JPS63198204A - 電球口金形蛍光灯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電球口金形質光灯に関するものである。

従来の技術 最近、電球の代替を目的として、グローブとケースとか
らなる外囲器内に発光管、安定器およびスタータを組み
込み、ケースに電球口金を取り付けた電球口金形質光灯
が種々実用化されている。

この種蛍光灯はそれ自体でいろいろなデザインを選べる
ことから、インテリアデザイン的な要素を持っている。

発明者は発光管から放出される光を有効に活用し、また
従来と異なるデザインとするために、グローブを設けず
、発光管を外部に露出させた構造の電球口金形質光灯を
製作し種々検討した。

発明が解決しようとする問題点 ところが、このような蛍光灯を店舗照明等のように多量
に使用する場合には、電球口金を器具のソケットにねじ
込んで接続する関係上、発光管等が様々な方向を向いて
不揃いとなり、美観的照明に欠けるという問題や、例え
ば、四角い器具と４本の直管状発光管を相互に連通し一
体化してなる°電球口金形蛍光灯とを組み合わせて使用
する場合には、器具と蛍光灯との位置関係が一定せず、
器具に対して蛍光灯を外観上席に美しく位置させること
ができないという問題があった。

本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
ので、発光管を常に一定の向きに揃えることのできる電
球口金形質光灯を提供するものである。

問題点を解決するための手段 本発明の電球口金形質光灯は、発光管と、一端側に前記
発光管を支持し他端側に外方に突設した突出部を形成し
、かつ内部に安定器を設けたケースと、前記ケースの突
出部に回動自在に取り付けた口金とを備え、前記ケース
の突出部の外周面に嵌合溝を、同ケース軸の方向にスト
ッパ部をそれぞれ形成し、前記口金の一端内周面に嵌合
部、ガイド溝、および回動阻止部材の回動規制溝をこの
口金一端面から順次形成しており、前記ケースの嵌合溝
内に前記口金の嵌合部を、かつ前記口金のガイド溝内に
前記ケースの突出部の端部をそれぞれ嵌合し、さらに前
記口金の回動規制溝内に前記口金のストッパ部を嵌合し
、前記回動規制溝に前記ストッパ部を回動することによ
り、前記口金に対して前記発光管および前記ケースを回
動自在に取り付けるとともに、前記回動阻止部にて前記
ストッパ部の回動を阻止するようになしたものである。

作用 このような構成により、口金に対して発光管およびケー
スを回動自在に取り付けることができる。そして、口金
の回動阻止部にてケースのストッパ部の回動が阻止され
るために、発光管を支持したケースの回しすぎによるリ
ード線の断線を防止することができる。

実施例 第１図に示すように、本発明実施例の蛍光灯は発光管１
と、一端側にこの発光管を支持し他端側に外方へ突出部
２を突設したケース３と、この突出部に回動自在に取り
付けた電球用の口金４とを備えている。

発光管１は内面に蛍光体被膜が形成された４本のガラス
管を相互に連通して一体化しそれらのうち２本のガラス
管の一端に電極を設けてなり、内部に水銀と希ガスを封
入している。

ケース３はプラスチックからなり、外側ケース３ａとこ
の外側ケース内に嵌挿した内側ケース３ｂとからなり、
内側ケース３ｂが発光管支持台になっている。この支持
台に発光管１の一端部が接着剤５で固定されている。ケ
ース３の突出部２の外周面には第３図に示すように嵌合
溝６を形成しケース軸の方向にストッパ部７を形成して
いる。

そして、ケース３内には安定器８、スタータ９を設けて
いる。

なお、第３図中、２３は後述のリード線の引出孔を示す
。

口金４はプラスチックからなる本体１０が第２図に示さ
れているように、２分割構造になっており、一端内周面
に嵌合部１１、ガイド溝１２、および回動阻止部１３を
有する回動規制溝１４をこの口金一端面から順次形成し
ており、平面部同士が突き合わされて、筒状体に組み立
てられる。そして、この本体の外周面に形成されたらせ
ん状溝に口金膜１５が取り付けられている。さらに、口
金膜１５に絶縁体２１を介して金属製アイレット２２が
取り付けられている。

このような口金はケースの突出部に次のような構造でも
って取り付けられている。すなわち、口金４のガイド溝
１２内にケース３の突出部２の端部を嵌合し、さらに口
金４の回動規制溝１４内にストッパ部７を嵌合すること
により、回動規制溝１４にストッパ部７が回動できるよ
うになっている。

また、発光管、安定器、スタータおよび口金の電気的接
続は次のようになっている。すなわち、発光管１のリー
ド線１６は取出孔２３を通して口金膜１５に接続され、
リード線１７はスタータ９の一方のリード線に接続され
、リード線１８は安定器８の一方の端子に接続され、ま
たリード線１９はスタータ９の他方のリード線に接続さ
れ、さらに安定器８の他方の端子とアイレット２２とが
リード線２０で接続されている。

以上のように、本発明実施例の電球口金形蛍光灯は構成
されているので、器具のソケット（図示せず）に口金４
をねじ込んで装着した後、ケース３に固着された発光管
を時計方向または反時計方向へ回動すると、第４図に示
すように、口金４の回動規制溝１４内をケース３のスト
ッパ部７が回動する（この例では角度θ−１４０°にな
っている）。したがって、口金４に対して発光管１およ
びケース３の方向を自由に変えることができ、発光管１
等が所望の位置に来た時、その回動を停止する。そして
、ストッパ部７が回動阻止部１３に当たった所でその回
動は阻止される。このため、発光管１等の回しすぎによ
るリード線１６〜２０の断線も防止することができる。

なお、上記実施例ではグローブなしの場合について述べ
たが、本発明は発光管を包囲する透明グローブを設けた
場合についても実施することができるものである。

また、上記実施例では発光管として４本のガラス管を連
通して一体化したものの例をあげたが、２本のガラス管
を連通して一体化したものでもよ（、さらにＵ字状、ダ
ブルＵ字状等種々の形状を有する発光管を用いることが
できるものである。

発明の詳細 な説明したように、本発明の電球口金形蛍光灯は口金に
対して発光管およびケースを回動自在に取り付けている
ので、器具のソケットに口金を装着した後でも、ケース
に支持された発光管を回動することにより、発光管等の
向きを変えることがことができる。このため、この蛍光
灯を多量に使用した場所でも発光管等の向きを常に一定
に揃えることができ、美観的照明が実現できる。また、
器具の形状に合わせて蛍光灯の向きを選ぶことができる
。さらに、口金の回動阻止部にてケースのストッパ部の
回動を阻止するように構成しているので、発光管および
ケースの回しすぎによる発光管リード線の断線を防止す
ることもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である電球口金形蛍光灯の一
部切欠正面図、第２図は口金本体の斜視図、第３図はケ
ースの突出部の斜視図、第４図は口金に対するケースの
回動を説明するための図である。 １・・・・・・発光管、２・旧・・突出部、３・旧・・
ケース、４・・・・・・口金、６・・・・・・嵌合溝、
７・旧・・ストッパ部、８・・・・・・安定器、９・・
目・・スタータ、１ｏ・旧・・口金の本体、１１・・・
・・・嵌合部、１２・・・・・・ガイド溝、１３・・・
・・・回動阻止部、１４・旧・・回動規制溝、１５・・
・・・・口金殻、１６〜１９・・目・・リード線。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　はが１名＝　　９　
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Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 発光管と、一端側に前記発光管を支持し他端側に外方に
   突設した突出部を形成し、かつ内部に安定器を設けたケ
   ースと、前記ケースの突出部に回動自在に取り付けた口
   金とを備え、前記ケースの突出部の外周面に嵌合溝を、
   同ケース軸の方向にストッパ部をそれぞれ形成し、前記
   口金の一端内周面に嵌合部、ガイド溝、および回動阻止
   部材の回動規制溝をこの口金一端面から順次形成してお
   り、前記ケースの嵌合溝内に前記口金の嵌合部を、かつ
   前記口金のガイド溝内に前記ケースの突出部の端部をそ
   れぞれ嵌合し、さらに前記口金の回動規制溝内に前記口
   金のストッパ部を嵌合し、前記回動規制溝に前記ストッ
   パ部を回動することにより、前記口金に対して前記発光
   管および前記ケースを回動自在に取り付けるとともに、
   前記回動阻止部にて前記ストッパ部の回動を阻止するよ
   うになしたことを特徴とする電球口金形蛍光灯。