JPS63204077A - 極低温He蓄冷器 - Google Patents

極低温He蓄冷器

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Publication number
JPS63204077A
JPS63204077A JP3558887A JP3558887A JPS63204077A JP S63204077 A JPS63204077 A JP S63204077A JP 3558887 A JP3558887 A JP 3558887A JP 3558887 A JP3558887 A JP 3558887A JP S63204077 A JPS63204077 A JP S63204077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
regenerator
cryogenic
refrigerator
working gas
heat transfer
Prior art date
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Pending
Application number
JP3558887A
Other languages
English (en)
Inventor
佐治 脩好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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Publication of JPS63204077A publication Critical patent/JPS63204077A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は極低温11e蓄冷器に係り、特にHe冷凍機を
小型化することができる蓄冷器に関する。
[従来の技術] 一般に、theは大気圧下において温度4,2に程度で
液化し、超電導磁石等の極低温分野にて極めて有効に活
用されるものである。このHeを冷却する冷凍機として
蓄冷材を内在する蓄冷器に熱サイクルを生じさせて蓄冷
材にHeからの熱の蓄積と吐出とを反復させ、これによ
りHeの温度を降下させる蓄冷方式の冷凍機が知られて
いるが、従来この冷凍機ではHeを温度20〜15に程
度(大気圧下)にまでしか冷却することができなかった
これは、一般に用いられている固形の蓄冷材の比熱は温
度が下がると共に低下してしまい、温度4〜5に程度で
良好な比熱を示す適当な蓄冷材が見つからなかったから
である。
このような背景の下で、GdRh (ガドリニウムロジ
ウム)が極低温域においても大きな比熱を有することが
確認され、このGdRhを蓄冷材として用いてIleの
温度を4.2に程度にまで降下させ(qる試験機が開発
された。しかしながら、Gd1lhは極めて高価なもの
であり、このGdRhを用いた冷凍機を実用化すること
は困難であった。
そこで、GdRhに代わる蓄冷材として今度はHeガス
が注目されるようになった。Heは温度が下がると共に
その比熱が上昇し、温度4〜5KにおいてGdRhの2
倍程度もの比熱を示すことがわかったからである。具体
的には、tieは流体であるのでこの蓄冷材としてのl
leをコイル状あるいは球状のカプセル内に密封し、そ
の外側部に冷却されるべき作動ガスとしてのHeを流通
させることにより、作動ガスからの熱をカプセル内のH
eに伝達し蓄積させようとするものである。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、この場合カプセル内のHeに低温時でも作動
Heガスに匹敵する密度を持たせるためには常温下の封
入圧を500atm程度にまで高める必要があり、極め
て小容量の冷凍411以外では実用化されていない。
そこで、本発明者は特願昭61−142860号におい
て常温部にバッフ7タンクを設けることにより常温時の
封入圧を低くおさえる冷凍機を提案した。
この提案によれば、大容量のlleHe冷凍機用化が達
成される。
しかしながら、バッフ7タンクや常温部と低温部とを連
絡させる配管を設けるために装置が大型化せざるを得な
かった。
かくして本発明の目的は、小型のtie冷凍機を実現す
ることかできる極低温+18蓄冷器を提供することにあ
る。
c問題点を解決するための手段] 本発明の極低温He蓄冷器は上記目的を達成するために
、+18を蓄冷材として伝熱管内に導入し、該伝熱管外
側に冷凍サイクルの作動ガスとなるHeを流通させてこ
の作動ガスを冷却するHe冷凍機の蓄冷器において、上
記伝熱管の一端を閉じると共に他端に該伝熱管内外への
Heの移動を規制するための絞りを設けてこれを上記作
動ガス中に開口させたものである。
[作 用] すなわち、本発明においては冷凍サイクルの作動ガス(
tie)の一部が絞りを介して伝熱管内に入り蓄冷材と
なる。このとき、絞りの大きさを冷凍サイクルの1サイ
クルを通して伝熱管内のHeの圧力変動がほとんど無視
できる程度に設定すれば、蓄冷器としての機能が常時確
保される。
このような構成とすることにより、常温部にバッファタ
ンク等を設ける必要がなくなり、この蓄冷器全体を冷凍
機のディスプレーサに組み込むことが可能となる。これ
によりHe冷凍機の小型化が達成される。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添付図面に従って説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る極低温He蓄冷器の概
略構成図である。その上面及び下面に作動ガスを流通さ
せるための多数の細孔を設けた容器本体1内に多層にコ
イル状の伝熱管2が設けられている。この伝熱管2はそ
の一端部21が閉じられると共に他端部22は絞り23
を介して作動ガス中に開口されている。
このような構成の蓄冷器に冷凍サイクルの作動ガス1l
e)を流通させると、伝熱管2の端部22が開口してい
るので作動ガスが伝熱管2内に充填される。ここで、絞
り23の大きさは冷凍サイクルの1サイクルを通して伝
熱管2内のガスの圧力変動がほとんど無視できる程度に
設定しておく。
すると、冷凍1サイクルの過程において作動ガスから伝
熱管2に熱が伝わり、この熱が伝熱管2内のlleガス
に伝導してここに蓄えられる。
すなわち、端部22から伝熱管2内に導入されたtle
ガスが蓄熱材として機能するようになる。
このようにして、作動ガスとなるHeを温度4.2に程
度にまで冷却することができる。
第2図に本発明の極低温He蓄冷器を用いたHe冷凍機
の構成を示す。
図示するようにlleガス冷媒を圧縮する圧縮機3と、
シリンダ4と、シリンダ4内を往復動しガス冷媒を吸排
気するディスプレーサ5と、ガス冷媒を吸排気する吸気
弁6および排気弁7とから主に構成されて冷凍サイクル
が形成されている。
ディスプレーサ5はその上部から1段目ディスプレーサ
8,2段目ディスプレーサ9及び3段目ディスプレーサ
10に分割されており、これら各ディスプレーサ8内に
はそれぞれCuメツシュからなる第1段蓄冷器11 、
 Pb粒が充填された第2段蓄冷器12及び本発明に係
る極低温11e蓄冷器からなる第3段蓄冷器13が備え
られている。すなわち、第3段蓄冷器13はその一端が
閉じられると共に他端が絞り14を介して3段目ディス
プレーサ10内に開口している伝熱管からなっている。
また、これらディスプレーサ8〜10はシリンダ4内の
往復動によりその下部にそれぞれ第1段膨張室15.第
2段膨張室16及び第3段膨張室17が形成されるよう
に構成されている。
このように形成された冷凍サイクルはまず、吸気弁6が
開放されて圧縮機3から高圧ガス冷媒がシリンダ4の上
部に導入される。この高圧ガス冷媒は各ディスプレーサ
8〜10が上死点位置に移動することにより各蓄冷器1
1〜13を通過して冷却され、各膨張室15〜17に移
送される。
次いで、吸気弁6が閉じられ排気弁7が開放されると共
に各ディスプレーサ8〜10が降下移UJし、各膨張室
15〜17内のガス冷媒が再び各蓄冷器11〜13を通
過して圧縮機3へ戻り、1サイクルが形成される。
このようにして、第1段冷凍出力18においては7OK
、第2段冷凍出力19においては20K、第3段冷凍出
力20においては4にの温度を17にとができた。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、次の如き慢れた効
果が発揮される。
(1)  常温部にバッファタンク等を設ける必要がな
く、蓄冷器全体を冷凍機のディスプレーサに組み込むこ
とが可能となるので冷凍機の小型化を図ることができる
Q) 構造が簡単で部品点数も少なく製造コストが低い
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る極低温He蓄冷器の概
略構成図、第2図は本発明の蓄冷器を用いたHe冷凍機
の構成図である。 図中、2は伝熱管、23は絞りである。 特 許 出 願 人  石川島播磨重工業株式会社代理
人弁理士 絹  谷  信  雄 2・イ云熟菅 23・・・款υ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. Heを蓄冷材として伝熱管内に導入し、該伝熱管外側に
    冷凍サイクルの作動ガスとなるHeを流通させてこの作
    動ガスを冷却するHe冷凍機の蓄冷器において、上記伝
    熱管の一端を閉じると共に他端に該伝熱管内外へのHe
    の移動を規制するための絞りを設けてこれを上記作動ガ
    ス中に開口させたことを特徴とする極低温He蓄冷器。
JP3558887A 1987-02-20 1987-02-20 極低温He蓄冷器 Pending JPS63204077A (ja)

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JP (1) JPS63204077A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03117855A (ja) * 1989-09-29 1991-05-20 Mitsubishi Electric Corp 蓄冷型極低温冷凍機
JP2014016137A (ja) * 2012-07-11 2014-01-30 Sumitomo Heavy Ind Ltd 極低温蓄冷器の製造方法及び極低温蓄冷器

Cited By (3)

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JPH03117855A (ja) * 1989-09-29 1991-05-20 Mitsubishi Electric Corp 蓄冷型極低温冷凍機
JP2014016137A (ja) * 2012-07-11 2014-01-30 Sumitomo Heavy Ind Ltd 極低温蓄冷器の製造方法及び極低温蓄冷器
US9457436B2 (en) 2012-07-11 2016-10-04 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Method of manufacturing a cryogenic regenerator

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