JPS5962482A - タンク作業装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はタンク側壁に沿い水平方向へ移動可能とさせタ
ンク側壁の研掃および又は塗装を施す装置に関するもの
である。

一般に円筒大型タンクの建設工程においては鋼板溶接成
形加工部未塗装のまま水張シテストが義務づけられてお
シその後外側壁面の塗装が施されるのが普通であシ本発
明はその際の研掃、塗装に関し高能率のタンク作業装置
を提供するものである。

従来タンク外周側壁の塗装においてはタンク上端縁部よ
シ鋼索等によシコンドラ状がックスを吊シ、がックス内
に作業者が搭乗してサンドブラスト加工を行い、次に塗
装を行なうのが普通である。

これらの作業は海岸近くで行なうことが多く、塩風など
気象条件が悪い上、高所で安全上の問題など作業環境が
極めて悪く、機械化が行ない難い手作業の為能率が低く
工程が長びきタンク製造コストに影響するところ大なる
ところから省力化、自動化が業界においてひとしく望ま
れていた。

本発明装置はかかる要請に応えタンク側壁の研掃と塗装
を遠隔操作で自動的に施工することができ近年の石油事
情に伴なう石油タンク類の建設工程の能率向上に寄与す
るものである。

以下図に基づいて本発明の一実施例を説明する。

図において１はタンク側壁、２はその上級部、３はタン
ク側壁１に設けられたウインドガーダーをそれぞれ示し
ている。４は駆動台車本体であって該駆動台車本体４に
は走行用モーター１２とそれに連結する鍔付走行車輪１
３を備えておシ、駆動台車本体４はタンク側壁鋼板上線
部２上を移動自在としている。駆動台車本体４の構成例
は吊下げ部材１１に２コ１組の水平部材１１’　、　１
１’を軸設し軸設部を中心にして水平部材１１’　、　
１１＃を開閉自在とする。該水平部材１１’　、　１１
’の両端側の各各に２コ１組のアーム４／　、　４＃を
開閉可能に相対向させて軸設し該アーム４／　、　４１
の先端側の夫々にガイドロール２５．２６を配設してい
る。

相対設した一方のアーム４＃の下端側に垂直中空枠体５
を連設可能とする。而して本発明においては駆動台車本
体４には第４図で示すように２コ１組として左右２対の
水平部材１１／　、　１１＃と、研掃、塗装速度と同調
させる駆動台車本体４移動用の走行モーター１２と、該
モーター１２に連結した鍔付走行車輪１３と、垂直中空
枠体５へ昇降可能に装着した昇降枠台６に進退アーム１
４を配設昇降枠台６を巻上装置１５例えば電動巻上装置
１５で昇降自在にすると共に、進退アーム１４の先端に
研掃機８、塗装機９を配設する。進退アーム１４をエア
コンプレ、サー１６とそのホース垂下用電動ホースリー
ル１７と、巻上用鋼索３２とホースリール１７からのホ
ース３１の巻き上げの長さの同調等を制御する自動制御
装置（図示せず）等に連設し自動制御装置により遠隔操
作によシ各動作は制御される。駆動台車本体４に懸吊連
接する垂直中空枠体５の内面４隅に縦ガイドレール１８
を形成させると共に、このレール１８に車輪１９を介し
て昇降枠台６を装置し、巻上用鋼索３２によって昇降枠
台６を昇降させる。そしそ該昇降枠台６に進退アーム１
４を配設し流体圧シリンダー２０によって進退させるよ
うにした進退アーム１４の先端に研掃装置８又は塗装装
置９を脱着自在とする（本例では研掃装置８と塗装装置
９とともに装着したものを例示）。而して研掃装置８と
塗装装置９その周辺機器類は圧縮空気をその動力源にす
れば火災の危険防止面で有利となる。

研掃装置８および塗装装置９の交換および材料の補給時
においては昇降枠台６を地上近くまで降下させ地上よシ
行なえば都合がよい。なお本発明のタンク作業装置は非
破壊検査機との組合せも可能である。

次に本発明装置のタンク建設現地での組立方法について
説明する。第２図と第３図はその架設状態を示すタンク
側壁上部の断面図である。駆動台車本体４をクレーンの
フック２１でタンク側壁２の上に吊シ上げた状態は第２
図に示すように駆動台車本体４の右上に巻上装置１５、
走行モーター１２、ホースリール１７等各種駆動装置が
塔載されている。図示左側のアーム４’には垂直中空枠
体５を懸吊する下フレーム２２と昇降枠体６および進退
アーム１４とを具備させている。アーム４／。

４１は上部支点軸２３によって開閉自在に結合され水平
部材１１’　、　１１’がフック２１によって吊り上げ
られるとアーム４／　、　４＃は鋏状に広く開口する。

又タンク側壁１上部の外方に突出するウィンドガーダ−
３を跨座させた状態で上方よジアーム４／。

４１を下降させると第３図に示すように駆動台車重（５
） 体４の走行用車輪１３をタンク側壁上縁２上に架設する
。その後フック２１を外すとアーム４／　、　４＃は双
方の自重により自動的に接近し閉鎖状態となシ夫々の下
端部に配設したガイドロール２５゜２６はタンク側壁の
両面を互に挾持し水平部材１１’　？　１１’はほぼ一
直線状となシ上部支点軸２３の左右に配置したピン穴２
７．２８に固定ビンを挿入固定する駆動台車本体４のセ
ットが終る。続いてタンクの高さに合わせ適宜の長さに
予め組立てた垂直中空枠体５をクレーンで第４図の如く
装着固定し進退アーム１４を所定位置まで下降させて稜
エアシリンダー２０でタンク外側壁面１に押し出し研掃
の場合予かじめセットした研掃機を接触させ据付は終了
する。そして駆動台車本体４をタンク外周面に沿って水
平方向へ移動させながら鋼板表面を研掃、塗装作業を遠
隔操作で行なう。

以上のように本発明は円筒状大形タンクの側壁面外周に
沿い垂直角柱状の断面中空の垂直中空枠体５内部に走行
駆動台車本体４上に配置した巻上装置１５によシ昇降自
在昇降枠台６を昇降自在と（６） し、昇降枠台６に配設したタンク外壁面へ向って進退即
ち前後進する進退アーム１４の先端に研掃材を回収、自
己循環する小形鋼板研掃機８と吹付塗装機９或いは非破
壊検査機を並記装備してショツトブラストと塗装又は非
破壊検査を水平走行中に行うタンク外周鋼板の自動研掃
あるいは塗装を行なうタンク作業装置であ）、タンク側
板の研掃と塗装を遠隔操作で自動的に施工でき近年の石
油事情に伴う石油タンク類の建造の工程能率向上に寄与
するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は円形タンクの側面図、第２図は本発明装置の側
面図、第３図は第２図の作動図、第４図は本発明の立体
斜視図、第５図は第４図のＡ−Ａ視図である。 １：タンク側壁ｔ　　　２：タンク上縁部１３：ウイン
ドガーダー、４：駆動台車本体、５：垂直中空枠体・　
　６：昇降枠台、８：研掃機・　　　　　　９；塗装機
、１１：吊下げ部材、　　　１２：走行モーター１３：
走行車輪、　　　　１４：進退アーム、１５：手動巻上
装置、 １６：エアーコンプレッサー、 １７：手動ホースリール、 １８ニガイドレール、　１９：車輪、 ２０：液体圧シリンダ−， ２１：フック、　　　　　２２：下フレーム、２３：上
部支点軸、 ２５　、２６　ニガイドロール、 ２７．２８：ビン穴、　　３１：ホース、３２：巻上用
鋼索。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 駆動台車本体に２コ１組とした少なくとも１対の支持ア
   ームを相対向させて軸設し該支持アームの先端側の夫々
   にガイド日−ルを配設すると共に、前記相対設した一方
   の支持アーム下端側に垂直中空枠体を着脱自在とし該垂
   直中空枠体内に巻上装置へ連設した昇降枠台を上下移動
   可能に配置し該昇降台に進退アームを配設して、進退ア
   ームの先端側に研掃および又は塗装装置を配設するごと
   くなしたタンク作業装置。