JP2014016137A - 極低温蓄冷器の製造方法及び極低温蓄冷器 - Google Patents

極低温蓄冷器の製造方法及び極低温蓄冷器 Download PDF

Info

Publication number
JP2014016137A
JP2014016137A JP2012155464A JP2012155464A JP2014016137A JP 2014016137 A JP2014016137 A JP 2014016137A JP 2012155464 A JP2012155464 A JP 2012155464A JP 2012155464 A JP2012155464 A JP 2012155464A JP 2014016137 A JP2014016137 A JP 2014016137A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
helium gas
regenerator
pipe
stage
filled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012155464A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5936938B2 (ja
Inventor
Tatsuo Koizumi
達雄 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP2012155464A priority Critical patent/JP5936938B2/ja
Priority to US13/895,489 priority patent/US9457436B2/en
Priority to CN201310187910.0A priority patent/CN103542655B/zh
Publication of JP2014016137A publication Critical patent/JP2014016137A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5936938B2 publication Critical patent/JP5936938B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P15/00Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass
    • B23P15/26Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass heat exchangers or the like
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B9/00Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
    • F25B9/14Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the cycle used, e.g. Stirling cycle
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2309/00Gas cycle refrigeration machines
    • F25B2309/003Gas cycle refrigeration machines characterised by construction or composition of the regenerator
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2309/00Gas cycle refrigeration machines
    • F25B2309/14Compression machines, plants or systems characterised by the cycle used 
    • F25B2309/1415Pulse-tube cycles characterised by regenerator details
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/4935Heat exchanger or boiler making
    • Y10T29/49357Regenerator or recuperator making

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
  • Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)

Abstract

【課題】蓄冷材としてヘリウムガスを用いつつ、コンパクトでかつ単体で機能できる極低温蓄冷器の製造方法を提供する。
【解決手段】両端64A,64Bが開放されたヘリウムガス封入配管64にヘリウムガスを供給する工程と、ヘリウムガス封入配管64の終端部64Bを閉塞する工程と、ヘリウムガス封入配管64を冷却した状態でガス供給装置75からヘリウムガス封入配管64内にヘリウムガスを充填する工程と、ヘリウムガス封入配管64内にヘリウムガスが充填された後にヘリウムガス封入配管64の始端部64Aを閉塞する工程とを有する。
【選択図】 図10

Description

本発明は、蓄冷材としてヘリウムガスを用いた極低温蓄冷器の製造方法及び極低温蓄冷器に関する。
一般に、蓄冷器を有する蓄冷式冷凍機としてギフォード・マクマホン式(GM)冷凍機、パルスチューブ冷凍機、スターリング冷凍機、ソルベー冷凍機等が知られている。これらの蓄冷式冷凍機に設けられた蓄冷器は、冷媒ガスが膨張室等に向けて流れる際に冷媒ガスを冷却し、また寒冷を発生した冷媒ガスが蓄冷器を通ることにより冷媒ガスの寒冷を蓄冷する構成とされている。よって、蓄冷器を設けることにより、冷凍機の冷凍効率を高めることが可能となる。
このような蓄冷式冷凍機において、例えば30K以下の極低温を発生させることが必要な場合、この温度において高い比熱(体積比熱)を有する蓄冷材を選定することが冷凍効率の向上に大きく寄与する。
例えば特許文献1に開示された蓄冷器は、蓄冷器本体内にヘリウムガスが封入される帯状中空体を巻回して装着した構成とされている。また、帯状中空体の一端はシールされると共に、他端に帯状中空体の500〜1000倍の容積を有しヘリウムガスが充填されたバッファタンクを接続し、これにより極低温下におけるヘリウムガスの圧力を保持する構成としている。
特開昭63−054577号公報
しかしながら、バッファタンクによりヘリウムガスの圧力を保持する構成の蓄冷器は、容積の大きなバッファタンクが必要となる。このため、蓄冷器を設けた冷凍機の構造が複雑になり、その製造が面倒になるという問題点が生じる。また、実用化されているディスプレーサの内部に蓄冷材を収容するようなGM冷凍機においては、適用することができないという問題点もある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、蓄冷材としてヘリウムガスを用いつつ、コンパクトな極低温蓄冷器の製造方法及び極低温蓄冷器を提供することを目的とする。
上記の課題は、第1の観点からは、
両端が開放されたヘリウムガス封入配管にヘリウムガスを供給する工程と、
前記ヘリウムガス封入配管の終端部を閉塞する工程と、
前記ヘリウムガス封入配管を冷却した状態でヘリウムガス供給手段から前記ヘリウムガス封入配管内に前記ヘリウムガスを充填する工程と、
前記ヘリウムガス封入配管内に前記ヘリウムガスが充填された後、前記ヘリウムガス封入配管の始端部を閉塞する工程と、
を有することを特徴とする極低温蓄冷器の製造方法により解決することができる。
また、上記の課題は、第2の観点からは、
ヘリウムガスを蓄冷材とする極低温蓄冷器であって、
芯材と、
両端部が閉塞されることにより内部に前記ヘリウムガスが封入されたヘリウムガス封入配管とを有し、
前記ヘリウムガス封入配管を前記芯材にコイル状に巻回したことを特徴とする極低温蓄冷器により解決することができる。
開示の極低温蓄冷器の製造方法によれば、容易にヘリウムガス封入配管に対してヘリウムガスを充填することができる。
また、開示の極低温蓄冷器によれば、蓄冷材としてヘリウムガスを使用しつつ、ヘリウム圧力を保持するためのバッファタンク等の構成を省略することが可能となり、冷凍機を小型化することができる。
図1は本発明の一実施形態である蓄冷器を示しており、(A)は側面図、(B)は断面図である。 図2(A),(B)は、ヘリウムガス封入配管の巻回方法を説明するための要部拡大した断面図である。 図3は、本発明の一実施形態である蓄冷器を適用した蓄冷式冷凍機を示す断面図である。 図4は、ヘリウムガス及びHoCu2の比熱と温度との関係を示す図である。 図5(A)〜(D)は、本発明の一実施形態である蓄冷器を組み込んだ各種蓄冷器ユニットを示す図である。 図6は、ヘリウムガス封入配管を拡大して示す断面図である。 図7は、本発明の一実施形態である蓄冷器の製造方法を説明するための図である(その1)。 図8は、本発明の一実施形態である蓄冷器の製造方法を説明するための図である(その2)。 図9は、本発明の一実施形態である蓄冷器の製造方法を説明するための図である(その3)。 図10は、本発明の一実施形態である蓄冷器の製造方法を説明するための図である(その4)。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
図1は、本発明の一実施形態である極低温蓄冷器60A(以下、単に蓄冷器60Aという)を示している。この蓄冷器60Aは、例えば15K以下の極低温を実現できる冷凍機に適用されるものである。図3は、蓄冷器60Aを適用した蓄冷式冷凍機を示している。同図では、15K以下の極低温を実現できる蓄冷式冷凍機として、ギフォード・マクマホン(GM)冷凍機を例に挙げている。なお、本実施形態に係る蓄冷器60Aの適用は図3に示されるGM冷凍機1に限定されるものではなく、蓄冷器を設ける各種冷凍機について適用が可能なものである。
先ず、蓄冷器60Aの説明に先立ち、GM冷凍機1の構成について説明する。GM冷凍機1は、ガス圧縮機3と、冷凍機として機能する2段式のコールドヘッド10とを有する。コールドヘッド10は、第1段冷却部15と、第2段冷却部40とを有し、これらの冷却部は、フランジ12に同軸となるように連結されている。
第1段冷却部15は、中空状の第1段シリンダ20と、この第1段シリンダ20内に、軸方向に往復運動可能に設けられた第1段ディスプレーサ22と、第1段ディスプレーサ22内に充填された第1段蓄冷器30と、第1段シリンダ20の低温端側(図中、下方が低温側となる)の内部に設けられ、第1段ディスプレーサ22の往復運動により容積が変化する第1段膨張室31と、第1段シリンダ20の低温端付近に設けられた第1段冷却ステージ35とを有する。第1段シリンダ20の内壁と第1段ディスプレーサ22の外壁との間には、第1段シール39が設けられている。
第1段シリンダ20の高温端側(図中、上方が高温側となる)には、第1段蓄冷器30に対して冷媒ガス(ヘリウムガス)を流出入させるために流通路24が設けられている。また、第1段シリンダ20の低温端には、第1段蓄冷器30及び第1段膨張室31に冷媒ガスを流出入させるために流通路25が設けられている。
第2段冷却部40は、中空状の第2段シリンダ51と、第2段シリンダ51内に軸方向に往復運動可能に設けられた第2段ディスプレーサ52と、第2段ディスプレーサ52内に充填された第2段蓄冷器60Aと、第2段シリンダ51の低温端の内部に設けられ第2段ディスプレーサ52の往復運動により容積が変化する第2段膨張室55と、第2段シリンダ51の低温端付近に設けられた第2段冷却ステージ56とを有する。
第2段シリンダ51の内壁と第2段ディスプレーサ52の外壁との間には、第2段シール59が設けられている。第2段シリンダ51の高温端には、第1段蓄冷器30に対して冷媒ガスを流出入させるために流通路26が設けられている。また、第2段シリンダ51の低温端には、第2段膨張室55に冷媒ガスを流出入させるため、流通路53が設けられている。
ガス圧縮機3は、冷媒ガスの吸気時において圧縮した高圧の冷媒ガスをバルブ5及び配管7を介して第1段冷却部15に供給する。また排気時においては、低圧の冷媒ガスは、第1段冷却部15から配管7及びバルブ6を介してガス圧縮機3に排気される。
第1段ディスプレーサ22及び第2段ディスプレーサ52は、駆動モータ8に接続されたスコッチヨーク機構9により往復運動される。また、これに連動して、バルブ5及びバルブ6の開閉が行われ、冷媒ガスの吸排気のタイミングが制御される。
次に、上記構成とされたGM冷凍機1の動作について説明する。
先ず、バルブ5が閉、バルブ6が閉の状態で、第1段ディスプレーサ22及び第2段ディスプレーサ52が、それぞれ、第1段シリンダ20及び第2段シリンダ51内の下死点にあるとする。
ここで、バルブ5を開状態とし、排気バルブ6を閉状態とすると、ガス圧縮機3から、高圧の冷媒ガスが第1段冷却部15に流入する。高圧の冷媒ガスは、流通路24から第1段蓄冷器30に流入し、第1段蓄冷器30の蓄冷材によって所定の温度まで冷却される。冷却された冷媒ガスは、流通路25から第1段膨張室31に流入する。
第1段膨張室31へ流入した高圧の冷媒ガスの一部は、流通路26から第2段蓄冷器60Aに流入する。この冷媒ガスは、第2段蓄冷器60Aの蓄冷材によって、更に低い所定の温度まで冷却され、流通路53から第2段膨張室55に流入する。これらの結果、第1段膨張室31及び第2段膨張室55内は、高圧状態となる。
次に、第1段ディスプレーサ22及び第2段ディスプレーサ52が上死点に移動すると、バルブ5が閉じられると共にバルブ6が開かれる。これにより、第1段膨張室31及び第2段膨張室55内の冷媒ガスは断熱膨張を行い、第1段膨張室31及び第2段膨張室55に寒冷が発生する。またこれにより、第1段冷却ステージ35及び第2段冷却ステージ56がそれぞれ冷却される。
次に、第1段ディスプレーサ22及び第2段ディスプレーサ52は、下死点に向かって移動される。これに伴い、低圧の冷媒ガスは、上記と逆の順路を通り、第1段蓄冷器30及び第2段蓄冷器60をそれぞれ冷却しつつ、バルブ6及び配管7を介してガス圧縮機3に還流する。その後、バルブ6が閉じられる。
GM冷凍機1は、以上の動作を1サイクルとし、この動作を繰り返し実施する。これにより、第1段冷却ステージ35及び第2段冷却ステージ56は冷却され、熱接続されている冷却対象物(図示されていない)を冷却する。
本実施形態に係る蓄冷器60Aは、第2段冷却部40の第2段ディスプレーサ52の内部に配設されている。GM冷凍機1の第2段冷却部40においては、例えば4K程度の極低温を実現することが可能である。よって、蓄冷器60A内を流れる冷媒ガスの温度も30K以下となり、蓄冷器60Aのこの極低温において高い比熱(体積比熱)を有する蓄冷材を使用することが蓄冷効率を高める面から重要となる。
この極低温下において、高い比熱を有する材料としてHoCu2等の磁性蓄冷材を用いることが考えられるが、磁性蓄冷材は希土類物質が主体であるため入手が難しく、且つ、コストも高い。
図4は、ヘリウムガスの充填圧力毎の温度と比熱との関係、及び磁性蓄冷材であるHoCu2の温度と比熱との関係を示している。同図に示されるように、約15K以下の極低温域ではヘリウムガスの比熱がHoCu2の比熱を上回っている領域が存在することが判る。従って、15K以下の温度域ではヘリウムガスを蓄冷材として使用することにより、磁性蓄冷材であるHoCu2と同様に効率的な蓄冷を行うことが可能になる。
ここで図1に戻り、本実施形態に係る蓄冷器60Aの説明を行う。
本実施形態に係る蓄冷器60Aは、ヘリウムガスを蓄冷材とする極低温蓄冷器である。蓄冷器60Aは、芯材62、ヘリウムガス封入配管64、及びカバー部材66A等を有した構成とされている。
芯材62は円柱形状を有しており、ヘリウムガス封入配管64を巻回する芯として機能するものである。この芯材62は、蓄冷器60Aの高温領域から低温領域にわたり延在するため、例えばプラスチック材料など、熱伝導率の小さい材料により形成されることが好ましい。
ヘリウムガス封入配管64は、内部にヘリウムガスが封入された細管である。図6は、ヘリウムガス封入配管64の始端部64Aと終端部64Bを示している。ヘリウムガス封入配管64は、内部にヘリウムガスを導入した後、各端部64A,64Bを潰した上で熱溶着(例えば溶接)して閉塞部69を形成し、これにより内部にヘリウムガスを封止した構成とされている。
このヘリウムガス封入配管64は、芯材62にコイル状に巻回される。本実施形態では、芯材62にヘリウムガス封入配管64を約2000ターン程度巻回している。しかしながら、ヘリウムガス封入配管64の巻回数はこれに限定されるものではなく、芯材62に1500回以上2500回以下程度の巻回数で巻回すること可能である。
また、ヘリウムガス封入配管64の芯材62への巻回方法は特に限定されるものではなく、図2(A)に示すように径方向及び軸方向の双方に平行に並ぶように巻回してもよく、また図2(B)に示すように径方向及び軸方向に巻回ピッチをずらして巻回してもよい。
但し、蓄冷器60Aは内部を冷媒ガスが流れるものであるため、その巻回密度は冷媒ガスが隣接するヘリウムガス封入配管64同士の間を通過し、ヘリウムガス封入配管64との間で熱交換を行いうる間隙が形成される巻回密度とされている。
この冷媒ガスの流れを確保するための隙間を形成するために、図2(C)に示すように巻回されるヘリウムガス封入配管64の間にスペーサ部材65を配設する構成としてもよい。このスペーサ部材65としては、テフロン又はナイロン(いずれも登録商標)等の比較的熱伝導率の小さい糸、若しくは金属系の極細ワイヤーなどを用いることができる。この構成することにより、冷媒ガスはスペーサ部材65により形成される間隙内を通過するため、冷媒ガスとヘリウムガス封入配管64との間で効率良く熱交換を行うことができる。
また、ヘリウムガス封入配管64の材質は、比較的熱伝導性が高くかつ上記のように多数巻回されても機械的強度を維持しうる材料が望ましい。このような材料としては、例えば銅合金又はステンレス等を用いることができる。
また、ヘリウムガス封入配管64の外径(図6に矢印L1で示す)及び内径(図6に矢印L2で示す)は、上記した特性を実現できれば特に限定されるものではないが、外径及び内径が小さくなるにつれて、配管の内部容積に対する肉厚の比が大きくなり、蓄冷能力が低下するため、例えば、外径L1は0.1mm以上0.5mm以下であることが、また内径L2は0.05mm以上0.3mm以下であることが望ましい。
更に、ヘリウムガス封入配管64内におけるヘリウムガスの圧力は、蓄冷効率を高めるためには、図4に示されるように温度が3K以上15K以下において、0.4MPa以上2.2MPa以下に設定することが望ましい。
カバー部材66Aは円筒形状を有しており、ステンレス等により形成されている。このカバー部材66Aは、上記のように芯材62にコイル状に巻回されたヘリウムガス封入配管64の外周を覆うように配設される。
内部にヘリウムガスを封止されたヘリウムガス封入配管64は、温度が変化することにより変形することが考えられる。カバー部材66Aは、温度変化によりヘリウムガス封入配管64に発生する変形を抑制するために設けられている。
上記構成とされた蓄冷器60Aは、ヘリウムガスを蓄冷材としているため、15K以下の極低温状態においても高い比熱を維持するため、冷媒ガスとの間で高効率の熱交換を行うことができる。よって、蓄冷器60Aによれば、特に15K以下の極低温状態において蓄冷効率を高めることができる。
更に、本実施形態に係る蓄冷器60Aは、ヘリウムガスがヘリウムガス封入配管64内に封止されているため、外部からヘリウムガスを供給する必要がない。このため、蓄冷器60Aを適用する冷凍機の構造の簡単化を図ることができる。
ところで、上記した蓄冷器60Aは、それのみを第2段ディスプレーサ52(図3参考)に組み込んで使用することができるが、他の構成の蓄冷材とユニット化して(組み合わせて)使用することも可能である。図5は、蓄冷器60Aを他の構成の蓄冷材とユニット化した蓄冷器ユニット80A〜80Dを示している。
図5に示す各蓄冷器ユニット80A〜80Dは、円筒形状とされた第2段ディスプレーサ52内を高温側領域82Aと低温側領域82Bに分離した構成としている。なお、図5において、図中右側が高温側であり、左側が低温側である。
図5(A)に示す蓄冷器ユニット80Aは、高温側領域82Aに比熱ピークがヘリウムガスよりも高いビスマス粒を充填すると共に、低温側領域82Bに蓄冷器60Aを配設したものである。
図5(B)に示す蓄冷器ユニット80Bは、高温側領域82Aにビスマス粒を充填すると共に、低温側領域82Bに磁性蓄冷材であるHoCu2と蓄冷器60Aを配設したものである。図4に示すように、10K以下においてはヘリウムガスの比熱はHoCu2との比熱よりも大きい。このため、低温側領域82Bの低温側に蓄冷器60Aを配設すると共に、高温側にHoCu2を配設する構成とした。
図5(C)に示す蓄冷器ユニット80Cは、高温側領域82Aにビスマス粒を充填すると共に、低温側領域82Bに2つの蓄冷器60Aを直列に接続したものである。図4から判るように、例えば10Kより温度が低い領域では比較的低圧のヘリウムガスのほうが比熱が大きく、10Kよりも温度が高い領域では比較的高圧のヘリウムガスの比熱が大きい。そのため、封入圧力の異なる蓄冷器を直列に接続することで、冷凍機の通常運転時の温度に合わせて蓄冷器の封入圧力を最適化することができる。
図5(D)に示す蓄冷器ユニット80Dは、図1に示した蓄冷器60Aの変形例である蓄冷器60Bを低温側領域82Bに配設したものである。この変形例に係る蓄冷器60Bは、比較的大きな間隙が形成されるよう巻回されたヘリウムガス封入配管64の間にHoCu2を等の磁性蓄冷材77を散在させたものである。
上記した各蓄冷器ユニット80A〜80Dでは、高温側に比熱のピーク温度が高い蓄冷材を配置し、低温側に比熱のピーク温度が低い蓄冷材を配置しているため、効率の高い蓄冷を行うことができる。
なお、上記した各蓄冷器ユニット80A〜80Dは、GM冷凍機に装着することを想定し、蓄冷器60A,60B及びビスマス粒をディスプレーサ52内に装着する構成としたが、パルス管冷凍機に適用する場合には、蓄冷器60A,60B等は蓄冷器のハウジング内に装着される。また、上記した蓄冷器ユニット80A〜80Dは、蓄冷材カートリッジとして冷凍機に対して着脱可能な構成とすることも可能である。
次に、図7乃至図10を用いて、蓄冷器60Aの製造方法について説明する。
蓄冷器60Aを製造するには、先ず図7に示すように芯材62を用意する。芯材62は、前記のように円柱状の部材である。なお、後述するヘリウムガス封入配管64の成形処理を容易とするため、芯材62の両端部にフランジを設けた構成としてもよい。
この芯材62には、ヘリウムガス封入配管64が巻回される。この芯材62にヘリウムガス封入配管64を巻回するときには、ヘリウムガス封入配管64の始端部64A及び終端部64Bは開放された状態であり、よってその内部には空気が入った状態となっている。
図8は、芯材62にヘリウムガス封入配管64が巻回された状態を示している。なお、ヘリウムがまだ封入されていないヘリウムガス封入配管64が芯材62に巻回されたものを、以下ヘリウムガス封入配管巻回体68というものとする。また、ヘリウムガス封入配管64の始端部64A及び終端部64Bは、ヘリウムガス封入配管巻回体68の両端から外側に突出しているものとする。
ヘリウムガス封入配管巻回体68が製造されると、図9に示すように、巻回されたヘリウムガス封入配管64の外周を覆うカバー部材66Aをヘリウムガス封入配管巻回体68に装着する。カバー部材66Aをヘリウムガス封入配管巻回体68に装着する状態では、ヘリウムガス封入配管64にヘリウムガスは充填されていないため、ヘリウムガス封入配管64は変形して(膨れて)いない。このため、ヘリウムガス封入配管巻回体68へのカバー部材66Aの装着は、容易に行うことができる。
ヘリウムガス封入配管巻回体68にカバー部材66Aが装着されると、続いてヘリウムガス封入配管64にヘリウムガスを充填する処理が行われる。図10は、ヘリウムガス封入配管64にヘリウムガスを充填する処理を示している。
ヘリウムガス封入配管64にヘリウムガスを充填するには、液体窒素容器72(請求項に記載の冷却装置に相当する)及びガス供給装置75(請求項に記載のヘリウムガス供給手段に相当する)を用いる。
液体窒素容器72は内部に液体窒素73が充填されており、その内部にヘリウムガス封入配管巻回体68を浸漬できる構成とされている。また、ガス供給装置75は、本実施形態ではヘリウムガスボンベ75aを用いている。しかしながら、ヘリウムガスを圧縮しうる高圧用圧縮機を用いることも可能である。
ヘリウムガス封入配管64にヘリウムガスを充填するには、先ずガス供給装置75に接続されたガス供給配管76をヘリウムガス封入配管64の始端部64Aに接続する。この時、ガス供給配管76に設けられたバルブ85,86は閉じられており、ヘリウムガスボンベ75aからのヘリウムガスの供給は停止されている。
始端部64Aとガス供給配管76を接続した後、バルブ85,86を開けることにより、ガス供給装置75からヘリウムガス封入配管64にヘリウムガスを供給する。これにより、ヘリウムガス封入配管64内に存在する空気は、ヘリウムガスに順次置換される。なお、ヘリウムガス封入配管64内に存在する空気は、終端部64Bから排出される。
ヘリウムガス封入配管64内がヘリウムガスに代替されると、治具にて終端部64Bを潰す処理を行う。これにより終端部64Bは、気密に仮閉塞された状態となる。前記のように、ヘリウムガス封入配管64は0.5mm以下の細管であるため、終端部64Bを潰す処理は容易に行うことができる。
なお、終端部64Bが気密に封止されたかどうかは、ヘリウムガス封入配管巻回体68が液体窒素73に浸漬されたとき、終端部64Bから発生する気泡の有無で判断することができる。
次に、図10に示すように、ヘリウムガス封入配管巻回体68を液体窒素容器72の液体窒素73内に浸漬させる。これにより、ヘリウムガス封入配管巻回体68は77K程度まで冷却される。
更に、終端部64Bを閉塞した状態でガス供給装置75からヘリウムガス封入配管64にヘリウムガスの供給を続けると、ヘリウムガス封入配管64内の圧力は漸次上昇する。そして、ヘリウムガス封入配管64内のヘリウムガスの圧力が所定圧力に達すると、バルブ85,86が閉じられガス供給装置75からヘリウムガス封入配管64へのヘリウムガスの供給が停止される。
なお、ヘリウムガス封入配管巻回体68を冷却した状態で終端部64Bを潰す処理を行うことも可能であるが、冷却した状態で行うと空気をヘリウムガスに置換するのに時間が掛かるため、冷却前に室温にて行うことが好ましい。
続いて、液体窒素容器72から外部に出ている始端部64Aを治具を用いて潰すと共に、始端部64Aとガス供給配管76とを分離する処理を行う。これにより始端部64Aも気密に仮閉塞された状態となる。
次に、ヘリウムガス封入配管巻回体68を液体窒素容器72から取り出し、その後に仮閉塞されている始端部64A対して熱溶着処理(溶接処理)を行う。これにより、始端部64A及び終端部64Bは確実に閉塞された状態(本閉塞された状態)となり、ヘリウムガスはヘリウムガス封入配管64内に封止された状態となる。なお、始端部64A及び終端部64Bは、ヘリウムガスの封止後に芯材62に巻き付ける構成としても良い。以上の工程を実施することにより、蓄冷器60Aは製造される。
上記のように本実施形態に係る蓄冷器60Aの製造方法では、ヘリウムガス封入配管巻回体68を液体窒素73内に浸漬させて冷却した状態でリウムガスの充填を行っている。仮にヘリウムガス封入配管64に常温下でヘリウムガスを充填しようとした場合、高い充填圧力を必要とするが、ヘリウムガス封入配管巻回体68を冷却した状態でヘリウムガスを充填することにより充填圧力を低減することができる。
具体的には、常温下では約60MPa必要であった充填圧力を、本実施形態の方法によれば約15MPaに低減させることができる。よって、本実施形態に係る蓄冷器60Aの製造方法によれば、高出力の高圧用圧縮機を用いる必要はなく、容易にヘリウムガス封入配管64に対してヘリウムガスを充填することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上記した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能なものである。
例えば、上記した実施形態では、ヘリウムガス封入配管巻回体68を冷却するのに液体窒素を用いる例について説明したが、これに限られず、冷凍機を用いてヘリウムガス封入配管巻回体68を冷却する構成としても良い。
また、上記した実施形態では、ヘリウムガス封入配管64を芯材62に巻回することにより蓄冷器60Aを製造する形態について説明したが、ヘリウムガス封入配管64は必ずしも芯材62に巻回する必要はなく、他の配設方法(例えば、芯材62を用いずにディスプレーサ内にランダムに収納する方法等)を用いることも可能である。
更に、上記した実施形態では蓄冷式冷凍機としてGM冷凍機を例に挙げて説明したが、本願発明に係る極低温蓄冷器の適用はGM冷凍機に限定されるものではなく、蓄冷器を用いる他の冷凍機(例えば、パルス管冷凍機等)に対しても適用が可能なものである。
1 GM冷凍機
3 ガス圧縮機
10 コールドヘッド
15 第1段冷却部
20 第1段シリンダ
22 第1段ディスプレーサ
30 第1段蓄冷器
31 第1段膨張室
35 第1段冷却ステージ
40 第2段冷却部
51 第2段シリンダ
52 第2段ディスプレーサ
55 第2段膨張室
56 第2段冷却ステージ
60A,60B 蓄冷器
60B 蓄冷器
62 芯材
64 ヘリウムガス封入配管
64A 始端部
64B 終端部
66A カバー部材
67 ケース
68 ヘリウムガス封入配管巻回体
69 閉塞部
70 ヘリウムガス充填装置
72 液体窒素容器
73 液体窒素
75,76 ガス供給装置
77 磁性蓄冷材
80A〜80D 蓄冷器ユニット
82A 高温側領域
82B 低温側領域
図1は、本発明の一実施形態である極低温蓄冷器60A(以下、第2段蓄冷器60A、又は単に蓄冷器60Aという)を示している。この蓄冷器60Aは、例えば15K以下の極低温を実現できる冷凍機に適用されるものである。図3は、蓄冷器60Aを適用した蓄冷式冷凍機を示している。同図では、15K以下の極低温を実現できる蓄冷式冷凍機として、ギフォード・マクマホン(GM)冷凍機を例に挙げている。なお、本実施形態に係る蓄冷器60Aの適用は図3に示されるGM冷凍機1に限定されるものではなく、蓄冷器を設ける各種冷凍機について適用が可能なものである。
次に、第1段ディスプレーサ22及び第2段ディスプレーサ52は、下死点に向かって移動される。これに伴い、低圧の冷媒ガスは、上記と逆の順路を通り、第1段蓄冷器30及び第2段蓄冷器60Aをそれぞれ冷却しつつ、バルブ6及び配管7を介してガス圧縮機3に還流する。その後、バルブ6が閉じられる。
図5(D)に示す蓄冷器ユニット80Dは、図1に示した蓄冷器60Aの変形例である蓄冷器60Bを低温側領域82Bに配設したものである。この変形例に係る蓄冷器60Bは、比較的大きな間隙が形成されるよう巻回されたヘリウムガス封入配管64の間にHoCu 2 の磁性蓄冷材77を散在させたものである。
1 GM冷凍機
3 ガス圧縮機
10 コールドヘッド
15 第1段冷却部
20 第1段シリンダ
22 第1段ディスプレーサ
30 第1段蓄冷器
31 第1段膨張室
35 第1段冷却ステージ
40 第2段冷却部
51 第2段シリンダ
52 第2段ディスプレーサ
55 第2段膨張室
56 第2段冷却ステージ
60A 蓄冷器(第2段蓄冷器)
60B 蓄冷器
62 芯材
64 ヘリウムガス封入配管
64A 始端部
64B 終端部
66A カバー部材
67 ケース
68 ヘリウムガス封入配管巻回体
69 閉塞部
70 ヘリウムガス充填装置
72 液体窒素容器
73 液体窒素
75,76 ガス供給装置
77 磁性蓄冷材
80A〜80D 蓄冷器ユニット
82A 高温側領域
82B 低温側領域

Claims (10)

  1. 両端が開放されたヘリウムガス封入配管にヘリウムガスを供給する工程と、
    前記ヘリウムガス封入配管の終端部を閉塞する工程と、
    前記ヘリウムガス封入配管を冷却した状態でヘリウムガス供給手段から前記ヘリウムガス封入配管内に前記ヘリウムガスを充填する工程と、
    前記ヘリウムガス封入配管内に前記ヘリウムガスが充填された後、前記ヘリウムガス封入配管の始端部を閉塞する工程と、
    を有することを特徴とする極低温蓄冷器の製造方法。
  2. 前記ヘリウムガス封入配管の終端部を閉塞する工程は、前記ヘリウムガス封入配管を冷却する前に行うことを特徴とする請求項1に記載の極低温蓄冷器の製造方法。
  3. 前記ヘリウムガス封入配管にヘリウムガスを供給する前に、前記ヘリウムガス封入配管を芯材にコイル状に巻回してヘリウムガス封入配管巻回体を製造することを特徴とする請求項1又は2に記載の極低温蓄冷器の製造方法。
  4. 前記ヘリウムガス封入配管の端部を閉塞する際、前記ヘリウムガス封入配管の端部を潰した後、熱溶着することにより閉塞することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の極低温蓄冷器の製造方法。
  5. ヘリウムガスを蓄冷材とする極低温蓄冷器であって、
    芯材と、
    両端部が閉塞されることにより内部に前記ヘリウムガスが封入されたヘリウムガス封入配管とを有し、
    前記ヘリウムガス封入配管を前記芯材にコイル状に巻回したことを特徴とする極低温蓄冷器。
  6. 前記ヘリウムガス封入配管は、両端部が熱溶着されることにより閉塞された構成であることを特徴とする請求項5記載の極低温蓄冷器。
  7. コイル状に巻回された前記ヘリウムガス封入配管の外周を覆う円筒状のカバー部材を設けたことを特徴とする請求項5又は6記載の極低温蓄冷器。
  8. 前記ヘリウムガス封入配管は、外径が0.1mm以上0.5mm以下であることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載の極低温蓄冷器。
  9. 前記ヘリウムガス封入配管内における前記ヘリウムガスの圧力は、温度が3K以上15K以下において、0.4MPa以上2.2MPa以下であることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか一項に記載の極低温蓄冷器。
  10. 前記ヘリウムガス封入配管は、銅又はステンレスにより形成されていることを特徴とする請求項5乃至9のいずれか一項に記載の極低温蓄冷器。
JP2012155464A 2012-07-11 2012-07-11 極低温蓄冷器の製造方法 Active JP5936938B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012155464A JP5936938B2 (ja) 2012-07-11 2012-07-11 極低温蓄冷器の製造方法
US13/895,489 US9457436B2 (en) 2012-07-11 2013-05-16 Method of manufacturing a cryogenic regenerator
CN201310187910.0A CN103542655B (zh) 2012-07-11 2013-05-20 超低温蓄冷器的制造方法及超低温蓄冷器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012155464A JP5936938B2 (ja) 2012-07-11 2012-07-11 極低温蓄冷器の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014016137A true JP2014016137A (ja) 2014-01-30
JP5936938B2 JP5936938B2 (ja) 2016-06-22

Family

ID=49912749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012155464A Active JP5936938B2 (ja) 2012-07-11 2012-07-11 極低温蓄冷器の製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9457436B2 (ja)
JP (1) JP5936938B2 (ja)
CN (1) CN103542655B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10041747B2 (en) * 2010-09-22 2018-08-07 Raytheon Company Heat exchanger with a glass body
US10753653B2 (en) 2018-04-06 2020-08-25 Sumitomo (Shi) Cryogenic Of America, Inc. Heat station for cooling a circulating cryogen
CN111023652A (zh) * 2019-12-11 2020-04-17 广东电网有限责任公司 氦气循环冷却系统和设计方法、设备及存储介质

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5977266A (ja) * 1982-10-26 1984-05-02 工業技術院長 ヘリウム冷凍装置
JPS6391463A (ja) * 1986-10-07 1988-04-22 石川島播磨重工業株式会社 極低温蓄冷器
JPS63204077A (ja) * 1987-02-20 1988-08-23 石川島播磨重工業株式会社 極低温He蓄冷器
JPH01213544A (ja) * 1988-02-22 1989-08-28 Chino Corp 低温試験装置のHe封入方法および装置
JP2004076956A (ja) * 2002-08-09 2004-03-11 Sumitomo Heavy Ind Ltd 極低温保持装置
JP2007537397A (ja) * 2003-10-17 2007-12-20 レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード 圧力容器をガスで充填する方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1022404A (en) * 1963-12-05 1966-03-16 British Oxygen Co Ltd Thermal regenerator packing
US4359872A (en) * 1981-09-15 1982-11-23 North American Philips Corporation Low temperature regenerators for cryogenic coolers
JPS62112072U (ja) 1986-01-08 1987-07-16
JPH0668416B2 (ja) 1986-08-22 1994-08-31 石川島播磨重工業株式会社 極低温気体冷凍機用蓄冷器
DE19924184A1 (de) * 1999-05-27 2000-11-30 Christoph Heiden Vorrichtung zur Nutzung der spezifischen Wärme von Helium-Gas in Regeneratoren von Tieftemperaturgaskältemaschinen
US20040231340A1 (en) * 2003-05-23 2004-11-25 Uri Bin-Nun Low cost high performance laminate matrix
CN100413061C (zh) * 2004-06-07 2008-08-20 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 一种热管及其制造方法
US7337835B2 (en) * 2005-01-25 2008-03-04 Indian Institute Of Technology Delhi Baffle and tube for a heat exchanger
EP1877695A1 (en) * 2005-04-25 2008-01-16 L'AIR LIQUIDE, Société Anonyme pour l'Etude et l'Exploitation des Procédés Georges Claude Two-step-process for filling gas containers for airbag systems and gas filling device for a two-step-filling process
DE102008007923A1 (de) * 2008-02-07 2009-08-13 Linde Aktiengesellschaft Verfahren zum Kühlen eines Speicherbehälters
TWI585298B (zh) * 2008-04-04 2017-06-01 布魯克機械公司 利用錫銻合金的低溫泵及其使用方法
US8240050B2 (en) * 2008-06-18 2012-08-14 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Manufacturing method of heat equalizing member for fixing device and heat equalizing member for fixing device
JP5425754B2 (ja) * 2010-02-03 2014-02-26 住友重機械工業株式会社 パルスチューブ冷凍機
JP5575875B2 (ja) * 2010-03-19 2014-08-20 住友重機械工業株式会社 蓄冷器、gm冷凍機及びパルスチューブ冷凍機

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5977266A (ja) * 1982-10-26 1984-05-02 工業技術院長 ヘリウム冷凍装置
JPS6391463A (ja) * 1986-10-07 1988-04-22 石川島播磨重工業株式会社 極低温蓄冷器
JPS63204077A (ja) * 1987-02-20 1988-08-23 石川島播磨重工業株式会社 極低温He蓄冷器
JPH01213544A (ja) * 1988-02-22 1989-08-28 Chino Corp 低温試験装置のHe封入方法および装置
JP2004076956A (ja) * 2002-08-09 2004-03-11 Sumitomo Heavy Ind Ltd 極低温保持装置
JP2007537397A (ja) * 2003-10-17 2007-12-20 レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード 圧力容器をガスで充填する方法

Also Published As

Publication number Publication date
US9457436B2 (en) 2016-10-04
JP5936938B2 (ja) 2016-06-22
CN103542655B (zh) 2016-06-22
CN103542655A (zh) 2014-01-29
US20140013775A1 (en) 2014-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9488390B2 (en) Regenerator, GM type refrigerator and pulse tube refrigerator
JP5917153B2 (ja) 極低温冷凍機、ディスプレーサ
CN109210818B (zh) 超低温制冷机及超低温制冷机的磁屏蔽结构
JP5889743B2 (ja) 蓄冷式冷凍機
JPWO2006022297A1 (ja) 蓄冷器及びクライオポンプ
JP5599739B2 (ja) 蓄冷器式冷凍機
KR20130037185A (ko) 극저온 냉동기 및 크라이오펌프 및 디스플레이서
JP5936938B2 (ja) 極低温蓄冷器の製造方法
JP2004293891A (ja) パルス管冷凍機
JPH06159828A (ja) 蓄冷型冷凍機
JP2831809B2 (ja) 極低温冷凍装置
JP6320142B2 (ja) 極低温冷凍機
JP5606744B2 (ja) パルスチューブ冷凍機
JP2019128082A (ja) 蓄冷型冷凍機
JP2015183970A (ja) 蓄冷器式冷凍機
JP2004235653A (ja) 超電導マグネット
JP2014025652A (ja) 極低温冷凍機
JP3648265B2 (ja) 超電導磁石装置
JP6911649B2 (ja) 多段型蓄冷式冷凍機
JP2941575B2 (ja) 極低温冷凍機およびその運転方法
JPH0936442A (ja) 超電導磁石装置
JP2007333285A (ja) 蓄冷器式極低温装置
JP2007093120A (ja) パルスチューブ冷凍機
JP2001248929A (ja) 蓄冷器式冷凍機
KR102639944B1 (ko) 액화수소밸브용 시험장치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131108

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150929

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160511

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5936938

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150