JPS63195746A - ログ処理方式 - Google Patents

ログ処理方式

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JPS63195746A
JPS63195746A JP62027784A JP2778487A JPS63195746A JP S63195746 A JPS63195746 A JP S63195746A JP 62027784 A JP62027784 A JP 62027784A JP 2778487 A JP2778487 A JP 2778487A JP S63195746 A JPS63195746 A JP S63195746A
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Kazuyuki Ishizawa
石沢 和之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 複数の計算機がデータベースを共用するシステムで、デ
ータベースの保全性を高める更新ログを取得するための
ログ処理方式である。
複数の計算機を通じて更新順位を保つように維持される
時刻番号値を各更新記録に付したログを、データベース
更新を実行した計算機ごとに作成するシステムで、その
ログにデータベース共用運用の開始ごとに進む運用通゛
し番号を設けて、■運用間に取得されるログに、該当の
運用通し番号を記録しておく。
この方式により、障害発生後のデータ回復における、ロ
グ参照順の誤り゛が回復処理を行う計算機で検出でき、
データベース保全が完全になる。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複数の計算機がデータベースを共用するシス
テムにおける、データベースの更新ログを取得するため
のログ処理方式に関する。
複数の計算機を適当な通信パスで結合し、データベース
の共用等を行う、いわゆる疎結合マルチプロセッサシス
テムは比較的高い処理能力を満たすことができ、且つ一
部の計算機がダウンしてもシステムの運用を継続できる
ので信頼性が高く、又各計算機ごとの個別システムとし
て運用することもできる融通性を持つ等の利点があるの
で、広く使用されている。
〔従来の技術〕
第2図は共用データベースを有する疎結合マルチプロセ
ッサシステムの構成例を示すブロック図である。
図は3計算機1a、 lb、 lcからなるシステムの
例を示し、それらは共用のデータベース2へのアクセス
パスをそれぞれ有し、相互を接続する1ffi信路3に
よって制御情報を授受することにより、データベース2
の共用等のために必要な相互管理を行うことができる。
又計算機1a、1b、1cは、個別の単一プロセッサシ
ステムとして運用することもでき、その場合には通信路
3による通信は行われない。
データベース共用システムとして運用される場合には、
例えばオペレータが各計算機の端末装置4a、4b、4
cから所定の開始コマンドを人力して、共用管理部5a
、5b、5cを起動する。
例えば計算機1aで実行される応用プログラム等から、
データベース2にアクセスするために、例えば必要なデ
ータのブロックを単位として占有する要求が出ろと、そ
の要求は外部記憶装置のデータへのアクセスを処理する
アクセス制a11部6aで受は付けられる。
共用管理部5aが起動されていると、アクセス制御部6
aはその要求を共用管理部58に渡し、共用管理部5a
は指定されたブロックが他の計算機1b、1cのプログ
ラムによって既に占有されていないかを、保持する制御
情報でチェックし、占有されていなければ計算機1b、
1cに対して、そのブロックを占有する旨の宣言を、通
信路3によって送る。
宣言が行われた後、アクセス制御部6aは指定のブロッ
クの占有処理をし、又その後発行されるアクセス要求を
実行する。
少なくともデータを更新する処理を行うプログラムは、
その処理に関連する適当な時期に、前記のブロック占有
要求を必ず発行し、更新が完了した後に占有を解除する
ものとし、公知のようにこれによって、複数のプログラ
ムによって同一データが更新される場合の処理の矛盾発
生を防ぐことができる。
アクセス制御部6a、 6b、 6cは、データベース
2等のアクセスを処理して、データ更新が行われると、
それぞれの計算機のログファイル7a、 7b、7cに
更新記録を出力する。
ログ中の各更新記録は公知のように、データベース2等
の更新部分を示すアドレス情報と更新後の新内容の更新
データからなり、例えば磁気テープ記憶′装置からなる
ログファイル7a、7b、7cに発生順に出力される。
同時に計算機1a、 lb、 lc相互間のデータ更新
時刻の前後関係を識別可能にするために設けられる時刻
カウンタ8a、8b、8cの更新時の値が、前記更新記
録に付加して出力され、時刻カウンタ8a、 8b、8
cの値は+1される。
従って、時刻カウンタ8a、8b、8Cの値は計算機間
で一敗している必要があり、そのために例えば共用管理
部5a、5b、5cは、適当な周jtJl (例えば数
十ミリ秒間隔)で時刻カウンタ8a、8b、8Cの値を
、他の計算機へ通信路3によって通知し、各共用管理部
5a、 5b、 5cは時刻カウンタ8a、 8b、 
8cを、授受した値の中で最も大きな値に再設定する。
なお、時刻カウンタ8a、8b、8Cの値は、例えば各
計算機1a、1b、ICの稼働開始時に、“l゛に初期
設定されるものとする。
前記のようにして採取されるログファイル7a、7b、
7cの更新記録は、公知のように所要期間保存され、そ
の間にデータベース2等に障害が発生してデータ内容が
破壊された場合に、内容を前の状態に復元するために使
用される。
即ち、例えばデータベース2の内容を、適当な周期(例
えば1週間)で磁気テープ等に複写し、それ以後次の複
写完了時までのr、Jグツアイルを保存するようにする
データ破壊が発生すると、ログファイルの更新データを
更新実行順に適用して、最新の前記複写のデータを更新
することにより、破壊直前のデータを復元することがで
きる。
本システムの場合には前記のように、1つのデータベー
ス2に対するログが、各計算ala、 1b1c別にロ
グファイル7a、 7b、7cとしてとられているので
、前記のようにしてデータを復元する前にログファイル
7a、7b、7cに出力された内容をマージして、各更
新記録に付された時刻カウンタ値順に並べた1本のログ
にし、これを前記のデータ復元処理に使用する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
−1iffiにデータベース2のデータは大量であるの
で、前記のようにデータの複写は例えば1週間程度の周
期でとられ、次の複写までの間にはログとして、相当の
本数の磁気テープ等が累積されることになる。
こ\で、例えば毎朝ごとに電源を投入して稼働開始する
ような運用の場合には、その度に時刻カウンタ8a、8
b、8cは初期設定値から再開するので、運用日の異な
るログ磁気テープ中には同じ時刻カウンタ値の更新記録
がある。
従って、この日別を誤って使用してデータ回復、  処
理を行うと、誤った内容にデータが更新され、別のデー
タ破壊を生じ得ることは明らかである。
このために、データ回復処理のオペレータは、ログ磁気
テープの入力設定順序を誤らないように、細心の注意で
操作することが要求され、しかも、その結果正しく1桑
作されたか否かを、容易には識別することができないと
いう問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は、本発明の構成を示すブロック図である。
図はマルチプロセッサシステムの構成を示し、la、 
Ib、 lcはデータベース2を共用する計算機であっ
て、通信路3によって相互の通信が可能である。計算機
1a、 lb、 lcの10a、10b、 10cはデ
ータベース2の共用のための管理及び時刻カウンタ8a
、8b、8C%運用通し番号11a、11b、11cの
初期値管理を行う共用管理部、12a、12b、12c
はデータベース2等のアクセスを処理するアクセス制御
部、13a、13b 、13cはシステム状態ファイル
である。
〔作 用〕
共用管理部10a、 10b、 lOcは、データベー
ス共用システムとして運用される場合に、従来のように
起動される。
起動された共用管理部10a、10b、10cは、運用
通し番号11a、 11b、 lieの値を+1し、又
時刻カウンタ8a、8b、8cを“1゛ にセントする
運用通し番号11a、11b、 11cO値は、各計算
機の稼働開始時にシステム状態ファイル13a、13b
、13cから読み出して設定され、計算機の稼働終了時
にシステム状態ファイル13a、 13b、 13cに
、その時の値を出力して保存される。
アクセス制御部12a、12b、 12cは、データベ
ース2等の更新を行ったとき、ログファイル7a、7b
、7cに出力する更新記録に、時刻カウンタ8a、8b
、8cの値と共に運用通し番号11a、11b、Ilc
の値を時刻値として付加する。
以上により、破壊データの復元処理時にログファイルの
設定順序を誤った場合には、更新記録の時刻値から復元
処理プログラムによって誤りを検出できるので、データ
復元の信頼性向上が可能になる。
〔実施例〕
第1図において、第2図と同一の符号を付して示す部分
は、前記従来のシステムと同様の構成、機能を有する。
共用管理部10a、 10b、10cは、以下に特に説
明する他は、前記従来の共用管理部5a、5b、5cと
同様であり、アクセス制御部128.12b、12cは
、以下に特に説明する他は、前記従来のアクセス制御部
6a、6b、 6cと同様であ、る。
第1図のシステムが、データベース共用システムとして
運用される場合には、従来と同様に例えばオペレータが
各計算機の端末装置4a、4b、4cから所定の開始コ
マンドを入力することにより、共用管理部10a、10
b、locを起動する。
起動された共用管理部10a、10b、 10cは、運
用通し番号11a、11b、11cの値を+1した値に
更新し、又時刻カウンタ8a、8b、8cを初期値°1
゛ にセットする。
運用通し番号11a、11b、11cの値は、各計算機
の稼働開始時にシステム状態ファイル13a、 13b
、 13cから読み出して設定されている。
システム状態ファイル13a、13b、13cは、計算
機の運用を終了する場合に、次の運用に引き継ぐべきカ
ウンタの最終値その他システムの所要の状態情報を格納
するために、一般に使用される公知の種類のファイルで
あり、各計算)ala、1b、19の稼働終了時に各種
のシステム状態情報と共に、運用通し番号11a41b
、11c及び時刻カウンタ8a、 ab%8cの終了時
の値も出力して保存される。
なお、運用中の運用通し番号値は、例えばオペレータの
端末袋Tt4a、4b、4cにそれぞれ表示され、シス
テム状態ファイルの障害発生等で必要な場合等には、オ
ペレータがコマンドを入力して修正できるようにする。
このようにして運用されている場合に、例えば計算機1
aで実行される応用プログラム等から、データベース2
に更新アクセスするために、必要なブロックの占有要求
が出されると、アクセス制御部12aが要求を受は付け
る。
こ\で共用管理部10aが起動されていると、アクセス
制御部12aはその要求を共用管理部10aに渡し、共
用管理部10aは指定されたブロックが占有されていな
いければ計算機1b、 lcに対して、そのブロックを
占有する旨の宣言を、通信路3によって送り、その後ア
クセス制御部12aは従来のように指定のブロックに関
する要求を処理する。
他の計算機tb、1cの共用管理部10b、 10c及
びアクセス制御部12b、 12cも同様の処理を行う
機能を有する。
アクセス制御部12a、12b、12cは、データベー
ス2等のアクセスを処理して、データ更新が行われると
、従来のようにそれぞれのログファイル7 a %7b
、7cに更新記録を出力するが、各更新記録に付加する
時刻値として、時刻カウンタ8a、8b、8cの値の例
えば上位に運用通し番号11a、Ilb、11cO値を
つないだものを使用し、時刻カウンタ8a、 8b、8
cの値は従来のように+1される。
共用管理部10a、 10b、 10cによる従来と同
様の制御によって、時刻カウンタ8a、8b、 8cの
値は、計算機間で一致するように維持される。
データベース2等のデータ内容が破壊され、その復元の
ために、例えば先ずログファイル7a、 7b。
7cに出力されたログ磁気テープ等の内容をマージして
、各更新記録に付された時刻値層に並べた1本のログを
生成する場合には、オペレータがログ磁気テープの入力
設定順序を誤っても、マージ処理のプログラムで、時刻
値の運用通し番号部分の一連性をチェックすることによ
り誤りを検出することができ、ログ磁気テープの設定替
え、又は処理のやり直しにより正しい処理に戻すことが
できる。
以上は3計算機の場合を例として説明したが、計算機の
数に関わらず、同様の構成による本発明を適用できるこ
とは明らかである。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように本発明によれば、データ
ベース等を共用する複数計算機のシステムの、データベ
ース等の破壊データの復元処理時において、ログファイ
ルの設定順序の誤りが処理中に検出されて、修正処置が
可能になるので、データ復元の信顛性が改善され、デー
タの保全性を向上するという著しい工業的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は従来
の構成例ブロック図 である。 図において、 1a、lb 、lcは計算機、 2はデータベース、3
は通信路、 5a、5b 、5c 、10a、10b、locは共用
管理部、6a、(ib 、6c 、12a、12b、1
2cはアクセス制御部、7a、7b 、7cはログファ
イル、 8a、8b 、8cは時刻カウンタ、 11a 、11b、11cは運用通し番号、13a 、
13b、13cはシステム状態ファイルを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の計算機によってデータベースを共用する運用を行
    い、該データベースの更新ログ(7a、7b、7c)を
    、該更新ごとに累進する時刻カウンタ(8a、8b、8
    c)の値を該更新ログの当該更新記録に付して、該更新
    を行った各該計算機ごとに作成して保持するようにした
    システムにおいて、前記運用の開始ごとに累進される運
    用通し番号(11a、11b、11c)を設け、 該運用通し番号(11a、11b、11c)の値を、該
    当の前記更新ログに記録することを特徴とするログ処理
    方式。
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