JPS63200875A - 籾摺選別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、内周面に多数の壷穴の構成されている回転
選別筒で、籾・玄米の混合米を選別する籾摺選別装置に
関するものである。

［従来技術］ 内周面に多数の壷穴の構成されている回転選別筒を横軸
回りに回転させて、籾・玄米の混合米を選別する籾摺選
別機がある。この回転選別筒内には、玄米を受ける穀粒
樋が配設されていて１回転選別筒の型孔により大形の籾
米を低く汲み上げ。

小形の玄米を高く汲み上げながら玄米と籾米とに選別す
るのであるが、混合米に未熟米である青米が多く混入し
ていると、回転選別筒での選別性能が大幅に低下すると
いう問題点があった。

［発明が解決しようとする問題点〕 そこで、この発明は、脱ぷ部での摺落米を屑米選別装置
で屑米・屑籾米と整粒の籾・玄米とに選別して二分し、
屑米・屑籾米は屑米回転選別筒で選別し、また゛、屑米
選別装置での選別後の整粒の籾・玄米の混合米は、粗選
別装置を経て混合米回転選別筒で選別するように１選別
ルートを二分することにより、選別性能を高めようとす
るものである。

〔問題を解決するための手段〕

かかる技術的課題を解決するためのこの発明の技術手段
は、脱ぷ部１と、脱ぷ部１で脱ぷされた摺落米を風選す
る摺落米風選部４と、摺落米風選部４で風選後の混合米
を屑米・屑籾米と整粒の籾・玄米とに選別する屑米選別
装置８と、屑米選別装置８での選別後の整粒の籾・玄米
から一部の籾並びに残部の籾及び玄米に選別する粗選粒
調１１ａで構成されている粗選粒装置１１と、粗選粒装
置１１での選別後の籾を脱ぷ部１へ供給する籾搬送手段
と、粗選粒装置１１での選別後の籾・玄米を内周面に多
数の壷穴が構成されていて横軸回りに回転する混合米回
転選別筒１７へ供給する搬送手段１６とからなる籾摺選
別装置の構成としたことである。

〔発明の作用効果〕

籾摺選別作業をするに当り、説ぶ部１での摺落米は風選
した後、屑米選別装置８で屑米・屑籾米と整粒の籾・玄
米とに二分され、一方の屑米・屑籾米は屑米回転選別筒
１３で屑米（玄米）と屑籾米とに選別されて、屑米（玄
米）は機外に取り出されると共に、屑籾米は脱ぷ部１へ
還元されて再処理されるものであり、また、他方の整粒
の籾・玄米は、粗選粒装置１１で一部の籾米は脱ぷ部１
へ還元されて再説ぷされ、残りの籾・玄米は混合米回転
選別筒１７へ送られて、籾米及び玄米に選別されるもの
であって、混合米回転選別筒】７には屑米（玄米）及び
屑籾米が供給されないので、混合米回転選別筒１７での
選別能率の向−１−と壷穴の詰り現象を防止することが
できるものであり。

また、屑米選別装置８での選別後の整粒の籾・玄米の内
一部の籾米は粗選粒装置１１で除去さ九ているので、混
合米回転選別筒１７での負担を減少させることができて
、選別能率を高めることができるものである。

〔実施例〕

以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する。

まず、実施例の構成について説明すると、Ｊは。

脱ぷ部で、この脱ぷ部１は、供給籾タンク２ａ。

還元籾タンク２ｂからなる籾タンク２．一対の脱ぷロー
ル３，３などで等で構成されている。４は。

摺落米風選部で、この摺落米風選部４内には摺落米風選
路（図示省略）が構成されていて、前方の吸引ファン室
５により発生する選別風によって。

脱ぷ部１からの摺落米を選別し、籾殻を吸引ファン室５
から排塵筒６を経て機外へ排出し、玄米および籾の混合
米は下方の摺落米受樋（図示省略）へ落下するものであ
る。

摺落米風選部４の摺落米受樋（図示省略）に落下した混
合米は、パケット式の揚穀機あるいはスローワ一式の揚
穀機等で構成されている混合米揚穀機７により、屑米選
別装置８の屑米ホッパー９へ供給される。この屑米選別
装置８は、中心部にあって被選別穀粒を揚穀する揚穀ラ
セン８ａ、揚穀ラセン８ａの外周部に位置していて整粒
の籾・玄米は通過しないが屑米及び屑籾米を外周側へ通
過選別することのできる選別網筒８ｂ、選別網筒８ｂの
外周側へ位置している屑米流下筒８ｃ等で構成されてい
る公知のもので、選別後の整粒の籾・玄米は上部の取出
筒１０から粗選粒装置１１へ供給され、また、屑米選別
装置８で選別後の屑米及び屑籾米は、流下路１２を介し
て屑米回転選別筒１３へ供給されるものである。

屑米回転選別筒１３は、内部に屑米受樋（図示省略）が
配設されていて、屑米回転選別筒１３の壷穴により高く
汲み上・げられた屑米は屑米受樋（図示省略）へ落下し
、低く汲み上げられた屑籾米は再度屑米回転選別筒１３
に落下しっつＭｌ：出側（図面では左側）へ送られて、
屑米と屑籾米とに選別される公知のもので、排出側へ送
られた選別後の屑籾米は、屑米回転選別筒１３の排出側
端部の屑米汲み上、げ筒体１４で揚穀されて、脱ぷ部１
の還元籾タンク２ｂへ還元される。

１１は、粗選粒装置で、この粗選粒装置１１は、整粒の
籾米は漏下させないが整粒の玄米は漏下させることので
きる粗選粒調１１８で構成されていて、ＩｉＩ米選別装
！！８での選別後の整粒の籾・玄米が粗選粒ホッパー１
５に供給されると、粗選粒調１１ａで一部の籾は漏下せ
ずに下端がら脱ぷ部１の還元籾タンク２ａへ流下還元さ
れ、また、漏下した一部の籾米及び玄米は流下板１１ｂ
上を流下して、搬送装置１６を介して混合米回転選別筒
１７へ供給されるものである。

１７は、混合米回転選別筒で、この混合米回転選別筒１
７内には、粗選粒機１１から供給された籾・玄米を供給
側端部へ移送供給する供給樋（図示省略）、玄米を受け
る仕上米受樋（図示省略）が配設されていると共に、内
周面に多数の壷穴が構成されていて横軸回りに回転する
公知のもので、混合米回転選別筒１７の壷穴により高く
汲み上げられた玄米は仕上米受樋（図示省ＩＩＩ）へ落
下し。

低く汲み上げられた籾米は混合米回転選別筒１７へ落下
しつつ籾米と玄米とに選別されて、仕上米受樋（図示省
略）に落下した玄米は、機外へ取り出されて仕上唐箕１
８へ搬送されるものであり、また、混合米回転選別筒１
７の排出側へ送られた選別後の籾米は汲み上げ筒体１９
で揚穀されて。

摺落米風選部４に併設した籾揚穀機２０を介して。

脱ぷ部１の還元籾タンク２ｂへ還元される。

１８は、仕上唐箕で、この仕上唐箕】８は玄米と屑米、
ホコリとに風選するものであって、風選後の玄米は機外
へ取り出され、また、屑米及びホコリは再度摺落米風選
部４へ搬送装置２１を介して搬送されて、再処理される
ものである。

次に実施例の作用について説明すると、籾摺作業をする
場合には、籾タンク２の供給籾タンク２ａへ原初を供給
し、籾摺選別装置の回転各部を駆動する。すると供給籾
タンク２ａから脱ぷ部１へ供給された籾は脱ぷ作用を受
け、摺落米は下方の摺落米風選部４で選別され、籾殻は
排塵筒６から機外へ排出される。玄米及び籾の混合米は
、摺落米風選部４の摺落米受樋（図示省略）に落下して
。

混合米揚穀機７で屑米選別装置８の屑米ホッパ９へ供給
される。屑米選別装置８の下部に流下した摺落米は、揚
穀ラセン８ａにより揚穀される過程で、屑米及び屑籾米
が選別網筒８ｂから漏下し、また、整粒の玄米及び籾米
は漏下せずに揚穀されて、！！粒の玄米及び籾米並びに
屑米及び屑籾米に選別される。

屑米選別装置８の選別後の屑米及び屑籾米は、屑米回転
選別筒１３へ供給され、屑米回転選別筒１３で小形の屑
米と大形の屑籾米とに選別され、屑米は機外へ取り出さ
れ、一方、屑籾米は屑米汲み上げ筒体１４で脱ぷ部１の
還元籾タンク２ｂへ還元される。

屑米選別装置８での選別後の整粒の玄米及び籾米は、粗
選粒装置１１へ供給され、粗選粒網体１１ａで選別作用
を受け、粗選粒網体１１ａを漏下しない整粒の籾米は、
脱ぷ部１の還元籾タンク２ｂへ供給されて、再度脱ぷさ
れるものであり、また、粗選粒網体１１ａから漏下した
残りの籾米及び玄米は混合米回転選別筒１７へ供給され
、玄米と籾米とに選別され、玄米は仕上唐箕１８へ送ら
れて、仕上唐箕１８で屑米及びホコリを除去された後、
機外へ取り出されるものである。また、混合米回転選別
筒１７で選別された籾米は汲み上げ筒体１９で汲み上げ
あげられて、籾揚穀機２０を介して脱ぷ部１の還元籾タ
ンク２ｂへ還元されて。

再度脱ぷされる。

上述のように、この発明を図面に示すように工程図に基
づき説明したが、これらの装置を機体構成するにあたっ
ては、仕上米風選部４と仕上唐箕１８とを長方形の箱体
に一体構成し、この箱体の上部に脱ぷ部１．混合米回転
選別筒１７２Ｍ米回転選別筒１３を載置し、この箱体及
び混合米回転選別筒１７．屑米回転選別筒１３の横側部
に屑米選別装！！８及び粗選粒装置１１を並設するよう
に構成してもよい。

上述のようにこの実施例のものは、籾摺選別作業をする
に当り、脱ぷ部１での摺落米は風選した後屑米選別装置
８で、屑米・屑籾米と整粒の籾・玄米とに二分され、一
方の屑米・屑籾米は屑米回転選別筒１３で屑米（玄米）
と屑籾米とに選別されて、屑米（玄米）は機外に取り出
されると共に。

屑籾米は脱ぷ部１へ還元されて再処理されるものであり
、また、他方の整粒の籾・玄米は、粗選粒装ｖ１１１で
一部の籾米は除去されて脱ぷ部１へ還元されて再説ぶさ
れ、残りの籾・玄米は混合米回転選別筒１７へ送られて
、籾米及び玄米に選別されるものであって、混合米回転
選別筒１７には屑米（玄米）及び屑籾米が供給されない
ので、混合米回転選別＠１７での選別能率の向上と壷穴
の詰り現象を防止することができるものであり、また。

屑米選別装＠８での選別後の整粒の籾・玄米の内一部の
籾米は粗選粒装置１１で除去されているので、混合米回
転選別筒１７での負担を減少させることができて１選別
能率を高めることができるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の実施例を示す工程図である。 符号の説明 １　脱ぷ部　　　　　　２　籾タンク ３　脱ぷロール　　　　４　摺落米風選部５　吸引ファ
ン室　　　６　排塵筒 ７　混合米揚穀機　　　８　屑米選別装置９　屑米ホッ
パー　　１０　取出筒 １１　粗選粒装置　　　１１ａ　　粗選粒調１１ｂ　　
流下板　　　　ノ１２　流下路１３　屑米回転選別筒　
１４　肩米汲み上げ筒体１５　粗選粒ホッパー　１６　
搬送装置１７　混合米回転選別筒

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕脱ぷ部１と、脱ぷ部１で脱ぷされた摺落米を風選
   する摺落米風選部４と、摺落米風選部４で風選後の混合
   米を屑米・屑籾米と整粒の籾・玄米とに選別する屑米選
   別装置８と、屑米選別装置８での選別後の整粒の籾・玄
   米から一部の籾並びに残部の籾及び玄米に選別する粗選
   粒網１１ａで構成されている粗選粒装置１１と、粗選粒
   装置１１での選別後の籾を脱ぷ部１へ供給する籾搬送手
   段と、粗選粒装置１１での選別後の籾・玄米を内周面に
   多数の壷穴が構成されていて横軸回りに回転する混合米
   回転選別筒１７へ供給する搬送手段１６とからなる籾摺
   選別装置。