JPS63199800A - 皮革コーティングおよび仕上げ用組成物 - Google Patents

皮革コーティングおよび仕上げ用組成物

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JPS63199800A
JPS63199800A JP63021134A JP2113488A JPS63199800A JP S63199800 A JPS63199800 A JP S63199800A JP 63021134 A JP63021134 A JP 63021134A JP 2113488 A JP2113488 A JP 2113488A JP S63199800 A JPS63199800 A JP S63199800A
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JP
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leather
coating
weight
parts
finishing
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JP63021134A
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English (en)
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ライナー・ヘーファー
ハンス−ヘルベルト・フリーゼ
ローラント・グリュッツマッハー
ゲルハルト・カインドル
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Henkel AG and Co KGaA
Original Assignee
Henkel AG and Co KGaA
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/0804Manufacture of polymers containing ionic or ionogenic groups
    • C08G18/0819Manufacture of polymers containing ionic or ionogenic groups containing anionic or anionogenic groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C14SKINS; HIDES; PELTS; LEATHER
    • C14CCHEMICAL TREATMENT OF HIDES, SKINS OR LEATHER, e.g. TANNING, IMPREGNATING, FINISHING; APPARATUS THEREFOR; COMPOSITIONS FOR TANNING
    • C14C11/00Surface finishing of leather
    • C14C11/003Surface finishing of leather using macromolecular compounds
    • C14C11/006Surface finishing of leather using macromolecular compounds using polymeric products of isocyanates (or isothiocyanates) with compounds having active hydrogen

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ポリウレタン水性分散液系の皮革コーティン
グおよび仕上げ用組成物、その適用方法および皮革およ
び皮革代用品のコーティングおよび仕上げにおけるその
用途に関する。
[従来技術] 皮革の仕上げには、種々のフィルム形成ポリマーが使用
されている。
西独公開特許第3344354号には、ポリアクリレー
トを水相から適用して使用することが記載されている。
ニトロセルロースおよびアセトブチレートは、光沢およ
び耐久性が良好であるので、今日でもトップコートに使
用されている。
ポリウレタン系は、1950年代の半ばに皮革工業にお
いて用いられるようになった。以来、ポリウレタン系は
、その構造に基づく性質故に重要性が高い。近年まで、
皮革および皮革代用品の処理に用いるポリウレタンは、
有機溶液から適用されていた(米国特許第440180
1号および日本国公開特許第60104118号)。し
かし、経済的および生態学的観点から、溶媒を全くまた
は部分的に使用しない、いわゆる「余水」系を提供する
必要性が高まっている[ピー・ロスウェル(P。
Rothwell)、ジャーナル・ソサエティ・レサー
・テクニクス・アンド・ケミストリー(Journal
Society  Leather  Techniq
ues  andChemistry)、69,105
(1984)]。
西独特許第3139966号は、ポリウレタンの水性分
散液または水溶液の製法であって、イオン基および/も
しくはノニオン親水性基を導入することによって改質し
、並びに/または外部乳化剤を含有するイソシアネート
末端オリゴウレタンを水に分散および/または溶解し、
同時にまたは次いで、アミノ基を有するオリゴウレタン
に変換し、該オリゴウレタン鎖を2官能性または多官能
性鎖延長剤で延長することを含んで成る方法に関する。
このように製造した分散液または溶液は、あらゆる種類
の可撓性または非可撓性基材上のコーティングの形成に
用いられる。
米国特許第4171391号には、シート状材料の少な
くとも一部を、遊離イソシアネート基を有していないポ
リウレタンの分散液に含浸させることによる、ポリウレ
タン含浸繊維状多孔性シート状材料の製法、とりわけ合
成皮革の製法が記載されている。
米国特許第3412054号には、アミンまたはアンモ
ニアと遊離カルボキシル基を有するポリウレタンとの反
応による、水で希釈可能なポリウレタンの製法が記載さ
れている。このような水で希釈可能なポリウレタンは、
表面コーティング組成物および印刷用インクとして使用
し得る。
米国特許第4623416号には、ジカルボン酸ポリエ
ステルポリオールの結合によって導入したウレタン基に
結合した末端および/または側鎖のポリエーテル鎖およ
びポリエステルセグメント中に存在するエチレンオキシ
ド単位に3級および4級アンモニウム基が化学的に結合
□しているポリイソシアネートポリ付加生成物の水溶液
または水性分散液が記載されている。このようなポリウ
レタン分散液は、接着剤として、またはあらゆる基材(
とりわけゴム)用の接着剤の製造に用いる。
西独公開特許第3417265号には、好まし 、くは
ポリ塩化ビニル製のシート状材料用の、ポリウレタン分
散液系水性コーティング組成物および仕上げ剤が記載さ
れている。該ポリウレタン固体は、ポリエステルポリオ
ール、低分子量ジオールおよび要ずればトリオール、ア
ニオン基および/またはノニオン性ポリオキシエチレン
セグメントを有する化合物、少なくとも2種の異なるジ
イソシアネート並びに鎖延長剤としてのポリアミンから
成る。
ポリウレタン分散液を製造するための反応物質として、
従来技術において、ポリエーテルポリオール、ポリエス
テルポリオールおよびポリエーテルポリエステルポリオ
ールが提案されている。このようなポリオールは石油か
ら合成するので、天然に再生可能な原料から誘導するこ
とができない。
従って、石油資源節約の観点から、ポリウレタン分散液
の製造に、天然物から得られる(すなわち繰り返し再生
可能な)反応物質を使用する必要がある。
[発明の目的コ 本発明の目的は、固体含量lO〜50%および粘度10
〜50.000sPasの、皮革コーティングおよび仕
上げ用の新規ポリウレタン水性分散液系組成物を提供す
ることである。
本発明の他の目的は、本発明のポリウレタン分散液でコ
ーティングおよび仕上げした皮革または皮革代用品が、
耐久性(とりわけ脆性が小さく、湿潤および乾燥時の擦
りきず抵抗が高いこと)、防水性および光沢に関して満
足できる性質を有するようなポリウレタン水性分散液の
調製に使用するポリオール成分の新規組成を提供するこ
とである。
本発明の他の目的は、ポリウレタン固体を主にまたは完
全に水相に分散させた、皮革および皮革代用品用のコー
ティングおよび仕上げ用組成物を提供し、該ポリウレタ
ン固体を、コーティングまたは仕上げする材料に水相か
ら適用することであ本発明の更に他の目的は、皮革工業
においては殆ど使用されないUV架橋用の複雑な照射装
置(西独公開特許第3437918号においては必要で
ある。)を用いることなく、とりわけ毒物学的に安全で
ないアジリジンを用いることなく、特に高い耐久性を達
成することである。耐久性が高いコーティングおよび仕
上げ用組成物は、例えばベースコートとして、また特に
トップコートとして適当である。皮革のコラーゲン様編
成繊維状構造は、編成の性質の点でも、個々の繊維の構
造の点でも、他の編成構造とは異なる。他の組織におい
ては、編成は特定の規則性を示し、繊維端が見られ、個
々の繊維は独立しているが、コラーゲン様結合組織の繊
維は、あらゆる方向および次元に縦横に互いに編成され
、網状となっており、繊維のいずれの端も見られず、繊
維のフラグメントの分離は可能であるが、繊維の損傷は
免れない[フリッ2ツ・シュターチル(F ritz 
 S tatber)、ゲルベライへミー赤つント・ゲ
ルベライテヒノロギ−(Get−bereichemi
e und G erbereitechnologi
e)、アカデミーフェルラーク(A kadea+ie
verlag)、1967.24頁]。更に、皮革は、
実質的にすべてのその適用分野において皮革代用品より
も強い。
このことは、とりわけ、引張強度、綻び抵抗性および引
裂抵抗性に関して当てはまる[フリッブ・シュターチル
、前掲書、728頁コ。
驚くべきことに、コーティングおよび仕上げ用組成物の
ポリウレタン分散液の製造において、多官能性油脂化学
ポリオール(oleochesical polyol
すなわち、天然の再生可能な油および脂肪から化学的に
誘導したポリオール)を反応物質として用いると、顕著
に良好な性質を有し、それ故複雑な基材(皮革)に特に
適当なポリウレタン分散液が得られることがわかった。
本発明の目的のためには、少なくとも3個のOH基を有
する油脂化学ポリオールが特に好ましい。
[発明の構成] 本発明は、組成: (a)イソシアネート成分100重量部に対して40〜
200重量部のポリエステルポリオール、(b)イソシ
アネート成分100重量部に対して6〜60重量部の油
脂化学ポリオール、 (C)イソシアネート成分100重量部に対して0〜1
2重量部のポリエーテルポリオール、(d)イソシアネ
ート成分100重量部に対して5〜35重量部の、アニ
オン基を有するジヒドロキシ−および/またはジアミノ
−化合物、および(e)有機ジイソシアネートまたは有
機ジイソシアネート混合物100重量部 を有する、固体金1ito〜50%および粘度10〜5
0,000amPasのポリウレタン水性分散液系の皮
革コーティングおよび仕上げ用組成物に関する。
本発明のポリウレ久ン水性分散液系皮革コーティングお
よび仕上げ組成物の粘度は、通例10〜50.000m
Pasである。好ましい一態様においては、本発明の組
成物の粘度は、lO〜5000aPaである。
例、脂肪族および/または芳香族ジカルボン酸とジオー
ルとから合成する。本発明によると、適当な脂肪族ジカ
ルボン酸は、例えば、コハク酸、アジピン酸、スペリン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、ブラシル酸または脂肪
酸二量体である。芳香族ジカルボン酸は、例えばフタル
酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロフタル
酸である。
好ましい芳香族ジカルボン酸はイソフタル酸であり、好
ましい脂肪酸ジカルボン酸はアジピン酸である。本発明
によると、適当なジオールは、エチレングリコール、!
、2−プ唱くンジオール、!、  ゛3−プロパンジオ
ール、ジエチレングリコール、1.4−ブタンジオール
、1.6−ヘキサンジオール、1.10−デカンジオー
ル、ジメロセノール(dimerocenol)[ソヴ
アーモル(S 0VerlO1s商標)65ONS、ヘ
ンケル社製]、ネオペンチルグリコールまたは種々のビ
スヒドロキシメチルシクロヘキサン異性体である。前記
ジカルボン酸を通例ジオールでエステル化する。好まし
いポリエステ+L?I!+lナールは−イソフタル酸お
よび/またはアジピン酸をジエチレングリコールでエス
テル化することによって合成する。本発明の好ましい一
態様においては、ポリエステルポリオールのヒドロキシ
ル価は200を越えない。ヒドロキシル価が30〜10
0であるポリエステルポリオールが特に好ましい。本発
明の一態様においては、ポリエステルポリオールの酸価
は12を越えず、好ましくは6を越えない。アジピン酸
および/またはイソフタル酸とジエチレングリコールと
から合成した、ヒドロキシル価が200を越えず、好ま
しくは30〜100であり、酸価が12を越えず、好ま
しくは6を越えないポリエステルポリオールが特に好ま
しい。
本発明の方法に適当な油脂化学ポリオールは、炭素原子
数1〜8の1価アルコールをエポキシ化トリグリセリド
油に付加し、要すれば精製した付加生成物をC,−C,
アルキレンオキシドと反応させることによって調製した
、炭素原子を少なくとも10個有するトリオールおよび
ポリオールである。本発明の他の態様においては、油脂
化学ポリオールは、1モル当たりエチレンオキシド0〜
50モルおよび/またはプロピレンオキシド0〜100
モルを有するヒマシ油アルコキシレートである。本発明
の更に他の態様においては、油脂化学ポリオールは、大
豆油エポキシドまたはアマニ油エポキシドをメタノール
によって開環し、次いで開環生成物iモル当たりエチレ
ンオキシド0〜lOモルおよび/またはプロピレンオキ
シド0〜20モルでアルコキシル化した生成物である。
本発明のポリウレタン水性分散液系皮革コーティングお
よび仕上げ用組成物は、要すれば、イソンアネート成分
100重量部当たりポリエーテルポリオールを12重量
部まで含有し得る。好ましいポリエーテルポリオールは
、式: [式中、Rは、グリセロール、トリメチロールプロパン
、トリメチロールエタンまたはポリグリセロール基、重
合度x=1〜6、Y=(x−z+2)、2=0〜4、a
=1−15、b=20−100.c=1〜15、d=2
0〜150およびe=1−15の数を表し、(a+c+
e)= 3〜40、(b+d)=40〜300および(
c+e)〜1−15であり、yは少なくとも!である。
] で示される。
yが少なくとも2、aがl〜5、bおよびdが30〜l
OO並びにCおよびeが1〜5の数であり、(a+c+
e)=3〜15であるブロックポリマーが好ましい。R
がグリセロール基またはトリメチロールプロパン基であ
る(すなわち、X=1の)ブロックポリマーが特に好ま
しい。Rがグリセロール基である場合、天然トリグリセ
リドを分解またはエステル交換して得られるグリセロー
ルが特に好ましい。グリセロールまたはトリメチロール
プロパンから誘導するこれらのブロックポリマーにおい
ては、水酸基2個または3個が、通例、エヂレングリコ
ールエーテル基で置換されている(すなわち、yは2ま
たは3および2は0または!である)。
このようなポリエーテルポリオールのヒドロキシル価は
、25〜40である。Rがグリセロールまたはトリメチ
ロールプロパンである本発明のポリエーテルポリオール
の分子量は、通例1000〜20.000、好ましくは
300.0〜12,000である。
親水性基が化学的に結合しており、好ましくはイソシア
ネート付加反応に関して官能基をとりわけ2個有する、
カルボキシレート−、スルホネート−および/またはア
ンモニウム−基含有ヒドロキシ化合物またはアミノ化合
物は既知である。本発明の一態様においては、皮革コー
ティングおよび仕上げ用組成物は、カルボキシレート、
スルホネートおよび/またはアンモニウム基を有する、
イオン基含有ジヒドロキシ−またはジアミノ−化合物を
含有する。イオン基を有する好ましいジヒドロキシ化合
物は、ジメチロールプロピオン酸である。
使用するジイソシアネートは、通例、脂肪族または芳香
族ジイソシアネートであり、主としてポリウレタン水性
分散液の用途に応じて選択する。
得られるポリウレタンを、光安定性で変色(例えば黄変
)の傾向の無いものにしたい場合は、脂肪族ジイソシア
ネートを使用し得る。光安定性が重要でなければ(例え
ば、得られるポリウレタンの用途において光安定性が重
要でなければ)、脂肪族および芳香族のいずれのジイソ
シアネートを使用してもよい。皮革コーティングおよび
仕上げ用組成物においては、とりわけ色の耐久性が基本
的に要求されるので、このような組成物を有機脂肪族ジ
イソシアネートから調製することが好ましい。
脂肪族ジイソシアネートは、通例、イソホロンジイソシ
アネート、4,4−メチレンビス−(シクロヘキシルイ
ソシアネート)、テトラメチレン−!。
4−ジイソシアネート、ヘキサメチレン−1,6−ジイ
ソシアネート、シクロヘキサン−1,4−ジイソシアネ
ート、トリメチルへキサメチレンジイソシアネートおよ
びジシクロヘキシルメタンジイソシアネートを含んで成
る群から選択する。
本発明において好ましい皮革コーティングおよび仕上げ
用組成物は、イソホロンジイソシアネー)、4.4−メ
チレンビス−(シクロヘキシルイソシアネート)、ヘキ
サメチレン−!、6−ジイソシアネートおよび脂肪酸ジ
イソシアネート2量体を含んで成る群から選択する有機
ジイソシアネートを含有する。イソホロンジイソシアネ
ートが特に好ましい。
本発明は、皮革コーティングおよび仕上げ用組成物の適
用方法であって、ポリウレタン分散液を、要すれぼ水で
希釈して、ロールコーティング、スプレーコーティング
、パッドコーティングまたはキャスティングによって皮
革に適用し、次いで従来の方法で乾燥およびアイロン掛
けすることを含んで成る方法にも関する。
コーティングおよび仕上げ用組成物として使用するポリ
ウレタン分散液は、その性質を改良するために、既知の
他の添加剤を含有し得る。従って、本発明は、皮革コー
ティングおよび仕上げ用組成物の適用方法であって、ポ
リウレタン分散液を、添加剤、例えばポリアクリレート
、コロイド状カゼイン、変性シリコーン、天然および/
または合成の蝋または蝋エステルの水性エマルジョン、
抑泡剤並びに顔料製剤と既知の方法で混合して用いる方
法にも関する。要すれば、水で希釈可能なセルロースエ
ステルまたは他のポリウレタンエマルジョンとも混合し
得る。
本発明は、皮革および皮革代用品製シート状材料にトッ
プコートを施し、および仕上げを行うための、皮革コー
ティングおよび仕上げ用組成物の用途にも関する。
本発明の皮革コーティングおよび仕上げ用組成物の特別
な利点は、毒物学的に安全でないアジリジンを用いるこ
となく、または例えば架橋のために使用する必要のある
複雑な照射装置を用いることなく、特に高い耐久性が達
成されることである。
従って、本発明のポリウレタン水性分散液系の皮革およ
び皮革代用品コーティングおよび仕上げ用組成物は、皮
革の仕上げにおける種々の用途に、例えばベースコート
として、およびとりわけトップコートとして適当である
。本発明の組成物のこの利点の故に、この組成物でコー
ティングした皮革は、湿潤擦りきず抵抗に優れている。
従来では、このような効果は、ラッカー、とりわけ溶媒
希釈ラッカーを用いた場合、または水性ポリマー分散液
(例えばポリアクリレートおよびポリウレタン分散液)
をポリアジリジンと共に架橋した場合にしか得られなか
った。
従来技術、例えば西独公開特許第3417265号11
頁の開示に反して、驚くべきことに、多官能性油脂化学
ヒドロキシル化合物を、表面コーティング用ポリウレタ
ン分散液の好ましい態様において有利に使用し得ること
がわかった。西独公開特許第3417265号によると
、三官能性合成化合物を使用すると、部分的に不溶性の
フラクションが生成する可能性があり、それ故更に加工
して有用なポリウレタン分散液とすることが実質的に不
可能であるという理由で、三官能性ヒドロキシル化合物
は好ましくない態様に含まれていたが、これに反して、
本発明においては、とりわけ多官能性油脂化学ポリヒド
ロキシ化合物を、要すればグリセロールおよび/または
トリメチロールプロパン系の多官能性ブロックポリマー
と組み合わせて使用する。
従来技術に匹敵する比較的疎水性の成分である疎水性油
脂化牽ポリオールの使用により、表面のコーティングに
おいて均展剤使用の必要性が小さくなることは驚くべき
ことである。油脂化学ポリオールは疎水性が大きいので
、本発明のポリウレタン分散液系皮革コーティングおよ
び仕上げ用組成物の使用において、均展剤、例えばアル
コキシル化ジメチルポリシロキサンおよび/または水溶
性ポリエチレンオキシド単位を含有する均展剤を併用す
る必要があるように思われる。しかしながら、驚くべき
ことに、本発明の油脂化学ポリオールを使用すると、前
記のような均展剤を使用する必要がないことがわかり、
このことは、従来技術を凌ぐ本発明の重要な利点の一つ
である。
本発明の目的に適当なポリウレタン分散液を調製するた
めに、ポリオールおよび過剰のジイソシアネートを反応
させて、イソシアネート末端ポリマーを生成する。適当
な反応条件、反応時間および反応温度は、イソシアネー
トポリオールに応じて変更し得るが、このような変更は
当業者に明らかである。反応させる成分の反応性は、そ
の反応速度と、変色および分子量の低下を招く望ましく
ない副反応の反応速度との平衡によって決まるというこ
とは、当業者既知である。通例、反応は、約50〜12
0℃で撹拌しながら約1〜4時間行う。
一般的方法 カルボキシル側基を導入するために、イソシアネート末
端ポリマーを、モル過剰のジヒドロキシおよび/または
ジアミノ化合物と、50〜120℃で1〜4時間反応さ
せて、イソシアネート末端プレポリマーを得る。酸は、
例えばN−メチル−1,2−ピロリドンまたはN、N−
ジメチルホルムアミド中の溶液の形態で添加することが
好ましい。
酸のための溶媒は、通例、ポリウレタン混合物中の有機
溶媒の割合をできるだけ小さくするために、全量の約5
%を越えないようにする。ジヒドロキシおよび/または
ジアミノ化合物のポリオール部分をポリマーと反応させ
た後、カルボキシル側基を約58〜75℃で約20分間
中和する。鎖延長および分散液の調製は、水の添加およ
び撹拌によって行う。要すれば、更に鎖延長剤として水
溶性ジアミン、例えばエチレンジアミン、ヘキサメチレ
ンジアミンまたはヒドラジンを水に添加し得る。
鎖延長は、残留イソシアネート基を水と反応させて尿素
基を形成し、この高分子物質を更に重合することを含ん
で成る。化学量論的に大過剰の水を加えることによって
すべてのイソシアネート基を反応させることができる。
本発明のポリウレタンは可塑性が高く、換言すると、調
製後頁に硬化剤を添加しなければ、過度に硬化を続ける
ことはない。
水を充分に用いて、ポリウレタンを約10〜50重量%
の濃度に分散させ、分散液の粘度を10〜50,000
mPasq好ましくは10〜5000mPasとする。
−θ))ロ  じtl!111111  ナー?+!I
I  r’7 1ノ々 ′i Q6ケ’xlは−そのま
まで使用し得るが、既知の添加剤、例えば水性ポリアク
リレート、共結合剤としてコロイド状カゼイン、触感を
改良するための変性シリコーン、耐水性、非粘着性およ
びブロッキングの調整のための天然および合成の蝋およ
び蝋エステルの水性エマルジョン、並びに皮革仕上げに
おいて通例使用される添加剤、例えば抑泡剤、均展剤、
艶消剤および顔料製剤と混合してもよい。
本発明のポリウレタン分散液の適性を以下の実施例にお
いて更に詳細に説明する。
[実施例] 本発明のポリウレタン分散液用ポリウレタンの調製 本発明の調製方法は、化学量論的に過剰のジイソシアネ
ートまたはジイソシアネート混合物と、ポリオール、す
なわちポリエステルポリオール、オレオケミカルポリオ
ール、ポリエーテルポリオール、およびアニオン基を有
するジヒドロキシ−および/またはジアミノ−化合物と
を、所定の重量比で反応させて、イソシアネート末端プ
レボリマーを調製することを含んで成る。好ましい一態
様においては、ポリエステルポリオールおよびオレオケ
ミカルポリオールまたはポリエステルポリオール、オレ
オケミカルポリオールおよびポリエーテルポリオールを
最初にイソシアネートと反応させてイソシアネート末端
プレポリマーを形成し、次いでこれを、アニオン基を有
するジヒドロキシ−および/またはジアミノ−化合物で
ある可溶化化合物の反応性水素原子と反応させて、可溶
化イオン基を導入する。可溶化ジヒドロキシ−および/
またはジアミノ−化合物は、塩および/または酸の形態
で添加し得る。更に、これらを、ウレタン化中またはウ
レタン化後に中和し得る。本発明の方法の一態様におい
ては、ポリエーテルポリオールの全部または一部を水性
分散液に変換後または変換中に加える。
試験したポリオール: ポリオール■:イソフタル酸、アジピン酸およびジエチ
レングリコールから合成したポリエステルポリオール、
08価60、酸価2 ポリオール■a:アマニ油エポキシドのメタノールによ
る開環生成物をプロピレンオキシド3モルと反応させて
得た油脂化学ポリオールポリオール■b:大豆油エポキ
シドのメタノールによる冊環生成物である油脂化学ポリ
オール、OH価225 ポリオール■a:本発明のトリメチロールプロパン系ポ
リエーテルポリオール、oH価39ポリオール■b:本
発明の中性グリセロール系ポリエーテルポリオール、O
H価29 ポリオール■ニジメチロールプロピオン酸適用 実施例1 家具外面の皮革の仕上げ ベースコート: 成分            重量部 水性顔料製剤        100 ポリアクリレート分散液   150 ポリウレタン分散液     150 組成■のポリウレタン分散液  50 蝋分散液           60 水性艶消剤          20 水                 350液を3〜
4回スプレー トップコート: 20 :30の組み合わせ ニトロセルロースエマルジョン 100艶消剤    
        100水             
     200液を2回スプレー、皮革をドライ・タ
ンプリング(Leder  m1llen)、 液を1回スプレー 触感改良剤(griffluster):成分    
        重潰部 艷消剤            50 蝋およびシリコーン分散液  115 水                 200触感改良
剤をスプレー 溶媒含量の低いこの仕上げ剤を用いて、家具の皮革の仕
上げに要求される物理的耐久性を達成することができた
ヴエスリー(Veslie: D I N53339/
 I UF450)による摩擦に対する耐久性 乾燥フェルト tooo回摩擦: 損傷無し湿潤フェル
ト  300回摩擦: 損傷無しベーリー屈曲試験機(
DIN53351/■UP20)による長時間屈曲試験 乾燥 t o o、o o o回屈曲: 損傷無し湿潤
  20,000回屈曲: 損傷無し実施例2 靴上皮(柔)の仕上げ ベースコート: 成分               重量部着色ニトロ
セルロースエマルジョン 150ニトロセルロースエマ
ルジヨン(無色)50ポリウレタン分散液(微細、  
     5非常になめらか) カチオン性ポリウレタン分散液    20液を2回ス
プレー、ioo℃で皮革をアイロン掛け(F 1nif
lex)、 液を2回スプレー トップコート: 重蛍比70:30の組み合わせ 蝋系触感調製剤         10水      
             100液を2回スプレー、
皮革をロール処理および100℃でアイロン掛け(F 
1niflex)靴上皮に要求される耐久性が達成され
た。
ヴエスリー(DIN53339/IUP450)による
摩擦に対する耐久性 乾燥フェルト 150回摩擦: 損傷無し湿潤フェルト
 100回摩擦: 損傷無しベーリー屈曲1taa(n
tN53351/luP2O)による長時間屈曲試験 乾燥 50,000回屈画廊 損傷無し湿潤 20,0
00回屈画廊 損傷無し実施例3 靴上皮の仕上げ ベースコート: 成分            重量部 水性顔料製剤        100 ポリアクリレート分散液   300 艶消剤            20 蝋分散液           30 水                400液を2回ス
プレー、皮革を銀面皮様に穿孔(L eder  po
ren)、 液を2回スプレー トップコート: 蝋系触感調整剤         5 水                100液を2回ス
プレー 溶媒を含有しないこの仕上げ剤を用いて、靴上皮に要求
される物理的耐久性が達成された。
ヴエスリー(DIN53339/lUF450)による
摩擦に対する耐久性 乾燥フェルト 150回摩擦: 損傷無し湿潤フェルト
 100回摩擦: 損傷無しベーリー屈曲試験機(DI
N53351/IUP20)による長時間屈曲試験 乾燥 50,000回屈画廊 損傷無し湿潤 20,0
00回屈画廊 損傷無し実施例4 服飾品皮革(牛皮)の仕上げ ベースコート: 成分            重量部 水性顔料製剤         40 ポリアクリレ一ト分散液   200 艶消剤            25 水                 450液を3〜
4回スプレー トップコート: 水                 150液を2回
スプレー、皮革をドライ・タンプリング、 触感改良剤をスプレー 溶媒を含有しないこの仕上げ剤を用いて、服飾品皮革に
要求される物理的耐久性が達成された。
’l/ニス!J−(D I N53339/ I UF
450)による摩擦に対する耐久性 乾燥フェルト 100回摩擦: 損傷無し湿潤フェルト
  50回摩擦: 損傷無しベーリー屈曲試験機(DI
N53351/IUP20)による長時間屈曲試験 乾燥 t o o、o o o回廊曲: 損傷無し湿潤
  50,000回廊曲: 損傷無し特許出願人 ヘン
ケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクヂ
エン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、組成: (a)イソシアネート成分100重量部に対して40〜
    200重量部のポリエステルポリオール、(b)イソシ
    アネート成分100重量部に対して6〜60重量部の油
    脂化学ポリオール、 (c)イソシアネート成分100重量部に対して0〜1
    2重量部のポリエーテルポリオール、 (d)イソシアネート成分100重量部に対して5〜3
    5重量部の、アニオン基を有するジヒドロキシ−および
    /またはジアミノ−化合物、および(e)有機ジイソシ
    アネート100重量部 を有する、固体含量10〜50%および粘度10〜50
    、000mPasのポリウレタン水性分散液系の皮革コ
    ーティングおよび仕上げ用組成物。 2、ポリウレタン分散液の粘度が10〜5000mPa
    sである第1項記載の皮革コーティングおよび仕上げ用
    組成物。 3、ポリエステルポリオールは、芳香族および/または
    脂肪族ジカルボン酸とジオールとから合成したものであ
    る第1項または第2項記載の皮革コーティングおよび仕
    上げ用組成物。 4、ポリエステルポリオールは、アジピン酸および/ま
    たはイソフタル酸とジエチレングリコールとから合成し
    たものであり、ヒドロキシル価が200を越えず、好ま
    しくは30〜100であり、酸価が12を越えず、好ま
    しくは6を越えない第1〜3項のいずれかに記載の皮革
    コーティングおよび仕上げ用組成物。 5、油脂化学ポリオールは、 1価C_1−C_3アルコールにエポキシ化トリグリセ
    リド油を付加し、要すれば精製した付加生成物をC_2
    −C_4アルキレンオキシドと反応させることによって
    調製した、炭素原子を少なくとも10個有するトリオー
    ルまたはポリオール、 エチレンオキシド基を0〜50個および/またはプロピ
    レンオキシド基を0〜100個有するヒマシ油アルコキ
    シレート、またはエチレンオキシド基を0〜10個およ
    び/またはプロピレンオキシド基を0〜20個有する、
    メタノールによる大豆油エポキシドおよび/またはアマ
    ニ油エポキシドの開環生成物である第1項または第2項
    記載の皮革コーティングおよび仕上げ用組成物。 6、ポリエーテルポリオールは、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、Rは、グリセロール、トリメチロールプロパン
    、トリメチロールエタンまたはポリグリセロール基、重
    合度x=1〜6、y=(x−z+2)、z=0〜4、a
    =1〜15、b=20〜100、c=1〜15、d=2
    0〜150およびe=1〜15の数を表し、(a+c+
    e)=3〜40、(b+d)=40〜300および(c
    +e)=1〜15であり、yは少なくとも1である。] で示される化合物である第1項または第2項記載の皮革
    コーティングおよび仕上げ用組成物。 7、イオン基を有するジヒドロキシ−および/またはジ
    アミノ−化合物は、カルボキシレート、スルホネートお
    よび/またはアンモニウム基を有し、好ましくはジメチ
    ロールプロピオン酸である第1項または第2項記載の皮
    革コーティングおよび仕上げ用組成物。 8、有機ジイソシアネートは、脂肪族ジイソシアネート
    の群から選択する第1項または第2項記載の皮革コーテ
    ィングおよび仕上げ用組成物。 9、有機ジイソシアネートは、イソホロンジイソシアネ
    ート、4,4−メチレンビス−(シクロヘキシルイソシ
    アネート)、ヘキサメチレン−1,6−ジイソシアネー
    トおよび脂肪酸ジイソシアネート2量体を含んで成る群
    から選択する第1項、第2項または第8項記載の皮革コ
    ーティングおよび仕上げ用組成物。 10、有機ジイソシアネートは、イソホロンジイソシア
    ネートである第1項、第2項、第8項または第9項記載
    の皮革コーティングおよび仕上げ用組成物。 11、第1〜10項のいずれかに記載の皮革コーティン
    グおよび仕上げ用組成物の適用方法であって、ポリウレ
    タン分散液を、要すれば水で希釈して、ロールコーティ
    ング、スプレーコーティング、パッドコーティングまた
    はキャスティングによって皮革に適用し、次いで乾燥お
    よびアイロン掛けすることを含んで成る方法。 12、ポリウレタン分散液を、添加剤、例えばポリアク
    リレート、コロイド状カゼイン、改質シリケート、天然
    および/または合成の蝋または蝋エステルの水性エマル
    ジョン、セルロールエステルおよびポリウレタンエマル
    ジョン、抑泡剤並びに顔料製剤と既知の方法で混合して
    用いる第11項記載の方法。 13、皮革および皮革代用品製シート状材料にトップコ
    ートを施し、および仕上げを行うための、第1〜10項
    のいずれかに記載の皮革コーティングおよび仕上げ用組
    成物から成るコーティングおよび仕上げ剤。
JP63021134A 1987-01-29 1988-01-29 皮革コーティングおよび仕上げ用組成物 Pending JPS63199800A (ja)

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