JPS63192620A - 4輪駆動車におけるトルク伝達の制御装置ならびに制御方法 - Google Patents

4輪駆動車におけるトルク伝達の制御装置ならびに制御方法

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JPS63192620A
JPS63192620A JP63012454A JP1245488A JPS63192620A JP S63192620 A JPS63192620 A JP S63192620A JP 63012454 A JP63012454 A JP 63012454A JP 1245488 A JP1245488 A JP 1245488A JP S63192620 A JPS63192620 A JP S63192620A
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clutch
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は4輪駆動車輌におけるトルク伝達の制御シス
テム、とりわけ2本の出力シャフト間におけるトルク駆
動のためのクラッチ制御差動機構を有する4輪駆動車に
特に適した制御装置に関する。
〔従来の技術〕
前輪駆動軸並びに後輪駆動軸に駆動力を伝達するための
伝達ケース(transfer case )を動力伝
達経路に有する4輪駆動車は既に知られている。この4
輪駆動車においては、伝達ケースには1本の主シヤフト
(または入力シャフト)によって駆動される2本または
それ以上の出力シャフトが設けられているのが通常であ
る。これらの被駆動シャフトは出力駆動シャフトと称す
ることもできる。
というのは、この出力駆動シャフトは駆動軸を介して車
輌の車輪を駆動するのに用いられるからである。車輌の
操向を円滑に行うためには、駆動輪が異なる回転速度で
回転することが許容されねばならず、そのためには出力
駆動シャフト間における回転速度に差異がなければなら
ない、これらの出力駆動シャフトを差動手段で連結する
ことは既に知られている。いくつかの適用例によると、
ベベル・ギアによる差動機構−これは出力軸間のトルク
を均等に分割するーが伝達ケースにおいて使用されてい
て、常時前軸と後軸を駆動するが、しかし操向ジオメト
リ(steering geometry )に適応す
るために、2軸間の相対的回転を許容している。駆動系
列において差動歯車機構を使用することには1つの重大
な欠点がある。それは、すなわち、仮に車輌のうちの1
つの車輪でも低(牽引)摩擦表面上にあると、当該車輪
の変動軸と伝達ケースの差動機構により、当該車輪め自
由回転が許容されてしまうことである。この結果、残り
の車輪にはほとんど駆動力ないしはトルクが伝達されな
いことになる。
車輪のスリップを減するために、伝達ケースの差動機溝
に手動操作のロック機構が装備されるものもある。この
ような差動機構は、ロック状態または非ロツク状態でも
操作される。ロックされた場合、この機構は前側駆動シ
ャフトと後側駆動シャフトの両者を共に連結し、両者を
積極的に駆動する。しかしながら、この様なロック機構
は、前側駆動軸と後側駆動軸間の回転速度の差異を許容
しない。
2輪駆動から4輪駆動に自動的にシフト変更を行うため
のシステムも既に工夫されている。この様なシステムに
よれば、車輪のスリップを検出すると、前側駆動輪と後
側駆動輪とが共にロックされる。2輪駆動と4輪駆動と
を自動的にシフト変更するこのシステムには幾つもの欠
点がある。第1に、このシステムは、常時(full 
time)の4輪駆動を提供するものではない。したが
って、常時4輪駆動によって達成され得る車輌の操縦性
()Handling)と安全性の向上という特徴が、
このシステムによっては実現できない、第2に、非ロツ
ク状態とロック状態に自動的にシフト変更するこのシス
テムには融通性が欠けることである。いっだんこのシス
テムで前側駆動輪と後側駆動輪をロックすると、駆動輪
間のいかなる回転速度の差異も生じ得ない。多くの場合
(例えば旋回する場合)、一方の駆動シャフトから他方
の駆動シャフトに、両者間の回転速度の差異を許容しつ
つ、トルクをシフトすることが望ましい。さらに、車輪
のスリップに応じて2輪駆動から4輪駆動に自動的に変
更するものにおいて、前述の場合に、自動ロック機構の
特徴的事項のゆえに、セットとなる車輪を前もってグリ
ップしくpreviously gripping 5
etof wheelg)、牽引力を消失させることが
起こる。
これらの事項からみて、前側駆動輪と後側駆動輪との間
でのトルクが、前記の様な完全なロック以外の仕方でシ
フトされるべきであるという必要が生じる。
操向−センサーに応じて4輪駆動から2輪駆動にシフト
変更をするシステムもある。このシステムも前述のシス
テムと同様にロック状態でも非ロツク状態でも作動する
。このシステムも、常時4輪駆動により得られる利点を
享受するものではない。
旋回の場合も含む多くの場合に、前輪と後輪との間での
トルクの分配を制御し得ることが望ましい。
今までに知られたシステムのなかで、この様な制御機能
を有し、あるいはこの様な能力を有するものはかってな
い。
〔発明の概要〕
前述の既知の装置の欠点に鑑みて、このい出願の発明の
任務は継続的または常時的に4輪駆動を達成するシステ
ムの提供にある。他の既知のシステムとは異なり、この
出願の発明は、車輌の操作に応じて前輪と後輪との間で
のトルクの分配を制御する手段を含んでいる。
概括的に言えば、この出願の発明は、調整可能なクラッ
チ機構を有する歯車駆動機構と、前側車輪の駆動軸と後
側車輪の駆動軸の間でのトルクの分配を変更し修正する
ためにクラッチの作用を調整し統制するための制御装置
とを結合するシステムを提供するものである。より詳細
に言えば、この出願の発明は、エンジンに結合された入
力シャフトと、前側、並びに後(10)の車輪を駆動す
るための2本の出力シャツ1−とを有する伝達ケースを
含んでいる。差動歯車機構が入力シャフトと出力シャフ
トとの間に介在している。この歯車機構は、歯車列を構
成する少なくとも3つの部材を含んでいる。出力シャフ
トに分配される通常のトルクは、歯車列の歯車ジオメト
リ(gear gemetry)によって決定される一
定の比率ないしは分配比のものとなる。出力シャフト間
に操作可能に配置された電磁作動クラッチ機構により、
車輌の車輪に対するトルクの分配にバイアスがかけられ
る。当該クラッチ機構の好適な態様としては、クラッチ
機構は2つの差動要素(または差動部材)を相互に連結
するために摩擦により連動する部材を含んでいて、その
結果、摩擦部材間で生起されるトルクのレベルによって
出力シャフト間での相対的な回転が制御される。作用に
際して、このバイアス付与クラッチは、最も遅(回転す
る出力シャフトに駆動トルクを付与し、最も速く回転す
る出力シャフトからはトルクを減じてクラッチのトルク
能力と実質的に同等となるようにする。このクラッチの
トルク能力の程度は、完全に自由な状態から乾いた舗装
道路において車輪止めをした状態のトルクと同等のもの
まで調節しうるちのである。
バイアス付与クラッチのトルクレベルを制御調節する能
力は、独特な電子的制御システムによって達成される。
この電子的制御システムは、検知ステージ、演算ステー
ジ、駆動ステージを骨子とするものである。検知ステー
ジには一連のセンサ一群が含まれている。演算ステージ
は、検知ステージと相互連結されて、車輪のスリップの
検知に応答して出力信号を発生する。この演算ステージ
からの出力信号は、駆動ステージに入力する。駆動ステ
ージからの出力は、バイアス付与クラッチ機構を制御し
、したがって、車輌の駆動軸間のトルク分配を制御する
この制御システムにおける検知ステージは、車輌の特性
を監視し、その特性を示す信号を出力する検知器群を含
んでいる。この制御システムにおける演算ステージは、
車輪のスリップを看破し、それを示す信号を出力する手
段を含んでいる。演算ステージは、車輪のスリップを検
出するとこれに応じて、伝達ケース(手段)に供与され
た全トルクの所定の函数として、クラッチ部材によって
達成される最大のトルクレベルはどの程度であるかを計
算し、所定の期間に渡ってクラッチにトルクを適用する
こと(すなわちトルクを増減すること)をプログラムす
るための手段をさらに含んでいる。演算ステージの出力
信号はこの制御システムの駆動ステージに入力してクラ
ッチ活性化のレベルを調節して前側駆動軸と後側駆動軸
との間のトルクにバイアスをかける様にする。トルクに
バイアスをかけて特定のまたは所望のレベルとすること
の能力は、牽引力の制御を改良し、車輌のプログラム可
能な操縦特性という新しい領域を開拓するものである。
〔発明の目的〕
以上のことから、この出願の発明の目的は、主として、
常時4輪駆動を行うことができる制御システムを提供し
て従来技術の欠点を除(と共に、車輌の各駆動軸のトル
クにバイアスをかけて特定のまたは所望のレベルのもの
としうる様にして改良された牽引力の制御を行うことに
ある。
この出願の発明の有する重要な利点は、この発明によれ
ばクラッチが、4輪すべてに対するトルクにバイアスを
かけるように調節され、そのようにすることによって車
輌の操縦性と安全性という特性とが向上することである
この出願の発明の他の目的は、車輪のスリップと操向角
度との両方を検知し、それに従って各駆動軸に対するト
ルクの分配を修正する4輪駆動車の新規な制御システム
を提供することである。
〔実施例の説明〕
前述の目的並びに、開示される事項を理解すれば明らか
となるであろう利点について留意すれば、この出願の発
明は、発明の望ましい実施例として図示している様な装
置、部材の結合と配列とからなることが理解されよう。
図示した望ましい実施例については、機能、作用、構成
、並びに利点を、添付の図面を参照しつつ読めば当業者
が容易に理解できる様に、詳細に後述する。
図面を参照する。この図面においては、同じ符号によっ
て、様々な様相の同じ部材を示している。
第1図には対になった前輪12、後輪14をそれぞれ有
する4輪駆動車10が概略的に図示されている。
前輪12、後輪14は、それぞれ前側駆動軸16、後側
駆動軸18に装着されている。車輌10にはさらに、駆
動源であるエンジン20を含む駆動系が装備されている
。エンジン20からの出力は、変速機(transs 
iss 1on) 22と、中央すなわち軸間の差動ユ
ニットを有する駆動伝達ユニット24とを介して各々の
駆動軸手段に伝達される。キャブレターの吸入路に対す
る吸気を調整し、それによりて吸気マニフォルドの真空
度を増すためのスピンドル上の弁(a spindle
mounted valve)2gを有するキャブレタ
ー26ガ、エンジン20に装備されている。車輌には、
さらに、操向機構手段30が装備されている。
操向機構手段30には、操向輪34に作用連結された操
向箱32がふくまれる。伝達ケースは例外として、車輌
のその他の部材の目的や作用は良く知られていることな
ので、これ以上の詳しい説明は不要であろう。
第2.3図に概略的に示す様に、駆動伝達ユニット24
の構成部品は、液体内蔵の分割されたケーシングに収容
されている。当該構成部品は、主として、駆動ギア(セ
ット)38、変速機の出力シャフト41に連結された回
転可能に軸支された入力駆動シャフト40、回転可能に
軸支された2本の駆動出力シャフト42.44、並びに
電磁クラッチで構成された作動手段46とからなる。好
ましい実施例では、駆動ギア(セット)38は、遊星歯
車セットを含む軸間の(中央の)差動ユニットとする。
しかしながら、発明の開示の目的に適うために、「差動
」または「差動ユニット」という用語は、前輪と後輪と
の間のトルクの分配を選択された歯車の配列によって決
定される比率に分配する様な機械的結合を示すものとす
る。
好適な遊星歯車セット38としてここで提示したものは
、入れ子穴で、相対的に回転可能な3セツトの要素を含
んでいる;すなわち、外周に歯を刻んである太陽歯車4
8内周に歯を刻んである環状(リング状)歯車50、そ
して、対をなすビニオン歯車52と52Aとである。ピ
ニオン歯車52.52^は、互いに歯合し、さらに、太
陽歯車48、環状歯車50ともそれぞれ歯合する。ピニ
オン歯車52.52Aは、遊星キャリア54によって担
持されている。トルク伝達の要望に応じて、この3セツ
トの要素のうちのいづれかが駆動力入力シャフト40に
連結される。
図示の実施例(第3図)においては、太陽歯車48が回
転軸の回りに回転し、それゆえ、駆動出力シャフト44
に作用連結されている。環状歯車50は、太陽歯車48
の回転軸と実質的に共心的な回転軸の回りに回転し、入
力駆動シャフト40と作用連結されている。差動機構の
遊星キャリア54は、太陽歯車48の回転軸の回りに回
転し、駆動出力シャフト42の一端に作用連結されてい
る。これらの構造に、よって、いづれのシャフトの回転
動作が他の2本のシャフトの回転動作に対して所定の時
間的関係に基づき影響を及ぼすこととなる。
駆動出力シャフト42は、入力シャフト40に対して同
軸心になる様にケーシング内で支持されている。
第1図に示す様に、駆動出力シャフト42の回転する他
端は、後(10)の差動ユニット56に連結されている
。後(10)の差動ユニット56は、後輪14を駆動す
る後側駆動軸手段18に連結されている。後側差動ユニ
ット56は、後輪が異なる速度で回転するのを許容し、
当該車輪間における回転速度の差異を吸収する。
図示された実施例の第2.3図を参照する。差動ユニッ
ト38の太陽歯車48は、入力駆動シャフト40の回り
に回転可能に入り子穴に(telescopely)搭
載された環状スリーブシャフト58の一端に配置されて
いる。環状スリーブシャフト58には、さらに第1チェ
ーン輪60が装着されている。この第1チェーン輪は、
適宜の伝達媒体すなわちチェーン等の手段64を介して
第2チェーン輪62に連結されている。この第2チェー
ン輪62は、差動ユニットのもう一方の駆動出力シャフ
ト44に搭載されている。この第2の駆動出力シャフト
44は、出力シャフト42の側方に離れて、かつ出力シ
ャフト42と並行に延在して位置づけられており、ケー
シング36に回転可能に支持されている。第1図に端的
に示す様に、第2の出力シャフト44は前側差動ユニッ
ト66に連結されている。この前側差動ユニット66は
、前側駆動軸手段16を介して前輪12を駆動すべく、
前tt112に作用連結されている。前側差動ユニット
66は、前輪が互いに異なる速度で回転するのを許容し
、前輪相互の回転速度の差を吸収する。
上記以外にも、伝達ユニットはさらに中央のく軸間の)
差動を介するトルクの伝達を調整するためのバイアス付
与クラッチ部材46をふくんでいる。すなわち、バイア
ス付与クラッチ部材46は、駆動出力シャフトに分配さ
れるトルクを作用的に増減する。好適実施例においては
、第3図に示す様に、電磁クラッチ部材46が、停留し
た電磁コイル手段70で構成されている。この電磁コイ
ル手段70は、ケーシング(ハウジング)36内に配置
されていて、軟鉄からなるローター72によって部分的
に包囲されている。後述する様に、適宜の電気的結線に
よって、電磁コ、イル70にクラッチ電流が供給されて
磁束が発生する。一方、ローター72には、適宜の溝穴
を設けた端面76が形成されている。シャフト58に連
結された結合スリーブ部材78が、ローター72の端面
76と反対の側に隣接して配置されている。第4図に端
的に示す様に、ローター72は球傾斜継ぎ手(ball
 ramp coupling)を介してシャフト72
に連結されている。この球傾斜継ぎ手は、一連のロッキ
ングボール80を含んでいて、このロッキングボール8
0はローター72と結合スリーブ78の両方に設けられ
ている円錐形の凹部すなわちランプ(ramp) 82
によって画定される一連のポケット内に余裕をもって収
容されており、ゆるく動くことができる(第4図)。こ
の継ぎ平部材を設計するうえで重要でことを1つあげる
と、クラッチ部材が自己ロックしない様に継ぎ手機構の
球/ランプ(ba口/ran+p)の結合構造を設計す
ることである。
このことは、付加的な制御入力信号なしでクラッチが自
分勝手に作動することのないようにすることを保証する
うえで不可欠な事項であり、かつ、このことにより制御
入力信号の移転または除去に基づくクラッチの積極的な
解除機能ないしは調整機能が保証される。
ローター72を軸線方向に沿って結合スリーブ部材78
に向けて付勢するための弾発スプリング73が1つ以上
設けられている。このスプリング73は、ローター72
の内(10)の面75と、シャフト58上のスナップリ
ング77との間に位置している。この構成により、電磁
コイル709が励磁を解除した際に、摩擦クラッチにい
かなる圧縮力も実質的に与えることな(ローター72が
自動的に位置づけられる。
第3図を再び参照する。クラッチ部材46は、さらに溝
穴が適宜設けられたアーマチエアないしは摩擦板84を
含んでいる。この摩擦板84には、@86が刻まれてい
て、この歯86は、遊星の拡張部53に設けられている
相補的な歯88、ならびにとニオンキャリア52と、駆
動関係上協同する。摩擦板84はシャフト58に対して
、軸線方向に移動可能であって、ローター72の溝穴付
き端面76と摩擦係合するように配列されている。摩擦
板84から軸線方向に離れたシャフト58上には、環状
の背板または圧力板90が設けられている。この背板9
0と摩擦ui84との間には、相互に重なり合った一連
の摩擦ディスク92.94が配列されており、摩擦ディ
スク92はスリーブシャフトに、また、摩擦ディスク9
4は拡張部53にそれぞれ関連づけられている。
〔実施例の動作] 電磁コイル手段70は最初は励磁されておらず、いかな
る直接的駆動結合関係も出力シャフト42と44の間に
は存在しない、このために、各駆動軸に分配されるトル
クは、遊星歯車機構におけるギア比で決定される。この
静止した電磁コイル手段70にクラッチ電流を流すと、
磁束が発生し、この磁束によりアーマチユアである摩擦
板84はローター72の端面76に吸引される。この結
果、ローター72と摩擦板84との間には摩擦駆動関係
が成立する。
摩擦板84は出力シャフト42と作用連結されているの
で、摩擦板84は出力シャフト42と同じ回転速度で回
転しようとする。これと同様に、ローター72は出力シ
ャフト44と作用連結されているので、ローター72も
出力シャフト44と同じ回転速度で回転しようとする。
もし、出力シャフト42と出力シャフト44との間に相
対的な回転の差があれば、そのことによって、球80が
円錐状に形成された凹所82内を巻上がる。これに応じ
て、継ぎ手機構がローター72と摩擦板84を力強く軸
線方向に動かし、これらを一体化する。したがって両者
は、摩擦ディスク92と94を、共に、圧縮力ないしは
くさび作用で押圧する。摩擦ディスク92と94とが共
に押圧されると、摩擦板92と94は出力シャフト42
と44との間に原動力を及ぼすことになる。こきことに
よっ゛て、クラッチは2本の出力シャフトのうち遅く回
転するシャフトにはトルクを付与し、早く回転するシャ
フトからはトルクを減することとなる。クラッチへの電
流を調整することによって、出力シャフト42と44と
の間の相対的回転も調整される。
すなわち継ぎ手機構がトルクに応じて解除される様に設
計されているので、予備的な連結に供せられる付加的な
トルクが不可欠であり、この付加的トルクによって、摩
擦ディスク92と94とを作用に当たって保持するため
に必要とされる軸線方向の力が生じるのである。この付
加的トルクは電磁クラッチ部材46から供給される。
〔制御システム 100〕 電磁クラッチ部材46の電磁コイル70に供給されるク
ラッチ電流のレベルにより、クラッチ部材のバイアスト
ルクが制御される。すなわち、バイアストルクについて
の正確な制御が、電磁コイル70に対するクラッチ電流
の増減によって達成される。
この発明によれば、クラッチ部材に供給される電流レベ
ルを調整して、これにより前輪駆動軸手段44と後輪駆
動軸手段42の各々のバイアストルクをfDII al
lするための制御システムないしは情報処理ユニット1
00が提供される(第1図)。第5図に端的に示してい
るが、概略的に述べれば、制御システム100は、検知
ステージ101、演算又は制御ステージ103、アクチ
ュエーターステージ105からなっている。この検知ス
テージ101は、車輌の様々な動作状況を監視し、検知
するための一連の検知器群をふ(んでいる。演算ステー
ジ103は、検知ステージにおける各検知器から信号を
受信し、信号を出力する。当該出力信号は、伝達ケース
24に分配される全トルクの函数として演算されたもの
である。
この出力信号は、アクチェエータ−ステージ105に入
力し、クラッチの励磁エネルギーを調整し、前輪駆動軸
44と後輪駆動軸42との間に生成されるバイアストル
クを制御する。以上の様な極めて包括的な制御システム
の概念をベースにして、次に、この制御システムの各ス
テージの詳細を述べることにする。
〔検知ステージ101〕 制御システムの検知ステージ101は、車輌の様々な動
作状況を監視する一群の検知器102.104゜1(1
6、1(18.110.そして112を含んでいる。典
型的な例を挙げれば、検知器102は、駆動シャフト4
4の回転速度を検知する様に位置づけられており(第3
図)、検知器104は、駆動シャフト44の回転速度を
検知する様に位置づけられている(第3図)。検知器1
02.104は、従来からあるもの、例えば、それぞれ
関連するシャフトと共に回転するように設けられた歯車
またはローターの歯の通過によって出力パルスを発生す
るものとしてよい。
こうすることによって、それらの検知信号の周波数は関
連する各々の出力シャフトの回転速度に比例したものと
なる。
検知器1(16と1(18とはエンジンの動作状況を監
視する。さらに言えば、検知器1(16(第1図)は、
エンジンの現時点での回転速度を示す信号を発生する。
検知器1(18(第1図)は、エンジンにかかる負荷を
検知する(操作者の選択により検知を行う)ためのもの
であり、ボテンシジンメーター等のものでよい。この出
力信号は、エンジン負荷を示すものとして制御システム
に対して出力される。
代替のものとして、検知器1(16検知器1(18を真
正のトルク検知器としてもよい。
操向角検知器110(第1図)は、前輪12の操向角を
監視し、その状態を示す信号を発生する。さらに、差動
機構油温検知器112が設けられていて、差動機構の油
温並びにオイルケース24内の温度を監視し、これを示
す信号を発生する。
〔演算ステージ 103〕 検知器の出力は、演算ステージ103の入力として作用
する。演算ステージ103は、様々な検知器から入力信
号を受は入れる手段と、電気的にアナログand10r
ディシイタル計算をする論理回路(マイクロコンピュー
タ−に基づ(ものが望ましい)手段とを含む。
演算ステージ103は、車輪スリップ検知手段116と
、クラッチトルク命令発生手段118とを含む。車輪ス
リップ検知手段116の目的は、4輪のうち牽引力を失
った車輪を検知することである。
車輪スリップ検知手段116は、前輪駆動シャフト並び
に後輪駆動シャフトの回転速度検知器102゜104か
ら、車輌の状態を示す信号を受信する手段を含んでいる
。その作用を述べると、車輪スリップ検知手段116は
、前輪駆動シャフトと後輪駆動シャフトの相対的な回転
速度と車輌の操向角を示す函数を比較する様に機能する
。仮に、車輪スリップ検知手段が、常態でない車輪のス
リップを検出し演算すると、ライン160を介してクラ
ッチトルク指示発生手段118に信号、すなわちトリガ
信号が出力される。ライン160を介して出力される信
号は、車輪と、地面との間の牽引力が消失したことを指
示する。ライン160を介して受信する車輪のスリップ
を示す信号の他に、クラッチトルク指示発生手段118
はエンジン速度検知器1(16並びにスロットル位置検
知器1(18からのエンジン状態を示すデータを利用す
る。クラッチトルク指示発生手段118の目的は、時間
依存の制御出力信号を発生することであり、この制御出
力信号は、制御システムのアクチュエーターステージ1
03に入力してt磁クラッチ46の励磁を制御し調整す
る。
車輪スリップ検知手段116には、1またはそれ以上の
車輪が地面に対する牽引力を失ったことを検知する能力
を有する作動手段が設けられている。
この様な作動手段にはいろいろな形態があり得ることは
、当業者であればすぐに思い付(であろう。
この様な作動手段の一態様として提示した好適実施例の
機能ブロックが、第6図に示されている。
第6図によれば、車輪スリップ検知手段116は、3つ
の検知器からのデータを受信する。すなわち、前例シャ
フトの速度検知器102 、it向角検知器110、そ
qて後側シャフトの速度検知器104のすべてから、そ
れぞれライン122.124そして126を介して車輪
スリップ検知手段116に信号が供給される。望ましい
態様としては、車輪スリップ検知手段116は、車輪の
スリップを検知するための2つの手法を備えている。1
つの手法は、2本の出力シャフト44と42との間の相
対的な回転速度に基づく手法であり、他の手法はこれら
駆動シャフトの個々の加速度に基づく手法である。これ
らのる 目的を達成す矛ために、車輪スリップ検知手段116に
は、4つの信号解読パス128.130.132.そし
て134とが設けられており、これらの信号解読パスは
すべて“”OR’回路136に導びかれている。いずれ
かの信号解説パスを介して“OR”回路に受信されたい
づれかの車輪がスリップしていることを示す信号は、車
輪スリップ指示信号として“OR”回路から出力される
第1の信号解読パス128は、ライン122を介して前
輪シャフトの検知器102から信号を受信する。前輪駆
動シャフトの回転速度を示す当該入力信号は、参照ステ
ージ138において、前もって定められた値と比較され
る。この参照ステージ138において、検知器102か
らの入力信号は、後側駆動シャフトの回転速度の上限を
決定することに利用される。このステージ138からの
出力信号は、ライン140を介して転送され、別にある
演算ステージ142の入力信号となる。操向操作の際に
起こり得るシャフト間の回転速度差を許容するために、
操向角の現況を指示する信号が、これとは別にライン1
24を介して演算ステージ142に入力する。
演算ステージ142は、前側駆動シャフト44の回転率
の現況と操向角の現況とに基づいて、後輪の最大回転率
はどの様になるかを理論的に計算した値である出力信号
を形成する。演算ステージ142からの出力信号は、監
視された状態の条件下において後輪がいかなる速度ぞ回
転すべきかを示すものであり、ライン144を介して転
送されて、比較ステージ146に入力する。比較ステー
ジ146は、さらに、ライン126を介して後側駆動シ
ャフトの速度検知器104にも連結されている。演算ス
テージ142からの入力信号と、当該速度検知器104
からの入力信号は、比較ステージ146において計算さ
れて、後輪がスリップ状態であることを示す速度で回転
しているかどうかの判断がなされる。仮に車輪がスリッ
プ状態であることが検知演算されると、比較ステージ1
46は、ライン14Bを介して車輪のスリップ指示手段
116のオア回路136に対して車輪のスリップを示す
信号を出力する。信号°解読パス130は、信号解読パ
ス128を構成しているものと基本的に同様な演算ステ
ージを有することを理解されたい。信号解読パス130
における各ステージは、基本的に、信号解読パス128
と同様な構成で同様な機能を果たすものであるので、そ
れらにおけるステージには類似の参照符号を示しである
。監視された前側駆動シャフトに対する回転速度の上限
は、この第2の信号解読パス130によって計算されて
、信号解読パス128において生成された速度上限と類
似の方法で利用される。
この、車輪のスリップを検知するための相関係する速度
検知手法は、他のシステムにおける検知手法と比較する
と、様々な理由により正確さの点で優ぐれている。その
理由として第1に挙げられることは、このスリップ検知
手法は操向角度に敏感に反応することであり、この操向
角度は、車輪のスリップに関与していない様な車輪の回
転速度差を発生させることである。この結果として、本
手法によれば、回転速度差の発生源を区別することが出
来るので、より狭少の公差で(すなわちより正確に)動
作することが可能となる。第2に挙げられる理由は、本
手法によれば、許容できる回転速度の差が、前輪の速度
超過、後輪の速度超過に対して個々別々にセットしうろ
ことである。第3に挙げられる理由としては、本手法に
よれば、許容できる速度差が車輌速度という函数に基づ
いてプログラム可能であることによって、走行条件によ
って要求される公差が所望により狭くも広くもなること
である。
信号変更パス132と134とは、車輪のスリップを検
知するための、加速度に基づく手法を提供している。信
号解読パス132も、ライン122を介して前側駆動シ
ャフトの速度検知器102から入力信号を引き出してい
る。この入力アナログ信号のパス132は最初に微分ス
テージ(differentiators tage)
 150において信号を受信する。この微分ステージ1
50において、入力信号は加速度信号に変換される。こ
の微分ステージの替わりに、シャフトに加速度検知器を
設ける様にしてもよい、この微分ステージ150からの
出力は、ライン152を介して転送されて、比較ステー
ジ15402つの入力のうちの一方の入力として作用す
る。比較ステージ154のもう一方の入力は、ライン1
56を介して転送された信号であり、前側駆動シャフト
の加速限界値を示す信号である。この前側駆動軸の加速
限界値は、比較ステージにおいて前もって決められた値
、すなわちこれを超えると車輪が地面に対する牽引力を
失ってしまう様な値である。微分ステージ150からの
出力信号と加速限界値とは比較ステージ154において
、計算されて、監視しているシャフトが加速されると、
スリップ状態であることを示す限界値を超えるかどうか
の判定がなされる。仮にスリップ状態であることが検知
ないしは計算されると、比較ステージ154は、ライン
158を介して、オア回路に車輪のスリップを示す信号
を転送する。信号解読パス134は、信号解読パス13
2を構成するものと基本的に同様な演算ステージを有し
ている。パス134における加速限界値は、パス132
において計算された加速限界値と類似の方法で計算され
、利用される。このことから、パス134の各ステージ
は、パス132における各ステ、−ジで用いられた参照
符号と類似の符号により示しである。上記の様に、信号
解読パス128゜130、132.134から“OR”
回路に入力する信号のうち、いづれかの信号が車輪のス
リップを示す信号であれば、オア回路は、ライン160
を介して車輪のスリップを示す信号を出力すなわちトリ
ガする。
第7図は、クラッチトルク指示発生手段118の主要な
ステージを示すブロレク図である。図示の様に、この実
施態様においては、クラッチトルク指示発生手段118
は、2つの信号源からの入力信号を解読して計算し、ラ
イン180から信号を出力する。このうち一方の信号入
力源は、ライン160を介した車輪のスリップ検知手段
116である。もう一方の入力は、エンジンのデータを
示すものであり、ライン162を介してこのクラッチト
ルク指示発生手段に入力している。このクラッチトルク
指示発生手段118の目的は、所望のクラッチトルクの
レベルを計算して決定し、特定の時点で、当該所望のク
ラッチトルクレベルを示すトルク指示信号を出力するこ
とである。
車輪スリップを示す信号をいかにして導き出すかという
ことは詳細に記述ずみであるので、ここではそれ以上に
立ち入ることは避tする。車輪のスリップ指示手段11
6におけるのと同様に、クラッチトルク指示発生手段1
18もここで示す形式のもの以外の他の形式のものとす
ることができる。第7図に示すブロック図は、クラッチ
トルク指示発生手段118の包含する様々な機能ならび
にステージを例示として記載したものである。本図に拘
束されることな(、本発明の技術的思想の範囲内で他の
形式のものが採りうることは評価されてしかるべきもの
である。エンジンに関するデータがライン162を介し
てクラッチトルク指示発生手段118に供給される。エ
ンジンデータは2つの信号を導出する。すなわち、プロ
セッサー164に対して、エンジン速度検知手段1(1
6と、スロットル位置検知器1(18の双方の信号が供
給される。既知の手法で、このプロセッサーはエンジン
トルクを示す出力信号を生成する。基本的には、このク
ラッチトルク指示発生手段は2つのステージを含んでい
る。まず最初に、目標トルクステージ166がある。こ
の目標ステージ166は、プロフィール発生ステージ1
68との共同に従って機能する。目標トルクステージ1
66の目的はクラッチ部材に対する適切な目標のトルク
レベルを決定することである。
すなわち、目標トルクステージ166は、伝達ケースに
対する入力トルクに基づいたトルクの特定の制御された
レベルをセットする。プロフィール発ステージ168の
目的は、ライン180を介してアクチュエーターステー
ジ103に転送される時間依存のトルク指示信号を生成
することである。
第8図は、目標トルクステージ166の機能とステージ
を示すブロック図である。好適実施例として図示の様に
、目標トルクステージ166は第1の演算ステージ17
0と第2の演算ステージ172を有する。ライン162
を介してエンジンのトルクを示す信号が、ライン169
を介して速度検知器1(16からのエンジン速度指示信
号がライン122.126を介して検知器102.10
4からの前側ならびに後(10)の駆動シャフトの回転
速度を示す信号が当該第1の演算ステージ170に入力
信号として供給される。上記した様に、エンジン速度と
スロットル位置の測定値は、装置164においてエンジ
ン出力トルクを計算するのに利用される。この第1の演
算ステージ170において、エンジン速度の測定値と伝
達ケースからの出力シャフトの回転速度の測定値は、変
速殿のギア比を計算するのに利用される。第1のステー
ジにおいて、エンジン出力トルクと変速機のギア比とは
さらに、伝達ケースに対する全入力トルクを決定する計
算のために供される。ステージ170の出力は、ライン
174を介して転送されて、伝達ケース240入カシヤ
フト41に分配される全トルクのレベルを指示スる。
第2のステップは、車輪のすべり量と均り合う様に適応
される適切なトルクレベルを設定することである。この
追加のステップは、目標トルクステージ166の第2の
演算手段172において達成される。この第2の演算ス
テージ172は、伝達ケースに分配される全トルクのレ
ベルの函数であるところの、クラッチに対する目標また
は最大限界のトルクの制御レベル値をセットする様に構
成されている。目標トルクレベル信号はクラッチを完全
にロックするのに必要とされる値よりも小さい値となる
ことは当然のこととして理解されよう。この第2の演算
ステージ170の出力信号は、ライン178を介して目
標トルクステージ166から転送される。
第7図を参照する。目標トルクステージ166の出力信
号は、ライン178を介して転送されて、プロフィール
発生ステージ168に対する入力の1つとして供される
。プロフィール発生ステージ168は2つの大力に応じ
る。プロフィール発生ステージに対するもう1つの入力
は、ライン160を介して車輪のスリップ指示手段11
6から受信される信号である。車輪のスリップを指示す
る信号が車輪スリップ指示手段116から供給されると
、プロフィール発生ステージ168は目標トルクステー
ジ166を参照して、クラッチに適応されるトルクのレ
ベルを決定する。
第9図は、プロフィール発生ステージ168で生成され
る出力を概略的に示すものである。前述した様に、車輪
のスリップ量を車輪スリップ指示手段が決定した瞬時に
、トリガ信号が形成されて、ライン160を書いてプロ
フィール発生ステージ168に当該トルク信号が転送さ
れる。プロフィール発生ステージ168は、クラッチト
ルク指示を発生する。このクラッチトルク指示は、クラ
ッチのトルクを増加させて目標トルクステージ166で
設定さされた最大の目標トルクのレベルのものにする。
第9図に概略を示す様に、クラッチトルク指示は、増大
期間”フェーズと称される所定の期間中は増加する。プ
ロフィール発生ステージは、そのフェーズに続いて、”
目標保持”フェーズを開始する、この目標保持フェーズ
の期間においては、クラッチトルク指示は所定の”目標
保持”期間にわたって、実質的に一定の目標レベルに維
持される。
”目標保持”フェーズの終了時点で、プロフィール発生
ステージは、クラッチトルク指示のレベルを”復帰期間
”フェーズと称される。所定の期間にわたって定常的に
低減して、そのレベルを初期値のものとする。上期フェ
ーズの各期間は、個別に前もってセントすることが可能
である。
”増大期間”フェーズの期間中は、プロフィール発生ス
テージは車輪のスリップ指示手段から車輪のスリップの
指示を継続的に、または操り返して受信している。すな
わち、車輪スリップ指示手段166はクラッチへのトル
ク指令サイクルのいつの時点においても能動に維持され
て車輪のスリップを指示している。しかしながら、プロ
フィール発生手段は、′増大期間”フェーズ中は、この
ような指示は無視し、さらに、所定の”ロックアウビ期
間にわたって、このような車輪のスリップ指示手段から
の指示を無視し続ける。この”ロックアウビ期間の終了
後においては、プロフィール発生ステージは車輪のスリ
ップ指示に応答する。
すなわち、更新されたトルク目標を受は入れて、この更
新されたトルク目標レベルに到達するまでは、再び”増
加期間”フェーズに復帰する。前述した”目標保持”フ
ェーズ、ならびに”復帰期間”フェーズにおいては、再
トリガ条件がいくつ続こうとも再トリガ信号によってそ
の都度干渉される。
第7図に示されている線に、クラッチトルク指示発生手
段118の出力は、ライン180を介して制御システム
のアクチュエーターステージ103に転送される。この
アクチェエータ−ステージ103には、電流評価手段1
82を含むクラッチ駆動手段が設けられている。装置1
82はトルク指示発生手段118からの信号を受信し、
クラッチトルク指示を電流のレベクに変換する。この電
流のレベルは、トルク指示発生手段118によって示さ
れたクランのトルクレベルを達成するために必要とされ
る電流に相当する。作動手段(電流評価手段)182は
、ライン184を介して、電磁励磁手段70に適切な電
流を流すように指示する。この適切な電流とは、タラツ
ケ・の摩擦部材間のトルクを、クラッチ指示発生手段1
18によって要求されたレベルのトルクにする様な電流
である。この作動手段182は、パルス幅変調器(pu
lse width modulator)の形式のも
のとしてもよい。この作動手段182は、さらにライン
186を介して温度検知手段からの入力信号を受信して
もよい。この構成を採れば、クラッチに適応される電流
のレベルは、作動中の伝達ケース内の油温と、クラッチ
の既定の特性を演算因子として調整されるので、温度変
化が生じていてもこれに拘わりな(クラッチのトルクを
指示されたレベルのものに増大させることが可能となる
作動に際して、駆動シャフトの回転速度を示す速度信号
が検知器102.104から転送される。これらの信号
は、他の車輪の特性の現況を示す信月と共に、制御シス
テムの演算ステージ103に対して大力信号として供給
される。検知器102.104そして110からの出力
信−号は、演算手段103の車輪スリップ検知手段11
6に、適応されると共に、これと同様に信号解読バス1
28.130.132.134において、計算処理され
る。信号解読パスのいづれかによって、いづれかの車輪
のスリップを示す信号が生成されると、オア回路136
からライン160を介して出カイ3号が発生する。ライ
ン160を介して転送された出力信号は、車輪が過度に
スリップしているか否かを示す2値レベルの出力信号で
ある。
車輪スリップ検知手段116の出力は、クラッチトルク
指示発生手段118によって受信される。このクラッチ
トルク指示発生手段118は、クラッチの適応を制御す
る特別のまたは時間依存のトルク指示を計算する。この
方式を採ることによって、クラッチ部材に適応されるト
ルクは、車輪の現況状態と操作者の要求とに対応したも
のとして作用することとなる。
第7図に示す様に、制御システムのアクチュエータース
テージ103はクラッチトルク指示発生手段118から
の信号を受信し、これらの信号を電流値に変換し、計算
されたレベルの電流をライン184を介して電磁石の励
磁手段70に供給し、このことによって所定の期間にわ
たってコイル70を励磁する。それに続いて、クラッチ
電流は低減されるのであるが、制御システムは常に継続
して車輌の状態と操作者の要求とを監視している。アク
チュエーターステージ103の出力は、差動機構の油温
の函数として修正されて、これによりクラッチの作動を
より効果的にすべく制御することが望ましい以上の様に
、当初提起した目的、作用効果を完全に達成しうる4輪
駆動車におけるトルク伝達を制御するシステムが提供さ
れた。本発明は、これまでの記載では特定の実施例に沿
って説明されてきた。しかしながらここまでの記載に照
らし合わせれば当業者にとって様々な修正、変更2代替
手段の選択が採りうろことは自明であろう。したがって
、添付の特許請求の範囲に記載の発明の技術的思想、並
びにその応用範囲の中にこれらの修正。
変更1代替手段の選択はすべて含まれるものと、意図さ
れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される車輌の概略を示ず;第2図
は本発明における伝達ケースの概略図を示す; 第3図は、本発明に有用な伝達ケースのIB様を詳細に
示した断面図; 第4図は、本発明のクラッチ部材と共動するボールラン
プ機構の拡大断面図: 第5図は、本発明の作用に従って構成された制御システ
ムのブロック図; 第6図は、制御システムの車輪スリップ検知ステージの
好適実施例の詳細を示すブロック図;第7図は、制御シ
ステムの演算ステージの好適実施例の1部分を詳細に示
したブロック図;第8図は、制御システムの演算ステー
ジの好適実施例の他の部分を詳細に示したブロック図:
第9図は、制御システムの作用を理解するうえで有用な
グラフを示す: 〔符号の簡単な説明〕 12・・・前輪      工4・・・後輪16・・・
前側駆動軸   18・・・後側駆動軸20・・・エン
ジン    22・・・変速機24・・・伝達ケース 
  30・・・操向機構42・・・第1の駆動出力シャ
フト(後側駆動シャフト) 44・・・第2の駆動出力シャフト(前側駆動シャフト
) 46・・・電磁クラッチ手段 特に第3図に関して; 48・・・太陽歯車 52、52A・・・ピニオンキャリア53・・・遊星拡
張部58・・・環状スリーブ   60.62・・・チ
ェーン輪70・・・電磁コイル手段  72・・・ロー
ター73・・・スプリング    75・・・内側面7
6・・・ローターの端面  78・・・結合スリーブ部
材80・−・ボール(球)84・・・摩擦板90・・・
背板または圧力板 92.94・・・相互に重なり合った摩擦部材(外4名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)エンジン(20)により駆動される車輌(10)
    の4つの駆動輪のすべてにトルクを分配する装置であっ
    て:エンジン(20)に連結され、前側駆動軸(16)
    ならびに後側駆動軸(18)に連結された入力シャフト
    (40)を有する伝達ケースであって、前記入力シャフ
    ト(40)と前側ならびに後側の駆動軸(16)(18
    )とを連結して、トルクが所定の方法で前記駆動軸の双
    方に伝達される様にする差動手段(38)とを含む伝達
    ケースと、駆動軸の回転速度とエンジンの動作状態とを
    監視するための検知手段(101)と、前記前側駆動軸
    と後側駆動軸との間のスリップ状態を検知して出力信号
    を発生するための車輪スリップ検知手段(116)と、
    前記車輪スリップ検知手段の出力信号に応答して、前記
    伝達ケース(24)に供給されるトルク、ならびにクラ
    ッチアクチュエーター手段(105)に供給されるトル
    クの全トルクを計算するための所定の函数として作用す
    る出力信号を計算して発生するためのクラッチトルク指
    示発生手段(118)とを含む制御手段(100)と、
    伝達ケース(24)と関連づけられており、前記遊星歯
    車セットの2つの部材の連結を実効あらしめる摩擦部材
    (92、94)を備えた電磁作動クラッチ部材を含んで
    いるバイアス調整可能なクラッチ手段と、 を具備し、前記クラッチアクチュエーター手段(105
    )が電磁クラッチ部材(46)を調整して前記クラッチ
    部材の動作効率を制御し、これにより前記摩擦部材(9
    2、94)間で設定されたトルクレベルの函数として前
    側駆動軸と後側駆動軸へのトルクの伝達を制御する様に
    することを特徴とする装置。 (2)前記エンジン(20)が位置可変のスロットル(
    28)を含んでおり、伝達ケースに供与される全トルク
    が、エンジン速度と、エンジンのスロットル位置と、前
    記2本の駆動シャフトのそれぞれの回転速度とを監視す
    ることによって計算される請求項1記載の装置。 (3)前記クラッチトルク指示発生手段(118)が、
    伝達ケースに供給される全トルクの函数として所定の目
    標トルクレベルを設定するための第1の手段(166)
    と、車輪スリップ検知手段からの車輪スリップの指示に
    応答する第2の手段(168)とを含む請求項1記載の
    装置。 (4)前記第2の手段(168)が、トルクレベルを目
    標のトルクレベルにするために所定の期間にわたってト
    ルクを増加させ、それにつづく、次の所定の期間の間は
    トルクレベルをほぼ一定に維持するための手段を含む請
    求項3記載の装置。 (5)クラッチアクチュエーター手段(105)が、前
    記摩擦部材(92、94)間のトルクを、前記クラッチ
    トルク指示発生手段(118)で設定されたレベルとす
    る様に、電磁作動クラッチ部材(46)に電流を印加す
    るようにする請求項1記載の装置。 (6)4輪駆動車輌(10)のエンジン(20)と、前
    側駆動軸手段(16)によって駆動されて車輌を操向す
    る2輪および後側駆動軸手段(18)によって駆動され
    る2輪からなる4つの駆動輪(12、14)との間のト
    ルク伝達を制御する制御装置であって、 前記エンジン(20)と作用的に連結された入力シャフ
    ト(40)と、前記前側駆動軸(16)、後側駆動軸(
    18)を駆動するための2本の回転駆動出力シャフト(
    42、44)とを有する中央差動機構(24)であって
    、前記入力シャフト(40)から前記2本の出力シャフ
    ト(42、44)の双方に駆動力を伝える駆動パスを形
    成するための歯車装置(38)を含んでおり、前記2本
    の出力シャフト(42、44)との間のトルクにバイア
    スを付与する手段であって、このバイアス付与手段は電
    磁作動のクラッチ部材を含んでおり、このクラッチ部材
    は、クラッチ部材が完全に結合するに到らない際には相
    対的に回転することを許容される相互に重なり合った一
    連の摩擦手段(92、94)を有しており、この摩擦手
    段のうちのいくつかは一方の出力シャフトと共に回転す
    るように配列されており、摩擦手段の残りのいくつかは
    もう一方の出力シャフトと共に回転するように配列され
    ている中央差動機構と、 前記出力シャフト(42、44)の回転速度を示す入力
    と、エンジンの動作状態の現況を示す入力とを含む複数
    の入力信号を受信するための作用手段(103)を有す
    る情報処理ユニット(100)であって、前記入力を処
    理して、車輌の操作状態と操作者の要望とに応じて前記
    出力シャフト(42、44)間のトルクにバイアスを付
    与するように作用するクラッチ部材の摩擦部材間のトル
    クを設定されたトルクレベルとするように調節する計算
    された制御出力信号を発生するための手段(118)を
    有する情報処理ユニットと、 を具備することを特徴とする制御装置。 (7)前記情報処理ユニット(100)が、車輪のスリ
    ップを検知し、これを示す出力信号を発生するための手
    段(116)を含む請求項6記載の制御装置。 (8)前記検知手段(116)が、出力シャフトの加速
    度の函数として車輪のスリップを判定するための装置(
    132、134、136)を含む請求項7記載の制御装
    置。 (9)前記検知手段(116)が、前記出力シャフトの
    相対的な回転速度の函数として車輪のスリップを判定す
    るための装置(128、130、138)を含む請求項
    7記載の制御装置。 (10)前記検知手段(116)が、前記出力シャフト
    の加速度と前記出力シャフト間の相対的な回転速度との
    いずれかの函数として車輪のスリップを判定するための
    装置(128、130、132、134、138)を含
    む請求項7記載の制御装置。 (11)前記作用手段(103)が、さらに車輌の操向
    角度を示す大力を受信する請求項6記載の制御装置。 (12)前記情報処理ユニット(100)が、車輪のス
    リップを検知し、これを示す出力信号を発生するための
    手段(116)を含む請求項11記載の制御装置。 (13)前記情報処理ユニットが、前記入力シャフトか
    ら中央差動装置に分配される全トルクを監視するための
    手段(116)をさらに含む請求項12記載の制御装置
    。 (14)前記エンジン(20)が、位置可変のスロット
    ル(28)を含んでおり、中央差動装置(24)に分配
    される全トルクが、エンジン速度とスロットル位置と、
    駆動出力シャフトの回転速度とに基づいて計算される請
    求項13記載の制御装置。 (15)前記情報処理ユニット(100)が、前記車輪
    のスリップを検知する手段に応答して、前記電磁作動ク
    ラッチ(46)の適用を所定の方式で、かつ、中央差動
    装置(24)に分配される全トルクの所定の函数として
    、調整するための手段(118)をさらに含む請求項1
    3記載の制御装置。 (16)クラッチの所定の通用が、最初に、所定の期間
    にわたって前記摩擦手段(92、94)の間におけるト
    ルクを所定の設定レベルに増大させ、その後、所定の第
    2の期間にわたって、ほぼ一定のトルクレベルの適応が
    行われる請求項15記載の制御装置。 (17)前記情報処理ユニットが、前記クラッチの適用
    を調整する手段と関連づけられていて、計算された制御
    出力に応答して前記相互に重なり合った摩擦手段(92
    、94)間に設定されるトルクを制御するために適切な
    電流を電磁作動クラッチ部材に印加するための手段(1
    05)をさらに含んでいる請求項15記載の制御装置。 (18)前記中央差動装置(24)が、前記クラッチ部
    材(46)が配置される液体収容ハウジング(36)を
    含み、 前記情報処理ユニット(100)が、前記ハウ
    ジング(36)内の液温を監視して液温を示す出力を発
    生する液温検知器(112)からの信号を受信し、これ
    によって、前記の適切な電流を印加するための手段(1
    05)によって印加される電流が、前記液温検知器で発
    生された出力信号の計算された函数である請求項17記
    載の制御装置。 (19)4輪駆動車輌(10)のエンジン(20)と、
    前側駆動軸(16)によって駆動される2輪および後側
    駆動軸(18)によって駆動される2輪とからなる4つ
    の駆動輪(12、14)のそれぞれとの間のトルク伝達
    を制御する制御装置であって、 中央差動機構が歯車セット(38)によって駆動関係に
    連結された3本のシャフト(40、42、44)を有し
    、前記シャフトのうちの1本のシャフト(40)はエン
    ジン(20)に作用的に連結されていると共に他の2本
    のシャフト(42、44)はそれぞれ前側駆動軸手段(
    16)及び後側駆動軸手段(18)に連結されており、
    前記歯車セット(38)は、入力シャフト(40)を介
    して中央差動装置に伝達されたトルクを所定の方式でそ
    の他の前記2本のシャフト(42、44)に分配し、前
    記他の2本のシャフト間のトルクにバイアスを付与する
    手段は、一連の相互に重なり合った摩擦部材を有する電
    磁作動クラッチ部材(46)を有し、これら摩擦部材は
    、相互に回転することを許容されていて、摩擦部材のい
    くつかの部材(92、94)は前記シャフト(42)の
    うちの1本のシャフト(42)と共に回転する様に配列
    されており、摩擦部材の残りの部分は他のシャフト(4
    4)と共に回転する様に配列されており、当該摩擦部材
    の回転速度は、摩擦部材間に設定されるトルクによって
    支配され;車輌の動作と前記エンジンに対する操作者の
    要求とを監視するための手段(101)は、前記他の2
    本のシャフト(42、44)の各々の回転速度を検知し
    て各々のシャフトの回転速度を示す出力を生成する手段
    (102、104)を含んでおり; 前記監視手段に連結された制御回路手段(100)は、
    前記他の2本のシャフト間にスリップ状態が存在する場
    合を決定するための第1の作動手段(116)と、前記
    摩擦部材(92、94)間に適用されるべき目標クチッ
    チトルクを設定するために前記第1の作動部材と結合し
    て配置された第2の作動手段(118)と、車輌の操作
    状態とエンジンに対する操作者の要求との函数として且
    つ目標クラッチトルクによって決定されたレベルとなる
    ように、前記クラッチ部材を励磁するための第3の作動
    手段(105)とを具備することを特徴とする制御装置
    。 (20)前記第1の作動手段(116)が、前記速度検
    知手段の出力を互いに比較するための手段(128、1
    30)を含む請求項19記載の制御装置。 (21)前記車輪のうちの少なくとも2つの車輪(12
    )が車輌(10)の操向に利用され、前記監視手段(1
    01)が、さらに、車輌の現在の操向角度を検知してそ
    れを示す出力信号を発生する手段(110)を含む請求
    項19記載の制御装置。 (22)スリップ状態の存在を決定するために、前記第
    1の作動手段(116)が、少なくとも、各シャフトの
    回転速度検知手段(102、104)の出力と、操向角
    度検知手段(110)の出力とを演算する請求項21記
    載の制御装置。 (23)前記第2の作動手段(118)が、前記伝達ケ
    ースに分配される全トルクを演算するための第1手段(
    116)と、クラッチ部材に印加されるべきトルクの様
    式と期間を設定するための第2手段(168)とを含む
    請求項19記載の制御装置。 (24)前記第1手段(166)が、複数の入力信号を
    受信する手段(170)を含んでおり、この複数の入力
    信号には、エンジントルクを示す入力信号、エンジン速
    度を示す入力信号、前記2本の出力シャフトの各々の回
    転速度を検知するための前記手段(102、104)か
    らの各々の入力信号とが含まれている請求項23記載の
    制御装置。 (25)前記エンジンはスロットル制御され、エンジン
    トルクを示す前記入力信号が、エンジンスロットルの位
    置を示す入力信号と、エンジン速度を示す入力信号とを
    含む複数の入力信号を受信して処理する手段(164)
    を含む装置によって与えられる請求項24記載の制御装
    置。 (26)前記第2の作動手段(118)が前記第1の作
    動手段(116)に応答する請求項25記載の制御装置
    。(27)エンジン(20)によって駆動される前輪(
    12)と後輪(14)、ならびに、少なくとも1対の車
    輪の操向角度を変更する操向機構(30)を有する4輪
    駆動車輌(10)において、 前記4つの車輪のすべてに駆動トルクを継続的に分配す
    るための装置が、 エンジン(20)と連結されると共に、前側駆動軸(1
    6)と後側駆動軸(18)とに連結された入力シャフト
    (41)を有する液体収容の伝達ケース(24)であっ
    て、さらに、常態ではトルクが所定の方法で前記駆動軸
    (16、18)間で分配されるように、前記入力シャフ
    ト(41)を前記前側駆動軸(16)ならびに後側駆動
    軸(18)のに連結するための複数部材からなる歯車セ
    ット(38)を含む伝達ケースと; 前記伝達ケースと関連づけられたバイアス調整可能なク
    ラッチ手段であって、摩擦部材(92、94)を備えた
    電磁作動クラッチ部材(46)を含んでおり、該摩擦部
    材(92、94)のうちのいくつかは前側駆動軸手段(
    16)と共に回転し、残りの摩擦部材は後側駆動軸手段
    (18)と共に回転し、前記クラッチ部材(46)が、
    前記摩擦部材間に設定されるトルクのレベルの函数とし
    て、前記歯車セットを介してトルクをバイアスするのに
    有効であり第1の作動手段(132)が、前記前側駆動
    軸の加速度が所定の限度を超えているかどうかの判定を
    行って、当該所定の限度を超えた場合は車輪のスリップ
    を指示する信号を発生するクラッチ手段と; 前記後側駆動軸の加速度が所定の限度を超えているかど
    うかを判定し、該所定の限度を超えた場合に車輪のスリ
    ップを指示する信号を発生するための第2の作動手段(
    134)と; 前記電磁作動クラッチ部材(46)に連結されていて、
    前記第1または第2の作動手段(132、134)のい
    づれかからの車輪のスリップの指示に応答し、前記摩擦
    部材間に設定されたトルクのレベルを調整して車輪のス
    リップを矯正するための第3の作動手段(118)と; を具備することを特徴とする装置。 (28)前記第1の作動手段(132)が、前側駆動軸
    の加速度を示す第1の入力と許容しうる速度の所定の上
    限を示す第2の入力とを含む複数の入力信号を受信し、
    これらの信号を処理し、前記所定の上限を超えた際に車
    輪のスリップの指示を発生するための手段(150)を
    含む請求項27記載の装置。(29)前記第2の作動手
    段(134)が、後側駆動軸の加速度を示す第1の入力
    と許容しうる速度の所定の上限を示す第2の入力とを含
    む複数の入力信号を受信し、これらの信号を処理し、前
    記所定の上限を超えた際に車輪のスリップの指示を発生
    するための手段(150′)を含む請求項29記載の装
    置。 (30)前記第3の作動手段(118)が、前記クラッ
    チ手段(46)に設定されるべき最大のトルクレベルを
    演算するための演算手段(166)と、所定の期間にわ
    たってクラッチトルクの適用をプログラムするための手
    段(168)とを有する請求項27記載の装置。 (31)前記演算手段(166)が、前記伝達ケースに
    分配される全トルクを示す出力を計算して発生するため
    の第1の手段(170)を有し、該出力は第2の手段(
    172)によって受信され、第2の手段(172)は、
    クラッチに分配されるべきトルクの最大の制御されたレ
    ベルを設定し、この最大の制御レベル値は伝達ケースに
    分配される全トルクの函数として決定される請求項30
    記載の装置。 (32)前記第1の手段(170)が、エンジントルク
    を示す入力信号と、エンジン速度を示す入力信号と、前
    側駆動シャフトの回転速度を示す入力信号と、後側駆動
    シャフトの回転速度を示す入力信号とを含む複数の入力
    信号を受信する請求項31記載の装置。 (33)前記エンジン(20)が、位置可変のスロット
    ル(28)を含んでおり、前記伝達ケースに分配される
    全トルクを示す信号を計算して発生するための第1の手
    段(170)が、さらに、エンジンスロットルの位置を
    示す入力を受信する請求項32記載の装置。(34)所
    定の期間にわたるクラッチトルクの適用をプログラムす
    るための前記手段(168)が、前記第1の作動手段(
    132)または前記第2の作動手段(134)からの車
    輪スリップの指示に応答する請求項30記載の装置。 (35)前記クラッチトルクの適用をプログラムする手
    段(168)は、クラッチトルクの適用が、前記第3の
    作動手段(118)によって設定された最大の目標レベ
    ルに達する所定期間の増大フェーズと、所定の期間にわ
    たって、クラッチトルクの適用が実質的に一定の最大目
    標レベルに保持される目標保持フェーズと、クラッチト
    ルクの適用が最大目標レベルから初期レベルに減少され
    る所定期間の復帰フェーズとを含むことを許容する請求
    項34記載の装置。 (36)前記所定の期間にわたるクラッチトルクの通用
    をプログラムする手段(168)が、クラッチの適用の
    所定期間の増大フェーズの期間中は、車輪スリップの指
    示の受信を禁止される請求項35記載の装置。 (37)前記クラッチトルクの適用をプログラムする手
    段(168)に連結されていて、前記第3の作動手段(
    118)によって要求されるトルクを発生するために電
    磁作動クラッチ部材(46)に所定レベルの電流を印加
    するための第4の作動手段(105)をさらに含む請求
    項27記載の装置。 (38)前記第4の作動手段(105)によって適用さ
    れる電流レベルが、伝達ケースの液温レベルによる影響
    を受ける請求項37記載の装置。 (39)エンジン(20)によって駆動される1対の前
    輪(12)および1対の後輪(14)、ならびに少なく
    とも1対の車輪の操向角度を変更する操向機構(30)
    を有する4輪駆動車輌(10)において、前記4つの車
    輪のすべてのトルクにバイアスを付与するための装置が
    、エンジン(20)に連結されていて、前記車輪の4輪
    すべてに駆動力とトルクとを作用的に伝達するための液
    体収容の伝達ケース(24)であって、前側駆動シャフ
    ト(44)と後側駆動シャフト(42)と第1の駆動連
    結を規定する歯車装置とを含んでおり、該第1の駆動連
    結が、伝達ケースに入力されたトルクが前記歯車装置に
    おけるギア比で前記駆動シャフト(42、44)間に分
    割される様に、前記駆動シャフト(42、44)を連結
    する伝達ケースと;前記駆動シャフト(42、44)間
    の第2の駆動連結を規定するために前記伝達ケース(2
    4)と関連づけられ、前記駆動シャフト間でトルクがシ
    フトするように配置されているクラッチ部材(46)で
    あって、前側駆動シャフト(44)と共に回転する部材
    と後側駆動シャフト(42)と共に回転する部材とを含
    む相互に重なり合った摩擦部材(92、94)と、制御
    命令の函数として前記摩擦部材間のトルクレベルを調整
    する電磁励磁手段(70)とを含むクラッチ部材(46
    )と; 前記前側駆動シャフトの加速度が所定の限度を超えてい
    るかどうかを判定し、該限度を超えている場合に車輪ス
    リップの指示を発生する第1の作動手段(132)と; 前記後側駆動シャフトの加速度が所定の限度を超えてい
    るかどうかを判定し、該限度を超えている場合に車輪ス
    リツプの指示を発生する第2の作動手段(134)と; 前記前側駆動シャフトと後側駆動シャフトとの間での相
    対的なスリップ状態を検知して、該スリップ状態が所定
    の限度を超えた場合には車輪スリップの指示を発生する
    第3の作動手段(128、130)と; 前記電磁励磁手段(70)に連結されて、前記摩擦部材
    (92、94)間に設定されるべきトルクのレベルを調
    整して車輪のスリップを矯正するために、前記第1の作
    動手段(132)、第2の作動手段(134)、または
    第3の作動手段(128、130)からの車輪スリップ
    の指示に応答する制御手段(100)と;を具備するこ
    とを特徴とする装置。 (40)前記第1の作動手段(132)が、前側駆動シ
    ャフトの加速度を示す第1の入力と、許容しうる加速度
    の所定の上限を示す第2の入力とを含む複数の入力を受
    信し、これらの入力を処理し、前記所定の加速度の上限
    を超えた際に車輪スリップの指示を生成するための手段
    (150)を含む請求項39記載の装置。 (41)前記第2の作動手段(134)が、後側駆動シ
    ャフトの加速度を示す第1の入力と、許容しうる加速度
    の所定の上限を示す第2の入力とを含む複数の入力を受
    信し、これらの入力を処理し、前記所定の加速度の上限
    を超えた際に車輪スリップの指示を生成するための手段
    (150′)を含む請求項39記載の装置。 (42)前記第3の作動手段(128、130)が、前
    側駆動シャフトの回転速度を示す第1の入力と、後側駆
    動シャフトの回転速度を示す第2の入力とを含んだ複数
    の入力を最初に受信する手段(138、138′)と、
    これらの入力を相互に処理し、前記第1の入力と第2の
    入力が所定の限度を超えている際に車輪スリップの指示
    を生成するための手段(142、142′、146、1
    46′)とを含む請求項39記載の装置。 (43)最初に複数の入力を受信するための前記の手段
    (138、138′)が、車輌の現在の操向角度を示す
    第3の入力を受信し、該第3の入力は前記の処理手段に
    よって第1の入力信号ならびに第2の入力信号と共に処
    理される請求項42記載の装置。 (44)前記制御手段(100)が、前記クラッチ手段
    (46)によって設定されるべき最大のトルクレベルを
    演算するための演算手段(166)と、所定の期間にわ
    たるクラッチトルクの適用をプログラムするための手段
    (168)とを含む請求項39記載の装置。(45)前
    記演算手段(166)が、伝達ケースに分配される全ト
    ルクを示す出力を演算して発生するための第1手段(1
    70)を含み、該出力信号は第2手段(172)によっ
    て受信され、該第2手段(172)は、伝達ケースに分
    配される全トルクの函数として決定されクラッチに分配
    されるべき最大の制御されたトルクレベルをセットする
    請求項44記載の装置。 (46)前記第1手段(170)が、エンジントルクを
    示す入力信号と、エンジン速度を示す入力信号と、前側
    駆動シャフトの回転速度を示す入力信号と、後側駆動シ
    ャフトの回転速度を示す入力信号とが含まれている複数
    の入力信号を受信する請求項45記載の装置。 (47)前記エンジン(20)が位置可変のスロットル
    (28)を含んでおり、前記エンジントルクを示す入力
    が、スロットル位置ならびにエンジン速度を示す入力か
    ら導出される請求項46記載の装置。 (48)所定の期間にわたるクラッチトルクの適用をプ
    ログラムするための前記手段(168)が、前記第1の
    作動手段(132)、第2の作動手段(134)、また
    は第3の作動手段(128、130)からの車輪スリッ
    プの指示に応答する請求項44記載の装置。(49)ク
    ラッチトルクの適用をプログラムするための前記手段(
    168)は、クラッチの適用が、演算手段(172)に
    よってセットされた最大目標レベルに達する所定の増大
    フェーズと、所定の期間にわたってクラッチトルクの適
    用が実質的に一定の最大トルクレベルに保持されるトル
    ク保持フェーズと、クラッチトルクの適用を初期レベル
    に減少させる所定の復帰フェーズとを含むことを許容す
    る請求項48記載の装置。 (50)所定の期間にわたるクラッチトルクの通用をプ
    ログラムするための前記手段(168)が、クラッチト
    ルクの適用の前記所定の増大フェーズの期間中は、車輪
    スリップの指示の受信を禁止される請求項49記載の装
    置。 (51)クラッチトルクの適用をプログラムするための
    前記手段(168)に連結され、前記クラッチ部材(4
    6)の電磁励磁手段(70)に電流を印加して、制御手
    段(100)によって要求されるトルクを提供する第5
    の作動手段(105)を含む請求項47記載の装置。 (52)前記第5の作動手段(105)によって印加さ
    れる電流が、伝達ケースの液温レベルによって影響を受
    ける請求項51記載の装置。 (53)操作者によって制御されるエンジン(20)と
    、前側駆動軸(16)と、後側駆動軸(18)と、エン
    ジン(20)に連結された伝達ケース(24)とを有し
    、前記伝達ケースが、前側駆動軸(16)と後側駆動軸
    (18)の間のトルクにバイアスを付与するために、電
    磁クラッチ(46)によって制御される遊星歯車差動機
    構(38)を含む4輪駆動車輌(10)の制御方法であ
    って、前側および後側の駆動軸の速度を検知するステッ
    プと;前側駆動軸と後側駆動軸との間のスリップ状態を
    検知し、スリップ状態を示す第1出力を発生するステッ
    プと; 前記伝達ケースに分配される全トルクを算出するステッ
    プと; 前記スリップ状態を示す信号に応答して、且つ前記伝達
    ケースに分配される全トルクの函数として発生される第
    2の出力信号であって、スリップを矯正するために、ク
    ラッチによって生成されるべき目標トルクレベルを示す
    第2出力を発生し、該第2出力により、所定の期間にわ
    たって、前側駆動軸と後側駆動軸との間のトルクにバイ
    アスを付与するように電磁クラッチの適用を制御するス
    テップと; を具備する制御方法。 (54)前記第1出力を発生する際に、車輌の現在の操
    向角度を演算するステップをさらに有する請求項53記
    載の制御方法。 (55)前記所定の期間が終了する前に前記第1出力が
    再発生した場合に、電磁クラッチの通用を禁止するステ
    ップをさらに有する請求項53記載の制御方法。 (56)操作者によって制御されるエンジン(20)と
    、前側駆動シャフト(16)と、後側駆動シャフト(1
    8)と、前側駆動シャフト(16)と後側駆動シャフト
    (18)の間のトルクにバイアスを付与するために、電
    磁的にクラッチ制御される遊星歯車差動機構(46)に
    よってエンジン(20)と連結される伝達ケース(24
    )とを有する4輪駆動車輌(10)の制御方法であって
    、前記前側駆動シャフトと後側駆動シャフトとの加速度
    を所定の限界値と比較し、その双方または一方のシャフ
    トの加速度が所定の限界値を超えたかどうかの車輪スリ
    ップ指示を生成するステップと;前記伝達ケースに伝達
    される全トルクを演算するステップと; 前記のスリップ信号に応答して且つ伝達ケースに伝達さ
    れる全トルクの函数である出力であって、シャフトの加
    速度を矯正するために、クラッチによって設定されるべ
    きトルクレベルを示す出力を生成するステップと; 該出力信号により、所定の期間にわたって、前側駆動シ
    ャフトと後側駆動シャフトとの間のトルクにバイアスを
    付与するように電磁クラッチの適用を制御するステップ
    と; を具備することを特徴とする制御方法。 (57)前記所定の期間が終了する前に前記車輪スリッ
    プの指示が再発生した場合に、前記電磁クラッチの適用
    を禁止するステップをさらに有する請求項56記載の制
    御方法。
JP63012454A 1987-01-23 1988-01-22 4輪駆動車におけるトルク伝達の制御装置ならびに制御方法 Expired - Fee Related JP2786853B2 (ja)

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