JPS63196990A - バ−コ−ド読取装置 - Google Patents

バ−コ−ド読取装置

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Publication number
JPS63196990A
JPS63196990A JP62028993A JP2899387A JPS63196990A JP S63196990 A JPS63196990 A JP S63196990A JP 62028993 A JP62028993 A JP 62028993A JP 2899387 A JP2899387 A JP 2899387A JP S63196990 A JPS63196990 A JP S63196990A
Authority
JP
Japan
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barcode
peak
bar
peaks
sample data
Prior art date
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Pending
Application number
JP62028993A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaya Toda
戸田 久也
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
Priority to JP62028993A priority Critical patent/JPS63196990A/ja
Publication of JPS63196990A publication Critical patent/JPS63196990A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) この発明は、読取性能を向上させたバーコード読取装置
に関する。
(発明の概要) この発明では、バーコード全体を単位とした濃度変化、
光源の輝度変化などに対しては勿論のこと、バーコード
を構成する各バー1本1本の濃度変化、バ一単位のかす
れ、バ一単位の濃度むらに対しても、確実なバーコード
読取を可能としたものである。
(従来技術とその問題点) 従来、この種のバーコード読取装置における浮動2値化
用スレツシヨルドレベルの設定は、各バ−1本1本の濃
度を基準とするのではなく、バーコード全体の平均バー
濃度を基準として行なわれるのが通例であった。
このため、例えば第12図(a)に示されるバーコード
を読取った場合、バー濃度が正常であるときのスレッシ
ョルドレベルは同図(b)に示されるように■r H+
となるのに対し、バー濃度が薄い場合のスレッショルド
レベルは同図(C)に示されるようにVTH2(>VT
HI >となり、何れの場合にもバ一本数情報、バー明
暗情報、バー幅情報を正確に再現することができた。
しかしながら、このような従来のバーコード読取装置に
あっては、バー1本1本の濃度変化に対してはスレッシ
ョルドレベルがほとんど追従できないため、同図(d)
のに1点に示されるように、構成バーの1本だけが濃度
が薄いような場合、バ一本数情報、バー明暗情報につい
ては再現できてもバー幅情報が不正確となり、バーコー
ドを正確に読取ることができなかった。
また、同図(e)のに2点に示されるよう(、構成バー
の1本についてその中央部がかすれて薄くなっているよ
うな場合には、バ一本数情報、バー明暗情報及びバー幅
情報の何れもが不正確となり、バーコードを読取ること
ができなかった。
また、同図(f)のに3点に示されるように、構成バー
の1本についてその濃度が極めて薄い場合には、やはり
バ一本数情報、バー明暗情報及びバー幅情報が何れも不
正確となり、バーコードを正しく読取ることができなか
った。
更に、同図(G)のに4点に示されるように、構成バー
の1本についてその一側縁部がかすれてバー幅が細くな
っているような場合には、バ一本数情報、バー明暗情報
については正確に再現できるものの、バー幅情報につい
ては不正確となり、やはりバーコードを正しく読取るこ
とができなかった。
(発明の目的) この出願の第1の発明の目的は、構成バーの濃度がバ一
単位で異なるような場合にあっても、バ一本数情報、バ
ー明暗情報及びバー幅情報をそれぞれ正確に再現し、バ
ーコードを正しく読取ることができるようにしたバーコ
ード読取装置を提供することにある。
この出願の第2の発明の目的とするところは、構成バー
の何れかのバーについて、その中央部において濃度が薄
れているような場合にも、バ一本数情報、バー明暗情報
及びバー幅情報を正確に再現し、バーコードを正しく読
取ることができるようにしたバーコード読取装置を提供
することにある。
この出願の第3の発明の目的とするところは、構成バー
の何れかのバーについて、その濃度が著しく薄れている
ような場合にも、バ一本数情報。
バー明暗情報及びバー幅情報を正確に再現し、バーコー
ドを正しく読取ることができるようにしたバーコード読
取装置を提供することにある。
この出願の第4の発明の目的とするところは、構成バー
の何れかのバーについて、端縁部がかすれ、バー幅が細
くなっているような場合にも、バ一本数情報、バー明暗
情報及びバー幅情報を正確に再現し、バーコードを正し
く読取ることができるようにしたバーコード読取装置を
提供することにある。
(発明の構成と効果) この出願の第1の発明の構成は、受光素子の出力波形を
微小等間隔でサンプルし、得られたサンプルデータ列を
バーコード1単位分だけ記憶させる手段と、 推定されるノイズレベルに基づいて設定されたノイズ分
離レベル以上の変動分のみを有効変動分として、サンプ
ルデータ列から波形山谷のピーク値を順次抽出し、その
位置とともに記憶させる手段と、 抽出されたピーク個数が当該バーコード体系で定まる規
定個数と一致することを条件として、各ピーク点間に存
在するサンプルデータをその両端ピーク値の平均値を基
準に2値化してバーコードを再生する手段と、 再生されたバーコードの各バー幅が規定幅と一致するこ
とを条件として、再生バーコードを有効と判定する手段
と、 を具備することを特徴とするものである。
このような構成によれば、構成バーの濃度がバ一単位で
異なるような場合にあっても、バ一本数情報、バー明暗
情報及びバー幅情報をそれぞれ正確に再現し、バーコー
ドを正しく読取ることができるという効果がある。
この出願の第2の発明の構成は、受光素子の出力波形を
微小等間隔でサンプルし、得られたサンプルデータ列を
バーコード1単位分だけ記憶させる手段と、 推定されるノイズレベルに基づいて設定されたノイズ分
離レベル以上の変動分のみを有効変動分として、サンプ
ルデータ列から波形山谷のピーク値を順次抽出し、その
位置とともに記憶させる手段と、 抽出されたピーク個数が当該バーコード体系で定まる規
定個数よりも多いことを条件として、山頂高さが推定山
頂下限値より低い山であってかつ隣接谷底とのピーク差
が最小となるものを谷の一部とみなし、不要なピーク値
及びその位置をピークデータ列から削除する作業を、ピ
ーク個数が規定個数と一致するまで繰り返す手段と、ピ
ーク個数が規定個数と一致したことを条件として、各ピ
ーク点間に存在するサンプルデータをその両端ピーク値
の平均値を基準に2値化してバーコードを再生する手段
と、 再生されたバーコードの各バー幅が規定幅と一致するこ
とを条件として、再生バーコードを有効と判定する手段
と、 を具備することを特徴とするものである。
このような構成によれば、構成バーの何れかのバーにつ
いて、その中央部において濃度が薄れているような場合
にも、バ一本数情報、バー明暗情報及びバー幅情報を正
確に再現し、バーコードを正しく読取ることができると
いう効果がある。
この出願の第3の発明の構成は、受光素子の出力波形を
微小等間隔でサンプルし、得られたサンプルデータ列を
バーコード1単位分だけ記憶させる手段と、 推定されるノイズレベルに基づいて設定されたノイズ分
離レベル以上の変動分のみを有効変動分として、サンプ
ルデータ列から波形山谷のピーク値を順次抽出し、その
位置とともに記憶させる手段と、 抽出されたピーク個数が当該バーコード体系で定まる規
定個数よりも少ないことを条件として、実際に測定され
たノイズレベルに基づいて設定される新ノイズ分離レベ
ル以上の変動分のみを有効変動分として、サンプルデー
タ列から波形山谷のピーク値を順次抽出して記憶させる
手段と、新ノイズ分離レベルに基づいて抽出されたピー
ク個数が当該バーコード体系で定まる規定個数と一致す
ることを条件として、新ノイズ分離レベルを基準に全サ
ンプルデータを2値化してバーコードを再生する手段と
、 再生されたバーコードの各バー幅が規定幅と一致するこ
とを条件として、再生バーコードを有効と判定する手段
と、 を具備することを特徴とするものである。
このような構成によれば、構成バーの何れかのバーにつ
いて、その濃度が著しく薄れているような場合にも、バ
一本数情報、バー明暗情報及びバー幅情報を正確に再現
し、バーコードを正しく読取ることができるという効果
がある。
この出願の第4の発明の構成は、受光素子の出力波形を
微小等間隔でサンプルし、得られたサンプルデータ列を
バーコード1単位分だけ記憶させる手段と、 推定されるノイズレベルに基づいて設定されるノイズ分
離レベル以上の変動分のみを有効変動分として、サンプ
ルデータ列から波形山谷のピーク値を順次抽出し、その
位置とともに記憶させる手段と、 抽出されたピーク個数を当該バーコード体系で定まる規
定個数と比較し、規定個数よりも多い場合には、山頂高
さが推定山頂下限値よりも低い山であってかつ隣接谷底
とのピーク差が最小となるものを谷の一部とみなし、不
要なピーク値及びその位置をピークデータ列から削除す
る作業を、ピ−ク個数が規定個数と一致するまで繰り返
す手段と、 ピーク個数が規定個数と一致したことを条件として、各
ピーク間に存在するサンプルデータをその両端ピーク値
の平均値を基準に2値化してバーコードを再生する手段
と、 再生されたバーコードの各バー幅が規定幅と一致しない
ことを条件として、実際に測定されたノイズレベルに基
づいて設定される新ノイズ分離レベル以上の変動分のみ
を有効として、サンプルデータ列から波形山谷のピーク
点を順次抽出して記憶させる手段と、 新ノイズ分離レベルに基づいて抽出されたピーク個数が
当該バーコード体系で定まる規定個数と一致することを
条件として、新ノイズ分離レベルを基準に全サンプルデ
ータを2値化してバーコードを再生し直す手段と、 旧再生バーコードまたは新再生バーコードの各バー幅が
規定幅と一致することを条件として、当該再生バーコー
ドを有効と判定する手段と、を奥歯することを特徴とす
るものである。
このような構成によれば、構成バーの何れかのバーにつ
いて、端縁部がかすれ、バー幅が細くなっているような
場合にも、バ一本数情報、バー明暗情報及びバー幅情報
を正確に再現し、バーコードを正しく読取ることができ
るという効果がある。
(実施例の説明) 第1図は本発明に係るバーコード読取装置の一例を示す
ハードウェアブロック図である。
同図に示されるように、この装置の検出部1の構成は従
来装置と同様であって、バーコード10に対しレーザビ
ーム等の照射光11を与え、その反射光12を受光素子
13によって光電変換し、その出力をアンプ14で増幅
するようになされている。
そして、アンプ14の出力側から得られる受光素子の出
力波形は、サンプルタイミング制御回路2から得られる
周期Δ王のクロックに同期してA/D変換され、得られ
たサンプルデータはCPU4を介してメモリ5内の所定
エリアに第3図に示されるように記憶される。
CPU4はマイクロプロセッサを主体として構成され、
第2図に示される制御プログラムを実行することによっ
て、本出願の第1〜第4の発明に相当する動作を行なう
ようになされている。
次に、第2図はCPU4で実行される制御プログラムの
構成を示すフローチャートであり、以下このフローチャ
ートに従って、本出願の第1〜第4の発明に相当する実
施例を系統的に説明する。
まず最初に、構成バーの何れかの濃度が、バ一単位で異
なる場合の処理について説明する。
第8図は、このような場合における受光素子出力波形の
状態を示す波形図である。
同図において、alはバーコード前空白部のピーク値、
P++はそのピーク位置を示す。
また、a2 e a3 e a4は各山ピーク値、P2
+*P3zP++はそれぞれそのピーク点位置を示す。
また、b、、b2.bjは各谷ピーク値、P111P2
2*P32はそれぞれそのピーク点位置を示す。
図から明らかなように、谷ピーク値bl m b2@b
3の値は全て異なるようになっている。
受光素子出力波形がこのような状態にあるときに、A/
D変換器3によって受光素子出力波形を微小等間隔Δ王
でサンプルすると、メモリ5内の所定エリアには、第3
図に示されるようにサンプルデータが時系列的に記憶さ
れる。
すなわち、各ピーク値a1# bj # a2− b2
 ea 3 * bjは、それぞれ各ピーク位@P+t
、P12、P21.P22# P31e P32に対応
したアドレスA (P+ t >、A (P12 )、
A (P21)、A(P22)、A(P31)、A(P
32)にそれぞれ記憶されるわけである。
このようにして、受光素子出力波形のサンプリングが終
了すると、続いて第2図のフローチャートが実行開始さ
れる。
まず第1のステップ201では、予め推定されたノイズ
分離レベルVN以上の谷変動のみを有効として、サンプ
ルデータ列(第3図参照)から山谷ピーク値を順次に抽
出し、これをその位置とともにメモリ5内の所定エリア
に、第4図に示される如く記憶させる。
この際に、バーコードの汚れや回路的ノイズによる受光
素子出力中の微小変動分は無視される。
すなわち、第4図に示されるように、最初の山ピーク値
a1及びその格納アドレスA(P+1)。
最初の谷ピーク値b1及びその格納アドレスA(P+2
>、2番目の山ピーク値a2及びその格納アドレスA(
P2+>、2番目の谷ピーク値b2及びその格納アドレ
スA(P22)、・・・・・・の如く各データを記憶さ
せるわけである。
次いで、ステップ202では、第4図に示されるピーク
データ列を参照して、全ピーク個数を計数し、これを当
該バーコード体系で定まる規定個数と比較する。
すなわち、一般にこの種のバーコード体系においては、
予め各キャラクタについて例えば黒バー2本、白バー2
本などのような取決めがなされているのが通例であるか
ら、このような取決めに従つて決定されるバ一本数すな
わちピーク個数を、第4図のピークデータ列から計数さ
れたピーク個数と比較することによって、第3図に示さ
れるサンプルデータ列の有効性を判定するわけである。
ここで、受光素子出力波形が第8図に示される状態の場
合、ステップ201の処理で得られたピーク個数は当該
バーコード体系で定まる規定個数と一致し、次いでステ
ップ203のバーコード再生処理が行なわれる。
このバーコード再生処理では、各ピーク点間に存在する
データ列をその両端ピーク値の平均値を基準として2値
化することによって、バーコードを再生する。
すなわち、第8図の場合であれば、隣接ピーク値の平均
値(a、十す、)/2.(b+ +a2)/2.(a2
+b2)/2.(bz +a3)/2゜(a3 +b3
 )/ 2.(b3+aa >/2をそれぞれ求め、こ
れらの平均値を基準として、区間P11P12・P+2
  P21・P21″″″P22・P22  Pa1・
P31  P32.P32  P+1の各サンプルデー
タを2値化し、これを第5図に示されるようにメモリ5
の別のエリアに記憶させるわけである。
すると、第5図に示されるように、メモリ5内の所定エ
リアには、第3図に示されるエリアの各アドレスA (
P1+ )〜A (P32 >の各データが白黒何れで
あるかを示すバー白黒データ列が作成される。
次いでステップ204では、第5図に示されるバー白黒
データ列を参照することによって、白から黒、黒から白
へ転する変化点のアドレスA(P、+−)、A(P+2
−)、A(P2 T−)、A(P22−)、 A (P
3 t −)を求め、更に隣接する変化点間のデータ数
A (P+2−>  A (Pl +−)、A(P2 
t −)  A(P+ 2−)、A(P22−>  A
(Pz+−)、A(P3t−)−A (P22−)・・
・・・・を求め、これをバー幅データとして第6図に示
されるようにメモリ5内の所定エリアに格納する。
そして、求められた各バー幅データを当該バーコードの
規定幅と比較し、全てのバー幅について規定幅との一致
が確認されることを条件として(ステップ204肯定)
、当該再生されたバー白黒データ列(第5図参照)を有
効と判定するわけである。
ここで、第8図に示されるように、この実施例では相隣
接するピーク値の1/2を基準として2値化処理を行な
っているため、点PI2のように濃度の薄い黒バーが存
在したとしても、このときのしきい値は(a1+b、)
/2.(b+ +az )/2と局部的に上昇するため
、バー幅情報A(P+2−)  A(P++−)は正確
に再現され、第12図(CI>に示される従来例のよう
に、バー幅情報を誤って認識することが防止される。
ステップ204に続く以後の処理については、従来と同
様であって、第5図に示されるバー白黒データ列に基づ
きバー配列パターンを求め、これを第7図に示される変
換テーブルに当てはめることによって、最終的なキャラ
クタコード等が得られるわけである。
次に、構成バーの何れかについて、そのバー幅のほぼ中
央部において濃度が薄れている場合の処理について説明
する。
第9図はこのような場合の受光素子出力波形の状態を示
す波形図である。
なお、同図において前述した第8図と同一構成部分につ
いては同符号を付して説明は省略する。
第9図において、点paはこのような濃度が薄い部分に
よって生じた波形の山であって、A21はその山ピーク
値を示す。この場合、本来のピーク点P22のほかに、
余分に2個のピーク点Pa。
Pbが生ずる。
従って、ステップ201におけるピーク点及びピーク位
置の抽出処理が終了した時点において、ピーク個数と規
定個数との比較を行なうと(ステップ202> 、第3
図のサンプルデータ列から求められたピーク個数は、当
該バーコード体系で定まる規定個数よりも多くなり、続
いてステップ205のピーク点削減処理が、ピーク個数
と規定個数との一致が判定されるまで繰り返される。
このピーク点削減処理では、第3図のサンプルデータ列
を参照することによつ、山頂高さが推定下限値VLより
低い山であって、隣接谷底とのピーク差が最小となるも
のをサーチしてこれを谷の一部とみなし、不要なピーク
値及びその位置を第4図のピークデータ列から削除する
すなわち、第9図の波形図であれば、各山ピーク値a 
I e a2 e a21 e a3 e a4の中で
、推定山頂下限値VLよりも低いのはピーク値a21だ
けであるから、まずピーク点paが削減対象としてサー
チされ、続いて推定山頂下限値VLよりも小さい山がほ
かにも存在すれば、それらの中で隣接谷底とのピーク差
、この例でいえば例えばa21b2またはa21−bz
+が最小となるものをサーチする。
第9図の場合であれば、これはとりもなおさずピーク点
paの山しか存在しないため、直ちにピーク点paの小
山は谷の一部とみなされる。
次いで、ピーク点at1及びそのピーク位置Pa、ピー
ク点b21及びそのピーク位11Pbが、不要なピーク
点として第4図に示されるピークデータ列から削除され
るわけである。
このようなピークデータ列からの削除を行なった後、第
4図のピークデータ列を参照してピーク個数を計数し直
し、これを規定個数と比較すると、今度はピーク個数と
規定個数とは一致するため(ステップ202>、以後第
8図の例と同様にしてステップ203.ステップ204
と進み、当該再生されたバーコードは有効と判定される
わけである。
次に、構成バーの何れかについて、その濃度が極めて薄
い場合の処理について説明する。
第10図はこのような場合における受光素子出力波形の
状態を示す波形図である。
なお、同図において前記第8図と同一構成部分について
は同符号を付して説明は省略する。
第10図においてピーク点Pi2は、バー濃度が薄いた
めに生じた浅い谷であって、その谷底ピーク値b1は前
述したノイズ分離レベルVNに達することができず、こ
のためこの部分の黒バーを見逃すこととなる。
このような受光素子出力波形に対し、ステップ201の
ピーク抽出処理がなされると、ステップ202の比較処
理では、第4図のピークデータ列から計数されたピーク
個数は規定個数よりも少ないと判定され、続いてステッ
プ206の新ノイズ分離レベル決定処理へと進む。
この新ノイズ分離レベル決定処理では、バーコードの前
空白部のレベル変動Δ■を求め、基準白レベルVoから
3XΔVだけ下がった位置に新ノイズ分離レベルVN−
を設定し直す。
すなわち、当初のノイズ分離レベルVNは予め推定され
たノイズレベルに基づいて固定的に設定されたものであ
るのに対し、この新ノイズ分離レベルVN″は実際に測
定されたノイズレベルΔVに基づいて設定されたわけで
ある。
以後ステップ207では、新ノイズ分離しベルVh−以
上の谷変動のみを有効として、第3図のサンプルデータ
列から山谷ピーク点を順次に抽出し、これを第4図と同
様にして記憶させる。なお、この抽出記憶に際しては、
ピーク位置の記憶は必ずしも必要ではない。
次いでステップ208では、ステップ207で抽出され
たピーク点の個数を当該バーコード体系で定まる規定個
数と比較する。
ここで、第10図の波形図から明らかなように、旧ノイ
ズ分離レベルVNに対し新ノイズ分離レベルVN″は高
い位置となるため、この新ノイズ分離レベルVN″に基
づいてピーク値の抽出を行なえば、先の抽出で見逃され
たピーク点PI2についても確実に抽出されるから、そ
の後第3図のサンプルデータ列に基づいて計数されたピ
ーク個数は規定個数と一致し、続いてステップ209の
データ列2値化処理が行なわれる。
このデータ列2値化処理では、新ノイズ分離レベルVN
−を基準として第3図に示される全サンプルデータ列を
2値化することによって、バーコードを再生し、これを
バー白黒データ列として第5図のように記憶する。
次いで、ステップ210では第5図のバー白黒データ列
に基づいてステップ204と同様な処理を行ない、各バ
ー幅が規定幅と一致するかどうかを判定し、全てのバー
幅が一致したことを条件として、当該再生バーコードを
有効と判定するわけである。
なお、この実施例ではステップ208においてピーク個
数が規定個数よりも多いと判定される場合には、更にス
テップ205と同様なピーク削減処理を行なう(ステッ
プ211)。
これは、第10図に示されるピーク点PI2の谷の中に
、バーの中はどがかすれたことによる小山が更に存在す
るような場合にも、これを確実に修正して読取る等のた
めのものである。
一方、ピーク個数と規定個数とを比較した結果、ピーク
個数が規定個数よりもなおも少ない場合には、もはや何
等修正は行なわず、読取不能と判定することとしている
次に、構成バーの何れかについて、その−側縁部がかす
れてバー幅が細くなっている場合の処理について説明す
る。
第11図はこのような場合における受光素子出力波形を
示す波形図である。
なお、同図において前記第10図と同一構成部分につい
ては同符号を付して説明は省略する。
第11図において、ピーク点P32はバー幅が細くなっ
ている部分の谷ピーク点であって、このような受光素子
出力波形に対しステップ201のピーク点抽出処理を行
々い、その後抽出されたピーク個数と規定個数との比較
をステップ202で行なうと、両ピーク個数は一致する
次いで、ステップ203のデータ列2値化処理が行なわ
れる結果、第5図及び第6図に示されるように、バー白
黒データ列及びバー幅データ列が求められる。
その後、ステップ204においてバー幅の確認処理が行
なわれると、第11図に示されるように、変化点P22
−から変化点PCまでが白データ。
変化点PCから変化点P32−までが黒データとみなさ
れるため、バー幅情報が規定幅と一致しなくなり、続い
て前述したステップ206の新ノイズ分離レベル決定処
理が行なわれる。
この新ノイズ分離レベル決定処理では、前述したように
、前空白部の変動分ΔVに基づいて3XΔVを求め、こ
れを安定白レベルVoから下降させて新ノイズ分離レベ
ルVN−が設定される。
以後の処理は、第10図の場合と同様であって、ピーク
個数と規定個数との一致を条件として(ステップ208
>、新ノイズ分離レベルVN−を基準としてサンプルデ
ータ列を2値化し、バーコードを再生する(ステップ2
09)。
その後、バー幅が規定幅と一致することを条件として(
ステップ210肯定)、再生されたバーコードを有効と
判定するわけである。
ここで、第11図から明らかなように、新ノイズ分離レ
ベルVN−によって受光素子出力波形をスライスした場
合、バー幅細り部分の変化点は、PCからP3.′へと
移動するため、正常なバー幅が再現されることとなる。
以上の説明から明らかなように、第2図に示された本実
施例装置によれば、バーコードを構成する各バー毎に濃
度変化があるような場合、構成バーの何れかについて、
そのバー幅の中はどにかすれ部分が存在する場合、構成
バーの何れかについてその濃度が著しく薄い場合、ある
いは構成バーの何れかについてその端縁部がかすれてバ
ー幅が細くなっている場合の何れにあっても、バ一本数
情報、バー明暗情報及びバー幅情報を正確に再現し、バ
ーコードを正しく読取ることができるわけである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例装置のハードウェア構成を示すブ
ロック図、第2図は同装置のソフトウェア構成を示すフ
ローチャート、第3図はサンプルデータ列の構成を示す
メモリマツプ、第4図はピークデータ列の構成を示すメ
モリマツプ、第5図はバー白黒データ列の構成を示すメ
モリマツプ、第6図はバー幅データ列の構成を示すメモ
リマツプ、第7図は変換テーブルの内容を示すメモリマ
ツプ、第8図は構成バーがバー毎に濃度が相違する場合
の受光素子出力波形を示す波形図、第9図は構成バーの
何れかについてバー幅の中央部に濃度が薄い部分が存在
する場合の受光素子出力波形を示す波形図、第10図は
構成バーの何れかについて濃度が極めて薄い場合の受光
素子出力波形を示す波形図、第11図は構成バーの何れ
かについて、その端縁部がかすれてバー幅が細くなった
部分が存在する場合の受光素子出力波形を示す波形図、
第12図は従来装置の動作を説明するための波形図であ
る。 1・・・検出部 2・・・サンプルタイミング制御回路 3・・・A/D変換器 4・・・CPU 5・・・メモリ 10・・・バーコード 11・・・照射光 12・・・反射光 13・・・受光素子 14・・・アンプ 第8図 第9図 PH’ P謬’ Psi   P2i   Psr’ 
  Psii′f

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)受光素子の出力波形を微小等間隔でサンプルし、
    得られたサンプルデータ列をバーコード1単位分だけ記
    憶させる手段と、 推定されるノイズレベルに基づいて設定されたノイズ分
    離レベル以上の変動分のみを有効変動分として、サンプ
    ルデータ列から波形山谷のピーク値を順次抽出し、その
    位置とともに記憶させる手段と、 抽出されたピーク個数が当該バーコード体系で定まる規
    定個数と一致することを条件として、各ピーク点間に存
    在するサンプルデータをその両端ピーク値の平均値を基
    準に2値化してバーコードを再生する手段と、 再生されたバーコードの各バー幅が規定幅と一致するこ
    とを条件として、再生バーコードを有効と判定する手段
    と、 を具備することを特徴とするバーコード読取装置。
  2. (2)受光素子の出力波形を微小等間隔でサンプルし、
    得られたサンプルデータ列をバーコード1単位分だけ記
    憶させる手段と、 推定されるノイズレベルに基づいて設定されたノイズ分
    離レベル以上の変動分のみを有効変動分として、サンプ
    ルデータ列から波形山谷のピーク値を順次抽出し、その
    位置とともに記憶させる手段と、 抽出されたピーク個数が当該バーコード体系で定まる規
    定個数よりも多いことを条件として、山頂高さが推定山
    頂下限値より低い山であってかつ隣接谷底とのピーク差
    が最小となるものを谷の一部とみなし、不要なピーク値
    及びその位置をピークデータ列から削除する作業を、ピ
    ーク個数が規定個数と一致するまで繰り返す手段と、 ピーク個数が規定個数と一致したことを条件として、各
    ピーク点間に存在するサンプルデータをその両端ピーク
    値の平均値を基準に2値化してバーコードを再生する手
    段と、 再生されたバーコードの各バー幅が規定幅と一致するこ
    とを条件として、再生バーコードを有効と判定する手段
    と、 を具備することを特徴とするバーコード読取装置。
  3. (3)受光素子の出力波形を微小等間隔でサンプルし、
    得られたサンプルデータ列をバーコード1単位分だけ記
    憶させる手段と、 推定されるノイズレベルに基づいて設定されたノイズ分
    離レベル以上の変動分のみを有効変動分として、サンプ
    ルデータ列から波形山谷のピーク値を順次抽出し、その
    位置とともに記憶させる手段と、 抽出されたピーク個数が当該バーコード体系で定まる規
    定個数よりも少ないことを条件として、実際に測定され
    たノイズレベルに基づいて設定される新ノイズ分離レベ
    ル以上の変動分のみを有効変動分として、サンプルデー
    タ列から波形山谷のピーク値を順次抽出して記憶させる
    手段と、新ノイズ分離レベルに基づいて抽出されたピー
    ク個数が当該バーコード体系で定まる規定個数と一致す
    ることを条件として、新ノイズ分離レベルを基準に全サ
    ンプルデータを2値化してバーコードを再生する手段と
    、 再生されたバーコードの各バー幅が規定幅と一致するこ
    とを条件として、再生バーコードを有効と判定する手段
    と、 を具備することを特徴とするバーコード読取装置。
  4. (4)受光素子の出力波形を微小等間隔でサンプルし、
    得られたサンプルデータ列をバーコード1単位分だけ記
    憶させる手段と、 推定されるノイズレベルに基づいて設定されるノイズ分
    離レベル以上の変動分のみを有効変動分として、サンプ
    ルデータ列から波形山谷のピーク値を順次抽出し、その
    位置とともに記憶させる手段と、 抽出されたピーク個数を当該バーコード体系で定まる規
    定個数と比較し、規定個数よりも多い場合には、山頂高
    さが推定山頂下限値よりも低い山であってかつ隣接谷底
    とのピーク差が最小となるものを谷の一部とみなし、不
    要なピーク値及びその位置をピークデータ列から削除す
    る作業を、ピーク個数が規定個数と一致するまで繰り返
    す手段と、 ピーク個数が規定個数と一致したことを条件として、各
    ピーク間に存在するサンプルデータをその両端ピーク値
    の平均値を基準に2値化してバーコードを再生する手段
    と、 再生されたバーコードの各バー幅が規定幅と一致しない
    ことを条件として、実際に測定されたノイズレベルに基
    づいて設定される新ノイズ分離レベル以上の変動分のみ
    を有効として、サンプルデータ列から波形山谷のピーク
    点を順次抽出して記憶させる手段と、 新ノイズ分離レベルに基づいて抽出されたピーク個数が
    当該バーコード体系で定まる規定個数と一致することを
    条件として、新ノイズ分離レベルを基準に全サンプルデ
    ータを2値化してバーコードを再生し直す手段と、 旧再生バーコードまたは新再生バーコードの各バー幅が
    規定幅と一致することを条件として、当該再生バーコー
    ドを有効と判定する手段と、を具備することを特徴とす
    るバーコード読取装置。
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