JPS63189514A - 堤体構築コンクリ−ト打設方法 - Google Patents

堤体構築コンクリ−ト打設方法

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JPS63189514A
JPS63189514A JP2218887A JP2218887A JPS63189514A JP S63189514 A JPS63189514 A JP S63189514A JP 2218887 A JP2218887 A JP 2218887A JP 2218887 A JP2218887 A JP 2218887A JP S63189514 A JPS63189514 A JP S63189514A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ベルトコンベア設備を用いたダム等の堤体構
築コンクリート打設方法の改良に関する。
(従来の技術) ダム等の堤体のコンクリート構築におけるコンクリート
打設方法としては、ダム構築地点の天端上方の片岸に立
設されるバッチャプラントで練り上げられた生コンクリ
ートをパケットに移し、該パケットをケーブルクレーン
によって吊り上げてコンクリート打設面上まで運搬して
、コンクリートの面散布を行う方法が一般的である。
しかしながら、上述したようなケーブル・クレーン設備
を用いる方法は、設備全体がぎわめて大型化し、高価な
機械設備を半固定的に設置する必要があるばかりでなく
、該設備が間欠搬送設備であるため、搬送速度が小さい
という問題があった。
斯かる問題を解決するものとして、連続搬送設備である
ベルトコンベア設備を用いた方法が提案されており、該
方法は、打設面上に配設される略水平ベルトコンベアか
ら成る面散布コンベア設備と、バッチャプラント等のコ
ンクリート供給設備とコンクリート打設面との間に所定
の傾斜角度で配設されたベルトコンベアから成る鉛直方
向搬送用コンベア設備を用いるものである。
前記方法によれば、設備の大型化を防止し、更にはコン
クリートの搬送速度を向上させることができるばかりで
なく、前記面散布コンベア設備をベルトコンベア搭載ク
ローラ車にて構成して、設備の機動化及び効率化を図る
ことができる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、以上説明した方法には、以下に説明する
ような問題点があった。
即ち、ベルトコンベアは、その許容搬送傾斜角度が小さ
く(最大15度)、バッチャプラント等と、コンクリー
ト打設面との高低差が大きな場合、横幅方向に非常に長
く配設するか、あるいは多数のベルトコンベアを交互に
つづら折状に配設しなければならなかった。従って、鉛
直方向搬送用コンベア設備が複雑となってメンテナンス
性が低下したり、その所要面積が大きく機動性に劣るほ
か、更にはそのコンクリート搬送距離が長くなり、搬送
時でのコンクリートの分離等の品質の低下及び打設作業
の停止時にコンベアベルト上に残るコンクリート等によ
る無駄が発生し易くなるいという問題があった。
本発明は、斯かる現状に鑑み成されたものであり、その
目的は、堤体構築において、コンパクトで機動性に富み
、且つ搬送速度の高い鉛直方向搬送用ベルトコンベアを
用いて、バッチャプラント等のコンクリート供給設備と
コンクリート打設面との間の搬送を行ない、コンクリー
トを連続大量搬送しつつ効率的にコンクリート打設をす
る方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 前述の従来技術の問題点を解決し、前記本発明の目的を
達成するには、以下に説明するようなコンクリート打設
方法が有利である。
即ち、本発明のコンクリート打設方法は、堤体構築地点
(1)の該堤体(2)の天端(3)上方にて供給される
コンクリートを、二枚のコンベアベルト間に該コンクリ
ートを挟持して搬送する二重ベルトコンベア(47)に
供給して下方のコンクリート打設面(7)上へ搬送し、
前記コンクリートを該コンクリート打設面(7)上に配
設される面散布コンベア設備(100)を介して該コン
クリート打設面(7)全面に散布して堤体(2)を構築
することを特徴とする。
また本発明の第2のコンクリート打設方法は、堤体(2
)高さが高くなる場合に、前述の方法により所定高さま
でコンクリート打設を行うとともに、該コンクリート打
設面(7゛)が前記コンクリート供給場所を越える場合
に、該コンクリート供給場所より供給されるコンクリー
トを、前記二重ベルトコンベア(62)により上方の前
記コンクリート打設面(7°)上に搬送し、前記面散布
コンベア設備(100)を介して該コンクリート打設面
(7゛)全面に散布することを特徴とする。
また前記三方法においては、コンクリート打設面(7)
 、 (7°)上でのコンクリートの面散布を、前記二
重ベルトコンベア(47) 、 (82)に連続し、堤
体(2)横幅方向に横架される主コンベアベルト(10
1)と、該主ベルトコンベア(101)に堤体横幅方向
の任意の位置で連続し、堤体厚さ方向に横架される横取
ベルトコンベア(107)と、該横取りベルトコンベア
に連続し、前後伸縮及び旋回自在な打設ベルトコンベア
(109)とから成る面散布コンベア設備(100)を
用いて行うことが可能である。
(作用) 以上説明した本発明の2方法では、バッチャプラント(
3)等のコンクリート供給設備及びコンクリート打設面
(7)間の鉛直方向のコンクリート搬送を、二重ベルト
コンベア(47) 、 (62)を用いて行う。二重ベ
ルトコンベアは、許容搬送傾斜角度が大きく(最大90
度)、またコンパクトであり、従ってレール上を走行さ
せたり、クローラ車等に搭載することができる。
また、二重ベルトコンベアは連続搬送が可能で且つ搬送
速度が大きいため、該鉛直方向搬送用コンベア設備(3
0) 、 (al) と、面散布コンベア設備(100
) とで連続大量輸送を行いつつコンクリート打設を行
うことが可能である。
また、本発明の第1のコンクリート打設方法では、バッ
チャプラント(4)等のコンクリート供給設備を堤体構
築地点(1)堤体天端(3)上方に立設し、該設備より
供給されるコンクリートを鉛直方向に搬送して堤体(2
)を構築するが、該方法によれば、その設備構成が単純
であるばかりでなく、バッチャプラント(4)等のコン
クリート供給設備を堤体構築地点(1)の一箇所に集中
的に立設することができる。
しかしながら、構築する堤体(2)が高い場合、本発明
の第2のコンクリート打設方法、即ち堤体(2)の天端
(3°)と底部(6)との間にてコンクリートを供給し
、第1のコンクリート打設方法により所定高さまで堤体
(2) を構築するとともに、コンクリート打設面(7
°)が前記コンクリート供給場所を越えた場合に該コン
クリート供給設備から供給されるコンクリートを二重ベ
ルトコンベア(62)により上方の前記コンクリート打
設面(ブ)に搬送することにより、鉛直方向の搬送距離
が長くなることを防止できる。
(実施例) 以下、本発明の好ましい一実施例を添付第1図〜第6図
に基き説明する。
添付第2図は、本実施例にて用いられる下方搬送用コン
ベア設備を示す側面図であり、第2図からも明らかなよ
うに、下方搬送用コンベア設備(30)は、支持フレー
ム(31)支持される上下プーリ(32)、(35) 
、(33)、(37)間に張架される主・副コンベアベ
ルト(39) 、 (41)を往路区間で接触せしめ、
該接触部にてコンクリート等を挟持して上方の供給シュ
ート(43)より下方の排出シュート(45)へ搬送す
る下方搬送用二重ベルトコンベア(47)。
(47)を1基、あるいは複数(図中2基)連続して成
る。
前記下方向搬送用コンベア設備(30)に用いられる下
方搬送用二重ベルトコンベア(47) 、 (47)は
、復路区間にて、前記コンベアベルト(39) 、 (
41)を上下に穆動付勢するテンションローラ(49)
 、 (49)に巻き掛けられており、上プーリ(32
) 、 (33)及び供給シュート(43)を、支持フ
レーム(31)の垂直部(50)の1部を取りはずすこ
とにより、図中点線で示される位置に下動させることが
できる。即ち、上プーリ(32) 、 (33)の上下
動に追従してテンションローラ(49) 、 (49)
は上下動するため、コンベアベルト(39) 、 (4
1)の張力は一定に保たれる。
また、前記下方搬送用二重ベルトコンベア(47)はそ
の底部(55)に車輪(56) 、 (56)を取着し
、設置面(57)に堤体横幅方向あるいは厚さ方向に敷
設されるレール(58) 、 (58)上を走行できる
様になっている。
斯かるコンパクトな構造を備える下方搬送用二重ベルト
コンベア(47) 、 (47)により構成される下方
搬送用コンベア設備(30)は機動性に優れ、例えばそ
の搬送高さを該二重ベルトコンベア(47)。
(47)の数及びそれ自体の上下伸縮により変化させる
ことができるばかりでなく、レール(58)にそった任
意の位置でコンクリートの供給を受け、排出できる。
コンクリート供給設備(不図示)に接続される排出シュ
ート(59)より最上方の下方搬送用二重コンベアベル
ト(47)の供給シュート(43)に供給されたコンク
リートは、最終的に最下方の下方搬送用二重ベルトコン
ベア(47)の排出シュート(45)より排出され、面
散布コンベア設備に接続する供給シュート(60)に供
給される。
また、添付第3図は、本実施例にて用いられる上方搬送
用コンベア設備(61)を示す側面図であり、上方搬送
用コンベア設備(61)は、上方搬送用二重ベルトコン
ベア(62) 、 (82)を1基または複数(図中2
基)連続して成る。該上方搬送用二重ベルトコンベア(
62) 、 (62)は、コンクリートを下方の供給シ
ュート(63)より、上方の排出シュート(65)に搬
送するほかは、第2図の前記下方搬送用二重ベルトコン
ベア(47) 、 (47)と同様の機能及び構造を有
しており、同一部分に同一の番号を付してその説明を省
略する。斯かる構造の二重ベルトコンベア(62)、 
(62)を用いることにより、上方搬送用コンベア設(
1(61)は、前記下方搬送用コンベア設備と同様に、
搬送高さ及びコンクリート供給位置を変化させることが
でき、コンクリート供給設備(不図示)に接続する排出
シュート(59)より最下方の上方搬送用二重ベルトコ
ンベア(62)の供給シュート(63)に供給されるコ
ンクリートは、最終的に最上方の上方搬送用二重ベルト
コンベア(62)の排出シュート(65)より排出され
、面散布コンベア設備に接続する供給シュート(60)
に供給される。
以上、鉛直方向搬送用コンベア設備について説明したが
、これらは、連続する二重コンベア(47) 、 (6
2)間の適所に水平コンベアベルトを配設することも可
能である。
ここで、前記面散布コンベア設備を、第4図〜第5図に
基づき説明する。
第4図は、打設ブロック上に配設された面散布コンベア
設備の平面図であり、第4図において、Xは打設ブロッ
クを示しており、第4図向って左右方向は堤体の横幅方
向を示し、また上下方向は堤体の厚さ方向を示している
。堤体のコンクリート打設に当っては、堤体の横幅方向
全長に亘り、所定の幅と奥行による略4辺形の打設ブロ
ックXに区割すし、各ブロク°りごとにそのコンクリー
ト打設を行なう。
斯かる打設ブロックX上に配設される本実施例の面散布
コンベア設備(100)は、第4図及び第4図の矢印A
方向からの側面図である第5図に示されるように、岸側
に設置される既知のバッチャプラント(不図示)より生
コンクリートの供給を受け、これを打設ブロックXに搬
送する主コンベア(101)と、該コンベア(101)
上の生コンクリートを任意の打設ブロックXに供給する
ための旋回コンベア(103)を有するトリッパ(10
5)と、該トリッパ(105)より旋回コンベア(10
3)を経てコンクリートを受取り、これを打設地点に移
送するための横取台車搭載コンベア(107)と、該コ
ンベア(107)のコンクリートを受取り、これを打設
ブロックX内に面散布するコンクリート打設用台車搭載
コンベア(109) とによって構成される。
主コンベア(101)は従来のトリッパコンベアと略同
様であって差支えないが、第4.5図に示すように、循
環回走自在な主コンベア(101)に沿って、トリッパ
(105)が走行自在に架装され、トリッパ(ios)
にはコンクリート供給用の旋回コンベア(103)が水
平旋回自在に設けられ、任意位置において停止したトリ
ッパ(105)の堤体側、即ち第4図中主コンベア(1
01)の上側においてコンクリートを横取台車搭載コン
ベア(107)のコンベア上に供給可能としたもので、
主コンベア(101)はその一部のみを示すに止まるが
、これは堤体構築地点における両岸に亘る全域、即ち堤
体横幅方向の全長に亘り横架され、コンベア駆動装置は
コンベア一端の岸側に設置される(図示省略)。
横取台車搭載コンベア(107)は、同じく第4.5図
に示すように、自走式クローラ(111)上に水平旋回
自在に設置される旋回台車(113)に旋回、俯仰かつ
伸縮自在に設置される架構(115)に、コンベアベル
ト(116)が循環回走自在に架装され、コンベアベル
ト(116)の放出端にシュート(117)が配置され
たものである。本実施例では斯かる横取台車搭載コンベ
ア(107)の複数台を用い、トリッパ(105)と任
意の位置のコンクリート打設用台車搭載コンベア(10
9)との間を、その距離に応じて適数台を配置すること
により連続し、コンクリート搬送を行う。
コンクリート打設用台車搭載コンベア(109)は、該
コンベア(109)の第4図矢印B方向からの側面であ
る第6図に特に示すように、自走式クローラ(121)
上に伏仰動及び水平旋回自在に配設される主架構(12
3)にホッパ(125)と供に配設される上位コンベア
(127)と、前記主架構(123)に同行兼単独進退
自在に架装される副架構(129)に循環回走自在に設
置され、かつ前記上位コンベア(127)とホッパシュ
ート(131)によって接続される下位コンベア(13
3)  とから成る。該下位コンベア(133)は正逆
走行自在となっており、更には前記下位可逆コンベア(
133)の両端部には、シュート(135) 、 (1
37)が設けられている。
斯かる構造の打設コンベア(109)は、該コンベア(
109)のクローラ(121)の進退移動、副架構(1
29)の進退動、下位コンベア(127)の正逆回走方
向の切替、両端部に配設したシュート(135)。
(137) 、更に主架構(123)における旋回運動
、伏仰運動等を利用して、打設ブロックXへのコンクリ
ート面散布を行うことができる。
以上説明した構成の面散布コンベア設備によれば、打設
ブロックX上に順次第4図中上から下に向ってコンクリ
ートを面散布でき、1つの打設ブロックX全面の打設を
完了した後に、同様に順次隣接する打設ブロックXを打
設していけば、コンクリート打設面全面の打設が完了す
る。
本実施例のコンクリート打設方法において、以上説明し
た上下の鉛直方向搬送用コンベア設備(30) 、 (
aD及び面散布コンベア設備(100)は、第1図の如
く配設される。
即ち、第1図は、堤体構築地点を示す模式図であり、第
1図からも明らかなように、堤体構築地点(1)におい
ては、構築しようとする堤体(2)の天端(3)上方に
立設されたバッチャプラント(4)と、該プラント(4
)と水平搬送手段、例えば水平ベルトコンベア(5)を
介して連結し、複数の下方搬送用二重ベルトコンベア(
47)、 (47)・・・から成る下方搬送用コンベア
設備(30)と、該下方搬送用コンベア設備(30)に
連続するコンクリート打設面(7)上の面散布コンベア
設備(100)とが配設されている。
第1のコンクリート打設方法による、堤体(2)構築は
、以上の設備構成により行なわれるものであり、バッチ
ャプラント(4)より放出されるコンクリートを水平ベ
ルトコンベア(5)を介して天端(3)上方にて前記下
方搬送用コンベア設備(30)に供給して上方に搬送し
、更に面散布コンベア設備(100)に供給してコンク
リート打設面(7゛)へ該コンクリートを面散布して行
なわれる。
コンクリート打設が進行するにつれてコンクリート打設
面(7)及び該打設面(7)上の面散布コンベア設備(
100)は徐々に上昇するが、下方搬送用二重コンベア
ベルト(47)の数及びそれ自体の上下伸縮により下方
搬送用コンベア設備(3ツ)の搬送高さをこれに対応さ
せ、コンクリート打設面(7)が該バッチャプラント(
4)下方の構築しようとする堤体(2)の天端(3)に
達した時点でコンクリートの打設は完了する。
また、第2のコンクリート打設方法による堤体(10)
構築は、前記設備に加えて該バッチャプラント(4)と
、該バッチャプラント(4)に水平搬送手段、例えば水
平ベルトコンベア(5)を介して連続し、複数の上方搬
送用二重・ベルトコンベア(62)。
(62)・・・から成る上方搬送用コンベア設i (6
1)を設け、該下方搬送用コンベア設備(6I)に該バ
ッチャプラント(4)上方のコンクリート打設面(7°
)上に配設される前記面散布コンベア設備(100)を
連続した設備構成にて行なわれる。
即ち、第2の方法によれば、コンクリート打設は、第1
のコンクリート打設方法と同様にしてバッチャプラント
(4)より下方の所定高さまでコンクリート打設を行い
、しかる後に、該コンクリート打設面(7°)がバッチ
ャプラント(4)の高さを越えた場合に該バッチャプラ
ント(4)から供給されるコンクリートを、水平ベルト
コンベア(5)を介して前記上方搬送用コンベア設備(
61)に供給して上方のコンクリート打設面(7゛)上
に搬送し、更に前記面散布コンベア設備(100)に供
給して該コンクリートを面散布して行なわれる。徐々に
上昇するコンクリート打設面(7°)及び面散布コンベ
ア設備(100)に対しては、前述と同様に上方向搬送
用コンベア設備(61)の搬送高さをこれに対応させ、
コンクリート打設面(7゛)が天端(3°)に達した時
点でコンクリート打設を完了する。
以上説明した三方法によれば、堤体(2)構築における
コンクリート打設作業全般にわたって、ベルトコンベア
の特性である連続大量輸送を行うことができるため、効
率的にコンクリート打設を行うことができる。
また、前記第1の方法は構築しようとする堤体(2)が
比較的低い場合に有効であり、設備構成が簡単であるば
かりでなく一箇所にバッチャプラント(4)等のコンク
リート打設設備に集中することができ、その立設作業等
を容易とすることができる。
また、前記第2の方法は、構築しようとする堤体(2)
が比較的高い場合に有効であり、新たにバッチャプラン
ト(4)を立設することなしに、鉛直方向搬送距離が長
くなるのを防止することができ、搬送過程でのコンクリ
ートの品質の低下及び無駄を低減できるばかりでなく、
鉛直方向搬送用二重ベルトコンベア(47)又は(62
)の使用数を少くして鉛直方向搬送用コンベア設備(3
0) 、 (at)が複雑化するのを防止できる。
(発明の効果) 以上説明した様に、本発明の方法によれば、堤体構築に
おけるコンクリートの鉛直方向の搬送をコンパクトで機
動性に冨み、且つ搬送速度の高い二重ベルトコンベアに
て行い、更にコンクリート打設面へのコンクリート散布
を該コンクリートをベルトコンベアで搬送しつつ行うた
め、コンクリート打設全般にわたってベルトコンベアの
特性である連続大量搬送を利用でき、該作業の効率化を
実現できる。
また、本発明のN1の方法によれば、バッチャプラント
等のコンクリート供給設備を一箇所に集中して設けるこ
とができ、該設備の立設作業を容易とすることができる
ため、比較的低い堤体を構築する場合に有利である。ま
た、第2の方法によれば、コンクリート供給設備を新た
に設けることなしに鉛直方向搬送距離が長くなるのを防
止でき、搬送過程でのコンクリートの品質低下及び無駄
を低減し、更には鉛直方向搬送用コンベア設備が複雑と
なるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
添付第1図は、堤体構築地点を示す模式図であり、第2
図は下方搬送用コンベア設備を示す側面図であり、第3
図は上方搬送用コンベア設備を示す側面図であり、第4
図は面散布コンベアを示す平面図であり、第5図は第4
図の矢印入方向からの側面図であり、第6図はコンクリ
ート打設用台車搭載のクローラ車の第4図矢印B方向か
らの側面図である。 尚、図中(1)は堤体構築地点、(2)は底部、(7)
はコンクリート打設面、(10)は堤体、(20)は天
端、(39) 、 (41)はコンベアベルト、(47
) 、 (62)は二重ベルトコンベアである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)堤体構築地点の堤体天端上方にて供給されるコン
    クリートを、二枚のコンベアベルト間に該コンクリート
    を挟持して搬送する二重ベルトコンベアにより下方のコ
    ンクリート打設面上へ搬送し、 前記コンクリートを前記コンクリート打設面上に配設さ
    れる面散布コンベア設備を介して該コンクリート打設面
    全面に散布して堤体を構築することを特徴とする堤体構
    築コンクリート打設方法。
  2. (2)前記面散布コンベア設備が、前記二重ベルトコン
    ベアに連続し、堤体横幅方向に横架される主ベルトコン
    ベアと、該主ベルトコンベアに堤体横方向の任意の位置
    から連続し、堤体厚さ方向に横架される横取ベルトコン
    ベアと、該横取ベルトコンベアに連続し、前後伸縮及び
    旋回自在な打設用ベルトコンベアとから成ることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の堤体構築コンクリ
    ート打設方法。
  3. (3)堤体構築地点の堤体の天端と底部との間にて供給
    されるコンクリートを、二枚のコンベアベルト間に該コ
    ンクリートを挟持して搬送する二重ベルトコンベアによ
    り、該コンクリート供給場所よりも下方のコンクリート
    打設面上へ搬送し、前記コンクリートを前記コンクリー
    ト打設面上に配設される面散布コンベア設備を介して該
    コンクリート打設面全面に散布してコンクリート打設を
    行うとともに、 前記コンクリート打設面の高さが前記コンクリート供給
    場所を越える場合に、該コンクリート供給場所にて供給
    されるコンクリートを、前記二重ベルトコンベアにより
    上方の前記コンクリート打設面上に搬送し、 前記コンクリートを前記面散布コンベア設備を介して前
    記コンクリート打設面全面に散布してコンクリート打設
    を行い堤体を天端まで構築することを特徴とする堤体構
    築コンクリート打設方法。
  4. (4)前記面散布コンベア設備が、前記二重ベルトコン
    ベアに連続し、堤体横幅方向に横架される主ベルトコン
    ベアと、該主ベルトコンベアに堤体横方向の任意の位置
    から連続し、堤体厚さ方向に横架される横取ベルトコン
    ベアと、該横取ベルトコンベアに連続し、前後伸縮及び
    旋回自在な打設用ベルトコンベアとから成ることを特徴
    とする特許請求の範囲第3項に記載の堤体構築コンクリ
    ート打設方法。
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