JPS60229990A - ポリアクリレ−ト重合体とポリメタクリレ−ト重合体との混成脱ろう助剤を用いる含ろう炭化水素留分の溶剤脱ろう - Google Patents

ポリアクリレ−ト重合体とポリメタクリレ−ト重合体との混成脱ろう助剤を用いる含ろう炭化水素留分の溶剤脱ろう

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JPS60229990A
JPS60229990A JP59084226A JP8422684A JPS60229990A JP S60229990 A JPS60229990 A JP S60229990A JP 59084226 A JP59084226 A JP 59084226A JP 8422684 A JP8422684 A JP 8422684A JP S60229990 A JPS60229990 A JP S60229990A
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    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G73/00Recovery or refining of mineral waxes, e.g. montan wax
    • C10G73/02Recovery of petroleum waxes from hydrocarbon oils; Dewaxing of hydrocarbon oils
    • C10G73/04Recovery of petroleum waxes from hydrocarbon oils; Dewaxing of hydrocarbon oils with the use of filter aids

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、(4)炭素数10〜26(枝分れを除く)の
アルキル基側鎖長を有するメリアルキル了クリレートお
よび(B) 炭素数1O−20(枝分れを除く)のアル
キル基側鎖長を有するn−アルキルメタクリレート重合
体の混成物よりなる脱ろう助剤を用いた、含ろう炭化水
素油を脱ろうするための溶剤脱ろう方法にかかわる。成
分(A)は典型的には、約4000〜30Q、000の
数平均分子量を有し、成分(B)は典型的に約s、 o
 o o〜20 G、000の数平均分子量を有する。
これら(4)+(B)の混成物は、約1/100910
0/1好ましくは約1/6〜2/1範囲の重量比で、ま
た活性成分約α01〜1重量%好ましくは約0.02−
12重Wk%レベルで用いられる。ポリアルキルアクリ
レート(成分A)の代表例はUSP4,191,651
およびGBt145.427に記載のもので、斯界では
通常8hellswim (5hell O11社製品
)として知られている。n−アルキルメタクリレート重
合体(成分B)の代表例は、USP4,153,423
、USP2.091t527およびUSPSjoo、9
93に記載のもので、Acrylold (Rohm 
& Baas社製品)と同定されている。
この混成脱ろう助剤は溶剤脱ろうを助成する。
而して、該溶剤説ろうでは、含ろう炭化水素油留分に脱
ろう性溶剤と成る量の上記混成脱ろう助剤とを混ぜて混
合物となし、そしてこれを、冷脱ろう性溶剤により直接
に或いは熱交換装置により間接に冷却して、粒状のろう
並びに脱ろ2性溶剤および脱ろう油の溶液よりなるスラ
リーを形成せしめる。脱ろう助剤の成分(ト)および(
B)は、適当なろう不含油による希釈で流動特性が高め
られた或いはそのま\、脱ろうすべき含ろう油留分に添
加すべく互いに前混合されうる。別法として、これら両
成分は、プロセス内の同一箇所ないし別々の箇所から別
個に且つ同時添加され得或いは別個に且つ連続添加され
うる。この実施態様でも、個々の成分(2)および(B
)はそのま−用いることもできるが、適当なろう不含油
で希釈して流動特性を高めることもできる。沈殿せる粒
状のろうは、種々の代表的液/面分離方法例えばア過、
沈降、遠心処理等のいずれによっても脱ろう油から分離
されつる。
(んおよびω)の混成物を用いるなら、それは、助剤を
全く用いないときと較べ或いはいずれか一方の成分のみ
を用いたときと較べ高い分離速度をもたらす。
発明の背景 含ろう炭化水素油中のろうは、該油を冷却してろうを析
出させ次いで形成せる固体粒状ろうと脱ろう油とを、シ
濾過、遠心処理、沈降等の如き固/液分離方法で分離す
ることにより炭化水素油から除去される。工業的な脱ろ
う方法には、含ろう油を溶剤の不在で冷却して粒状ろう
を晶出させたのち5濾過装置で脱ろう油を圧搾するプレ
ス式脱ろう方法が含まれる。しかしながら、粘度上の制
約があるために、このプレス式脱ろう方法によって処理
されるのは、軽質炭化水素油のみである。より広く用い
られている方法は、含ろう油を溶剤と混合したのち冷却
して小粒千巻しくは結晶としてろうを沈殿させ、固体粒
状ろうと脱ろう性溶剤含有脱ろう油溶液とからなるスラ
リーを形成せしめる溶剤脱ろう方法である。このスラリ
ーは、そのあとろう分離機(例濾過装置)に搬送され、
そこで脱ろう油および脱ろう性溶剤からろうが分離され
る。溶剤脱ろう方法は、潤滑油留分およびブライトスト
ックの如き重質油留分の脱ろうに用いられる。代表的な
脱ろう性溶剤には、通常気体の低沸点自動冷媒型炭化水
素例えばプロパン、プロピレン、ブタン、ペンタン等、
ケトン類例えばアセトン、メチルエチルケトン(MEK
)、メチルイソブチルケトン(MIBK)およびこれら
の混合物、芳香族炭化水素例えばベンゼン、トルエンお
よびキシレン並びに、ケトンと芳香族炭化水素との混合
物例えばMEK/)ルエンおよびアセトン/ベンゼン、
ケトンと自動冷媒との混合物例えばアセトン/プロピレ
ンが含まれる。
溶剤脱ろうプラントの能力を制限しがちな要素の一つは
、脱ろう油からのろうの1過(および−1般には分離)
速度である。また、該速度は、沈殿せるろうの結晶構造
によって大いに影響され、る。
また、沈殿せるろうの結晶構造は脱ろうプル七スにおけ
る種々の作業条件により影響されるが、原料油を特定し
た場合、それは冷却条件によって大いに影響される。沈
殿せるろうの大きさおよび結晶構造、ろう結晶中の油吸
蔵および結晶中に残存せる油の状態はろうの組成および
沈殿条件に著しく依存する。これらの条件はまた、ろう
からの脱ろう油分離(濾過)速度および脱ろうの収率に
も影響する。いくつかの例において、特に含ろう油がブ
ライトストックである場合、ろう結晶はきわめて微細で
あるため、全部が濾過により分離されるわけでなく、い
くらかは脱ろう油成分と一緒に濾過装置を通過して好ま
しくない濁りを油中に創生ずる。
濾過速度を高め且つ濁り形成を最小限にする一つの方法
は、脱ろうの間合ろう油に脱ろう助剤を加えることであ
る。製造工業でよく知られているのは、α−オレフィン
共重合体の如き脱ろう助剤、(a) エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体および(b) 炭素原子2〜20個を有す
る脂肪酸アルコールとア □クリル酸基しくはメタクリ
ル酸とのエステルの混成物の如き混合物質、脂肪族アル
コールとアクリル酸若しくはメタクリル酸とのエステル
の如き物質並びに、単独若しくは上記エステルと混合さ
れたす7タレンと塩素化パラフィンとの縮合物よりなる
高分子量脱ろう助剤である。しかしながら、重質油の場
合、これらの助剤はあまり効率的でなく、脱ろう助剤の
油中濃度はかなり高くなければならない。このことは特
に、重質油ラフィネートないしブライトストック又は重
質留分を溶剤脱ろうするときに真実である。なぜなら、
油中に微粒状のろうが多饋存在するゆえに、脱ろう油の
濾過速度が低くなりがちであり且つまた油が濁りを有し
得或いはこれを生じうるからである。
本発明 本発明は、脱ろう助剤を用いる含ろう炭化水素油の溶剤
脱ろう方法にして、脱ろう助剤が、(ト)アルキル基(
枝分れを除く)において炭素原子10〜26個(好まし
くは炭素原子16個以上で〉50%)を有するポリアル
キルアクリレートおよび(B) 炭素原子10〜20個
(枝分れを除く)のアルキル基側鎖長を有するn−アル
キルメタクリレート重合体の混成物よりなる、溶剤脱ろ
う方法にかかわる。成分(4)は典型的には、約4oo
〜500.000の数平均分子量を有し、成分(B)は
典型的に約s、 o o oν200.000の数平均
分子量を有する。これら(6)+(B)の混成物は、約
1/1o。
〜100/1好ましくは約1/6〜2/1範囲の重量比
、また活性成分的10〜20個%好ましくは約α02〜
α2重量−の用量で用いられる。ポリアルキルアクリレ
ート(成分A)の代表例はU8P419t631および
GBt14へ427に記載のもので、斯界では通常8h
el1mvrim (5hell O11社製品)とし
て知られている。n−アルキルメタクリレート重合体(
成分B)の代表例は、Rohm &Baas社の製品で
、Acryloidと同定されている。
この脱ろう助剤は、別個に製せられた成分(4)および
(B)として有利に用いられる。次いで、これらの成分
を、前記比で一緒に混合し、所期用鰍でそのま\加えて
もよく或いは、鉱油の如き適当なろ5不含ylll又ハ
、)ルエン、ベンゼン、プロパン、塩化メチレン、その
他、該助剤に改良された流れ特性、ポンプ輸送性等を付
与する類似物を含む適当な溶剤に溶かした形で加えても
よい。別法として、個々の成分(4)および(B)を(
そのま\か或いは上記の如き溶剤に溶かした形で)別個
に用い、脱ろうプ田七スに、該プロセス内の別々の箇所
から同時又は継続的に導入する。両成分を互いに前混合
しようと、或いは希釈し又は希釈せず別個に/連続使用
しようと或いは別個に/同時使用しようと、それにかか
わりなく、助剤は、冷却重含ろう油と混合してもよく、
或いは冷却プ四セスで導入してもよいっ冷却は、スクレ
ープサーフェス深冷器の如き間接冷却手段によるか、さ
もなくば冷溶剤を用いる直接冷却手段による。高度攪拌
が行なわれて即時混合を確実にする複数ステージに沿い
冷溶剤が注入される、好適な直接冷却手段は、USP4
774650に開示されたD I LCHI LL■(
Exxon Rss@arch & Engins@r
ing社の登録サービスマーク)プa七スである。
成分Bとして用いられるポリアルキルメタクリレートは
アルキル基側銅(枝分れを除く)において炭素原子10
〜20個好ましくは12〜18個を有し、典型的には、
炭素原子10〜20個(実質線状)の脂肪族アルコール
とメタクリル酸とのエステルの重合体である。この重合
体は約5,00ON200,000好ましくはIQ、0
00〜10Q、000の数平均分子量を有する。本発明
での使用に望ましい特性を有する市販ポリアルキルメタ
クリレートはRohm & Haam社製品のAcry
loid 144およびAerylold 150であ
る。Aeryloid 144は、C16以上が〉50
%をなす平均側鎖長および約s、oo。
−200,000の数平均分子量を有し、Aerylo
id150は、C14以下が〉50%をなす平均側鎖長
および約5,000〜20 Q、000の数平均分子量
を有する。
本発明範囲内およ、び本発明範囲外にある、後出「例」
で用いた代表的冬物質の試料を試験したところ、下記−
膜特性を有すると決定された。
主にCI2〜C1lのアルキル側鎖(CIo以下以外2
%sz 30%、C1,27%、cts 14%、Ct
a 16%、Czo + 11%)をもツAerylo
ld 150と同定されるタイプの代表的ポリアルキル
メタクリレート共重合体は約62.200の数平均分子
量および約2 B 4.000の重量平均分子量を有し
、10〜90モル%は約s、ooo〜20,000の数
平均分子量である。
主にC重e〜C11lのアルキル側鎖(Cs意以下4%
、CI47 %、C1g 39%、Css 45%、C
zo+5%)をもつAcrylold 144と同定さ
れるタイプの代表的&リアルキルメタクリレート共重合
体は約3!+300の数平均分子量および約205.8
00の重量平均分子量を有し、10〜90モル%が約5
、000〜75,000の数平均分子量である。
分子量は、ポリスチレンに関して検量せるゲル透過クロ
マトグラフィーにより決定された。
上記試料は、後出「例」で用いたものと完全に同じとい
うわけではないが、これらをよく代表する試料であり、
また本発明の要件を満たす物質或いは満たさない物質の
一般的特性を示すのに役立つ。
成分Aとして用いられるポリアルキルアクリレートは、
アルキル側鎖基において炭素原子10〜26個(枝分れ
を除く、好ましくは18〜22個)(好適にはC**十
>50%)を有し、典型的には、炭素原子10〜26個
、実質線状の脂肪族アルコールとアクリル酸とのエステ
ルの重合体である。
この重合体は、約4 o o’ o勾s o o、 o
 o o好ましくは約20,000〜too、oooの
数平均分子量を有する。本発明での使用に望ましい特性
を有する市販ポリアルキルアクリレートは8bs+11
0i1社製品のSh@115w1m 5 Xである。S
hellswlm 5として知られているポリアルキル
アクリレートはポリn −C** (平均)アルキルア
クリレートであり、特定例において、アルキルCtS〜
45%、C2O〜10%およびC** −45%、重量
平均分子量〜22111.000、数平均分子量〜60
,000を有すると報告されている(08F4,191
,631)。
本発明で用いられる脱ろう性溶剤は特に臨界的でない。
かくして、よく知られた、通常液体の脱ろう性溶剤はい
ずれも使用することができる。例えば、アセトン、ジメ
チルケトン、メチルエチルケトン、メチルプリビルケト
ンおよびメチルイソブチルケトンおよびこれらの混合物
の如き炭素原子3SJ6個を有するケトン、ベンゼン、
キシレン又はトルエンの如き芳香族炭化水素、メチルエ
チルケトン/トルエン又はメチルイソブチルケトン/ト
ルエンの如きケトンと芳香族炭化水素との混合物を用い
ることができる。塩化メチレンの如きハロゲン化炭化水
素も専有用である。更に、脱ろう性溶剤として、N−メ
チルピロリドンおよびN−エチルピロリドンの如きN−
アルキルピロリ「ンを用いることもできる。本発明方法
を実施するのに特に好適な溶剤に、MEKSMIBKS
MEK/MIBK混合物、トルエン、MEK/)ルエン
の如きケトンと芳香族炭化水素との混合物、塩化メチレ
ンおよびアセトンと塩化メチレンとの混合物が含まれる
本発明方法により、前記風ろう助剤を用いて処丁 理される含ろう油は、典型的に、500〜600℃の沸
とう範囲、15℃で約[L80−0.90f/ccの密
度、約3〜12 cst / 100℃の粘度、30〜
50℃の流動点および約10〜25重量%の乾燥ろう含
分を有する留分より誘導された含ろう油である。代表的
な60ON留分は試験の結果、400−%−J550℃
の沸とう範囲、15℃でQ、8745f/ccの密度、
10.1 eat/100℃の粘度、50℃の流動点お
よび21重量弧の乾燥ろう含分を有するとわかった。
これらの留分け、パラフィン原油(Arameo %ク
ェート; Panhandls sノースルイジアナ、
等)、ナフテン原油(Tie Juana %コウスタ
ル、等)、ブライトストックおよび合成原料油例えば、
タールサンド油、コールドレーク原油、けつ岩油、石炭
油等からの誘導物の如き任意の好都合な給源より取得さ
れうる。
最も好適な原料油は、500〜600℃範囲で沸とうす
る(好ましくは約450〜550℃の中沸点を有する)
lll’lf前および特産油留分を含む留出物である。
かかる留出物の代表例は、アラブライトから誘導された
60ON油である。このライトアラビアン60ON留分
け、40℃で約100est (100下で6o o 
5U8)の粘度を有する重質潤滑油基原油である。
本発明方法の具体化において、軽質加熱用油又は軽質脱
ろう鉱油留分の如き適当な溶剤に溶かした成分(A)お
よび(6)よりなる脱ろう助剤の溶液を含ろう油に混入
し、この混合物を該油の曇り点より高い温度(約50〜
120℃)に加熱する。次いで、混合物を脱ろう性溶剤
と一緒に冷却帯域に導入し、所期流動点の脱ろう油を得
るのに必要な温度に冷却する。この冷却は、脱ろう助剤
を含有する固体粒状ろうと脱ろう油および溶剤よりなる
スラリーを生成する。次いで、スラリーをろうフィルタ
ーに送って粒状ろうから脱ろう油および溶剤を分離する
。脱ろう温度又はスラリーを冷却する温度は原料油およ
び条件によって変動する。一般には、この温度は約0〜
約−50℃範囲である。
脱ろう性溶剤が、メチルエチルケトン/トルエンの如き
ケトンと芳香族炭化水素との混合物よりなる場合、脱ろ
う温度は約−10〜約−5o℃範囲である。好ましい具
体化では、含ろう油を段階冷却帯域へと導入し、ステー
ジからステージへと通す間、複数ステージ°に冷風ろう
性溶剤を注入し、またステージにおいて、含ろう油−と
冷風ろう性溶剤との実質上瞬時混合が行なわれるよう高
い撹拌度を保持する。(4)ポリアルキルアクリレート
および(B)ポリアルキルメタクリレートよりなる本発
明の脱ろう助剤は冷希釈冷却用溶剤と一緒に注入しても
よく、或いは脱ろうすべき含ろう油と前混合してもよい
本発明方法に用いられる好適な脱ろう性溶剤に、ケトン
と芳香族炭化水素との混合物およびケトンと塩化メチレ
ンとの混合物が含まれる。溶剤/含ろう油の容量比は一
般に約0.5〜10好ましくは約2〜7範囲である。脱
ろう性溶剤の最適な使用量は熱論、油のろう含分、粘度
、前処理および脱ろう条件によって決定される。
例 公称沸とう範囲的400〜550℃および100℃にお
ける粘度的1Q、 1 cstの含ろう60ON留分を
ペンチスケールの竪形スクレーバ内で脱ろうした。この
スクレーパは高さ30 cm 、内径135Iの鋼製シ
リンダーよりなった。その壁部は、28rpmで回転す
る中心軸に取付けた2枚の垂直羽根でこすられるように
なっていた。スクレーパの内容物の冷却は冷媒浴に浸漬
することにより遂行された。スクレーパ内容物の冷却速
度は約5℃/m l rs゛ であった。
試験すべき混成脱ろう助剤(混合済み)を含ろう原油に
、約70℃で、特定処理速度をもたらすように加えた。
かくして処理された原料油を前希釈用溶剤と混合し、ス
クレーパに導入した。次いで、混合物を漸次冷却し、適
当な温度で溶剤インクレメントを加えた。ア過温度(約
−10℃)に達したとき、スクレーパから取り出し、ろ
うスラリーのア過性能を、小型真空葉状ア過器により1
2 lnHg減圧で測定した。
! 下記例で使用せる溶剤は、メチルエチルケトンとメ
チルイソブチルケトンとの45755混合物であった。
5p過時の希釈比は含ろう原油1容当りケトン溶剤2.
5容であった。
脱ろう助剤成分(4)の製品例(キシレン溶剤中合成さ
れたポリアルキルアクリレ−) Shellswim 
5Xおよびトルエン溶剤中合成された比較ポリアルキル
アクリレート、8h@11社から入手)並びに脱ろう助
剤成分(B)の製品例(Rohm & Haas社のA
crylold j 44 )を60ON留分の試料に
閃しテストした。表中記載の脱ろう助剤濃度は[受入れ
時の(am −r@c@1ved ) J基準で示され
テイル。
(「例」で用いられるタイプの代表的市販物質中に存在
する活性成分の量は典型的には次の如くである:成分A
としてテストしたものを代表する物質は活性成分約40
重量−であり、成分Bを代表する物質は活性成分約27
重量%である)。表1には、このようにして、8t、r
athcona 60 ON留分に対し、原料油の0.
1重ii%およびrl、2重J1%の(受入れ時の)脱
ろう助剤濃度を用いて得た結果が示されている。表Hに
は、Sarnlm 600 N留分に対し、原料油の0
.1重量%およびα2重鰍%の ゛(受入れ時の)脱ろ
う助剤濃度を用いて得た結果が示されている。第1図は
、表Iおよび表■のデータを総合したもので、60ON
留分の試料に対し、原料油のα1重量襲(受入れ時の)
という合計濃度におけるShellswIrn 5 !
若しくは8hslls−vrim 5 T (成分A)
とAcrylold 144 (成分B)との併用時に
観察された相乗効果を示している。
表■ 8h@ll@v1m 5T Q、 1 22% +6%
Acryloid 144 α1 (1) この組合せは第1図中Δで示しである。
(2)この組合せは第1図中Xで示しである。
表■ A、単一成分 B、混成物 8h@llsvim 5T”’ αs 8% +5%A
crylold 144 (1) この表における個々の物質および混成物は第1
図中Oで示しである。
第1図(Iおよび■)は、含ろう油留分を脱ろうすべく
本発明で用いられる混成脱ろう助剤の成分濃度Wが原料
油p過速度および脱ろう油収率に及ぼす影響を例示した
グラフである。
代理人の氏名 倉 内 基 竺 −゛1図面の浄書(内
容に変更なし) ズ 1! FIG、1 手続補正書く方式) %式% 事件の表示 昭和59年 特願第84226 号水素留
分の溶剤脱ろう 補正をする者 事件との関係 特許出願人 代理人 〒103 一雪 −1−−“′− 補正の対象 図面 1通 明細書 補正の内容 別紙の通り

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 含ろう炭化水素油留分に、脱ろう性溶剤並びに
    、 A、ポリアクリレートおよび B、n−アクリルメタクリレート重合体の混成物よりな
    る脱ろう助剤を混ぜ、かかる油/脱ろう性溶剤/脱ろう
    助剤混合物を冷却して、固体粒状のろう並びに脱ろう性
    溶剤および脱ろう油の溶液よりなるスラリーを形成し、
    そして該脱ろう油溶液から前記ろうを分離することより
    なる溶剤脱ろう方法。
  2. (2) ポリアルキルアクリレートが、炭素原子10〜
    26個のアルキル側鎖糸長を有し、n−アルキルメタク
    リレート重合体が、炭素原子10〜20個のアルキル側
    鎖糸長を有する、特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3) ポリアルキルアクリレートが、アルキル基部分
    の炭素原子CtS+において〉50%を占め且つ翫00
    0〜s o o、o o oの数平均分子量を有し、れ
    −アルキルメタクリレート重合体が、約s、oo。 〜200.000の数平均分子量を有する、特許請求の
    範囲第1項又は2項記載の方法。
  4. (4) 脱ろう助剤が活性成分的α01〜lff1li
    %範囲の用量で用いられる、特許請求の範囲第1項又は
    2項記載の方法。
  5. (5)脱ろう助剤が活性成分的(LO1〜1重量%範囲
    の用量で用いられる、特許請求の範囲第5項記載の方法
  6. (6) 脱ろう助剤を構成する成分(8)および(B)
    が互いに対し1/100−100/1範囲の重量比で用
    いられる、特許請求の範囲第4項記載の方法。
  7. (7) 脱ろう助剤を構成する成分(4)および(B)
    が互いに対し1/100〜100/1範囲の重量比で用
    いられる、特許請求の範囲第5項記載の方法。
  8. (8)脱ろう性溶剤が(1) C3〜C6ケトンおよび
    これらの混合物、(2)芳香族炭化水素、(3) ケト
    ンおよび芳香族炭化水素の混合物、(4)へ四ゲン化炭
    化水素、(5)N−アルキルピロリドン、(6)アセト
    ンおよび塩化メチレンの混合物である、特許請求の範囲
    第6項記載の方法。
  9. (9)脱ろう性溶剤が(1) C3〜06ケトンおよび
    これらの混合物、(2)芳香族炭化水素、(3) ケト
    ンおよび芳香族炭化水素の混合物、(4)ハ四ゲン化炭
    化水素、(5)N−アルキルピロリドン、(6)アセト
    ンおよび塩化メチレンの混合物である、特許請求の範囲
    第7項記載の方法。
  10. (10)含ろう炭化水素油留分が天然若しくは合成潤滑
    油留分である、特許請求の範囲第1項又は2項記載の方
    法。
JP59084226A 1982-09-29 1984-04-27 ポリアクリレート重合体とポリメタクリレート重合体との混成脱ろう助剤を用いる含ろう炭化水素留分の溶剤脱ろう Expired - Lifetime JPH07116454B2 (ja)

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