JPS6319045A - メモリ装置 - Google Patents

メモリ装置

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JPS6319045A
JPS6319045A JP61161896A JP16189686A JPS6319045A JP S6319045 A JPS6319045 A JP S6319045A JP 61161896 A JP61161896 A JP 61161896A JP 16189686 A JP16189686 A JP 16189686A JP S6319045 A JPS6319045 A JP S6319045A
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JP
Japan
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microcomputer
data
program
smcu
memory
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JP61161896A
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English (en)
Inventor
Atsushi Furuido
古井戸 敦
Akira Sato
亮 佐藤
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Microcomputer Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はメモリ装置に係り、例えばインサーキットエミ
ュレータに適用して有効な技術に関するものである。
〔従来技術〕
マイクロコンピュータ応用機器の開発において、その応
用システムのデバッグやそのシステムに詳細な評価を与
えるため、インサーキットエミュレータを用いることが
できる。
斯るインサーキットエミュレータは、ソフトウェア開発
用の親計算機などのシステム開発装置と、開発中の応用
機器との間に接続・され、その応用機器に含まれるマイ
クロコンピュータ(ターゲットマイクロコンピユー)の
機能を代行する一方でデバッガーとしての機能を持ち、
詳細なシステムデバッグを支援するマイクロコンピュー
タシステムの開発ツールである。
従来のインサーキットエミュレータは、例えば昭和59
年11月30日オーム社発行のrLSIハンドブックJ
 P2S5乃至P563に記載されるように、ターゲッ
トマイクロコンピュータの機能を代行するエミュレーシ
ョン用のスレーブマイクロコンピュータが設けられると
共に、エミュレーションや各種デバッグ機能を実現する
ためのエミュレーション制御部、ブレークポイント制御
部、トレースメモリ部、及びそれらの制御を司るための
マスクマイクロコンピュータなどが内蔵されて成る。
斯るインサーキットエミュレータは、その本体から延長
されたケーブルの先端が応用機器に含まれるターゲット
マイクロコンピュータ用ソケットに結合されることによ
り、上記スレーブマイクロコンピュータがターゲットマ
イクロコンピュータの機能を代行するようなエミュレー
ション機能を備える。更に、エミュレーション実行中に
各種データやステータス信号などをサンプリングし、そ
れをトレースメモリなどに格納するトレース機能や、ス
レーブマイクロコンピュータによる応用機器の制御動作
を停止させるブレーク機能などの各種デバッグ機能が備
えられている。
ところで、インサーキットエミュレータにおいて、応用
器機側空間に割り当てられたプログラムメモリやトレー
スメモリなどのメモリに対するマスタマイクロコンピュ
ータによるリード・ライト動作は、エミュレーション動
作即ち応用器機側のプログラムの実行を一時的に停止さ
せた状態で行なうようになっている。例えば、スレーブ
マイクロコンピュータの応用器機に対するプログラムの
実行中に所定時間毎に斯るプログラムの実行に対して待
ち状態を作り、そのとき必要に応じてマスタマイクロコ
ンピュータにメモリのリード・ライト動作を可能とする
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、本発明者等の検討によれば、上記したエ
ミュレーション動作の実行中に待ち状態を作ってマスタ
マイクロコンピュータにメモリのリード・ライト動作を
可能とする技術では、モータの回転制御などのように厳
密な時間管理の下でプログラムの実行が必要とされるよ
うな応用器機に対しては、斯る待ち状態においてプログ
ラムの実行が途切れることにより、そのプログラムによ
って制御されるべきサーボモータなどの器機が制御状態
を脱して暴走する虞のあることが明らかにされた。
本発明の目的は、第1データ処理装置によるプログラム
の実行中に、斯るプログラムの実行を停止させることな
く、第2データ処理装置によってメモリの内容を参照し
たり書き換えたりすることができるメモリ装置を提供す
ることにある。
本発明の前記並びにそのほかの目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば下記の通りである。
即ち、データの書き換え可能な第1及び第2メモリに夫
々アクセス可能に結合される第1及び第2データ処理装
置が含まれるインサーキットエミュレータにおいて、第
1及び第2データ処理装置に対する夫々のメモリの接続
状態を選択的に交換可能な切り換え手段を、第1データ
処理装置を同期制御動作させるためのシステムクロック
信号におけるメモリの非アクセスサイクル中に切り換え
動作させると共に、両メモリの記憶内容を同一にしてお
くものである。
〔作 用〕
上記した手段によれば、一方のメモリが第1データ処理
装置によるアクセス制御下におかれるとき、他方のメモ
リは第2データ処理装置によってその記憶内容の参照或
いはデータの書き換えが可能とされ、その書き換えられ
たデータが第1データ処理装置のプログラムの実行に必
要とされる場合には、第1データ処理装置を同期制御動
作させるためのシステムクロック信号におけるメモリの
非アクセスサイクル中にメモリの切り換え動作が行なわ
れ、それによって次に第2データ処理装置によるアクセ
ス制御下に置かれることになる上記一方のメモリは先に
データの書き換えが行なわれた他方のメモリと同一のデ
ータに書き換えられる。
したがって、第1データ処理装置によるプログラムの実
行中にその動作を停止することなく各メモリの内容を参
照したり書き換えたりすることが達成される。
〔実施例〕
第1図は本発明に係るメモリ装置の1実施例を示す構成
ブロック図である。同図に示される構成は、インサーキ
ットエミュレータに適用されるもので、特に制限されな
いが、公知の半導体集積回路製造技術によって形成され
る。
インサーキットエミュレータに適用される第1図のメモ
リ装置は、図示しないマイクロコンピュータ応用機器に
含まれるターゲットマイクロコンピュータの機能を代行
してその応用機器の動作制御即ちエミュレーションを行
なうためのスレーブマイクロコンピュータSMCU、及
び各種デバッグ機能を達成するための制御を司るマスク
マイクロコンピュータMMCUが含まれる。上記スレー
ブマイクロコンピュータSMCUは、代行制御という性
質上、少なくとも図示しないターゲットマイクロコンピ
ュータと同等の機能を有し、例えば、TTL ()−ラ
ンジスタ・トランジスタ・ロジック)回路によって構成
される。
通常、インサーキットエミュレータには、書き換え可能
なプログラム格納用メモリやエミュレーション実行中に
各種データなどをサンプリングし、それを格納するトレ
ースメモリなどの各種メモリがユーザ側メモリとして含
まれるが、本実施例では代表的に一対のプログラムメモ
リPMI及び2M2が示される。斯るプログラムメモリ
PMI及び2M2は、特に制限されないが、データの書
き換え可能なRAM (ランダム・アクセス・メモリ)
のような半導体記憶装置から構成され、夫々、アドレス
入力端子A1及びA2、データ入力端子D1in及びD
2in、データ出力端子Dlout及びD2 out、
及びリード・ライト信号入力端子RWI及びRW2が設
けられている。
本実施例において、上記プログラムメモリPM1及び2
M2は、夫々エミュレーション動作において図示しない
応用器機を制御するためのプログラムが格納されるもの
である。即ち、斯る一対のプログラムメモリPMI及び
2M2は、図示しない応用器機に含まれるターゲットマ
イクロコンピュータにおけるROM (リード・オンリ
・メモリ)から成るようなプログラムROMをサポート
するものである。
先ず、本実施例のメモリ装置の概略を説明すれば、上記
一方のプログラムメモリがスレーブマイクロコンピュー
タSMCUによってエミュレーションに用いられている
とき、他方のプログラムメモリはマスタマイクロコンピ
ュータMMCUによってその記憶内容の参照或いはデー
タの書き換えが可能とされる。そのとき書き換えられた
データがスレーブマイクロコンピュータSMCUによる
エミュレーションの実行に必要とされる場合には、スレ
ーブマイクロコンピュータSMCUを同期制御動作させ
るためのシステムクロック信号ECLKにおけるメモリ
の非アクセスサイクル中にメモリの切り換え動作が行な
われ、それによって次にマスクマイクロコンピュータM
MCUによるアクセス制御下に置かれることになる上記
一方のプログラムメモリは先にデータの書き換えが行な
われた他方のプログラムメモリと同一のデータに書き換
えられるようになっている。言い換えるなら、スレーブ
マイクロコンピュータSMCUによるエミュレーション
動作中にその動作を停止することなく交互にプログラム
メモリPMI及び2M2の内容をリアルタイムで参照し
たり書き換えたりすることができるように、図示しない
応用器機におけるプログラムROMを一対のプログラム
メモリPMI及び2M2によってサポートする。
次に本実施例のメモリ装置を詳細に説明する。
第1図に示されるメモリ装置において、上記スレーブマ
イクロコンピュータSMCU側には、同マイクロコンピ
ュータSMCUのデータ入出力端子に結合されるスレー
ブデータバスSDB、及びそのアドレス出力端子に結合
されるスレーブアドレスバスSABが設けられる。また
、マスクマイクロコンピュータMMCU側には、同マイ
クロコンピュータMMCUのデータ入出力端子に結合さ
れるマスタデータバスMDB、及びそのアドレス出力端
子に結合されるマスクアドレスバスMABが設けられる
上記第1及び第2プログラムメモリPMI及び2M2は
、夫々上記マスタマイクロコンピュータMMCU及びス
レーブマイクロコンピュータSMCUによってアクセス
可能にされると共に、各マイクロコンピュータMMCU
及びSMCUに対する夫々のメモリPMI及び2M2の
接続状態は選択的に交換可能とされている。
即ち、上記一方のプログラムメモリPMIのアドレス入
力端子A1は、一対の入力端子が上記スレーブアドレス
バスSAB及びマスクアドレスバスMABに結合された
アドレスマルチプレクサAMPXIの出力端子に結合さ
れる。上記他方のプログラムメモリPM2のアドレス入
力端子A1は、一対の入力端子が上記スレーブアドレス
バスSAB及びマスクアドレスバスMABに結合された
アドレスマルチプレクサAMPX2の出力端子に結合さ
れる。また、プログラムメモリPMI及び2M2の夫々
のデータ出力端子Dlout及びD2outは、上記ス
レーブデータバスSDRに出力端子が結合される読み出
しデータマルチプレクサR,D MPXSの一対の入力
端子と、上記マスクデータバスSDBに出力端子が結合
される読み出しデータマルチプレクサRDMPXMの一
対の入力端子とに夫々共通接続される。更に、プログラ
ムメモリPMI及び2M2の夫々のデータ入力端子Dl
in及びD2inは、上記マスタデータバスMDBに入
力端子が結合される書き込みデータマルチプレクサWD
MPXの一対の出力端子に結合される。尚、斯るデータ
入力端子Dlin及びD2inはスレーブデータバスS
DBには結合されていないが、それは、本実施例のメモ
リPMI及び2M2が図示しないターゲットマイクロコ
ンピュータのプロゲラムROMをサポートする性質上必
要ないからである。また、プログラムメモリPMI及び
2M2の夫々のリード・ライト信号入力端子RWI及び
RW2は、夫々スレーブマイクロコンピュータSMCU
から出力されるスレーブリード・ライト信号SR/Wと
マスタマイクロコンピュータMMCUから出力されるマ
スタリード・ライト信号MR/Wとが夫々の一対の入力
端子に供給される制御信号マルチプレクサMPXI及び
MPX2の出力端子に結合される。
上記切り換え手段としての各マルチプレクサAMPXI
、AMPX2.RDMPXS、RDMPM、WDMPX
、MPXI、及びMPX2は、切り換え信号発生回路S
Gから出力される切り換え制御信号φ1乃至φ4によっ
てその切り換え動作が制御されるようになっている。即
ち、上記アドレスマルチプレクサAMPX2は切り換え
制御信号φ1が供給され、上記アドレスマルチプレクサ
AMPXIは斯る切り換え制御信号φ1の反転レベルの
信号が供給される。特に制限されないが、切り換え制御
信号φ1がハイレベルにされると、アドレスマルチプレ
クサAMPX2はマスクアドレスバスMABから供給さ
れるアドレス信号を出力すると共に、アドレスマルチプ
レクサAMP XlはスレーブアドレスバスSABから
供給されるアドレス信号を出力する。上記読み出しデー
タマルチプレクサRDMPXMは切り換え制御信号φ2
が供給され、上記読み出しデータマルチプレクサRDM
PXSは斯る切り換え制御信号φ2の反転レベルの信号
が供給される。特に制限されないが、切り換え制御信号
φ2がハイレベルにされると、読み出しデータマルチプ
レクサRDMPXMはプログラムメモリPM2から供給
されるデータを出力すると共に、読み出しデータマルチ
プレクサRDMPXSはプログラムメモリPMIから供
給されるデータを出力する。また、書き込みデータマル
チプレクサWDMPXは、切り換え制御信号φ3が供給
され、特に制限されないがその切り換え制御信号φ3が
ハイレベルにされると、マスタデータバスMDBから供
給されるデータをプロダラムメモリPM2に出力する。
一方、上記制御データマルチプレクサMPX2は切り換
え制御信号φ4が供給され、上記制御データマルチプレ
クサMPXIは切り換え制御信号φ4の反転レベルの信
号が供給される。特に制限されないが、斯る切り換え制
御信号φ4がハイレベルにされると、制御データマルチ
プレクサMPX2はマスタマイクロコンピュータMMC
Uから出力されるマスタリード・ライト信号MR/Wを
出力すると共に、制御データマルチプレクサMPXIは
スレーブマイクロコンピュータSMCUから出力される
スレーブリード・ライト信号SR/Wを出力する。
ここで、上記切り換え制御信号φ1乃至φ4は、各マイ
クロコンピュータMMCU及びSMCUに対する夫々の
メモリPMI及びPM2の接続状態を選択的に交換可能
とするものである。言い換えるなら、スレーブマイクロ
コンピュータSMCUによるアクセス制御の対象とマス
タマイクロコンピュータMMCUによるアクセス制御の
対象とを交互に切り換えるようにして、プログラムメモ
リPMI及びPM2に対し夫々マイクロコンピュータM
MCU及びSMCUが単独的に且つ並列的にアクセス可
能とするものである。したがって、各切り換え制御信号
φ1乃至φ4のレベルは相互に所定の関係をもって変更
される。本実施例に従えば、各切り換え制御信号φ1乃
至φ4は同一レベルを採ってそのレベルが変更される。
各切り換え制御信号φ1乃至φ4がハイレベルにされる
と、上記説明から明らかなように、一方のプログラムメ
モリPMIはスレーブマイクロコンピュータSMCUに
よるアクセス制御を受け、それによってデータの読み出
し動作が可能とされる。このとき、他方のプログラムメ
モリPM2は、マスタマイクロコンピュータMMCUに
よるアクセス制御を受け、それによってデータの読み出
し動作及びデータの書き込み動作が可能とされる。また
、各切り換え制御信号φ1乃至φ4がロウレベルにされ
ると、上記とは逆に、一方のプログラムメモリPM1は
マスタマイクロコンピュータMMCUによるアクセス制
御を受け、それによってデータの読み出し動作及びデー
タの書き込み動作が可能とされる。このとき、他方のプ
ログラムメモリPM2は、スレーブマイクロコンピュー
タSMCUによるアクセス制御を受け、それによってデ
ータの読み出し動作が可能とされる。
上記した各切り換え制御信号φ1乃至φ4のレベル変更
は、スレーブマイクロコンピュータSMCUにおけるプ
ログラムメモリの非アクセスサイクルにおいて実行され
るようになっている。即ち、そのような制御を行なうた
めに、スレーブマイクロコンピュータSMCUを同期制
御させるためのシステムクロック信号ECLKと、マス
クマイクロコンピュータMMCUから出力される切り換
え要求信号MSRとが供給される同期信号発生回路SY
Nが設けられる。上記切り換え要求信号MSRは、特に
制限されないが、そのハイレベルによって、マスタマイ
クロコンピュータMMCUがアクセス制御の対象とすべ
きプログラムメモリの変更要求を指示する。斯る切り換
え要求信号MSRがハイレベルにされると、同期信号発
生回路SYNから出力される切り換え同期信号φSが、
上記システムクロック信号ECLKのロウレベルへの変
化に同期してパルス状にハイレベルにされる。
それによって、切り換え信号発生回路SGは、現在出力
中の各切り換え制御信号φ1乃至φ4のレベルを反転さ
せる。その結果として、マスクマイクロコンピュータM
MCUによるアクセス制御の対象となるプログラムメモ
リとスレーブマイクロコンピュータSMCUによるアク
セス制御の対象となるプログラムメモリとが入れ換えら
れることになる。
このようなプログラムメモリPMI及びPM2に対する
アクセス制御の切り換え動作は、上記スレーブマイクロ
コンピュータSMCUにおける同期制御用のシステムク
ロック信号ECLKのロウレベルへの変化に同期される
。斯るスレーブマイクロコンピュータSMCUによるメ
モリのアクセス可能な時期は、特に制限されないが、上
記システムクロック信号ECLKのハイレベル期間中と
される。システムクロック信号ECLKのロウレベル期
間中は、スレーブマイクロコンピュータSMCUから出
力されるアドレス信号やデータはそれ自体不確定なレベ
ル若しくはスレーブデータバスSDB及びスレーブアド
レスバスSAB上で不確定な状態にされている。したが
って、上記同期信号発生回路SYNは、スレーブマイク
ロコンピュータSMCUによってエミュレーション動作
が実行されているとき、そのスレーブマイクロコンピュ
ータSMCUが実質的にメモリをアクセスすることがで
きない時期、即ちシステムクロック信号ECLKのロウ
レベルへの変化時期に、プログラムメモリPMI及びP
M2に対するアクセス制御を切り換えることにより、そ
の切り換え動作がスレーブマイクロコンピュータSMC
Uによるエミュレーション動作に何等影響を与えないよ
うになっている。言い換えるなら、必要に応じてマスク
マイクロコンピュータMMCUによってその内容が書き
換えられたプログラムメモリは、スレーブマイクロコン
ピュータSMCUによるエミュレーション動作が停止さ
れることなくリアルタイムで、スレーブマイクロコンピ
ュータSMCUのアクセス制御下に切り換えられる。
本実施例に従えば、上述の如く一対のプログラムメモリ
PMI及びPM2は、図示しない応用器機におけるプロ
グラムROMをサポートするから、言い換えるなら、ス
レーブマイクロコンピュータSMCUによるエミュレー
ションのためのプログラムが格納されるから、マスタマ
イクロコンピュータMMCUは、一方のプログラムメモ
リの内容を書き換えたとき、次の切り換え動作後にアク
セス制御の対象とされる他方のプログラムメモリに対し
ても上記同様の内容に書き換え動作を行なうようになっ
ている。
次に第1図に示されるメモリ装置の動作を説明する。
先ず、エミュレーション動作の初期状態において、上記
一対のプログラムメモリPMI及びPM2は同一のプロ
グラムデータが書き込まれる。そして、上記切り換え信
号発生回路SGは、各切り換え制御信号φ1乃至φ4の
レベルをハイレベルとする。それによって、上記夫々の
マルチプレクサAMPXI、AMPX2.RDMPXS
、RDMPM、MPXI、及びMPX2における入力の
選択接続動作が行なわれると共に、上記マルチプレクサ
WDMPXにおける出力の選択接続動作が行なわれる。
その結果として、一方のプログラムメモリPMIはスレ
ーブマイクロコンピュータSMCU側のスレーブデータ
バスSDB及びスレーブアドレスバスSABに接続され
、スレーブマイクロコンピュータSMCUの制御にづい
てデータの読み出し動作が可能とされる。また、他方の
プログラムメモリPM2は、マスタマイクロコンピュー
タMMCU側のマスタデータバスMDB及びマスクアド
レスバスMABに接続され、マスタマイクロコンピュー
タSMCUの制御に基づいてデータの読み出し動作及び
データの書き込み動作が可能とされる。
したがって、この状態において、スレーブマイクロコン
ピュータSMCUから所定のアドレス信号及びリード動
作を指示するレベルのスレーブリード・ライト信号SR
/Wが出力されると、それらがプログラムメモリPMI
に供給されて所定のデータがスレーブデータバスSDB
に読み出され、その読み出しデータに基づいてスレーブ
マイクロコンピュータSMCUはエミュレーション動作
を行なう。
斯るエミュレーション動作中において、システムデバッ
グやシステム評価の必要性からエミュレーション用のプ
ログラムの一部を変更する必要がある場合には、予めマ
スタマイクロコンピュータMMCUに設定されているプ
ログラムに従って、斯るマスタマイクロコンピュータM
MCUは、他方のプログラムメモリPM2のデータを書
き換える。即ち、マスクマイクロコンピュータMMCU
は、それ自体のプログラムに従って、所定の書き込みデ
ータ及びアドレス信号を夫々マスタデータバスMDB及
びマスクアドレスバスMABに出力すると共に、ライト
動作を指示するレベルのマスタリード・ライト信号MR
/Wを出力し、それによって、プログラムメモリPM2
の所定のアドレスにおけるデータが書き換えられる。
また、斯るエミュレーション動作中において、システム
デバッグやシステム評価の必要性からエミュレーション
用のプログラムを参照する必要がある場合には、予めマ
スクマイクロコンピュータMMCUに設定されているプ
ログラムに従って、斯るマスタマイクロコンピュータM
MCUは、他方のプログラムメモリPM2の所定のアド
レスにおけるデータを読み出して図示しないコンソール
等に供給する。即ち、マスクマイクロコンピュータMM
CUは、それ自体のプログラムに従って、所定のアドレ
ス信号及びリード動作を指示するレベルのマスタリード
・ライト信号MR/Wを出力し、それによって、プログ
ラムメモリPM2の所定のアドレスから参照すべきプロ
グラムデータがマスタデータバスMDBに読み出される
上記したようにプログラムメモリPM2の内容がマスタ
マイクロコンピュータMMCUによって必要に応じて書
き換えられた場合、マスタマイクロコンピュータMMC
U自体のプログラムに基づ一23= いてその書き換えられたプログラムによるエミュレーシ
ョンの実行が必要とされるとき、マスタマイクロコンピ
ュータMMCUから出力される切り換え要求信号MSR
が所定期間ハイレベルにされる。そうすると、斯る切り
換え要求信号MSRを受ける上記同期信号発生回路SY
Nから出力される切り換え同期信号φSが、上記システ
ムクロック信号ECLKのロウレベルへの変化に同期し
てパルス状にハイレベルにされる。それによって、切り
換え信号発生回路SGは、現在出力中の各切り換え制御
信号φ1乃至φ4のレベルをロウレベル反転させる。そ
の結果として、マスタマイクロコンピュータMMCUに
よるアクセス制御の対象となるプログラムメモリとスレ
ーブマイクロコンピュータSMCUによるアクセス制御
の対象となるプログラムメモリとが入れ換えられること
になる。この場合には上記とは逆に、プログラムメモリ
PM2はスレーブマイクロコンピュータSMCU側のス
レーブデータバスSDB及びスレーブアドレスバスSA
Bに接続され、スレーブマイクロコンピュータSMCU
の制御に基づいてデータの読み出し動作が可能とされる
。また、他方のプログラムメモリPMIは、マスタマイ
クロコンピュータMMCU側のマスクデータバスMDB
及びマスクアドレスバスMABに接続され、マスタマイ
クロコンピュータMMCUの制御に基づいてデータの読
み出し動作及びデータの書き込み動作が可能とされる。
このように、斯るプログラムメモリPMI及びPM2の
切り換えタイミングは、スレーブマイクロコンピュータ
SMCUによってエミュレーション動作が実行されてい
るとき、そのスレーブマイクロコンピュータSMCUが
実質的にメモリをアクセスすることができない時期であ
るシステムクロック信号ECLKのロウレベルへの変化
時期に同期される。従って、その切り換え動作はスレー
ブマイクロコンピュータSMCUによるエミュレーショ
ン動作に何等影響を与えない。言い換えるなら、必要に
応じてマスタマイクロコンピュータMMCUによってそ
の内容が書き換えられたプログラムメモリPM2は、ス
レーブマイクロコンピュータSMCUによるエミュレー
ション動作が停止されることなくリアルタイムで、スレ
ーブマイクロコンピュータSMCUのアクセス制御下に
移行される。
このとき、マスクマイクロコンピュータMMCU側に接
続されることになるプログラムメモリPM1は、そのマ
スタマイクロコンピュータMMCUのアクセス制御に基
づいて、少なくとも上記プログラムデータの書き換えが
行なわれた他方のプログラムメモリPM2と同一の内容
に書き換えられる。このように両プログラムメモリPM
I及びPM2は常に同一内容に書き換えられるから、そ
の後において逐次上記切り換え同期信号φSがパルス状
にハイレベルにされることによってプログラムメモリP
MI及びPM2が交互にエミュレーションに用いられる
場合、そのエミュレーションの実行用プログラムは、常
に書き換えによって更新された内容とされる。
上記実施例によれば以下の効果を得ることができる。
(1)スレーブマイクロコンピュータSMCU及びマス
タマイクロコンピュータMMCUによって夫々アクセス
可能な一対のプログラムメモリPM1及び2M2の上記
マイクロコンピュータMMCU及びSMCUに対する接
続状態は、スレーブマイクロコンピュータSMCUを同
期制御させるためのシステムクロック信号ECLKにお
けるメモリの非アクセスサイクル中に選択的に切り換え
可能とされるから、スレーブマイクロコンピュータSM
CUによるエミュレーション動作中に、その動作を停止
させることなく、マスクマイクロコンピュータMMCU
によってエミュレーション用プログラムの参照や書き換
えを行なうことができる。
(2)上記効果より、エミュレーションの実行中に、リ
アルタイムでエミュレーション用プログラムを書き換え
、それによる応用器機の動作を直接確認しながらそのプ
ログラムチェックやデバッグを行なうことができる。
(3)上記効果(2)より、インサーキットエミュレー
タにおけるシステムデバッグやシステム評価の効率を著
しく向上させることができる。
(4)一対のプログラムメモリPMI及び2M2を交互
にスレーブマイクロコンピュータSMCU側に切り換え
接続するようにしてエミュレーション用のプログラムR
OMをサポートし、それと並行して他方のプログラムメ
モリがマスタマイクロコンピュータMMCUの制御に基
づいて参照又は書き換え動作可能とされるから、そのよ
うな参照又は書き換え動作に必要なタイミング上の余裕
を増大させることができる。
(5)プログラムメモリPMI及び2M2の相互切り換
え動作はシステムクロック信号ECLKのロウレベルへ
の変化に同期して行なわれるから、スレーブマイクロコ
ンピュータSMCU側に切り換え接続されるべきプログ
ラムメモリに対するデータやアドレス信号のセットアツ
プタイムは、その切り換え動作によって実質的に影響を
受けず、そのような一対のプログラムメモリPMI及び
2M2の交互切り換え動作においてリアルタイム性が充
分に保証される。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づいて
具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々
変更可能である。
例えば、上記実施例では一対のプログラムメモリを含む
システムを1例として説明したが、それに限定されるも
のではなく、斯るメモリは、エミュレータの場合にはト
レースメモリなどユーザ側の種々のメモリに変更可能で
ある。また、上記実施例で説明した各マルチプレクサの
切り換え制御技術及びそのための切り換え制御信号の構
成は1例であり、適宜変更可能である。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるインサーキットエミ
ュレータに適用した場合について説明したが、それに限
定されるものではなく、少なくとも複数のデータ処理装
置によってアクセス可能なメモリが含まれる条件のシス
テムなどに広く適用することができる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、データの書き換え可能な第1及び第2メモリ
に夫々アクセス可能に結合される第1及び第2データ処
理装置が含まれるインサーキットエミュレータにおいて
、両メモリの上記夫々のデータ処理装置に対する接続状
態は、第1データ処理装置を同期制御させるためのシス
テムクロック信号におけるメモリの非アクセスサイクル
中に選択的に切り換え可能とされるから、第1データ処
理装置によるエミュレーション動作中に、その動作を停
止させることなく、第2データ処理装置によってエミュ
レーション用プログラムの参照や書き換えを行なうこと
ができ、それにより、書き換えられたエミュレーション
用プログラムに基づく応用器機の動作を直接確認しなが
らそのプログラムチェックやデバッグを行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に斯るメモリ装置の1実施例を示すブロ
ック図である。 MMCU・・・マスクマイクロコンピュータ、SMCU
・スレーブマイクロコンピュータ、PMI及びPM2・
・・プログラムメモリ、AMPXI及びAMPX2・ア
ドレスマルチプレクサ、RDMPXS及びRDMPXM
  読み出しデータマルチプレクサ、WDMPX  書
き込みデータマルチプレクサ、MPXI及びMPX2・
・制御データマルチプレクサ、SYN ・同期信号発生
回路、SG・切り換え信号発生回路、ECLK・・・シ
ステムクロック信号、MSR・・切り換え要求信号、φ
S・・同期信号、φ1乃至φ4・・切り換え制御信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、データの書き換え可能な第1及び第2メモリと、各
    メモリに夫々アクセス可能に結合される第1及び第2デ
    ータ処理装置と、第1及び第2データ処理装置に対する
    夫々のメモリの接続状態を選択的に交換可能な切り換え
    手段と、第1データ処理装置におけるメモリの非アクセ
    スサイクルにおいて、上記切り換え手段を切り換え動作
    させる制御手段とを備えることを特徴とするメモリ装置
    。 2、上記制御手段は、第1データ処理装置を同期制御動
    作させるためのシステムクロック信号が供給され、斯る
    システムクロック信号におけるメモリの非アクセスサイ
    クル中に、上記切り換え手段を切り換え動作させるもの
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のメ
    モリ装置。 3、上記第1データ処理装置は、インサーキットエミュ
    レータに含まれるエミュレーション用マイクロコンピュ
    ータであることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は
    第2項に記載のメモリ装置。
JP61161896A 1986-07-11 1986-07-11 メモリ装置 Pending JPS6319045A (ja)

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