JPS6320495A - スラリー法による電解二酸化マンガンの製造方法 - Google Patents
スラリー法による電解二酸化マンガンの製造方法Info
- Publication number
- JPS6320495A JPS6320495A JP16610286A JP16610286A JPS6320495A JP S6320495 A JPS6320495 A JP S6320495A JP 16610286 A JP16610286 A JP 16610286A JP 16610286 A JP16610286 A JP 16610286A JP S6320495 A JPS6320495 A JP S6320495A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current density
- electrolysis
- anode
- mno2
- electrolytic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- NUJOXMJBOLGQSY-UHFFFAOYSA-N manganese dioxide Chemical compound O=[Mn]=O NUJOXMJBOLGQSY-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 22
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 7
- 238000005868 electrolysis reaction Methods 0.000 claims abstract description 26
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 10
- 238000007613 slurry method Methods 0.000 claims description 7
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 239000010439 graphite Substances 0.000 abstract description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 abstract 1
- 239000002002 slurry Substances 0.000 abstract 1
- AMWRITDGCCNYAT-UHFFFAOYSA-L hydroxy(oxo)manganese;manganese Chemical compound [Mn].O[Mn]=O.O[Mn]=O AMWRITDGCCNYAT-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 description 2
- 239000008151 electrolyte solution Substances 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 229940099596 manganese sulfate Drugs 0.000 description 1
- 235000007079 manganese sulphate Nutrition 0.000 description 1
- 239000011702 manganese sulphate Substances 0.000 description 1
- SQQMAOCOWKFBNP-UHFFFAOYSA-L manganese(II) sulfate Chemical compound [Mn+2].[O-]S([O-])(=O)=O SQQMAOCOWKFBNP-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電解二酸化マンガンの製造方法であって、陽極
板上に析出する電解二酸化マンガンを均等及び均質に製
造するための改良法に関するものである。
板上に析出する電解二酸化マンガンを均等及び均質に製
造するための改良法に関するものである。
現在、電解二酸化マンガン（以下ＥＭＤという）を製造
する場合電解液にマンガン酸化物を懸濁させて電解する
方法（以下スラリー法という）によってＥＭＤを陽極板
上に析出させて製造している。
する場合電解液にマンガン酸化物を懸濁させて電解する
方法（以下スラリー法という）によってＥＭＤを陽極板
上に析出させて製造している。
前記スラリー法はマンガン酸化物を電解液に懸濁させず
に電解する方法に比較し、高電流密度で、かつ、陽極板
等の不導体化を生ずることなく電解できるという利点が
ある。
に電解する方法に比較し、高電流密度で、かつ、陽極板
等の不導体化を生ずることなく電解できるという利点が
ある。
前記の々１１〈スラリー法は高電流密度での製造ができ
るという利点がある反面、陽極板上に析出するＥＭＤが
陽極板の上部と下部とで厚さ、成分等にバラツキを生ず
るという欠点がある。
るという利点がある反面、陽極板上に析出するＥＭＤが
陽極板の上部と下部とで厚さ、成分等にバラツキを生ず
るという欠点がある。
本発明は、前述スラリー法における厚さ、成分のバラツ
キを解消し、陽極板上に析出するＥＭＤの均一な厚さ、
成分を有するＥＭＤを製造する方法を提供することにあ
る。
キを解消し、陽極板上に析出するＥＭＤの均一な厚さ、
成分を有するＥＭＤを製造する方法を提供することにあ
る。
本発明はスラリー法によるＥＭＤの製造方法において、
電解開始時から所定電流密度まで到達する間に、電流密
度を緩やかに上昇させて電解することによって、陽極板
上に析出するＥＭＤの上部と下部とで均一な厚さ、成分
を有するＥＭＤを製造する方法である。
電解開始時から所定電流密度まで到達する間に、電流密
度を緩やかに上昇させて電解することによって、陽極板
上に析出するＥＭＤの上部と下部とで均一な厚さ、成分
を有するＥＭＤを製造する方法である。
本発明は以上の如き構成のものからなり、電解時の電流
密度をＯに近い値からスタートし、緩やかに電流密度を
１−列さ亡て電解する。
密度をＯに近い値からスタートし、緩やかに電流密度を
１−列さ亡て電解する。
舷に、緩やかに電流密度を上昇させる場合、単位時間当
りの電流密度の増加割合を一定として直線的に緩やかに
上昇させて所定電流密度とする方法でもよく、或いは低
電流密度で数分間電解後、電流密度を上げ、その電流密
度で数分間電解し１．頴次これを繰返しつ＼所定電流密
度とする所謂階段状に電流密度を上昇する方法であって
もよい。この場合電流密度の増加は、１分以上の時間で
０．２ Ａ／ｄｒｒ？とすることが望ましい。
りの電流密度の増加割合を一定として直線的に緩やかに
上昇させて所定電流密度とする方法でもよく、或いは低
電流密度で数分間電解後、電流密度を上げ、その電流密
度で数分間電解し１．頴次これを繰返しつ＼所定電流密
度とする所謂階段状に電流密度を上昇する方法であって
もよい。この場合電流密度の増加は、１分以上の時間で
０．２ Ａ／ｄｒｒ？とすることが望ましい。
第１図は電解初期から所定電流密度まで直線的に電流密
度を上昇する場合の一例を示したものである。即ち、所
定電流密度を２．５ Ａ／ｄ−とした場合、実線に示す
ように、電流密度０から２、５ Ａ／ｄｒｒ？までに約
４０分かけて緩やかに上昇させる。
度を上昇する場合の一例を示したものである。即ち、所
定電流密度を２．５ Ａ／ｄ−とした場合、実線に示す
ように、電流密度０から２、５ Ａ／ｄｒｒ？までに約
４０分かけて緩やかに上昇させる。
また、所定電流密度を１．２ Ａ／ｄｒｒ？とじた場合
、点線に示すように約ｌＯ分程度で上昇させればよい。
、点線に示すように約ｌＯ分程度で上昇させればよい。
また、第２図は電解初期から所定電流密度までに達する
間、階段状に電流密度を上昇させる場合の一例を示した
もので、所定電流密度２．５Ａ／ｄｔｒ？とした場合、
電解当初電流密度０．２Ａ／ｄｍ’で約１５分間電解し
、つぎに０．２〜０．４Ａ／ｄｍ”づ＼電流密度を上昇
させるが、０．２ ｋ／ｄｔｒ？上昇させたときは約５
分、０．３ Ａ／ｄＷ？のとき約８分、０、４ Ａ／ｄ
ｍ″のとき約１２分と小刻みに電流密度を上昇させて電
解する。
間、階段状に電流密度を上昇させる場合の一例を示した
もので、所定電流密度２．５Ａ／ｄｔｒ？とした場合、
電解当初電流密度０．２Ａ／ｄｍ’で約１５分間電解し
、つぎに０．２〜０．４Ａ／ｄｍ”づ＼電流密度を上昇
させるが、０．２ ｋ／ｄｔｒ？上昇させたときは約５
分、０．３ Ａ／ｄＷ？のとき約８分、０、４ Ａ／ｄ
ｍ″のとき約１２分と小刻みに電流密度を上昇させて電
解する。
即ち、従来の電解法では電解当初から直ちに所定電流密
度として電解するのに対し、本発明は電解初期の段階で
は低電流密度として電解し、徐々に上昇させて所定電流
密度として電解する。
度として電解するのに対し、本発明は電解初期の段階で
は低電流密度として電解し、徐々に上昇させて所定電流
密度として電解する。
１モル／ｌ＠度の硫酸マンガン溶液を電解液とし、これ
に３０μ以下に粉砕した二酸化マンガンを１９／ｌとし
て電解液中に懸濁せしめ、陰極に黒鉛板、陽極にＴｉ板
を用い、電解当初５分毎に０．２ Ａ／ｄｒｒ？の電流
密度で階段状に徐々に上昇させ４０分か＼つて１．６
Ａ／ｄｒｒ？の所定電流密度として電解した。第１表は
７日間電解したときの浴電圧の上昇率を通常法と比較し
て示したものである。
に３０μ以下に粉砕した二酸化マンガンを１９／ｌとし
て電解液中に懸濁せしめ、陰極に黒鉛板、陽極にＴｉ板
を用い、電解当初５分毎に０．２ Ａ／ｄｒｒ？の電流
密度で階段状に徐々に上昇させ４０分か＼つて１．６
Ａ／ｄｒｒ？の所定電流密度として電解した。第１表は
７日間電解したときの浴電圧の上昇率を通常法と比較し
て示したものである。
第１表浴電圧上昇率
また、第２表は本発明の方法と通常法とによって得られ
たＥＭＤの特性値を示したものである。
たＥＭＤの特性値を示したものである。
第２表通電方法と特性値
（註）上部、下部は陽極板の上部、下部に析出したＥＭ
Ｄである。。
Ｄである。。
第１表及び第２表から明らかなように、本発明では電解
時の浴電圧の上昇を低くすることができ、また陽極板の
上部及び下部に析出したＥＭＤの成分及び厚さが通常法
に比較してより少なく均一にすることができる。
時の浴電圧の上昇を低くすることができ、また陽極板の
上部及び下部に析出したＥＭＤの成分及び厚さが通常法
に比較してより少なく均一にすることができる。
以上の如く本発明はスラリー法の電解に於て、電解当初
から所定電流密度に至る間、当初低電流密度で電解し、
緩やかに電流密度を増加させて所定電流密度とすること
によって、陽極板に析出したＥＭＤの上部と下部との厚
み、成分を均一ならしめ、品質の安定したＥＭＤを得る
ことができると共に、電解時の浴電圧の上昇率を低減で
きるという効果がある。
から所定電流密度に至る間、当初低電流密度で電解し、
緩やかに電流密度を増加させて所定電流密度とすること
によって、陽極板に析出したＥＭＤの上部と下部との厚
み、成分を均一ならしめ、品質の安定したＥＭＤを得る
ことができると共に、電解時の浴電圧の上昇率を低減で
きるという効果がある。
第１図は電流密度を直線的に上昇させた場合の一例のグ
ラフ、第２図は階段状に電流密度を上昇させる場合の一
例のグラフである。
ラフ、第２図は階段状に電流密度を上昇させる場合の一
例のグラフである。
Claims (2)
- （１）スラリー法によつて電解二酸化マンガンを製造す
るに当り、電解開始時から所定電流密度まで電解する間
に、電流密度を緩やかに上昇させて電解することを特徴
とする電解二酸化マンガンの製造方法。 - （２）電流密度を階段状に緩やかに上昇することを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の電解二酸化マンガン
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16610286A JPS6320495A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | スラリー法による電解二酸化マンガンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16610286A JPS6320495A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | スラリー法による電解二酸化マンガンの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6320495A true JPS6320495A (ja) | 1988-01-28 |
| JPH0549757B2 JPH0549757B2 (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=15825050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16610286A Granted JPS6320495A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | スラリー法による電解二酸化マンガンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6320495A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1062031C (zh) * | 1995-11-06 | 2001-02-14 | 日本重化学工业株式会社 | 电解二氧化锰的制备方法 |
| US8048560B2 (en) | 2007-12-28 | 2011-11-01 | Panasonic Corporation | Alkaline battery |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57210988A (en) * | 1981-06-22 | 1982-12-24 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Plating method |
-
1986
- 1986-07-15 JP JP16610286A patent/JPS6320495A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57210988A (en) * | 1981-06-22 | 1982-12-24 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Plating method |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1062031C (zh) * | 1995-11-06 | 2001-02-14 | 日本重化学工业株式会社 | 电解二氧化锰的制备方法 |
| US8048560B2 (en) | 2007-12-28 | 2011-11-01 | Panasonic Corporation | Alkaline battery |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0549757B2 (ja) | 1993-07-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN109680301B (zh) | 一种电解锌用阳极板及其制备方法 | |
| US4159231A (en) | Method of producing a lead dioxide coated cathode | |
| US3855084A (en) | Method of producing a coated anode | |
| JPS5947390A (ja) | 電解セルにおいて陽極触媒として用いられる陽極触媒物質及び電解セル用陽極 | |
| CN109628957A (zh) | 一种锌电积用钛基纳米复合阳极的制备方法 | |
| JPS6320495A (ja) | スラリー法による電解二酸化マンガンの製造方法 | |
| JPH02138492A (ja) | 銅微粉末の製造方法 | |
| CN110983386B (zh) | 一步电解法制备多孔铜箔的方法 | |
| CN109504987B (zh) | 一种用于电解锰的钛基复合阳极及其制备方法、应用 | |
| JP3202375B2 (ja) | ジシアノ金酸カリウムの製造方法 | |
| US2927886A (en) | Electrode and manufacture thereof | |
| US3579383A (en) | Process for activating metal foil for use as a positive electrode in alkaline storage batteries | |
| US3316159A (en) | Process for making a high surface area electrode | |
| JPH0336910B2 (ja) | ||
| CN110142410A (zh) | 基于多孔钛表面微弧氧化钛-氧化锡-氧化钌复合涂层电极制备酸性氧化电位水的方法 | |
| JPH03503333A (ja) | 改良電解二酸化マンガンの製造方法 | |
| JPH07166386A (ja) | 電解二酸化マンガンの製造方法 | |
| JP2622019B2 (ja) | 粒状銅微粉末の製造方法 | |
| CN108004541B (zh) | 一种低应力梯度、高寿命的铅基阳极材料制备方法 | |
| JPS5933544B2 (ja) | 電解二酸化マンガンの製造法 | |
| JPS62270788A (ja) | 電解二酸化マンガンの製造法 | |
| Bushrod et al. | Stress in anodically formed lead dioxide | |
| JPS6326389A (ja) | 電解二酸化マンガンの製造法 | |
| Lu et al. | A Study of the Morphology of Electrocrystal Titanium in the Molten Salt Electrorefining Process | |
| JPS6338590A (ja) | 電解二酸化マンガンの製造法 |