JPS6319804Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6319804Y2 JPS6319804Y2 JP1982200611U JP20061182U JPS6319804Y2 JP S6319804 Y2 JPS6319804 Y2 JP S6319804Y2 JP 1982200611 U JP1982200611 U JP 1982200611U JP 20061182 U JP20061182 U JP 20061182U JP S6319804 Y2 JPS6319804 Y2 JP S6319804Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin body
- cylindrical case
- bobbin
- coil
- pointer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 claims description 4
- 239000007769 metal material Substances 0.000 claims description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、可動磁石式計器に関するもので、
特に可動磁石式計器の組み付け構造に関するもの
である。
特に可動磁石式計器の組み付け構造に関するもの
である。
一般にこの種の可動磁石式計器は、たとえば実
開昭57−118356号公報に開示されるように、可動
磁石を内蔵した合成樹脂製のボビンにコイルを巻
回するとともに、上記可動磁石に設けた指針軸の
上端を上記ボビンから突出させてその先端に指針
を装着し、上記ボビンを磁性材料からなる略円筒
状ケースに収納して地磁気などの外乱要因を遮断
するようにしている。そして、計器ハウジングや
プリント基板に上記円筒状ケースとともに、上記
計器ボビンに立設した端子をナツトなどにより締
め付け固定している。
開昭57−118356号公報に開示されるように、可動
磁石を内蔵した合成樹脂製のボビンにコイルを巻
回するとともに、上記可動磁石に設けた指針軸の
上端を上記ボビンから突出させてその先端に指針
を装着し、上記ボビンを磁性材料からなる略円筒
状ケースに収納して地磁気などの外乱要因を遮断
するようにしている。そして、計器ハウジングや
プリント基板に上記円筒状ケースとともに、上記
計器ボビンに立設した端子をナツトなどにより締
め付け固定している。
この際、コイルを巻回したボビンの本体を円筒
状ケース内に組み付けた状態にして、計器ハウジ
ングあるいはプリント基板に取り付け固定しなけ
ればならず、円筒状ケース内に収納したボビン本
体の中心位置がその組み付け時に偏芯することが
ある。これによりボビンの内部に組み付けた磁石
と上記金属製の円筒状ケースとの相対的な距離間
隔がバラツキ、指示特性に影響を与える恐れがあ
る。
状ケース内に組み付けた状態にして、計器ハウジ
ングあるいはプリント基板に取り付け固定しなけ
ればならず、円筒状ケース内に収納したボビン本
体の中心位置がその組み付け時に偏芯することが
ある。これによりボビンの内部に組み付けた磁石
と上記金属製の円筒状ケースとの相対的な距離間
隔がバラツキ、指示特性に影響を与える恐れがあ
る。
この考案は上述した問題を解決するもので、可
動磁石を内蔵した合成樹脂製のボビン本体にコイ
ルを巻回するとともに、ボビン本体の脚部に立設
した端子に上記コイルを接続し、上記可動磁石に
設けた指針軸の上端を上記ボビン本体上方から突
出させてその先端に指針を装着し、上記ボビン本
体を金属性材料からなる略円筒状ケースに収納し
て地磁気などの外乱要因を遮断するようにしたも
のであつて、上記ボビン本体の脚部に係止用突起
を突設し、この係止用突起を上記円筒状ケース内
面に圧入保持することにより、ボビン本体側と円
筒状ケースとを簡単に仮止め保持させるととも
に、円筒状ケース内のほぼ中心位置にボビン本体
を支承することができるようにしたものである。
動磁石を内蔵した合成樹脂製のボビン本体にコイ
ルを巻回するとともに、ボビン本体の脚部に立設
した端子に上記コイルを接続し、上記可動磁石に
設けた指針軸の上端を上記ボビン本体上方から突
出させてその先端に指針を装着し、上記ボビン本
体を金属性材料からなる略円筒状ケースに収納し
て地磁気などの外乱要因を遮断するようにしたも
のであつて、上記ボビン本体の脚部に係止用突起
を突設し、この係止用突起を上記円筒状ケース内
面に圧入保持することにより、ボビン本体側と円
筒状ケースとを簡単に仮止め保持させるととも
に、円筒状ケース内のほぼ中心位置にボビン本体
を支承することができるようにしたものである。
以下、添付図面に基づいてこの考案の一実施例
を説明する。
を説明する。
第1図から第3図において、上下に分割形成し
た合成樹脂製のボビン本体1内に指針軸2を介し
て可動磁石3が内蔵され、上記指針軸2の上端を
上記ボビン本体1の上方から突出し、この先端に
指針4が固定されている。また上記ボビン本体1
の周面にはコイル5が巻線され、このコイル5と
上記ボビン本体1の脚部1Aに立設した端子6と
を電気的に接続している。
た合成樹脂製のボビン本体1内に指針軸2を介し
て可動磁石3が内蔵され、上記指針軸2の上端を
上記ボビン本体1の上方から突出し、この先端に
指針4が固定されている。また上記ボビン本体1
の周面にはコイル5が巻線され、このコイル5と
上記ボビン本体1の脚部1Aに立設した端子6と
を電気的に接続している。
また上記ボビン本体1は可動磁石3を内蔵する
とともに指針軸2の軸受部であり、またコイル5
の枠体でもあり、その他コイル5から外部へ引き
廻し形成する端子6の保持部材でもあるが、これ
らは外部要因となる磁界、たとえば地磁気などの
影響を受けないように金属性磁性材料からなる略
円筒状ケース7に収納して外乱要因を遮断するよ
うに形成している。
とともに指針軸2の軸受部であり、またコイル5
の枠体でもあり、その他コイル5から外部へ引き
廻し形成する端子6の保持部材でもあるが、これ
らは外部要因となる磁界、たとえば地磁気などの
影響を受けないように金属性磁性材料からなる略
円筒状ケース7に収納して外乱要因を遮断するよ
うに形成している。
しかして、上記ボビン本体1の脚部1Aの側壁
には楔状の係止用突起8が一体に突設され、この
係止用突起8と上記円筒状ケース7の内壁面7A
とが圧着するように形成されている。
には楔状の係止用突起8が一体に突設され、この
係止用突起8と上記円筒状ケース7の内壁面7A
とが圧着するように形成されている。
また上記ボビン本体1の上方、すなわち指針4
側には文字板9が配設され、指針4の指示を文字
板9上の表示指標(図示せず)と対比判読するよ
うにしている。
側には文字板9が配設され、指針4の指示を文字
板9上の表示指標(図示せず)と対比判読するよ
うにしている。
また上記可動磁石3を内蔵し、コイル5を巻回
したボビン本体1と円筒状ケース7とは計器ハウ
ジング10にナツト11などによつて取り付け固
定される。
したボビン本体1と円筒状ケース7とは計器ハウ
ジング10にナツト11などによつて取り付け固
定される。
上記構成よりなる可動磁石式計器の組み付けを
説明すると、可動磁石3を内蔵し、かつコイル5
を巻線したボビン本体1を円筒状ケース7内に収
納する際、ボビン本体1の脚部1Aに突設した楔
状の係止用突起8が円筒状ケース7の内壁面7A
に接触し、この接触状態を持続しながらボビン本
体1側が円筒状ケース7内に送り込まれる。これ
により、上記係止用突起8と円筒状ケース7との
間で部分的に圧着状態を維持し、結果的に円筒状
ケース7内にボビン本体1が簡単に仮止め保持さ
れる。このとき、ボビン本体1は円筒状ケース7
の内壁面7Aに沿つて位置規制されながら収納さ
れるため、ボビン本体1の組み付け収納位置がほ
ぼ一定となり、ボビン本体1内部の可動磁石3外
周面と円筒状ケース7の内壁面7Aとの相対的な
距離がほぼ一定に定められ、これにより指示特性
上安定した状態に組み付けることが可能になる。
説明すると、可動磁石3を内蔵し、かつコイル5
を巻線したボビン本体1を円筒状ケース7内に収
納する際、ボビン本体1の脚部1Aに突設した楔
状の係止用突起8が円筒状ケース7の内壁面7A
に接触し、この接触状態を持続しながらボビン本
体1側が円筒状ケース7内に送り込まれる。これ
により、上記係止用突起8と円筒状ケース7との
間で部分的に圧着状態を維持し、結果的に円筒状
ケース7内にボビン本体1が簡単に仮止め保持さ
れる。このとき、ボビン本体1は円筒状ケース7
の内壁面7Aに沿つて位置規制されながら収納さ
れるため、ボビン本体1の組み付け収納位置がほ
ぼ一定となり、ボビン本体1内部の可動磁石3外
周面と円筒状ケース7の内壁面7Aとの相対的な
距離がほぼ一定に定められ、これにより指示特性
上安定した状態に組み付けることが可能になる。
また上記ボビン本体1と円筒状ケース7とを仮
止め保持した状態で、計器ハウジング10にボビ
ン本体1から立設した端子6を挿通しナツト11
によつて簡単に組み付け固定することができ、こ
のときボビン本体1と円筒状ケース7との組み付
け位置が係止用突起8によつて横移動することな
く、またガタツキを生じることなく決められた状
態に支承保持することができる。
止め保持した状態で、計器ハウジング10にボビ
ン本体1から立設した端子6を挿通しナツト11
によつて簡単に組み付け固定することができ、こ
のときボビン本体1と円筒状ケース7との組み付
け位置が係止用突起8によつて横移動することな
く、またガタツキを生じることなく決められた状
態に支承保持することができる。
従つて、上述した可動磁石式計器を、たとえば
車輌などの液面計として使用した場合、燃料タン
ク内の液量を図示しないセンダゲージユニツトの
抵抗値に置き換え、この抵抗値に応じてコイル5
に流れる電流量が設定され、この電流量によつて
発生するコイル5の磁界の方向に可動磁石3が追
従作動し、指針4が文字板9上の目盛・数値など
の表示指標に対応して安定した状態で指示され
る。
車輌などの液面計として使用した場合、燃料タン
ク内の液量を図示しないセンダゲージユニツトの
抵抗値に置き換え、この抵抗値に応じてコイル5
に流れる電流量が設定され、この電流量によつて
発生するコイル5の磁界の方向に可動磁石3が追
従作動し、指針4が文字板9上の目盛・数値など
の表示指標に対応して安定した状態で指示され
る。
なお、上述した実施例ではボビン本体1の脚部
1Aの側壁に楔上の係止用突起8を形成したが、
脚部の側壁にその長手方向に沿つて帯状の突起を
形成しても一実施例と同様の作用効果を得ること
ができる。
1Aの側壁に楔上の係止用突起8を形成したが、
脚部の側壁にその長手方向に沿つて帯状の突起を
形成しても一実施例と同様の作用効果を得ること
ができる。
以上詳述したように、可動磁石を内蔵した合成
樹脂製のボビン本体にコイルを巻回するととも
に、ボビン本体の脚部に立設した端子に上記コイ
ルを接続し、上記可動磁石に設けた指針軸の上端
を上記ボビン本体上方から突出させてその先端に
指針を装着し、上記ボビン本体を金属性材料から
なる略円筒状ケースに収納して地磁気などの外乱
要因を遮断するようにしたものであつて、上記ボ
ビン本体の脚部に係止用突起を突設し、この係止
用突起を上記円筒状ケース内面に圧入保持するこ
とにより、円筒状ケース内にボビン本体を簡単に
仮止め保持することができ、計器ハウジングなど
に組み付ける際位置ズレを生じることなく容易に
固定できる可動磁石式計器の組み付け構造を提供
することができる。
樹脂製のボビン本体にコイルを巻回するととも
に、ボビン本体の脚部に立設した端子に上記コイ
ルを接続し、上記可動磁石に設けた指針軸の上端
を上記ボビン本体上方から突出させてその先端に
指針を装着し、上記ボビン本体を金属性材料から
なる略円筒状ケースに収納して地磁気などの外乱
要因を遮断するようにしたものであつて、上記ボ
ビン本体の脚部に係止用突起を突設し、この係止
用突起を上記円筒状ケース内面に圧入保持するこ
とにより、円筒状ケース内にボビン本体を簡単に
仮止め保持することができ、計器ハウジングなど
に組み付ける際位置ズレを生じることなく容易に
固定できる可動磁石式計器の組み付け構造を提供
することができる。
第1図はこの考案に係る可動磁石式計器の一実
施例を示す組み付け状態の断面図、第2図は第1
図の要部を示す平面図、第3図は第2図の組み付
け前を示す要部の分解斜視図である。 1:ボビン本体、2:指針軸、3:可動磁石、
4:指針、5:コイル、6:端子、7:円筒状ケ
ース、8:係止用突起、9:文字板、10:計器
ハウジング。
施例を示す組み付け状態の断面図、第2図は第1
図の要部を示す平面図、第3図は第2図の組み付
け前を示す要部の分解斜視図である。 1:ボビン本体、2:指針軸、3:可動磁石、
4:指針、5:コイル、6:端子、7:円筒状ケ
ース、8:係止用突起、9:文字板、10:計器
ハウジング。
Claims (1)
- 可動磁石を内蔵した合成樹脂製のボビン本体に
コイルを巻線するとともに、ボビン本体の脚部に
立設した端子に上記コイルを接続し、上記可動磁
石に設けた指針軸の上端を上記ボビン本体上方か
ら突出させてその先端に指針を装着し、上記ボビ
ン本体を金属性材料からなる略円筒状ケースに収
納して地磁気などの外乱要因を遮断するようにし
たものであつて、上記ボビン本体の脚部に係止用
突起を突設し、この係止用突起を上記円筒状ケー
スの内壁面に圧入保持したことを特徴とする可動
磁石式計器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20061182U JPS59106067U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 可動磁石式計器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20061182U JPS59106067U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 可動磁石式計器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59106067U JPS59106067U (ja) | 1984-07-17 |
JPS6319804Y2 true JPS6319804Y2 (ja) | 1988-06-02 |
Family
ID=30426135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20061182U Granted JPS59106067U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 可動磁石式計器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59106067U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS576062B2 (ja) * | 1972-08-15 | 1982-02-03 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS576062U (ja) * | 1980-06-12 | 1982-01-12 |
-
1982
- 1982-12-29 JP JP20061182U patent/JPS59106067U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS576062B2 (ja) * | 1972-08-15 | 1982-02-03 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59106067U (ja) | 1984-07-17 |
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