JPS63196606A - ヒドロゲル樹脂 - Google Patents

ヒドロゲル樹脂

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JPS63196606A
JPS63196606A JP62027091A JP2709187A JPS63196606A JP S63196606 A JPS63196606 A JP S63196606A JP 62027091 A JP62027091 A JP 62027091A JP 2709187 A JP2709187 A JP 2709187A JP S63196606 A JPS63196606 A JP S63196606A
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JP
Japan
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meth
water
acrylamide
substituted
crosslinking
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Pending
Application number
JP62027091A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuto Matsuda
立人 松田
Norio Takatani
高谷 詔夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Publication date
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  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はヒドロゲル樹脂に関する。更に詳しくは特定の
N−置換(メタ)アクリルアミドを必須の重合性単量体
成分として用いて々す、ソフトコンタクトレンズ、各種
の分離膜、カテーテル、血液保存容器、細胞培養基材、
血流回路、酵素や医薬品などの包埋材、人工臓器などの
医用材料として使用される水不溶性のヒドロゲル樹脂に
関する。
〈従来の技術〉 従来、医用材料用ヒドロゲル樹脂としては2−ヒドロキ
シエチルメタクリレートで代表されるようなヒドロキシ
アルキル(メタ)アクリレートやN−ビニルピロリドン
で代表されるようなN−ビニルラクタムなどの親水性単
量体を用いたヒドロゲル樹脂が使われてきた。しかし、
2−ヒドロキシエチルメタクリレート’を主成分に用い
て得られるヒドロゲル樹脂は含水率が38%程度と低く
、一方N−ビニルピロリドンを主成分に用いて得られる
ヒドロゲル樹脂では含7Kzは70%以上と高くできる
ものの他のアクリル系単量体等と共重合する際に相溶性
が悪く相分nt起こして共重合するのが困難であったり
、均一に架橋されたヒドロゲル樹脂とするのが困難な為
にヒドロゲル樹脂から未架橋のN−ビニルピロリドンの
ホモポリマー成分が溶出する問題点があった。
く問題点tS決する念めの手段及び作用〉上記の問題点
を解決すべく本発明者らはヒドロゲル樹脂の検討を行な
ったところ特定のN−置換(メタ)アクリルアミドを必
須の重合性単量体成分として用いて得られる水不溶性の
ヒドロゲル樹脂が高含水茎ヲ有すると共に、他の重合性
単量体との共重合に際しても前記の問題が全く見られな
いことを見出し、本発明に至った。
すなわち本発明は、水不溶性のヒドロゲル樹脂″″6°
1・T V″−1!!j E (I)  、。
(式中、R1、R2およびR3はそれぞれ同一でも異っ
ていてもよい水素原子またはメチル基金表わし、mおよ
びnはOまたは1〜20の整数である。ただしm−1−
nは1〜20の整数である。)で表わされるN−置換(
メタ)アクリルアミド(&)’を必須の重合性単量体成
分として用いたことを特徴とするヒドロダル樹脂を提供
するものである。
ただし、本発明においてN−置換(メタ)アクリルアミ
ド(a)はN−置換アクリルアミドおよび/またはN−
置換メタクリルアミドを意味するものとする。
して得られる樹脂は、そのままヒドロゲル樹脂とするこ
とができるが、更にヒドロダル樹脂に機械的強度やその
他の機能を付与する目的で、他の重合性単量体(b) 
t N−置換(メタ)アクリルアミド(a)と共重合し
て用いてもよい。使用できる他の重合性単量体(b)と
しては、N−置換(メタ)アクリルアミド(、)と共重
合しうるものであれば特に制限されず、例えば(メタ)
アクリルアミド、N−n−プロピル(メタ)アクリルア
ミド、N、N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N、
N′−メチレン−ビス(メタ)アクリルアミド、N−(
メタ)アクリロイルピペリジン等の(メタ)アクリルア
ミド又はその誘導体類:エチレングリコール、ゾロビレ
ングリコール、トリメチロールゾロIりへ グリセリン
等のポリオールのモノ(メタ)アジリレート等のヒドロ
キシル基含有不飽和単量類:ポリオールのIす(メタ)
アクリレート、ゾピニルベンゼン、ジアリルフタレート
等の多不飽和単量体類:(メタ)アクリル酸、クロトン
酸、イタコン酸、マレイン酸等の不飽和カルゲン酸類:
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレ
ート、n−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘ
キシル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル ル酸エステルi : N、N’−ジメチ#アミノエチル
(メタ)アクリレート等の7ミノ基含有不飽和単量体又
はその塩類;N−ビニル−2−ピロリドン等のビニルラ
クタム):酢酸ビニル、プロピオン畝ビニル等のビニル
エステル類:スチレン、α−メチルスチレン、α−クロ
ルスチレン等等号芳香族不飽和単量体類を挙げる事がで
き、これらの群から選ばれる1種または2種以上を用い
ることができる。他の重合性単1体(→の使用量は特に
限定されるものではないが、本発明のヒドロゲル樹脂の
特徴を最も効果的に発現させるにはN−置換800重量
部以下とするのが好適である。
本発明のヒドロゲル樹脂は、N−置換(メタ)アクリル
アミド(&) t−必要により他の重合性単1体(b)
を共重合成分に用いて重合すると共に、架橋して水不溶
性とすることにより得られるものである。
重合方法は特に制限されず従来公知の方法、例えは塊状
重合法、溶液重合法、懸濁重合法、乳化重合法等を用い
る重合性単量体の組成やヒドロゲル用樹脂の使用目的に
応じて適宜選択すればよい。
重合の際に用いる重合開始剤としては例えば2.2′−
アゾビスインブチロニトリル、2,27−アゾビス−(
2,4−ジメチルバレロニトリル)等のアゾ化合物類:
過酸化水素、ベンゾイル・ぐ−オキシド、ラウロイルパ
ーオキシド、ジクミルノや一オキシド等の過酸化物類;
過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム等の過硫酸塩類等
を挙げることができる。これら重合開始剤は単独で用い
てもよいが、適当な還元剤と組み合わせてレドックス系
開始剤として用いてもよい。これらの重合開始剤の添加
量は通常使用される量的範囲で充分であシ、例えば重合
性単量体の総量に対して0.01〜5重量%、好ましく
は0.05〜2重量%の範囲である。
水不溶性とするための架橋は重合反応と同時に行っても
よく、重合反応後に行ってもよい。架橋の方法の具体例
としては、例えば ■ 高温、例えば80℃以上の温度で重合することによ
り、重合反応と同時にN−置換(メタ)アクリルアミド
(、)に起因する自己縮合反応をさせて架橋する方法、 ■ 他の重合性単量体(b)として多不飽和単量体類を
用いて重合反応と同時に架橋する方法、■ 重合した後
の重合物を加熱して自己縮合反応により架橋する方法、 ■ 重合した後の重合物をポリイソシアネート化合物、
多官能性アジリノン化合物、アミン樹脂に代表される架
橋剤を用いて架橋する方法、■ 他の重合性単量体(b
)として不飽和カルデン酸類を用いて重合した後、多価
金属イオンで架橋する方法 等の方法を自由に選択することができる。また、必要に
より複数の方法を組み合わせることも可能である。
本発明において最も特徴的な実施態様は、N′″置換(
メタ)アクリルアミド(、)だけを用いて80℃以上の
温度で重合するか、または80℃以下の温度で重合した
後80℃以上に加熱することによって達成できる。こう
して得られたヒドロゲル樹脂は目の角膜と同程度の含水
率含有し、また重合に用いたN−置換(メタ)アクリル
アミド(a)自体が皮膚や眼に対する刺激性が無く生分
解性も良好であるために、医用材料として用いた場合に
特に好ましい待機が発揮されるものである。
〈発明の効果〉 本発明によって得られるヒドロダル樹脂はヒトの角膜(
78%)と同程度の含水率を有する・また、重合組成の
選択により低含水率のものから高含水率のものまで幅広
い含水率のヒドロゲル樹脂が得られる。また水不溶性と
するための架橋は、加熱処理するだけという簡単な方法
を含めて多種の方法から目的に応じて適宜選択すること
ができ、いずれの方法音用いても得られたヒドロゲル樹
脂は均一に架橋されて々るために、水可溶性のポリフト
コンタクトレンズ、各種の分離膜、カテーテル、血液保
存容器、細胞培養基材、血流回路、酵素や医薬品々どの
包埋材、人工臓器などの医用材料に好ましく用いること
ができる。
〈実施例〉 以下に実施例によって本発明の詳細な説明する。
ただし、本発明がこれら実施例によって限定されないこ
とはいうまでもない。
実施例I N−(2−ヒドロキシエチル)メタクリルアミドs o
、 o yに2,2′−アゾビスインブチロニトリル0
、157を溶解させたものをガラスセル中に注入し、窒
素置換した後60℃で6時間重合させた。
その後110℃で加熱処理して重合を完結させると共に
架橋させて、厚さ3w11の透明なシート状のの一部を
切シ取った試験片を50℃で一昼夜乾燥させた後秤量し
、脱イオン水中に浸漬させた。
15日後、脱イオン水中から試験片を取り出し、付着水
分を除去した後秤量し、平衡含水率を測定したところ含
水率は80重′lチであっ念。この吸水した後のヒドロ
ダル樹脂(I)は指で圧しても水分は遊離せず、弾力性
があり、風乾しておくと元の大きさの透明なシート状物
に戻った。
実施例2 実施例1で得たシート状のヒドロゲル樹脂(I)の一部
を切り取った試験片を50℃で一昼夜乾燥させた後秤量
し、生理食塩水(0,85wt%の食塩水)中に浸漬さ
せた。16日後生理食塩水中から試験片全敗り出し、付
着水分を除去した後、秤量し、平衡含水量を測定したと
ころ、含水率は78重量%であった。この吸水した後の
ヒドロゲル樹脂(I)は指で圧しても水分は遊離せず、
弾力性がアシ風乾しておくと元の大きさの透明なシート
状物に戻ったO 実施例3 N−(2−ヒドロキシエチル)メタクリルアミド21.
0!i’、2−ヒドロキシエチルメタクリレート51.
0 P、N−ビニル−2−ピロリドン20.0?、ラウ
リルメタクリレート7.01、アリルメタクリレ−1−
0,9S4よりなる重合性単量体混合物に2.2′−ア
ゾビスインブチロニトリル0.07pとアゾビスジメチ
ルバレロニトリル0.03P’effi解させたもの全
ポリプロピレン製の試験管に入れ窒素置換した後、35
℃で4時間、45℃で68時間、80℃で6.5時間、
110℃で2.5時間と徐々に加熱し重合させると共に
架橋させて、棒状のヒドロゲル樹脂(2)を得た。
このようにして得た棒状のヒドロゲル樹脂(2)の一部
全切り取りt試験片を50℃で一昼夜乾燥させた後秤量
し、脱イオン水中に浸漬させた。15日後、脱イオン水
中から試験片全敗り出し、付着水分を除去した後、秤量
し平衡含水率を測定したところ含水率は36重量%であ
った。この吸水した後のヒドロゲル樹脂(2)は弾力性
はあるが指で圧しても水分は遊離しなかった。
実施例4 N−(2−ヒドロキシエチル)メタクリルアミド51.
05’、N、N−ジメチルメタクリルアミド21.07
、N−ビニル−2−ピロリ トン20.0 P、ラウリ
ルメタクリレート7、0 ? 、アリルメタクリレ−)
0.9Fのよりなる重合性単量体混合物に2.2′−ア
ゾビスイソブチロニトリル0.07 pとアゾビスジメ
チルバレロニトリル0.035’i溶解させたものをポ
リプロピレン族の試険管に入れ、窒素置換し念後、35
℃で4時間、45℃で68時間、80℃で6.5時間、
110℃で2.5時間と除徐に加熱し重合させると共に
架橋させて、棒状のヒドロデル樹脂(3)を得た。
このようにして得た棒状のヒドロゲル樹脂(3)の一部
を切シ取った試験片を50℃で一昼夜乾燥させた後、秤
量し、脱イオン水中に浸漬させた。
15日後、脱イオン水中から試験片を取り出し、付着水
分を除去した後、秤量し平衡含水率を測定したところ含
水率は25重量%であった。この吸水した後のヒドロゲ
ル樹脂(3)は弾力性のない固いもので指で圧しても水
分は遊離しなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水不溶性のヒドロゲル樹脂であって、下記一般式(
    I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1、R^2およびR^3はそれぞれ同一で
    も異っていてもよい水素原子またはメチル基を表わし、
    mおよびnは0または1〜20の整数である。ただしm
    +nは1〜20の整数である。) で表わされるN−置換(メタ)アクリルアミド(a)を
    必須の重合性単量体成分として用いたことを特徴とする
    ヒドロゲル樹脂。
JP62027091A 1987-02-10 1987-02-10 ヒドロゲル樹脂 Pending JPS63196606A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57179211A (en) * 1981-04-10 1982-11-04 Rohm & Haas Nonionic or anionic water soluble addition copolymer
JPS59232101A (ja) * 1983-05-28 1984-12-26 ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト 巨孔性ビ−ズ重合体およびその製造方法
JPS60262805A (ja) * 1984-06-08 1985-12-26 Mitsubishi Rayon Co Ltd ポリn−(2−ヒドロキシエチル)メタクリルアミド又はアクリルアミド

Patent Citations (3)

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JPS60262805A (ja) * 1984-06-08 1985-12-26 Mitsubishi Rayon Co Ltd ポリn−(2−ヒドロキシエチル)メタクリルアミド又はアクリルアミド

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