のである。
する被覆シートを加熱溶着する等、表.裏の被覆シート
を同時に加圧貼着してうちわを製造する方法に関するも
のである。
従来のうちわは、第1図に示すように、骨Aの表・裏か
ら円弧状の開削部3を有する二枚のうちわ紙5,5を貼
着(糊付)シ、乾燥及びトリミングした後(第2図)帯
紙6によって縁巻き(第3図)して仕上げている。
ら円弧状の開削部3を有する二枚のうちわ紙5,5を貼
着(糊付)シ、乾燥及びトリミングした後(第2図)帯
紙6によって縁巻き(第3図)して仕上げている。
他方、合成樹脂層を具備する被覆シートを骨Aの両面か
ら溶着するようにしたうちわの製造方法についてすでに
提案したが、この場合、上記の貼着工程そのまま採用す
ると、表・裏同時に溶着されるため、表側の被覆シート
と裏側のそれとがズレたりする。
ら溶着するようにしたうちわの製造方法についてすでに
提案したが、この場合、上記の貼着工程そのまま採用す
ると、表・裏同時に溶着されるため、表側の被覆シート
と裏側のそれとがズレたりする。
本発明は、表・裏の被覆シートを一体化することにより
前記溶着等の貼着工程に於けるズレな防止することを目
的とする。
前記溶着等の貼着工程に於けるズレな防止することを目
的とする。
本発明の基本的構成は、表・裏の被覆シートにより略矩
形で且隣り合う二辺開放の袋を形成し、これに骨を内挿
してこれら被覆シートを同時に加圧貼着することである
。
形で且隣り合う二辺開放の袋を形成し、これに骨を内挿
してこれら被覆シートを同時に加圧貼着することである
。
本発明は、上記構成によって表・裏の被覆シートの関係
が二辺で固定されること′となり、表・裏の被覆シート
を同時に溶着してもこれら被覆シート相互のズレが防止
できる。
が二辺で固定されること′となり、表・裏の被覆シート
を同時に溶着してもこれら被覆シート相互のズレが防止
できる。
本発明は、上記構成であるから次の特有の効果を有する
。
。
(1)袋は非開放の二辺が隣り合うことから、骨の形状
と被覆シートの図柄等を予め適宜に設定することにより
、前記非開放辺に骨の支杆先端等を当接させた状態で前
記図柄等が骨に対して適正に位置することとなり、同時
貼着時の骨の位置決めが簡単且正確に行える。
と被覆シートの図柄等を予め適宜に設定することにより
、前記非開放辺に骨の支杆先端等を当接させた状態で前
記図柄等が骨に対して適正に位置することとなり、同時
貼着時の骨の位置決めが簡単且正確に行える。
(2)袋状態のままでの印刷が可能であるから、小ロッ
トの図柄が多種類要求される場合でも、すなわち、多種
小量生産にも好都合である。
トの図柄が多種類要求される場合でも、すなわち、多種
小量生産にも好都合である。
(1 隣り合う二辺が開放状態にあるから、骨の挿入が
速やかに行えることとなり、生産性は向上する。
速やかに行えることとなり、生産性は向上する。
次に、上記した本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
以下の実施例は、合或樹脂層を具備する被覆シートを加
圧溶着する場合のものである。
圧溶着する場合のものである。
第4図は、本発明実施例に用いる被覆シートの袋Bで、
隣り合う二辺1,2を開放状態にし、他の二辺を閉塞状
態にしてある。
隣り合う二辺1,2を開放状態にし、他の二辺を閉塞状
態にしてある。
開放状態にある二辺のうち横向きの一辺には、中央に円
弧状の開削部3を設けてある。
弧状の開削部3を設けてある。
一方骨Aの形状は第5図に示す如く、その中央分岐部か
ら、一方に柄7が、他方には二本の分枝81 ,82が
上方に広がる。
ら、一方に柄7が、他方には二本の分枝81 ,82が
上方に広がる。
上記二本の分枝81,820間には、中央分岐部から放
射状に延びる複数の支杆10,10を設ける。
射状に延びる複数の支杆10,10を設ける。
それぞれの支杆10,10先端は、完成状態におけるう
ちわの外周より更に延長させ、且それぞれの支杆10,
10先端を連結する連結辺9を形成する。
ちわの外周より更に延長させ、且それぞれの支杆10,
10先端を連結する連結辺9を形成する。
上記した袋B及び骨Aを用いてうちわを製造するには、
骨Aの連結辺9の横側及び上部が袋Bの閉塞状態にある
二辺に当接するまで骨Aを挿入する。
骨Aの連結辺9の横側及び上部が袋Bの閉塞状態にある
二辺に当接するまで骨Aを挿入する。
この時閉塞する二辺は骨Aの当りと成って位置決め機能
を果す。
を果す。
又、上記の骨Aの挿入時には、円弧状開削部3を骨Aの
中央分岐部分に適合するように姿勢を正しく保ちながら
行う。
中央分岐部分に適合するように姿勢を正しく保ちながら
行う。
この時、骨Aは袋Bの閉塞状態にある二辺に当接してい
るから、当接状態で角度調整するだけで、この姿勢合せ
が行える。
るから、当接状態で角度調整するだけで、この姿勢合せ
が行える。
この後仕上げ外形(第5図二点鎖線)に合せてトリミン
グがされ、帯紙6によって縁巻きすればうちわが完成す
る。
グがされ、帯紙6によって縁巻きすればうちわが完成す
る。
上記実施例のうちわの製造方法の場合支杆10,10の
ピッチは連結辺9によって適宜保持されているから、被
覆シートが収縮しても、各支杆のピツチがそれと共に変
化することがなく、完成状態に於いて歪み、ねじれ等が
生じない。
ピッチは連結辺9によって適宜保持されているから、被
覆シートが収縮しても、各支杆のピツチがそれと共に変
化することがなく、完成状態に於いて歪み、ねじれ等が
生じない。
また、支杆10,10が被覆シートの開放辺にひっかか
ることもなく、袋B内への骨の挿入カ一層す速く行える
と共に、骨Aの位置決めも一層かんたんなものとなる。
ることもなく、袋B内への骨の挿入カ一層す速く行える
と共に、骨Aの位置決めも一層かんたんなものとなる。
以上、合成樹脂層を具備する被覆シートを加圧溶着する
場合の実施例について説述したが、合或樹脂又は竹製の
骨に接着剤を塗布した後、これに表・裏からうちわ紙を
同時に加圧貼着する場合にも上記方法がそのまま採用で
きることは言うまでもない。
場合の実施例について説述したが、合或樹脂又は竹製の
骨に接着剤を塗布した後、これに表・裏からうちわ紙を
同時に加圧貼着する場合にも上記方法がそのまま採用で
きることは言うまでもない。
第1図、第2図及び第3図は従来の製造工程を示す説明
図、第4図は本発明実施例に使用する袋の平面図、第5
図は本発明実施例に使用する骨の平面図であり、図中 A・・・・・骨、B・・・・・倭、3・・・・・・円弧
状開削部。
図、第4図は本発明実施例に使用する袋の平面図、第5
図は本発明実施例に使用する骨の平面図であり、図中 A・・・・・骨、B・・・・・倭、3・・・・・・円弧
状開削部。
Claims (1)
- 1 被覆シートを骨の表裏から同時に貼着するようにし
たうちわの製造方法に於いて、前記一対の被覆シートに
より隣り合う二辺が開放する矩形の袋を形成し、該袋の
開放部から骨を内挿して被覆シートを加圧貼着するよう
にしたうちわの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5763881A JPS5848164B2 (ja) | 1981-04-15 | 1981-04-15 | うちわの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5763881A JPS5848164B2 (ja) | 1981-04-15 | 1981-04-15 | うちわの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57173005A JPS57173005A (en) | 1982-10-25 |
JPS5848164B2 true JPS5848164B2 (ja) | 1983-10-27 |
Family
ID=13061424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5763881A Expired JPS5848164B2 (ja) | 1981-04-15 | 1981-04-15 | うちわの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5848164B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60247358A (ja) * | 1984-05-22 | 1985-12-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インタ−ホン |
JPS63131443U (ja) * | 1987-02-20 | 1988-08-29 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2559017B2 (ja) * | 1993-12-08 | 1996-11-27 | 松下電器産業株式会社 | カセットテープレコーダ |
-
1981
- 1981-04-15 JP JP5763881A patent/JPS5848164B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60247358A (ja) * | 1984-05-22 | 1985-12-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インタ−ホン |
JPS63131443U (ja) * | 1987-02-20 | 1988-08-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57173005A (en) | 1982-10-25 |
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