JPS63190026A - ケン切スライバ−の集束方法 - Google Patents

ケン切スライバ−の集束方法

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JPS63190026A
JPS63190026A JP1917287A JP1917287A JPS63190026A JP S63190026 A JPS63190026 A JP S63190026A JP 1917287 A JP1917287 A JP 1917287A JP 1917287 A JP1917287 A JP 1917287A JP S63190026 A JPS63190026 A JP S63190026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliver
stretch
focusing
cutting
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP1917287A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Taniguchi
谷口 保
Koichi Ochiai
落合 孝一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、人造繊維糸条からなるトウをケン切してケン
切スライバーとする際のケン切スライバーの集束方法に
関する。
(従来の技術) 人造繊維糸条からなるトウを直ちにケン切スライバーと
するケン幼性は、パーロック方式、リータコンパータ方
式等の名前で古くから良く知られている。すなわち、ト
ウをケン切装置のケン切載に導入するとともにケン切載
において糸条の破断伸度以上のケン引を与えて糸条をケ
ン切して集束してケン切スライバーとするものである。
そしてこのようにして製造されたケン切スライバーは、
ダブリングをしてドラフト後精紡機に仕掛けるか又はそ
のまま直接精紡機に仕掛けられている。そして、この精
紡機は、リング精紡機から旋回流を用いる結束動式の精
紡機へと高速化が図られできている。
精紡機が高速化されるにともない、ケン切スライバーを
そのまま高速化精紡機に供給することが、コスト低減の
ために強く要望されてきている。しかも、ケン切スライ
バーを高速で製造することが要望されている。ところで
、人造繊維糸条からなるトウをケン切し、ケン切スライ
バーを製造する際、ケン切速度を高速化、例えば100
■/分以上にするに従い、最終ケン切ローラにケン切さ
れたフリース又はフリースの一部が間欠的に捲き付く現
象が生じる。そして、かかる現象は、ケン切ローラの幅
当りの供給トウの密度を200〜1000d/mmに設
定し、ケン切スライバーの平均繊維長を60龍以下に設
定してケン切スライバーを製造するときに特に発生しや
すい。
図で説明すると、第6図、第7図は夫々従来のケン切装
置の一部の側面図、平面図であり、aはケン切工程中の
トウで、bはケン切工程をへたフリース状のケン切糸条
を示し、Cはケン切工程をへて製造されたケン切スライ
バーを示す。トップローラ1とボットムローラ3,4と
で一組のケン切ローラを示し、トップローラ2とボット
ムローラ5,6とで一組のケン切ローラを示し、トウa
にこの2組のケン切ローラ間で所定のケン切作用を施す
。なお、本図は説明の都合上1組のけん切載のみを図示
したが当然多段けん切刀式であっても良い。6は最終ケ
ン切工程のボットムローラを示す。7は従来方式のスラ
イバーを集束するためのトランペット、8は上下1対の
スライバー供給ローラであり、ケン縮室9にケン切スラ
イバーbを供給するものである。ケン縮室9は、ケン切
スライバーに所定のケン縮を与えるものであるが、捲縮
の付与はケン切スライバーの特性、後工程条件によって
は必ずしも必要でない。
この第6図、第7図に示すけん切刀式に於てけん切ロー
ラ幅当りの供給トウ密度を200〜1000d/mmに
設定し平均繊維長を60 ms以下の設定において、ス
ライバー供給ローラ8の速面を高速に例えばLoom/
分〜300m/分と高速化させるに従い、ケン切された
糸条の1部又は全部が−tUのケン切ローラのうちボト
ムローラ6への捲付が頻発し、安定した定常的生産が出
来ずまた出来上がったスライバーの均斉性も部分的に問
題をきたした。
この問題を解決するために、従来では供給する人造繊維
糸条に制電効果の大きい油剤の添加、ケン切ゴムローラ
への制電剤の練り込みまたはローラ近傍への除電装置取
付等を実施し、発生静電気障害の除去を図ったり、けん
切ローラと繊維糸条把持点近傍で発生する該ローラが高
速回転に伴なって発生する随伴流の減少を図るためシャ
閉板を取り付けることが試みられている(特開昭58−
88928号公報参照)。
(発明が解決しようとする問題点) 人造繊維糸条からなるトウをケン切し、ケン切スライバ
ーを製造する際、ケン切速度を高速化、例えばLoom
/分以上にするに従い、ケン切ローラにケン切されたフ
リース又はフリースの一部が間欠的に捲き付く現象を解
決するために前記のように制電効果の大きい油剤の添加
、ケン切ゴムローラへの制電剤の練り込み、ローラ近傍
への除電装置の取付、遮閉板の取り付けを試みたが、フ
リース又はフリースの一部がケン切ローラに捲き付く現
象はなくならなかった。
本発明は上記従来技術を用いても到底達成することが出
来なかったケン切ローラにケン切されたフリース又はフ
リースの一部が間欠的に捲き付く現象を解決したケン切
スライバーの集束方法を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、前記問題点を解決するために、次のような構
成をとるものである。すなわち、本発明は、人造繊維糸
条からなるトウをケン切してケン切スライバーとする際
に、最終のケン切ローラの把握点からケン切スライバー
の進行方向に下記条件を満たす距離り龍の所に左右の集
束角がそれぞれ10度〜80度となるように集束ガイド
を設置し集束ガイドでのケン切スライバーの単位幅あた
りの総デニールを300〜1300d/muにケン切ス
ライバーを集束する事を特徴とするケン切スライバニの
集束方法である。
i −≦L≦21 i:ケン切スライバーの平均繊維長(l■)以下に本発
明を図をまじえて説明する。図はあくまでも説明のため
のものであり、本発明の精神を逸脱しない限り変更は許
容される。第1〜5図は本発明方法に係り、第1図は本
発明のケン切装置の一部の側面図、第2図はその平面図
、第3図は集束ガイドの斜視図である。第4.5図は本
発明の詳細な説明するための集束ガイド近辺の平面図で
ある。
第1図、第2図においてケン切工程中のトウaは最終ケ
ン切載Aを出たあと10で示す集束ガイドにより直ちに
集束作用を受はスライバーbとなり、この形態を保ちつ
つトランペット7を経て上下一対の°スライバー供給ロ
ーラ8により次工程へと送られる。
この集束ガイド10を最終のケン切ローラの把握点から
ケン切スライバーの進行方向に下記条件を清たす距離L
m■の所に左右の集束角がそれぞれ10度〜80度とな
るように集束ガイドを設置し集束ガイドでのケン切スラ
イバーの単位幅あたりの総デニールを300〜1300
d/■lに集束し、最終ケン切ローラにケン切フリース
が捲きつく事を防ぐものである。
−≦L≦2i E二ケン切スライバーの平均繊維長(1■)ここで集束
ガイドの位置がt15より小さいとケン切ローラと集束
ガイドの間で糸切れがおこりやすく、2tを超えると集
束効果がほとんどなくなる。かかる効果を考えると91
3以上が好ましい。
ここでいう集束とはシート状のトウをスライバーにする
ことであり、集束角とは、第4図でいえば角1CAOお
よび角1DBOをさし、両集束角はそれぞれ10〜80
度、さらに好ましくは20〜70度、特に好ましくは3
0〜60度にするのが良い。10〜80度をはずれると
集束効果はなくシート状のトウはスライバー状にほとん
どならない。
M終ケン切ローラ直後のシート状のフリースの単位幅あ
たりの総デニールは例えば50〜250d/wmにする
のが好ましい。また集束ガイドでのスライバーの単位幅
あたりの総デニールは300〜1300d/mmにする
のがよい。これより単位幅あたりの総デニールが小さい
と最終ケン切ローラへの捲き付きがおきやすく、またこ
れより単位幅あたりの総デニールが大きいとドラフト斑
が生じやすい。
第3図は本発明における集束ガイドの1例である。ここ
でいう集束ガイドとはケン切スライバーを集束する機能
を有するもので集束コレクターなどが例としてあげられ
る。集束ガイド本体は、表面が平滑なプラスチックや中
空のアルミ管等の軽量な材質が望ましい。さらに望まし
くは第3図の様に本体12内を集束フリースが通り上部
に11で示す長孔が貫通してり、13で示す細棒(好ま
しくは金[)が通って、12は矢印の方向に自由に摺動
する事が出来る方がよい。第3図では集束ガイド10の
上部にのみ長孔11を有するものを示したが、上下両方
に細棒を通す孔を設けてもよい。第4図のY−Y”は第
1図のけん切ローラであるトップローラ2とボットムロ
ーラ6との繊維東把握線14で第3図で示す集束ガイド
の本体12が細棒13に対し固着している場合に、Y−
Y’軸におけるケン切フリ、−スの幅A−BがCDに集
束される。また、トウの長手方向に幅間でクリンプ形態
に特性差があるとき又はトウの幅方向の対金属ガイド等
の反撥特性差などの原因で、Y−Y’軸におけるケン切
フリースの幅A−BがA”−B9へ又はA”−B”へと
動くことは数多(認められる。今A”−B”へ動いたと
きを考えるとA’−C’近傍のケン切フリース密度はB
”D近傍の密度に比べ粗くなる。ところが集束ガイドが
細棒13に対し自由に摺動可能な場合には、第5図に示
すようにフリースの動きに順応して、集束ガイドはC’
 D’へと摺動し常時フリースのほぼ中央部で集束可能
となる。またケン切フリースのケン切ローラへの捲付は
フリースの繊維相互方向のからみの強さ、摩擦力が大き
いほど発生しにくい。一方フリースを構成するステーブ
ル繊維の長さに設定ケン切カット長の平均長より長さの
変動があるほどフリースは不安定となり、ローラ捲付は
おこり易い、従ってケン切フリースのローラ捲付を防ぐ
ためには、幅方向均一な密度の状態に保ちつつ急速にス
ライバー杖に集束する事が好ましい。
(実施例) 実施例 1 下記の性質を有するポリエステルトウ、総デニール55
000dをケン切して13400dのポリエステルスラ
イバーを製造し、その際の2時間当りのフリースのケン
切ローラ捲付回数を第3図の集束ガイドを用いた場合と
用いない場合(従来の方法)とをまとめて第1表に示し
た。ボットムローラ3の入口での繊維束平均幅90箇叢
、ケン切速度200■/分、集束ガイドとして幅20 
璽w、高さ14龍のスライバー通過孔を有するものを用
いた。また単糸の繊度は、0.95d、破断強度は、E
3−2 g/d1破断伸度は31.4%、伸度CV%は
21.0%、捲縮数(CN)は12.5個/25龍、捲
縮度(CI)は11.0%のものを用いた。破断強度、
破断伸度はJIS−L−1074に準じて測定し、伸度
CV%は得られた伸度データから求めた。CN1CIは
、多試料型テスターで行なった。
以下余白 (発明の効果) このように本発明によれば、ケン切糸条を急速に集束す
ることにより、繊維相互方向のからみ強さ摩擦力を低下
させないようにしてケン幼時において、ケン切ローラに
繊維が捲きつくことを防止し、高品質のケン切スライバ
ーを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本発明に係り、第6,7図は従来方法に係
る。 第1図は本発明のケン切スライバーの集束方法を示す最
終ケン切ローラからケン縮室までの装置の側面図、第2
図はその平面図、第3図は集束ガイドの一例の斜視図、
第4.5図は集束ガイド近辺の平面図である。第6図は
、従来方法の装置の側面図、第7図はその平面図である

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)人造繊維糸条からなるトウをケン切してケン切ス
    ライバーとする際に、最終のケン切ローラの把握点から
    ケン切スライバーの進行方向に下記条件を満たす距離L
    mmの所に左右の集束角がそれぞれ10度〜80度とな
    るように、集束ガイドを設置し、集束ガイドでのケン切
    スライバーの単位幅あたりの総デニールを300〜13
    00d/mmに集束する事を特徴とするケン切スライバ
    ーの集束方法。 @l@/5≦L≦2@l@ @l@:ケン切スライバーの平均繊維長(mm)(2)
    特許請求の範囲第1項において、集束ガイドがケン切ス
    ライバーの進行方向と直角方向に自在に摺動可能な集束
    ガイドであるケン切スライバーの集束方法。
JP1917287A 1987-01-29 1987-01-29 ケン切スライバ−の集束方法 Pending JPS63190026A (ja)

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