JPS63196366A - 高層構造物の研掃方法及び装置 - Google Patents
高層構造物の研掃方法及び装置Info
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- JPS63196366A JPS63196366A JP2718887A JP2718887A JPS63196366A JP S63196366 A JPS63196366 A JP S63196366A JP 2718887 A JP2718887 A JP 2718887A JP 2718887 A JP2718887 A JP 2718887A JP S63196366 A JPS63196366 A JP S63196366A
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Landscapes
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
開示技術は大型の石油貯蔵タンク等の高層構造物の側面
に対して発錆防止のための塗装の前処理としての錆や劣
化した塗膜を除去する研掃作業の技術分野に属する。
に対して発錆防止のための塗装の前処理としての錆や劣
化した塗膜を除去する研掃作業の技術分野に属する。
〈要旨の概要〉
而して、この出願の発明は平底円筒ドーム屋根式のタン
ク等の大型高層構造物の側面に対する塗装前の下地処理
作業を行うために該高層構造物の上部からゴンドラをワ
イヤにより吊下し、昇降動作と横移動とを連続、且つ、
反復することにより側面の錆や劣化塗膜の除去を行う方
法と該方法に直接使用する装置に関する発明であり、特
に、高層構造物の頂部に人手作業により小型クレーンを
形成し、該小型クレーンにより上部のプラットホームに
横行台車を組み立て、更に、ワイヤを介してゴンドラを
吊下し、該ゴンドラを側面に対し近接させ、その姿勢を
側面に対する吸着により維持して研掃を行い、その後離
反して昇降、或は、横移動し、全面に隈なく下地処理作
業を行うようにした高層構造物の研掃方法及び装置に係
る発明である。
ク等の大型高層構造物の側面に対する塗装前の下地処理
作業を行うために該高層構造物の上部からゴンドラをワ
イヤにより吊下し、昇降動作と横移動とを連続、且つ、
反復することにより側面の錆や劣化塗膜の除去を行う方
法と該方法に直接使用する装置に関する発明であり、特
に、高層構造物の頂部に人手作業により小型クレーンを
形成し、該小型クレーンにより上部のプラットホームに
横行台車を組み立て、更に、ワイヤを介してゴンドラを
吊下し、該ゴンドラを側面に対し近接させ、その姿勢を
側面に対する吸着により維持して研掃を行い、その後離
反して昇降、或は、横移動し、全面に隈なく下地処理作
業を行うようにした高層構造物の研掃方法及び装置に係
る発明である。
〈従来技術〉
周知の如く、民生用、産業用を問わず、エネルギー需要
の増大に伴い石油やLPG、LNG等の漏蓄や貯蔵を大
量に必要とし、したがって、大容量の貯蔵タンク等が構
築されるようになってきたが、立地条件、コスト等の点
から大型の高層構造物の平底円筒ドーム屋根式のタンク
等が構築されるようになり、これらの高層構造物は常時
風雨、日光にざらされるために、苛酷な運転条件の基に
おける耐久性を維持するため等の点から構築時は勿論の
こと、稼動時においても定期、不定期的にその側面に対
する防錆用の塗装を行うようにしている。
の増大に伴い石油やLPG、LNG等の漏蓄や貯蔵を大
量に必要とし、したがって、大容量の貯蔵タンク等が構
築されるようになってきたが、立地条件、コスト等の点
から大型の高層構造物の平底円筒ドーム屋根式のタンク
等が構築されるようになり、これらの高層構造物は常時
風雨、日光にざらされるために、苛酷な運転条件の基に
おける耐久性を維持するため等の点から構築時は勿論の
こと、稼動時においても定期、不定期的にその側面に対
する防錆用の塗装を行うようにしている。
而して、当然のことながら、塗装の善し悪しは高層構造
物の寿命や耐久性に大きく影響するために、良好な塗装
を行うためにはその前処理での錆落しや劣化塗膜の剥離
等の下地処理が不可欠であり、当該下地処理は塗装に直
接大きく影響するために、極めて重要な作業となってい
る。
物の寿命や耐久性に大きく影響するために、良好な塗装
を行うためにはその前処理での錆落しや劣化塗膜の剥離
等の下地処理が不可欠であり、当該下地処理は塗装に直
接大きく影響するために、極めて重要な作業となってい
る。
而して、該種塗装前の下地処理を行う作業は大型クレー
ンによりタンク頂部に横行台車を据え付けし、ワイヤを
介してゴンドラを吊下し、該ゴンドラに於いて作業員が
手動工具や電動工具を用いてゴンドラの昇降、及び、横
移動を行いながら全側面に対する錆落しや、劣化塗膜の
除去等の下地作業を行っている。
ンによりタンク頂部に横行台車を据え付けし、ワイヤを
介してゴンドラを吊下し、該ゴンドラに於いて作業員が
手動工具や電動工具を用いてゴンドラの昇降、及び、横
移動を行いながら全側面に対する錆落しや、劣化塗膜の
除去等の下地作業を行っている。
しかしながら、該種人手作業は相当な高さで、且つ、広
大な面積を有する高層構造物の側面に対しては様々な問
題を招くに至ってきてQ〜る。
大な面積を有する高層構造物の側面に対しては様々な問
題を招くに至ってきてQ〜る。
即ち、下地作業の対象となる高層構造物の側面は立地条
件や気象条件により錆発生や塗膜の劣化が部位により大
きく異なるために、当然のことながら、下地処理が部位
によってグレードが異なることが好ましいにもかかわら
ず、作業員の熟練度やその時の作業条件等により設計通
りの画一化されたグレード処理が行われ難いという難点
があり、更に、相当高さの高層構造物の側面に対する作
業であるために安全性を保持するべく作業管理が煩璃で
あるという不都合さもある。
件や気象条件により錆発生や塗膜の劣化が部位により大
きく異なるために、当然のことながら、下地処理が部位
によってグレードが異なることが好ましいにもかかわら
ず、作業員の熟練度やその時の作業条件等により設計通
りの画一化されたグレード処理が行われ難いという難点
があり、更に、相当高さの高層構造物の側面に対する作
業であるために安全性を保持するべく作業管理が煩璃で
あるという不都合さもある。
そして、これらの安全性保持のために作業の予備作業と
して足場の設置や解体を行う大型クレーン等の重機が必
要となり、工期が長く、作業数も多く、コスト高となる
不利点があった。
して足場の設置や解体を行う大型クレーン等の重機が必
要となり、工期が長く、作業数も多く、コスト高となる
不利点があった。
〈発明が解決しようとする問題点〉
特に、高層構造物の高さが高いことにより、大型クレー
ンの特殊の重機を用いねばならず、又、平底円筒ドーム
屋根式のタンク等の高層構造物では付帯設備として作業
近傍に可燃性のガスや毒性ガスの貯蔵タンク等もある場
合があり、複雑に入り込んだ配管設備や管理家屋等があ
るために、大型重機自体の配設がし難く、不測の事態に
対する対処も必要で作業が複雑となる不具合もあった。
ンの特殊の重機を用いねばならず、又、平底円筒ドーム
屋根式のタンク等の高層構造物では付帯設備として作業
近傍に可燃性のガスや毒性ガスの貯蔵タンク等もある場
合があり、複雑に入り込んだ配管設備や管理家屋等があ
るために、大型重機自体の配設がし難く、不測の事態に
対する対処も必要で作業が複雑となる不具合もあった。
〈発明の目的〉
この出願の発明の目的は上述従来技術に基づく大型化す
る平底円筒ドーム屋根式のタンク等の高層構造物の側面
に対する塗装前の前処理、及び、その予備作業の問題点
を解決すべき技術的課題とし、複雑大型で大容量化する
高層構造物の側面に対する塗装前の研掃の問題点を解決
すべき技術的課題とし、予備作業については人手作業に
よる柔軟性の利点を用い、本作業については自動化の利
点を用いて作業グレードの自動選択が行えるようにし、
作業中の安全性を自動化、無人化により確保するように
し、設計通りのグレードに従って確実、且つ、正確に下
地処理作業が行えるようにして建設産業におけるメンテ
ナンス技術利用分野′に益する優れた高層構造物の研掃
方法及び装置を提供せんとするものである。
る平底円筒ドーム屋根式のタンク等の高層構造物の側面
に対する塗装前の前処理、及び、その予備作業の問題点
を解決すべき技術的課題とし、複雑大型で大容量化する
高層構造物の側面に対する塗装前の研掃の問題点を解決
すべき技術的課題とし、予備作業については人手作業に
よる柔軟性の利点を用い、本作業については自動化の利
点を用いて作業グレードの自動選択が行えるようにし、
作業中の安全性を自動化、無人化により確保するように
し、設計通りのグレードに従って確実、且つ、正確に下
地処理作業が行えるようにして建設産業におけるメンテ
ナンス技術利用分野′に益する優れた高層構造物の研掃
方法及び装置を提供せんとするものである。
く問題点を解決するための手段・作用〉上述目的に沿い
先述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成
は前述問題点を解決するために、LNG、LPG、及び
、石油備蓄用の平底円筒ドーム屋根式のタンク等の高層
構造物の側面に対する塗装前の下地処理の研掃を行うに
際し、メンテナンス用に設けた階段等を利用し人手作業
によりその頂部に小型クレーンを形成させ、該小型クレ
ーンを用いてプラットホームに横行台車を組み立て、該
横行台′車のウィンチドラム等を用いて地上に於いて予
め所定に組み付けられた研掃装置本体や集塵装置等を搭
載したゴンドラを吊下し、ケーブルやホース等は地上の
制御装置に接続し、高層構造物の側面部位に於けるグレ
ードについては制御装置に予めインプットしてあくこと
により、自動スタートを行って横行台車の横移動、及び
、ゴンドラの昇降作業によりジグザク運転等の連続移動
を行って各側面の部位ごとのグレードに従う研掃を連続
的に設計通りに行うようにし、その移動に際しては吸着
装置による側面への近接離反、固定姿勢維持、及び、研
掃装置本体によるグレードごとの研掃を行い、研掃に伴
う発塵に対してはゴンドラに据え付けられた集塵装置に
よりこれを行い、周囲環境に対する公害発生を防止し、
無人裡に、且つ、安全に高能率で研掃作業を行うことが
出来るようにした技術的手段を講じたものである。
先述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成
は前述問題点を解決するために、LNG、LPG、及び
、石油備蓄用の平底円筒ドーム屋根式のタンク等の高層
構造物の側面に対する塗装前の下地処理の研掃を行うに
際し、メンテナンス用に設けた階段等を利用し人手作業
によりその頂部に小型クレーンを形成させ、該小型クレ
ーンを用いてプラットホームに横行台車を組み立て、該
横行台′車のウィンチドラム等を用いて地上に於いて予
め所定に組み付けられた研掃装置本体や集塵装置等を搭
載したゴンドラを吊下し、ケーブルやホース等は地上の
制御装置に接続し、高層構造物の側面部位に於けるグレ
ードについては制御装置に予めインプットしてあくこと
により、自動スタートを行って横行台車の横移動、及び
、ゴンドラの昇降作業によりジグザク運転等の連続移動
を行って各側面の部位ごとのグレードに従う研掃を連続
的に設計通りに行うようにし、その移動に際しては吸着
装置による側面への近接離反、固定姿勢維持、及び、研
掃装置本体によるグレードごとの研掃を行い、研掃に伴
う発塵に対してはゴンドラに据え付けられた集塵装置に
よりこれを行い、周囲環境に対する公害発生を防止し、
無人裡に、且つ、安全に高能率で研掃作業を行うことが
出来るようにした技術的手段を講じたものである。
〈実施例〉
次に、この出願の発明の1実施例を図面を参照して説明
すれば以下の通りでおる。
すれば以下の通りでおる。
図示実施例は高層構造物としての平底円筒ドーム屋根式
のLNG貯蔵タンクに対する塗装前の研掃の態様であり
、1はこの出願の発明の対象となる高層構造物のLNG
貯蔵用の平底円筒ドーム屋根式のタンク(尚、当該実施
例の平底円筒ドーム屋根式のタンク1は凍上防止タイプ
でおるが、図示の都合上保冷材ヤメンブレン等は図上省
略されている。)であり、その側面2に対する塗装前の
錆や劣化塗膜の剥離の作業が行われるものであり、その
頂部3には予めプラットホーム4が環状に形成されてお
り、ドーム部分の図示しない適宜の格納部位には可及的
に小さい小型クレーン5の部材が格納されて側面2に設
置されたメンテナンス用の階段によって作業員がプラッ
トホーム4に上がり、格納されている部材で小型クレー
ン5を所定部位に組み立て、予め地上で組み立てられた
横行台車6を吊り上げてプラットホーム4のガイドレー
ルに横移動自在に架設する。
のLNG貯蔵タンクに対する塗装前の研掃の態様であり
、1はこの出願の発明の対象となる高層構造物のLNG
貯蔵用の平底円筒ドーム屋根式のタンク(尚、当該実施
例の平底円筒ドーム屋根式のタンク1は凍上防止タイプ
でおるが、図示の都合上保冷材ヤメンブレン等は図上省
略されている。)であり、その側面2に対する塗装前の
錆や劣化塗膜の剥離の作業が行われるものであり、その
頂部3には予めプラットホーム4が環状に形成されてお
り、ドーム部分の図示しない適宜の格納部位には可及的
に小さい小型クレーン5の部材が格納されて側面2に設
置されたメンテナンス用の階段によって作業員がプラッ
トホーム4に上がり、格納されている部材で小型クレー
ン5を所定部位に組み立て、予め地上で組み立てられた
横行台車6を吊り上げてプラットホーム4のガイドレー
ルに横移動自在に架設する。
尚、ガイドレールはプラットホーム4に設けられた横架
材を利用することが出来る。
材を利用することが出来る。
そして、横行台車6に予め形成しであるフレーム6′に
設けた一対のウィンチ7.7を作業員が操作して研掃装
置8をワイヤ9.9により地上から吊り上げ所定の研掃
作業に供する。
設けた一対のウィンチ7.7を作業員が操作して研掃装
置8をワイヤ9.9により地上から吊り上げ所定の研掃
作業に供する。
尚、該研掃装置8は予め地上に設けられている制御装置
10にホース12、ケーブル13で接続されている。
10にホース12、ケーブル13で接続されている。
又、研掃装置8に於いては可及的に駆動系統はエア系統
とし、電気計装は少くされて周囲の可燃性タンク等への
虞が少いようにされている。
とし、電気計装は少くされて周囲の可燃性タンク等への
虞が少いようにされている。
そして、研掃装@8は第3図に詳ホする様に、ゴンドラ
14に左右一対の油圧シリンダ15.15が上下2段に
設けられてその先端には横行き用のマグネットローラ1
6.16・・・が設けられて、ゴンドラ14の側面2に
対する吸@装置を成しており、常に作業中の反力を得て
研掃装置8を支持してあり、その吸着力は設計の上で風
による横振れ等をも防ぐことが出来るようにされており
、側面2に対する固定された昇降緩衝用のマグネットロ
ーラ17.17・・・よりも前延された時に吸着され、
離反する時にはマグネットローラ17.17・・・のよ
りも退行するようにされている。
14に左右一対の油圧シリンダ15.15が上下2段に
設けられてその先端には横行き用のマグネットローラ1
6.16・・・が設けられて、ゴンドラ14の側面2に
対する吸@装置を成しており、常に作業中の反力を得て
研掃装置8を支持してあり、その吸着力は設計の上で風
による横振れ等をも防ぐことが出来るようにされており
、側面2に対する固定された昇降緩衝用のマグネットロ
ーラ17.17・・・よりも前延された時に吸着され、
離反する時にはマグネットローラ17.17・・・のよ
りも退行するようにされている。
而して、ゴンドラ14には第4図に示す様に、設定幅W
の幅での錆落し、及び、劣化塗膜の研掃ゾーン18を形
成する研掃装置本体19が設けられてホース11により
制m装置10からの圧縮空気と所定の研掃材の吹出ノズ
ル20を有して側面2に臨まされている。
の幅での錆落し、及び、劣化塗膜の研掃ゾーン18を形
成する研掃装置本体19が設けられてホース11により
制m装置10からの圧縮空気と所定の研掃材の吹出ノズ
ル20を有して側面2に臨まされている。
又、吹田ノズル20を囲繞して設けられたフードにはバ
キュームホース12により左右一対の集塵装置21.2
1が接続され、研掃時に発生する錆、及び、劣化塗膜を
吸引摘果して、側面2の下部周辺へ逸散しないようにし
ている。
キュームホース12により左右一対の集塵装置21.2
1が接続され、研掃時に発生する錆、及び、劣化塗膜を
吸引摘果して、側面2の下部周辺へ逸散しないようにし
ている。
上述構成の研掃装置に於いて、前述した如く、作業員が
側面2に設けられた図示しないメンテナンス用の階段を
昇り、頂部3に格納されている部材を取り出し、小型ク
レーン5を形成して予め地上で組み立てられた横行台車
6を吊り上げプラットホーム4の横架材のガイドレール
に架設し、仮設を終わり、そこで、地上の制御装置10
により横行台車6のフレーム6′に設けられたウィンチ
7によりワイヤ9を介して研掃装@8を吊り上げ、第2
図に示す様に、ジグザグの移動コースしをとりながら側
面2の錆、劣化塗膜を除去していく。
側面2に設けられた図示しないメンテナンス用の階段を
昇り、頂部3に格納されている部材を取り出し、小型ク
レーン5を形成して予め地上で組み立てられた横行台車
6を吊り上げプラットホーム4の横架材のガイドレール
に架設し、仮設を終わり、そこで、地上の制御装置10
により横行台車6のフレーム6′に設けられたウィンチ
7によりワイヤ9を介して研掃装@8を吊り上げ、第2
図に示す様に、ジグザグの移動コースしをとりながら側
面2の錆、劣化塗膜を除去していく。
この際、前述した如く、側面2はタンク1が高層構造物
であるために、その部位により錆発生や塗膜の劣化状況
が異なるため研掃ブレ」ドが異なり、したがって、制a
装置10に予めインプットされているプログラムに従っ
て研掃装置本体19による研掃材の吹き付けが異なるよ
うにプログラムしておく。
であるために、その部位により錆発生や塗膜の劣化状況
が異なるため研掃ブレ」ドが異なり、したがって、制a
装置10に予めインプットされているプログラムに従っ
て研掃装置本体19による研掃材の吹き付けが異なるよ
うにプログラムしておく。
そして、選定した当該プログラムに従って制御装置10
を作動させると、上述した如く、第2図に示す移動コー
スを辿りながらゴンドラ14が上昇、横行き、下降、横
行き、上昇のプロセスを反復、その間、側面2に対し近
接、吸着、研掃、離反、上昇のプロセスを行って研掃作
業を間欠的に継続していく。
を作動させると、上述した如く、第2図に示す移動コー
スを辿りながらゴンドラ14が上昇、横行き、下降、横
行き、上昇のプロセスを反復、その間、側面2に対し近
接、吸着、研掃、離反、上昇のプロセスを行って研掃作
業を間欠的に継続していく。
そのプロセスは制御装置10に予めインプットされたプ
ログラムに従うが、まず、最初の段階で各油圧シリンダ
15が後退し、マグネットローラ17.17・・・が側
面2に吸着して研掃装置本体19から吹出ノズル20よ
り研掃材がエアホース11からの圧縮空気によって側面
2に吹き出され、所定の研掃作業を行い、併せて集塵装
置21が働くことにより、バキュームホース12により
取り除かれた錆、及び、劣化塗膜を吸収し、捕集して図
示しない濾過装置を介して除塵され、したがって、側面
2に於ける研掃装@8の周辺には集塵装置21.21に
より発塵作用は行われず、周囲環境を汚染することはな
い。
ログラムに従うが、まず、最初の段階で各油圧シリンダ
15が後退し、マグネットローラ17.17・・・が側
面2に吸着して研掃装置本体19から吹出ノズル20よ
り研掃材がエアホース11からの圧縮空気によって側面
2に吹き出され、所定の研掃作業を行い、併せて集塵装
置21が働くことにより、バキュームホース12により
取り除かれた錆、及び、劣化塗膜を吸収し、捕集して図
示しない濾過装置を介して除塵され、したがって、側面
2に於ける研掃装@8の周辺には集塵装置21.21に
より発塵作用は行われず、周囲環境を汚染することはな
い。
そして、・ゴンドラ14の昇降により設計fSWの研掃
が行われ、設定幅Wの研掃が終了すると、油圧シリンダ
15が伸長して、横行台車6の横移動により設定ストロ
ークゴンドラ14が横移動して再び停止し、油圧シリン
ダ15.15が後退して再びマグネネットローラ17が
側面2に吸着しゴンドラ14が再び昇降して設定幅Wの
研掃作業が続行し、これらを反復することにより、ジグ
ザグ状に第4図に示す様な研罪幅Wを形成しながらゴン
ドラ14は上昇し、その上死点に達すると、横行台車6
が1ステップ分プラットホーム4に沿って横移動して次
段ステップではゴンドラ14が下降して研掃作業を続行
し、以下同様にして側面2に対する全面の研掃作業を行
い、その間、各部位ごとに予め制御装置10にインプッ
トされているプログラムに従って研掃のグレードごとの
研掃を行っていく。
が行われ、設定幅Wの研掃が終了すると、油圧シリンダ
15が伸長して、横行台車6の横移動により設定ストロ
ークゴンドラ14が横移動して再び停止し、油圧シリン
ダ15.15が後退して再びマグネネットローラ17が
側面2に吸着しゴンドラ14が再び昇降して設定幅Wの
研掃作業が続行し、これらを反復することにより、ジグ
ザグ状に第4図に示す様な研罪幅Wを形成しながらゴン
ドラ14は上昇し、その上死点に達すると、横行台車6
が1ステップ分プラットホーム4に沿って横移動して次
段ステップではゴンドラ14が下降して研掃作業を続行
し、以下同様にして側面2に対する全面の研掃作業を行
い、その間、各部位ごとに予め制御装置10にインプッ
トされているプログラムに従って研掃のグレードごとの
研掃を行っていく。
この間、ゴンドラ14はマグネットローラ17.17・
・・の側面2に対する吸着作用により風等がある場合で
も横搬れ撮動等はせず、装置類等も安定して作動するこ
とが出来る。
・・の側面2に対する吸着作用により風等がある場合で
も横搬れ撮動等はせず、装置類等も安定して作動するこ
とが出来る。
尚、この出願の発明の実施態様は上述実施例に限るもの
でないことは勿論であり、例えば、フードの先端に壁面
に対するスライド自在なシールを設ける等種々の態様が
採用可能である。
でないことは勿論であり、例えば、フードの先端に壁面
に対するスライド自在なシールを設ける等種々の態様が
採用可能である。
又、適用対象の高層構造物は貯蔵用タンクのみならず、
高層煙突、吊橋のタワー、鉄塔や大型船舶等にも適用可
能である。
高層煙突、吊橋のタワー、鉄塔や大型船舶等にも適用可
能である。
〈発明の効果〉
以上、この出願の発明によれば、平底円筒ドーム屋根式
のタンク等大型の高層構造物の側面に対する定期、不定
期的等の防錆に先立つ下処理の錆落しや劣化塗膜の除去
に際し大型クレーン等の重機を用いず、無人作業を、し
かも、自動的に行うことが出来るために、短期間でスピ
ーディに、しかも、安全に側面に対する研掃作業がスム
ースに行えるという優れた効果が奏される。
のタンク等大型の高層構造物の側面に対する定期、不定
期的等の防錆に先立つ下処理の錆落しや劣化塗膜の除去
に際し大型クレーン等の重機を用いず、無人作業を、し
かも、自動的に行うことが出来るために、短期間でスピ
ーディに、しかも、安全に側面に対する研掃作業がスム
ースに行えるという優れた効果が奏される。
そして、周囲に可燃性や毒性のあるタンク等がある場合
においても、装置が小型でコンパクトであるために干渉
性が少く、その点からも安全に行え、しかも、研掃侵の
粉塵は全て摘除されるために、周囲環境に対する公害発
生もないという優れた効果が奏される。
においても、装置が小型でコンパクトであるために干渉
性が少く、その点からも安全に行え、しかも、研掃侵の
粉塵は全て摘除されるために、周囲環境に対する公害発
生もないという優れた効果が奏される。
又、装置は大型でなく小型で、しかも、小型クレーンは
人力で組み立てることが出来るために、研掃作業に先立
つ各装置の据え付けに際しても、場所を取らず、周囲の
プラント配管に対する干渉性もないために管理もし易く
作業手順がとり易いという優れた効果が奏される。
人力で組み立てることが出来るために、研掃作業に先立
つ各装置の据え付けに際しても、場所を取らず、周囲の
プラント配管に対する干渉性もないために管理もし易く
作業手順がとり易いという優れた効果が奏される。
そして、研掃装置に対して地上の制御装置で一種のリモ
ートコントロール操作が行え、研掃装置の移動経路が予
め決められて制御することが出来るために、高層構造物
の側面の部位ごとにより研掃グレードが異なっていても
、予めインプットすることにより指令通りのプログラム
に従って各部位のグレードが異なる場合にも設計通りに
グレード類の研掃作業が行え、そのため、結果的に次段
の塗装作業も部位ごとに正確に行えることになり、高層
構造物の寿命を向上させることが出来るという優れた効
果が奏される。
ートコントロール操作が行え、研掃装置の移動経路が予
め決められて制御することが出来るために、高層構造物
の側面の部位ごとにより研掃グレードが異なっていても
、予めインプットすることにより指令通りのプログラム
に従って各部位のグレードが異なる場合にも設計通りに
グレード類の研掃作業が行え、そのため、結果的に次段
の塗装作業も部位ごとに正確に行えることになり、高層
構造物の寿命を向上させることが出来るという優れた効
果が奏される。
そして、このような地上での制御装置に予めグレードを
インプットすることにより無人で研掃作業が行われるに
もかかわらず、何ら熟練を要することなく正確に各部位
ごとにグレードの異なる研掃作業が行えるという優れた
効果が秦される。
インプットすることにより無人で研掃作業が行われるに
もかかわらず、何ら熟練を要することなく正確に各部位
ごとにグレードの異なる研掃作業が行えるという優れた
効果が秦される。
したがって、塗装に先立つ下地処理作業の基本的な条件
である処理グレードの自由度、品質の均一化、粉塵の回
収を確実に満足させることが出来、装置の小型コンパク
ト化により高層構造物の既存の横架材等の加工材を用い
ることが出来るために、高層構造物を作業の構造物とし
て用いることが出来るという利点もある。
である処理グレードの自由度、品質の均一化、粉塵の回
収を確実に満足させることが出来、装置の小型コンパク
ト化により高層構造物の既存の横架材等の加工材を用い
ることが出来るために、高層構造物を作業の構造物とし
て用いることが出来るという利点もある。
そして、装置は小型コンパクト化されているために、電
気計装を少く、エア動作等の装置を用いることが出来る
ために、安全率が極めて高いという優れた効果が奏され
る。
気計装を少く、エア動作等の装置を用いることが出来る
ために、安全率が極めて高いという優れた効果が奏され
る。
図面はこの出願の発明の1実施例の説明図であり、第1
図は全体概略部分断面側面図、第2図は作業手順経路の
概略側面図、第3図は第1図A部の拡大部分断面側面図
、第4図は研掃作業の部分正面図である。
図は全体概略部分断面側面図、第2図は作業手順経路の
概略側面図、第3図は第1図A部の拡大部分断面側面図
、第4図は研掃作業の部分正面図である。
Claims (2)
- (1)高層構造物の側面にゴンドラを吊下式にし昇降横
移動させて塗装前の研掃を行う方法において、該高層構
造物の頂部に人手作業により小型クレーンを据え付け、
該小型クレーンを介してプラットホームに横行台車をセ
ットし、次いで該横行台車よりゴンドラを吊下し高層構
造物の側面に対する研掃、離反、移動、近接を自動的に
反復するようにしたことを特徴とする高層構造物研掃方
法。 - (2)高層構造物の上部にセットされた横行台車にウイ
ンチを介して吊設されたゴンドラに研掃装置本体が設け
られている高層構造物の研掃装置において、該ゴンドラ
には高層構造物の側面に対する吸着装置と研掃装置本体
と集塵装置が設けられると共に地上の制御装置に接続さ
れていることを特徴とする高層構造物研掃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2718887A JPS63196366A (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 | 高層構造物の研掃方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2718887A JPS63196366A (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 | 高層構造物の研掃方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63196366A true JPS63196366A (ja) | 1988-08-15 |
Family
ID=12214102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2718887A Pending JPS63196366A (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 | 高層構造物の研掃方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63196366A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110666664A (zh) * | 2019-11-11 | 2020-01-10 | 苏州赛硕拉不锈钢制品有限公司 | 一种钢材制造用除锈防锈一体化设备 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4960088A (ja) * | 1972-10-13 | 1974-06-11 |
-
1987
- 1987-02-10 JP JP2718887A patent/JPS63196366A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4960088A (ja) * | 1972-10-13 | 1974-06-11 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110666664A (zh) * | 2019-11-11 | 2020-01-10 | 苏州赛硕拉不锈钢制品有限公司 | 一种钢材制造用除锈防锈一体化设备 |
CN110666664B (zh) * | 2019-11-11 | 2021-06-18 | 苏州赛硕拉不锈钢制品有限公司 | 一种钢材制造用除锈防锈一体化设备 |
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