JPS6319364Y2 - - Google Patents

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JPS6319364Y2
JPS6319364Y2 JP1983076805U JP7680583U JPS6319364Y2 JP S6319364 Y2 JPS6319364 Y2 JP S6319364Y2 JP 1983076805 U JP1983076805 U JP 1983076805U JP 7680583 U JP7680583 U JP 7680583U JP S6319364 Y2 JPS6319364 Y2 JP S6319364Y2
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JP
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cylinder
snow blower
tractor
support part
attached
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JP1983076805U
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JPS59183907U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、除雪機をトラクターの前部へ着脱す
る装着部の構成に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来から、トラクターの前部に除雪機を付設す
る技術は公知とされているのである。実開昭57−
114816号公報の如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 従来においては、トラクターの前部に3点リン
ク式の作業機昇降装置を設けて、これに除雪機を
装着していたのである。
故にトラクターの前部には、トラクターの後部
に設けた3点リンク式と同じ規格の3点リンク式
作業機昇降装置を設ける必要があり、トツプリン
クとロアリンクが長く前方へ突出するのでその先
端に装着した除雪機の重さにより、トラクターの
後部が浮いてしまうという不具合いが有つたので
ある。
このように長い3点リンクを上下に回動可能と
してその前端に除雪機を装着すべく構成した場合
には、地面に載置したままの除雪機に該3点リン
クを連結することができるので、除雪機を持ち上
げてトラクターに装着する必要がないのである
が、該3点リンクの分だけ前方に重心が移動する
ので、小形のトラクターにおいてはこの構成では
除雪機を装着することが出来ないのである。
本考案はこのような3点リンク式の装着装置を
設けずに、前部フレームの前部に出来るだけ近付
けて除雪機を装着するものであり、この場合には
前記のような上下回動する長いリンクが無いの
で、最初に地面に載置した除雪機を、前部フレー
ムに設けた装着装置に合致させる際において、シ
リンダーが使用出来ないのである。
シリンダーを長いストロークにすれば、地面に
載置した状態の除雪機に連結し、引き上げること
ができるのであるが、その為に長いストロークの
シリンダーを具備させることは大幅なコストの上
昇となるのである。
故に本考案においては、最初に除雪機をトラク
ターの前部フレーム側に設けた枢支ピンに、除雪
機側の支持フレームの後端を枢結する場合にの
み、シリンダーを下方の位置に枢支した状態とし
て、シリンダー支持部と除雪機との間を連結可能
とし、一端支持フレームのU状枢支部の部分が枢
支ピンに枢結された後は、除雪機の下に台をおい
てその状態を維持させて、次にシリンダーのシリ
ンダー支持部に対する枢支位置を変更して、除雪
作業時において、昇降に必要な正規のストローク
の位置に復帰可能としたものである。
該構成により短いストロークのシリンダーで
も、地面に載置した除雪機と連結することがで
き、機械的に脱着が可能となり、コストを安くし
て、オペレーターの労力を少なくしたものであ
る。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
トラクターの前部フレーム20の前面に上方へ
突出したシリンダー支持部21を装着し、該シリ
ンダー支持部21に除雪機昇降用のシリンダー1
2の上端を枢着し下端を除雪機Aに枢支し、除雪
機Aより後方へ突出した支持フレーム16,16
を、前部フレーム20の側面に突出した枢支ピン
28,28に、支持フレーム16,16の後端に
設けたU状枢支部17,17とフツク17a,1
7aの部分にて枢支する構成において、シリンダ
ー支持部21にシリンダー12の上端を枢支する
ピン孔を21a,21bと上下2箇所に配置し、
下方のピン孔21bにシリンダー12の状態を枢
支した状態で、地面に載置した状態の除雪機Aと
シリンダー支持部21との間をシリンダー12に
て連結可能としたものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的は以上の如くであり、つぎに添付
図面の実施例に基づいて、本考案の構成を説明す
る。
第1図は除雪機Aを装着したトラクターの全体
側面図、第2図は除雪機Aの斜視図、第3図は除
雪機Aとトラクターの全部斜視図、第4図は除雪
機Aを離脱したトラクターの前部側面図、第5図
は除雪機A装着過程のトラクターの全部側面図、
第6図は除雪機Aを装着したトラクターの前部側
面図、第7図はピンを係止したシリンダー支持部
の正面断面図、第8図はピンを係止したシリンダ
ー支持部の側面断面図、第9図はシリンダー上端
部の斜視図、第10図はU状枢支部の側面図、第
11図及び第12図はU状枢支部の側面図、第1
3図はシリンダー支持部の側面図、第14図はシ
リンダー支持部の正面断面図である。
トラクターは第1図に示す如く、ボンネツト1
内に搭載したエンジンにより動力を発生し、該エ
ンジン後面のクラツチハウジングさらにその後面
のミツシヨンケースやリアアクスルハウジング2
内に動力を伝達している。
そして該リアアクスルハウジング2の左右側面
より突出するリアアクスル外端の後輪3,3を駆
動する構造となつている。さらに該リアアクスル
ハウジング2の後面に突出するPTO軸4から後
部のプーリーケース5内に動力を取り出し、該プ
ーリーケース5より連結軸6及びユニバーサルジ
ヨイント7を介して、除雪機A下部後面に突出す
る入力軸8に伝達している。
この除雪機Aは農用トラクター前面に装着して
おり、農用トラクターの前進走行とともにスライ
ド枠9によつて受ける雪をオーガー10により切
り取り集めて、スロワーの回転によりスロワー筒
11から放出すべく構成している。
そしてこの除雪機Aは第2図の如く後端中央部
に、該除雪機Aを吊り上げるシリンダー12の枢
着部14が設けられ、ピン15によりシリンダー
12の下端が枢着されている。
さらにこの除雪機Aの左右後端から後方に向か
つて一体的な支持フレーム16,16が突出し、
この支持フレーム16,16の後端部にはU状枢
支部17,17とフツク17a,17aが設けら
れている。
18はスロワー筒11の回転操作レバーであ
り、このレバー18を回転してスロワー筒11の
向きを変え、除雪の放出方向を換えることができ
る構造になつている。
この除雪機Aは第3図の如く着脱可能に構成さ
れており、トラクターの前部フレーム20の左右
側面に突出している枢支ピン28,28とU状枢
支部17,17とが装着される構造となつてい
る。
そしてトラクター前部フレーム20の前端中央
部には上方向に突出するシリンダー支持部21が
固設されている。
シリンダー支持部21は左右それぞれ2枚の板
で構成されており、該シリンダー支持部21の下
部は逆L状の固定板22の上面に固設されてい
る。そして該固定板22はトラクターの前部フレ
ーム20前面にボルト23により固着されてい
る。
地面に載置された除雪機をトラクターの前部に
装着するには、まず第4図の如く、前部フレーム
20の側面の枢支ピン28,28とU状枢支部1
7,17とを装着する必要がある。
この作業を作業機後端中央部のシリンダー枢着
部14に一端を枢着されているシリンダー12を
利用して行おうとするものである。
すなわちシリンダー支持部21,21の左右側
面には上下2箇所ずつピン孔21a,21a、2
1b,21bが設けられている。
このピン孔21a,21a、21b,21bの
うち下部のピン孔21b,21bに第7図の如く
ピン26を係止する。
ピン26は除雪機Aを着脱する場合にのみ係止
するようになつており、第8図の如くシリンダー
12上端部のフツク27の下部面にこのピン26
を引つ掛けてシリンダー12を収縮させる。
フツク27は第9図の如く先端部を後方に突出
させた状態でシリンダー12上面に固着されてい
る。
このようにしてシリンダー12を収縮し続ける
と、前部フレーム20の側面の枢支ピン28,2
8と、除雪機AのU状枢支部17,17とが接近
し、第10図の如く支持ピン28,28がU状の
枢支部17,17の上部に位置する。
さらにシリンダー12を収縮し続けると、バネ
17b,17bによつて付勢されているフツク1
7a,17aを後方に回動させる。
すなわちフツク17a,17aの上部が斜面と
なつており、かつU状枢支部17,17上端部が
広くなつているために枢支ピン28,28が滑る
ようにして第12図の如くU状枢支部17,17
に装着される。
このようにして第5図の如く、除雪機Aの左右
後部にあるU状枢支部17,17はトラクター側
面に枢着され、更にシリンダー12を縮小すると
除雪機Aが持ち上げられる。
そして以上の操作により除雪機Aの後部が浮き
上がることにより除雪機Aの後部が浮き上がり、
シリンダー12の下端を枢支した枢支部14の位
置ものやや上昇するのである。
故に除雪機Aの後部が上昇して発生した除雪機
Aの下の隙間に台を挟み、除雪機Aの後部を上げ
たままの状態でシリンダー支持部21のピン26
を引抜いてシリンダー12上端部のフツク27に
引つ掛かつていた状態から解除させるのである。
つぎに収縮していたシリンダー12内のピスト
ンを第13図及び第14図の如く伸ばすことによ
り、除雪機Aが地面に載置されていた状態では、
枢支部14に下端を枢支したシリンダー12を一
杯に伸長しても、シリンダー支持部21の上部の
ピン孔21aに届かなかつたシリンダー12の上
端が、除雪機Aの後部が上昇したことにより枢支
部14の部分が上昇し、届くようになるのであ
る。故にシリンダー支持部21の上部ピン孔21
a,21aとシリンダー12のピン孔21aとが
合致するのである。
そしてシリンダー支持部21の上部ピン孔21
a,21aにピン25を挿着してシリンダー12
を枢着する。
このようにしてシリンダー支持部21に支持さ
れたシリンダー12は収縮することにより、除雪
機A全体を持ち上げることが出来、その持ち上げ
た状態で、除雪機Aの下に挿入した台を取り除く
のである。
なお挿着とは逆に除雪機Aをはずす場合には、
除雪機Aの前部を降ろして第13図及び第14図
の如くシリンダー12を枢着しているピン25を
抜き取る。
その際に除雪機Aの下に台を置いてシリンダー
12を外にしても浮くようにしてシリンダー12
を外し第5図、第7図及び第8図のごとくシリン
ダー支持部21の下部のピン孔21b,21bに
ピン26を係止させる。
そしてシリンダー12上端部のフツク27をこ
のピン26に引つ掛けて一度持ち上げ、つぎに台
を取り除いて徐々にシリンダー12を伸長させて
除雪機Aを下に降ろし、更に同時に第12図の如
くU状枢支部17,17のフツク17a,17a
がフロント作業機支持ピン28,28上部に掛か
つていたのを第11図の如く後方に回動させて開
放する。そしてシリンダー12の伸長とともに第
10図に示す如くフロント作業機支持ピン28,
28からU状枢支部17,17を下方にして除雪
機Aを農用トラクターからはずすことが出来るの
である。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、従来の如く2本のロアリンクと1本の
トツプリンクにより構成した3点式装着装置を、
トラクターと除雪機Aとの間に介装する必要が無
いので、除雪機Aを装着した状態のトラクターの
重心が大きく前方へ移動する為に、トラクターの
後部が浮き上がるという危険性が無く成つたもの
である。
第2に、3点リンクを介装しないにも関わら
ず、シリンダー12の上端を枢支するシリンダー
支持部21のピン孔を上下に2組設けたことによ
り、シリンダー12により除雪機Aを持ち上げ
て、トラクターに装着することが可能となつたの
で、オペレーターが入力により除雪機Aを持ち上
げて装着する必要がなく成つたものである。
第3に、シリンダー支持部21に上下に2段に
ピン孔を設けたことにより、最低のストロークの
シリンダー12により、除雪機Aを装着すること
が出来たので、シリンダー12のコストを低減す
ることが出来たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は除雪機を装着したトラクターの全体側
面図、第2図は除雪機の斜視図、第3図は除雪機
とトラクターの全部斜視図、第4図は除雪機を離
脱したトラクターの前部側面図、第5図は除雪機
装着過程のトラクターの前部側面図、第6図は除
雪機を装着したトラクターの前部側面図、第7図
はピンを係止したシリンダー支持部の正面断面
図、第8図はピンを係止したシリンダー支持部の
側面断面図、第9図はシリンダー上端部の斜視
図、第10図はU状枢支部の側面図、第11図及
び第12図はU状枢支部の側面図、第13図はシ
リンダー支持部の側面図、第14図はシリンダー
支持部の正面断面図である。 A……除雪機、12……シリンダー、17……
U状枢支部、20……前部フレーム、21……シ
リンダー支持部、25,26……ピン、27……
フツク、28……フロント作業機支持ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラクターの前部フレーム20の前面に上方へ
    突出したシリンダー支持部21を装着し、該シリ
    ンダー支持部21に除雪機昇降用のシリンダー1
    2の上端を枢着し下端を除雪機Aに枢支し、除雪
    機Aより後方へ突出した支持フレーム16,16
    を、前部フレーム20の側面に突出した枢支ピン
    28,28に、支持フレーム16,16の後端に
    設けたU状枢支部17,17とフツク17a,1
    7aの部分にて枢支する構成において、シリンダ
    ー支持部21にシリンダー12の上端を枢支する
    ピン孔を21a,21bと上下2箇所に配置し、
    下方のピン孔21bにシリンダー12の上端を枢
    支した状態で、地面に載置した状態の除雪機Aと
    シリンダー支持部21との間をシリンダー12に
    て連結可能としたことを特徴とするトラクターの
    除雪機着脱装置。
JP7680583U 1983-05-20 1983-05-20 トラクターの除雪機着脱装置 Granted JPS59183907U (ja)

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JP7680583U JPS59183907U (ja) 1983-05-20 1983-05-20 トラクターの除雪機着脱装置

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JP7680583U JPS59183907U (ja) 1983-05-20 1983-05-20 トラクターの除雪機着脱装置

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Publication Number Publication Date
JPS59183907U JPS59183907U (ja) 1984-12-07
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ID=30206856

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JP7680583U Granted JPS59183907U (ja) 1983-05-20 1983-05-20 トラクターの除雪機着脱装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6221083B1 (ja) * 2016-11-24 2017-11-01 清一 仁平 除雪車

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5332103B2 (ja) * 1977-03-31 1978-09-06
JPS5534712B2 (ja) * 1974-07-19 1980-09-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5332103U (ja) * 1976-08-26 1978-03-20
JPS5534712U (ja) * 1978-08-28 1980-03-06

Patent Citations (2)

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