JPS6320036A - 排ガス浄化用触媒の製造方法 - Google Patents

排ガス浄化用触媒の製造方法

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JPS6320036A
JPS6320036A JP61160866A JP16086686A JPS6320036A JP S6320036 A JPS6320036 A JP S6320036A JP 61160866 A JP61160866 A JP 61160866A JP 16086686 A JP16086686 A JP 16086686A JP S6320036 A JPS6320036 A JP S6320036A
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JP
Japan
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catalyst
rhodium
alumina
carrier
zirconium
Prior art date
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Pending
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JP61160866A
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English (en)
Inventor
Junichi Mine
峰 純一
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6320036A publication Critical patent/JPS6320036A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、排ガス、特に自動車などの排ガスの浄化に
用いられる一体構造型排ガス浄化用触媒の製造方法に関
するものである。
(従来の技術) 従来の排ガス浄化用触媒としては、例えば一体構造型担
体の表面に、活性アルミナ層を設け、次に触媒金属を担
持させ触媒とするものがある。かかる触媒は、例えば、
特開昭52−27088号公報に記載されている方法で
は、セリア(Cent) 10%を含む活性アルミナ4
0〜45重量%のスラリーに担体を浸漬し、125℃で
乾燥した後、空気雰囲気中500″Cで焼成し、次いで
この担体を硝酸ニッケル溶液中に浸漬し、125℃で乾
燥した後、空気雰囲気中500℃でか焼し、次に塩化白
金酸と塩化ロジウムを含む溶液に浸漬し、その後硫化水
素中を通し得られた担体を水洗し、次いで125℃で乾
燥した後、500℃の空気雰囲気中で焼成し、触媒化す
る。なお硝酸ニッケル含浸工程において他の卑金属塩も
使用される。また他の方法によるとセリアを用いず、硝
酸セリウムと活性アルミナおよび硝酸とを混合してスラ
リーとし、一体構造型担体にコーティングし、125℃
で乾燥した後、500 ’Cの空気雰囲気中で焼成し、
硝酸セリウムをセリアとし同様にして、触媒が形成され
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の排ガス浄化用触媒の製
造方法にあっては、得られた触媒は上記のようにして形
成された触媒金属の担持された活性アルミナ層で被覆さ
れており、触媒金属が活性アルミナ層の表面付近に存在
する形態となっており、また活性アルミナ層の耐熱性が
不十分となっていたため、長距離走行を行なうと、被毒
物質の蓄積等による触媒の活性点の被覆、あるいはアル
ミナ層の結晶構造変化による表面積低下を起こし、また
、触媒金属のロジウムが活性アルミナと反応し、不活性
なアルミン酸ロジウムになってしまうという問題点があ
った。
(問題点を解決するための手段) この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、あらかじめロジウムとジルコニウムを含有さ
せた活性アルミナとセリウム酸化物とアルミナゾルとを
混合粉砕して、スラリーとしこのスラリーに担体を含浸
、乾燥、焼成し、担体上に形成されたロジウムを含む複
合酸化物あるいは混合酸化物の被膜に白金を担持させる
ことを特徴とする排ガス中の一酸化炭素(CO)、炭化
水素()10)および窒素酸化物(NOX)を除去する
ための徘ガス浄化用触媒の製造方法に関するものである
(作 用) この発明の排ガス浄化用触媒の製造方法においては、あ
らかじめロジウムとジルコニウムを含有させた活性アル
ミナとセリウム酸化物とアルミナゾルとを混合粉砕して
スラリーとしこのスラリーに担体を含浸、乾燥、焼成す
る。この結果担体上にロジウムを含む複合酸化物あるい
は混合酸化物よりなる酸化物被膜が形成される。次いで
この酸化物被膜に白金を担持させる。このようにして形
成された触媒は、触媒金属の白金およびロジウムの担持
量を少なくしても、浄化性能が低下せずまた耐熱性が高
く、またロジウムとアルミナの反応を抑制することがで
き、自動車排ガス浄化用触媒として用いた場合の耐久性
も十分である。
尚あらかじめロジウムとジルコニウムを含有させた活性
アルミナとセリウム酸化物とアルミナゾルとを混合粉砕
してスラリーをつくる際、活性アルミナにジルコニウム
を含有させる量は、5〜20重量%が好ましく、セリウ
ム酸化物の量は5〜40重量%が好ましい。活性アルミ
ナにジルコニラムラ含有させる量がジルコニウムとして
20重量%(金属換算)を超え、配合するセリウム酸化
物粉末が40重量%を超えても、その増量効果は殆どな
く、逆に活性アルミナにジルコニウムを含有させる量が
5重量%(金属換算)未満、配合するセリウム酸化物粉
末が5重量%未満の場合は、それらの添加効果が発明者
らの要求性能として不十分であり好ましくない。
(実施例) 以下この発明を実施例、比較例および試験例で説明する
大旌烈土 ガンマアルミナを主成分とするアルミナ粉末を硝酸ジル
コニル水溶液と塩化ロジウム水溶液の混合水溶液に含浸
乾燥し、600℃の空気中で2時間焼成し、活性アルミ
ナに対し、ロジウムを金属換算で0.06重量%、ジル
コニウムを金属換算で17重量%含む活性アルミナを得
た。次にアルミナゾル(ベーマイトアルミナ10重量%
懸濁液に10重量%のHNO3を添加することによって
得られるゾル)2、179g、上記ロジウムとジルコニ
ウムを含む活性アルミナ粉末1 、099g、セリア粉
末722gをボールミルで混合し、80rpmで6時間
粉砕した。このロジウム、ジルコニア、セリア、アルミ
ナを含む液(コーテイング液)にモノリス型担体基材(
0,91300セル/1n2)を浸漬し、エアブロ−後
乾燥する作業を3回繰り返し、酸化物コート層を付着さ
せ、600℃の空気雰囲気中で2時間焼成を行なった。
この時のロジウムの付着量は、0.10g/個、またア
ルミナとセリウム酸化物と酸化ジルコニウムの合計の付
着量は225g/個であった。さらにこのロジウムとア
ルミナとセリウム酸化物と酸化ジルコニウムの付着した
担体を塩化白金酸の水溶液に寝清し、白金の付着量が1
.01g/個になるように担持した後、空気雰囲気中6
00℃で2時間焼成を行ない、触媒1を得た。
大範五叢 実施例1において、ロジウムを金属換算で0.0/13
重景%、ジルコニウムを金属換算で5重量%含む活性ア
ルミナ粉末1.540g、アルミナゾル2,349g。
セリア粉末111gを用いた以外は、同様の方法で触媒
を調製し、触媒2を得た。
尖液拠主 実施例1において、ロジウムを金属換算で0.077重
量%、ジルコニウムを金属換算で5重量%含む活性アル
ミナ粉末つ858g、アルミナゾル2.179g、セリ
ア粉末963gを用いた以外は、同様の方法で触媒を調
製し、触媒3を得た。
去隻去工 実施例1においてロジウムを金属換算で0.052重量
%、ジルコニウムを金属換算で10重量%含む活性アル
ミナ粉末1 、274g、アルミナゾル2,264g、
セリア粉末462gを用いた以外は同様の方法で触媒を
調製し、触媒4を得た。
実施例5 実施例1においてロジウムを金属換算で0.06重量%
、ジルコニウムを金属換算で15重量%含む活性アルミ
ナ粉末1 、099g、アルミナゾル2,179g、セ
リア粉末722gを用いた以外は、同様の方法で触媒を
調製し、触媒5を得た。
大施炭旦 実施例1においてロジウムを金属換算で0.089重量
%、ジルコニウムを金属換算で17重量%含む活性アル
ミナ粉末738g、アルミナゾル3,179g、セリア
粉末1 、083gを用いた以外は同様の方法で触媒を
調製し、触媒6を得た。
去l桝工 実施例1においてロジウムを金属換算で0.043重量
%、ジルコニウムを金属換算で20重量%含む活性アル
ミナ粉末1.540g、アルミナゾル2,349g、セ
リア粉末111gを用いた以外は、同様の方法で触媒を
調製し、触媒7を得た。
U貴重 実施例1においてロジウムを金属換算で0.077重量
%、ジルコニウムを金属換算で20重量%含む活性アル
ミナ粉末858g、アルミナゾル2,179g、セリア
粉末963gを用いた以外は、同様の方法で触媒を調製
し、触媒8を得た。
夫331z 実施例1においてロジウムを金属換算で0.06重量%
、ジルコニウムを金属換算で25重量%含む活性アルミ
ナ粉末1 、099g、アルミナゾル2.179g、セ
リア粉末722gを用いた以外は同様の方法で触媒を調
製し、触媒9を得た。
ル較五上 アルミナゾル(ベーマイトアルミナ10重量%)U濁液
に10重量%の)INOユを添加することによって得ら
れるゾル) 2,648g、活性アルミナ粉末1 、3
52gをボールミルで混合し、80rpmで6時間粉砕
した。
このアルミナを含む液(コーテイング液)にモノリス型
担体基材(0,91,300セル八n 2 )を浸漬し
、エアブロ−後乾燥する作業を3回繰り返し、アルミナ
コート層を付着させ、650℃の空気雰囲気中2時間焼
成を行なった。この時のアルミナの付着量は225g/
個に設定した。
さらにこのアルミナの付着した担体を塩化白金酸と塩化
ロジウムの混合水溶液に漫清し、白金、ロジウムの付着
量が白金1.01g 、ロジウムO,Logになるよう
に担持した後、600℃の空気雰囲気中で2時間焼成を
行ない触媒Aを得た。
几五±1 比較例1においてアルミナゾル2,563g、活性アル
ミナ粉末847gの他に、セリア粉末590gを加えて
用いた以外は同様の方法で触媒を調製し、触媒Bを得た
几較±ユ 比較例1において、ジルコニウムを金属換算で17重量
%含む活性アルミナ粉末1,099g、アルミナゾル2
.179g、セリア粉末722gを用いた以外は同様の
方法で触媒を調製し、触媒Cを得た。
ル較奥↓ 実施例1においてロジウムを金属換算で0.049重量
%含む活性アルミナ粉末L352g、アルミナゾル2,
648gを用いセリア粉末を用いない以外は同様の方法
で触媒を調製し、触媒りを得た。
比較例5 実施例1においてロジウムを金属換算で0.049重世
%ジルコニウムを金属換算で20重量%含む活性アルミ
ナ粉末1 、352g、アルミナゾル2,648gを用
い、セリア粉末を用いない以外は同様の方法で触媒を調
製し、触媒Eを得た。
比較例6 実施例1においてロジウムを金属換算で0.095重量
%含む活性アルミナ粉末697g、アルミナゾル2.4
78g、セリア粉末825gを用いた以外は同様の方法
で触媒を調製し、触媒Fを得た。
試験例 実施例1〜9で得た触媒1〜9、比較例1〜6で得た触
媒A−Fにつき、下記条件でエンジン耐久を行ない、車
両による10モードエミツシヨンの浄化率を測定し、浄
化率をmとして 第1表に示す。
孟!シ張」L℃E作 触媒    一体型貴金属触媒 触媒出口温度 約750°C 空間速度   約7万Hr” ’ 耐久時間   100時間 エンジン   排気量2.200cc 鬼■川皿条註 用ンジン   排気量1 、800cc(発明の効果) 以上説明してきたように、この発明によれば、あらかじ
めロジウムとジルコニウムを含有すせた活性アルミナと
セリウム酸化物とアルミナゾルとを混合粉砕してスラリ
ーとし、このスラリーに担体を含浸、乾燥、焼成し、担
体上に形成されたロジウムを含む複合酸化物あるいは混
合酸化物の被膜に白金を坦持する構成としたため、得ら
れた触媒は排ガス浄化率が著しく向上し、耐熱性が高く
、ロジウムとアルミナの反応を抑制することが出来、耐
久性が改善され、このことにより、低主触媒金属量であ
っても高い浄化率を示すことができるという効果が得ら
れる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、あらかじめロジウムとジルコニウムを含有させた活
    性アルミナとセリウム酸化物とアルミナゾルとを混合粉
    砕してスラリーとし、このスラリーに担体を含浸、乾燥
    、焼成し、担体上に形成されたロジウムを含む複合酸化
    物あるいは混合酸化物の被膜に白金を担持させることを
    特徴とする徘ガス中の一酸化炭素、炭化水素および窒素
    酸化物を除去するための排ガス浄化用触媒の製造方法。
JP61160866A 1986-07-10 1986-07-10 排ガス浄化用触媒の製造方法 Pending JPS6320036A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5039647A (en) * 1988-03-14 1991-08-13 Mazda Motor Corporation Catalyst for exhaust gas purification and method for producing the catalyst
US5883037A (en) * 1994-05-27 1999-03-16 Rhone-Poulenc Chimie Thermally stable/highly reducible catalyst compositions comprising alumina and the oxides of cerium and zirconium
US6025296A (en) * 1993-05-28 2000-02-15 Mazda Motor Corporation Process for production of catalyst for exhaust gas cleaning
US6183766B1 (en) 1999-02-12 2001-02-06 The Procter & Gamble Company Skin sanitizing compositions
US6423329B1 (en) 1999-02-12 2002-07-23 The Procter & Gamble Company Skin sanitizing compositions

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US6183766B1 (en) 1999-02-12 2001-02-06 The Procter & Gamble Company Skin sanitizing compositions
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