JPS632020A - 液晶表示素子 - Google Patents
液晶表示素子Info
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- JPS632020A JPS632020A JP14587086A JP14587086A JPS632020A JP S632020 A JPS632020 A JP S632020A JP 14587086 A JP14587086 A JP 14587086A JP 14587086 A JP14587086 A JP 14587086A JP S632020 A JPS632020 A JP S632020A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
液晶表示素子用液晶配向膜の改良である。
透明状態(黒色)の画素の光透過率が経時変化して低下
することがなく、しかも、不透明状態(白色)の画素の
光透過率は十分に低く選択することができ、コントラス
トを向上し、さらに、表示を安定にすることを目的とす
る、液晶表示素子用液晶配向膜に対する改良である。
することがなく、しかも、不透明状態(白色)の画素の
光透過率は十分に低く選択することができ、コントラス
トを向上し、さらに、表示を安定にすることを目的とす
る、液晶表示素子用液晶配向膜に対する改良である。
液晶配向膜として、ヒドロキシメチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロース等のヒドロキシアルキルセル
ロースやニトロセルロース等ノセルロース類、または、
ポリビニルピロリドンを使用するものである。
ロキシプロピルセルロース等のヒドロキシアルキルセル
ロースやニトロセルロース等ノセルロース類、または、
ポリビニルピロリドンを使用するものである。
本発明は液晶表示素子に関する。特に、電界によるネマ
ティック−コレステリック相転移に伴なう電圧番光透過
率の双安定性を利用する表示方式において、双安定性が
より安定にされている液晶表示素子に関する。さらに詳
しくは、透明状態(黒色)の画素の光透過率が経時変化
して低下することがなく、しかも、不透明状態(白色)
の画素の光透iM率は十分に低く選択することができる
ように改良された液晶配向膜を有する液晶表示素子に関
する。
ティック−コレステリック相転移に伴なう電圧番光透過
率の双安定性を利用する表示方式において、双安定性が
より安定にされている液晶表示素子に関する。さらに詳
しくは、透明状態(黒色)の画素の光透過率が経時変化
して低下することがなく、しかも、不透明状態(白色)
の画素の光透iM率は十分に低く選択することができる
ように改良された液晶配向膜を有する液晶表示素子に関
する。
ネマティック液晶にカイラリティを有する液晶を混合し
たネマティック−コレステリック相転移型液晶を、2枚
の対向する厚さ94m程度の透明電極付きガラス基板で
製作したセルに封入し。
たネマティック−コレステリック相転移型液晶を、2枚
の対向する厚さ94m程度の透明電極付きガラス基板で
製作したセルに封入し。
外部から電圧を印加すると、第3図に示すような電圧射
光透過率変化を示す、第3図において、電圧Vdにおい
ては光透過率の大きなH′と小さなFの状態が存在する
。この双安定な状態を利用し、透明状態(黒色)に保ち
たい画素には一旦H状態に対応する高電圧を印加した後
電圧Vdを印加してこの電圧に保持し、また、不透明状
態(白色)に保ちたい画素には、−旦Fo状態に対応す
る低電圧を印加した後電圧Vdを印加してこの電圧に保
持することにより表示を行おうとする方式が相転移型液
晶表示方式であり、本発明はこの表示方式の改良である
。
光透過率変化を示す、第3図において、電圧Vdにおい
ては光透過率の大きなH′と小さなFの状態が存在する
。この双安定な状態を利用し、透明状態(黒色)に保ち
たい画素には一旦H状態に対応する高電圧を印加した後
電圧Vdを印加してこの電圧に保持し、また、不透明状
態(白色)に保ちたい画素には、−旦Fo状態に対応す
る低電圧を印加した後電圧Vdを印加してこの電圧に保
持することにより表示を行おうとする方式が相転移型液
晶表示方式であり、本発明はこの表示方式の改良である
。
この方式には、大容量表示ができること、フリッカがな
いこと、光散乱現象を利用しているため視野角が広いこ
となどの利益の他に、現在、液晶表示素子材料の主流と
なっているTN液晶においては免れ難い欠点をともなわ
ないという利益もある。
いこと、光散乱現象を利用しているため視野角が広いこ
となどの利益の他に、現在、液晶表示素子材料の主流と
なっているTN液晶においては免れ難い欠点をともなわ
ないという利益もある。
しかし、−般に、第3図のH゛状態、電1圧をVdに保
持しておくと透過率の大きさが時間の経過とともに小さ
くなり、最終的には、Fの位置の透過率と同じになる。
持しておくと透過率の大きさが時間の経過とともに小さ
くなり、最終的には、Fの位置の透過率と同じになる。
そのため、透明状態(黒色)に保ちたい画素は、時間の
経過とともに不透明状態(白色)に変化してしまう、こ
の欠点(透明状態(黒色)の画素が時間の経過とともに
不透明状態(白色)に変化する欠点)は、保持電圧を上
記のVdより高い電圧(例えば、図にVd’をもって示
す電圧)にすれば解消しうるが、保持電圧が高くされる
と(例えばVd’にされると)、光透過率は当然Fl
となり、不透明状S(白色)に保ちたい画素の光透過率
が上昇して不透明度が低下し、透明状態(黒色)の画素
と不透明状態(白色)の画素との透明度の差が減少して
コントラストの悪い表示となる欠点をともなう。
経過とともに不透明状態(白色)に変化してしまう、こ
の欠点(透明状態(黒色)の画素が時間の経過とともに
不透明状態(白色)に変化する欠点)は、保持電圧を上
記のVdより高い電圧(例えば、図にVd’をもって示
す電圧)にすれば解消しうるが、保持電圧が高くされる
と(例えばVd’にされると)、光透過率は当然Fl
となり、不透明状S(白色)に保ちたい画素の光透過率
が上昇して不透明度が低下し、透明状態(黒色)の画素
と不透明状態(白色)の画素との透明度の差が減少して
コントラストの悪い表示となる欠点をともなう。
透明状8(黒色)の画素の光透過率が経時変化して低下
することがなく、しかも、不透明状態(白色)の画素の
光透過率は十分に低く選択することができるようにする
には、液晶の電圧射光透過率特性が第4図に示すようで
あることが望ましい、すなわち、−定のしきい値電圧に
おいて光透過率曲線の変化が鋭く立上がりまたは立下が
り。
することがなく、しかも、不透明状態(白色)の画素の
光透過率は十分に低く選択することができるようにする
には、液晶の電圧射光透過率特性が第4図に示すようで
あることが望ましい、すなわち、−定のしきい値電圧に
おいて光透過率曲線の変化が鋭く立上がりまたは立下が
り。
しかも、立上がり曲線と立下がり曲線とに囲まれる電圧
[(第4図にΔをもって示すヒステリシス幅)ができる
だけ大きいことが望ましい、このヒステリシス幅Δは、
液晶セル厚のばらつきによる駆動電圧の変動や駆動回路
側からの駆動素子のばらつきを考慮すると、駆動電圧に
対するその割合が7%以上必要であると考えられている
。
[(第4図にΔをもって示すヒステリシス幅)ができる
だけ大きいことが望ましい、このヒステリシス幅Δは、
液晶セル厚のばらつきによる駆動電圧の変動や駆動回路
側からの駆動素子のばらつきを考慮すると、駆動電圧に
対するその割合が7%以上必要であると考えられている
。
ところで、このヒステリシス幅Δは、実際に相転移型液
晶表示を行うに必要な余裕電圧幅でもあり、液晶材料の
みならずセル内面の基板材料やその物理的状態等に依存
して大きく変化する。そのため、液晶表示素子のセル内
面には液晶配向膜が形成されることが一般である0本発
明は、この液晶配向膜の改良である。
晶表示を行うに必要な余裕電圧幅でもあり、液晶材料の
みならずセル内面の基板材料やその物理的状態等に依存
して大きく変化する。そのため、液晶表示素子のセル内
面には液晶配向膜が形成されることが一般である0本発
明は、この液晶配向膜の改良である。
液晶配向膜としては、従来、ポリイミドやシランカップ
リング剤が使用されていたが、これらの液晶配向膜を用
いて製造した透明電極付きガラス基板を用いて製造した
セルに液晶を封入して製造した液晶表示素子においては
、約30Vの駆動電圧をもって駆動された場合、ヒステ
リシス幅Δが1.2V程度(駆動電圧に対するヒステリ
シス幅Δ、の割合いは4%)であり、上記の要請を満足
するものではない。
リング剤が使用されていたが、これらの液晶配向膜を用
いて製造した透明電極付きガラス基板を用いて製造した
セルに液晶を封入して製造した液晶表示素子においては
、約30Vの駆動電圧をもって駆動された場合、ヒステ
リシス幅Δが1.2V程度(駆動電圧に対するヒステリ
シス幅Δ、の割合いは4%)であり、上記の要請を満足
するものではない。
本発明の目的はこの欠点を解消することにあり、透明状
8(黒色)の画素の光透過率が経時変化して低下するこ
とがなく、シかも、不透明状態(白色)の画素の光透過
率は十分に低く選択することができ、要すれば、コント
ラストがすぐれており、しかも、表示が安定している液
晶表示素子を提供することにある。
8(黒色)の画素の光透過率が経時変化して低下するこ
とがなく、シかも、不透明状態(白色)の画素の光透過
率は十分に低く選択することができ、要すれば、コント
ラストがすぐれており、しかも、表示が安定している液
晶表示素子を提供することにある。
上記の目的を達成するために本発明が採った手段は、液
晶配向膜として、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロ
キシプロピルセルロース等のヒドロキシアルキルセルロ
ース、もしくは、ニトロセルロース等のセルロース類、
または、ポリビニルピロリドンを使用することにある。
晶配向膜として、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロ
キシプロピルセルロース等のヒドロキシアルキルセルロ
ース、もしくは、ニトロセルロース等のセルロース類、
または、ポリビニルピロリドンを使用することにある。
本発明の作用は必ずしも明らかではないが、液晶配向膜
として、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、ニトロセルロース、および、ポリビニ
ルピロリドンを、それぞれ使用した液晶表示素子の印加
電圧射光透過率特性(それぞれの実験結果を第2a図、
第2b図、第2C図、第2cllに示す)から1本発明
の効果は明らかである。
として、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、ニトロセルロース、および、ポリビニ
ルピロリドンを、それぞれ使用した液晶表示素子の印加
電圧射光透過率特性(それぞれの実験結果を第2a図、
第2b図、第2C図、第2cllに示す)から1本発明
の効果は明らかである。
以下に本発明の四つの実施例を一括説明する。
寸法が、 100X 100X 1.1mmテア)
リ、抵抗力50Ω/cm2である酸化インジュウム膜
を透明電極としたガラス基板を洗浄したのち、このガラ
ス基板上にヒドロキシメチルセルロース(信ML 化学
製、SM)、 ヒドロキシプロピルセルロース(信越
化学制、信越RPC)、ニトロセルロース(ポリサイエ
ンス製)、または、ポリビニルピロリドン(東京化成製
、に60)の水溶液をスピンコータでコートしたのち
150℃で1時間乾燥した。
リ、抵抗力50Ω/cm2である酸化インジュウム膜
を透明電極としたガラス基板を洗浄したのち、このガラ
ス基板上にヒドロキシメチルセルロース(信ML 化学
製、SM)、 ヒドロキシプロピルセルロース(信越
化学制、信越RPC)、ニトロセルロース(ポリサイエ
ンス製)、または、ポリビニルピロリドン(東京化成製
、に60)の水溶液をスピンコータでコートしたのち
150℃で1時間乾燥した。
その後、セル厚9JLmのドライセルを作製した。
このセルに日本ロッシュ社製(Nr、2801)87冒
t%とBDH社製(CB −15) 13wt%を混合
して作製した相転移型液晶を注入して液晶表示素子を作
製した。
t%とBDH社製(CB −15) 13wt%を混合
して作製した相転移型液晶を注入して液晶表示素子を作
製した。
この液晶表示素子のヒステリシス幅Δは次のようにして
測定した。まず、ある電圧vdlに設定し第1A図に示
す駆動波形で液晶表示素子を駆動する。このとき、書き
込み後の光透過率変化を時間に対して測定する。
測定した。まず、ある電圧vdlに設定し第1A図に示
す駆動波形で液晶表示素子を駆動する。このとき、書き
込み後の光透過率変化を時間に対して測定する。
次に、電圧をVdlより少し高い電圧Vd2にして、同
様に光透過率変化を時間に対して測定する。
様に光透過率変化を時間に対して測定する。
以下、順次Vd3からVd4へと電圧を高くしていき、
コレステリック相からネマティック相への相転移が生じ
るまでこれを続ける。
コレステリック相からネマティック相への相転移が生じ
るまでこれを続ける。
次に、第1B図に示す駆動波形でネマティック相を維持
する高い電圧から順次電圧を低くしながら、同様な測定
を行う。
する高い電圧から順次電圧を低くしながら、同様な測定
を行う。
このようにして得られた時間に対する光透過率変化のグ
ラフから、書き込み後−定時間経過した後の光透過率変
化をそれぞれの電圧に対してプロットすると、ヒドロキ
シメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、
ニトロセルロース、および、ポリビニルピロリドンに対
し、それぞれ、第2a図、第2b図、第2C図、第2’
d図が得られる。なお、このときの光透過率はフォトセ
ルを用いて検出した電圧として表示されている。第2a
図、第2b図、第2C図、第2d図の結果は、書き込み
時間4■S/ラインとし、書き込み後10秒後の印加電
圧射光透過率変化を示している。
ラフから、書き込み後−定時間経過した後の光透過率変
化をそれぞれの電圧に対してプロットすると、ヒドロキ
シメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、
ニトロセルロース、および、ポリビニルピロリドンに対
し、それぞれ、第2a図、第2b図、第2C図、第2’
d図が得られる。なお、このときの光透過率はフォトセ
ルを用いて検出した電圧として表示されている。第2a
図、第2b図、第2C図、第2d図の結果は、書き込み
時間4■S/ラインとし、書き込み後10秒後の印加電
圧射光透過率変化を示している。
このグラフから求めたヒステリシス幅Δは、それぞれ、
ヒドロキシメチルセルロースの場合は駆動電圧30Vで
ヒステリシス幅が2.8V (駆動電圧に対する比率は
9.3%)であり、ヒドロキシプロピルセルロースの場
合は駆動電圧31Vでヒステリシスが3.0V C駆動
電圧に対する比率は9.7%)であり、ニトロセルロー
スの場合は駆動電圧31Vでヒステリシス幅が2.9V
(駆動電圧に対する比率は8.4%)であり、ポリビ
ニルピロリドンの場合は、駆動電圧30Vでヒステリシ
スが2.7V (駆動電圧に対する比率は9.0%)で
あり、いずれも、先に説明した駆動電圧の変動や駆動素
子のばらつきを許容でき、さらにコントラストはl:5
程度に向上し1作製した液晶表示素子は全面表示するこ
とができた。
ヒドロキシメチルセルロースの場合は駆動電圧30Vで
ヒステリシス幅が2.8V (駆動電圧に対する比率は
9.3%)であり、ヒドロキシプロピルセルロースの場
合は駆動電圧31Vでヒステリシスが3.0V C駆動
電圧に対する比率は9.7%)であり、ニトロセルロー
スの場合は駆動電圧31Vでヒステリシス幅が2.9V
(駆動電圧に対する比率は8.4%)であり、ポリビ
ニルピロリドンの場合は、駆動電圧30Vでヒステリシ
スが2.7V (駆動電圧に対する比率は9.0%)で
あり、いずれも、先に説明した駆動電圧の変動や駆動素
子のばらつきを許容でき、さらにコントラストはl:5
程度に向上し1作製した液晶表示素子は全面表示するこ
とができた。
上記の結果を、従来技術の結果と比較して、下記に表記
する。
する。
本発明の効果確認試験の結果
メチルセルロース 2.8 1 : 5
/l ヒドロキシ プロピルセルロース 3.0 1 : 5
〃 ニトロセルロース 2.9 1
: 5〃 ポリビニルピロリドン 2.?
l : 5従来例 ポリイミド 1.
3 1 : 31! シランカップリング剤
1.2 1 : 3〔発明の効果〕 以上説明せるとおり1本発明によれば、電圧射光透過率
曲線がつくるヒステリシス輻Δを十分広くとることがで
きるので、透明状態(黒色)の画素の光透過率が経時変
化して低下することがなく、しかも、不透明状態(白色
)の画素の光透過率は十分に低く選択することができ、
要すれば。
/l ヒドロキシ プロピルセルロース 3.0 1 : 5
〃 ニトロセルロース 2.9 1
: 5〃 ポリビニルピロリドン 2.?
l : 5従来例 ポリイミド 1.
3 1 : 31! シランカップリング剤
1.2 1 : 3〔発明の効果〕 以上説明せるとおり1本発明によれば、電圧射光透過率
曲線がつくるヒステリシス輻Δを十分広くとることがで
きるので、透明状態(黒色)の画素の光透過率が経時変
化して低下することがなく、しかも、不透明状態(白色
)の画素の光透過率は十分に低く選択することができ、
要すれば。
コントラストがすぐれており、しかも、大面積の液晶表
示素子としても表示が安定している液晶表示素子を提供
することができる。
示素子としても表示が安定している液晶表示素子を提供
することができる。
第1A図、第1B図は、本発明の効果確認試験に使用さ
れた駆動波形図である。 第2a図、第2b図、第2c図、第2d図は、本発明の
効果確認の結゛果を示すグラフ(印加電圧射光透過率変
化)である。 第3図は、コレステリック−ネマティック相転秒車液晶
の印加電圧対光透過率の関係を表す図である。 第4図は、ヒステリシスIt@(Δ)を定義する図であ
る。 ネマデ4vフ/コレスアリ1.2湘東L*、、5己杓〕
良鱈記第1A図 コレステリ、1.フ/ネマデ(、V 7オ目東1ラ一、
°もL燭り庚づ出第1B図
れた駆動波形図である。 第2a図、第2b図、第2c図、第2d図は、本発明の
効果確認の結゛果を示すグラフ(印加電圧射光透過率変
化)である。 第3図は、コレステリック−ネマティック相転秒車液晶
の印加電圧対光透過率の関係を表す図である。 第4図は、ヒステリシスIt@(Δ)を定義する図であ
る。 ネマデ4vフ/コレスアリ1.2湘東L*、、5己杓〕
良鱈記第1A図 コレステリ、1.フ/ネマデ(、V 7オ目東1ラ一、
°もL燭り庚づ出第1B図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 [1]双安定表示を可能とするヒステリシス効果をもつ
ネマティック−コレステリック相転移型液晶表示素子に
おいて、基板上に、セルロース類またはポリビニルピロ
リドンを含む溶液を塗布して形成した液晶配向膜を有す
ることを特徴とする液晶表示素子。 [2]前記セルロース類は、ヒドロキシアルキルセルロ
ースまたはメチルセルロースであることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の液晶表示素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14587086A JPS632020A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14587086A JPS632020A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 液晶表示素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS632020A true JPS632020A (ja) | 1988-01-07 |
Family
ID=15394957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14587086A Pending JPS632020A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS632020A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002097201A (ja) * | 2000-09-21 | 2002-04-02 | Jsr Corp | 液晶配向剤 |
-
1986
- 1986-06-20 JP JP14587086A patent/JPS632020A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002097201A (ja) * | 2000-09-21 | 2002-04-02 | Jsr Corp | 液晶配向剤 |
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