JPH06134029A - ヒドロゲル - Google Patents
ヒドロゲルInfo
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- JPH06134029A JPH06134029A JP4286028A JP28602892A JPH06134029A JP H06134029 A JPH06134029 A JP H06134029A JP 4286028 A JP4286028 A JP 4286028A JP 28602892 A JP28602892 A JP 28602892A JP H06134029 A JPH06134029 A JP H06134029A
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- JP
- Japan
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- tensile
- hydrogel
- vinyl
- ratio
- lens
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 主として重合性の親水性モノマー、N−メチ
ロールアクリルアミドおよび架橋剤を重合させて得られ
る共重合体からなり、引張破壊強度と引張弾性率の比
(引張破壊強度/引張弾性率)が2以上であり、引張破
壊伸びと引張弾性率の比(引張破壊伸び/引張弾性率)
が3以上であるヒドロゲル。 【効果】 本発明のヒドロゲルは柔軟性および耐久性に
優れており、生体組織と接触しても不快感、異物感が非
常に少なく、各種医療用材料として有用である。このよ
うなヒドロゲルからは、装用感および取扱い性に優れた
ソフトコンタクトレンズが得られる。
ロールアクリルアミドおよび架橋剤を重合させて得られ
る共重合体からなり、引張破壊強度と引張弾性率の比
(引張破壊強度/引張弾性率)が2以上であり、引張破
壊伸びと引張弾性率の比(引張破壊伸び/引張弾性率)
が3以上であるヒドロゲル。 【効果】 本発明のヒドロゲルは柔軟性および耐久性に
優れており、生体組織と接触しても不快感、異物感が非
常に少なく、各種医療用材料として有用である。このよ
うなヒドロゲルからは、装用感および取扱い性に優れた
ソフトコンタクトレンズが得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヒドロゲルに関する。本
発明により提供されるヒドロゲルは、柔軟性および耐久
性に優れているので、生体組織と接触する各種医療用材
料、例えば、ソフトコンタクトレンズ、眼内レンズ、創
傷被覆材、カテーテル、人工血管、貼付剤の基材などの
材料として有用である。
発明により提供されるヒドロゲルは、柔軟性および耐久
性に優れているので、生体組織と接触する各種医療用材
料、例えば、ソフトコンタクトレンズ、眼内レンズ、創
傷被覆材、カテーテル、人工血管、貼付剤の基材などの
材料として有用である。
【0002】
【従来の技術】近年、高分子化合物が医療用材料として
幅広く活用されるようになってきた。中でもヒドロゲル
は水を含有しているので生体に対する親和性が優れてお
り、生体組織と接触しても比較的刺激が少なく、不快
感、異物感あるいは痛みなどが少ないという利点を有し
ている。
幅広く活用されるようになってきた。中でもヒドロゲル
は水を含有しているので生体に対する親和性が優れてお
り、生体組織と接触しても比較的刺激が少なく、不快
感、異物感あるいは痛みなどが少ないという利点を有し
ている。
【0003】従来、ヒドロゲルの主成分として2−ヒド
ロキシエチルメタクリレートの重合体が広く使用されて
きたが、このヒドロゲルは、含水率が最高でも40%ま
でにしかならず、高含水率のものが得られないため、生
体に対する親和性が十分ではなかった。生体に対する親
和性および物質透過性をさらに向上させることを目的と
して、N−ビニルピロリドン、メタクリル酸およびアク
リル酸などの親水性に優れたモノマーの共重合体を主成
分とする高含水率のヒドロゲルが開発されたが、機械的
強度が低いという欠点を有していた。
ロキシエチルメタクリレートの重合体が広く使用されて
きたが、このヒドロゲルは、含水率が最高でも40%ま
でにしかならず、高含水率のものが得られないため、生
体に対する親和性が十分ではなかった。生体に対する親
和性および物質透過性をさらに向上させることを目的と
して、N−ビニルピロリドン、メタクリル酸およびアク
リル酸などの親水性に優れたモノマーの共重合体を主成
分とする高含水率のヒドロゲルが開発されたが、機械的
強度が低いという欠点を有していた。
【0004】この欠点を改良するため、種々の試みが行
なわれている。例えば、特開昭61−166516号公
報には、ジメチルアクリルアミド、疎水性モノメタクリ
レートおよび架橋剤の共重合体からなり、60%以上の
高含水率と、高い機械的強度を有するソフトコンタクト
レンズ材料が記載されており、また特開平2−1766
24号公報には、N−ビニル−2−ピロリドン、N,N
−ジアルキル(メタ)アクリルアミド、フッ素置換基お
よび/またはシロキサン結合を有する炭化水素基含有
(メタ)アクリレート、水酸基を1以上含み、場合によ
り鎖内エーテル結合を有する炭化水素基含有(メタ)ア
クリレートおよび分子内に2以上の(メタ)アクリル基
を含むモノマーの共重合体からなり、50〜70%の高
含水率を有し、機械的強度が高くかつ形状保持性にも優
れたソフトコンタクトレンズ材料が記載されている。
なわれている。例えば、特開昭61−166516号公
報には、ジメチルアクリルアミド、疎水性モノメタクリ
レートおよび架橋剤の共重合体からなり、60%以上の
高含水率と、高い機械的強度を有するソフトコンタクト
レンズ材料が記載されており、また特開平2−1766
24号公報には、N−ビニル−2−ピロリドン、N,N
−ジアルキル(メタ)アクリルアミド、フッ素置換基お
よび/またはシロキサン結合を有する炭化水素基含有
(メタ)アクリレート、水酸基を1以上含み、場合によ
り鎖内エーテル結合を有する炭化水素基含有(メタ)ア
クリレートおよび分子内に2以上の(メタ)アクリル基
を含むモノマーの共重合体からなり、50〜70%の高
含水率を有し、機械的強度が高くかつ形状保持性にも優
れたソフトコンタクトレンズ材料が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来は、高強度のヒド
ロゲルを得ようとするとゲルの柔軟性が低下してしま
い、生体に対する親和性が損なわれていた。上記の特開
昭61−166516号公報および特開平2−1766
24号公報に記載されている高含水率のソフトコンタク
トレンズ材料の場合も、機械的強度において実用上問題
ない程度に改善されてはいるが、柔軟性が十分ではな
く、取扱い方によっては破損しやすく、装用感も満足し
得るものではない。
ロゲルを得ようとするとゲルの柔軟性が低下してしま
い、生体に対する親和性が損なわれていた。上記の特開
昭61−166516号公報および特開平2−1766
24号公報に記載されている高含水率のソフトコンタク
トレンズ材料の場合も、機械的強度において実用上問題
ない程度に改善されてはいるが、柔軟性が十分ではな
く、取扱い方によっては破損しやすく、装用感も満足し
得るものではない。
【0006】本発明の目的は、柔軟性および耐久性に優
れたヒドロゲルを提供することにある。
れたヒドロゲルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
目的は、主として重合性の親水性モノマー、N−メチロ
ールアクリルアミドおよび架橋剤を重合させて得られる
共重合体からなり、引張破壊強度と引張弾性率の比(引
張破壊強度/引張弾性率)が2以上であり、引張破壊伸
びと引張弾性率の比(引張破壊伸び/引張弾性率)が3
以上であるヒドロゲルを提供することにより達成され
る。
目的は、主として重合性の親水性モノマー、N−メチロ
ールアクリルアミドおよび架橋剤を重合させて得られる
共重合体からなり、引張破壊強度と引張弾性率の比(引
張破壊強度/引張弾性率)が2以上であり、引張破壊伸
びと引張弾性率の比(引張破壊伸び/引張弾性率)が3
以上であるヒドロゲルを提供することにより達成され
る。
【0008】主として重合性の親水性モノマー、N−メ
チロールアクリルアミドおよび架橋剤が重合開始剤の存
在下で反応して得られる共重合体は、それら原料モノマ
ーから誘導される構造単位よりなり、その構造単位が共
重合体において生じる割合は、原料モノマーの使用割合
に応じて決まる。
チロールアクリルアミドおよび架橋剤が重合開始剤の存
在下で反応して得られる共重合体は、それら原料モノマ
ーから誘導される構造単位よりなり、その構造単位が共
重合体において生じる割合は、原料モノマーの使用割合
に応じて決まる。
【0009】重合性の親水性モノマーとしては、例え
ば、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル
酸、マレイン酸、ケイ皮酸、α−フルオロアクリル酸な
どの不飽和カルボン酸;2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、2,3−ジヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレートなどの(ポリ)ヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレート;グリシジル(メタ)アクリレー
ト、ジエチレングリコール(メタ)アクリレートなどの
アルキレンオキシド(メタ)アクリレート;N−ビニル
−2−ピペリドン、N−ビニル−2−ピロリドン、N−
ビニル−2−カプロラクタム、N−ビニル−3−メチル
−2−ピロリドン、N−ビニル−3−メチル−2−ピペ
リドン、N−ビニル−3−メチル−2−カプロラクタ
ム、N−ビニル−4−メチル−2−ピロリドン、N−ビ
ニル−4−メチル−2−ピペリドン、N−ビニル−4−
メチル−2−カプロラクタム、N−ビニル−5−メチル
−2−ピロリドン、N−ビニル−5−メチル−2−ピペ
リドン、N−ビニル−3−エチル−2−ピロリドン、N
−ビニル−4,5−ジメチル−2−ピロリドン、N−ビ
ニル−5,5−ジメチル−2−ピロリドン、N−ビニル
−3,3,5−トリメチル−2−ピロリドン、N−ビニ
ル−5−メチル−5−エチル−2−ピロリドン、N−ビ
ニル−3,4,5−トリメチル−3−エチル−2−ピロ
リドン、N−ビニル−6−メチル−2−ピペリドン、N
−ビニル−6−エチル−2−ピペリドン、N−ビニル−
3,5−ジメチル−2−ピペリドン、N−ビニル−4,
4−ジメチル−2−ピペリドン、N−ビニル−7−メチ
ル−2−カプロラクタム、N−ビニル−7−エチル−2
−カプロラクタム、N−ビニル−3,5−ジメチル−2
−カプロラクタム、N−ビニル−4,6−ジメチル−2
−カプロラクタム、N−ビニル−3,5,7−トリメチ
ル−2−カプロラクタムなどのN−ビニルラクタムが挙
げられる。これらの重合性の親水性モノマーは、単独ま
たは2種類以上の組合わせで用いることができる。
ば、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル
酸、マレイン酸、ケイ皮酸、α−フルオロアクリル酸な
どの不飽和カルボン酸;2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、2,3−ジヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレートなどの(ポリ)ヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレート;グリシジル(メタ)アクリレー
ト、ジエチレングリコール(メタ)アクリレートなどの
アルキレンオキシド(メタ)アクリレート;N−ビニル
−2−ピペリドン、N−ビニル−2−ピロリドン、N−
ビニル−2−カプロラクタム、N−ビニル−3−メチル
−2−ピロリドン、N−ビニル−3−メチル−2−ピペ
リドン、N−ビニル−3−メチル−2−カプロラクタ
ム、N−ビニル−4−メチル−2−ピロリドン、N−ビ
ニル−4−メチル−2−ピペリドン、N−ビニル−4−
メチル−2−カプロラクタム、N−ビニル−5−メチル
−2−ピロリドン、N−ビニル−5−メチル−2−ピペ
リドン、N−ビニル−3−エチル−2−ピロリドン、N
−ビニル−4,5−ジメチル−2−ピロリドン、N−ビ
ニル−5,5−ジメチル−2−ピロリドン、N−ビニル
−3,3,5−トリメチル−2−ピロリドン、N−ビニ
ル−5−メチル−5−エチル−2−ピロリドン、N−ビ
ニル−3,4,5−トリメチル−3−エチル−2−ピロ
リドン、N−ビニル−6−メチル−2−ピペリドン、N
−ビニル−6−エチル−2−ピペリドン、N−ビニル−
3,5−ジメチル−2−ピペリドン、N−ビニル−4,
4−ジメチル−2−ピペリドン、N−ビニル−7−メチ
ル−2−カプロラクタム、N−ビニル−7−エチル−2
−カプロラクタム、N−ビニル−3,5−ジメチル−2
−カプロラクタム、N−ビニル−4,6−ジメチル−2
−カプロラクタム、N−ビニル−3,5,7−トリメチ
ル−2−カプロラクタムなどのN−ビニルラクタムが挙
げられる。これらの重合性の親水性モノマーは、単独ま
たは2種類以上の組合わせで用いることができる。
【0010】N−メチロールアクリルアミドはヒドロゲ
ルの機械的強度を低下させることなく、柔軟性を発現さ
せる。ヒドロゲルを構成する共重合体において、N−メ
チロールアクリルアミドから誘導される構造単位が占め
る割合が5重量%以下であると、ヒドロゲルに柔軟性が
十分に発現しない場合があり、該割合が15重量%以上
となると、使用する親水性モノマーの種類によってはN
−メチロールアクリルアミドが該モノマーに完全に溶解
しない場合が生じてくるので、N−メチロールアクリル
アミドから誘導される構造単位が占める割合は5〜15
重量%が好ましい。
ルの機械的強度を低下させることなく、柔軟性を発現さ
せる。ヒドロゲルを構成する共重合体において、N−メ
チロールアクリルアミドから誘導される構造単位が占め
る割合が5重量%以下であると、ヒドロゲルに柔軟性が
十分に発現しない場合があり、該割合が15重量%以上
となると、使用する親水性モノマーの種類によってはN
−メチロールアクリルアミドが該モノマーに完全に溶解
しない場合が生じてくるので、N−メチロールアクリル
アミドから誘導される構造単位が占める割合は5〜15
重量%が好ましい。
【0011】架橋剤を使用することにより、ヒドロゲル
に形状安定性や機械的強度を付与することができる。架
橋剤としては、多官能性モノマーを用いる。例えば、エ
チレングリコールジメタクリレート、エチレングリコー
ルジアクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリ
レート、ポリプロピレングリコールジメタクリレート、
2,2’−ビス[p−(γ−メタクリロキシ−β−ヒド
ロキシプロポキシ)フェニル]プロパン、メチレンビス
メタクリルアミド、メチレンビスアクリルアミド、アリ
ル(メタ)アクリレート、ビニル(メタ)アクリレー
ト、シアヌル酸トリアリルなどが挙げられる。架橋度が
高いとヒドロゲルの含水率が低下して硬くなり、また架
橋度が低いとヒドロゲルの形状安定性および機械的強度
が劣る傾向に有る。したがって、上記共重合体を製造す
るに際し、架橋剤は原料モノマーの合計量に対して0.
5〜5重量%使用するのが好ましい。
に形状安定性や機械的強度を付与することができる。架
橋剤としては、多官能性モノマーを用いる。例えば、エ
チレングリコールジメタクリレート、エチレングリコー
ルジアクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリ
レート、ポリプロピレングリコールジメタクリレート、
2,2’−ビス[p−(γ−メタクリロキシ−β−ヒド
ロキシプロポキシ)フェニル]プロパン、メチレンビス
メタクリルアミド、メチレンビスアクリルアミド、アリ
ル(メタ)アクリレート、ビニル(メタ)アクリレー
ト、シアヌル酸トリアリルなどが挙げられる。架橋度が
高いとヒドロゲルの含水率が低下して硬くなり、また架
橋度が低いとヒドロゲルの形状安定性および機械的強度
が劣る傾向に有る。したがって、上記共重合体を製造す
るに際し、架橋剤は原料モノマーの合計量に対して0.
5〜5重量%使用するのが好ましい。
【0012】ヒドロゲルの機械的強度が十分でない場
合、疎水性モノマーを共重合させることにより、ヒドロ
ゲルの機械的強度を向上させることが可能である。親水
性モノマーとしてN−ビニルラクタムのように親水性が
高いモノマーを使用する場合には、ヒドロゲルの機械的
強度が低下する傾向にあるので、疎水性モノマーを共重
合させるのが好ましい。疎水性モノマーとしては、メチ
ルメタクリレートなどのアルキル(メタ)アクリレー
ト、酢酸ビニルに代表される有機酸ビニル、イタコン酸
エステル、フマル酸エステル、スチレンなどが使用でき
る。さらに、2,2,2−トリフルオロエチルメタクリ
レート、2,2,3,3−テトラフルオロプロピルメタ
クリレート、2,2,3,4,4,4−ヘキサフルオロ
ブチルメタクリレート、2,2,3,3,4,4,5,
5−オクタフルオロペンチルメタクリレート、フルオロ
スチレン、フルオロスルホンアミド、フッ素置換基含有
イタコン酸エステルなどのフッ素を含有した疎水性モノ
マーを共重合させることで、より良好な機械的強度を有
したヒドロゲルを得ることができる。これらの疎水性モ
ノマーは、単独または2種類以上の組合わせで用いるこ
とができる。
合、疎水性モノマーを共重合させることにより、ヒドロ
ゲルの機械的強度を向上させることが可能である。親水
性モノマーとしてN−ビニルラクタムのように親水性が
高いモノマーを使用する場合には、ヒドロゲルの機械的
強度が低下する傾向にあるので、疎水性モノマーを共重
合させるのが好ましい。疎水性モノマーとしては、メチ
ルメタクリレートなどのアルキル(メタ)アクリレー
ト、酢酸ビニルに代表される有機酸ビニル、イタコン酸
エステル、フマル酸エステル、スチレンなどが使用でき
る。さらに、2,2,2−トリフルオロエチルメタクリ
レート、2,2,3,3−テトラフルオロプロピルメタ
クリレート、2,2,3,4,4,4−ヘキサフルオロ
ブチルメタクリレート、2,2,3,3,4,4,5,
5−オクタフルオロペンチルメタクリレート、フルオロ
スチレン、フルオロスルホンアミド、フッ素置換基含有
イタコン酸エステルなどのフッ素を含有した疎水性モノ
マーを共重合させることで、より良好な機械的強度を有
したヒドロゲルを得ることができる。これらの疎水性モ
ノマーは、単独または2種類以上の組合わせで用いるこ
とができる。
【0013】上記の重合開始剤としては、ベンゾイルパ
ーオキサイド、2,2’−アゾビスイソブチロニトリ
ル、2,2’−アゾビスメチルイソブチレート、2,
2’−アゾビスジメチルバレロニトリルなどが使用でき
る。重合開始剤は原料モノマーの合計量に対して0.0
1〜5重量%使用するのが好ましい。
ーオキサイド、2,2’−アゾビスイソブチロニトリ
ル、2,2’−アゾビスメチルイソブチレート、2,
2’−アゾビスジメチルバレロニトリルなどが使用でき
る。重合開始剤は原料モノマーの合計量に対して0.0
1〜5重量%使用するのが好ましい。
【0014】加熱重合を行う場合は、温度制御が容易な
恒温水槽または熱風循環式乾燥器中にて行うのが好まし
い。加熱重合以外に光重合、放射線重合などの重合方法
を採用してもよい。いずれの重合方法を採用した場合
も、共重合体の重合歪みを除去するため、重合終了後に
80〜120℃で数時間、加熱処理を行うことができ
る。
恒温水槽または熱風循環式乾燥器中にて行うのが好まし
い。加熱重合以外に光重合、放射線重合などの重合方法
を採用してもよい。いずれの重合方法を採用した場合
も、共重合体の重合歪みを除去するため、重合終了後に
80〜120℃で数時間、加熱処理を行うことができ
る。
【0015】重合方法としては、例えば、原料モノマー
を適当な鋳型の中に入れて重合させる方法、または原料
モノマーに成型物を浸漬してから取出した後、成型物表
面に付着した原料モノマーを重合させる方法が採用され
る。前者の方法は、ソフトコンタクトレンズなどの製造
に適しており、重合後、共重合体を適当な形状にスライ
スした後、蒸留水または生理食塩水などの適当な水溶液
に浸漬して水和膨潤させる。後者の方法は、カテーテル
などの表面被覆に適しており、重合後、表面被覆した成
型物を蒸留水または生理食塩水などの適当な水溶液に浸
漬して、表面を水和膨潤させる。
を適当な鋳型の中に入れて重合させる方法、または原料
モノマーに成型物を浸漬してから取出した後、成型物表
面に付着した原料モノマーを重合させる方法が採用され
る。前者の方法は、ソフトコンタクトレンズなどの製造
に適しており、重合後、共重合体を適当な形状にスライ
スした後、蒸留水または生理食塩水などの適当な水溶液
に浸漬して水和膨潤させる。後者の方法は、カテーテル
などの表面被覆に適しており、重合後、表面被覆した成
型物を蒸留水または生理食塩水などの適当な水溶液に浸
漬して、表面を水和膨潤させる。
【0016】ヒドロゲルの柔軟性は引張破壊伸びと引張
弾性率とのバランスによって評価することができる。す
なわち、引張破壊伸びが低く引張弾性率が高いヒドロゲ
ルは、柔軟性に乏しく非常に変形しにくい素材であり、
生体との親和性に劣る。一方、引張破壊伸びが高く引張
弾性率が低いヒドロゲルは柔軟性に優れた素材であり、
生体に対する親和性に優れている。そこで、本願明細書
においては、柔軟性を表す指数(柔軟度指数)として、
引張破壊伸び(%)と引張弾性率(g/mm2)の比(引
張破壊伸び/引張弾性率)を使用する。さらにヒドロゲ
ルは耐久性の観点から、機械的強度ばかりでなく柔軟性
も併せ持つことが必要とされる。そこで、ヒドロゲルの
機械的強度と柔軟性のいずれをも表す指数(強度指数)
として、引張破壊強度(g/mm2)と引張弾性率(g/m
m2)の比(引張破壊強度/引張弾性率)を使用する。柔
軟性および耐久性に優れ、かつ生体組織と接触しても刺
激が少なく、不快感、異物感が非常に少ないヒドロゲル
を得るためには、柔軟度指数が3以上であり、強度指数
が2以上であることが必要である。
弾性率とのバランスによって評価することができる。す
なわち、引張破壊伸びが低く引張弾性率が高いヒドロゲ
ルは、柔軟性に乏しく非常に変形しにくい素材であり、
生体との親和性に劣る。一方、引張破壊伸びが高く引張
弾性率が低いヒドロゲルは柔軟性に優れた素材であり、
生体に対する親和性に優れている。そこで、本願明細書
においては、柔軟性を表す指数(柔軟度指数)として、
引張破壊伸び(%)と引張弾性率(g/mm2)の比(引
張破壊伸び/引張弾性率)を使用する。さらにヒドロゲ
ルは耐久性の観点から、機械的強度ばかりでなく柔軟性
も併せ持つことが必要とされる。そこで、ヒドロゲルの
機械的強度と柔軟性のいずれをも表す指数(強度指数)
として、引張破壊強度(g/mm2)と引張弾性率(g/m
m2)の比(引張破壊強度/引張弾性率)を使用する。柔
軟性および耐久性に優れ、かつ生体組織と接触しても刺
激が少なく、不快感、異物感が非常に少ないヒドロゲル
を得るためには、柔軟度指数が3以上であり、強度指数
が2以上であることが必要である。
【0017】本発明のヒドロゲルをソフトコンタクトレ
ンズ材料として使用する場合、引張弾性率が非常に低い
ヒドロゲルではレンズの形状を保持できず、装用が不可
能となる。一方、引張弾性率が高いヒドロゲルでは装用
感が非常に悪くなり、さらに、レンズの取扱い時にレン
ズが二つ折りにされると、レンズに折り目が残り、使用
不能となる。したがって、ソフトコンタクトレンズ材料
として使用する場合には、ヒドロゲルの引張弾性率が2
0〜250g/mm2のものが好ましく、50〜150g
/mm2のものがより好ましい。
ンズ材料として使用する場合、引張弾性率が非常に低い
ヒドロゲルではレンズの形状を保持できず、装用が不可
能となる。一方、引張弾性率が高いヒドロゲルでは装用
感が非常に悪くなり、さらに、レンズの取扱い時にレン
ズが二つ折りにされると、レンズに折り目が残り、使用
不能となる。したがって、ソフトコンタクトレンズ材料
として使用する場合には、ヒドロゲルの引張弾性率が2
0〜250g/mm2のものが好ましく、50〜150g
/mm2のものがより好ましい。
【0018】上記の柔軟度指数、強度指数および引張弾
性率を満足したヒドロゲルから作製されるソフトコンタ
クトレンズは、装用感が非常に良好でかつ耐久性にも優
れている。
性率を満足したヒドロゲルから作製されるソフトコンタ
クトレンズは、装用感が非常に良好でかつ耐久性にも優
れている。
【0019】
【実施例】本発明を実施例により具体的に説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明はこれらに限定されるものではない。
【0020】実施例1〜8 表1に示した実施例1〜8の各組成物10.0gと、重
合開始剤として2,2’−アゾビスジメチルバレロニト
リル0.02gとを混合した後、ポリプロピレン製試験
管に入れ、窒素置換後、密封した。これを40℃の恒温
水槽中に24時間浸漬した。次いで、50℃の恒温水槽
中に24時間浸漬した後、60℃の恒温水槽中に移して
5時間、さらに80℃の恒温水槽中に2時間、最後に1
00℃の恒温水槽中に1時間放置した。冷却後、試験管
から共重合体を取り出して、直径15mm、厚さ0.2mm
になるように切断してフィルム状のサンプルを得た。こ
のフィルムを蒸留水中に浸漬することで、良好な透明性
を有しているヒドロゲルを得た。
合開始剤として2,2’−アゾビスジメチルバレロニト
リル0.02gとを混合した後、ポリプロピレン製試験
管に入れ、窒素置換後、密封した。これを40℃の恒温
水槽中に24時間浸漬した。次いで、50℃の恒温水槽
中に24時間浸漬した後、60℃の恒温水槽中に移して
5時間、さらに80℃の恒温水槽中に2時間、最後に1
00℃の恒温水槽中に1時間放置した。冷却後、試験管
から共重合体を取り出して、直径15mm、厚さ0.2mm
になるように切断してフィルム状のサンプルを得た。こ
のフィルムを蒸留水中に浸漬することで、良好な透明性
を有しているヒドロゲルを得た。
【0021】上記の方法で得たヒドロゲルについて、下
記の試験方法に従って含水率、引張破壊強度、引張破壊
伸び、引張弾性率を測定した。 含水率:含水膨潤時のヒドロゲルの重量(Wa)および
脱水乾燥時の重量(Wb)を測定し、下記の式により含
水率を計算した。 含水率(重量%)=[(Wa−Wb)/Wa]×100
記の試験方法に従って含水率、引張破壊強度、引張破壊
伸び、引張弾性率を測定した。 含水率:含水膨潤時のヒドロゲルの重量(Wa)および
脱水乾燥時の重量(Wb)を測定し、下記の式により含
水率を計算した。 含水率(重量%)=[(Wa−Wb)/Wa]×100
【0022】引張破壊強度、引張破壊伸び、引張弾性
率:ヒドロゲルの長さ10mm、厚さ0.3mm、幅2mmの
短冊状の平板を試験片とし、島津製作所製オートグラフ
IM−100型を用いて引張試験を行なった。該試験片
の両端を試験機のつかみ具に固定し、25℃の蒸留水
中、50mm/分の速度で試験片が破断するまで引張り、
破断時の応力を引張破壊強度、破断時の試験片の伸び率
を引張破壊伸びとした。引張弾性率は、引張試験より得
られた引張応力−ひずみ曲線の変形開始点の接線の傾斜
より算出した。
率:ヒドロゲルの長さ10mm、厚さ0.3mm、幅2mmの
短冊状の平板を試験片とし、島津製作所製オートグラフ
IM−100型を用いて引張試験を行なった。該試験片
の両端を試験機のつかみ具に固定し、25℃の蒸留水
中、50mm/分の速度で試験片が破断するまで引張り、
破断時の応力を引張破壊強度、破断時の試験片の伸び率
を引張破壊伸びとした。引張弾性率は、引張試験より得
られた引張応力−ひずみ曲線の変形開始点の接線の傾斜
より算出した。
【0023】上記の方法で測定された、それぞれのヒド
ロゲルの物性値を表2に示す。いずれのヒドロゲルも、
強度指数は2以上であり、柔軟度指数は3以上であっ
た。
ロゲルの物性値を表2に示す。いずれのヒドロゲルも、
強度指数は2以上であり、柔軟度指数は3以上であっ
た。
【0024】比較例1〜6 表1に示した比較例1〜6の各組成物を用いて、実施例
1におけると同様の方法でヒドロゲルを調製し、測定し
た物性値を合わせて表2に示す。この結果より、N−メ
チロールアクリルアミドを含有していないヒドロゲル
は、強度指数が2以下であり、柔軟度指数が3以下であ
った。
1におけると同様の方法でヒドロゲルを調製し、測定し
た物性値を合わせて表2に示す。この結果より、N−メ
チロールアクリルアミドを含有していないヒドロゲル
は、強度指数が2以下であり、柔軟度指数が3以下であ
った。
【0025】比較例7 表1に示した比較例7の組成物を用いて、実施例1にお
けると同様の方法でヒドロゲルを調製し、測定した物性
値を合わせて表2に示す。この結果より、N−メチロー
ルアクリルアミドの代わりにジメチルアクリルアミドを
使用したヒドロゲルは、強度指数が2以上ではあるが、
柔軟度指数が3以下であり、実施例1〜8で得られたヒ
ドロゲルに比べ脆いものであった。
けると同様の方法でヒドロゲルを調製し、測定した物性
値を合わせて表2に示す。この結果より、N−メチロー
ルアクリルアミドの代わりにジメチルアクリルアミドを
使用したヒドロゲルは、強度指数が2以上ではあるが、
柔軟度指数が3以下であり、実施例1〜8で得られたヒ
ドロゲルに比べ脆いものであった。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】試験例1 実施例8で得られた共重合体を、直径15mm、厚さ10
mmになるように切断し、これを通常の加工技術によりコ
ンタクトレンズの形状に切削、研摩した。該共重合体の
切削性、研摩性はともに良好であった。次いでこのレン
ズを生理食塩水に24時間浸漬して十分に膨潤させるこ
とにより、ベースカーブ8.7mm、パワー −1.0ジ
オプトリー、直径13.5mmで光学的に問題のないソフ
トコンタクトレンズを得た。このソフトコンタクトレン
ズをオートクレーブ滅菌後、家兎眼にて装用試験を行な
った。装用試験は朝10時にレンズを装用させ、夕方6
時にレンズをはずすという1日8時間の終日装用を1ヶ
月間行なった。レンズ装用時、レンズを指の上にのせた
際、レンズは自立しており装用も容易であった。レンズ
装用による副作用は観察されず、装用感が良好なレンズ
であると判断した。また、レンズの脱着も容易であり、
脱着の際におけるレンズの変形も単時間で復元した。手
こすりによる洗浄により、レンズが破損することもなか
った。さらに、1ヶ月間装用した後も、レンズの形状
(ベースカーブ、パワー、直径)には全く変化が見られ
ず、外観も無色透明であった。
mmになるように切断し、これを通常の加工技術によりコ
ンタクトレンズの形状に切削、研摩した。該共重合体の
切削性、研摩性はともに良好であった。次いでこのレン
ズを生理食塩水に24時間浸漬して十分に膨潤させるこ
とにより、ベースカーブ8.7mm、パワー −1.0ジ
オプトリー、直径13.5mmで光学的に問題のないソフ
トコンタクトレンズを得た。このソフトコンタクトレン
ズをオートクレーブ滅菌後、家兎眼にて装用試験を行な
った。装用試験は朝10時にレンズを装用させ、夕方6
時にレンズをはずすという1日8時間の終日装用を1ヶ
月間行なった。レンズ装用時、レンズを指の上にのせた
際、レンズは自立しており装用も容易であった。レンズ
装用による副作用は観察されず、装用感が良好なレンズ
であると判断した。また、レンズの脱着も容易であり、
脱着の際におけるレンズの変形も単時間で復元した。手
こすりによる洗浄により、レンズが破損することもなか
った。さらに、1ヶ月間装用した後も、レンズの形状
(ベースカーブ、パワー、直径)には全く変化が見られ
ず、外観も無色透明であった。
【0029】比較のために、実施例8で得られた共重合
体の代わりに比較例5で得られた共重合体を使用して、
上記と同様にコンタクトレンズを作製し、装用試験を行
なった。比較例5で得られた共重合体から作製されたレ
ンズは柔軟性が劣っており、レンズを脱着する際にレン
ズを二つ折りにするとレンズに折り目が残り、光学的な
問題が生じた。さらに、折り目よりレンズが破損する例
が観察され、耐久性に問題があった。
体の代わりに比較例5で得られた共重合体を使用して、
上記と同様にコンタクトレンズを作製し、装用試験を行
なった。比較例5で得られた共重合体から作製されたレ
ンズは柔軟性が劣っており、レンズを脱着する際にレン
ズを二つ折りにするとレンズに折り目が残り、光学的な
問題が生じた。さらに、折り目よりレンズが破損する例
が観察され、耐久性に問題があった。
【0030】
【発明の効果】本発明のヒドロゲルは柔軟性および耐久
性に優れており、生体組織と接触しても不快感、異物感
が非常に少ない。このようなヒドロゲルからは、装用感
および取扱い性に優れたソフトコンタクトレンズが得ら
れる。
性に優れており、生体組織と接触しても不快感、異物感
が非常に少ない。このようなヒドロゲルからは、装用感
および取扱い性に優れたソフトコンタクトレンズが得ら
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02C 7/04
Claims (1)
- 【請求項1】 主として重合性の親水性モノマー、N−
メチロールアクリルアミドおよび架橋剤を重合させて得
られる共重合体からなり、引張破壊強度と引張弾性率の
比(引張破壊強度/引張弾性率)が2以上であり、引張
破壊伸びと引張弾性率の比(引張破壊伸び/引張弾性
率)が3以上であるヒドロゲル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4286028A JPH06134029A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | ヒドロゲル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4286028A JPH06134029A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | ヒドロゲル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06134029A true JPH06134029A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17699044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4286028A Pending JPH06134029A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | ヒドロゲル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06134029A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007130194A (ja) * | 2005-11-10 | 2007-05-31 | Osaka Organic Chem Ind Ltd | 医療用材料 |
JP2013525512A (ja) * | 2010-03-18 | 2013-06-20 | 東レ株式会社 | シリコーン(メタ)アクリルアミドモノマー、ポリマー、眼用レンズおよびコンタクトレンズ |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP4286028A patent/JPH06134029A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007130194A (ja) * | 2005-11-10 | 2007-05-31 | Osaka Organic Chem Ind Ltd | 医療用材料 |
JP2013525512A (ja) * | 2010-03-18 | 2013-06-20 | 東レ株式会社 | シリコーン(メタ)アクリルアミドモノマー、ポリマー、眼用レンズおよびコンタクトレンズ |
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