JPS63190896A - 新規なオリゴ糖、免疫原およびワクチン、ならびにそのようなオリゴ糖、免疫原およびワクチンの製造方法 - Google Patents

新規なオリゴ糖、免疫原およびワクチン、ならびにそのようなオリゴ糖、免疫原およびワクチンの製造方法

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JPS63190896A
JPS63190896A JP62336798A JP33679887A JPS63190896A JP S63190896 A JPS63190896 A JP S63190896A JP 62336798 A JP62336798 A JP 62336798A JP 33679887 A JP33679887 A JP 33679887A JP S63190896 A JPS63190896 A JP S63190896A
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アルドフ・エフエンベルグ
ヤン・テウニス・ポールマン
ヤコブス・フーベルタス・フアン・ボーム
ペーテル・ホーフエルホウト
コンスタント・アドリアーン・アントン・フアン・ブークケル
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SUTAATO DER NEEDER DE
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DE SUTAATO DER NEEDER
SUTAATO DER NEEDER DE
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    • C07H21/02Compounds containing two or more mononucleotide units having separate phosphate or polyphosphate groups linked by saccharide radicals of nucleoside groups, e.g. nucleic acids with ribosyl as saccharide radical
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
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    • A61K39/02Bacterial antigens
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • A61P37/02Immunomodulators
    • A61P37/04Immunostimulants

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、D−リボース単位(ユニット)mD−リビト
ール単位およびホスフェート単位を含有するオリゴ糖、
そのようなオリゴ糖を含有する免疫原、そのような免疫
原を含有するワクチン、ならびにそのようなオリゴ糖、
免疫原およびワクチンの製造方法に係る。
インフルエンザ菌(Haeso hilus 1nfl
uanzae)b型の莢膜多糖は多くのD−リボース−
D−リビトール−ホスフェート(→3)−D−リボフラ
ノース(ribf) −(1−+1)−リビトール−5
−+PO4−)単位から構成されている。中でもインフ
ルエンザ菌す型は1lIll!炎やその他の感染病を引
き起こす病原菌である。
インフルエンザ菌す型(HIB)の莢膜多糖を投与する
と免疫が得られることは既に判っている。
また、特に二歳以下の子供では、得られた免疫の持続期
間が短いこと、さらに−成牛以下の子供ではまったく免
疫が見られないことも既に判明している。これは、いわ
ゆる胸腺依存性担体(タンパク質)に結合した*膜多糖
を投与すると改善することができる。そのような多糖−
タンパク質結合体には、その構造が正確には決められず
、生成物中の多糖部分が均質ではないという欠点がある
この結果、そのような結合体を含有するワクチンの新し
いバッチを作成するたびにそのワクチンの有効性につい
て実験動物および/または人で試験してみなければなら
ない。加えて、そのような生成物をワクチン中に使用す
ると望ましくない抗体や毒性を生じるかもしれない。
HIB多糖の分解によって得られたオリゴ糖はより明確
に定義されているとはいってもやはり純粋ではない。こ
の場合も有効性は常に試験しなおさなければならない。
したがって、正確に定義された純粋なオリゴ糖断片、す
なわち異なる構造や異なる鎖長を為するオリゴ糖を含有
しないオリゴ糖断片を含む、HIB病に対するワクチン
が切望されている。
この程、そのように純粋なオリゴ糖が合成経路で得られ
ること、またそメ′ような断片を担体に結合することに
よって適切な免疫原を得ることができることが発見され
た。そのような免疫原はワクチン中に使用することがで
きる。また、このようなオリゴ糖を合成経路によって製
造することができるという事実には、その入手可能性が
病原菌HIBの入手可能性に依存しないという利点もあ
る。
したがって、本発明は、D−リボース−D−リビトール
−ホスフェート、D−リビトール−ホスフェート−D−
リボースまたはホスフェート−D−リボース−〇−リビ
トールを2個、3個、4個、・・・・・・19個または
20個含むオリゴ糖に関し、特に次式を有するオリゴ糖
に関する。
式ま ただし、 1−1であればに−0または1であり、L−0であれば
に−0であり、 L−0または1であり、 m −2,3,・・・・・・19または20であり(た
だし、klLおよびn−1であるかまたは1.nおよび
q=1であればmは1であることもできる)mn−0ま
たは1であり、 n−1であればQ−0または1であり、n−oであれば
q−0であり、 X−水素、または直接もしくは間接に担体との結合を形
成することができる反応性の基、または非結合末端に疎
水性の鎖を含有する基であるか、あるいは、末端のXO
−基が反応性の基H2N=またはH8−によって置換さ
れており、 Y−水素、または直接もしくは間接に担体との結合を形
成することができる反応性の基、または非結合末端に疎
水性の鎖を有する基であるか、あるいは、末端の一0Y
Wが反応性の基−NH2または一3Hによって置換され
ている(ただし、X≠水素であればY=水素であり、Y
≠水素であればX−水素である)。
これらオリゴ糖の塩も包含される。
また本発明は上記のオリゴ糖を3為する免疫原にも係り
、その際このオリゴ糖は担体と結合(associat
ion) L/ているか、あるいはこの免疫原は上記の
オリゴ糖数分子の結合(association、会合
)を含有している。さらに本発明はそのような免疫原を
含有するワクチンにも係る。
本発明はまた、本発明のオリゴ糖、免疫原およびワクチ
ンの製造方法にも係る。
式1に示したD−リボース−D−リビトール−ホスフェ
ート骨格の末端は、X (XO−)とY(−0Y )を
無視すれば、右端も左端もリボース残基、リビトール残
基またはホスフェート残基のいずれでもよい。しかし、
X (XO−)とY(−0Y)を無視して、左の末端が
リビトールかリボースの残基であり右の末端がホスフェ
ート基であるオリゴ糖か、または右の末端がリビトール
かりボースの残基であり左の末端がホスフェート基であ
るオリゴ糖が好ましい。mは2,3,4.5または6で
あるのが好ましい。なぜならば、そのよりな長さのオリ
ゴ糖骨格は一般に所望の目的に関して明らかに適してい
るからである。mが3.4.5または6であるとさらに
好ましい。
kl(−1n、qが0で、XIfiHであり、YがHで
ないものが好ましい。
本発明のオリゴ糖中のホスフェート基はたとえば中性p
Hの溶液中ではイオン化状態にあるから、本発明のオリ
ゴ糖は塩たとえばナトリウム塩の形態で製造するのが好
ましい。
本発明のオリゴ糖自体は免疫原性を全く、あるいは不適
当な免疫原性をもたないので、このオリゴ糖を担体に結
合させる必要があり、その結果実際に前記免疫原性が充
分な程度で得られる。このオリゴ糖を担体と結合する様
式は担体のタイプに応じて変化する。オリゴ糖と担体の
結合は式1のX (XO−)かY (−0Y)を介して
直接または間接に行なわれる。
XとYが水素の場合、これらの部位のひとつを担体との
結合が可能になるように修飾しなければならない。式1
に示した一OH基と一0基は多少とも活性であり、本発
明のオリゴ糖の製造中の間保護されているので、担体と
の結合に必要な修飾は保3基を除去する館に導入するの
が有利である。
既に述べた通り、オリゴ糖と担体との結合はX(XO−
)かY(−〇Y)のいずれかを介して行なわれる。そこ
でもしXとYが水素であれば、担体との結合に必要な基
を導入する前に再度保護基を導入しなければならないこ
とになろう。したがって、Xが水素でY (−0Y)が
伯の特定の基のひとつであるか、あるいはYが水素でX
 (XO−)が他の特定の基のひとつであるのが好まし
い。
以後本明ms中でrXJまたはrYIまたは「反応性の
基」という用語を用いる場合、反応性の基が反応性の−
NH2または−8)−11である場合も意味しており、
その際にはXO−または−OYの代わりにそれぞれNH
2または一8Hと読み替えることにする。したがって本
発明のオリゴ糖は、一方の末端がヒドロキシル基であり
、他の末端が反応性の基であるかまたは非結合末端に疎
水性の鎖を有する基であるものが好ましい。これら二種
類の基のどちらを選択するかは、オリゴ糖と担体の結合
を実施する様式によって決まる。
この目的には原理的にいって二通りの公知の方法が使用
できる。第一の方法ではオリゴ糖を担体に結合する。こ
の場合担体は通常タンパク質である。
二番目の方法では、非結合末端に疎水性の基を有しオリ
ゴ糖に結合している基と担体との間の疎水性の相互作用
(この場合担体はミセル、ベシクルまたはリポソームで
ある)か、またはオリゴ朝間の疎水性の相互作用を利用
してオリゴ糖を結合する。前者の場合、疎水性の基がミ
セル、ベシクルまたはリポソームの中の両親媒性の化合
物(リビド)の疎水性の領域との疎水性相互作用に関与
し、オリゴ糖はミセル、ベシクルまたはリポソームの界
面にとどまる。
直接または間接にタンパク質との結合を形成することが
できる反応性の基は公知である。ここで間接結合とは、
反応性の基とタンパク質との結合が別の付加的な化合物
を介して行なわれることを意味している。式1中のXか
Yが反応性の基である場合、原理的にいって、カルボキ
シル、アミンまたは必要に応じてタンパク質中に導入さ
れているその他の反応性官能基との結合を形成すること
ができる反応性の基、または別の付加的な化合物を介し
てカルボキシル、アミンまたは必要に応じてタンパク質
に導入されている反応性官能基と結合することができる
反応性の基はいずれも適切である。
そのような反応性の基の例は次の反応性官能基を有する
基である。
ただし、R−−OH,−N、−0−(C)アルキル、−
006F5、−Hl−8r、−〇○ 反応性の基はこれらの反応性官能基のうちのひとつで構
成されていてもよいし、あるいは反応性の基・が大きめ
である場合前記の反応性官能基のうちのひとつを含んで
いてもよく、この場合この基は末端に前記反応性官能基
のうちのひとつがあるのが好ましい。
オリゴ糖をタンパク質に結合した後にこのオリゴ糖中の
リボース−リビトール−ホスフェート単位がタンパク質
から多少の距離離れている場合、反応性の基は上記の反
応性官能基のひとつを有するかなり長い残基であるのが
好ましい。免疫原性を助長するからである。
前述したように、反応性の基をオリゴ糖骨格の末端に導
入するが、これは前記の骨格が保護されている状態で行
なうのが好ましい。前記反応性官能基のひとつを含有す
る反応性の基を導入した後、この反応性の官能基は、オ
リゴ糖骨格が未だ保護されていれば他の反応性官能基の
ひとつに変換することができるが、しかしこの骨格が既
に完全に脱保護されていても同様に他の反応性官能基の
ひとつに変換することができる。
たとえば、−N H2官能基を含有する反応性の基、た
とえば次式 (ただし、a−0〜16、b−0〜2 、C−1〜10
であり、末端゛のアミノ酸はグリシンが好ましい)のよ
うな基は、活性のエステルとマレイミド官能基を含有す
る化合物を利用して、マレイミド官能基を含有する反応
性の基に変換することができる。
ずなわら、上に挙げた基と (R<、を前記と同じ意味である)とは、それぞれ次式
の基になる。
ざらに、−NH2官能基を含有する反応性の基は、活性
のエステルまたはアルデヒド官能基を2個含有する化合
物によって、反応性の官能基として活性のエステルまた
はアルデヒドを含有する反応性の基、たとえば (ただし、Rは前記と同じ意味をもち、d−1−・6で
ある)に変換することができ、あるいは活性のエステル
と一8H官能鵡を含有する化合物によって、−SH官能
基を含有する反応性の基、たとえば ONHAC (ただし、d−1〜6、AC−アセチルである)に変換
することができる。
一8H官能基を含有する反応性の基は、活性のエステル
とマレイミド官能基とを含有する化合物によって、活性
のエステルを反応性の官能基として含有する反応性の基
、たとえば 反応性の官能基として一〇−Ri!を含有する反応性の
基は、−NH2および−SH官能基またはマレイミドお
よび−NH2官能基を含有する化合物との反応によって
、それぞれ−8H基またはマレイミド基を反応性の官能
基として含有する反応性の基に変換することができる。
このような反応基の変換自体は文献によって公知である
こうして製造した本発明のオリゴ糖をタンパク質または
ペプチドに結合する。タンパク質中の反応性の−NH2
、−C00Hまたは一3H基は、前述した手順と類似の
手順によって前述した他の反応性の基のひとつに変換す
ることができる。
次に本発明のオリゴ糖とタンパク質とをたとえば以下の
ようにして互いに結合させることができる。
オリゴ糖−マレイミド + H8−タンパク質→ 免疫
原 オリゴ糖−8H+ マレイミド−タンパク質→ 免疫原 オリゴ糖−C−R+  H2N−タンパク質→ 免疫原 オリゴ糖−NH+R−C−タンパク質 → 免疫原 ここでRは前述の意味をもつ。このような結合(カップ
リング)は直接または間接に起こすことができる。
さらにまた、反応性の−NH2官能基を有するオリゴ糖
は、たとえばビス[N−ヒドロキシスクシンイミド]エ
ステルやグルタルジアルデヒドのようなカップリング剤
を用いてタンパク質のNH4Iにカップルさゼることが
できる。
式1のXかYが非結合末端に疎水性の鎖を含有する基で
ある場合、ミセル、ベシクルまたはリポソームとの疎水
性相互作用に関与することができる基かあるいは疎水性
相互作用によってミセルを形成することができる基がこ
の目的にふされしい。
この疎水性の鎖は炭素原子を12〜24個含有するアル
キル基が好ましい。最も好ましいのは、炭素原子を12
〜24個含有するアルキル基で構成されている基である
さらに好ましいのは炭素原子を14〜22個含有し分岐
をもたないアルキル基である。
本発明のオリゴ糖はHI3病に対するワクチンをvA造
するのに適切に使用することができる。本発明のオリゴ
糖自体は免疫原性ではないので、結合の結果できる結合
体に免疫原性を付与する担体と結合しなければならない
。この原理自体はいわゆるハブテンで知られており、こ
の場合ハブテンはそれ自体では免疫原性でないが、担体
と結合することによって免疫原性にすることができる。
適切な担体はタンパク質、ペプチド、ミセル、ベシクル
およびリポソームである。最も好ましいのはタンパク質
またはミセルである。
(以下余白) 特に適当なタンパク質及びペプチドは、破傷風トキシン
、破傷風トキソイド、ジフテリアトキシン、ジフテリア
トキソイド、百日咳トキシン、百日咳トキソイド、百日
咳繊維状赤血球凝集素、百日咳繊毛、百日咳外層膜タン
パク質、髄膜炎菌(Neisseria mening
itidis)外層膜タンパク質、インフルエンザ菌(
Haemophilus 1nfluenzae)外層
膜タンパク質、インフルエンザ菌繊毛、ポリオウィルス
サブユニットタンパク質、はしがウィルスサブユニット
タンパク質である。インフルエンザ菌タンパク質が最も
好ましい、ががる担体の利点は既存のDPTPワクチン
に於いて使用されているが又は使用され得ることである
。これらのタンパク質は公知であり、その単離方法も公
知である。また、これらのタンパク質と糖とを結合させ
る方法も公知である0通常は糖とタンパク質との間の共
有結合が関与する。
式1(明細書末尾に記載)のX又はYが非結合末端に疎
水性鎖を含有する基であるとき、オリゴ糖をミセル、ベ
シクル又はリポソームと結合させることによってオリゴ
糖の適当な免疫原性が得られる。
疎水性鎖とミセル、ベシクル又はリポソームの疎水性部
分との疎水性相互作用によって結合が得られる。かかる
結合方法も公知である。
式1のX又はYが反応性基のときは、反応性基と疎水性
鎖とを含有する化合物との反応を任意にまず行なわせて
もよい、このようにして得られた生成物を次にミセル、
ベシクル又はリポソームと結合させ得る。
本発明のオリゴ糖に免疫原性を与える別の方法では、非
結合末端に疎水性部を含むX又はYをもっオリゴ糖を処
理して疎水性相互作用によって該疎水性鎖にミセル構造
を形成させる。この場合、免疫原性は、オリゴ糖と担体
との結合によって得られるのでなく、オリゴ糖の複数分
子が互いに結合することによって得られる。
免疫原を調製するための可能な別の方法では、X又はY
が反応性基である式1のオリゴ糖を該反応性基を介する
共有結合によって両親媒性アジュバント分子に結合させ
る。この結合は直接又は間接のいずれでもよい、オリゴ
糖とアジュバントとの結合後、アジュバントの非結合末
端が任意に非結合アジュバント又はその他の脂質と共に
ミセルを形成し得る。適当な両親媒性アジュバントは例
えば、アブリジン(N、N−ジオクタデシル−N’ 、
N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)−プロパンジアミ
ン)m脂肪アミン4−アミノメチル−1(2,3−(ジ
−n−デシルオキシ)−n−プロピル)−4−フェニル
ピペリジン、ジメチル−ジオクタデシル−アンモニウム
プロミド、ラウリルムラミルジペプチド、ラウリルテト
ラペプチド、(N2−[N−(N−ラウリル−し−アラ
ニル)−γ−D−グルタミル]−N’−(グリシル)−
D、D−L、L−2,6−ジアミツピメル酸、し−チロ
シン及びそのアルキル誘導体、マルトーステトラパルミ
テート、プルロニックポリオール、し−チロシンアゾベ
ンゼン−p−アルソネート、ソルビタンモノオレエート
(Span80)mトレハロース誘導体(例えばトレハ
ロースジミコレート)mレチノイル酸及びその誘導体、
D、L−α−トコフェロール(ビタミンE)mリビド^
及びその須似体、及び、グリコシド例えばサポニン(例
えばQuillajasaponaria Mo1in
aの靭皮のQuil^)である。
これらの免疫原及びその調製方法は欧州特許出願筒86
,200,203.7号より公知である。リビド^及び
その類似体はオランダ特許出願第8,500,499号
よりアジュバントとして公知である。アジュバントとし
てサポニンを使用し、抗原決定基に結合したサポニンに
よるミセル形成はオランダ特許出願第8,303,64
6号より公知である。
本発明の免疫原は旧B疾患に対するワクチンを調製する
ために使用され得る。免疫原性を更に向上させるために
アジュバントを使用するのが有利である。かかるアジュ
バントの使用及びがかるアシュバント自体は公知である
。アジュバントが免疫原に添加されてもよい、またアジ
ュバントを免疫原と結合させてもよい、このような免疫
原性の向上方法も公知である。従って、本発明の免疫原
は、オリゴ糖と担体との結合及びオリゴ糖相互間の結合
、並びに、アジュバントが加入する上記2種類の結合を
含む。
本発明のワクチンは少なくとも本発明の免疫原を含有す
る。免疫原は通常、常用のワクチン用添加物、例えばア
ジュバント、安定剤、バッファ及びその他の免疫原が添
加された水溶液、乳濁液又は懸濁液の形態のワクチン中
に存在する。添加可能な適当なアジュバントは、アルミ
ニウムの水酸化物、リン酸塩もしくは酸化物、又は鉱油
例えばMarcol 52もしくは植物油と1種類以上
の乳化剤例えばTween20もしくは5pan80と
から成る組成物、又は前記のごとき両親媒性アジュバン
トの一種である。
適当な安定剤は、ソルビトール、ラクトース、マンニト
ール、澱粉、ショ糖、デキストラン及びグルコースのご
とき炭水化物、又はアルブミンもしくはカゼインのごと
きタンパク質である。
バッファとしては例えば、アルカリ金属リン酸塩、アル
カリ金属炭酸塩又はアルカリ土類金属炭酸塩バッファの
使用が可能である。
前記のごとくワクチンは別の免疫原をも含有し得る。そ
の場合には、−回の投与で複数の病原体に対する免疫を
獲得できるという利点をもつ所謂混合ワクチンが得られ
る。別の免疫原として例えば、公知のDPTPワクチン
に使用される免疫原の使用も可能である0本発明の免疫
原を使用するワクチンは公知の方法、例えば、免疫原を
水性環境に溶解、乳濁又は懸濁させることによって調製
できる。1挿間以上の常用の添加剤が前記水性環境に添
加されてもよく又は該環境に存在していてもよい。
かかるワクチンはHIB疾患に対する免疫獲得のために
使用され得るが同時に所謂「プライミング(primi
ng)」(身体が直接刺激されて特異的遊M抗体を形成
するのでなく、後日の感染又は再接種のときに強力な免
疫反応が生起するようにプレコンディショニングされる
)にも使用され得る。ワクチンは通常、筋肉内注射又は
皮下注射によって投与される。一般に、−回の注射で投
与される免疫原の量は0.1へ10011y/投与の範
囲である。
本発明のワクチンは、I(re疾患から個体を防御する
特性をもち、特に(2歳以下の)小児のワクチン接種に
極めて適している0本発明のオリゴ糖は純度が高いので
、かかるオリゴ糖を含有するワクチンの効力をワクチン
の各調製バッチ毎に毎回検査する必要がない、また、か
かるワクチンを使用すると、好ましくない刺激抗体の量
、中毒のごときその他の副作用の発生も少ない。
本発明のオリゴ糖は、必要な保護基を備えたリボース、
リボース−リビトール、リボース−リビトール−ホスフ
ェート、リビトール、リビトール−ホスフェート、リビ
トール−ホスフェート−リボース、ホスフェート、ホス
フェート−リボース及びホスフェート−リボース−リビ
トールユニットを含む化合物のグループから選択された
複数の化合物を複数の段階で互いに反応させ、最終的に
保護基を除去することによって調製される0本発明のオ
リゴ糖は最終的に、(D−リボース−D−リビトール−
ホスフェート)鴫、(D−リビトール〜ホスフェートー
D−リボース)M又は(ホスフェート−〇−リボースー
D−リビトール)11構造を含み簡が2.3,4.、、
.19又は20であり遊離ヒドロキシ基の水素原子が保
護基でTL換されているオリゴ糖の保護基を、水素原子
で置換することによって調製される。必要な保護基を備
えており最終オリゴ糖を構成する大小の構造単位を複数
の反応によって互いに結合させることによってオリゴ糖
が調製され得ることは一般的に知られている。所望のオ
リゴ環の構造形成後に保護基が除去される0式1の基X
及びYの1つが水素でなくこれらの基がオリゴ環の構造
形成に用いられた化合物中に生じたものでないとき、こ
れらの基もまた保護基の除去以前に組み込まれる必要が
ある。
本発明のオリゴ環は式2(明細書の末尾に記載)の化合
物を出発物質として調製され得る。この化合物を出発物
質として本発明のオリゴ環の多数の調製方法が可能であ
る。
第一の方法では、小ユニツ・トを連続的に組み込むこと
によってオリゴ環の構造形成を行なう、このためには、
式2の化合物を式3(明細書の末尾に記載)の化合物で
ホスホリル化し、式5(明細書の末尾に記載)の化合物
をリン基に結合し、上記の2つの段階を必要回数だけ反
復し、最後に弐6(明細書の末尾に記載)の化合物と反
応させて構造形成を終了し、その後に保護基を除去する
。別の方法では、式5の「ヒ合物と式3のfヒ合物とを
ホスホリル化ヒし、得られた生成物をリン基によって式
2の化合物に結合し、この段階を必要回数反復し、最終
的に式6の化合物と反応させて構造形成を終了し、その
後に保護基を除去する。従って、本発明は特に、 (1)式2の化合物と弐3の化合物 [式中、 L=Oのときに=o、 L=1のときに=o又は1、 L=O又は1、 R1=永久保護基、 直接又は間接に担体と結合を形成することができ永久保
護基を備えた反応性官能基を含む反応性基、又は、 非結合末端に疎水性鎖を備えるか又は永久保護基を備え
た反応性基11.8−又はI(S−で末端基R,O−が
置換されている基、 R2=永久保護基、 ^=二重結合によってリン原子に結合された酸素原子又
は存在しない(後者の場合リン原子は遊M電子対である
)m R,=反応性基、 R,=反応性基、又は、 式4(明細書末尾に記載)(式中q==Q又は1、R2
=永久保護基、R,=永久保護基)で示される基、又は
、 直接もしくは間接に担体との結合を形成でき永久保護基
を備えた反応性官能基を含む基、又は、 非結合末端に疎水性鎖をもつが又は永久保護基を備えた
反応性基H2N−又はIts−で末端基−0R1が置換
された反応性基] とを反応させること、 (2)R,が式4の基でないとき、段階(1)で得られ
た生成物を式5[R2は永久保護基、R6は一時的保護
基コの「ヒ合物と反応させ、得られた生成物のR6を水
素原子で置換することによって脱保護すること、(3)
段階(1)で得られた生成物の代わりに段階(2)で得
られた生成物を用いて段階(2)をm−2回反復するこ
と、及び、 (4)段階(2)又は段階(3)で得られた生成物を式
6[式中 R2=永久保護基、 R3=反応性基、 R)=永久保護基、 直接又は間接に担体と結合を形成することができ永久保
π基を偏えた反応性官能基を含む基、又は、 非結合末端に疎水性銀を備えるか又は永久保護基を備え
た反応性基112N−又はll5−で外部R,O−が置
換されている基、 n=o又は1、 n=oのときq=Q、 n=1のときq=Q又は1である]、 のfヒ金物と反応させること、 (5)前記のごとく得られた生成物中に任意に存在する
永久保護基R5又はR2を必要に応じて、水素でないX
又はYによって置換すること、及び、(6)段階(1)
m(4)又は(5)で得られた生成物の永久保護基を水
素で置換することによって脱保護することを特徴とする
本発明のオリゴ糖の調製方法に係る。
本発明はまた、 (1)式2の化合物[式中、k、 L、 R,及びR2
は前記と同義]を、式3の化合物[式中、R2、R3及
びR4は前記と同義であるが但しR1が式4の基でない
]と式5の化合物[式中、R2及びR8は前記と同義コ
との反応生成物と反応させ、このように得られた生成物
のR@を水素原子でπ喚することによって脱保護するこ
と、 (2)段階(1)で得られた生成物を式3の化合物と式
5の化合物との反応生成物と反応させ、このように得ら
れた生成物のR5を水素原子で置換することによって脱
保護すること、及び、得られた生成物を用いてこの手順
をm−3回反復すること、(3)段階(1)又は(2)
で得られた生成物を式6の化合物[式中、n、q、R2
、R1及びR1は前記と同義]と反応させること、 (4)このように得られた生成物中に任意に存在する永
久保護基R+又はR7を必要に応じて、水素でないX又
はYによってffAすること、及び、(5)段階(3)
又は(4)で得られた化合物の永久保護基を水素原子で
置換することによって脱保護することを特徴とする本発
明のオリゴ糖の調製方法に係る。
R,は永久保護基でもよく、又は所望のオリゴ糠中のX
が水素でないときは、反応性官能基が永久保護基を備え
その結果として反応性官能基がオリゴ糖骨格の構造形成
のいかなる反応にも関与しないという条件付きでXと同
じでもよい6式1のXは好ましくは水素なので、R3は
好ましくは永久保護基である。
R2は永久保護基である。弐3のR1は反応性基であり
、R4は反応性基又は式4の基である。Yが好ましくは
水素でないので、式4のR2は好ましくは永久保護基以
外の基である。 k、 L、n及びqが好ましくは0な
ので、R4は好ましくは反応性基であり従って式4の基
でない。
「永久保護基」なる用語は、本発明のオリゴ糖調製の全
段階で、保護されていないと反応性になる基を保護する
基を忘味する0合成が完全に終了してから永久保護基は
水素原子で置換されることによって除去される。かかる
gA護基は符及びヌクレオチド化学で公知である。
式2.3.4.5及び6の基R2は同じ基でも異なる基
でもよく、好ましくはベンゾイル、ベンジル、ベンジル
オキシメチル、2−クロロフェニル、ベンジルオキシカ
ルボニル、tert、ブチルジフェニルシリル、炭素原
子10〜20回を含むアルキル、テトラヒドロピラニル
、tert、ブチルジメチルシリル及びトリチルから成
るグループから選択される。
リビトールユニット中の82は好ましくはベンジルであ
る。
R1又はR6が永久保護基であるか又は永久保護基を含
有するとき、これらの基は前記グループから適宜選択さ
れ得る0式3のR2も同様に定義できる。
式3のR2は好ましくは2−クロロフェニルである。
好ましくは式2のR3がリボースユニットの5゛位のR
2と共に基 (この場合k及びLはO)を形成するか、又はリボース
ユニットの5°位のR2及びR,がベンジルである。
リボースユニットの2゛位のR2は好ましくはべ〉ジル
、ベンジルオキシメチル、テトラヒド口ビラニル又はt
ert、ブチルジメチルシリルである。ベンジル及びベ
ンジルオキシメチルが最も好ましい。
また、式4.5.6のリボースユニットの5゛位のR2
がベンジル、ベンジルオキシメチル、テトラヒドロピラ
ニル、トリチル又はtert、ブチルジフェニルシリル
であり、ベンジル及びtert、ブチルジフェニルシリ
ルが最も好ましい。
式3の反応性基R1及びR4とが一緒に、式5及び式2
の化合物中のの遊離OH基間を結合させ得る基を形成し
てもよい0式3の化合物の適当な例を以下に示す。
式2の化合物と式3の化合物との間の反応は通常、常圧
及び温度0℃〜60℃で20分から3時間行なわれる。
このように得られた生成物を次に、R2が永久保護基で
R6が一時的保護基である式5の化合物と反応させる。
R2は式2に関する前記の定義と同義である。この場合
の一時的保護基なる用語は、オリゴ糖骨格の構造形成段
階の一部で保護機能を果たし構造形成が終了する前に選
択的に除去されるべき基即ち永久保護基を除去すること
なく除去され得る基を意味する。かかる基は糖及びヌク
レオチド化学において公知である。適当な基はアリル、
1−プロペニル、ジメトキシトリチル、クロロアセチル
、ブロモアセチル、レブリノイル及びアリルオキシカル
ボニルである。R6は最も好ましくはアリル及び1−プ
ロペニルである。
式5の化合物との反応は通常、常圧及び温度0℃〜60
℃で20分から3時間行なわれる。
式5の化合物との反応後、基R6は通常は常圧及び温度
0℃〜60℃で10〜60分間で除去され水素原子で置
換される。
R1が反応性基の場合、必要に応じて次に弐3の化合物
と反応させる0式5の化合物との反応と水素原子による
R6の置換とをm−2回反復し得る。これらの段階の処
理条件は同様の前記段階と同じである。
得られた生成物を次に、式6の化合物と反応させる。R
2及びR1は式2及び式3のR2及びR3に関する前記
の定義と同義である。n及びqは好ましくは0である。
R7はR1と同義である。しかしながらR1とRγとは
必ずしも同じでなくてもよい、所望のオリゴ糖のYが好
ましくは水素でないので、反応性官能基が永久保護基を
備えるという条件付きでRtはYと同じでない(Y≠I
+)のが好ましい、この目的に適う基は前記のごとき永
久呆護基であり、最も好ましい基はベンジルオキシカル
ボニル基である。
弐6の化合物との反応には以下の処理条件、即ち常圧、
温度10〜60℃及び時間15分から6時間3用いる。
このようにしてオリゴ糖骨格の構造形成が完了する。R
1と87とが永久保護基でありX又はYがHでない場合
に限りR,及びR7は必要に応じてX又はYによって置
換され得る0本発明のオリゴ糖においてXは好ましくは
水素である。この場合、R,は好ましくは永久保護基で
ある。Yが好ましくは水素でないので、永久保護基を備
えたR、は好ましくはY(Y≠H)と同じである。この
場合、X又はYが水素でない限りR1及びR2のいずれ
もがX又はYで置換される必要はない、従ってこの段階
を省略するのが好ましい。
最後に、永久保護基が水素原子で置換される。
永久保護基の使用及び導入が糖及びヌクレオチド化学で
公知であるのと同様に脱保護も公知である。
しかしながら、k、L、n及びq==Qである本発明の
オリゴ糖の調製は、式3の(ヒ合物と式5の化合物との
反応生成物に式2の化合物企反応させて行なうのが好ま
しい、得られた生成物の86を除去することによって脱
Ca t?し、式3のfヒ合物と式5の化合物との反応
生成物との反応、及び、得られた生成物のR5除去によ
る脱保護を反復することによってオリゴ糖骨格を更に延
長し得る。オリゴ糖骨格の所要の長さを考慮しながら必
要な回数だけ処理を反復する0式6の化合物と反応させ
ることによってオリゴ糖骨格の構造形成と終了する。
この方法の利点は、弐3の化合物と式5の化合物との反
応生成物を調製する必要が一回で済むので処理段階数が
減少することである。第二の利点は、式3の化合物が式
2の化合物によりも式5の化合物に選択的に反応するこ
とである0両方の場合に、式3の(ヒ合物は式2又は5
で示される1つの1ヒ合鞠だけと結合し式3の化合物の
別の反応性基は不変(intact)である。式2の化
合物と反応する場合、あまり好ましくない二量体の形成
が生じる。
式3の化音物と式5の1ヒ合鞠との間の反応は、温度1
0〜60℃及び常圧で行なわれ一般に10〜60分で終
了する。このように形成された生成物は同じ<10〜6
0°C及び常圧で式2の化合物とも反応する。
この反応は一般に0.5〜3時間後に終了し、好ましく
は、N−メチルイミダゾールもしくはテトラゾールのご
とき触媒の存在下に行なわれるか、又は、1−(2,4
,6−ドリイソブロビルベンゼンー2″−スルホニル)
−3−二トロー1.2.4− トリアゾールもしくは1
−(メシチレン−2′−スルホニル)−3−二l・ロー
1.2.4−トリアゾールのごとき活性化剤の存在下に
任意に活性化した後に行なわれる。
適宜使用できる弐3の化合物は、原則として前記(ヒ合
物と同じである。
本発明のオリゴ糖はまた、弐6の(ヒ金物を出発物質と
して調製されてもよい。
HがR6でW換されR6がHて置換された式5の化合物
を式6の]ヒき物と反応させる。次にR6を11で置換
して脱保護し、得られた生成物を弐3及び式2の化合物
と順次反応させる。可能な別の方法では、HがR6で置
換されR6がHで置換された式5の化合物と式3の化合
物との反応生成物に弐6の化合物を反応させ、得られた
化音物を式2の化合物と反応させる。この中間段階もr
m−2回反復できる。
式3の化合物の代わりに別のリン化合物を使用して本発
明のオリゴ糖を調製することも可能である。これは前記
の方法及び後述する方法のいずれにも通用する。この場
合、PCl、又はサリチルクロロホスフィンのごとき反
応性基をもつリン化合物を式2又は式5の(ヒ合物と反
応させ、得られた生成物を次に加水分解して対応するホ
スフェートに変換し、これ登塩化ピバロイルのごとき活
性剤で活性化してから式5又は式2の化合物と反応させ
る。
弐3の化合物と式2又は式5の1ヒ合物との反応後、こ
れにより形成された生成物を、(この場合一時的cA護
基である)永久1呆護基と残りのa社反応性基との除去
を伴って加水分解して対応するホスフェートとし、これ
を活性剤で活性化してから式5又は式2の化合物と反応
させてもよい。
弐3中の八が存在せず従ってリン化き物が遊雛電子対を
もつか、又は、本発明のオリゴ糖の調製中に完全には酸
(ヒされないリン(ヒ合物が形成されるとき、対応する
オスフェー1〜を得るためには例えばrz/ピリジン又
はtert、ブチルペルオキシl? 3用いて酸「ヒを
生起する必要がある。
本発明のオリゴ糖の別の調製方法では、所謂ブロンク合
成を使用する。この場合、所望のオリゴ糖のかなり大き
いフラグメンl−を別々に調製しこれら3互いに結合さ
せる。更に別の方法では、かなり大きいフラグメントを
調製し、得られたフラグメントの1つの部分を別の部分
から異なる部位で脱保護し、両方の部分を互いに接きす
る。従って本発明はまた、特に、 (1)k、L、Δ、R2、R2、Ro及びR6が前記と
同義でありR4が反応性基である式3及び式5の化合物
の反応生成物を式2の化合物と反応させ、このように得
られた生成物のR6を水素原子で置換することによって
脱保護すること、 (2)式2の化合物の代わりに段階(1)で得られた生
成物を用いて段階(1)を所望回数反復すること、(3
)k=0.L=1及びR1が一時的保護基である式2の
1ヒ合物を出発物質として段階(1)及び必要ならば段
階(2)を反復して最終段階でR5の代わりにR1を水
素原子で置換すること、 (4)段階(1)又は(2)で得られた生成物と段階(
3)で得られた生成物とを互いに反応させ、このように
形成された生成物のR6を水素原子で置換すること、(
5)段階(4)で得られた生成物をR2、R5、R7、
n及びqが前記と同義の式6の化合物と反応させること
、 (6)このように得られた生成物中に必要に応じて任意
に存在する永久保護基R1又はR7を水素でないX又は
Yで1換すること、及び、 (7)段階(5)又は(6)で得られた化合物の永久保
護基を水素原子て置換することによって脱保護すること
を特徴とするオリゴ糖の調製方法にf系る。
この調製方法はまた、式2の化合物の代わりに段階(3
)の式6の化合物を使用し式3の化合物と式5の化合物
との反応生成物を利用することによって行なわれてもよ
い。
この調製方法はまた、式6の1ヒ合鞠を出発物質とし弐
6の化合物に関する前記の記載と同様に行なわれてもよ
い。
本発明はまた、 (1)^、R2、R1及びR6が前記と同義でありR4
が反応性基であり、K=O,L=O及びR1が保護基で
ある式3及び式5の化合物の反応生成物を式2の化合物
と反応させ、このように得られた生成物のR3を水素原
子で置換することによって脱保護すること、(2)式2
の化合物の代わりに段階(1)で得られた生成物を用い
て段階(1)を所望回数反復すること、(3)段階(2
)で得られた生成物の一部を、Raの代わりにR5を水
素原子で置換することによって脱保護すること、 (4)R,及びR6が置換された生成物を、該生成物の
1つが式3の化合物と反応した後に互いに反応させるこ
と、 (5)得られた生成物のR6を水素原子で置換すること
、 (6)段階(5)で得られた生成物をn、q、R2、R
1及びR2が前記と同義の弐6の1ヒ合物と反応させる
こと、(7)このように得られた生成物中に必要に応じ
て任急に存在する永久保訛基R1又はR7を水素でない
X又はYで置換すること、及び、 (8)段階(6)又は(7)で得られた化合物の永久保
護基を水素原子で置換することによって脱閑設すること
を特徴とするオリゴ糖の調製方法に係る。
この調製方法は逆の順序、即ち弐6の化合物から出発し
式2の化合物を得るための編入処理によって終了する順
序で行なわれてもよい。
これらのブロック合成のもう1つの変形例で、は2つの
ブロックを結きする前に、一方のブロックに対して、(
式6又は式2の化合物との反応による)末端基の編入を
行なう、このブロック合成はかなり大きいオリゴ糖を調
製するときに特に有利である。この方法によれば反応段
階数をかなり減少し得る。ブロックの相互結合を行なう
ための処理条件は別の調製方法に関する前記の条件と基
本的には変わらない、このような調製方法は全部又は一
部を固相で行なうのが適当である。
次に本発明を実施例に基づいて説明する。
火」E倒」一式2の ム の;81 D−リボノラクトンを出発物質とし、13種の中間生成
物を介して1−0−[2−ベンジルオキシメチル−3゜
5−0−(テトライソプロピルジシロキサン−1,3−
ジイル)−β−D−リボフラノジルコー2.3.4−)
ソー0−ベンジルーD−リビトール(スキーム1の化合
物15)を調製した。
スキーム1の化合物2はスキーム1の化合物1を出発物
質としCanadian J、 CheIm、 36(
1958)1720に記載の方法で調製した。
10dの無水アセトニトリル中の4.50のアリルクロ
ロホーメートを、0°Cの10m1の無水アセトニトリ
ル中の3.5xlの無水ピリジンと42の化合物2とに
攪拌しながら滴下した。0℃で1時間攪拌を維持した。
氷を加えて余剰クロロホーメートを破壊した0反応混合
物を1001Nのエーテルで希釈し、50m/lの水で
3回洗浄した。有機層をMg5O1で乾燥し、真空下に
濃縮した。残渣を1011のジクロロメタンに溶解し、
6gのシリカゲル60を充填した小カラムで濾過した。
カラムを40zlのジクロロメタンで洗浄した。PFI
tと洗浄液とを合わせて真空下に濃縮した。エーテル/
ジイソプロピルエーテルを用いて化合物3を晶出した。
20M1のジオキサン中の5gの化合物3をヘリウム雰
囲気下に維持した。15Bのテトラキス(トリフェニル
ホスフィン)パラジウムの添加後、溶液を15分間還流
させ、化合物4との反応混合物念濃縮した。
8.6gの化合物4と3,5gの水素化ホウ素ナトリウ
ムと150zlの無水テトラヒドロフランとを55℃に
加熱し、30zlのメタノールを攪拌しながら45分間
で添加した。更に55℃で1時間攪拌した。
冷却後、反応混合物を真空下に濃縮した。残渣を無水メ
タノール(3x50i1)とともに蒸発させ、100i
+4のジクロロメタンに入れ、塩化アンモニウムの90
%飽和水溶液100zlで洗浄した。水相をジクロロメ
タン(2x 100zjりで抽出した0合わせた有機層
を乾燥しくMg5O,)m真空下に濃縮した。残渣をク
ロマトグラフィーにより精製した(ジクロロメタン/メ
タノール10010→9515で溶出)m適当な画分は
化合物5を含有した。6.2.の化合物5を100xi
の酢酸に溶解し、40x1の水を添加した。溶液を50
℃で4時間攪拌した6反応混合物を真空下に濃縮した。
残渣を無水トルエン(3x 25M1)及び無水ピリジ
ン(3x 25z1)と共に蒸発し、40xlのピリジ
ンに再溶解した。 7.5gのトリチルクロリドの添加
後、溶液を室温で12時間攪拌した。 5tj!のメタ
ノール添加後反応混合物を真空下に濃縮した。
残渣をトルエン(3x 25z1)とともに蒸発させ、
150m1のジクロロメタンに入れ、150z1の1M
炭酸水素ナトリウム溶液及び150zj!の水によって
洗浄した。有機層を乾燥しくM#SO,)m真空下に濃
縮した。
前記段階と同様にクロマトグラフィー精製すると化合物
6が得られた。 7.3gの化合物6を4011の無水
N、N−ジメチルホルムアミドに溶解し、次に21の水
素化ナトリウムを少しずつ添加した。攪拌した反応混合
物を0℃に冷却し、1011の無水N、N−ジメチルホ
ルムアミド中の6.2xlのベンジルプロミドを30分
間で滴下した。更に0°Cで30分間及び室温で12時
間攪拌を維持した0次に1’Oxlのメタノールをゆっ
くりと添加し、反応混合物を真空下に濃縮した。残渣を
150z/のエーテルに入れ、50M1の水で3回洗浄
した。有機層を乾燥しくMySO<)m真空下に濃縮し
た。濃縮物をクロマトグラフィーイー精製処理しくヘキ
サン/ジクロロメタン2/ 1 (40011N)及び
1/1(4001j))及びジクロロメタンを1@次用
いて溶出)m正しい画分を蒸発させると化合物7が得ら
れた。8.5gの化合物7を135zlの酢酸と15z
lの水とに溶解し、80℃で90分間加熱した。溶液を
真空下に濃縮した。残渣をエーテルに入れ、水(50i
f)及び1M炭酸水素ナトリウム溶液(2X 50zN
)で洗浄した。
有機層を乾燥しくMySO,)m真空下に濃縮した。1
0j1のジクロロメタン/ヘキサン1/1を残渣に添加
し、濾過した。F液をクロマトグラフィーで精製しく4
00z1のクロロホルム/ヘキサン1/1.400xl
のジクロロメタン及びジクロロメタン/メタノール98
/2で溶出)m化き物8を得た。 3.4gの市販の化
合物つと3.13の化合物8とをジオキサン(3x 5
0xe)と共に蒸発し、5011の無水1.2−ジクロ
ロエタンに溶解した。モレキュラーシーブ(4人、10
.の活性ベレット)を添加し、混合物を窒素流下に室温
で90分間撹拌した。3x30μβのトリメチルシリル
トリフロオロメタンスルホネートを1時間毎に添加した
。最終添加の1時間後に100μ!のトリエチルアミン
を添加した。モレキュラーシーブを濾過によって除去し
、クロロホルム及びトルエンで洗浄した。
F液と洗浄液とを合わせて真空下に濃縮した。残渣をク
ロマトグラフィーで精製した(トルエン/アセトン10
010→98/2で溶出)m正しい画分から化合物10
を得た。 5gの化合物10を25M1の無水ジオキサ
ンに溶解し、2511の無水メタノールと1.25zl
のIMのナトリウムメトキシドのメタノール液とを添加
した0反応混合物を室温で4時間撹拌した。0.25+
fのIMのナトリウムメトキシドのメタノール液を添加
し、更に1時間攪拌した0次に、1.25gのDou+
ex50 WX4(tl”形態)を添加し、30分後に
濾過によって除去し、メタノール及びクロロホルムで洗
浄した。
F液と洗浄液とを合わせて真空下に濃縮した。クロマト
グラフィーで精製して(ジクロロメタン/メタノール1
0010→9515)化合物11を得た。 2.4gの
化合物11を2011の無水ピリジン中で2回濃縮した
次に、20z/の無水ピリジンを添加した。得られた溶
液を0℃の窒素雰囲気下に攪拌し、1.4zfの1.3
−ジクロロ−1,1,3,3−テトライソプロピルジシ
ロキサンを15分間で滴下した9次に室温で1時間撹拌
した0反応混合物を真空下に濃縮し、トルエン(3X 
20zi’)とともに蒸発させた。残渣を75zlのジ
エチルエーテルに入れ1MのKH2PO−(3X 50
z1)及びIMのNaHCOz(3X 50d)で洗浄
した。有機層を乾燥しくMg5O4)m真空下に濃縮し
た。クロマトグラフィー精製後(ジクロロメタン/アセ
トン10010→98/2で溶出)m化合物12を得た
。1.49gの化合物12を5z1のアセトニトリルか
ら2回濃縮した0次に4.5x1のアセトニトリルを添
加した。溶液を0℃の窒素雰囲気下に攪拌し、1.35
zfの無水N、N−ジイソプロピルエチルアミンと0.
5i+fのベンジルオキシメチルクロリドとを順次添加
した。2時間後、0.25ziのベンジルオキシメチル
クロリドを添加し、更に1時間攪拌した。50℃の21
1の無水メタノールを添加した。放冷後、反応混合物を
真空下に濃縮した。
残渣を4011のジエチルエーテルに入れ、IMのKt
lzPO−<3 X 20m()及びIMのNatlC
O=(20i+1)で洗浄した。有機層を乾燥しくMI
ISO4)m真空下に濃縮した。
クロマトグラフィー精製後(ヘキサン/酢酸エチル10
10−9/1で溶出)m化合物13を得た。化合物13
(1,32Fりを4x(lのテトラヒドロフランに溶解
した。
溶液を3回ガス抜きし、ヘリウム下に維持した。
1.5−シクロオクタジエンビス(メチルジフェニルホ
スフィン)−イリジウムへキサフルオロホススェード(
2〜3mg)を添加し、溶液を更に3回ガス抜きし、ヘ
リウム下に維持した。溶液にH2流を2時間通し、再度
ガス抜きしてヘリウム下に維持した。
4時間後反応混合物を真空下に濃縮した。このように得
られた化合物14(1,2y)をアセトン(15z1)
及び水(lzl)に溶解した0次に300zgの)Ig
Oと375xgのhc12とを添加し、懸濁液を室温で
30分間攪拌した。?過によってl(gOを除去し、洗
浄した。F液と洗浄液とを合わせて真空下に濃縮した。
残渣を7511のジエチルエーテルに入れ、40x1の
50%飽和Kl溶液(3×)m40zRの1%Na1l
SO3溶液及び4011のIMkNaHcOsで洗浄し
た。有機層を乾燥しくMySo 4 )m真空下に濃縮
した。
クロマトグラフィー精製後(ヘキサン/酢酸エチル9/
1→7/3で溶出)m0.97.の純粋化合物15が得
られた。Rf=0.34(ヘ−1rtン/酢酸エチル7
/3)m[αコ26=+39°(c = 1.0−CH
CL)。
L1匠1 5の 合 の調制 スキーム1の化合物14を出発物質とし、スキーム2に
よって化合物17を調製した。
化合物14(425zy)を2xlの無水ジオキサン(
2×)から濃縮し、ジオキサン中の2.2xlの0.5
Mテトラ−n−ブチルアンモニウムフルオリドに溶解し
た。室温で30分間静置後、溶媒を真空下に蒸発させ、
残渣に25zfのINのNaHCOzを添加し、混合物
を2511のジクロロメタン(3×)で抽出した0合わ
せた抽出物を乾燥しくMySO+)m真空下に濃縮した
。クロマトグラフィー精製後(ジクロロメタン/メタノ
ール10010→98/2で溶出)m正しい画分を真空
下に濃縮し、200zyの化合物16を含有する生成物
239I1gを得な、この生成物を2.5zi’の無水
とリジンから2回濃縮し、2.5zfのジクロロメタン
に溶解した。65μlのN、N−ジイソプロピルエチル
アミンと90μpのtert 。
ブチルジフェニルシリルクロリドとを添加し、反応混合
物を室温で12時間攪拌した。65μlのN、N−ジイ
ソプロピルエチルアミンと90μlのtert、ブチル
ジフェニルシリルクロリドとの添加後、更に24時間攪
拌し、0.5zNのメタノールを添加し、真空下に濃縮
した。残渣をジエチルエーテル(25d’)に入れ、I
MのKH2PO−(3X 10d)及びIMのNaHC
Os (10zf)で洗浄した。有機層を乾燥しくMg
5O,)m真空下に濃縮した。クロマトグラフィー精製
(ヘキサン/酢酸エチル1010→7/3で溶出)によ
って254Bの化合物17が得られた。Rf=0.41
(ヘキサン/酢酸エチル7/3)及び[αコ2◇=−2
4.8°(c = 1.0−CHCL)。
ひ 実」1舛」−工3の′ム の;己胛1 2−クロロフェニル−0,0−ビス(1−ベンゾI・リ
アゾリル)ホスフェート’r iR,L、 Press
、0xford、 U、K。
(1984)153−183の方法で調製した。この化
合物を以後化合物18と指称する。
夾11」エエ1の ム の; スキーム3に従って本発明のオリゴ糖を調製した。
229zyの化合物15と254mgの化合物17とを
2.5xlのピリジンから別々に濃縮した(3×、最終
容量111にする)0次に、1.46zlの0.2Mの
化合物18のジオキサン溶液を化合!111!117に
添加し、溶液を室温で30分間攪拌した。この溶液を無
水条件下に化合物15と50μlのN−メチルイミダゾ
ールとの混合物に添加した。室温で2時間攪拌後、溶液
を5011のジエチルエーテルで希釈し、IMのトリエ
チルアンモニウムビカーボネート(2X 25z1)m
1MのKHzPO*(25z12)及びIMのトリエチ
ルアンモニウムビカーボネート(25z1)で洗浄した
。有機層を乾燥しくMg5O4)m真空下に濃縮した。
クロマトグラフィー精製(ヘキサン/酢酸エチル101
0→8/2で溶出)によって368Bの化合物19(n
−1)が得られた。これを化合物15の調製に関する前
記の記載と同様にHyO/HgCLで処理した。クロマ
トグラフィー分離(ヘキサン/酢酸エチル9/1→7/
3で溶比)によって化合物20(n=1)が得られた。
ベンジルオキシカルボニルグリシンのペンタクロロフェ
ニルエステルと3−アミノ−1−プロパツールとをジオ
キサン中で反応(室温、1時間)させて調製された化合
物21(0,22mo+of)を化合物18(1,1j
j!の0.2Mジオキサン溶液)でホスホリル化した。
溶液を296Bの化合物20(n=1)と20tt1の
N−メチルイミダゾールとの混合物に添加した。室温で
2時間攪拌後、0.30a+mo/の化合物21を1.
5z1の0.2Mの化合物18のジオキサン溶液で(3
0分間)ホスホリル化して得られた溶液を、反応混合物
に再度添加した。
2時間後、前記の化合物19(n=1)の場合と同様の
洗浄手順とクロマトグラフィー精製(クロロホルム/ア
セトン10010→9515で溶出)とを用いて化合物
22(n=1)が得られた。
化合物22(n= 1)(285vg>を以下の手順で
脱保護した。
一テトラヒドロフラン中5yn−ピリジン−2−カルボ
キサルドキシム及び)71 、N1 、N5Jp−テ1
〜ラメチル−グアニジンと室温で48時間反応させて2
−クロロフェニル基を除去する。
一ジオキサン中でテトラ−n−プチルアンモニウムフル
オリドと室温で16時間反応させて1,1,3.3−テ
トライソプロピルジシロキサン−1,3−ジイル及びt
ert、ブチルジフェニルシリル基を除去する。
−10%Pd/C(600zy)とグリシンアミドとの
存在下にtert 、ブタノール/水(24時間)及び
水(24時間)を順次用いて水素化分解してベンジルオ
キシカルボニル、ベンジルオキシメチル及びベンジル基
な除去する。
濾過によって触媒を除去し、r液をクロロホルムで洗浄
しく3×)mクロロホルムを蒸発させ、凍結乾燥し、5
ephadexG−25カラムでゲル濾過しく0.01
HのトリエチルアンモニウムビカーボネートpH7で溶
出)m糖陽性画分を凍結乾燥し、得られた物質な水中で
Dowex 50 WX4(Na”形態)カラムに通し
た。
凍結乾燥後、5lzgの固体化合物23(n=2)が得
られた。
コ’P NMR:δ1.54及び0.74.’HNHR
(標準HDO14,65ppm):δ4.90(s、1
8);4.86(s、IH):4.5−4.4(m、8
 1i−nes、LH) ;3.21(t、−NH−C
1lz−CHz−、スペーサ);1.71(t。
−CHl−CHz−CHz、スペーサ)。
13CNMR(外部標準テトラメチルアンモニウムクロ
リドδ56.2) :δ167.8(s);107.7
(s、C−I Ribr);107.5(s、C−I 
Ribf);83.5(s、Ctl);82.8(d、
CI、J(p5.8Hz);75.2(s、CI);7
5.1(d、CI、JcP3.4Hz);74.6(b
r s、CI(。
J(punreso I wed) ;72.3 (s
 、2xCH) ;71.8 (d 、2XCH、JC
p8.8Hz) ;71.4(s 、CI) ;71.
0 (s 、2xCH) ;69.5 (s 、 CH
2) ;69.3(s 、CHz) ;67.5(d 
、C12,J(p4.4Hz) ;67.3 (d 、
 CH’i 、 Jcp4.4Hz) :64.4(d
 、CH2,Jcp5.9Hz) :63 、4(s 
、C112) :63.2(s 。
CL);41.3(s、CL Gly):37.2(s
、CHz);30.0(d、CH2゜J(p7.3Hz
>。
FAB MS(高速原子衝撃質量スペクトロメトリー)
によれば、高質量領域の最多シグナルがIa/z 82
3[化合物23、n=2、−Naミコーあった。
及111  ム 23n=3)の; 10.56nno
lの化合物17と3zlの0.2Mの化合物18のジオ
キサン/ピリジン溶液とを30分間ホスホリル化して得
られた溶液に化合物20(n= 1)(0,46mmo
ffi)を添加した。3時間後、0.36mmoeの化
合物19(n=2)が播られた。前記と同様の手順で0
.30mmoZの化合物20(N=2)を調製し、0.
15w+請o/の化合物20(n=2)を出発物質とし
て478■の化合物22(n=2)が得られな、この化
合物45μlllORの脱保護によって化合物23(n
=3)が得られた。収量22H0”P NHR:δ1.
66及び0.85(2つのオーバーラツプシグナル) 
、D、0中の’HNMR(re「、HDO,δ4.65
) :4.92(s、2H) ;4.88(s、III
) 、4.55−4.42(輪、211) ;3.25
(t、21.スペーサーNH−CI!。
−CHz−):1.74(t、2H,スペーサーCH2
−惺2−CI+2−);[αコ20=−30.1° (
c=1.0、 H,0)。
寒1」1[免ヌm 化合物23(n=2)及び化合物23(n=3)を破傷
風トキソイド(TT)及びインフルエンザ菌す型の外層
膜タンパク質(MP)に結合して免疫原を調製した。
まず、末端アミノ基をN−スクシニミジルS−アセチル
メルカプトアセテートと反応させることによってオリゴ
F23(n=2.3>を変性して化合物24(n=2又
は3)を生成した。リシンのε−NH,基とトスクシニ
ミジルー2−ピリジルジチオプロピオネート(Sr’D
P)とを反応させて2−ピリジルジチオ(FDP)基を
タンパク質に導入した。化合物24と25とをバッファ
(pH6,1)に添加した。ヒドロキシルアミンを添加
してオリゴ糖成分のS−アセチル基を開裂した。
その結果、遊離−5tl基が生成された0次にチオール
26がタンパク質のFDP基と反応し、化合物27が形
成された。オリゴ糖の取り込みの程度は、遊離した2−
チオピリドンの量のUv測定値の差(Δε343=8,
0008−1)によって測定した。
社1− 破傷風トキソイド溶液(10%g/ll2)及びインフ
ルエンザ菌外層膜タンパク質溶液(0,14MのNaC
1+0.1%ZwiLtergent344中に2.5
%g/z1)及びトスクシニミジルS−アセチルメルカ
プトアセテートは^na1.Biochem、132(
1983)68−73により調製されたもの、 5PD
PはPierce Chemical Company
及びZwit−tergent 3−14(N−テトラ
デシル−N、N−ジメチル−3−アンモニオ−1−プロ
パンスルホネート)はCalbio−chem、から入
手、N−エチルモルフォリン及びジメチルアセトアミド
はフルオロジニトロベンゼンから蒸留した。
バッファ^:2MのN−エチルモルフォリン/HCj!
 pH8゜5バッファB:0.0IMのトリエチルアン
モニウムビカーボネートpH7,0 バッファC:0.IMのナトリウムホスフェート+ 0
.005HのEDT^(エチレンジアミンテトラ酢酸二
ナトリウム2水和物)pH6,1バッファD:0.IM
のナトリウムホスフェートpl+7.8PO−10カラ
ム:Phar+*aciaのプレパック5ephade
xG−25使い捨てカラム(容積9 、 Lxl、高さ
5cm) G−25カラム:100X 1.Oc+* Pharm
acia 5ephadexG−25(超微4I)。
化遣」l工久団l− 化合物23(n=2)のトリエチルアンモニウム形態1
9.8zy(21,411moi’)を0.21z1の
バッファ^に溶解し、0.85z1のジメチルアセトア
ミド中の25zyのN−スクシニミジルS−アセチルメ
ルカプトアセテートを添加した。均質な反応混合物を室
温で1暗闇維持した0次に酢酸(100μm)を添加し
て酸性化した。511のア七トンを添加して粘質を沈殿
させた。シロップ状沈殿物を遠心し、少量のバッファB
に溶解し、このバッファを溶出剤として使用しG−25
カラムで精製した。N含有画分を合わせて凍結乾燥した
得られた生成物を更に水から2回凍結乾燥し、0.50
11のバッファCに溶解した。生成物は11.5μII
olの化合物24(n=2)を含有していた。
limyの化合物23(n=3)を同様にして化合物2
4(n=3)に転化した。生成物は4.2μmolの化
合物24(n=3)を含有していた。
化1JIBλ皿1− PD−10カラムを25xlのバッファDで平衡させた
次に、1.50zffi(1519、約100100n
、分子量約150.000)のTT浴溶液導入し、バッ
ファDで溶出した。このように得られたバッファD中の
TT浴溶液溶出量2.5−6、O1i’)に0.45z
1のエタノール中の4.5%gの5PDPを添加した。
室温で1時間反応させ、反応混合物をG−25カラムに
導入しバッファCで、溶出した。タンパク質含有画分を
合わせて、バッファCで20zNに希釈した(タンパク
質濃度約5nmo17z1) 、このバッファCには少
量のナトラムアジドを溶解しておく。
3.0R1のこの溶液をヘリウム下で1.0μmolの
ジチオトレイトールで処理した。室温で24時間靜静置
、ΔEコ43は= 1.648(標準:非処理PDP−
TT)であった。
Δε、=s、oooなので、2−チオピリドンの含量は
206nmol/xlである。取り込みは41PDP/
TTであった。
15+++gのTTを1.0μ輸O4の5PDPで同様
にして処理した。 G−25画分を15jfに希釈した
。取り込み:4.5PDP/TT 。
同様にして、3.7’5zy(約95nmo1、分子量
約40,000)のMPを3.5zNのバッファDに2
回移した。タンパク質を夫々14,4及び0.4Il+
ao1の5PDPで処理した。
C−25カラムでゲルr通抜、タンパク質両分を15m
1に希釈した(タンパク質濃度約5..25r+ll1
o1/z1)mMPが極めて疎水性なのでこの場合には
、0.1%のZu+1t−teBenL 3−14をバ
ッファC及びバッファDに添加した。取り込み:約4.
9及び約1.3P’DP/MP。
仁11旺Δ1礼 前記で得られた化合物24(n=2)のバッファC中の
溶液43μm(1,0μmol)を3.Ox(Nlxg
hl>の4.5PDP/TTと4.5zl(0,75%
g/xi>の41P[IP/TTと4.5m1C0,2
5xg/11)の1.3FDP/MPと4.5xlの4
.9PDP/MP(バッファC中のC−25画分、前記
参照)に添加した。溶液をヘリウムでガス抜きした0次
に10μlの0.2MのヒドロキシルアミンpH6,1
5を添加した。室温で1晩反応させ、形成された2−チ
オピリドンの量を測定した。
予想量のチオピリドンはタンパク質4.5PDP/TT
、1.3PDP/HP及び4.9PDP/MPから成り
、対応する量の化合物27が形成された。化合物26の
平均20個の分子が41PDP/TTに結合していた。
追加量の化合物24(n=2)を添加しても、糖取り込
みの程度は変わらなかった。短い反応時間後に17分子
の二量体を含有していた類似の複合体(con jug
ate)に、1μ+ll01のシスティンを添加した。
予想量のチオピリドンの総量が速やかに形成された。
化合物24(n=3)を使用し同様の方法で化合物27
の三量体−タンパク質複合体を調製した。
要約すれば、以下の複合体が形成された。
1.3及び4.9二型体及び三1体/HP4.5二量体
及び三量体/TT 200二量/TT(21個のPCIP残基)177二量
/TT (システィンによる後処理の結果としてPDP
残基無し) 13三盟体/TT(28個のPDP残基)。
これらの複合体の抗原性を測定し天然のHIB多糖(C
a塩)mヒト多糖ワクチン及びマウス抗体を産生ずる類
似抗原(=多P/MP)の抗原性と比較した。
被検物質を一定量の抗血清を用いる倍加希釈系列に混合
した。室温で1時間インキュベーション後、直接ELI
S^阻害試験で残留遊離抗体の抗体価を測定した。結果
を以下に示す。
(μi/口)% 1.3二重体/HP        10   451
.3玉量体/MP−1086 4,9二型体/HP        10   494
.9三重体/HP       10  814.5二
型体/HP       10  214.5玉量体/
HP        10  562〇62〇二量T 
       10  1917917二量T    
     10   2013013三景T     
    10   53天然多糖(Ca塩’)    
  10  91ヒト多糖ワクチン    10  9
0頚似抗原(チラミン化多糖)10  12この表から
明らかなごとく、二量体複合体は抗体に対するかなりの
結合を示すが、この結合は天然の多糖の結合よりも顕著
に少ない、天然多糖の抗体結合能力は三量体複合体とほ
ぼ等しい。
Xl」LL ’)9+7(7)ju’ 三量体−多糖(化合物23、n=3)をグルタルジアル
デヒドによって破傷風トキソイドに結合した。
即ち、〈モルベースで)10〜100倍過剰量の三!E
体と破傷風トキソイドとを混合し、リガンドに対して過
剰量(3×)のグルタルジアルデヒドを1時間毎に3回
添加した0反応混合物を室温で5時間静置し、(リガン
ドに対して)20倍過剰量のグリシンを添加した。室温
で1時間維持後、Na’CNBH,を添加した。
室温で5時間維持後、反応混合物を透析した。2.4m
molの三量体を出発物質として120μmolの複合
体が得られた。破傷風トキソイド当たり3つの三量体が
取り込まれた(3三景体/TT) 、三量体/TTの重
旦比は0.1:3であった6 アジビン−ジヒドラジド(PS−MP)によって結合さ
せたインフルエンザ菌す型多糖とインフルエンザ菌す型
外層膜タンパク質との複合体をマウスに注射した。複合
体におけるタンパク質と多糖との重量比は1:1であっ
た。注射当たりの投与量は複合体5μgに相当した。第
1回の注射の3週後及び5週後に注射を繰り返した。6
週後にIgG価を測定し100に調整した。
別のマウスには3.12μりの3三重体/TT複合体を
注射した。4週後にこの注射を繰り返し、6週後にIg
G価を測定した。この値は100に調整されたPS−M
Pの力価に対して36であった。
7.5μgの多糖の注射によって得られたIgG価の1
73が僅か0.25μgのオリゴ糖によって得られるこ
とから3三重体/TT複合体の強力な免疫原性が証明さ
れる。 1/30の重量で173の効果が得られた。更
に、多糖の注射が2回繰り返されたのに比較して三量体
の注射は1回しか繰り返さない。
以下に本明細書中に引用した各式及び各反応スキームを
示す。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(D−リボース−D−リビトール−ホスフェート
    )_m、〈D−リビトール−ホスフェート−D−リボー
    ス〉_mまたは(ホスフェート−D−リボース−D−リ
    ビトール)_m[ただしmは2、3、4、・・・・・・
    19または20である]の構造からなることを特徴とす
    るオリゴ糖。
  2. (2)オリゴ糖が次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 L=1であればK=0または1であり、 L=0であればK=0であり、 L=0または1であり、 m=2、3、・・・・・・19または20であり(ただ
    し、K、Lおよびn=1であるかまたはL、nおよびq
    =1であればmは1であることもできる)、n=0また
    は1であり、 n=1であればq=0または1であり、 n=0であればq=0であり、 X=水素、または直接もしくは間接に担体との結合を形
    成することができる反応性の基、または非結合末端に疎
    水性の鎖を含有する基であるか、あるいは、末端基XO
    −が反応性のH_2N−またはHS−基によって置換さ
    れており、 Y=水素、または直接もしくは間接に担体との結合を形
    成することができる反応性の基、または非結合末端に疎
    水性の鎖を含有する基であるか、あるいは、末端基−O
    Yが反応性の−NH_2または−SH基によって置換さ
    れている(ただし、X≠水素であればY=水素であり、
    Y≠水素であればX=水素である)]を有するか、また
    はその塩の形態であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載のオリゴ糖。
  3. (3)m=2、3、4、5または6であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項または第2項に記載のオリゴ
    糖。
  4. (4)X=水素であり、Y≠水素であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載のオ
    リゴ糖。
  5. (5)Y=水素であり、X≠水素であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載のオ
    リゴ糖。
  6. (6)反応性の基が、次の反応性の官能基:−NH_2
    、−SH、▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼ [ただし、R=−OH、−N_3、−O−アルキル(C
    _1_−_1_2)、−OC_6F_5、−H、−Br
    )−Clまたは▲数式、化学式、表等があります▼であ
    る]のうちのひとつを含有する基であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記載のオ
    リゴ糖。
  7. (7)XまたはYが炭素原子を12〜24個含有するア
    ルキル基を非結合末端に有する基であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記載のオ
    リゴ糖。
  8. (8)オリゴ糖が純粋であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項〜第7項のいずれかに記載のオリゴ糖。
  9. (9)オリゴ糖が合成されたものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項〜第8項のいずれかに記載のオ
    リゴ糖。
  10. (10)特許請求の範囲第1項〜第9項のいずれかに記
    載のオリゴ糖を担体に結合されている状態で含有するか
    、または、特許請求の範囲第1項〜第9項のいずれかに
    記載のオリゴ糖数分子を互いに結合されている状態で含
    有する免疫原。
  11. (11)担体がタンパク質であることを特徴とする特許
    請求の範囲第10項に記載の免疫原。
  12. (12)タンパク質がインフルエンザ菌(Haemop
    hilusinfluenzae)b型の表面タンパク
    質であることを特徴とする特許請求の範囲第11項に記
    載の免疫原。
  13. (13)担体がミセル、ベシクルまたはリボソームであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第10項に記載の免
    疫原。
  14. (14)特許請求の範囲第10項〜第13項のいずれか
    に記載の免疫原を含有するワクチン。
  15. (15)(D−リボース−D−リビトール−ホスフェー
    ト)_m、(D−リビトール−ホスフェート−D−リボ
    ース)_mまたは(ホスフェート−D−リボース−D−
    リビトール)_m[ただしmは2、3、4、・・・・・
    ・19または20であり、遊離のヒドロキシ基中の水素
    原子は保護基によって置換されている]の構造からなる
    オリゴ糖中の保護基を水素原子で置換することからなる
    、特許請求の範囲第1項に記載のオリゴ糖の製造方法。
  16. (16)特許請求の範囲第1項〜第9項のいずれかに記
    載のオリゴ糖を担体に結合すること、または、特許請求
    の範囲第1項〜第9項のいずれかに記載の数分子を互い
    に結合することを特徴とする、特許請求の範囲第10項
    に記載の免疫原の製造方法。
  17. (17)特許請求の範囲第10項に記載の免疫原を公知
    の方法で使用することを特徴とする、特許請求の範囲第
    14項に記載のワクチンの製造方法。
JP62336798A 1986-12-31 1987-12-29 新規なオリゴ糖、免疫原およびワクチン、ならびにそのようなオリゴ糖、免疫原およびワクチンの製造方法 Pending JPS63190896A (ja)

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