JPS63205847A - 回転ヘツド式テ−プレコ−ダ−のトラツキング制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 げ）　産業上の利用分野 本発明は、テープの各トラックのトレース始端部とトレ
ース終端部とに夫々トラッキング領域と共に形成された
サブコード領域への、アフターレコーディングを良好に
行なわせるための回転ヘッド式ディジタルオーディオテ
ープレコーダー（Ｒ−ＤＡＴ　）のトラッキング制御方
式に関するものである〇 （ロ）従来の技術 従来、Ｒ−ＤＡＴでは回転ヘッドにてヘリカルスキャン
されるテープの各トラックのトレース中央部に情報の記
録領域を形成すると共に、この情報の記録領域の両側に
即ち各トラックのトレース始端部とトレース終端部とに
夫々トラッキング領域を形成し、この各トラッキング領
域にて記録再生時のトラッキング制御を行なわせるよう
にしている。即ち、斯るＲ−１）ＡＴのトラッキング制
御はこの各トラッキング領域にタンク信号が記傍される
シンクエリアとパイロット信号が記録されるパイロット
エリアとを設け、シンク信号の周波数を奇偶数のトラッ
クで区別し且つそのエリア長も２トラツクごとに区別す
る４トラツク完結型を採用している。具体的に斯る４ト
ラツク完結型のテープパターンは第５図に示すようにな
っており、連続する４トラツク（ｔｌ）（ｔ２）（ｔｓ
）（ｔａ）夫々のトレース始端部、終端部にトラッキン
グ領域（Ｔｅ　）（Ｔｅ　）が形成されている。そして
、トラック（ｔｌ）はトラッキング領域Ｃ′ｒＢ）にト
レース始端から順にパイロット信号（ｆｌ）が記録され
た２τのパイロットエリア、シンク信号（ｆｌ）が記録
された１τのシンクエリアが１τの間隔を有して設けら
れ、トラッキング領域（Ｔ・）にトレース始端から順に
シンク信号（ｆｌ）が記録された１τのシンクエリア、
パイロット信号（ｆｌ）が記録された２τのパイロット
エリアが２τの間隔を有して設けられている◎また、ト
ラック（ｔ２）は、トラッキング領域（ＴＢ）に、トレ
ース始端から原にシンク信号（ｆｓ）が記録された０、
５τのシンクエリア、パイロット信号（ｆｌ）が記録さ
れた２τのパイロットエリアが２．５丁の間隔を有して
設けられ、トラッキング領域（Ｔｏ）に、トレース始端
から順にパイロット信号（ｆｌ）が記録された２τのパ
イロットエリア、シンク信号（ｆ５）が記録された０、
５τのシンクエリアが１丁の間隔を有して設けられてい
る。

さらに、トラック（ｔｓ）は、トラッキング領域（ＴＢ
）に、トレース始端側から頭にパイロット信号（ｆｌ）
が記録された２τのパイロットエリアシンク信号（ｆｌ
）が記録され走０．５τのシンクエリアが１丁の間隔を
有して設けられ、トラッキング領域（Ｔｏ）に、トレー
ス始端側から順にシック信号（ｆｌ）が記録された０、
　５τのシンクエリア、パイロット信号（ｆｌ）が記録
された２τのパイロットエリアが２．５丁の間隔を有し
て設けられている。マ九、トラック（ｔａ）は、トラッ
キング領域（ＴＢ）に、トレース始端側から順にシンク
信号（ｆ３）が記録された１τのシンクエリア、パイロ
ット信号（ｆｌ）が記録された２τのパイロットエリア
が２丁の間隔を有して設けられ、トラッキング領域（’
ｒｅ　）に、トレース始端側から順にパイロット信号（
ｆｌ）が記録され九２τのパイロットエリア、シンク信
号（ｆｓ）が記録された１τのシンクエリアが１丁の間
隔を有して設けられている。

そしてトラック（ｔｌ）、（ｔｓ）の両トラッキング領
域（ＴＢ　）、　（Ｔｏ　）のシンクエリアに記録され
るシンク信号（ｆｌ）と、トラック（ｔ２）？　（ｔａ
）の両トラッキング領域（ＴＢ）ｔ　（Ｔｅ）のシンク
エリアに記録されるタンク信号（ｆ３）の周波数が異な
り奥（即ち、ｆｌけ５２２．６７ＫＨ２ｓｆ３は７８４
　ＫＨｚ）、各トラック（ｔｌ）〜（ｔａ）の両トラッ
キング領域（Ｔｓ）　Ｉ　（Ｔｏ）のパイロットエリア
に記録されるパイロット信号（ｆｌ）の周波数は同一（
即ちｆｌけ１３０．６７ＫＨｆｆ）である。

なお第５図の斜線方向けへラドアジマスの違いを示して
いる。また、他の連続する４トラツクもトラック（ｔｌ
）〜（ｔａ）それぞれと同一の記録パターンになる。

そして、斯る４トラツク完結型では奇数トラック（ｔｌ
）（ｔｓ）が一方の回転ヘッド（Ａヘッド）によりトレ
ースされ、偶数トラック（ｔ２）（ｔａ）カニ他方の回
転ヘッドＣＢヘッド）によりトレースされると共に、Ａ
、Ｂヘッドのヘッド幅はトラック嘔より少し大きく設定
されている。そして、この様な４トラツク完結型では各
連続する４トラツク（ｔｌ）〜（ｔａ）を１周期として
、ヘッド毎にシンク信号の長さ及び周波数を変えてシン
ク信号を区別し、再生時のトラッキング制御を行なって
いる。

更に、斯るＲ−ＤＡＴでは上記し念トラッキング領域（
Ｔａ）（Ｔｏ）と共にサブコード領域（ａｇ）ｃＳｅ）
を第６図に示す如くテープの各トラックのトレース始端
部とトレース終端部とに夫々形成し、このサブコード領
域（Ｅｌｇ　）（ｌｉｉｅ　）にてシステム制御（例え
ば、プログラムサーチやプログラムナンバー表示等）を
行なわせるようにしている。

ｅ→　発明が解決しようとする問題点 ところが、従来ては斯るサブコード領域だ記録され九デ
ータの書き直し、即ちアフターレコーディングを行なう
場合、そのトラッキング制御をテープの各トラックのト
レース始端部とトレース終端部とに夫々形成した両トラ
ッキング領域のシンク信号とパイロット信号に基いて（
即ち、２点ＡＴＦにて）行なっている六め、例えば第７
図に示す如くトラック曲りがある場合（即ち、記録トラ
ック自体が既に曲っている場合や再生時にシリンダー系
やテープ走行系により曲ってしまう場合）、回転ヘッド
が同図実線矢印のようにトレースし、アフターレコーデ
ィングされる信号が希望するトラックのサブコード領域
からズして記録されてしまうと謂った問題を生じてい企
。特に、トラック曲がりがある状態でトレース始端部側
のサブコード領域のみ或いけトレース終端部側のサブコ
ード領域のみのアフターレコーディングを行ないたい様
な場合、２点ＡＴＰ方式によるトラッキング制御では不
都合であった。

に）問題点を解決するための手段 本発明は上記した問題点を解決するために、回転ヘッド
にてヘリカルスキャンされるテープの各トラックのトレ
ース始端部とトレース終端部とに夫々トラッキング領域
と共にサブコード領域を形成し、このトラッキング領域
にて再生時のトラッキング制御を行なわせると共に、こ
のサブコード領域にてシステム制御を行なわせる回転ヘ
ッド式テープレコーダーにおいて、トレース始端部側の
サブコード領域のみ或いはトレース終端部側のサブコー
ド領域のみのアフターレコーディングを行なう際、その
トラッキング制御をトレース始端部側のトラッキング領
域のみ或いはトレース終端部側のトラッキング領域のみ
を用いて行なうようにしたものである。

（ホ）作　用 上記した本発明のトラッキング制御方式に依れば、特に
トラック曲りがあるような場合でもアフターレコーディ
ングを行なわせたいサブコード領域に精度良くアフター
レコーディングを行なわせることが出来る。

（へ）実施例 以下、本発明の一実施例について図面と共に説明する〇 即ち、本発明トラッキング制御方式に依れば、テープの
各トラックのトレース始端部側のサブコード領域のみ或
いはトレース終端部側のサブコード領域のみのアフター
レコーディングを行なう際、アフターレコーディングを
行なうサブコード領域だけを記録状態にそしてそれ以外
の部分は再生状態にすると共に、そのトラッキング制御
もアフターレコーディングを希望するサブコード領域に
最も近い位置にあるトラッキング領域のみを用いて行な
わせるようにしたものである。例えば、第１図（＆）に
示す如くトラック曲りがある状態で、トレース始端部側
のサブコード領域のみのアフターレコーディングを行な
わせたい場合にはトレース始端部側のトラッキング領域
のみを用いてそのトラッキング制御を行なうことで、回
転ヘッドのトレース位置を２点ＡＴＦ方式の場合とは異
ならせてそのサブコード領域のアフターレコーディング
に適し六位置（同図実線矢印）に変えることが出来る。

同様に、第１図ｆｆ１）Ｋ示す如くトラック曲りがある
状態で、トレース終端部側のサブコード領域のみのアフ
ターレコーディングを行なわせたい場合にはトレース終
端部側のトラッキング領域のみを用いてそのトラッキン
グ制御を行なうことで、回転ヘッドのトレース位置を２
点ＡＴＦ方式の場合とは異ならせてそのサブコード領域
のアフターレコーディングに適した位置（同図実線矢印
）Ｋ変えることが出来る。

具体的には、トラッキング制御回路部は第２図に示す様
な構成になっており、ヘッド幅がトラックピッチよりも
広い２個の回転ヘッド（Ａ、Ｂヘッド）により第５図の
様なテープパターンが記録されたテープを再生し九場合
、例えば一方の回転ヘッド（Ａヘッド）によりトラック
（ｔｌ）の始端部が再生トレースされると、この回転ヘ
ッドの出力は再生アンプ（１）によって適当な値に増幅
された後、パイロット信号を抽出するＩ、　Ｐ　Ｆ’　
（２１に供給される◎この１．ＰＩＦ＋２１から得られ
るパイロット信号成分は＠３図に示す、ようにトレース
するホームトラックからのパイロット信号Ｐ、　と隣接
する左右トラック、即ち右トラツクからのパイロットサ
イドリード信号Ｐ麓と、左トラツクからのパイロットサ
イドリード信号ＰＬとから成っている。とのように、Ｌ
ＰＩＦ＋２１によって抽出されたパイロット信号成分は
エンベｑ−ブ検波器（３）によってエンペロ−プ検波さ
れた後、第１サンプルホールド回路（４）忙供給される
。一方、回転ヘッドからの再生信号はイコライザー（５
）によって波形等化された後、ゼロクロスコンパレータ
ー＋８）　Ｋよってディジタル信号に変換される。そし
て、コントロールロジック回路（７）はこの信号をディ
ジタル処理しシンク信号を検知すると同時に第３図に示
すタイミングでパイロット信号をサンプリングするため
のサンプリンクパルスＳＰ、　を第１サンプルホールド
回路（４）Ｋ供給する。従って、第１サンプルホールド
回路（４）ではこのサンプリングパルス８Ｐ、　　によ
ってパイロットサイドリード信号Ｐｌがホールドされ、
このパイロットサイドリード信号ＰｌとＰＬの差が減算
器（８）から第２サンプルホールド回路（９）に供給さ
れる。この時コントロールロジック回路（７）からサン
プリングパルスＥＩＰ２がゲート回路（増に供給される
。このゲート回路（１ｏｌはアフターレコーディングが
行なわれるサブコード領域の位置を示す信号（即ち、ト
レース始端部側のサブコード領域かトレース終端部側の
サブコード領域かを示す信号）ヲ得て、コントロールロ
ジック回路（７）から出力されるサンプリングパルスＳ
Ｐ２の内アフターレコーディングを行なうサブコード領
域に最も近い位置にあるトラッキング領域からのサンプ
リングパルスｓＰ２を選択し、第２サンプルホールド回
路（９）に供給する。従って、例えばトレース始端部側
のサブコード領域のみのアフターレコーディングを行な
わせる場合、トレース始端部側のサンプリングパルスＢ
Ｐ、によって第２サンプルホールド回路（９）ではトレ
ース始端部側のパイロットサイドリード信号Ｐ、とＰＬ
の差がホールドされ出力されることになる。この出力信
号がトラッキングエラー信号としてキャプスタンモータ
制御部に供給され、トラッキング制御（この信号が零に
なるようテープ走行制御）が行なわれることになる。

尚、第４図はゲート回路（１０）による選択動作を説明
する走めの信号波形図で、同図（ａ）は回転ヘッドによ
る再生エンベロープ信号、同図（１））はＲＩＦスイッ
チング信号、同図（ｅ）はトレース始端部側とトレース
終端部側のタンク信号先頭部分で夫々取り出されるサン
プリングパルス８Ｐ１、同図（ｄ）はこのサンプリング
パルス８Ｐ、から所定のタイミングで夫々取シ出される
サンプリングパルス８Ｐ２、同図（・）はトレース始端
部側のサブコード領域のみをアフターレコーディングす
る場合にその位置信号を受けてゲート回路（圃内で発生
されるゲート信号、同図ｉｆ）はこのゲート信号により
選択されゲート回路＋１０）より出力されるトレース始
端部側のサンプリングパルス８Ｐ２、同図（ｇ）はトレ
ース終端部側のサブコード領域のみをアフターレコーデ
ィングする場合にその位置信号を受けてゲート回路（ｌ
α内で発生されるゲート信号、同図色）はこのゲート信
号により選択されゲート回路！１０）より出力されるト
レースート回路＋＋０１内で発生されるゲート信号、同
図（ｊ）はこのゲート信号によりゲート回路（１■から
出力されるトレース始端部側とトレース終端部側の両サ
ンプリングパルスＢＰ２で、この場合／ｒｉ２点ＡＴＦ
’方式のトラッキング制御が行なわれることになる。

（ト）発明の効果 上述した如く本発明トラッキング制御方式に依れば、ト
レース始端部側のサブコード領域のみ或いはトレース終
端部側のサブコード領域のみのアフターレコーディング
を行なう際、そのトラッキング制御をトレース始端部側
のトラッキング領域のみ或いはトレース終端部側のトラ
ッキング領域のみを用いて行なわせるようにしたので、
特にトラック曲りがある↓うな場合でもアフターレコー
ディングを行なわせたいサブコード領域に精度良くアフ
ターレコーディングを行なわせることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）（１））は本発明トラッキング制御方式に
よる回転ヘッドのトレース位置を示す図、第２図はその
トラッキング制御回路部を示すブロック図、第３図はそ
の信号波形図、第４図はゲート回路の選択動作を説明す
る虎めの信号波形図、第５図はトラッキング制御のため
のテープパターン図、第６図はトラッキング領域とサブ
コード領域の位置関係を示すテープパターン図、第７図
は従来の回転ヘッドのトレース位置を示す図である。 （ｔｌ）（ｔｚ）（ｔ３）（ｔ４）・・）ラック、（Ｔ
Ｂ　）（Ｔｅ　）・・・トラッキング領域、（Ｓ８）（
８θ）・・・サブコード領域、　（４）（９１・・・第
１、第２サンプルホールド回路、（ｌφ・・・ゲート回
路。 出頃人　三洋電１機株式会社 代理人弁理士西野卓嗣（外１名） 第１図 （ａ）　　　　　　　　（ｂ） 第４図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転ヘッドにてヘリカルスキャンされるテープの
   各トラックのトレース始端部とトレース終端部とに夫々
   トラッキング領域と共にサブコード領域を形成し、この
   トラッキング領域にて再生時のトラッキング制御を行な
   わせると共に、このサブコード領域にてシステム制御を
   行なわせる回転ヘッド式テープレコーダーにおいて、ト
   レース始端部側のサブコード領域のみ或いはトレース終
   端部側のサブコード領域のみのアフターレコーデイング
   を行なう際、そのトラッキング制御をトレース始端部側
   のトラッキング領域のみ或いはトレース終端部側のトラ
   ッキング領域のみを用いて行なうようにした事を特徴と
   する回転ヘッド式テープレコーダーのトラッキング制御
   方式。