JPS596418B2 - 文字読取方式 - Google Patents

文字読取方式

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JPS596418B2
JPS596418B2 JP52081181A JP8118177A JPS596418B2 JP S596418 B2 JPS596418 B2 JP S596418B2 JP 52081181 A JP52081181 A JP 52081181A JP 8118177 A JP8118177 A JP 8118177A JP S596418 B2 JPS596418 B2 JP S596418B2
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JP52081181A
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功雄 一色
明裕 大岡
浩二 佐藤
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は文字読取方式、特に用紙に記載された文字を人
手を用いて走査し、走査された文字を光学的に読取る文
字読取方式に関するものである。
従来、印刷文字あるいは手書き文字を読取る装置は、飛
点走査管を用いた複雑な走査手段を採用したり、または
莫大な段階のレジスタを用いたりするものが大部分であ
り、複雑な構成を有すると共に非常に高価なものであつ
た。また、文字の識別手段としては、パターン・マッチ
ング等の手段を用いるため、文字原パターンを電気信号
に変換し、シフトレジスタ等に格納したときの文字パタ
ーンが傾斜していたり、あるいは上下左右方向に移動し
ていたりすると文字の識別ができず、したがつて文字の
識別前に傾斜、位置等を標準パターンに近づけるための
複雑な前処理を行なう必要があつた。
しかも水平方向の走査速度が大幅に変化する場合には、
サンプリングタイミングの同期が容易でなく、文字の識
別が困難となるので、人手で走査する場合には読取りが
できなかつた。また他の識別手段として、ヒストグラム
の手段を用いているものもあるがこの場合、読取るべき
対象の文字が限られる欠点があつた。
本発明は上記のような従米の欠点を改善するもので、そ
の目的は、水平方向の走査速度の変動や被読取文字に対
して傾斜ができて走査した場合でも文字の読取りを可能
とすることにより人手で走査し読取り可能な安価な装置
とし得る文字読取方式を提供することにある。
本発明は、走査して得られる二次元パターン内の1水平
走査ごとに特徴を抽出し、該特徴の出現順序から文字を
識別することを特徴とするものである。
以下実施例について詳細に説明する。第1図は本発明の
実施例のプロツク構成図を示すもので、スキヤナ1を手
2に持ち文字の記載された用紙3上を水平方向へ移動し
ながら文字を識別するものである。ランプ4で用紙3を
照射し、用紙3上の文字パターンをレンズ系5を介して
、光電変換素子を面状(二次元)に配列したセンサ6上
に結像させる。用紙3の背景領域からの反射光と文字領
域からの反射光はそれぞれ異なるから、それらに対応し
た各光電変換素子で得られた信号は制御および二値化回
路7に加えられて、レベル判定により白、黒の二値化の
判定が行われデイジタル信号に変換される。たとえば用
紙3の背景領域すなわち白に対応する信号を゛O”、文
字領域すなわち黒に対応する信号を″1”として出力さ
れる。センサ6の光電変換素子をセルと称し、認識に必
要な分解能までデータ圧縮した場合の領域を単位領域と
称して説明する。
第2図は用紙3上の文字パターンがセンサ6上に結像さ
れたとき、センサ6の各セルと制御および二値化回路7
から出力される信号との対応の一例の説明図であり、B
n×Lm個のセルで構成されるパターンを画面と称して
説明する。制御および二値化回路7は最上行L1のB1
列から順次B2,B3,・・・Bn列に対卿する信号を
出力し、次に次の行L2のBl,B2,B3,・・・B
n列、最後にLm行のB1・・・Bn列に対応する信号
を出力することにより、1画面の走査を終える、制御お
よび二値化回路7からの出力信号を1行ごとにバツフア
レジスタ8に格納する。たとえば、第2図のL1行のB
1列からBn列までの信号をバツフアレジスタ8に格納
し、次にL1行の信号を出力するとともにL2行のB1
列からB。までの信号を格納する。次に文字エリアの切
出しを行う。
バツフアレジスタ8に格納されている6白16黒1デー
タに対応する信号を垂直切出し回路9に加え、垂直方向
の文字エリアを検出する。垂直方向に6黒7の含まれる
セルが連続して何個存在するかを調べ、そのセル数があ
らかじめ定めた文字の高さに対応するときに垂直方向の
文字エリアとする。第3図は垂直切出し回路9の動作説
明図であり、1行のB1列からBn列までのセル中に6
黒1即ち611が少なくとも1セル以上台まれている場
合には″B″を、1行全部のセルが6白1即ぢ01の場
合は“W”を表わしている。つまり各行のBl,B2・
・・Bn列に対応する信号をBWl,BW2,・・・,
BWnとすると各行毎に6黒1の論理和BLj=BWl
+BW2+・・・+BWn(BLjはLj行の論理和を
示す)をとり、BLj=菅ビのとき0Bn・BLj=″
0゛のとき″W1を表し、矢印近傍のW,Bは各行毎の
黒の論理和が″1゛のとき″B゛、″o″のとき8W″
を示す。つまり1行の中に黒セルが1以上のとき″B1
、黒セルが存在しないとき6W1を示す。初期状態はW
Oであり、その初期状態から出発して、最上行の各セル
の黒の論理和を求めて6W″か″Bnかを決め、賛W9
9のときはW1の状態に遷移し、6B1のときはB2l
の状態に遷移する。次の行の黒の論理和が′″Wnか″
B″によりW1のままかB1の状態、又はWlOかB2
2の状態に遷移する。第2図の画面の場合は、各行の黒
の論理和は、L1=6W″、L2=″W″、L3=6W
″、・・Lj=6B″・・・となるので、初期状態のW
OからL1=6W″によりW1の状態に遷移し、次のL
2=6W″によりW1の状態のままとなり、次のL3=
4W1により同じW1の状態どなる。
そしてLj=6B″のとき、W1の状態からB1の状態
に遷移し、信号SETを出力してその画面の文字エリア
の最上行VTARを検出することになる。即ち文字エリ
アの最上行VTARO)Lj行を検出することになる。
以下各行の黒の論理和の゛W″,6B″により状態が遷
移する。従つて黒の論理和の6B゛が8〜15行連続す
ると、B8〜Bl5の状態に遷移し、次の行の黒の論理
和が1W″となると、W9の状態に遷移する。この状態
W9が文字エリアを検出したときの状態であつて、信号
AF=617を出力する。又黒の論理和の6B”が16
行以上連続すると、状態Bl6に遷移し、この状態Bl
6は文字エリアの切出しエラーであつてERROR信号
が出力される。
この場合は文字エリアの切出しができなかつたので、信
号VAFは80″とする。又初期状態WOから状態B2
lに遷移すると、信号SETを出力し文字エリアの最上
行TARとする。
なお1画面の走査において信号SETが複数回出力され
たときは、その度毎に最上行の更新を行い、一番最後に
得られた最上行を文字エリアの最上行VTARとする。
又状態B1〜B7において、次の行が0W″であると、
それぞれW2〜W8の状態に遷移し、次の行が6B″で
あれば、状態B3〜B9に遷移し、6W″であればW1
の状態に戻る。
このような遷移が生じる場合は、汚点等によるノイズが
原因となる0又状態B2l〜B28に遷移した場合にも
、次の行が6W1で次の行も″Wnであると、W1の状
態に戻り、次の行が“B″であると、一つおいた次の状
態B23〜B3Oに遷移する。そして状態B29〜B3
3において次の行が6W″であると、状態Bl6に遷移
し、信号ERRORが出力されて文字エリアの切出しが
できなかつたことを示すことになる。又更に゛B”が継
続した場合は、状態Bl4,Bl5を経由して信号ER
RORが出力される状態Bl6に遷移する。1画面の走
査が終了すると、次の画面について同じ動作を繰り返し
、前の画面の走査により文字エリアの切出しが成功して
信号VAFが61″となつたときは、次の画面の走査時
に、垂直切出し回路9は文字エリアの最上行VTARか
ら予め文字の高さに対応するセル数(行数)Nの間、垂
直方向の文字エリア信号A(第2図参照)を出力する。
次に水平方向の切出しについて説明する。
垂直方向の切出しにより、垂直切出し回路9から出力さ
れる信号VAに対応する行数が垂直方向の文字エリアで
あり、水平方向についてはこの行数間(信号VAが出力
されている間)に注目し、水平切出し回路16にて検出
する。第2図においてLj行からL(j+N−1)行の
間で第1列B1が全部”白1かつ第2列B2が少なくと
も1行は“黒”が自まれ、更に第1列BiがN行間で全
部・白ゝのときa<Bi<b(A,bは読取り対象文字
とセルとの対応から決まる定数)の条件を満足したとき
に水平方向の文字エリアを検出したとする。つまり各列
Bl,B2,・・・Bnごとに垂直方向の文字エリア内
(Lj行からL(j+N−1)行まで)の6黒7の論利
和BCi=BWij+BWij+1+・・・+BWij
+N−,(BCiはi列の論理和、BWijはLj行の
Bi列の信号を表わす)を求め、BCl二″01かつB
C2=61″更にBCi=601かつa<Bi<bの条
件を満足したとき水平方向の文字エリアの切出しを成功
したものとして、水平切出し回路16は信号VHF=″
1″を出力する。また該水平切出し回路16は切出しが
成功したときの水平方向の文字エリアの最端列BCLと
してBCl=601のBiを出力する。
もし垂直方向の切出しが成功しておらず、信号VAが出
力されない時や水平の切出しが前記条件を満足せず切出
しが成功しなかつた時には信号HF=10″を出力する
。切出しフラブ13は該切出しフラグ13の内容を切出
しフラグ14にセツトするとともに、水平切出し回路1
6から出力される信号VHFの内容を格納する。切出し
フラグ13の内容が618かつ切出しフラグ14の内容
が60″の時に識別処理を行う。行特徴抽出回路10は
文字エリア内の1行の白/黒データの特徴を抽出し、複
数の禅類にクロツク信号CKlに従つて区分(Ci)す
る。
第7図は区分の1例の説明図である。第2図に示す画面
では、文字エリアの垂直方向はLj行からL(j+N一
1)行までで、水平方向はB1夕1D)らBi列までで
あるので、Lj行のB1〜Bi列の特徴を抽出し区分し
、次にL(j+1)行のB1〜Bj列の特徴を抽出する
。更にL(j+N−1)行までの特徴抽出を行い区分す
る。第4図は第4図a即ち第2図の画面の行毎の特徴を
抽出し、第7図のように区分した例を示すものである。
部分特徴抽出回路11は行特徴抽出回路10から出力さ
れる行毎の特徴区分Ciの複数行を組合わせて新たな特
徴ごとに複数の種類(部分特徴Diと称する)に区分す
る。
これは次の識別処理を簡単にするため、データ圧縮を行
う目的のものであり、必ずしも必要ではない。本発明の
実施例では、1行毎の特徴区分Ciの隣接する2行毎に
第7図と同じような区分を行い、これをDiとしている
2行毎の特徴区分を行う場合、その2行の上下から判断
し、どちらか一方の行の特徴Ciを選択して部分特徴D
iとするものであり、1例として第4図bの行特徴Ci
から部分特徴Diを抽出した場合を第4図cに示す。
識別処理回路12は第6図に示すように読出専用記憶装
置21と記憶装置22とからなり、信号CK2のタイミ
ングで部分特徴Diを入力し、Diと記憶装置22の内
容とで示すアドレスの内容を読出し専用記憶装置21か
ら読出し記憶装置22へ記憶させる。部分特徴Dlを全
部入力したときの記憶装置22の内容が識別結果と対応
しているので識別結果出力信号DOutとして出力する
。第5図は識別処理回路12の状態遷移の一部の説明図
であり、DOは初期状態を、又D3l〜D37は数「1
」〜「7」の識別結果に対応している。第4図cに示す
ように文字の上部から部分特徴C6,C3,C3,C6
,Cl,Cl,C6,COを抽出したとすると、第5図
において、状態はDO,D2,D5,D5,D9,Dl
4,D32と変化し、D32は数字)−2」に対応して
いるので識別結果出力信号DOutとしてl−2」を出
力する。説明ではバツフアレジスタ8を用いているが、
バツフアレジスタ8は必ずしも必要ではない。又他の文
字に対しても、線分の特徴抽出により、その生起順序に
よつて識別を行うことができるものである。本発明では
垂直方向の切出しを行い、かつ水平方向の切出しを行つ
て文字エリアを検出し、文字エリア内の1行毎の特徴を
抽出し、この特徴の出現順序から文字を識別するもので
ある。
もし、センサ6と用紙3に記載された文字が相対的に傾
き、走査された場合でも、1行毎の特徴の出現順序にて
傾きの補正が可能であり、水平方向の走査速度が異なつ
ても識別可能であり、また文字位置が上下に変動してい
ても垂直方向の切出しによつて文字エリアが検出できる
ので、スキヤナ1を手2に持ち、スキヤナ1を水平方向
へ移動しながら文字の識別が可能である。実施例として
垂直方向の切出し後、水平方向の切出しを行つているが
、もちろんこの順序は逆でもよい。
水平方向の切出し条件として、垂直方向の文字エリア内
において、第1列B1が全部”白”かつ第2列B2に少
なくとも1行ば黒7が含まれる場合について説明してい
るが、文字の全部が1画面内に入る位置であればよく、
たとえばB2列の行の全部が6白1でかつB3列の少な
くとも1ケ所の行に゛黒7が自まれる場合としてもよい
。又説明では二次元センサの水平方向に順次走査して、
行の特徴を抽出したが、垂直方向に特徴を抽出して識別
してもよい〇なお実施例においては、単位領域の分割は
光電変換素子を面状に配列した場合を示しているが、光
フアイバ一との組合せで構成することもでき、また飛点
走食管あるいはビジコン等を用いて走査することも勿論
可能である。
以上説明したように、本発明によれば、面状に配列した
受光素子からなるセンサ即ち二次元センサを用いるので
、用紙との相対移動速度の正規化を行う必要がなく、又
行毎の特徴を抽出して、その特徴の出現順序から文字を
識別するので、センサと文字との相対的な傾きが多少あ
つても、文字の識別が可能となり、且つ読取つた文字パ
ターンを記憶しておく必要がないので、大規模の記憶装
置が不要となり、経済的な構成となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のプロツク線図、第2図は文字
パターンとセンサとの対応及び文字の工リアの説明図、
第3図は垂直切出し回路の動作説明図、第4図a−cは
特徴抽出の説明図、第5図は識別処理回路の状態遷移の
一部の説明図、第6図は識別処理回路のプロツク線図、
第7図は文字線分の特徴区分の一例の説明図である。 1はスキヤナ、2は手、3は用紙、4はランプ、5はレ
ンズ系、6はセンサ、7は制御および二値化回路、8は
バツフアレジスタ、9は垂直切出し回路、10は行特徴
抽出回路、11は部分特徴抽出回路、12は識別処理回
路、13,14は切出しフラグ、16は水平切出し回路
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 面状に配列された複数の光電変換素子から成るセン
    サを用いて文字、記号等を走査し識別する文字読取方式
    において、走査により得られた2値化画素信号の各行内
    に文字構成部分の存在を示す画素信号が1以上存在する
    状態が所定の順序に従い且つ所定の行数にわたつて出現
    することをもつて垂直方向の文字エリアを検出し、該垂
    直方向の文字エリアの検出と相前後して、走査により得
    られた2値化画素信号の各列内に文字構成部分の存在を
    示す画素信号が1以上存在する状態が所定の列数にわた
    つて出現することをもつて水平方向の文字エリアを検出
    し、前記垂直及び水平の文字エリア内の各行又は各列ご
    とに文字構成部分の特徴データを抽出し、該特徴データ
    の種類及び出現順序に対応した文字識別結果を出力する
    ことを特徴とする文字読取方式。 2 前記各行又は各列ごとの特徴データを隣接する複数
    の行又は列にわたつて代表する新たな特徴データを抽出
    し、該新たな特徴データの種類及び出現順序に対応した
    文字識別結果を出力することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の文字読取方式。 3 前記垂直及び水平方向の文字エリアの検出に際し、
    先に検出した方向の文字エリアの範囲内で後に検出すべ
    き方向の文字エリアを検出することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載の文字読取方式。
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DE19782829808 DE2829808A1 (de) 1977-07-07 1978-07-06 Verfahren und vorrichtung zum lesen von zeichen
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JPH0767337B2 (ja) * 1987-09-04 1995-07-26 井関農機株式会社 農作業機の傾き制御装置
JP2528303B2 (ja) * 1987-03-04 1996-08-28 ヤンマー農機株式会社 田植機

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JPS6097484A (ja) * 1983-11-01 1985-05-31 Sumitomo Electric Ind Ltd 文字認識方式
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