JPS6318936A - 回転電機の界磁装置 - Google Patents

回転電機の界磁装置

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Publication number
JPS6318936A
JPS6318936A JP16081286A JP16081286A JPS6318936A JP S6318936 A JPS6318936 A JP S6318936A JP 16081286 A JP16081286 A JP 16081286A JP 16081286 A JP16081286 A JP 16081286A JP S6318936 A JPS6318936 A JP S6318936A
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JP
Japan
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resin
field device
field
core
wire
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Pending
Application number
JP16081286A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoji Kumazawa
熊沢 良二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS6318936A publication Critical patent/JPS6318936A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は回転電機の界磁装置に係り、特に界磁鉄心に界
磁コイルを直接巻回する界磁装置に関する。
(従来の技術) 界磁コイルの製作方法は大別すると2種類ある。
その一つの方法は木製の巻枠に素線を整列に巻きつけて
コイルを形成し、このコイルに対地絶縁を施す、さらに
、表面にレジンシール層を形成して界磁鉄心に組み込み
、レジンを真空含浸して一体硬化するものである。
もう一つの方法は、素線にレジンを塗りながら、この素
線を界磁鉄心に直接巻回し、付着したレジンを一体硬化
して製作するものである。(例えば、特開昭55−13
6852)。
(発明が解決しようとする問題点) 上述した従来の対地絶縁及びレジンシール層を形成して
レジンを含浸する方式では、コイルの製作とそのコイル
と鉄心との組込み作業に多くの日数を要する。また、絶
縁層が厚くなるため熱放散が悪く回転電機の小形化を阻
む主因になっている。
上記の特開昭55−1361352号等に記載されてい
る方法では、付着レジンがたれ落ちて整列された素線の
角部や素線間にボイドが生成される。このため湿気の浸
入や酸化により素線絶縁の劣化が促進される欠点がある
。また、素線間は、硬い素線絶縁同士を付着レジンで接
着させているので、界磁コイルに加わる電磁振動で素線
間が剥れる不具合がある。
本発明は以上のような点にかんがみてなされたものであ
り、製作が簡便で、絶縁性能が優れた界磁装置を提供す
ることを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、その実施例図面第1図と第2図に示すように
、導体■の表面に、規定量のレジンを付着させたバルキ
ーヤーン(ふわふわした繊維)のガラス糸を巻きレジン
保持層■を形成させる。これを素線(イ)とする。つい
で、この素線(イ)を界磁鉄心■に直接巻回し、このま
\含浸タンクに配置し無溶剤レジンを真空加圧含浸し、
加熱硬化して素線に)と界磁鉄心(ハ)とを一体化して
界磁装置を得る。
(作用) このような構成とした界磁装置においては、索線表面が
バルキー性のガラス繊維で覆われているので、後工程で
含浸されるレジンを良く保持する。
また、索線間はバルキーヤーン同士がからみ合うように
して固着されるため長期間の電磁振動を受けても剥れる
ことがない。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、第1図および第2図を
参照して説明する。第1図は界磁コイルの素線の構成を
示している。平角鋼、tAQ、)にワニスを焼付けてワ
ニス皮膜層■を形成する。この表面に、規・定量のレジ
ンを付着させたバルキーヤーンのガラス糸(後述する)
を巻きつけ半硬化状になるように加熱処理しレジン保持
層(3)を形成する。
この素線に)を第2図に示すように、絶縁シート等によ
り鉄心絶縁(0を施した界磁鉄心■に整列して巻付ける
。ついで鉄心全体をタンクに入れ熱硬化性無溶剤レジン
を真空加圧含浸し、加熱硬化して界磁装置が完成する。
本発明に用いるバルキーヤーンについて説明する。ガラ
ン繊維の単糸または金糸にタズラン加工(デュポン社の
加工方法の名称)をほどこし、バルキー性(ふわふわし
ていること)を持たせたものである。実施例では無アル
カリ、長繊維で直径が6ミクロンのバルキーヤーンを引
きそろえたECD−E225110のガラス糸を巻きつ
けた。
ガラス糸に付着させるレジン量は次の条件を満たすよう
に決められる。即ち、界磁鉄心0に素線(飴がくずれな
いで巻けるように適度の粘着性をもつこと。後工程で含
浸するレジンが含まれる余地があることである。試作検
証の結果付着レジンの適正量はガラス糸100に対して
5〜20重量部であることがわかった。
素線を界磁鉄心に巻きつけた際、レジン保持層■は柔軟
性を有しているので、適度につぶれる。
この時、整列された素線の角部近傍は押し出されたバル
キーヤーンで埋められるため含浸レジンを良く保持する
。従って、電気絶縁に有害な、湿気の浸入や、コロナ放
電の発生を抑える硬化がある。
なお、ワニス皮膜層■がなく、平角銅線に直接レジン保
持層(3)を形成させてもレジン保持の効果は変らない
含浸レジンに耐熱レジンを用いた場合、素線は耐熱レジ
ンで包まれるため、ワニス皮膜層■の酸化劣化が抑えら
れ、ワニス皮膜単独より耐熱寿命が長くなる。
従来品として断面4.OnmX5.5ffI11の一重
ガラス巻ポリエステル銅線を、また本発明品としてバル
キーヤーンのガラス巻ポリエステル銅線を用意した。
それぞれ400mm長さの二また状試験片を作り耐熱レ
ジンを含浸した。耐熱レジンの組成はエポキシ樹脂とし
てエピコート807(商品名、シェル化学社〕45重量
部、酸無水物としてエピクロンB570(商品名、大日
本インキ社)45重量部、アルミニウム化合物としてア
ルミニウムトリエチルアセトアセテート0.5重量部、
及び反応性希釈剤としてブチルグリシシールエーテル1
0重量部を混合したものである。そして、IEEE規格
NQ57に準じて耐熱寿命試験を行った結果、寿命時間
20,000時間における耐熱温度は、本発明品が従来
品より約15℃高かった。
次に素線間の接着強度を調べるため、耐熱寿命試験と同
様の銅線を用いて、長方形断面になるように並べ1巻き
張力に相当する圧力を加えて加熱硬化した。断面は高さ
54nn、幅38nn+で、長さは300mの試料をそ
れぞれ用意した。この試料を支点間150mmで3点支
持曲げ試験法により繰返し曲げ試験を行った。155℃
中で2,000kgの繰返し曲げ荷重を加えた結果、従
来品は1×105回で素線間が剥離したが、本発明によ
る試料はlXl0’回でも料理を生じなかった。
実施例による界磁装置と従来のレジンシール層を形成し
た界磁装置を製作し、界磁コイルに一定電流を流した時
の界磁コイルの温度を測定した。
その結果、実施例の界磁装置は、従来の界磁装置に比べ
て温度上昇が約15℃低く、熱放散性が優れることがわ
かった。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、製作が簡便でレジ
ン保持性、耐熱性が優れ1機械的強度が強い界磁装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における素線の断面図、第2図
は本発明の実施例の界磁装置を示す断面図である。 1・・・平角銅線    2・・・ワニス皮膜層3・・
・レジン保持層  4・・・素線5・・・界磁鉄心  
  6・・・鉄心絶縁7・・・界磁コイル 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同  三俣弘文

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)導体の表面に付着レジンを用いてガラス繊維のバル
    キーヤーンを巻回し半硬化状に形成した素線を鉄心に巻
    き付け熱硬化性樹脂を含浸し、硬化して成る回転電機の
    界磁装置。 2)付着レジンの量はガラス繊維の5〜20重量部であ
    ることを特徴とする特許請求範囲第1項記載の回転電機
    の界磁装置。 3)熱硬化性樹脂は、エポキシ樹脂、酸無水物、アルミ
    ニウム化合物を必須成分とすることを特徴とする特許請
    求範囲第1項記載の回転電機の界磁装置。
JP16081286A 1986-07-10 1986-07-10 回転電機の界磁装置 Pending JPS6318936A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008075506A2 (en) * 2006-12-21 2008-06-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Motor stator and stator manufacturing method

Cited By (3)

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WO2008075506A2 (en) * 2006-12-21 2008-06-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Motor stator and stator manufacturing method
WO2008075506A3 (en) * 2006-12-21 2009-06-04 Toyota Motor Co Ltd Motor stator and stator manufacturing method
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