JPH0523805U - 作業機装着用アームのトラクタへの着脱手段 - Google Patents
作業機装着用アームのトラクタへの着脱手段Info
- Publication number
- JPH0523805U JPH0523805U JP4845991U JP4845991U JPH0523805U JP H0523805 U JPH0523805 U JP H0523805U JP 4845991 U JP4845991 U JP 4845991U JP 4845991 U JP4845991 U JP 4845991U JP H0523805 U JPH0523805 U JP H0523805U
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- Japan
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- tractor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アームモアなどの作業機を装着した関節を有
するアームをトラクタ前方へ着脱可能に取付けるととも
に、アームを左右に回動できるようにする。 【構成】 アーム1の基部に取付けた受け部材24と、
トラクタTに設けられた取付部材9と、取付部材9に着
脱自在に取付けられる支持部材12とからなる。受け部
材24は左右へ回動可能に、支持部材12にトラクタT
の前方の位置で枢着されている。
するアームをトラクタ前方へ着脱可能に取付けるととも
に、アームを左右に回動できるようにする。 【構成】 アーム1の基部に取付けた受け部材24と、
トラクタTに設けられた取付部材9と、取付部材9に着
脱自在に取付けられる支持部材12とからなる。受け部
材24は左右へ回動可能に、支持部材12にトラクタT
の前方の位置で枢着されている。
Description
【0001】
この考案は、トラクタ後部の3点リンク、4点リンクに取付けられるアームモ ア、バックホー、高所作業台など、油圧シリンダ、電気モータなどの動力源によ り関節を軸として屈曲させて、装着した作業機を操作するアームを、トラクタの 前方へ取付けるための手段に関するものである。
【0002】
アームモア、バックホー、高所作業台などは、トラクタ後部の3点リンク、4 点リンクなどに装着する構造になっている。逆向きシートがない場合には、作業 者は後ろ向きになって作業機を操作しながら、トラクタの運転を行っている。
【0003】 作業機の操作にあたって作業者が後ろ向きになるため視界が悪いうえ、トラク タの運転や作業機の操作がしにくい。又トラクタを移動させながら作業をするの で無理な姿勢をとったり、疲れる、危険をともなうなどの欠点があった。さらに バックホーのように定地作業の場合は、トラクタ運転時と作業機運転時には作業 者は向きをかえてトラクタを移動させたり、作業機を操作したりしなければなら ず、極めて作業効率が悪かった。
【0004】 このような問題を解決するために逆向きシートを取付けれる場合もあるが、運 転席に取付けることには場所的に制約があり、手数もかかるので実用上不便であ る。
【0005】
解決しようとする問題点は、アームモアなどのアームをトラクタの前方に着脱 自在に取付けることにより、作業者の視界を確保するとともにトラクタの運転、 作業機の操作をしやすくすることにある。
【0006】
この考案は、前記アームの基部を取付けた受け部材と、トラクタに設けられた 取付部材と、取付部材に着脱自在に取付けられる支持部材とからなり、取付部材 は左右へ回動可能に支持部材にトラクタの前方の位置で枢着されていることを特 徴としている。
【0007】 アームをトラクタ前方へ取付けることによって、視界性、操作性を確保したう え、アームモアの場合はアームを左右に回動可能であるため、作業機の作業範囲 を拡げることが可能となった。
【0008】
図1ないし図8は代表的な実施例を示している。 まず図8によりアームについて説明すると、Tは農用トラクタなどのトラクタ 、1はアームであって前アーム2と後ろアーム3は関節4により連結されている 。5は作業機であり、実施例ではフレールモアが図示されている。6は作業機用 シリンダ、7は前アーム2用の前シリンダ、8は後ろアーム用の後ろシリンダで あり、作業機5及び各シリンダ6、7、8は、いずれも図示しないトラクタT後 部の4点リンクに設置したパワーユニットにより、油圧配管を介して駆動させら れる。なお前記シリンダ6、7、8にかえて電気モータを使用することもできる 。又作業機5をトラクタの油圧源を活用して駆動したり、別に取付けた発動機に より駆動させることもできる。
【0009】 次にトラクタTに設けられる取付部材9について説明する。図1及び図3に示 す取付部材9は、トラクタTの後部両側に固設された受け金具10と、トラクタ 前部両側のブラケットに固設されたボス11からなる。
【0010】 取付部材9に着脱自在な支持部材12は、図1ないし図5に示されている。支 持部材12は、サイドフレーム13と、サイドフレーム13に固設されて後述の 受け部材24を枢着する横フレーム18、枢着金具20とから構成されている。
【0011】 サイドフレーム13には、受け金具10に掛止されるピン14と、ボス11を 掛止する位置決め用ガイド板15と、取付板16とが固設されており、アーム1 の前アーム用シリンダ7と後ろアーム用シリンダ8とを伸縮させて、サイドフレ ーム13を着脱できるようになっている。17はドッキングピンである。このよ うなサイドフレーム13の着脱手段は、例えば実開昭57−31364号公報記 載の「農用トラクタへのフロントローダ着脱装置」に示されている。
【0012】 横フレーム18及び枢着金具20は、図4、図5に詳細に示されている。19 は横フレーム18の両端に固設された取付板であって、サイドフレーム側の取付 板16に締結具で取付けられている。
【0013】 枢着金具20は、横フレーム18の中央で前方へ突設された箱状のブラケット 21と、ブラケット21の前端部に上下方向へ固設された受け部材枢着用の前筒 22と、前筒22の後ろ側に上下方向へ固設された受け部材固定用筒の後ろ筒2 3とからなる。
【0014】 受け部材24は、図6及び図7に詳細に示されている。25は左右一対の側板 で、後端部には後ろ側へ開口するコ字状のブラケット26が固設されている。2 7は後ろアーム2の基部を枢着するアーム取付孔で、側板25の前端部に貫設さ れている。又28は後ろシリンダ取付けるシリンダ取付孔であり、側板25の上 端部に貫設されている。29はブラケット26に貫設された枢着金具20の連結 孔、30は連結孔29の後方に貫設されたピン孔である。
【0015】 31は上下一対の固定板であって、実施例ではトラクタTの前進方向左側へ側 板25から突設されており、受け部材24を左へ回動させて固定するためのピン 孔32が貫設されている。
【0016】 そこで図6中想像線で示すように、枢着金具20の前筒22とブラケット26 の連結孔29とへ連結ピン33を挿通して、受け部材24を支持部材12に枢着 する。アーム1を取付けた受け部材24は、支持部材12の横フレーム18の中 央で連結ピン33を介して枢着金具20によって枢着されている。その結果、ア ーム1は連結ピン33を軸として左右に回動可能であり、しかもトラクタTの前 方に位置する。又、受け部材24を前向きに固定するときには、受け部材側ブラ ケット26のピン孔30と枢着金具側ブラケット21の後ろ筒23とに固定ピン 34を挿通する。
【0017】 トラクタTの左側を作業するときには、図2で示すように、固定ピン34を抜 き連結ピン33を軸として受け部材24を回動させ、固定板31で横フレーム1 8を挟むようにして固定ピン34をピン孔32に挿通し、固定ピン34で横フレ ーム18に掛止する。作業機5がモアの場合には、トラクタTの進行方向に対し て直交する方向へロータリ軸が向くよう、モアを90度回動させて固定する。
【0018】 なおアーム1を取付けた受け部材24及び支持部材12を一体にしてトラクタ Tへ着脱する方法は、前記公報の「農用トラクタへのフロントローダ着脱装置」 に於けるフロントローダの着脱方法と全く同じである。
【0019】
図9及び図10には、トラクタTへのアーム1の着脱手段が前記実施例と異な る実施例が示されている。トラクタTに設けられた取付部材9は、フック35と フック下方のドッキング用ピン孔とからなる。又支持部材12には横フレーム1 8の後方へ突設したブラケットに、掛止ピン36を、その下方のドッキング用ピ ン孔を設ける。支持部材12の取付は、フック35を掛止ピン36に掛止し、両 ドッキング用ピン孔にドッキングピン37を挿通して行う。この実施例に於ける 支持部材12のトラクタTへの着脱手段は、例えば実開昭61−54058号公 報記載の「フロントローダの着脱機構」、実開昭61−62958号公報記載の 「リンクスタンドを用いたフロントローダの着脱機構」と同様であり、着脱手段 もスタンドを用いて容易に行える。
【0020】 図11の実施例では、トラクタTの取付部材12としてフレームにドッキング 用ピン孔を、その下方に掛止ピン38を設ける。又支持部材12の横フレーム1 8にはサイドフレーム39を固設し、サイドフレーム39の基部に固設したサブ フレーム40にドッキング用ピン孔を、その下方に掛止溝41を凹設する。そし て掛止溝41を掛止ピン38に掛止して、両ドッキング用ピン孔にドッキングピ ン42を挿通する。トラクタTから離脱させたアーム1は、サイドフレーム39 にスタンドを取付けて安定させるとよい。この実施例に於けるトラクタTへのア ーム1の着脱方法は、例えば実開昭55−92765号公報記載の「トラクタの フロントローダの着脱構造」とほぼ同様である。
【0021】 さらに図示しないが、トラクタに前装されるフロント3点リンクを用いてアー ムを着脱することも可能であり、フロント3点リンク用オートヒッチを利用して 支持部材を着脱することも可能である。
【0022】 なお、いずれの実施例でもアーム1に装着される作業機は、バケット、アース オーガ、マニアグラブ、ロールグラブ、高所作業台など任意である。
【0023】
アームをトラクタ前方へ取付けることより、作業者は常に前向きの姿勢でトラ クタの運転、作業機の操作ができるため視界がよく、トラクタの運転、作業機の 操作が容易であり、しかも姿勢に無理がないので疲れや危険がない。 又アームを横向きにできるので、モアなどでは作業範囲を拡大できる。
【図1】トラクタへアームを取付けた状態を示す要部側
面図である。
面図である。
【図2】支持部材とこれに枢着された受け部材の平面図
である。
である。
【図3】支持部材を構成するサイドフレームの側面図で
ある。
ある。
【図4】支持部材を構成する横フレームと枢着金具の側
面図である。
面図である。
【図5】横フレームと枢着金具の平面図である。
【図6】受け部材の側面図である。
【図7】受け部材の平面図である。
【図8】トラクタへアームを取付けた状態の側面略図で
ある。
ある。
【図9】他の実施例の要部側面図である。
【図10】図9の平面図で、受け部材を横向きにした状
態を示す。
態を示す。
【図11】前記以外の実施例の要部側面図である。
T トラクタ 1 アーム 4 関節 9 取付部材 12 支持部材 13 サイドフレーム 18 横フレーム 20 枢着金具 24 受け部材 33 連結ピン
Claims (1)
- 【請求項1】 関節を有し、作業機を装着するアームの
基部を取付けた受け部材と、トラクタに設けられた取付
部材と、取付部材に着脱自在に取付けられる支持部材と
からなり、受け部材は左右へ回動可能に支持部材にトラ
クタの前方の位置で枢着されている作業機装着用アーム
のトラクタへの着脱手段。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4845991U JPH0523805U (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 作業機装着用アームのトラクタへの着脱手段 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4845991U JPH0523805U (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 作業機装着用アームのトラクタへの着脱手段 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0523805U true JPH0523805U (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=12803949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4845991U Pending JPH0523805U (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 作業機装着用アームのトラクタへの着脱手段 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0523805U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017006080A (ja) * | 2015-06-25 | 2017-01-12 | 株式会社ササキコーポレーション | 草刈機 |
JP2017018016A (ja) * | 2015-07-08 | 2017-01-26 | 株式会社ササキコーポレーション | 草刈機 |
JP2017035050A (ja) * | 2015-08-12 | 2017-02-16 | 株式会社ササキコーポレーション | 草刈機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5527971A (en) * | 1978-08-21 | 1980-02-28 | Fuji Electric Co Ltd | Loss angle meter |
-
1991
- 1991-04-04 JP JP4845991U patent/JPH0523805U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5527971A (en) * | 1978-08-21 | 1980-02-28 | Fuji Electric Co Ltd | Loss angle meter |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017006080A (ja) * | 2015-06-25 | 2017-01-12 | 株式会社ササキコーポレーション | 草刈機 |
JP2017018016A (ja) * | 2015-07-08 | 2017-01-26 | 株式会社ササキコーポレーション | 草刈機 |
JP2017035050A (ja) * | 2015-08-12 | 2017-02-16 | 株式会社ササキコーポレーション | 草刈機 |
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