JPS6319521Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6319521Y2 JPS6319521Y2 JP1981078736U JP7873681U JPS6319521Y2 JP S6319521 Y2 JPS6319521 Y2 JP S6319521Y2 JP 1981078736 U JP1981078736 U JP 1981078736U JP 7873681 U JP7873681 U JP 7873681U JP S6319521 Y2 JPS6319521 Y2 JP S6319521Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiver
- holding member
- valve
- spherical
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 3
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 3
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/12—Transmitting gear between valve drive and valve
- F01L1/18—Rocking arms or levers
- F01L1/181—Centre pivot rocking arms
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/12—Transmitting gear between valve drive and valve
- F01L1/18—Rocking arms or levers
- F01L2001/187—Clips, e.g. for retaining rocker arm on pivot
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は内燃機関における動弁装置に関するもの
である。
である。
動弁装置においては、その作動期間中にこの動
弁系（カムーロツカアームー弁）に作用する衝撃
荷重が生じ、特に開弁時および閉弁時に大きな値
を示し、さらに高速回転ほどその値は増長され
る。この衝撃荷重が大きくなると、動弁系の各接
触部分に過大な応力が働くことになり耐久性を損
い、また弁開期間が不安定になり出力が低下する
などの不具合が生ずる。このような不具合を解決
するために種々の実験を行つた結果、動弁系の各
接触部分に潤滑油を供給してやると、各接触部分
間に油膜が形成されこの油膜が干渉材となつて、
衝撃荷重の増大を干渉することを解明するに至つ
た。
弁系（カムーロツカアームー弁）に作用する衝撃
荷重が生じ、特に開弁時および閉弁時に大きな値
を示し、さらに高速回転ほどその値は増長され
る。この衝撃荷重が大きくなると、動弁系の各接
触部分に過大な応力が働くことになり耐久性を損
い、また弁開期間が不安定になり出力が低下する
などの不具合が生ずる。このような不具合を解決
するために種々の実験を行つた結果、動弁系の各
接触部分に潤滑油を供給してやると、各接触部分
間に油膜が形成されこの油膜が干渉材となつて、
衝撃荷重の増大を干渉することを解明するに至つ
た。
本案は以上により衝撃荷重によつて生ずる不具
合を解消せんとするもので、ロツカアームの揺動
に伴う調整ねじと弁軸部頂面とのすべりに伴つて
弁に作用する側圧を緩和せんとして調整ねじ下端
に球状部を形成し、上部をこの球状部に当接自在
かつ下部を弁軸部の頂面に合致するように形成し
た受体を有する動弁装置に直目して、この受体を
改良することによつて衝撃荷重を解消せんとする
ものであつて、ロツカアームに取付けた調整ねじ
の下端に球状部を形成し、上部に陥設した球状凹
部に前記球状部を遊嵌せしめた受体を設け、上向
き開口内方に屈曲する受体挾持部を上部に形成し
た凹状の保持部材を設け、前記受体の下面と保持
部材の底部との間に複数の層状油膜形成用部材を
配設せしめるとともに前記受体挾持部を介し保持
部材を受体に固定し前記保持部材の外底を弁軸部
の頂面に当接せしめてなる内燃機関の動弁装置で
ある。
合を解消せんとするもので、ロツカアームの揺動
に伴う調整ねじと弁軸部頂面とのすべりに伴つて
弁に作用する側圧を緩和せんとして調整ねじ下端
に球状部を形成し、上部をこの球状部に当接自在
かつ下部を弁軸部の頂面に合致するように形成し
た受体を有する動弁装置に直目して、この受体を
改良することによつて衝撃荷重を解消せんとする
ものであつて、ロツカアームに取付けた調整ねじ
の下端に球状部を形成し、上部に陥設した球状凹
部に前記球状部を遊嵌せしめた受体を設け、上向
き開口内方に屈曲する受体挾持部を上部に形成し
た凹状の保持部材を設け、前記受体の下面と保持
部材の底部との間に複数の層状油膜形成用部材を
配設せしめるとともに前記受体挾持部を介し保持
部材を受体に固定し前記保持部材の外底を弁軸部
の頂面に当接せしめてなる内燃機関の動弁装置で
ある。
本案実施例を第１図乃至第３図について説明す
れば、ロツカアーム取付軸１を支軸として揺動す
るロツカアーム２の一端に取付けた調整ねじ３の
下端に球状部４を形成し、上部に陥設した球状凹
部５に前記球状部４を遊嵌せしめた受体６を設
け、上向き開口内方に屈曲する受体挾持部７，７
…をそれぞれ上部に形成するとともに互いに縦切
欠き状間隙８，８…を隔てて周方向に配した複数
の分割側片部９，９…を底部１０の外周辺に起立
せしめてなる凹状の保持部材１１を設ける。
れば、ロツカアーム取付軸１を支軸として揺動す
るロツカアーム２の一端に取付けた調整ねじ３の
下端に球状部４を形成し、上部に陥設した球状凹
部５に前記球状部４を遊嵌せしめた受体６を設
け、上向き開口内方に屈曲する受体挾持部７，７
…をそれぞれ上部に形成するとともに互いに縦切
欠き状間隙８，８…を隔てて周方向に配した複数
の分割側片部９，９…を底部１０の外周辺に起立
せしめてなる凹状の保持部材１１を設ける。
次いで、前記受体６の下面６ａと保持部材１１
の底部１２との間に複数の層状油膜形成用部材と
しての円板部材１３，１３…を嵌装せしめ、保持
部材１１の分割側片部９，９…内に受体６を位置
させながら受体６の肩部６ｂに沿い受体挾持部
７，７…を内方に屈曲させて先端を前記球状部４
の肩部に係合させ受体６を調整ねじ３に離脱不能
に装着する。
の底部１２との間に複数の層状油膜形成用部材と
しての円板部材１３，１３…を嵌装せしめ、保持
部材１１の分割側片部９，９…内に受体６を位置
させながら受体６の肩部６ｂに沿い受体挾持部
７，７…を内方に屈曲させて先端を前記球状部４
の肩部に係合させ受体６を調整ねじ３に離脱不能
に装着する。
図中、１４はカム軸、１５はカム、１６はロツ
クナツト、１７はバルブコツク、１８は弁ばね、
１９は弁である。
クナツト、１７はバルブコツク、１８は弁ばね、
１９は弁である。
本案は前記のように構成するから、機関の稼動
中、カム軸１４と一体に回動するカム１５の回動
によりロツカアーム２がロツカアーム取付け軸１
を支軸として揺動し、調整ねじ３、受体６、円板
部材１３，１３…、保持部材１１の底部１２を介
し弁１９を開閉動させる。このような弁１９の開
閉作動中において調整ねじ３下端の球状部４と受
体６上部の球状凹部５との間に潤滑油が侵入する
ことはもちろん保持部材１１の縦切欠き状間隙
８，８…から円板部材１３，１３…の上下当接面
間、受体６の下面６ａと最上位の円板部材１３の
上面間、および最下位の円板部材１３の下面と保
持部材１１の内底間にも絶えず潤滑油が侵入して
層状油膜が形成されるので、この層状油膜によつ
て衝撃荷重が吸収される。
中、カム軸１４と一体に回動するカム１５の回動
によりロツカアーム２がロツカアーム取付け軸１
を支軸として揺動し、調整ねじ３、受体６、円板
部材１３，１３…、保持部材１１の底部１２を介
し弁１９を開閉動させる。このような弁１９の開
閉作動中において調整ねじ３下端の球状部４と受
体６上部の球状凹部５との間に潤滑油が侵入する
ことはもちろん保持部材１１の縦切欠き状間隙
８，８…から円板部材１３，１３…の上下当接面
間、受体６の下面６ａと最上位の円板部材１３の
上面間、および最下位の円板部材１３の下面と保
持部材１１の内底間にも絶えず潤滑油が侵入して
層状油膜が形成されるので、この層状油膜によつ
て衝撃荷重が吸収される。
第４図ａ，ｂ，ｃに示すものは本案の他の実施
例であつて、ａは層状油膜形成用部材として皿ば
ね２０を用い、これらを直列組合せ状に積み重ね
た場合、ｂは前記皿ばね２０を並列組合せ状に積
み重ねた場合、ｃは受体６に引掛段部２１を形成
し、保持部材１１の受体挾持部７，７を前記引掛
段部２１に係止させた場合であり、第４図ａ，ｂ
に示す場合においても皿ばね２０，２０…間に層
状油膜を形成するものであり、前記実施例と同様
な作用・効果をもたらすほか皿ばね２０自体が本
来有する干渉作用も加わるものとなり一層効果を
増長するものとなる。
例であつて、ａは層状油膜形成用部材として皿ば
ね２０を用い、これらを直列組合せ状に積み重ね
た場合、ｂは前記皿ばね２０を並列組合せ状に積
み重ねた場合、ｃは受体６に引掛段部２１を形成
し、保持部材１１の受体挾持部７，７を前記引掛
段部２１に係止させた場合であり、第４図ａ，ｂ
に示す場合においても皿ばね２０，２０…間に層
状油膜を形成するものであり、前記実施例と同様
な作用・効果をもたらすほか皿ばね２０自体が本
来有する干渉作用も加わるものとなり一層効果を
増長するものとなる。
本案装置によれば、弁着座時における衝撃荷重
を層状油膜により吸収し、動弁系における各部の
接触応力を緩和するので、高速回転時においても
不規則な衝撃荷重を起生せしめず、動弁装置の耐
久性を格段と向上させる等その実用的効果は大で
ある。
を層状油膜により吸収し、動弁系における各部の
接触応力を緩和するので、高速回転時においても
不規則な衝撃荷重を起生せしめず、動弁装置の耐
久性を格段と向上させる等その実用的効果は大で
ある。
第１図は本案装置の断面図、第２図は同・要部
拡大断面図、第３図は保持部材の斜面図、第４図
ａ，ｂ，ｃは第２図に相当する部分の他の実施例
を示す断面図である。 １……ロツカアーム取付軸、２……ロツカアー
ム、３……調整ねじ、４……球状部、５……球状
凹部、６……受体、６ａ……下面、７……受体挾
持部、８……縦切欠き状間隙、９……分割側片
部、１０……底部、１１……保持部材、１２……
保持部材の底部、１３……層状油膜形成部材とし
ての円板部材、１４……カム軸、１５……カム、
１９……弁、２０……層状油膜形成用部材として
の皿ばね。
拡大断面図、第３図は保持部材の斜面図、第４図
ａ，ｂ，ｃは第２図に相当する部分の他の実施例
を示す断面図である。 １……ロツカアーム取付軸、２……ロツカアー
ム、３……調整ねじ、４……球状部、５……球状
凹部、６……受体、６ａ……下面、７……受体挾
持部、８……縦切欠き状間隙、９……分割側片
部、１０……底部、１１……保持部材、１２……
保持部材の底部、１３……層状油膜形成部材とし
ての円板部材、１４……カム軸、１５……カム、
１９……弁、２０……層状油膜形成用部材として
の皿ばね。
Claims (1)
- ロツカアームに取付けた調整ねじの下端に球状
部を形成し、上部に陥設した球状凹部に前記球状
部を遊嵌せしめた受体を設け、上向き開口内方に
屈曲する受体挾持部を上部に形成した凹状の保持
部材を設け、前記受体の下面と保持部材の底部と
の間に複数の層状油膜形成用部材を配設せしめる
とともに前記受体挾持部を介し保持部材を受体に
固定し前記保持部材の外底を弁軸部の頂面に当持
せしめてなる内燃機関の動弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981078736U JPS6319521Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981078736U JPS6319521Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57191805U JPS57191805U (ja) | 1982-12-04 |
| JPS6319521Y2 true JPS6319521Y2 (ja) | 1988-06-01 |
Family
ID=29874354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981078736U Expired JPS6319521Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6319521Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5215091B2 (ja) * | 2008-09-05 | 2013-06-19 | 株式会社オティックス | ロッカアームユニット |
| JP5197251B2 (ja) * | 2008-09-05 | 2013-05-15 | 株式会社オティックス | クリップ |
-
1981
- 1981-05-29 JP JP1981078736U patent/JPS6319521Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57191805U (ja) | 1982-12-04 |
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