JPH0325690A - バーコードリーダの信号処理方法 - Google Patents

バーコードリーダの信号処理方法

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JPH0325690A
JPH0325690A JP1161317A JP16131789A JPH0325690A JP H0325690 A JPH0325690 A JP H0325690A JP 1161317 A JP1161317 A JP 1161317A JP 16131789 A JP16131789 A JP 16131789A JP H0325690 A JPH0325690 A JP H0325690A
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signal
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digital signal
amplitude
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Tetsushi Yamoto
矢本 哲士
Harumi Kano
加納 晴己
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SMK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、バーコードリーダの信号処理方法に関するも
のである. (従来の技術) 従来のバーコードリーダの信号処理は、第6図に示すよ
うに、光源1よりレンズ2を経てバーコード3を照射し
、該バーコード3がらの反射光による光信号を光/t変
換部4でパルス状の電圧信号よりなるアナログ信号に変
換し、該アナログ信号を増幅部5で増幅し、増幅された
アナログ信号を比較部6に入力し、該比較部6で基準電
圧発生部7からの基準電圧信号と比較して前記バーコー
ド3の白黒バー幅に対応したパルス信号に変換し、得ら
れたパルス信号をデコーダ8に入力してデコードしてい
た. (発明が解決しようとする課!i!) しかしながら、このようなバーコードリーダによる信号
処理方法では、分解能を向上しようとすると、ドットプ
リンタ等で印字したバーコードラベル、汚れたバーコー
ドラベル、ボイドやスポット等を−多く有するバーコー
ドラベルでは、読み取りが困難となる問題点があった. 即ち、第7図に示すようなドットプリンタにより印刷さ
れたバーコード3では、拡大すると第8図(A)に示す
ようになり、これを矢印方向に読み取ると第8図(B)
に示すようになり、バーコード3を楕戒しているドット
3aの隙間3bの箇所で誤パルスとなる問題点があった
. また、第9図(A)に示すようにスポット3cやボイド
3dを有するバーコード3では、スポッ}−3cの箇所
の光/電変換をすると、第9図(B)に示すような波形
になってパルス幅が標準より細くなり、まなボイド3d
の光/′r4変換をすると、第9図(C)に示すような
波形になってパルス幅が標準より太くなって、正しい読
み取りが困難となる問題点があった. 逆に分解能を低下させると、高密度のバーコード3が読
めなくなる問題点があった. 更に、台紙の色調やバーコード3の印刷の濃淡により、
アナログ信号の振幅が第10図(A)に示すように変化
し、その振幅値がスレショルドレベル以下となるため、
得られるパルス信号の数が第10図(B)に示すように
少なくなり、誤読取りの原因となる問題点があった. また、バーコードリーダのヘッド部の浮き等によるアナ
ログ信号の振幅変化のために、上記と同様の問題点があ
った. 本発明の目的は、ドットプリンタ等で印刷されたバーコ
ード等でも正しく読み収ることができるバーコードリー
ダの信号処理方法を提供することにある. (課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するための本発明の手段を説明すると
、次の通りである. 請求項(1)に記載のバーコードリーダの信号処理方法
は、バーコードからの反射光による光信号を光/電変換
によりアナログ信号に変換し、該アナログ信号をサンプ
リングしてその波高レベルに応じた多値レベルのデジタ
ル信号に変換した後、メモリにストアし、該メモリにス
トアされた前記多値レベルのデジタル信号をノイズ除去
の処理を行った後に2値化したパルス信号に変換するこ
とを特徴とする. 請求項(2)に記載のバーコードリーダの信号処理方法
は、バーコードからの反射光による光信号を光/電変換
によりアナログ信号に変換し、該アナログ信号をサンプ
リングしてその波高レベル変化に応じた多値レベルのデ
ジタル信号に変換した後、メモリにストアし、該メモリ
にストアされた前記多値レベルのデジタル信号の包絡線
波形の傾きの符号が反転する変曲点をそれぞれ検出し、
隣接する前記変曲点の間の振幅が標準振幅K以上であれ
ば、その変曲点を極値とする前記多値レベルのデジタル
信号の包絡線波形を前記バーコードに対応する波形とみ
なし、隣接する前記変曲点の間の振幅が前記re振幅K
より小さければ前記バーコードに対応しないノイズとみ
なし2極値と判断せず、次に前記バーコードに対応する
前記デジタル信号の包絡線波形の隣接する極大値と極小
値との間の振幅がそれぞれ一定振幅になるように拡大、
縮小する波形整形をし、得られた包絡線波形の極大値.
極小値の中点をスレショルドレベルとして2値レベルの
パルス信号に変換することを特徴とする. 請求項(3)は、バーコードの本数が一定に定められて
いる場合のバーコードリーダによる信号処理方法におい
て、前記バーコードからの反射光による光信号を光/t
変換によりアナログ信号に変換し、該アナログ信号をサ
ンプリングしてその波高レベル変化に応じた多値レベル
のデジタル信号に変換した後、メモリにストアし、前記
メモリにストアされた前記多値レベルのデジタル信号の
極大値のうちの最大値V ma、と極小値のうちの最小
値V m l mの差Vwを得、初めに該Vwを1/2
にしたV w / 2をa準振幅Kとし、前記メモリに
ストアされた前記多値レベルのデジタル信号の包絡線波
形の傾きの符号が反転する変曲点をそれぞれ検出し、隣
接する前記変曲点の間の振幅が前記標準振幅K以上であ
れば、その変曲点を極値とする前記多値レベルのデジタ
ル信号の包絡線波形を前記バーコードに対応する波形と
みなし、隣接する前記変曲点の間の振幅が前記標準振幅
Kより小さければ前記バーコードに対応しないノイズと
みなして極値と判断せず、次にvI記バーコードに対応
する前記デジタル信号の包絡線波形の隣接する極大値と
極小値との間の振幅がそれぞれ一定振幅になるように拡
大、縮小する波形整形をし、得られた包絡線波形の極大
値,[1小値の中点をスレショルドレベルとして2値レ
ベルのパルス信号に変換し、該パルス信号により前記バ
ーコードの前後のマージンの判定を行い、前記前後のマ
ージンの間に存在する前記バーコードの本数を数え、そ
の計数本数を前記バーコードの種類により規定されてい
るバーコードの規定本数と比較し、 イ、前記計数本数が前記規定本数より多かった場合には
下記式(1)により再度前記Kの値を変更し、K(n)
=K(n−1) 十( V=/2’″)−( 1 )但
し、nは繰り返し回数を表す. ロ,前記計数本数が前記規定本数より少なかった場合は
下記式(2)により再度Kの値を変更し、K(n) =
K(n−1) − (Vw /2” ) =−(2 )
前記イ,口を繰り返して計数本数が規定本数に一致した
らその時の前記パルス信号をデコードすることを特徴と
する. 請求項(4)は、バーコードの本数が一定に定められて
いなく、かつ該バーコードの計数が、a+bm(ただし
、a.b:前記バーコードの種類により定まる定数、m
:キャラクタ数)なる関係がある場合のバーコードリー
ダによる信号処理方法において、前記バーコードからの
反射光による光信号を光/電変換によりアナログ信号に
変換し、該アナログ信号をサンプリングしてその波高レ
ベル変化に応じた多値レベルのデジタル信号に変換した
後、メモリにストアし、前記メモリにストアされた前記
多値レベルのデジタル信号の極大値のうちの最大値Vw
.、と極小値のうちの最小値Vw.の差Vwを得、初め
に前記Kの値としてVw/2を用いて標準振I!Kとし
、前記メモリにストアされた前記多値レベルのデジタル
信号の包絡線波形の傾きの符号が反転する変曲点をそれ
ぞれ検出し、隣接する前記変曲点の間の振幅が椋準振幅
K以上であれば、その変曲点を極値とする前記多値レベ
ルのデジタル信号の包絡線波形を前記パーコ一ドに対応
する波形とみなし、隣接する前記変曲点の間の振幅が前
記標準振幅Kより小さければ前記バーコードに対応しな
いノイズとみなして極値と判断せず、次に前記バーコー
ドに対応する前記デジタル信号の包絡線波形の隣接する
極大値と極小値との間の@幅がそれぞれ一定振幅になる
ように拡大、縮小する波形整形をし、得られた包絡線波
形の極大値,極小値の中点をスレショルドレベルとして
2値レベルのパルス信号に変換し、該パルス信号により
前記バーコードの前後のマージンの判定を行い、前記前
後のマージンの間に存在する前記バーコードの本数を数
え、その計数本数に最も近くなる前記a十mbのキャラ
クタ数mの値を求めて、そのキャラクタ数の値を用いて
真のバーコード本数を仮定し、該仮定による真のバーコ
ード本数と前記計数本数とを比較して前記Kの値を数回
変更し、その各変更後の前記Kの値による前記バーコー
ドの計数本数と前記仮定による真のバーコード本数が一
致したら、その時の前記パルス信号をデコードし、数回
のK値の変更によっても一致しない場合は、前記キャラ
クタ数mの値を次に近くなる値に変更して再度真のバー
コード本数を仮定し直して同様の処理を繰り返すことを
特徴とする. (作用) 請求項(1)では、バーコードから得られたアナログ信
号をサンプリングしてその波高レベルに応じた多値レベ
ルのデジタル信号に変換するので、該デジタル信号自体
がアナログ信号の波高レベルに応じた波高情報を有して
おり、このためデジタル化した後に各種の判定条件を変
更してのデジタル処理によるノイズの除去作業を容易に
行うことができ、品質の悪いバーコード等でも正しい読
取りが可能になる. 請求項(2)によれば、バーコードから得られたアナロ
グ信号をサンプリングしてその波高レベルに応じた多優
レベルのデジタル信号を得、該多値レベルのデシタル信
号の包絡線波形からそれぞれ変曲点を検出し、隣接する
変曲点間の振幅を標準振幅Kと比較することによりノイ
ズを除去し、その後に該デジタル信号の包絡線波形を拡
大。縮小して隣接する極大値,[!小値間がそれぞれ一
定振幅になるように波形或形した段階で、隣接する極大
値.極小値間の中点をスレショルドレベルとして2値レ
ベルのパルス化を行うので、品質の悪いバーコードでも
、読み取り率を向上できる利点がある. 請求項(3)によれば、バーコードの本数が一定に定め
られている場合の標準振幅Kをバーコードに応じて自動
的に適宜変更でき、ノイズの除去が容易になる. 請求項(4)によれば、バーコードの本数が一定に定め
られていない場合の標準振幅Kをバーコードに応じて自
動的に適宜変更でき、ノイズの除去が容易になる. (実總例) 以下5本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
. 第1図は本発明の方法を実施する信号処理装置の一実施
例を示したものである.このような装置を用いた本実施
例のバーコードリーダの信号処理方法は、光源1により
レンズ2を経て第2図(A)に示す如きバーコード3を
照射し、該バーコード3からの反射光による光信号を光
/電変換部4で第2図(B)に示す如きアナログ信号S
1に変換し、該アナログ信号S1を増幅部5で増幅し、
増幅されたアナログ信号S1をサンプルホールド回路部
(以下、S/H部という)9でサンプリングし、次いで
アナログ/デジタル変換部(以下、A/D変換部という
)10で該アナログ信号S1の波高レベル変化に応じた
第2図(C)に示す如き多値レベルのデジタル信号D1
に変換して中央処理部《以下、CPUという)11に入
力する.一方、増幅部6からのアナログ信号S1はコン
バレータ12を経てパルス信号に変換してCPUIIに
入力する. CPUIIでは、メモリ13の有効利用のためコンパレ
ータ12のパルス信号によりバーコード3のバ一部から
入力された多値レベルのデジタル信号D1のみを一旦メ
モリl3にストアする.このメモリ13にストアされた
多値レベルのデジタル信号D1の包絡線波形の傾きの符
号が反転する変曲点をそれぞれ検出する.隣接する変曲
点間の振幅が標準振幅K以上であれば、その変曲点を第
3図(A)に示すように、極iP1,P2,P3・・・
・・・とする各多値レベルのデジタル信号D1の包絡線
波形をバーコード3に対応する波形とみなす.隣接する
変曲点の間の振幅が定数Kより小さければ、バーコード
3に対応しないノイズとみなして極値と判断せず無視す
る. 次に、バーコード3に対応するデジタル信号D1の包絡
線波形の極値Pi,P2,P3・・・・・・間の波形を
第3図(B)に示すように拡大、縮小して隣接する極大
値,極小値の間、即ちPi−P2間,P2−P3間,P
3−P4間,P4−P5間,P5−P6間・・・・・・
がそれぞれ一定振幅Xになるように波形整形し、波形整
形されたデジタル信号D2を得る. 例えば、第3図(A)の場合では、極値PIF2間では
振幅Xより小さいため等倍率αで拡大し、極値P2,P
3間では振幅Xより大きいため等倍率βで縮小し、極値
P4,P5間では振幅Xより大きいため等倍率γで縮小
し、極(iiiP5, P6間では振幅Xより小さいた
め等倍率ηで拡大する.ここで、等倍率α、β・・・・
・・は下記のようにして定める. α一(極値Pi,P2間の振幅)/X β一(極値P2,P3間の振幅)/X 整形されたデジタル信号D2の波形の極大値P2  P
4・・・・・・と極小IPI,P3・・・・・・との各
中点をスレショルドレベルSLとして、第3図(C)に
示すように2値レベルのパルス信号PSに変換する. 該パルス信号PSを各種バーコードにデコードし、各種
インタフェース仕様によりホストコンピュータに通信処
理する. 次に、標準振幅Kの値の算出の仕方について、第4図を
参照して説明する. メモリ13にストアされた多値レベルのデジタル信号D
1の最大値V m&、と最少値Vw,,との差■,を得
、初めにKの値としてVw/2を用いて(ステップST
I)前述したような極値の検出(ステップST2)、波
形整形(ステップST3)2値化(ステップST4)の
信号処理を行い、パルス信号psを得る. 次に、該パルス信号PSにより、第5図に示すようにバ
ーコード3のマージンMl,M2の判定を行い、これら
前記のマージンMl,M2の間に存在するバーコード3
の本数を数え、その計数本数をバーコード3の種類によ
り規定されているバーコード3の規定本数と比較し(ス
テップST5)、次のような処理を行う. <A)バーコード3の本数が一定に定められている場合
. (A− 1 )計数本数が規定本数より多かった場合は
、再度《繰り返し処理回数n=2)Kの値を下式(1)
により変更し(ステップST5)、K (n) =K 
(n−1 ) + (W= /2” )・(1)(A−
2)計数本数が規定本数より少なかった場合は、再度(
n=2)Kの値を下式(2)により変史し(ステップS
T5)、 K  (n)  一 K  (n−1  )  −  
(Vw/2”  l・・ (2)これら(A− 1 )
、(A−2)にもとづいて変更したKの値によりバーコ
ード3の計数本数が規定本数に一致するまでKの値の算
出を繰り返す.バーコード3の本数が一致したら、その
時のパルス信号psをデコードする. なお、繰り返し処理回数nは上限を2〜3回に定めてお
き、その間に計数本数が規定本数に一致しない場合はエ
ラーとする. (B)バーコード3の本数が一定に定められていない場
合. この場合は、バーコード3の計数本数は、a+mb(た
だし、a,b:バーコード3の種類により定まる定数、
m:キャラクタ数〉なる関係があり、バーコード3の計
数本数がa+mbにてキャラクタ数mを変更した時に最
も近いキャラクタ数mの値を求めて、そのmの値をを用
いて真のバーコード本数を仮定する.これより仮定され
た真のバーコード本数と計数本数とを比較し(ステップ
ST5)、定数a,bに従ってKの値を変更する(ステ
ップST5). 変更後のKの値によりバーコード3の計数本数が真のバ
ーコード本数に一致しない場合は、Kの値の算出を数回
繰り返す. この繰り返し処理回数nはその上限を2〜3回に定めて
おき、その間に一致しない場合には、mを次に近い値に
移して同一の処理を行い、それでも一致しない場合はエ
ラーとする. バーコード3の本数が一致したら、その時のパルス信号
PSをデコードする〈ステップST6).デコード後の
信号を、バーコードに予め表示されているチェックピッ
トの波形と比較し、信号波形の正否を判別する. なお、このチェックピットによる正否の判別はデコード
前のパルス信号によって行ってもよい.なお本発明では
、Kの値はV=/2のほか、■,/4等、光/電変換部
4、増幅部6の特性等により変更することは可能である
. また、本発明を適用できるバーコードリーダとしては、
ペン型バーコードリーダの他、CODタッチスキャナー
、レーザスキャナー等がある,(発明の効果) 以上説明したように本発明に係るバーコードリーダの信
号処理方法によれば、下記のような効果を得ることがで
きる. 請求項(1)では、バーコードから得られたアナログ信
号をサンプリングして、その波高レベルに応じた多値レ
ベルのデジタル信号に変更するので、該デジタル信号自
体がアナログ信号の波高レベルに応じた波高情報を有し
ており、このためデジタル化した後に、各種の判定条件
を変更してのデシタル処理によるノイズの除去作業を容
易に行うことができ、品質の悪いバーコード等でも正し
い読み取りが可能になる利点がある. 請求項(2)では、バーコードから得られたアナログ信
号をサンプリングして、その波高レベルに応じた多値レ
ベルのデシタル信号を得、該多値レベルのデジタル信号
の包絡線波形の隣接する変曲点間の振幅を漂準振幅Kと
比較することにより、ノイズを除去し、その後に該デジ
タル信号の包絡線波形を拡大,縮小をして隣接する極大
値.極小値がそれぞれ一定振幅になるように波形整形し
た段階で、隣接する極大優,極小値間の中点をスレショ
ルドレベルとして2値レベルのパルス化をするので、従
来では取り除けなかったバーコードのボイド,スポット
,汚れ等によるノイズと真の信号とを区別して取り除く
ことができ、また出力振幅の変化の大きいバーコードも
レベルを一定にすることが可能で、正確な幅データが得
られる.ター等の印刷品質の悪いバーコードでも、汚れ
のあるバーコードでも、バーとスペースの相対反射(P
CS)の低いものや、むらのあるものでも読み取りが可
能となる利点がある. 請求項(3)によれば、バーコードの本数が一定に定め
られている場合の標準振@Kをバーコードに応じて自動
的に適宜変更でき、ノイズの除去が容易になる利点があ
る. 請求項(4)よれば、バーコードの本数が一定に定めら
れていない場合の標準振幅Kをバーコードに応じて自動
的に適宜変更でき、ノイズの除去が容易になる利点があ
る.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する信号処理装置の一実施
例を示すブロック図、第2図(A)(B)(C)はバー
コードの拡大図と該バーコードから得られたアナログ信
号の波形図と該アナログ信号から得られた多値レベルの
デジタル信号の波形図、第3図(A>(B)(C)は多
値レベルのデジタル信号の極値の説明図と、該デジタル
信号を拡大.縮小して波形整形した波形図と、該波形整
形されたデジタル信号から得られたパルス信号の波形図
、第4図は本実施例における信号処理の各ステップを示
すフローチャート図、第5図はバーコードのマージンの
説明図、第6図は従来の信号処理装置のブロック図、第
7図はバーコードの説明図、第8図(A)は第7図に示
すバーコードの拡大図、第8図(B)は第8図(A)に
示すバーコードの矢印部分を読み取った時の波形図、第
9図(A)はスポットとボイドとを有するバーコードの
拡大図、第9図(B)は第9図(A)のスポット箇所を
読み取った時の波形図、第9図(C)は第9図(A)の
ボイド箇所を読み取った時の波形図、第10図(A)(
B)は従来の相対反射が小さく、かつレベル変化の大き
いバーコードがら得られたアナログ信号と、該アナログ
信号から得られるパルス信号の波形図である. 1・・・・・・光源、2・・・・・・レンズ、3・・・
・・・バーコード、3a・・・・・・ドット、3b・・
・・・・隙間、3c・・・・・・スポット、3d・・・
・・・ボイド、4・・・・・・光/t変換部、5・・・
・・・増幅部、6・・・・・・比較部、7・・・・・・
基準電圧発生部、8・・・・・・デコーダ、 9・・・・・・サン1ルホールド回路部(S/H部)、
10・・・・・・アナログ/デジタル変換部(A/D変
換部)、11・・・・・・中央処理部(CPU)、DI
・・・・・・多値レベルのデジタル信号、D2・・・・
・・波形整形されデジタル信号、P1、P2,P3・・
・・・・極値、 S1・・・・・・アナログ信号、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バーコードからの反射光による光信号を光/電変
    換によりアナログ信号に変換し、該アナログ信号をサン
    プリングしてその波高レベルに応じた多値レベルのデジ
    タル信号に変換した後、メモリにストアし、該メモリに
    ストアされた前記多値レベルのデジタル信号をノイズの
    除去処理を行った後に2値化したパルス信号に変換する
    ことを特徴とするバーコードリーダの信号処理方法。
  2. (2)バーコードからの反射光による光信号を光/電変
    換によりアナログ信号に変換し、該アナログ信号をサン
    プリングしてその波高レベル変化に応じた多値レベルの
    デジタル信号に変換した後、メモリにストアし、該メモ
    リにストアされた前記多値レベルのデジタル信号の包絡
    線波形の傾きの符号が反転する変曲点をそれぞれ検出し
    、隣接する前記変曲点の間の振幅が標準振幅K以上であ
    れば、その変曲点を極値とする前記多値レベルのデジタ
    ル信号の包絡線波形を前記バーコードに対応する波形と
    みなし、隣接する前記変曲点の間の振幅が前記標準振幅
    Kより小さければ前記バーコードに対応しないノイズと
    みなし2極値と判断せず、次に前記バーコードに対応す
    る前記デジタル信号の包絡線波形の隣接する極大値と極
    小値との間の振幅がそれぞれ一定振幅になるように拡大
    、縮小する波形整形をし、得られた包絡線波形の極大値
    、極小値の中点をスレショルドレベルとして2値レベル
    のパルス信号に変換することを特徴とするバーコードリ
    ーダの信号処理方法。
  3. (3)バーコードの本数が一定に定められている場合の
    バーコードリーダによる信号処理方法において、前記バ
    ーコードからの反射光による光信号を光/電変換により
    アナログ信号に変換し、該アナログ信号をサンプリング
    してその波高レベル変化に応じた多値レベルのデジタル
    信号に変換した後、メモリにストアし、前記メモリにス
    トアされた前記多値レベルのデジタル信号の極大値のう
    ちの最大値V_m_a_xと極小値のうちの最小値V_
    m_i_nの差V_wを得、初めに該V_wを1/2に
    したV_w/2を標準振幅Kとし、前記メモリにストア
    された前記多値レベルのデジタル信号の包絡線波形の傾
    きの符号が反転する変曲点をそれぞれ検出し、隣接する
    前記変曲点の間の振幅が前記標準振幅K以上であれば、
    その変曲点を極値とする前記多値レベルのデジタル信号
    の包絡線波形を前記バーコードに対応する波形とみなし
    、隣接する前記変曲点の間の後幅が前記標準振幅Kより
    小さければ前記バーコードに対応しないノイズとみなし
    て極値と判断せず、次に前記バーコードに対応する前記
    デジタル信号の包絡線波形の隣接する極大値と極小値と
    の間の振幅がそれぞれ一定振幅になるように拡大、縮小
    する波形整形をし、得られた包絡線波形の極大値、極小
    値の中点をスレショルドレベルとして2値レベルのパル
    ス信号に変換し、該パルス信号により前記バーコードの
    前後のマージンの判定を行い、前記前後のマージンの間
    に存在する前記バーコードの本数を数え、その計数本数
    を前記バーコードの種類により規定されているバーコー
    ドの規定本数と比較し、 イ、前記計数本数が前記規定本数より多かった場合には
    下記式(1)により再度前記Kの値を変更し、 K(n)=K(n−1)+(V_w/2^n)・・・(
    1)但し、nは繰り返し回数を表す。 ロ、前記計数本数が前記規定本数より少なかつた場合は
    下記式(2)により再度Kの値を変更し、K(n)=K
    (n−1)−(V_w/2^n)・・・(2)前記イ、
    ロを繰り返して計数本数が規定本数に一致したら、その
    時の前記パルス信号をデコードすることを特徴とするバ
    ーコードリーダの信号処理方法。
  4. (4)バーコードの本数が一定に定められていなく、か
    つ該バーコードの計数が、a+bm(ただし、a、b:
    前記バーコードの種類により定まる定数、m:キャラク
    タ数)なる関係がある場合のバーコードリーダによる信
    号処理方法において、前記バーコードからの反射光によ
    る光信号を光/電変換によりアナログ信号に変換し、該
    アナログ信号をサンプリングしてその波高レベル変化に
    応じた多値レベルのデジタル信号に変換した後、メモリ
    にストアし、前記メモリにストアされた前記多値レベル
    のデジタル信号の極大値のうちの最大値V_m_a_x
    と極小値のうちの最小値V_m_i_nの差V_wを得
    、初めに前記Kの値としてV_w/2を用いて標準振幅
    Kとし、前記メモリにストアされた前記多値レベルのデ
    ジタル信号の包絡線波形の傾きの符号が反転する変曲点
    をそれぞれ検出し、隣接する前記変曲点の間の振幅が標
    準振幅K以上であれば、その変曲点を極値とする前記多
    値レベルのデジタル信号の包絡線波形を前記バーコード
    に対応する波形とみなし、隣接する前記変曲点の間の振
    幅が前記標準振幅Kより小さければ前記バーコードに対
    応しないノイズとみなして極値と判断せず、次に前記バ
    ーコードに対応する前記デジタル信号の包絡線波形の隣
    接する極大値と極小値との間の振幅がそれぞれ一定振幅
    になるように拡大、縮小する波形整形をし、得られた包
    絡線波形の極大値、極小値の中点をスレショルドレベル
    として2値レベルのパルス信号に変換し、該パルス信号
    により前記バーコードの前後のマージンの判定を行い、
    前記前後のマージンの間に存在する前記バーコードの本
    数を数え、その計数本数に最も近くなる前記a+mbの
    キャラクタ数mの値を求めて、そのキャラクタ数の値を
    用いて真のバーコード本数を仮定し、該仮定による真の
    バーコード本数と前記計数本数とを比較して前記Kの値
    を数回変更し、その各変更後の前記Kの値による前記バ
    ーコードの計数本数と前記仮定による真のバーコード本
    数が一致したら、その時の前記パルス信号をデコードし
    、数回のK値の変更によっても一致しない場合は、前記
    キャラクタ数mの値を次に近くなる値に変更して再度真
    のバーコード本数を仮定し直して同様の処理を繰り返す
    ことを特徴とするバーコードリーダの信号処理方法。
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