JPS63208039A - 着色画像形成材料 - Google Patents

着色画像形成材料

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JPS63208039A
JPS63208039A JP4106987A JP4106987A JPS63208039A JP S63208039 A JPS63208039 A JP S63208039A JP 4106987 A JP4106987 A JP 4106987A JP 4106987 A JP4106987 A JP 4106987A JP S63208039 A JPS63208039 A JP S63208039A
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JP
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JP4106987A
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English (en)
Inventor
Nobumasa Sasa
信正 左々
Kunio Shimizu
邦夫 清水
Manabu Watabe
学 渡部
Koji Ide
井手 廣司
Shinya Mayama
間山 進也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPS63208039A publication Critical patent/JPS63208039A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F3/00Colour separation; Correction of tonal value
    • G03F3/10Checking the colour or tonal value of separation negatives or positives

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は着色画像形成材料に関し、詳しくは簡便に印刷
方式を代替可能な色校正用ポジ型カラーシート(カラー
プルーフ)として有用な着色画像形成材料に関するもの
である。
〔従来の技術〕
平版、凸版あるいはグラビアのいずれの印刷法において
も、絵柄あるいは写真画像は網点の集合で表現されてお
り、特にカラー印刷の場合には、主に藍、紅、黄、墨の
4色の印刷インキで重ね刷りされるため、各色毎に印刷
版が作製される。これらの印刷版を作製するためには、
カラー原稿から色分解された各印刷インキに対応する網
点ポジまたは網点ネガフィルムが必要である。これらの
色分解網点フィルムの作製には専門技術を要し、また出
来上がり品質がそのまま企画者または顧客の目標を達成
することは殆どなく、校正工程により該網点フィルムを
修正したり取替えたりするのが通常である。
網点フィルムを校正するには、各色に対応した網点フィ
ルムを用いて各色に対応した印刷版を作製し、これらの
印刷版を各々印刷機に取り付けてカラー印刷を行うこと
でカラー画像を再現し、網点フィルムの修正箇所を検討
する校正印刷法が多く行われている。この方法は、印刷
機の仕立て、インキ−水バランス、インキ量等、変動要
因が多いため品質が安定せず、また所要時間が長いとい
う欠点を有しているため、簡便に網点フィルムからカラ
ー画像を再現できる方法が望まれている。
これに対して、簡便にカラー画像を再現するカラープル
ーフが知られており、その例として、特開昭59−97
140号公報、米国特許3,775.113号に示され
ているように、透明支持体上に離型層および着色記録層
を積層した着色画像形成材料を用い、画像形成後、受像
材料上に着色画像を転写するものが知られている。また
、特開昭47−41830号、同60−28649号、
同61−186955号公報には、透明支持体上に、熱
融着性層および着色記録層を積層した着色画像形成材料
を、画像形成後、受像材料上に着色画像を転写する技術
が開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、前者の着色画像形成材料では、離型性層が、透
明支持体とともに着色記録層に対しても離型性を有する
ので、透明支持体を転写のために剥離したとき、離型性
層が透明支持体上に残存したり、しなかったりして安定
した剥離が行われず、離型性層が着色記録層がわに残存
することにより、画像再現性および画像形成性が良好な
ものが得られなかった。
一方、後者の着色画像形成材料では、転写剥離時に、熱
融着性層が透明支持体上に残存することが多く、またそ
の残存度合も不安定で、安定した画像再現性および画像
形成性が得られなかった。
そこで、本発明の主たる目的は、安定した離型・転写性
が得られ、かつ良好な画像再現性を示す着色画像形成材
料を提供することにある。
〔問題を解決するための手段〕
上記目的は、支持体上に、接着性層、離型性層および感
光性組成物を有する着色記録層を、この順に有すること
で達成される。
〔作 用〕
本発明によれば、接着性層が、離型性層を支持体がわに
保持させる。その結果、支持体を剥離するとき、離型性
と熱融着性もしくは着色記録層との界面で常に分離でき
、安定した転写を行うことができる。
〔発明の具体的構成〕
以下本発明をさらに詳説する。
ここに使用する支持体としては、種々の材質のものが使
用可能であるが、例えばポリエステルフィルム、特に二
輪延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムが水、熱に
対する寸法安定性の点で好ましく、また、アセテートフ
ィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリスチレンフィル
ム、ポリプロピレンフィルムも使用し得る。
上記支持体上にポリマーラテックスからなる接着性層が
形成される。ポリマーラテックスは、水に溶けないポリ
マーが小さな粒子になって水中に分散したものであり、
一般的に良く知られている。
それ故、本発明におけるポリマーラテックスとは、エマ
ルジョンの形で存在するポリマーを意味する。
また、これらポリマーラテックスは単独で用いても良い
が、2種以上の併用でも構わない。本発明に用いられる
ポリマーラテックスの代表例としては、例えば、ポリア
クリル酸エステルまたはそのコポリマー、ポリアクリロ
ニトリルまたはそのコポリマー、ポリスチレンまたはそ
のコポリマー、ポリエチレンまたはそのコポリマー、ポ
リ塩化ビニルまたはそのコポリマー、ポリ塩化ビニリデ
ンまたはそのコポリマー、ポリ酢酸ビニルまたはそのコ
ポリマー、レゾール樹脂またはそのコポリマー、ポリメ
チルメタクリレートまたはそのコポリマー、ポリブタジ
ェンまたはそのコポリマーなどを挙げることができる。
また、特開昭46−1123.49−11118.−6
3417゜−96087,51−27918,−114
120,52−104913゜−109923,−11
9919,54−94025,55−67745,57
−128332、59−18945,−19940,−
19941,−77439゜特公昭30−3437.3
3−7581.43−3976.44−29995゜4
8−3564.56−21769.58−53029.
米国特許−3567452,3271345,4001
023号公報等に記載のポリマーラテックスも好ましく
用いられている。接着性層の厚さはo、oi〜5μmが
好ましく特に好ましくは0.03〜2μmである。
本発明において使用できる前記接着剤層上に設けられる
離型性層としては、例えばアルコール可溶性ポリアミド
、アルコール可溶性ナイロン、スチレンと無水マレイン
酸との共重合体の部分エステル化樹脂と、メトキシメチ
ル化ナイロンとのブレンド物、ポリ酢酸ビニル、ポリア
クリラート、ポリメチルメタクリルレートとアクリレー
トの共重合体、ポリ塩化ビニル、塩化ビニルと酢酸ビニ
ルの共重合体、ポリビニルブチラード、セルローズアセ
テートフタレート、メチルセルロース、エチルセルロー
ス、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、ポリビニル
アルコール、カゼイン、ゼラチン、帯電防止剤例えば特
公昭46−24159.49−23828、特開昭48
−93165号公報に記載の親水性高分子等が挙げられ
る。
これらは、着色記録層、熱融着性層との組合せで適宜選
択されるが、概して水溶性ポリマーが好ましい。
特にゼラチンが好ましく、これには、離型転写性を調製
するために加熱によりゼラチンを架橋させるクエン酸、
酒石酸、グリオキザール等を添加させることができる。
離型層の厚さは0.05〜2μmが好ましい。
本発明の着色記録層は、像様露光に続く現像により画像
状に除去され着色画像を形成するものである。
着色記録層を構成する結合剤としては、皮膜形成性かつ
溶媒可溶性であり現像液で溶解ないし膨潤しうる高分子
化合物が用いられる。
前記着色記録に好適に用いられる高分子化合物の具体例
としてはアクリル酸やメタクリル酸及びそれらのアルキ
ルエステル又はスルホアルキルエステル、フェノール樹
脂、ポリビニルブチラール、ポリアクリルアミド、エチ
ルセルロースや酢酸・酪酸セルローズ、酢酸プロピオン
酸セルローズ、酢酸セルローズ、ベンジルセルロース、
プロピオン酸セルローズなどのセルローズ誘導体、その
他ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、塩素化ゴム、ポリイ
ソブチレン、ポリブタジェン、ポリ酢酸ビニル、及びそ
れらのコポリマー、酢酸セルロース、セルロースプロピ
オネート、セルロースアセテートフタレートなどが挙げ
られる。
着色記録層中には着色物質として染料、顔料が添加され
る。特に色校正に使用する場合、そこに要求される常色
即ち、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと一致し
て色調の顔料、染料が必要となるが、この他金属粉、白
色顔料、螢光顔料なども使われる。次の例はこの技術分
野で公知の多くの顔料及び染料の内の若干例である。(
C,Iはカラーインデックスを意味する) ビクトリアピュアブルー(C,I 42595)オーラ
ミンo (c、■41000) カチロンブリリアントフラビン (C,Iベーシック13) ローダミン6GCP (C,I 45160)ローダミ
ンB (C0I 45170)サフラニン0K70:1
00 (C,I 50240)エリオグラウシンX (
C,I 42080)ファーストブラックHB (C,
I 26150)黒1201リオノールイエロ−(C,
I 21090)リオノールイエローGRO(C,I 
21090)シムラ−77−:1. トイIo −8G
F  (C,r 21105)ベンジジンイエロー4T
−5640(C,I 21095)シムラーファースト
レッド4015 (C,I 12355)リオノールレ
ッド7B4401 (C,I 15830)ファースト
ゲンブルーTGR−L  (C,I 74160)リオ
ノールブルーSM (C,I 26150)三菱カーボ
ンブランクMA−100 三菱カーボンブラック!130.140.150本発明
に用いる着色記録層の着色剤/結合剤の比率は、目標と
する光学濃度と着色記録層の現像液に対する除去性を考
慮して同業者に公知の方法により定めることができる。
例えば、染料の場合、その含有量は重量で5%〜75%
、顔料の場合、その含有量は重量で5%〜90%が適当
である。
また本発明の着色記録層の膜厚は目標とする光学濃度、
着色記録層に用いられる着色剤の種類(染料、顔料、カ
ーボンブラック)およびその含有率により同業者に公知
の方法により定めることができるが、許容範囲内であれ
ば着色記録層中ク像品質は良好である。
さらに、この着色記録層には皮膜形成性を損なわない範
囲で感光性成分も添加可能である。添加することの可能
な感光性成分としては活性光線照射により露光部、未露
光部において現像液に対する溶解性又は膨潤性に差異を
生せしめることのできるものが用いられる。活性光線に
露光された部分の現像液に対する溶解性または膨潤性が
低下する、いわゆるネガ・ポジタイプとしては、ポリビ
ニルアルコールをケイ皮酸でエステル化したもので代表
される光架橋型の感光性樹脂、ジアゾニウム塩やその縮
合体、芳香族アミド化合物等があり、さらに光ラジカル
重合や光イオン重合を利用した感光性樹脂も用いること
ができる。一方、活性光線に露光された部分の現像液に
対する溶解性または膨潤性が高くなる、いわゆるポジ・
ポジタイプとしては、ナフトキノンジアジド化合物等が
ある。
本発明に係る画像形成材料は、着色記録層の上に感光性
組成物より成る感光層を設けて構成されることが好まし
い。なお、着色記録層中に前記感光性成分を添加してい
ない場合はこの感光層は必須である。
このような感光層を設けるための感光性組成物としては
、従来から各種の素材のものが知られており、市販品も
容易に入手することができる。用いられる感光性組成物
としては、活性光線の照射を受けると短時間のうちにそ
の分子構造に化学的な変化をきたし、溶媒に対し溶解性
が変化し、ある種の溶媒を適用した場合には、露光部分
又は非露光部分が溶解除去してしまうようなモノマー、
プレポリマー及びポリマーなどの化合物のすべてが含ま
れる。使用可能な感光性組成物の例としては、露光部の
溶解性が低下する、いわゆるネガ・ポジタイプのものと
して、ポリビニルアルコールをケイ皮酸でエステル化し
たもので代表される光架橋型の感光性樹脂系、ジアゾニ
ウム塩やその縮合体をポリビニルアルコール、ポリビニ
ルピロリドン、ポリアクリルアミド等の混合した系、ま
た芳香族アシド化合物を光架橋剤として用い環化ゴム等
のバインダーと混合した系等があり、さらに光ラジカル
重合や光イオン重合を利用した感光性樹脂も用いること
ができる。また露光部の溶解性が増大する、いゆわるポ
ジ・ポジタイプのものとしてはナフトキノンジアジドと
ノボラック樹脂の組合せに代表される光可溶型樹脂系が
ある。
このような感光性組成物の市販品としては、米国イース
トマンコダック社製″KPR”、”KOR”。
“KMER”、米国シソプレイ社製“AZ−340″。
“AZ−119”、“A Z−1350”東京応化製″
TPR″、“オーカレジスト”、富士薬品型“FPPR
”等があり、これらの全てを利用することができる。
前記離型性層と着色記録層との間には、熱融着性層を設
けるのが好ましく、この熱融着性層としては、透明でか
つ室温では非粘着性であるが、80℃〜150℃の温度
範囲で熱融着可能なものが好適である。
これには、次に挙げるような70℃〜140℃の軟化点
を有する皮膜形成性の熱可塑性樹脂が用いられる。例え
ば、オレフィン(共)重合体、塩化ビニル(共)重合体
、塩化ビニリデン(共)重合、酢酸ビニル(共)重合体
、(メタ)アクリル酸エステル(共)重合体、スチレン
/(メタ)アクリル酸エステル共重合体、ポリエステル
、ビニルブチラール樹脂、塩化ゴム、好ましくは、スチ
レン/(メタ)アクリル酸エステル共重合体、ポリエス
テル等であり、これらは単独もしは混合して用いられ、
更には他の樹脂類あるいは可塑剤等を混合して用いても
よい。
熱融着性層の厚さは、1〜20μ閑の範囲が適当であり
、特に好ましくは2〜8μIの範囲である。熱融着性層
の厚さは、後述の着色記録層と同等またはそれ以上にし
た方が、熱融着性層」二に形成された着色画像を受像材
料表面に加熱、加圧、転写する際、微細な非画線部、つ
まり大きな画線部に囲まれた狭い領域の熱融着性層まで
もが効果。
的に受像材料表面に融着し、均−且つ良好な転写画像を
得ることができる。
本発明の画像形成材料を製造するには、第1図のように
、前述の接着性層2成分のポリマーラテックスを前述の
透明支持体l上に塗布、乾燥し、次いで前述の離型性層
3、熱融着性層4、着色記録層5各々の成分の適当な溶
媒による溶液を順次該接着性層上に塗布し乾燥すればよ
い。
溶媒としては、水、メタノール、エタノール、アセトン
、酢酸エチル、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、
ジオキサン、メチルエチメケトン、シクロヘキサノン、
ジエチレングリコールモノメチルエーテル、T−ブチロ
ラクトン、テトラヒドロフラン、メチレンクロライド、
エチレンクロライド、ジメチルスルホキシド、ジメチル
ホルムアミド等が挙げられ、これらは単独あるいは二種
以上組合せて使用できる。
このように製造された本発明に係る画像形成材料は、ま
ず活性光線で画像露光される。
画像露光には超高圧水銀灯、タングステンランプ、水銀
灯、キセノンランプ、螢光ランプ、CRT光源、レーザ
ー光源等各種の光線が用いられる。
このように画像露光された画像形成材料は、着色記録層
の画像部を溶解せず非画像部を溶解する溶液にて処理す
ることにより、該記録層の非画像部を除去し、着色画像
を形成することができる。
以上のような記録層の現像にはそれぞれにおける溶液の
選択が重要であるが、いずれも従来周知の技術を応用し
て本発明を実施し得るものである。
以上のように、画像露光及び現像処理することにより、
第2図に示すような着色画像フィルムを得ることができ
る。
次に、得られた着色画像をアート紙、コート紙等の受像
材料に転写する。具体的には、第3図に示すように、着
色記録層5と受像材料6の表面とを重ね合せ、加熱・加
圧下でラミネーターを通過させる。ラミネーターの条件
としては、通常、加熱温度が80〜160℃、通過速度
が50〜100ca+/分の範囲が適当である。かかる
ラミネーター通過時の加熱・加圧により、着色記録層5
とその支持体lとの間に塗布膜された熱融着性層4が受
像材料6表面に融着する。この時、着色記録部5は、熱
融着性層4に包含されて受像材料6表面に転写、積層さ
れる。
多色校正シートを作成する場合には、露光、現像された
各色の着色画像層を受像材料表面に既に転写、積層され
た着色画像上に同様の方法で順次転写、積層を繰り返す
ことにより達成される。
また、別の画像形成方法としては、第2図に示す着色画
像を画像受像層を有する受像シートに転写する。
具体的には着色画像と受像シートの受像層を重ね合わせ
、加熱・加圧下でラミネーターを通過させる。通過時の
加熱・加圧により着色画像は受像像に埋め込まれ転写さ
れる。
次に、多色校正シートを作成するために、各色の着色画
像を受像層に転写、積層する。さらに、必要な色の数だ
け着色画像が転写された受像層を受像材料のアート紙、
コート紙と接するように重ね合わせ、加熱・加圧下でラ
ミネーターを通過させ多色画像をアート紙、コート紙に
転写することで達成される。
本発明の受像シートに用いられる支持体は、前述の着色
画像形成材料に用いる透明支持体が好適に用いられる。
本発明の受像層に用いられる樹脂は、低温では硬く加熱
により粘着性が生じる樹脂が好ましい。
このためには室温より10℃ないし100℃高い温度で
軟化する樹脂が好ましい。
このようなものとしては、ポリエチレン、ポリプロピレ
ンのようなポリオレフィンあるいは、これらのポリオレ
フィンとα、β−不飽和カルボン酸との共重合体、更に
これらの共重合体の金属イオン結合物であるアイオノマ
ー樹脂等がある。その他、ポリ塩化ビニリデン及びその
共重合体、ポリアクリロニトリル、ポリ−N−ビニルカ
ルバゾール、ポリビニルアルコール、ポリ−N−ビニル
ピロリドン、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、エイ
レンー酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン樹脂、スイレ
ン−ブタジェン共重合体、アクリロニトリル−ブタジェ
ン共重合体、スイレン−イソプレン共重合体、ブチルゴ
ム、ポリアクリル樹脂等を挙げることができる。これら
熱可塑性樹脂の中でもアイオノマー樹脂ポリアミド樹脂
、ポリエステル樹脂が低温時の強度及び高温時の粘着性
の点から特に好ましい。
一方、その他好適な画像受容層としては、例えば光重合
性感光層が用いられ、これには、a)少なくとも1個の
付加重合によって光重合体を形成し得る多官能ビニルま
たはビニリデン化合物、b)有機重合体結合剤、C)活
性光線によって活性化される光重合開始剤から成り、必
要に応じて熱重合禁止剤を含有する系が好適である。
a)の多官能ビニルまたはビニリデン化合物としては、
例えばポリオールの不飽和エステル、特にアクリル酸ま
たはメタクリル酸のエステル、例えばエチレングリコー
ルジ7クリラート、グリセリントリアクリラード、ポリ
アクリラート、エチレングリコールジメタクリラード、
1.3−プロパンジオールジメタクリラート、ポリエチ
レングリコールジメタクリラート、1,2.4−ブタン
トリオ−ルートリメタクリラート、トリメチロールエタ
ントリアクラード、ペンタエリトリットジ−トリーおよ
びテトラメタクリラート、ペンタエリドリフトジ−トリ
ーおよびテトラアクリラート、ジペンタエリトリット−
ポリアクリラート、1.3−プロパンジオールージアク
リラート、1.5−ペンタンジオ−ルージメタクリラー
ド、200〜400の分子量を有するポリエチレングリ
コールのビス−アクリラートおよびビス−メタクリラー
トおよび類似の化合物、不飽和アミド、特にそのアルキ
レン鎖が炭素原子によって開かれていてもよいα、ω−
ジアミンを有するアクリル酸およびメタクリル酸の不飽
和アミドおよびエチレンビス−メタクリルアミドがある
が、これらに限定されるものではない。
b)の有機重合体結合体としては、熱可塑性であること
が良好な画像転写性を得るために必要であるが、前記モ
ノマー化合物および後述の光重合開始剤との相溶性の点
で特にビニル系高分子物質が好適である。ビニル系高分
子物質としては、ポリ塩化ビニル、ポリアクリル酸、ポ
リアクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアク
リル酸ブチル、ポリメタクリル酸、ポリメタクリル酸メ
チル、ポリビニルエーテル、ポリビニルアセタールおよ
びこれらの共重合物等種々のものが挙げられるが、これ
らに限定するものではない。ここでモノマー化合物と有
機重合体結合体の混合体は、使用されるモノマー化合物
と有機重合体結合体の組合せによって、適正比は異なる
が、−i的には、モノマ一対バインダー比が0.1 :
 1. O〜2. O: 1.0(重量比)が好ましい
C)の光重合開始剤としては、可視部における吸収の少
ないものがより好ましく、例えばベンゾフェノン、ミヒ
ラーケトン(4,4’−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾ
フェノン〕、4.4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾ
フェノン、4−メトキシ−4′−ジメチルアミノベンゾ
フェノン、2−エチルアントラキノン、フエナントラキ
ノン、およびその他の芳香族ケトンのような芳香族ケト
ン類、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾ
インエチルエーテルおよびベンゾインフェニルエーテル
のようなベンゾインエーテル類、メチルベンゾイン、エ
チルベンゾインおよびその他のベンゾイン類、ならびに
2−(o−クロロフェニル) −4,5−ジフェニルイ
ミダゾール二重体、2−(o−クロロフェニル) −4
,5−Cra−メトキシフェニル)イミダゾールニ重体
、2−(0−フルオロフェニル) −4,5−ジフェニ
ルイミダゾール二重体、2−(O−メトキシフェニル)
 −4,5−ジフェニル1ミダゾール二重体、2−(p
−メトキシフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾー
ル二111体、2.4ジ(p−メトキシフェニル)−5
−フェニルイミダヅールニ重体、2−(2,4−ジメト
キシフェニル) −4,5−ジフェニルイミダゾール二
重体、2−(p−メチルメルカプトフェニル) −4,
5−ジフェニルイミダゾール二重体および米国特許第3
,479.185号、英国特許第1 、047 、56
9号および米国特許第3,784,557号の各明細書
の記載の同様の二重体のような2,4.5− )リアク
リルイミダゾール二重体が挙げられるが、これらに限定
するものではない。
光開始剤の添加量は、モノマー化合物に対して0.01
〜20重量%が好ましい。
必要に応じて添加される熱重合禁止剤は、例えば、P−
メトキシフェノール、ハイドロキノン、アルキルまたは
アリール置換ハイドロキノン、ターシャルブチルカテコ
ール、ピロガロール、ナフチルアミン、β−ナフトール
、ツェナチアジン、ピリジン、ニトロベンゼン、φ−ト
ルチノン、アリールホスファイトなどがあるが、これら
に限定するものではない。
画像受容層の膜厚は、画像形成後の4色の色像が埋め込
まれて転写されるのに、充分な厚さが最低あれば良く、
適正な塗布量は、色像の膜厚によって異なるが4 g 
/ tri〜40 g/mが好適である。
画像受容層として光重合性画像受容層を用いる場合は、
多色画像を転写した受像シートとアート祇、コート紙等
の印刷用紙を重ね合わせてラミネーターを通過した後、
光重合性画像受容層の透明な支持体を通して全面に紫外
線露光が与えられ、光重合性画像受容層を光硬化させ、
透明支持体を剥離することが好ましい。これにより、普
通紙上に強固な着色画像を形成することができる。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
〈実施例1〉 下記組成の接着性層塗布液をポリエチレンテレフタレー
トフィルム上に乾燥膜厚1μmになるように塗布し、乾
燥した。
次に下記組成の離型性面塗重液を乾燥膜厚1μmになる
ように上記接着性層上に塗布し、乾燥した。
さらに、下記組成の熱融着外層塗布液を乾燥膜厚が5μ
mになるように塗布した。
次に下記組成の4色の着色記録層分散液を調製し、乾燥
膜厚が3μmになるように塗布した。
t 下記構造を有するフェノール樹脂 (m:n=4:5  平均分子量2000)  5 g
lh 下記顔料              5gエチルセロ
ソルブ        180g(顔 料) ブラック:カーボン#50 (三菱化成製)マゼンタニ
クロムフタルレッドA(〃  )シアンニクロムフタル
ブルー4GN(〃)得られた4色の画像形成材料を各色
の色分解ポジマスクと重ね合わせ、3に一メタルハライ
ドランプで50(Jの距離から像様露光した後、5DR
−1(サクラps版現像液:小西六写真工業製)の10
倍希釈液に20秒消して現像し、4色の色画像を得た。
別のポリエチレンテレフタレートフィルム上に、下記の
受像層塗布液を乾燥膜厚20μmになるよう塗布し受像
シートを作成した。
水                       i
og先に得たイエロー色画像を受像シートと密着し、1
00℃に加熱されている1対のニップロール間を通過さ
せ色画像を受像シートに転写した。引続きマゼンタ、シ
アン、ブラックの順に色画像の転写を行い受像シート上
に4色から成るカラーシートを形成した。転写、離型時
の安定性は良好であった。
次に、受像シートの画像面側を白色紙に密着させ、10
0℃に加熱されている1対のニップロール間を通過させ
ることにより多色画像を白色紙に転写した。このように
して白色紙上に多色カラープルーフィングシートを得た
。得られたカラープルーフは画像欠陥がなく、画像再現
性に優れ印刷物に極めて近い良好なものであった。
〈比較例1〉 接着性層および熱融着性層を塗設しなかった以外は実施
例1と全く同様に行ない、多色カラープルーフィングシ
ートを得た。しかしながら、着色画像を受像シートに転
写する際、離型性層が透明支持体に残ったり、残らなか
ったりして、転写、離型性が非常に不安定であった。
また、出来上がったカラープルーフは、離型層が部分的
に偏在しており、画像再現性が不良であった。
〈実施例2〉 下記組成の接着性層をポリエチレンテレフタレートフィ
ルム上に乾燥膜厚1μmになるように塗布し、乾燥した
次に、下記組成の離型性面塗重液を乾燥膜厚0.5μm
になるよ□うに、上記接着性層上に塗布し、乾燥した。
さらに、下記組成の熱融着層塗布液を乾燥膜厚7μmに
なるように塗布した。
次に下記組成の4色の着色記録層分散液を調製し、乾燥
膜厚2μmになるように塗布した。
ヒドロキシフェニルメタクリレート・ アクリロニトリル・メ、トルメタクリレート・マレイン
酸共重合体(30:40:25:5)   15 g下
記顔料              5gメチルセロソ
ルブ         80g(顔 料) ブラック:カーボンMA−100(三菱化成製)シアン
:リオノールブルーNCB (東洋インキ!!り更に下
記組成の感光層塗布液を感光膜厚2μ偏になるように塗
布した。
トリメチロールプロパントリアクリレートg スチレン−無水マレイン酸共重合体  4gジメチルチ
オキサントン       1gジメチルアミノ安息香
酸イソアミル  1gメチルセロソルブアセテート  
  90g得られた4色の画像形成材料を各色の色分解
ネガマスクと重ね合わせ、3kwメタルハライドランプ
で50cmの距離から10秒像様露光した後、5DP−
1(前述)の10倍希釈液に30秒漫清して現像し、4
色の色画像を得た。
次に、白色紙上に実施例1と同様に4色の色画像の転写
を行ったところ、転写離型時の安定性は良好で、白色紙
上に4色からなるカラー画像が形成された。得られたカ
ラープルーフは非画像部にかぶりのない印刷物に極めて
近い良好なものであった。
く比較例2〉 接着性層および離型性層を塗設しなかった以外は、実施
例2と全く同様に行ない、多色カラープルーフィングシ
ートを得た。しかしながら、着色画像を白色紙に転写す
る際、熱融着性層が透明支持体側に部分的に残存し、そ
の程度も不安定であった。
また、出来上がったカラープルーフは熱融着層の欠落部
分の欠陥が認められ、画像再現性が不良であった。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、離型および転写性が安定
し、良好な画像再現性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る着色画像形成材料の層構成例を示
す断面図、第2図および第3図は離型および転写法を示
す断面図である。 1・・・・支持体   2・・・・接着性層3・・・・
離型性層  4・・・・熱融着性層5・・・・着色記録
層 特許出願人  小西六写真工業株式会社三菱化成工業株
式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に、接着性層、離型性層および感光性組
    成物を有する着色記録層を、この順に有することを特徴
    とする着色画像形成材料。
JP4106987A 1987-02-24 1987-02-24 着色画像形成材料 Pending JPS63208039A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02228663A (ja) * 1989-02-28 1990-09-11 Toyo Ink Mfg Co Ltd 画像形成材料
JPH0321954A (ja) * 1989-06-19 1991-01-30 Konica Corp 着色画像形成材料

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02228663A (ja) * 1989-02-28 1990-09-11 Toyo Ink Mfg Co Ltd 画像形成材料
JPH0321954A (ja) * 1989-06-19 1991-01-30 Konica Corp 着色画像形成材料

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