JPS63195429A - 一方向クラツチ - Google Patents
一方向クラツチInfo
- Publication number
- JPS63195429A JPS63195429A JP62025286A JP2528687A JPS63195429A JP S63195429 A JPS63195429 A JP S63195429A JP 62025286 A JP62025286 A JP 62025286A JP 2528687 A JP2528687 A JP 2528687A JP S63195429 A JPS63195429 A JP S63195429A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- retainer
- outer ring
- shaft
- peripheral surface
- Prior art date
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- Granted
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 12
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 9
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000002730 additional effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、例えばOA機器の紙送り装置、カメラのフィ
ルム送りおよび模型玩具などに用いられる一方向クラッ
チに関する。
ルム送りおよび模型玩具などに用いられる一方向クラッ
チに関する。
〈従来の技術〉
従来のこの種の一方向クラッチを第5図に示して説明す
る。第5図は一方向クラッチの縦断正面図である。
る。第5図は一方向クラッチの縦断正面図である。
同図において、符号1は外輪で、外輪1の内周面には径
方向外方に凹んだカム面1aが円周6等配されている。
方向外方に凹んだカム面1aが円周6等配されている。
この外輪1には、それと同軸状に保持器2が内嵌されて
いて、保持器2は外輪1に固定されている。
いて、保持器2は外輪1に固定されている。
保持器2にはローラポケット2aが円周6等配に形成さ
れており、この各ローラポケット2aは前記カム面1a
と対応して配置されている。
れており、この各ローラポケット2aは前記カム面1a
と対応して配置されている。
このローラポケット2aにはローラ3が転勤自在に収納
されているとともに、このローラ3を前記カム面1aと
ロックする側に押圧付勢するばね部材4も収納されてい
る。
されているとともに、このローラ3を前記カム面1aと
ロックする側に押圧付勢するばね部材4も収納されてい
る。
ローラポケット2aの内端の幅はローラ3が抜は出ない
ようにローラ3の直径よりも小さく設定されている。
ようにローラ3の直径よりも小さく設定されている。
符号5は駆動用のシャフトで、シャフト5は保持器2に
挿通されている(二点鎖線で示す)。
挿通されている(二点鎖線で示す)。
コノシャフト5の外周面と外輪1のカム面1aとの間に
ローラ3が配されており、このシャフト5と外輪lとの
間において周方向でばね部材4がローラ3に隣り合わさ
れている。
ローラ3が配されており、このシャフト5と外輪lとの
間において周方向でばね部材4がローラ3に隣り合わさ
れている。
このような構成の一方向クラッチにおいて、シャフト5
を時計方向(ばね部材4の付勢方向と同一方向)に回転
させると、シャフト5の回転によりローラ3がローラポ
ケット2a内を独自にシャフト5周りに移動し、ある位
置(第5図の破線で示す位置)でカム面1aとロックす
るので、外輪1がシャフト5とともに同一方向に回転す
る。
を時計方向(ばね部材4の付勢方向と同一方向)に回転
させると、シャフト5の回転によりローラ3がローラポ
ケット2a内を独自にシャフト5周りに移動し、ある位
置(第5図の破線で示す位置)でカム面1aとロックす
るので、外輪1がシャフト5とともに同一方向に回転す
る。
一方、シャフト5を反時計方向に回転させるとローラ3
はばね部材4の付勢力に抗してシャフト5の回転方向と
反対方向に移動し、ローラポケ。
はばね部材4の付勢力に抗してシャフト5の回転方向と
反対方向に移動し、ローラポケ。
)2a内において空転するので、シャフト5の回転に関
係なく外輪1は回転しない。
係なく外輪1は回転しない。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合に
は、次のような問題点がある。
は、次のような問題点がある。
従来の一方向クラッチにおいては、ローラ3のロック開
始から完了までのタイムラグをできるだけ小さくするた
めに、ばね部材4を用いてローラ3をカム面1aとロッ
クする側に付勢させることが一般的に行われている。
始から完了までのタイムラグをできるだけ小さくするた
めに、ばね部材4を用いてローラ3をカム面1aとロッ
クする側に付勢させることが一般的に行われている。
このばね部材4の配置位置としては、外輪1とシャフト
5との間において周方向でローラ3に隣り合わせること
しか考えられていない。
5との間において周方向でローラ3に隣り合わせること
しか考えられていない。
つまり、ばね部材4がローラ3の周方向の隣りに配置さ
れているため、ローラ3およびばね部材4の周方向での
占有スペースが比較的大きくなっていた。
れているため、ローラ3およびばね部材4の周方向での
占有スペースが比較的大きくなっていた。
したがって、周方向長さを設定すればローラ3およびば
ね部材4を配置できる個数がおのずと決まってくるため
に、動力伝達能力を向上させようとするにはローラの配
置個数を多くしなければならないので外径寸法が大型化
するし、また外径寸法を小型化させようとするにはロー
ラ3の配置個数を少なくしなければならないので動力伝
達能力の低下が余儀無くされる。
ね部材4を配置できる個数がおのずと決まってくるため
に、動力伝達能力を向上させようとするにはローラの配
置個数を多くしなければならないので外径寸法が大型化
するし、また外径寸法を小型化させようとするにはロー
ラ3の配置個数を少なくしなければならないので動力伝
達能力の低下が余儀無くされる。
このように、従来におけるばね部材4の配置構造では、
外径寸法を大きくせずにローラ3の個数を多くして動力
伝達能力を向上させたり、あるいはローラ3の個数を同
一として動力伝達能力を維持したまま外径寸法を小型化
したりすることができなかった。
外径寸法を大きくせずにローラ3の個数を多くして動力
伝達能力を向上させたり、あるいはローラ3の個数を同
一として動力伝達能力を維持したまま外径寸法を小型化
したりすることができなかった。
本発明はこのような事情に鑑みて創案されたもので、外
径寸法を一定とする場合には動力伝達能力の向上を、ま
たローラの配置個数を一定とする場合には外径寸法の小
型化を実現できるようにすることを目的としている。
径寸法を一定とする場合には動力伝達能力の向上を、ま
たローラの配置個数を一定とする場合には外径寸法の小
型化を実現できるようにすることを目的としている。
く問題点を解決するための手段〉
本発明はこのような目的を達成するために、ローラを保
持器で押すという全く新しい構成をとって、従来のばね
部材を用いないようにした。
持器で押すという全く新しい構成をとって、従来のばね
部材を用いないようにした。
即ち、本発明にかかる一方向クラッチは、内周面に複数
のカム面を有する外輪と、この外輪に相対回転可能に挿
通された内側回転部材と、 この内側回転部材の外周面と前記外輪のカム面との間に
配されたローラと、 このローラを回動自在に収納するローラポケットを有し
、前記外輪と前記内側回転部材との間に前記外輪に対し
て独立して回動する状態で介在された保持器と、 この保持器の内周面に前記内側回転部材の外周面に摺接
する状態に設けられ、この内側回転部材の回動に伴って
前記保持器を一体的に回動させる摩擦部材 とを備えている。
のカム面を有する外輪と、この外輪に相対回転可能に挿
通された内側回転部材と、 この内側回転部材の外周面と前記外輪のカム面との間に
配されたローラと、 このローラを回動自在に収納するローラポケットを有し
、前記外輪と前記内側回転部材との間に前記外輪に対し
て独立して回動する状態で介在された保持器と、 この保持器の内周面に前記内側回転部材の外周面に摺接
する状態に設けられ、この内側回転部材の回動に伴って
前記保持器を一体的に回動させる摩擦部材 とを備えている。
〈作用〉
本発明の構成による作用は次のとおりである。
従来ではローラのロック側への移動に際してローラをそ
の移動方向にばね部材で付勢しているのに対し、本発明
ではローラを周方向に保持器で押すように構成している
。
の移動方向にばね部材で付勢しているのに対し、本発明
ではローラを周方向に保持器で押すように構成している
。
つまり、内側回転部材を回動させたとき、摩擦部材によ
り保持器が内側回転部材と一体的に回動することとなり
、この保持器の回動によりローラポケットの内側面がロ
ーラと当接して、このローラを周方向に押すようになる
。
り保持器が内側回転部材と一体的に回動することとなり
、この保持器の回動によりローラポケットの内側面がロ
ーラと当接して、このローラを周方向に押すようになる
。
そこで、ローラがカム面と完全にロックする位置まで到
達すると、内側回転部材と外輪とが一体的に回転するこ
ととなるし、また、ローラが空転する位置まで到達する
と、内側回転部材が保持器とは独立した状態で回転する
こととなる。
達すると、内側回転部材と外輪とが一体的に回転するこ
ととなるし、また、ローラが空転する位置まで到達する
と、内側回転部材が保持器とは独立した状態で回転する
こととなる。
このように、今までにない新しい構成の一方向クラッチ
においても、一方向クラッチとして作用するのである。
においても、一方向クラッチとして作用するのである。
このような摩擦部材により保持器を内側回転部材と一体
的に回動させてローラを押すように構成することで、従
来のようなばね部材を用いないから、ばね部材の周方向
での占有スペースを確保する必要がない。
的に回動させてローラを押すように構成することで、従
来のようなばね部材を用いないから、ばね部材の周方向
での占有スペースを確保する必要がない。
〈実施例〉
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
第1図ないし第3図に本発明の一実施例を示している。
第1図は一方向クラッチの半部縦断正面図、第2図はロ
ーラロック状態を示す半部縦断正面図、第3図はローラ
空転状態を示す半部縦断正面図である。
ーラロック状態を示す半部縦断正面図、第3図はローラ
空転状態を示す半部縦断正面図である。
これらの図において、符号10はシェル型の外輪であり
、外輪10の内周面には径方向外方に凹むカム面11が
円周6等配(総てを図示していない)に形成されている
。
、外輪10の内周面には径方向外方に凹むカム面11が
円周6等配(総てを図示していない)に形成されている
。
この外輪10には保持器20が外輪10に対して相対回
転可能に内嵌されているとともに、保持器20の内部に
は内側回転部材としての駆動用のシャフト30(第1図
には一点鎖線で示す)が挿通されている。
転可能に内嵌されているとともに、保持器20の内部に
は内側回転部材としての駆動用のシャフト30(第1図
には一点鎖線で示す)が挿通されている。
外輪10と保持器20との間および保持器20とシャツ
l−30との間には、それぞれ所定の隙間が形成されて
いるとともに、外輪10のカム面11とシャフト30の
外周面との間には保持器20のローラポケット21に収
納されたローラ40が配置されている。
l−30との間には、それぞれ所定の隙間が形成されて
いるとともに、外輪10のカム面11とシャフト30の
外周面との間には保持器20のローラポケット21に収
納されたローラ40が配置されている。
つまり、外輪10とシャフト30との間には、従来のば
ね部材がなくローラ40だけが配されている。
ね部材がなくローラ40だけが配されている。
保持器20にはローラポケット21が円周6等配に形成
されており、ローラポケット21それぞれは径方向に貫
通している。
されており、ローラポケット21それぞれは径方向に貫
通している。
このローラポケット21の周方向スペースは、ローラ4
0の直径よりも若干大きく設定されているとともに、ロ
ーラポケット21の内側面の内端にはローラ保持用のリ
ップ部22.23が形成されている。
0の直径よりも若干大きく設定されているとともに、ロ
ーラポケット21の内側面の内端にはローラ保持用のリ
ップ部22.23が形成されている。
ローラポケット21内においてローラ40は回動自在に
なっていて若干のポケット隙間が形成されているが、前
記リップ部22.23間の間隔をローラ40の直径より
も小さく設定してローラ40の抜は出しを防止している
。
なっていて若干のポケット隙間が形成されているが、前
記リップ部22.23間の間隔をローラ40の直径より
も小さく設定してローラ40の抜は出しを防止している
。
なお、ローラポケット21のポケット隙間がそのままロ
ーラロック時の空転角となるので、このポケット隙間は
ローラ40が回動しうる程度にできるだけ小さくするの
が好ましい。
ーラロック時の空転角となるので、このポケット隙間は
ローラ40が回動しうる程度にできるだけ小さくするの
が好ましい。
さらに、保持器20の内周面の周方向の複数箇所には、
柔軟なリップ状の摩擦部材50が保持器20と一体に形
成されている。
柔軟なリップ状の摩擦部材50が保持器20と一体に形
成されている。
この摩擦部材50は、径方向に斜めに形成されており、
シャフト30の外周面に摺接している。
シャフト30の外周面に摺接している。
次に動作を説明する。
第1図においてシャフト30を時計方向に回転させると
、摩擦部材50が第2図に示すようにシャフト30と保
持器20との間において起き上がる状態に変形して摩擦
力が大きくなるから、保持器20がシャフト30と一体
的に同期して回転する。
、摩擦部材50が第2図に示すようにシャフト30と保
持器20との間において起き上がる状態に変形して摩擦
力が大きくなるから、保持器20がシャフト30と一体
的に同期して回転する。
この保持器20の回転により、そのローラポケット21
の内側面がローラ40に当接して、ローラ40をカム面
11とロックする側に押す。
の内側面がローラ40に当接して、ローラ40をカム面
11とロックする側に押す。
こうしてローラ40が保持器20により押され、ローラ
40が完全ロックする位置まで到達したら、シャフト3
0と外輪10とが一体的に同期して回転することとなる
。
40が完全ロックする位置まで到達したら、シャフト3
0と外輪10とが一体的に同期して回転することとなる
。
この状態においてシャフト30を反時計方向に回転させ
るとローラ40が独自にシャフト30の回転方向と同一
方向に移動し始めるとともに、摩擦部材50が元の形に
復帰しながら保持器20をシャフト30とともに回転さ
せる。
るとローラ40が独自にシャフト30の回転方向と同一
方向に移動し始めるとともに、摩擦部材50が元の形に
復帰しながら保持器20をシャフト30とともに回転さ
せる。
保持器20の回転によりそのローラポケット21の内側
面がローラ40に当接してローラ40を周方向に押すの
で、カム面11とシャフト30の外周面との間において
ローラ40がカム面11の空転側に到達し、このカム面
11によりローラ40および保持器20が停止し、シャ
ツ)30だけが保持器20や外輪10に関係なく独自に
回転する。
面がローラ40に当接してローラ40を周方向に押すの
で、カム面11とシャフト30の外周面との間において
ローラ40がカム面11の空転側に到達し、このカム面
11によりローラ40および保持器20が停止し、シャ
ツ)30だけが保持器20や外輪10に関係なく独自に
回転する。
以上説明したように、本実施例の一方向クラッチにおい
ては、保持器20のローラポケット21内にローラ40
だけを収納させることで、従来のばね部材を無くしてい
るから、このばね部材の周方向での占有スペースを確保
しなくて済む。
ては、保持器20のローラポケット21内にローラ40
だけを収納させることで、従来のばね部材を無くしてい
るから、このばね部材の周方向での占有スペースを確保
しなくて済む。
したがって、本実施例の一方向クラッチでは、従来例の
一方向クラッチとの比較において、外径寸法を一定とす
る場合、ローラ40を多く配置することができるから動
力伝達能力を向上させることができる一方、ローラ40
の配置個数を一定とする場合には中心からローラ40ま
での半径を小さくできるから外径寸法を小型化すること
ができる。
一方向クラッチとの比較において、外径寸法を一定とす
る場合、ローラ40を多く配置することができるから動
力伝達能力を向上させることができる一方、ローラ40
の配置個数を一定とする場合には中心からローラ40ま
での半径を小さくできるから外径寸法を小型化すること
ができる。
ところで、従来の一方向クラッチにおいでは、保持器と
は関係なくローラだけが独自に移動する構成であるとと
もに、複数のローラそれぞれを個別にばね部材で付勢し
ているため、複数のばね部材の各ばね常数にばらつきが
あると、各ローラのロック時期がずれるおそれがあるが
、本実施例の一方向クラッチによれば、保持器20でロ
ーラ40を押すようにしているので、ローラ40の空転
位置においてこのローラ40と保持器20とのポケット
隙間の中心角を総てについて同じにすれば、総てのロー
ラ40のロック時期を一致させることができるという付
随的な効果が得られる。
は関係なくローラだけが独自に移動する構成であるとと
もに、複数のローラそれぞれを個別にばね部材で付勢し
ているため、複数のばね部材の各ばね常数にばらつきが
あると、各ローラのロック時期がずれるおそれがあるが
、本実施例の一方向クラッチによれば、保持器20でロ
ーラ40を押すようにしているので、ローラ40の空転
位置においてこのローラ40と保持器20とのポケット
隙間の中心角を総てについて同じにすれば、総てのロー
ラ40のロック時期を一致させることができるという付
随的な効果が得られる。
なお、上記実施例において摩擦部材50を径方向に斜め
にしているから、特にローラ40がロックする側にシャ
フト30を回転させるときにこのシャフト30に対する
保持器20の一体化が強くなる。しかし、本発明では例
えば摩擦部材50を径方向に沿う形状にしてもよく、こ
の場合でもシャフト30の回動により保持器20が一体
的に回動するようになることはいうまでもない。
にしているから、特にローラ40がロックする側にシャ
フト30を回転させるときにこのシャフト30に対する
保持器20の一体化が強くなる。しかし、本発明では例
えば摩擦部材50を径方向に沿う形状にしてもよく、こ
の場合でもシャフト30の回動により保持器20が一体
的に回動するようになることはいうまでもない。
また、本発明にかかる摩擦部材50は上記実施例で説明
しているものに限定されず、例えば第4図に示すような
湾曲状の板ばね50aとすることも可能である。
しているものに限定されず、例えば第4図に示すような
湾曲状の板ばね50aとすることも可能である。
この板ばね50aは、直線状の保持部51aと、楕円形
状に湾曲した押圧部52aとを備えている。
状に湾曲した押圧部52aとを備えている。
保持器20の内周面の周方向の複数箇所には、凹部24
が形成されており、この凹部24に板ばね50aの保持
部51aが保持されている。
が形成されており、この凹部24に板ばね50aの保持
部51aが保持されている。
そして、板ばね50aの押圧部52aを保持器20とシ
ャフト30との間において圧縮する状態に配して、シャ
フト30との摩擦力が大きくなるように構成している。
ャフト30との間において圧縮する状態に配して、シャ
フト30との摩擦力が大きくなるように構成している。
この場合にも、シャフト30の回動により保持器20が
一体的に回動して、保持器20のローラポケット21の
内側面がローラ40を周方向に押すように作用する。
一体的に回動して、保持器20のローラポケット21の
内側面がローラ40を周方向に押すように作用する。
〈発明の効果〉
本発明によれば、次の効果が発揮される。
本発明では、摩擦部材により保持器を内側回転部材と一
体的に回動させてローラを押すように構成するから、従
来のばね部材が必要ない。
体的に回動させてローラを押すように構成するから、従
来のばね部材が必要ない。
ばね部材が不要となるから、ばね部材の周方向での占有
スペースを確保せずに済み、この結果としてその分だけ
周方向長さを短くすることができる。
スペースを確保せずに済み、この結果としてその分だけ
周方向長さを短くすることができる。
よって、本発明では、従来との比較において外径寸法を
一定とする場合にはローラを多く配置できるから動力伝
達能力を向上させることができる一方、ローラの配置個
数を一定とする場合には中心からローラまでの半径を小
さくできるから外径寸法を小さくすることができる。
一定とする場合にはローラを多く配置できるから動力伝
達能力を向上させることができる一方、ローラの配置個
数を一定とする場合には中心からローラまでの半径を小
さくできるから外径寸法を小さくすることができる。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例にかかり、第1
図は一方向クラッチの半部縦断正面図、第2図はローラ
ロック状態を示す半部縦断正面図、第3図はローラ空転
状態を示す半部縦断正面図である。 第4図は本発明の弾発部材の他の例を示す縦断正面図で
ある。 また、第5図は従来例にかかる一方向クラッチの縦断正
面図である。 10・・・外輪 11・・・カム面 20・・・保持器 21・・・ローラポケット 30・・・シャフト (内側回転部材)40・・・ロー
ラ 50・・・摩擦部材。
図は一方向クラッチの半部縦断正面図、第2図はローラ
ロック状態を示す半部縦断正面図、第3図はローラ空転
状態を示す半部縦断正面図である。 第4図は本発明の弾発部材の他の例を示す縦断正面図で
ある。 また、第5図は従来例にかかる一方向クラッチの縦断正
面図である。 10・・・外輪 11・・・カム面 20・・・保持器 21・・・ローラポケット 30・・・シャフト (内側回転部材)40・・・ロー
ラ 50・・・摩擦部材。
Claims (2)
- (1)内周面に複数のカム面を有する外輪と、この外輪
に相対回転可能に挿通された内側回転部材と、 この内側回転部材の外周面と前記外輪のカム面との間に
配されたローラと、 このローラを回動自在に収納するローラポケットを有し
、前記外輪と前記内側回転部材との間に前記外輪に対し
て独立して回動する状態で介在された保持器と、 この保持器の内周面に前記内側回転部材の外周面に摺接
する状態に設けられ、この内側回転部材の回動に伴って
前記保持器を一体的に回動させる摩擦部材 とを備えていることを特徴とする一方向クラッチ。 - (2)前記摩擦部材が保持器と一体に形成された柔軟な
リップ状のものである特許請求の範囲第(1)項記載の
一方向クラッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62025286A JPH0726655B2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 | 一方向クラツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62025286A JPH0726655B2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 | 一方向クラツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63195429A true JPS63195429A (ja) | 1988-08-12 |
JPH0726655B2 JPH0726655B2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=12161776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62025286A Expired - Fee Related JPH0726655B2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 | 一方向クラツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0726655B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH081250U (ja) * | 1996-01-22 | 1996-08-09 | ダイワ精工株式会社 | 偏平型一方向クラッチ |
JP2003097604A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-03 | Koyo Seiko Co Ltd | 一方向クラッチ |
-
1987
- 1987-02-05 JP JP62025286A patent/JPH0726655B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH081250U (ja) * | 1996-01-22 | 1996-08-09 | ダイワ精工株式会社 | 偏平型一方向クラッチ |
JP2003097604A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-03 | Koyo Seiko Co Ltd | 一方向クラッチ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0726655B2 (ja) | 1995-03-29 |
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