JPS63196307A - 内歯付部材の溝加工方法 - Google Patents

内歯付部材の溝加工方法

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JPS63196307A
JPS63196307A JP2876287A JP2876287A JPS63196307A JP S63196307 A JPS63196307 A JP S63196307A JP 2876287 A JP2876287 A JP 2876287A JP 2876287 A JP2876287 A JP 2876287A JP S63196307 A JPS63196307 A JP S63196307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
cutting tool
tip
bite
cutting
Prior art date
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Pending
Application number
JP2876287A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Fukumoto
康博 福本
Yasuo Nishimori
康夫 西森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2876287A priority Critical patent/JPS63196307A/ja
Publication of JPS63196307A publication Critical patent/JPS63196307A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばクラッチドラムのごとく、内周部にス
プライン状の多数の歯が形成されている内歯付部材に、
スナップリングなどを装着するための溝を加工する内、
歯付部材の溝加工方法に関するものである。
〔従来技術〕
従来における内歯付部材の溝加工方法は、第3図(a)
および(b)に示すように、内歯付部材としてのクラッ
チドラム1を図示しない旋盤にチャッキングしてクラッ
チドラム1を回転状態に設ける一方、加工する溝1aの
幅に対応した厚みを有する三角形状のチップ2をバイト
3に固定してこのバイト3を上記クラ・ノチドラム1の
径方向に送ることによってクラッチドラム1の内周部を
切削していく方法である。従って、上記チップ2は、そ
の側面2a・2b同士が交わる稜部分2dに切刃を形成
されており、かかる切刃部位を上記溝1aの深さ分だけ
突出させて上記バイト3に固着されている。さらに、上
記チップ2は、その側面2b・2Cをバイト3に当接さ
せて設けられ、側面2aに切削の際の力が加わっても回
転しないように支持されている。
ところが、上記チップ2は、その切刃部位を上記溝1a
の深さ分だけ突出させて上記バイト3に固着されている
ため、バイト3は上記側面2bを完全に支持することが
できず、バイト3におけるチップ2の支持状態は不充分
なものとなる。しかも、上記クラッチドラム1には、そ
の内周部にスプライン状の多数の歯が形成されているた
め、上記溝1a加工のための切削は断続的な切削になっ
てしまい、チップ2に衝撃力が加わることになる。この
ため、上記チップ2に刃欠(チッピング)が生じがちに
なるという問題を招来していた。なお、同図(b)にお
いて仮想線にて示すように、バイト3における上記チッ
プ2の側面2b側に当接する部位に、上記チップ2を支
えるバックアップ部3aを形成することは可能であるが
、たとえ、バックアップ部3aを形成したとしても、そ
の厚みは極めて薄いものとなり、バイト3におけるチッ
プ2の支持力を充分なものにするには至らないというの
が実情である。
〔発明の目的〕
本発明は、上記従来の問題点を考慮してなされたもので
あって、内歯付部材の内周部に溝を切削加工する際に、
チップに刃欠が生じるのを極力低減し得る内歯付部材の
溝加工方法の提供を目的とするものである。
〔発明の構成〕
本発明に係る内歯付部材の溝加工方法は、上記の目的を
達成するために、回転状態に設けられた内歯付部材の内
周部に、環状の溝をチップ付バイトにて切削加工するに
あたって、切削の際に加わる力をチップの背面で受ける
ように、かつ、送りの際に加わる力をチップの側面で受
けるようにチップをバイトに取り付ける一方、かかるバ
イ;・を上記内歯付部材における内周部の所定の位置か
ら内歯付部材の径方向の斜め外方に送って所望の溝深さ
に達する傾斜部を形成した後、上記バイトを上記内歯付
部材における軸方向に送って所望の溝幅を有する平坦部
を形成し、しかる後、上記バイトを上記内歯付部材にお
ける径方向に送ることによって上記軸方向に対しほぼ垂
直な立ち上がり部を形成することを特徴としている。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づいて説明す
れば、以下の通りである。
本発明に係る内歯付部材の溝加工方法は、第1図に示す
ように、例えば、内歯付部材としてのクラッチドラム1
2を図示しない旋盤にチャフキングしてクラッチドラム
12を回転状態に設ける一方、チップ11が取り付けら
れたバイト10を所定の方向に順に送ることによって上
記クラッチドラム12の内周部に溝13を切削加工する
方法である。ところで、かかる切削加工を行うにあたり
、上記チップ11としては、その表面11aの各角部位
に切刃を形成されたものが用いられ、表面11aを上に
して上記バイト10上に取り付けられる。ここで、上記
バイト10には、第2図(a)乃至(c)に示すように
、溝部10aが形成されており、この溝部10aにおい
て、上記チップ11がその側面11b〜lidおよび背
面lieを上記溝部10aの各面に各々当接させて支持
されている。即ち、チップ11は、切削の際に加わる力
をチップ11の背面lieで受けるように、かつ、送り
の際に加わる力をチップ11の側面11b〜lidで受
けるようにバイト10に取り付けられる。また、上記バ
イト10の側面には、上記チップ11における角部位に
対応する形状のバックアップ部10bが形成されており
、上記チップ11はその角部位の一つが上記バックアッ
プ部10b上に位置されている。従って、チップ11に
おける角部位の一つは、上記バックアップ部10bに支
持されつつ上記バイト10の側面から所定距離突出した
状態にある。
そして、上述のごとくチップ11が取り付けられたバイ
ト10は、回転状態に設けられたクラッチドラム12の
内周側空洞に送り込まれる。しかる後、上記バイト10
に取り付けられたチップ11の切刃部位をクラッチドラ
ム12における内周部の所定の位置に軽く接触させ、こ
の位置から上、記バイト10をクラッチドラム12の径
方向の斜め外方に送って所望の溝深さに達する傾斜部1
3aを形成する。次いで、上記バイト10を上記クラッ
チドラム12における軸方向に送って所望の溝幅を有す
る平坦部13bを形成し、しかる後、上記バイト10を
上記クラッチドラム12における径方向に送ることによ
って上記軸方向に対しほぼ垂直な立ち上がり部13cを
形成する。
上記の構成において、チップ11は、切削の際に加わる
力をその背面lieにて受けるが、背面11eは、上記
溝部10aおよびバックアップ部10bにてほぼ完全に
支持されて支持面積が増加しているため、充分な支持状
態を得ることができる。しかも、上記バックアップ部1
0bの厚みBは、従来のバンクアップ部に比べて格段に
増加し得るので、上記チップ11の支持力をさらに向上
1       させることができる。また、バイト1
0の送りを上述のように構成したことから、上記チップ
11における突出部位の面積を従来と比較して減少させ
ることができ、チップ11が受ける切削の際の負担を軽
減することが可能となる。よって、上記溝13の加工の
ための切削が断続的な切削になり、チップ11に衝撃力
が加わっても、チップ11に刃欠(チッピング)が生じ
ることは殆ど無くなり、安定した溝加工を行うことが可
能となる。なお、上記溝13の形状は、バイ1−10に
おける上記送りによって断面台形状となるが、溝13に
おけるスナップリング装着用等としての機能は、上記立
ち上がり部13cにより発揮されるので、何ら不都合が
生じることはない。
〔発明の効果〕
本発明に係る内歯付部材の溝加工方法は、以上のように
、回転状態に設けられた内歯付部材の内周部に、環状の
溝をデツプ付バイトにて切削加工するにあたって、切削
の際に加わる力をチップの背面で受けるように、かつ、
送りの際に加わる力をチップの側面で受けるようにチッ
プをバイトに取り付ける一方、かかるバイトを上記内歯
付部材における内周部の所定の位置から内歯付部材の径
方向の斜め外方に送って所望の溝深さに達する傾斜部を
形成した後、上記バイトを上記内歯付部材における軸方
向に送って所望の溝幅を有する平坦部を形成し、しかる
後、上記バイトを上記内歯付部材における径方向に送る
ことによって上記軸方向に対しほぼ垂直な立ち上がり部
を形成する構成である。これにより、上記バイトにおけ
るチップ支持面積を増加させることができると共に、上
記チップの突出部位を支持するバックアンプ部を、充分
な厚みに形成することが可能となる。さらに、上記バイ
トの送りを上記のように構成したことにより、チップの
突出部位の面積を減少させることができ、チップが受け
る切削の際の負担を軽減することが可能となる。よって
、上記チップにおける耐刃欠性(耐チッピング性)を向
上させ得ると共に、安定した溝加工ができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すものであっ
て、第1図はバイトの送りの説明図、第2図(a)はチ
ップ付バイトの正面図、同図(b)はチップ付バイトの
平面図、同図(c)はチップ付バイトの側面図、第3図
は従来例を示すものであって、同図(a)はバイトの送
りの説明図、同図(b)はチップの取り付は状態を示す
説明図である。 10はバイト、11はチップ、llaは表面、11bl
lclldは側面、lieは背面、12はクラッチドラ
ム(内歯付部材)、13は溝、13aは傾斜部、13b
は平坦部、13Cは立ち上がり部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、回転状態に設けられた内歯付部材の内周部に、環状
    の溝をチップ付バイトにて切削加工するにあたって、切
    削の際に加わる力をチップの背面で受けるように、かつ
    、送りの際に加わる力をチップの側面で受けるようにチ
    ップをバイトに取り付ける一方、かかるバイトを上記内
    歯付部材における内周部の所定の位置から内歯付部材の
    径方向の斜め外方に送って所望の溝深さに達する傾斜部
    を形成した後、上記バイトを上記内歯付部材における軸
    方向に送って所望の溝幅を有する平坦部を形成し、しか
    る後、上記バイトを上記内歯付部材における径方向に送
    ることによって上記軸方向に対しほぼ垂直な立ち上がり
    部を形成することを特徴とする内歯付部材の溝加工方法
JP2876287A 1987-02-10 1987-02-10 内歯付部材の溝加工方法 Pending JPS63196307A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013013942A (ja) * 2011-06-30 2013-01-24 Fuji Heavy Ind Ltd 内径溝加工方法及び溝切り工具
JP2013013941A (ja) * 2011-06-30 2013-01-24 Fuji Heavy Ind Ltd 内径溝加工方法及び溝切り工具
JP2013031895A (ja) * 2011-08-02 2013-02-14 Fuji Heavy Ind Ltd 内径溝加工方法及び溝切り工具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013013942A (ja) * 2011-06-30 2013-01-24 Fuji Heavy Ind Ltd 内径溝加工方法及び溝切り工具
JP2013013941A (ja) * 2011-06-30 2013-01-24 Fuji Heavy Ind Ltd 内径溝加工方法及び溝切り工具
JP2013031895A (ja) * 2011-08-02 2013-02-14 Fuji Heavy Ind Ltd 内径溝加工方法及び溝切り工具

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