JPS63203367A - カラ−印字制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 この発明は、カラー印字機構を具備しカラー印字をシリ
アルに行うプリンタ装置において、印字データのカラー
情報に含まれる原色が変化する度に、インクリボンを切
り替えて印字をするので、印字速度の向上を妨げる。こ
れを解決するために、印字データを記憶回路に格納し、
同一原色の文字をラインバッファに展開して印字を行い
、インクリボンの切り替え回数の減少を可能とする。

〔産業上の利用分野〕

この発明はプリンタ装置のカラー印字制御方式に係り、
特に、−行文字分のラインバッファを有するシリアルプ
リンタのカラー印字制御方式に関するものである。

近年シリアルプリンタを用いてカラー印字を行うカラー
プリンタが広く用いられている。このカラープリンタは
一般に、−行分に相当するラインバッファを持っている
。このカラープリンタは原色の数だけインクリボンを有
しており、印字する文字を構成する原色に応じてインク
リボンを切り替えてカラー印字を行っている。

したがって、このインクリボンの切り替えは、時間がか
かり単位時間に処理し得る印字量（スルーブツト）が少
なくなり、処理速度の低下を来す。

したかっ、て、インクリボンの切り替え回数の少ないカ
ラー印字制御方式が必要とされている。

〔従来の技術〕

第３図は従来のシリアルプリンタの要部構成図であり、
ホストコンピュータからシリアルに送られて（るカラー
情報を含む印字データは、データ受信部１０で受信され
る。データ受信部１０は印字データをパターン展開部３
０に送り込む。パターン展開部３０は印字データをカラ
ー情報の原色単位に展開する。即ち、例えば黄色（イエ
ロー）の原色を含む文字をラインバッファ４に格納し、
黄色のインクリボンを印字部５にセットして、ラインバ
ッファ４の内容を印字する。

上記した印字の状態を第４図の印字データを示す模式図
と第５図を用いて動作を説明する。印字データは、第４
図に示すように、「あ、い、・・・け」と順次入力され
る。この印字データには添字で記入したようにカラー情
報が付けられている。

パターン展開部３０は、ブラックで印字する「あ」を第
５図の工程＃ｌに示すようにラインバッファ４に格納す
る。この「あ」を印字部５がブラックのインクリボンを
用いて印字を行う。例えば、カラー情報がパープルであ
る「か」を印字するときは、工程＃５で示すように、先
ずマゼンタで「が」の印字を行い、次ぎにその上に工程
＃６で示すシアンで「か」の印字を行ってこの混色によ
ってパープルの「か」を得る。

従って、第５図に示す印字データを全部印字するのに＃
１〜＃１１の工程を必要とし、インクリボンを１１回切
り替えることとなる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のシリアルカラープリンタでは、印字データのカラ
ー情報が切り替わる度に、インクリボンの切り替えを必
要とするために、インクリボンの切り替えに時間を要し
、印字速度が遅くなると云う問題があった。

この発明は、上記した従来の状況からインクリボンの切
り替えが少なく処理速度の速いカラー印字制御方式を提
供することを目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明では、プリンタ装置にカラー情報を含む印字デ
ータを少なくとも一行分格納可能な記憶回路を設けた構
成としである。

〔作用〕

記憶回路に格納された印字データのカラー情報を展開し
同一原色の文字をラインバッファに格納し印字を行い、
インクリボンの切り替え回数の減少を可能にする。

〔実施例〕

第１図は本発明によるカラー印字制御方式の一実施例を
示すブロック図である。第４図と同一箇所は同符号を用
い、その説明も省略する。上記した第４図に示す印字デ
ータを参照しながら説明をする。データ受信部１から印
字データを受けるパターン展開部３は、原色の濃度の薄
いものから順次展開をする。即ち、先ずイエロー、次ぎ
にマゼンタ、シアン、最後にブラックの順に文字データ
を展開してラインバッファ４に格納をする。この時、展
開不可能な文字データは記憶回路である文字情報バッフ
ァ２に格納される。即ち、パターン展開部３は、文字デ
ータの中からカラー濃度の薄いものを選択してラインバ
ッファに格納し、残りの文字データを文字情報バッファ
２に格納する。

このカラー濃度の薄い例えばイエローの印字が完了する
と、文字情報バッファ２に格納された文字データから、
次ぎのマゼンタの原色を含む文字をラインバッファ４に
格納し印字をする。

上記した工程をシアン、ブラックの順に文字データが終
了するまで繰り返し行い印字を行う。

以上の工程を第２図を用いて説明する。第４図に示す印
字データが入力されると、工程＃１で、先ず文字データ
のカラー情報のイエローの原色を含む「き、＜、け」を
ラインバッファ４に格納して印字を行う。次ぎに工程＃
２で、文字情報バッファ２の文字データからマゼンタ原
色の「い、う。

お、か、り」をラインバッファ２に格納してマゼンタの
インクリボンに切り替えを行い印字をする。

このように順次印字を行い、工程＃４でブラックの「あ
」を印字する。従って、第４図に示す印字データはイン
クリボンを４回切り替えることによってカラー印字が完
了する。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように、この発明によレバ、イ
ンクリボンの切り替え回数が減少し、カラープリンタの
速度を向上する上できわめて、有効な効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるカラー印字制御方式の一実施例を
示すブロック図、 第２図は本発明の印字動作を説明するための模式第３図
は従来のシリアルプリンタの構成を示すブロック図、 第４図は印字データを示す模式図、 第５図は従来の印字動作を説明するための模式図である
。 図において、１はデータ受信部、２は文字情報バッファ
、３はパターン展開部、４はラインバッファ４０月＋＝
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Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 原色のインクリボンを指定し、該当する原色の文字を１
   行分のラインバッファ（４）に順次格納しカラー印字を
   行うプリンタ装置において、 該プリンタ装置に文字データを格納する少なくとも一行
   分の容量を有する記憶回路（２）を設け、前記指定した
   原色と同一カラー情報を有する文字を前記ラインバッフ
   ァ（４）に格納して指定単位毎に印字を行うことを特徴
   とするカラー印字制御方式。