JPS63196026A - 膜コンデンサのトリミング方法 - Google Patents

膜コンデンサのトリミング方法

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Publication number
JPS63196026A
JPS63196026A JP2711687A JP2711687A JPS63196026A JP S63196026 A JPS63196026 A JP S63196026A JP 2711687 A JP2711687 A JP 2711687A JP 2711687 A JP2711687 A JP 2711687A JP S63196026 A JPS63196026 A JP S63196026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode layer
trimming
lower electrode
membrane
dielectric layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2711687A
Other languages
English (en)
Inventor
雅雄 瀬川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS63196026A publication Critical patent/JPS63196026A/ja
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  • Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は膜コンデンサのトリミング方法に関する。
(従来の技術) ゛民生用機器、産業用機器を問わず大量に使用される方
向にあるハイブリッドICの高密度化のため、近年、抵
抗体、コンデンサ等の受動素子の膜化が進んでいる。し
かしながら、コンデンサに関しては現在のところ積層チ
ップコンデンサが主流である。特に、厚膜ハイブリッド
の分野において、配線基板上に形成される厚膜コンデン
サは、以下に述べるように特性や器差性等の問題から実
用化が困難とされている。
つまり、従来の積層チップコンデンサでは、製造した最
終工程で容量値毎に仕分けして回路の要求容量値に合致
したものを用いればよいが、配線基板と一体化して形成
される膜コンデンサにおいては、回路の仕様を満足する
規格値に容量値を調整する工程、即ちトリミング工程が
必要となる。
このトリミング工程は膜抵抗体くおいても同様に必要で
あるが、膜コンデンサのトリミングが膜抵抗体のそれと
異なり極めて困難となる。
以下、従来の膜コンデンサのトリミング方法について、
図面を参照して説明する。
第4図に示す如(、アルミナ基板等の絶縁基板41に矩
形の下層電極層42.誘電体層43及び上層電極層躬を
、夫々スクリーン印刷、焼成を順次繰り返しながら形成
して、膜コンデンサを形成する。
その後初期容量値を測定し、目標値よりも値が大きい場
合には、上層電極層4にレーザ光等を照射して、例えば
上層電極層病の一点鎖線部分を切断し、電極面積を減少
させることによって容量値を減少させるトリミングを実
施する。このようにして、上層電極#44ヲレーザ光で
カットした場合のA−A側断面図を第5図に示す。上層
電極層44の一部が溝部45によって分断されるため、
分割された電極面積分が容量値の減少分となるものであ
る。
しかしながら、溝部45つまりレーザ光の照射部の下に
誘電体層43があるため、上層電極層病をトリミングす
る際、誘電体層43の上部が局部加熱によって変質した
り、あるいは誘電体層43の上部が上層電極層44と一
緒にトリミングされて誘電体層43の膜厚が薄くなる等
して、特性が劣化したり信頼性か低下する等の不都合が
あった。
そこで、第6図に示す如く、絶縁基板61に矩形の下M
電極層62を形成しく第6図a)、その上に誘電体層口
を形成しく第6図b)、その後誘電体層B上に複数のス
リット8を設けた上層電極層−を形成して(第6図C)
、膜コンデンサを形成する。そして、トリミングの際は
上層電極層−のみ、即ち第6図(C)の一点鎖線部分を
切断すればよい。
第7図に、上層電極M65をレーザ光でカットした場合
のB−B側断面図を示す。同図から分かるように、上層
電極層−を分断する溝部印の下に誘電体増田がないので
、下面の絶縁基板61が変質したりトリミングされるこ
とはあっても、膜コンデンサ自体の特性、信頼性には影
響を及ぼさない。
しかしながらこのトリミング方法では、トリミング量が
スリット6によって形成された突条67の長さLと幅W
で限定されてしまう。つまり、突条67を全て切断する
か、残すかのいずれかじ力)選択できないので、トリミ
ング量と容量値の関係は例えば第8図に示すようになる
。突条67の1個当りの変化量は初期値60nFの25
94に相当するl 5nFと極めて大き゛く、微調圧に
は不向きである。
スリブ)64の数を増加させて突条67の幅Wを狭くす
れば変化量は小さくなるが、電極面積がl〜25鵡3程
度の場合では、厚膜をスクリーン印刷によって形成する
ことを考慮すると、その印刷精度の限界から実用的では
ない。従うて、従来のこのトリミング方法では、許容差
が±15%程度の膜コンデンサしか形成することができ
なかった。
(発明が解決しようとする問題点) 以上説明したように1従来の膜コンデンサのトリミング
方法では、膜コンデンサの特性や信頼性に悪影響を及ぼ
したり、また微調整を行なうことが不可能であった。
そこで、本発明は上記問題点を解決する丸めになされた
もので、その目的は膜コンデンサの特性や信頼性に悪影
響を及ぼすことなく、かつ容易に微調整を行なうことの
できる膜コンデンサのトリミング方法を提供することに
ある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) この発明は、膜コンデンサの下層電極層がスリットによ
って複数の突条に分割されるように形成し、誘電体層及
び上層電極層が上記複数の突条を露出させる開口部を有
するよう形成し、上記開口部から露出し九上記下層電極
層の突条を切断して容量値を調整するものである。
(作用) この発明では、誘電体層及び上層電極層に開口部が設け
られているので下層電極層の突条を誘電体層に悪影響を
及ぼすことなく切断でき、また上記開口部を任意の位置
に設計することによって容量値の微調整又は粗調整を行
なうことが可能となる。
(実施例) 以下、本発明の膜フンデンサのトリミング方法に係る実
施例について、図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す工程図である。
第1図(a)に示す如く、アルミナ基板等の絶縁基板1
1上にAt/Pd系の下層電極層12をスクリーン印刷
によって印刷し、900℃で空気中焼成して形成する。
この下層電極層12にはスリット13が設けられて?す
、下層電極層12を複数の突条14に分割している。
次に、第1図(b)のように誘電体層15を上記同様の
条件で形成する。このとき、上記複数の突条14を露出
させるトリミング用の幅0.3nの開口部16を設ける
。その後、誘電体層15よりも−回り小さい上層電極層
17t−第1図(C)の如く、上述同様の条件で形成す
ることによって、膜コンデンサを形成する。
そして、誘電体層15及び上層電極層17に設けられた
開口部16から露出する下層電極層12の突条14の一
点鎖線部分にYAGレーザ光をパルス発振で照射し、1
0鶴/secで突条14を切断(トリミング)する。第
2図に1突条14部分をレーザ光でカットした場合のC
−C側断面図を示す。同図から分かるように、このトリ
ミング工程においては、下層電極層12及び絶縁基板1
10表面をわずかに切断したく止り、周辺の各層への影
響はない。
上記トリミング工程におけるトリミング量に対する容量
値の関係を第3図に示す。図中、aS、αG。
αQは第1図(b)において開口部の位置を16.16
.16の3段階に選んだときの特性を示す。突条14の
1個当りの変化量は、開口部16では初期値60flF
の5hに相当する3nF 、開口部16.16#では夫
々15 ’10 。
25カに相当するIQnFe 15nFとなる。これは
、開口部の位置により減少する電極面積が異なるからで
ある。従って、形成する膜コンデンサに要求される精度
に応じて開口部の位置を設けることによって、粗調整又
は微調整を選択することができる。
の3個設けることによって、粗調整から微調整までの広
範囲のトリミングが可能となり、±5%までの許容差の
厚膜コンデンサを精度よく形成することができる。
なお、本発明は厚膜コンデンサに限らず薄膜コンデンサ
にも適用することが可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、膜コンデンサの特性や信頼性に悪影響
を及ぼすことなく、かつ容易に微A整を行なうことが可
能となり、実用的なトリミングを実施することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の膜コンデンサのトリミング方特性を示
す特性図、第4図乃至第7図は従来の膜コンデンサのト
リミング方法を説明する図、第8図は従来の膜コンデン
サのトリミング方法の特性を示す特性図である。 11・・・絶縁基板、12・・・下層電極層。 13・・・ス  リ  ッ  ト  、       
      14・・・突   条 。 15・・・誘電体層、16・・・開口部。 17・・・上層電極層。 代理人 弁理士  則 近 慧 佑 同   宇治 弘 ((2)       第28 第1図 114  図 第5図 第7図 第8図 (C) 第61!1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  絶縁基板上にスリットによりて分割された複数の突条
    を有する下層電極層を形成し、前記複数の突条を露出さ
    せる開口部を有する誘電体層及び上層電極層を順次前記
    下層電極層上に積層して膜コンデンサを形成し、前記開
    口部から露出する前記下層電極層の突条を切断して容量
    値を調整することを特徴とした膜コンデンサのトリミン
    グ方法。
JP2711687A 1987-02-10 1987-02-10 膜コンデンサのトリミング方法 Pending JPS63196026A (ja)

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JPS63196026A true JPS63196026A (ja) 1988-08-15

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ID=12212095

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JP (1) JPS63196026A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007040691A (ja) * 2005-07-07 2007-02-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加湿装置
JP2009049054A (ja) * 2007-08-14 2009-03-05 Enrei Yu プリント回路板埋め込み式コンデンサの構造

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