JPS63199289A - ポリ(n−C↓2↓4)アルキルメタクリレートとポリC↓8〜C↓2↓0アルキル(メト)アクリレートとの組合せを脱ロウ助剤として使用する溶剤脱ロウ法 - Google Patents

ポリ(n−C↓2↓4)アルキルメタクリレートとポリC↓8〜C↓2↓0アルキル(メト)アクリレートとの組合せを脱ロウ助剤として使用する溶剤脱ロウ法

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JPS63199289A
JPS63199289A JP62292250A JP29225087A JPS63199289A JP S63199289 A JPS63199289 A JP S63199289A JP 62292250 A JP62292250 A JP 62292250A JP 29225087 A JP29225087 A JP 29225087A JP S63199289 A JPS63199289 A JP S63199289A
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JP
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dewaxing
solvent
wax
poly
oil
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JP62292250A
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セオドア・ハービー・ウェスト
デイビッド・ジョン・マーテラ
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ExxonMobil Technology and Engineering Co
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Exxon Research and Engineering Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G73/00Recovery or refining of mineral waxes, e.g. montan wax
    • C10G73/02Recovery of petroleum waxes from hydrocarbon oils; Dewaxing of hydrocarbon oils
    • C10G73/04Recovery of petroleum waxes from hydrocarbon oils; Dewaxing of hydrocarbon oils with the use of filter aids

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は溶剤膜ロウ法に関し、より詳細にはワックス質
炭化水素油をvqロウ溶剤及び脱ロウ助剤と接触させか
つ冷却して前記ワッスク買戻化水素油に存在するワッス
クの少なくとも1部を沈澱させ、沈澱したワックスを液
体/固体分離手段により除去して脱ロウ油を生成させる
溶剤膜ロウ法に関するものである。
[従来の技術] ワックス含有の炭化水素油におけるワックスは、前記炭
化水素油を冷却してワックスを沈澱させ、次いで固体ワ
ックス粒子を脱ロウ油から固体/液体分離法(たとえば
濾過、遠心分離、沈降等)で分離することにより除去さ
れる。工業説ロウ法はプレス脱ロウ法を含み、この場合
ワックス含有油を溶剤の不存在下で冷却してワックス粒
子を晶出させ、次いでこれをフィルタによってプレス濾
過する。一般に、プレス脱ロウ法では粘度制限のため軽
質炭化水素油フラクションしか処理されない。
より広く使用される方法は溶剤膜ロウ法であって、この
場合ワックス油を溶剤と混合し、次いで冷却してワック
スを小粒子若しくは結晶として沈澱させ、これにより固
定ワックス粒子と脱ロウ溶剤を含有する脱ロウ油の溶液
とからなるスラリーを形成させる。次いで、このスラリ
ーをワックス分離機(たとえばフィルタ、遠心分離機、
セトラ)に供給して、ここでワックスを脱ロウ油及び脱
ロウ溶剤から除去する。溶剤膜ロウ法は、たとえば潤滑
油フラクション及びブライド・ストックのような重質油
フラクションにつき使用される。弗型的な脱ロウ溶剤は
低沸点の常態で気体の自己凍結性炭化水素類(たとえば
プロパン、プロピレン、ブタン、ペンタンなど)、ケト
ン類(たとえばアセトン、メチルエチルケトン(MEK
)、メチルイソブチルケトン(MIBK>及びその混合
物)、芳香族炭化水素類(たとえばベンゼン、トルエン
及びキシレン)、並びにケトン類と芳香族炭化水素類と
の混合物(たとえばMEK/トルエン及びアセトン/ベ
ンゼン)を包含する。
溶剤膜ロウ装置の能力を制限する傾向がある因子の1つ
は脱ロウ油からのワックス濾過(一般に分離)の速度で
あり、この速度は沈澱ワックスの結晶構造により強度に
影響を受ける。沈澱ワックスの結晶構造は脱ロウ工程に
おける種々の操作条件により影響されるが、成る種の供
給物については冷却条件によって特に強度に影響を受け
る。沈澱ワックスの寸法及び結晶構造、ワックス結晶に
おける油の包蔵、並びに結晶中に残留する油の状態は著
しく変化し、かつワックス組成及び沈澱条件に依存する
。これらの条件もワックスからの脱ロウ油の分離(濾過
)速度、並びに脱ロウ油の収率に影響を及ぼす。最も顕
著にはワックス油がブライト・ストックであるような成
る種の場合、ワックス結晶は極めて微細な寸法であって
必ずしも濾過により分離されず、その幾分かが脱ロウ油
成分と共にフィルタに残留して油に不快な曇りを発生す
る。
濾過速度を向上させかつ曇り形成を最小化させる1つの
方法は、脱ロウ工程に際しワックス含有の油に脱ロウ助
剤を添加することである。
[発明の目的] したがって′、本発明の目的は、ワックス質炭化水素油
からワックスを除去するための改良溶剤膜ロウ法を提供
するにある。
[発明の要点] 本発明による溶剤膜ロウ法は、ワックス炭化水素油(特
に石油、より詳細にはワックス質潤滑油、タービン油、
凍結油又は白油ベース原料)をこのワックス油を脱ロウ
溶剤と希釈率を順次増加させ若しくは全体的に予備希釈
して組合せ、かつこの混合物を冷却することにより脱ロ
ウし、その際除脱ロウ溶剤を直接使用するか又は間接的
に熱交換手段を用いることからなり、この溶剤膜ロウ法
は(a)ポリ(C24)アルキルメタクリレート重合体
と(b)低分子量のポリ(08〜C20)アルキルメタ
クリレート重合体との組合せからなる脱ロウ助剤を用い
ることにより改良される。
すなわち本発明によれば、ワックス質炭化水素油(たと
えば潤滑油、特に白油若しくはタービン油或いは凍結油
のような油)を脱ロウ助剤と脱ロウ溶剤との順次希釈さ
れた又は全体的に予備希釈された混合物により脱ロウし
、その際ワックス油と脱ロウ助剤と溶剤との混合物を生
成させかつこの混合物をたとえば掻取り若しくは非掻取
り表面冷却器或いはその他の間接的熱交換装置手段のよ
うな表面冷却交換器にてワックスの少なくとも1部を沈
澱させるのに充分な温度まで冷却するか、或いはワック
ス油を予備希釈(順次又は全体的)して又はせずに除脱
ロウ溶剤と接触させてこの冷溶剤により脱ロウ温度まで
直接冷却することからなり、この溶剤膜ロウ法は脱ロウ
助剤として(a)ポリ(C24>アルキルメタクリレー
ト重合体と(b)低融点のポリ(C8〜C20)アルキ
ル(メト)アクリレート重合体とよりなる組合せ脱ロウ
助剤を使用することにより改良される。
この組合せ脱ロウ助剤を用いることにより、脱ロウ法は
濾過速度が増大しかつ液体/固体の比が向上する点にお
いて改良される。
この脱ロウ助剤組合せは、ワックス質炭化水素油を常態
にて液体の脱ロウ溶剤及び所定量の上記組合せ脱ロウ助
剤と混合して混合物を形成し、これを除脱ロウ溶剤を用
いて直接に或いは熱交換装置で間接的に冷却してワック
ス粒子と脱Oつ油及び脱ロウ溶剤の溶液とからなるスラ
リーを形成させるような溶剤膜ロウ法に役立つ。脱ロウ
助剤成分(a)及び(1))は、脱ロウすべきワックス
油へ添加するためにそのままで予備混合し、或いは流動
特性を向上させるべく適当なワックスフリーの油に希釈
することができる。或いは、これら成分を別々にかつ同
時に、或いは別々にかつ順次に、この方法における同一
時点若しくは別の時点で添加することもできる。後者の
場合にも、個々の成分(a)及び(b)をそのままで使
用し、或いは適するワックスフリーの油に希釈して流動
特性を向上させることができる。沈澱したワックス粒子
を次いで限定はしないがたとえば濾過、沈降、遠心分離
などの多くの典型的な液体/固体分離法により脱ロウ油
から分離する。
組合せ(a)十(b)の使用は、助剤を全く使用しない
か又はいずれか一方の成分のみを使用する場合と比べ、
供給物源過速度を増大させると共に液体/固体比を増大
させる。
本発明による組合せ説ロウ助剤の使用により有利となる
溶剤膜ロウ法は、常態で液体の溶剤系(たとえば03〜
06ケトン類、芳香族炭化水素類、ハロゲン化炭化水素
類及びその混合物)を使用する方法、並びに常態にて気
体である炭化水素類(たとえばプロパン、プロピレン、
ブタン、ブテンなど)並びに前記自己凍結性炭化水素と
前記ケトン類などとの混合物(たとえばプロパン/ME
K)を用いる自己凍結脱ロウ法である。
これら成分(a)及び(b)は10 : 90〜90 
: 10、好ましくは10 : 90〜50 : 50
1より好ましくは10 : 90〜30 : 70の範
囲の(a)対(b)の比にて使用される。活性成分に対
する投入レベルはo、 oi〜2.0重量%、好ましく
はo、i〜2.0重量%、特に好ましくは0.1〜1.
0重ω%の範囲である。
成分(a)は、好ましくはできるだけ純粋なn−024
アルコールから誘導されるポリアルキルメタクリレート
である。このポリ(C24)アルキルメタクリレートは
、ゲル透過クロマトグラフィーにより測定して約5()
、 000〜約500.000M n。
好ましくは50,000〜200.000.特に好まし
くは60、000〜100.000M 、の範囲の数平
均分子量、すなわち当量ポリスチレン分子口と約50〜
80℃、好ましくは約50〜70℃、特に好ましくは約
60〜70℃の融点とを有する。
成分(b)はこれがポリアルキル(メト)アクリレート
である点において成分(a)と類似しているが、炭素数
8〜20の炭素側鎖において相違している。さらに、こ
れは5,000〜200.000M n1好ましくはi
o、ooo〜100,000M nl特に好ましくはs
 、 ooo〜50.000M nの範囲の若干低い数
平均分子口を有する点で相違しており、かつ短い炭素側
鎖長のためより低い融点(この融点は約−30〜50℃
、好ましくは一20〜40℃、特に好ましくは−10〜
30℃の程度)である点において相違する。重合体の溶
解度を決定するのはこの重合体の融点であり(より高い
融点はより高い溶解度を意味する)かつ重合体の溶解度
はこの重合体が脱ロウ法においてどの特定ワックスを改
質するかを決定する。
重合体の分子量は、所定融点(すなわち溶解度)の重合
体がワックスの形態を改変するのにどの程度有効である
かを決定する。ポリアルキル(メト)アクリレートは、
8〜20個の炭素原子を有する混合アルキル基側鎖を有
する。この種のポリアルキルメタクリレートの例は、ロ
ーム・アンド・ハース・カンパニー社により製造される
アクリロイド144及びアクリロイド150である。ア
クリロイド150は、一般に平均側鎖炭素数〉50%の
014若しくはそれ以下と約5,000〜200.00
0.好ましくは10、000〜ioo、 oooの数平
均分子量とを有すると記載されている。アクリロイド1
50は主としてcl。
〜C20の側鎖を有すると報告されている(2%C1o
 、 30%CI2.21%C14,14%01B、1
6%01B、11%C20)。アクリロイド144は、
一般に炭素数>50%の016若しくはそれ以上の側鎖
と約5,000〜200.0001好ましくハto、o
oo〜100,000(7)数平均分子量とを有すると
記載されている。アクリロイド144は主として016
〜C18の側鎖を有すると報告サレテイル(4%C12
,7% C14,39%C16,45%C18及び5%
C20>。アクリロイド144の試料を測定して約23
.000の数平均分子量と約29℃の融点とを有するこ
とが判明し、またアクリロイド150の試料を測定して
約45,000の数平均分子量と約−4℃の融点とを有
することが判明した。
有用かつ容易に再現しうる重合体の確認は、その融点に
応じて行なわれる。成分(a)、すなわちC24アルキ
ルメタクリレートは微分走査熱量測定法で測定して50
〜80℃、好ましくは50〜70℃、特に好ましくは6
0〜70℃の融点を有するのに対し、市販の成分(b)
、たとえばアクリロイド150及びアクリロイド144
は微分走査熱量測定法(DSC)により測定して一30
〜50℃の範囲、好ましくは一20〜40℃、特に好ま
しくは一10〜30℃の融点を有する。
この脱ロウ助剤は、有利には別途に作成した成分(a)
及び(b)として使用される。次いで、これらの成分を
上記比率にて互いに混合しかつ所望の投入レベルにてそ
のままで或いは適当なワックスフリーの油(たとえば灯
油)又はその他の適する溶剤(たとえばトルエン、ベン
ゼン、プロパン、塩化メチレンなど)に溶解して添加剤
に向上した流動特性、ポンプ輸送性などを付与させて添
加することができる。或いは、個々の成分(a)及び(
b)は別々に使用しくそのままで或いは前記のような溶
剤に溶解して)、かつ脱ロウ工程に対し同時に或いはこ
の工程の別の時点で順次に導入することができる。両成
分が互いに予備混合されているかどうか、或いは別々に
かつ同時に又は別々にかつ順次に使用されるかどうかと
は無関係に、助剤は希釈して又は希釈せずに冷却前にワ
ックス油と混合したり、或いはたとえば掻取り表面冷却
器のような間接的冷却手段又は冷溶剤を用いる直接的冷
却手段での冷却工程に導入することができる。多数の段
階(この多数の段階は瞬間的混合を確保するため高度に
撹拌される)に沿って注入される冷溶剤を用いる好適な
直接的冷却手段は、ジルチル(エクソン・リサーチ・ア
ンド・エンジニャリング・カンパニー社の登録商標)法
であり、これは米国特許第3.773.650号公報に
記載されている(これを参考のためここに引用する)。
本発明に使用される常態で液体の脱ロウ溶剤は特に臨界
的でなく、したがって任意周知の常態で液体の脱ロウ溶
剤を用いることができる。たとえば、3〜6個の炭素原
子を有するケ1〜ン類(たとえばアセトン、ジメチルケ
トン、メチルエチルケトン、メチルプロピルケトン及び
メチルインブチルケトン)並びにその混合物:芳香族炭
化水素類(たとえばベンゼン、キシレン若しくはトルエ
ン):ケトン類と芳香族炭化水素類との混合物(たとえ
ばメチルエチルケトン/トルエン若しくはメチルイソブ
チルケトン/トルエンである。ハロゲン化炭化水素類、
たとえば塩化メチレンも有用である。ざらに、たとえば
N−メチル−ピロリドン及びN−メチル−ピロリドンの
ようなN−アルキル−ピロリドンも脱ロウ溶剤として使
用することができる。本発明の方法を実施するのに特に
好適な溶剤は、芳香族炭化水素(たとえばトルエン)二
05〜06ケトン類(たとえばMEK、MIBK及びそ
の混合物);ケトンと芳香族炭化水素との混合物(たと
えばMEK/トルエン)、ハロゲン化炭化水素類(たと
えば塩化メチレン);並びにアセトンと塩化メチレンと
の混合物を包含する。
使用しうる他の脱ロウ溶剤は、低融点の常態で気体の自
己凍結性炭化水素類(たとえば02〜C5アルカン類及
びアルケン類、たとえばプロパン、プロピレン、ブタン
、ペンタン)及びこれら自己凍結性炭化水素類と上記ケ
トン類との混合物(たとえばプロパン/MEK、プロパ
ン/MIBKなど)を包含する。
本発明による方法の具体例においては、成分(a)と(
b)とからなる脱ロウ助剤の溶液をたとえば軽質加熱油
若しくは軽質説ロウ鉱油フラクションのような適当な溶
剤に溶解させ、ワックス含有の油に混入し、かつこの混
合物を油の曇り点く典型的には約50〜120℃)より
高い温度まで加熱する。この混合物を脱ロウ溶剤と一緒
に冷却帯域中へ導入し、かつ得られる脱ロウ油の所望の
流動点を生ぜしめるのに必要な温度まで冷却する。
この冷却は、脱ロウ油及び溶剤を脱ロウ助剤を含有する
ワックスの固体粒子と一緒に含むスラリーを生成させる
。次いで、このスラリーをフィルタに移送して、脱ロウ
油及び溶剤をワックス粒子から分離する。スラリーを冷
却する脱ロウ温度は、供給物及び条件に応じて変化する
。一般に、この温度は約O〜約−50℃の範囲である。
脱ロウ溶剤がケトンと芳香族炭化水素との混合物(たと
えばメチルエチルケトン/トルエン)からなる場合、脱
ロウ温度は約−10〜約−30℃の範囲である。
本発明の方法に用いる好適説ロウ溶剤は、ケトン類の混
合物(たとえばMEK/MIBK);ケトンと芳香族炭
化水素との混合物;並びにケトンと塩化メチレンとの混
合物を包含する。溶剤対ワックス油の比は、一般に容量
で約0.5〜10、好ましくは約2〜7の範囲である。
勿論、用いる脱ロウ溶剤の最適量は油のワックス含有量
、粘度、予備処理及び脱ロウ条件により決定される。
したがって賎型的な油は蒸留油、好ましくは400中性
〜i 、 ooo中性範囲の中質乃至重質蒸留油及びブ
ライト・ストック油を包含する。これらのワックス質蒸
留油は、任意の天然若しくは合成原料(たとえばタール
サンド、シェール油、液化石炭など)から得ることがで
きる。
C24(リグノセリル メタクリレートの作J機械撹拌
機と窒素入口と温度計差込口と注射器用隔壁と還流凝縮
器を備えたディージ・スタークトラップとを装着した2
50meの4つ首フラスコに、17.2Clのメタクリ
ル酸と70.8(Jのリグノセリル(C24)アルコー
ルと0.1gの7エノチアジンとを装填した。撹拌しな
がらこの混合物を窒素シール下で加熱還流させた。注射
器によりo、 sgのチタン酸テトライソプロピルを滴
加した。水の発生が止まるまで加熱を続けた。生成物の
赤外線スペクトルにより、酸からエステルへの変換が確
認された。
ポリ(リ ノセリルメタクリレート)の作1機械撹拌機
と窒素入口と温度計差込口と還流凝縮機とを装着した2
50m1の4つ首フラスコに、50、OQの上記生成物
とioo、ogシクロヘキサンとを装填した。撹拌しな
がらこの混合物を窒素シール下で加熱還流させた。0.
3(lのルシドール70(登録商標)を添加した。3時
間後、この混合物は極めて粘性となり、ここでo、 i
gのp−メトキシフェノールを添加した。次いでこの反
応混合物を500rn1のメタノール中へ注ぎ込みかつ
重合体、すなわちポリ(リグノセリルメタクリレート〉
を減圧濾過によって単離した。
[実施例1 4種の異なる脱ロウ助剤を、2種の異なる冷却工程順序
にて種々異なる組合せで評価した。1つの順序(工程工
)においてはスクレーパを24rpmで回転させる掻取
り表面冷却器を用いて順次増加の希釈手順を用いたのに
対し、伯の順序(工程■)においては全予備希釈手順を
間接的熱交換器(掻取りなし)における20Orpmで
の撹拌冷却を用いて行なった。■程■の手順はチオドー
ルH,ウェストの名前で1986年5月21日に出願さ
れた米国特許第867、141号の主題である。この工
程■においては、内径5.5インチの掻取り表面冷却器
を、スクレーパ羽根が冷却ユニットの内壁部に接触しな
いように改変した。この特定の実験に用いた方法におい
て、羽根は冷却器壁部から0.5インチ離間させかつ上
記の200rl)mで回転する。工程工及び工程■の条
件を下記A表に示す。使用した油を第工表に示し、使用
した助剤を第■表に示し、得られたυ 手順の操作条件:工程■ び工 ■ 1、順次の希釈(工程■) プラント掻取り表面冷却の実験室模倣は、直径5.25
インチの容器における直径5.25インチの2枚羽根ス
クレーパを用いた。スクレーパ速度は毎分24回転とし
た。溶剤添加は次の通りである: 希釈       温度 v/■       ℃ 予備希釈     0.6      60第1.希釈
     0.47     35第2希釈     
o、67     5第3希釈     0.57  
  −10全希釈  2.21溶剤/供給物  −10
2、予備希釈(工程■) 実験室模倣装置は、5.25インチの容器における直径
4.25インチの2枚羽根パドルを用いた。パドル速度
は毎分20000回転た。
全予備希釈:2.2V/V、50℃。
工程に対する共゛の条 : 溶剤:40/60  V/V  MEK/MIBKフィ
ルタ温度ニー10℃ 冷却範囲:30℃/min。
性能評価は標準のフィルタリーフによって行なった。
供給物:ストラト:]J−MCT30 (60ON>典
型的特性 供給物曇り点:51℃ 蒸留範囲=393〜582℃ 粘度@100℃:9.56C9t R,1,@75℃:1.4596 この結果から判るように、ポリC24アルキルメタクリ
レートとアクリロイド144/ 150との組合せは、
ジアルキルフマレート/酢酸ビニル共重合体とアクリロ
イド144との組合せ或いはジアルキルフマレート/酢
酸ビニルとアクリロイド144/150との組合せに比
較して、脱ロウ助剤としての性能に関し顕著に優れてい
る。高融点の実験C24メタクリレート(成分D)は、
溶液からの最初のパラフィン晶出(高融点のワックス)
に対し脱ロウ助剤混合物の溶解度範囲を拡大させると共
に、脱ロウ助剤の結晶改質がワックス/溶剤/脱ロウ助
剤混合物に及ぼす温度範囲を上昇させる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ワックス質炭化水素油を脱ロウ溶剤及び脱ロウ助
    剤と接触させかつ冷却して、前記ワッスク質炭化水素油
    に存在するワッスクの少なくとも1部を沈澱させ、沈澱
    したワックスを液体/固体分離手段により除去して脱ロ
    ウ油を生成させる溶剤脱ロウ法において、(A)ポリ(
    n−C_2_4)アルキルメタクリレートと(B)低融
    点のポリ(C_8〜C_2_0)アルキル(メト)アク
    リレート重合体との組合せを脱ロウ助剤として使用する
    ことを特徴とする溶剤脱ロウ法。
  2. (2)成分(A)と(B)とからなる脱ロウ助剤を10
    /90〜90/10の範囲のA/Bの比にて使用する特
    許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)成分(A)が約50,000〜500,000の
    範囲の数平均分子量と約50〜80℃の融点とを有し、
    かつ成分(B)が約5,000〜200,000の範囲
    の数平均分子量と約−10〜50℃の融点とを有する特
    許請求の範囲第2項記載の方法。
  4. (4)成分(A)と(B)とからなる脱ロウ助剤を活性
    成分に対し約0.01〜2重量%の投入レベルで使用す
    る特許請求の範囲第3項記載の方法。
JP62292250A 1986-11-21 1987-11-20 ポリ(n−C↓2↓4)アルキルメタクリレートとポリC↓8〜C↓2↓0アルキル(メト)アクリレートとの組合せを脱ロウ助剤として使用する溶剤脱ロウ法 Pending JPS63199289A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/933,126 US4728414A (en) 1986-11-21 1986-11-21 Solvent dewaxing using combination poly (n-C24) alkylmethacrylate-poly (C8 -C20 alkyl (meth-) acrylate dewaxing aid
US933126 1997-09-18

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63199289A true JPS63199289A (ja) 1988-08-17

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ID=25463415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62292250A Pending JPS63199289A (ja) 1986-11-21 1987-11-20 ポリ(n−C↓2↓4)アルキルメタクリレートとポリC↓8〜C↓2↓0アルキル(メト)アクリレートとの組合せを脱ロウ助剤として使用する溶剤脱ロウ法

Country Status (5)

Country Link
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