JPS6320002B2 - - Google Patents

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JPS6320002B2
JPS6320002B2 JP2495382A JP2495382A JPS6320002B2 JP S6320002 B2 JPS6320002 B2 JP S6320002B2 JP 2495382 A JP2495382 A JP 2495382A JP 2495382 A JP2495382 A JP 2495382A JP S6320002 B2 JPS6320002 B2 JP S6320002B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermistor
pair
conductive paste
lead wires
thermistor element
Prior art date
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Expired
Application number
JP2495382A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58141507A (ja
Inventor
Yasushi Nagata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Electronics Co Ltd
Original Assignee
Shibaura Electronics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Electronics Co Ltd filed Critical Shibaura Electronics Co Ltd
Priority to JP2495382A priority Critical patent/JPS58141507A/ja
Publication of JPS58141507A publication Critical patent/JPS58141507A/ja
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  • Thermistors And Varistors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、特性が改善されたサーミスタ及び製
作が容易となるサーミスタの製造方法に関するも
のである。
従来技術と問題点 サーミスタは測温素子として各種の装置や回路
に使用され、通常は気密又は防水構造となつてい
る。例えば第1図の断面図及び第2図の底面図に
示すように、サーミスタ素体1にリード線2を接
続した後、ガラス3で封止し、金属ケース4内に
配置してエポキシ樹脂等の充填材5を充填し、充
填材5が硬化した後、電極パターン7を形成した
プリント板6の孔にリード線2を挿通し、エポキ
シ樹脂等の接着剤8でプリント板6を金属ケース
4に接着し、リード線2と電極パターン7とを半
田9により接続するものであつた。
このような構成のサーミスタは、電極パターン
7と他の電気回路との位置合せにより接触接続さ
れるのが一般的である。従つて電極パターン7の
位置精度は高いことが要求されている。前述のサ
ーミスタは、例えば金属ケース4のサーミスタ素
体収容部の直径が2〜3mm、その精度は2/100〜
5/100、高さは2〜3mm、その精度は3/100〜5/10
0程度であり、又プリント板6を接着する部分の
大きさは5×4mm程度で、その精度は5/100程度
である。又プリント板6はこれと同一の寸法及び
精度が要求される。
又、プリント板の精度は通常±5/100が最大限
であり、更に金属ケース4とプリント板6とを接
着剤8で接着する場合の精度は5/100以上が要求
されるものとなり、金属ケース4に対するプリン
ト板6の接着作業が容易でないものとなる。
又エポキシ樹脂等の充填材5を金属ケース4内
に隙間を生じることなく充填することは容易でな
く、空隙が生じれば特性が変化するので、均一な
特性のサーミスタを多量生産するのは容易でなか
つた。更にリード線2と電極パターン7との半田
9による接続作業は、接続部分の間隙が1mm以下
となるので、短絡を生じないようにする必要から
非常に難しいものとなる。
又充填材5としてのエポキシ樹脂等の有機材料
は、−20℃近傍で熱膨脹係数等の物理的2次転移
が生じるので、−50℃〜+50℃の使用温度範囲が
要求される場合に問題が生じる。
従つて第1図及び第2図に示す従来のサーミス
タは、性能的に不充分であると共に、製造工程が
複雑となり、高価なものとなる欠点があつた。
発明の目的 本発明は、構造が簡単で所望の特性が得られる
ようにすると共に、製造工程を簡単化することを
目的とするものである。以下実施例について詳細
に説明する。
発明の実施例 第3図及び第4図は本発明の実施例の断面図及
び底面図であり、11はサーミスタ素体、12は
ジメツト線等のサーミスタ素体と熱膨脹係数がほ
ぼ等しいリード線、13はAu又はAgPd等の微粉
末とガラスフリツト等の加熱融着材と有機材料等
との混合物からなる導電ペースト、14はガラス
熔融温度で結晶変態を生じないと共に、サーミス
タ素体11と熱膨脹係数がほぼ等しいセラミツク
ケースで、底板16と収容部18とが一体に形成
されているものである。15はセラミツクケース
14と熱膨脹係数がほぼ等しいガラス充填材、1
7は厚膜印刷技術等により形成された電極パター
ン、19は導電ペーストである。
セラミツクケース14は底板16と収容部18
とが一体に形成されていることにより、底板16
に形成した電極パターン17は、従来例の如くプ
リント板接着時の位置合せを必要としないことに
より、所望の精度を有するものとなる。又セラミ
ツクケース14の寸法精度についても、前述の金
属ケース4と同等のものが容易に得られるもので
ある。従つて精度上の問題は総て解決されること
になる。
又サーミスタ素体11はガラス充填材15によ
り封止されるので、使用温度範囲を拡大すること
が可能となる。例えば第1図に示す従来のサーミ
スタの使用最高温度が100℃、使用最低温度が−
20℃であるのに対し、本発明の実施例のサーミス
タによれば使用最高温度が300℃、使用最低温度
が−75℃又はそれ以下となる。又時定数について
は、水中で従来のサーミスタは最短で2sec程度で
あるが、本発明の実施例のサーミスタは0.5sec以
下となる。
前述の本発明の実施例のサーミスタは次のよう
な工程で製作される。即ち、サーミスタ素体11
の電極部に一対のリード線12を導電ペースト1
3で接着し、一対のリード線12をセラミツクケ
ース14の底板16の一対の孔に挿通して、サー
ミスタ素体11をセラミツクケース14の収容部
18内に配置する。このセラミツクケース14の
底板16には予め厚膜配線等により電極パターン
17を形成しておくものである。そして底板16
の孔に挿通したリード線12と電極パターン17
とを接続する為の導電ペースト19を滴下し、リ
ード線12を仮に固定する。
次にガラス充填材15の粉末を収容部18内に
充填し、電気炉等により加熱する。この加熱によ
り粉末を熔融してセラミツク素体11を封止す
る。この時の加熱温度により導電ペースト13,
19の焼成が同時に行なわれ、サーミスタ素体1
1とリード線12との接続及びリード線12と電
極パターン17との接続が行なわれることにな
る。更には電極パターン17の焼成も可能であ
る。
従つてセラミツクケース14の収容部18内へ
のサーミスタ素材11の挿入、ガラス充填材15
の粉末の充填、加熱による熔融及び導電ペースト
の焼成を自動化し、連続的に製造することも可能
となる。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、部品点
数が少なくて済み、サーミスタ素体11とリード
線12とを接続してガラスで封止した後ケースに
挿入するような個別作業を必要とせず、サーミス
タ素体11とリード線12との接続、セラミツク
ケース14の収容部18内のガラス封止、リード
線12と電極パターン17との接続が同時に行な
われるので、作業工程が非常に簡単になり、多量
生産も容易となる利点がある。更にセラミツクケ
ース14は底板16と収容部18とが一体に形成
されているので、底板16の電極パターン17は
高精度で形成することができる。即ち従来例の如
くプリント板の接着時の位置合せを必要としない
ものとなる。
又ガラス充填材15による封止が最終工程とな
るから、特性の均一化を図ることができる。又機
械的な精度についてみると、従来例では各部品の
寸法精度を所定範囲内としても、組立て時の条件
等により、総合して20/100以上となるのに対し、
本発明によれば、セラミツクケース14の製作精
度と、電極パターン17の形成精度とによるの
で、10/100以下とすることも容易である。又前述
の如く使用温度範囲を拡大することができると共
に時定数も小さくすることができるものであるか
ら、温度測定特性を向上し、高精度のサーミスタ
を廉価に提供することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来のサーミスタの断面図
及び底面図、第3図及び第4図は本発明の実施例
のサーミスタの断面図及び底面図である。 11はサーミスタ素体、12はリード線、1
3,19は導電ペースト、14はセラミツクケー
ス、15はガラス充填材、16は底板、17は電
極パターン、18は収容部である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 サーミスタ素体と、該サーミスタ素体と熱膨
    脹係数がほぼ等しく該サーミスタ素体の電極部に
    導電ペーストにより接着した一対のリード線と、
    該一対のリード線を挿通する1対の孔と該1対の
    リード線とそれぞれ接続する電極パターンとを形
    成した底板及び該底板と一体の前記サーミスタ素
    体の収容部とを有し、前記サーミスタ素体と熱膨
    脹係数がほぼ等しいセラミツクケースと、該セラ
    ミツクケースの前記収容部内に配置した前記サー
    ミスタ素体を封止する前記セラミツクケースと熱
    膨脹係数がほぼ等しいガラス充填材とを備えたこ
    とを特徴とするサーミスタ。 2 サーミスタ素体の電極部に該サーミスタ素体
    と熱膨脹係数がほぼ等しい一対のリード線を導電
    ペーストにより接着し、前記一対のリード線を挿
    通する一対の孔と、該一対のリード線にそれぞれ
    接続する導電ペーストにより形成された電極パタ
    ーンとを有する底板及び該底板と一体の前記サー
    ミスタ素体の収容部とからなり、前記サーミスタ
    素体と熱膨脹係数がほぼ等しいセラミツクケース
    の前記一対の孔に前記一対のリード線を挿通し、
    導電ペーストにより前記電極パターンに接着して
    前記サーミスタ素体を前記収容部内に配置し、前
    記セラミツクケースと熱膨脹係数がほぼ等しいガ
    ラス充填材の粉末を前記収容部内に充填し、該粉
    末を熔融するように加熱して、前記サーミスタ素
    体の電極部と前記リード線及び該リード線と前記
    電極パターンとの間の導電ペーストの焼成による
    接続及び前記サーミスタ素体の前記ガラス充填材
    による封止とを同時に行なう工程を有することを
    特徴とするサーミスタの製造方法。
JP2495382A 1982-02-18 1982-02-18 サ−ミスタ及びその製造方法 Granted JPS58141507A (ja)

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JPS58141507A JPS58141507A (ja) 1983-08-22
JPS6320002B2 true JPS6320002B2 (ja) 1988-04-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5938191B2 (ja) * 2011-11-08 2016-06-22 本田技研工業株式会社 ガラス封止型サーミスタとその製造方法
JP2013211437A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Mitsubishi Materials Corp サーミスタ素子及びその製造方法
DE102020126833A1 (de) * 2020-10-13 2022-04-14 Tdk Electronics Ag Sensoranordnung und Verfahren zur Herstellung einer Sensoranordnung

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