JPS6318917B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6318917B2
JPS6318917B2 JP55057373A JP5737380A JPS6318917B2 JP S6318917 B2 JPS6318917 B2 JP S6318917B2 JP 55057373 A JP55057373 A JP 55057373A JP 5737380 A JP5737380 A JP 5737380A JP S6318917 B2 JPS6318917 B2 JP S6318917B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
recording
color
signals
delayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55057373A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56153894A (en
Inventor
Yoshitsugu Shibuya
Kunio Sekimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5737380A priority Critical patent/JPS56153894A/ja
Priority to DE8080302857T priority patent/DE3071319D1/de
Priority to EP80302857A priority patent/EP0024869B1/en
Publication of JPS56153894A publication Critical patent/JPS56153894A/ja
Publication of JPS6318917B2 publication Critical patent/JPS6318917B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/82Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only
    • H04N9/83Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、PALおよびSECAM方式のカラーテ
レビジヨン信号の記録再生装置に関し、長時間の
記録を可能とし、かつ、静止再生、スローモーシ
ヨン再生、高速再生、逆転再生等の特殊再生時に
も水平同期信号の不連続によるスキユー歪がな
く、色信号の不連続による色相の乱れのない良好
な再生信号が得られるように構成したものであ
る。 近来、家庭用VTRは高密度化の傾向に有り、
2ヘツド型ヘリカルスキヤンVTRでは、2つの
ヘツドにアジマス角度を設け、隣接するトラツク
間にガードバンドを設けない記録方式が一般化し
ている。 第1図にVHS方式のPAL,SECAM信号用
VTRの記録パターンを示す。第1図において、
−A,−B,−A,−B,…は記録トラ
ツクを表わし、−A,−A,−A,…はA
ヘツドで書かれた軌跡、−B,−B,−
B,…はBヘツドで書かれた軌跡で、Aヘツド、
Bヘツド間には±6゜のアジマス角度が設けられて
いる(図では示さず)。また、−1,−2,
−3,…はライン番号を表わし、付記されてい
るRとBは、そのラインの色信号を表わす。即
ち、PAL信号では、1ラインごとにR−Y信号
の位相が反転しているが、R−Y信号が正の状態
をR、負の状態をBで表わす。また、SECAM信
号では、1ラインごとにR−Y信号とB−Y信号
が交互に伝送されているが、R−Y信号が伝送さ
れている状態をR,B−Y信号が伝送されている
状態をBで表わす。また、αHは隣接するトラツ
ク間の水平同期信号のずれ量で、VHS方式PAL,
SECAM信号用VTRではαH=1.5に設定されてい
る。なお、この時のトラツクピツチTPは49μm、
テープスピードは23.4mm/Sである。 このようにVHS方式PAL,SECAM信号用
VTRでは隣接するトラツク間の水平同期信号が
並び、かつ、隣り合う色信号も並んでいる。即
ち、Rの隣りはR,Bの隣りはBになつている。 次に、このようなVTRで特殊再生(静止、ス
ロー、高速、逆転再生を総称する)する場合につ
いて説明する。第2図は静止再生、第3図は高速
再生、第4図は逆転再生の場合のヘツドの軌跡を
表わし、はAヘツドの再生軌跡、はBヘツド
の再生軌跡である。但し、第2図ではA,B両ヘ
ツドとも同じ軌跡を描く。前述のように、A,B
両ヘツドにはアジマス角度が設けられているた
め、AヘツドはAヘツドで書かれた軌跡の信号の
みを、BヘツドはBヘツドで書かれた軌跡の信号
のみを再生する。従つて、第2図〜第4図におい
て、それぞれ斜線の部分の信号が再生される。第
2図では、Aヘツドでは斜線の部分の信号が、
Bヘツドでは斜線の部分の信号が再生される。
このような特殊再生時には、1つのヘツドの1再
生中、記録軌跡をジヤンプしたり、ヘツド切換時
に通常再生の場合と異つた信号順序になつたりす
る。これらの状態を分類すると、 1 1つのヘツドの1再生中に、2つ先の記録軌
跡へ移行する(高速再生時)。 〔第3図で、Aヘツドの−A軌跡から−
A軌跡への移行、およびBヘツドの−B軌跡
から−B軌跡への移行〕 2 ヘツドの切換時に1つ先の記録軌跡へ移行す
る(静止、スロー、高速、逆転再生時)。 〔第2図で、Bヘツドの−B軌跡からAヘ
ツドの−A軌跡への移行、第4図で、Aヘツ
ドの−A軌跡から−軌跡への移行〕 3 ヘツド切換時に3つ先の記録軌跡へ移行する
(高速再生時)。 〔第3図で、Aヘツドの−A軌跡からBヘ
ツドの−B軌跡への移行〕 4 ヘツド切換時に1つ前の軌跡へ移行する(静
止、スロー、逆転再生時)。 〔第2図で、Aヘツドの−A軌跡からBヘ
ツドの−B軌跡への移行、第4図で、Bヘツ
ドの−B軌跡からAヘツドの−A軌跡への
移行〕 5 1つのヘツドの1再生中に、2つ前の記録軌
跡へ移行する(静止、スロー、逆転再生時)。 〔第4図で、Aヘツドの−A軌跡から−
A軌跡への移行、−A軌跡から−A軌跡へ
の移行、Bヘツドの−B軌跡から−B軌跡
への移行〕 の5通りになる。上述の5つの場合において、水
平同期信号の連続性の色信号の連続性が重要であ
る。水平同期信号の連続性がなくなると画面でス
キユー歪が生じることになる。次に色信号の連続
性について述べる。PALおよびSECAM信号で
は、1ラインごとに色信号が切換えられている。
即ち、PALでは1ラインごとにR−Y信号の搬
送波の位置が反転されており、SECAMではR−
Y信号とB−Y信号が1ラインごとに切換えて伝
送されている。従つて、フイルードの途中または
始めで色信号の順序が逆転すると、テレビジヨン
受像機の色判別回路が誤動作したり、引込むまで
の時間がかかつたりし、色がつかなかつたり、画
面の途中や上部で色相が乱れたりする。 第1図の記録パターンのVTRで上述の5つの
場合を見ると、1)および5)の場合は、記録パ
ターンで水平同期信号および色信号が並んでいる
ため、水平同期信号の連続性も色信号の連続性も
保たれる。2)の場合は、通常再生の場合と全く
同じヘツドの切換えが行なわれるため水平同期信
号および色信号の連続性が保たれる。3)の場合
は、ヘツド切換時に再生される信号は2トラツク
と2αHラインスキツプされる。第3図の−Aか
ら−Bへの移行では、−Bトラツクと−A
トラツクおよび、−Aトラツクの−312ライ
ン、−313ライン(1/2ライン)、−Bトラツ
クの−313ライン(1/2ライン)、−314ライン
がスキツプされ、−311ラインから−315ライ
ンへ移行する。従つてスキツプされる全ライン数
は625+2αH=628(αH=1.5)となり、これは偶
数であるので、水平同期信号および色信号の連続
性は保たれる。4)の場合は、ヘツド切換時に、
再生される信号は1つ前のトラツクへもどり、か
つ2αHラインもとへもどる。第2図の−Aから
−Bへの移行では−Aトラツクの−314ラ
インから−Bトラツクの−312ラインへ移行
する。即ち、625+2αH=628ライン前へもどる。 第4図の−Bトラツクから−Aトラツクへ
の移行に際しても同様に625+2αH=628ライン前
へもどる。これは偶数であるので、水平同期信号
および色信号の連続性は保たれる。 このように第1図のような記録パターンの
VTRでは特殊再生時にも常に水平同期信号およ
び色信号の連続性が保たれている。 次に、VHS方式PAL,SECAM信号用VTRの
信号処理の基本ブロツク図を第5図に示し、簡単
に説明する。第5図において、1は映像信号入力
端子、2は低域フイルタ、3は帯域フイルタ、4
は周波数変調器、5は周波数変換器、6は加算
器、7はヘツド、8は高域フイルタ、9は低域フ
イルタ、10は周波数復調器、11は周波数変換
器、12は加算器、13は映像信号出力端子であ
る。入力端子1に印加された映像信号は、低域フ
イルタ2および帯域フイルタ3により輝度信号と
搬送色信号に分離される。輝度信号は周波数変調
器4で周波変調波とされ、加算器6に導かれる。
一方、搬送色信号は周波数変換器5で低域周波数
に変換され、加算器6で前記周波数変調波に重畳
され、ヘツド7を通じてテープに記録される。こ
の低域への周波数変換時に、PAL,SECAMのそ
れぞれの信号に応じた信号処理が施される。ヘツ
ド7から再生された信号は高域フイルタ8および
低域フイルタ9によつて輝度信号の周波数変調波
および低域に変換された搬送色信号に分離され
る。周波数変調波は、周波数復調器10に導か
れ、復調されて再生輝度信号が得られ、加算器1
2へ導かれる。一方、低域に変換された搬送色信
号は周波数変換器11でもとの周波数にもどさ
れ、加算器12で、再生輝度信号に加えられ、出
力端子13に再生映像信号が得られる。周波数変
換器11で搬送色信号をもとの周波数にもどす過
程でPAL、SECAMそれぞれの信号に応じた信号
処理が施される。 本発明は、前述の第1図のパターンにより更に
高密度化を進めたり、あるいは異つたパターンに
したりして、特殊再生時に、水平同期信号および
色信号の連続性を得る方法を提供するものであ
る。 第2図〜第4図で説明したように特殊再生時に
信号の不連続が生じ得る5つの場合がある。その
それぞれの場合について任意のパターンでのαH
と水平同期信号および色信号の連続性について説
明する。1)の場合はトラツク移行時に625+
2αHライン先へ移行する。5)の場合は625+
2αHライン前へ移行する。また前述のように、ヘ
ツド切換時に、2)の場合は通常再生のときと全
く同じように信号が移行し、いかなるパターンで
も水平同期信号および色信号の連続性は保たれ、
3)の場合は625+2αHライン先へ移行し、4)
の場合は625+2αHライン前へ移行しする。従つ
て、これらのときに水平同期信号が常に連続であ
るための条件は、スキツプされるライン数、また
は逆もどりするライン数が整数であること、即
ち、625+2αHが整数であることであり、 αH=n/2(n:整数) となる。また、色信号が連続であるための条件
は、625+2αHが偶数であること、即ち、2αHが
奇数であることであり、 αH=(2n+1)/2(n:整数) となる。 以上のことから、第1図の記録パターンより更
に記録密度を上げる場合、通常再生はもちろん、
特殊再生時にも水平同期信号及び、色信号の連続
性が得られる記録パターンはαH=0.5のみであ
る。ところがVHS方式のPAL,SECAM信号用
VTRにおいてαH=0.5とするとテープスピード
は7.8mm/S、トラツクピツチはTP=16μmとな
り、音声の性能も悪くなり、しかも隣接する色信
号は並ばないので隣接妨害信号の影響を受けるこ
とになり、画質も劣化する。これらを含め隣接色
信号は並ばない時に記録パターンで隣接色信号を
並べ、特殊再生時にも色信号の連続性を得るよう
にする一方法は特願昭54−106946号に述べてあ
る。 本発明は、以上の点に鑑み、αH=1.5より更に
記録密度を高め、家庭用として満足できる音声の
性能と画質が得られるような記録パターン、ある
いは任意のαH(αH≠n/2)のパターンにおい
て、隣接色信号妨害もなく特殊再生時に水平同期
信号及び色信号の連続性が得られる方法を提供す
るものである。 今、VHS方式PAL,SECAM信号用VTRのテ
ープスピードを半分にすると、αH=0.75になり、
テープスピードは11.7mm/S、トラツクピツチは
Tp=24μmとなり、音声の性能及び画質は、家庭
用としてほぼ満足できるものが得られる。この
αH=0.75の場合を例にとり、本発明を説明する。
尚本発明はαH=0.75のみならず、任意のαH(αH
≠n/2)の記録パターンに対しても適用可能で
ある。第6図にαH=0.75の場合の記録パターン
を示す。第6図において、トラツク、ライン及び
色信号の記号は第1図と同じ意味である。また第
7図は、この記録パターンでの静止再生、第8図
は高速再生、第9図は逆転再生の時のヘツドの軌
跡を表わし、第10図は静止再生、第11図は高
速再生、第12図は逆転再生の時の水平同期信号
と色信号の順序及び再生トラツクを表わす。第7
〜9図はαH=1.5の場合の第2〜4図に対応し、
記号は同じ意味である。αH≠n/2の任意のパ
ターンでは、特殊再生の前記2)以外の場合、水
平同期信号及び色信号の連続性がくずれる。特殊
再生のこれらの場合を第7〜12図により説明す
る。特殊再生1)の場合は、例えば第8図及び第
11図の高速再生時にAヘツドが斜線部分−A
トラツクから−Aトラツクに移高する時(第1
1図点)と、Bヘツドが−Bトラツクから
−Bトラツクに移行する時(第11図点)に相
当する。この時Aトラツク同志及びBトラツク同
志で水平同期信号及び色信号が並んでいない為に
不連続を生じる。この不連続点でスキツプされる
ライン数は前述のように625+2αH=626.5(αH=
0.75)となり、第11図点では−3ラインR
の途中から−4ラインRの途中へ、点では
−622ラインBの途中から−623ラインBの途中
へ移行し、移行時の水平同期信号の間隔は0.5H
(H:ライン期間の単位)となる。また色信号は
a○点では−2ラインBから−5ラインBへ移
る過程で、0.5Hの期間があき、点では−621
ラインRから−624ラインRへ移る過程で、
0.5Hの期間があくことになる。いずれも連続な
場合に比べ、不連続点において不連続点前の色信
号に対し、不連続点後の色信号が0.5H進んでい
る(1.5H遅れている)ことになる。3)の場合
は第8図及び第11図におけるAヘツドの−A
トラツクからBヘツドの−Bトラツクへの切換
え点(第11図点)に相当する。このときスキ
ツプされるラインは、−312ラインの後1/4から
−314ラインの前1/4までの626.5ライン(625+
2αH αH:0.75)となり、前述の1)の場合と同
様の不連続を生じる。点で−311ラインの終
りから−315ラインの初めへの移行で、水平同
期信号の間隔は1.5Hになり、色信号はBからR
へ移る過程で1.5Hの期間があく。この場合も1)
の場合と同様に、不連続点において連続な場合に
比べ、不連続点後の色信号が不連続点前の色信号
に対し0.5H進んでいる(1.5H遅れている)。4)
の場合は、第7図及び第10図におけるAヘツド
の−AトラツクからBヘツドの−Bトラツク
への切換点(第10図点)に相当する。この時
−314ラインの前1/4から−312ラインの後1/4
まで626.5ライン(625+2αH αH:0.75)前へも
どる。点で−313ラインの終りから−313ラ
インの始めへの移行で、水平同期信号の間隔は
0.5Hになり、色信号はBからRへ移る過程で
0.5Hの期間があく。この時不連続点において連
続な場合に比べ、不連続点後の色信号が不連続点
前の色信号に対し0.5H進んでいる(0.5H遅れて
いる)。5)の場合は、第9図及び第12図でA
ヘツドの−Aトラツクから−Aトラツクへの
移行(第12図点)、−Aトラツクから−
Aトラツクへの移行、Bヘツドの−Bトラツク
から−Bトラツクへの移行(第12図点)に
相当し、4)の場合と同様の不連続を生じる。
点で−311ラインの終りから−312ラインの初
めへの移行で水平同期信号の間隔は1.5Hになり、
色信号はBからBへ移る過程で1.5Hの期間があ
く。この時も4)の場合と同様に、不連続点にお
いて、連続な場合に比べ不連続点後の色信号が不
連続点前の色信号に対し1.5H進んでいる(0.5H
遅れている)。点も全く同様である。 以上説明のごとく、特殊再生を行なうと、前記
2)以外の場合は、水平同期信号及び色信号の連
続性がくずれることになる。また第6図のパター
ンから分かるようにαH=0.75では隣接する信号
が並んでいない。従つて隣接トラツクから受ける
妨害信号は、主信号と異なつた情報(0.75ライン
ずれた情報)となる。輝度信号は比較的高い周波
数(周波数偏移3.8MHz〜4.8MHz)で周波数変調
されて記録されている為アジマス損失が大きく、
隣接信号情報(防害信号情報)が、主信号情報と
異なつていてもそれ程影響を受けないが、色信号
は低域周波数に変換して記録される為アジマス損
失が比較的少なく、隣接信号の影響を受け易い。
PAL信号の搬送色信号は、位相及び振巾で情報
を伝送している為、ライン間の位相関が有りこれ
を利用して隣接防害信号を除去することができる
が、SECAM信号の色信号は周波数変調信号であ
る為ライン間の厳密な位相関係が無く、これを利
用して隣接妨害信号を除去することが難しい。第
1図のパターンのように隣接する信号が並んでい
ると、隣接妨害信号は主信号とほぼ同じ信号にな
り、その影響は少ない。特にSECAM色信号は、
周波数変調波であるので、隣接妨害色信号の周波
数が主信号の周波数とほぼ同じであれば零ビート
となり復調後の妨害信号量も極めて少なくなる。
本発明は、このような点も考慮し、隣接色信号の
妨害を従来並みにし、かつ特殊再生時にも正常な
色信号再生を行ない、高密度記録を可能にするも
のである。 第13図及び第14図に本発明の第1の実施例
の基本ブロツク図、第15図にスイツチ制御信
号、第16図に第13図及び第14図の各部波形
と輝度信号及び色信号の関係、また第17図及び
第18図に本発明における輝度信号並びに色信号
の記録パターン(αH=0.75)を示し、これらに
従つて本発明の説明を行なう。 第13図は、本発明の記録系の一実施例であ
り、1〜7は第5図と同じものを表わし、同じ動
作を行なう。14は0.5Hデイレーライン、15
はスイツチ回路、16〜22はそれぞれ1.25H,
0.5H,1.75H,1.0H,0.25H,1.5H,0.75Hのデ
イレーライン、23はスイツチ回路、24は加算
器、25はヘツド切換信号入力端子、26,27
はフリツプフロツプ、28はヘツド切換信号、2
9,30はそれぞれフリツプフロツプ26,27
の出力信号、31は垂直同期信号分離回路、32
は垂直同期信号、33は論理積回路、34はイン
デツクス信号である。第15図、第16図の波形
は上記それぞれの番号の信号に対応する。第13
図において輝度信号は、低域フイルター2を通つ
た後、スイツチ15に接続される。一方、0.5H
デイレーライン14にも印加され、デイレーライ
ンで遅延された輝度信号は前記と同じスイツチ1
5に接続される。スイツチ15は制御信号29に
よつて制御され、2トラツク(フイールド)ごと
に遅延切換動作が行なわれる。(切換えの制御信
号と輝度信号の関係は色信号と共に後述する。)
切換えられた信号は周波数変調器4に接続され加
算器6で色信号と合成される。一方帯域フイルタ
3の出力搬送色信号は、そのままでスイツチ回路
23のa端子へ、1.25Hデイレーライン16を経
てスイツチ回路23のb端子へ、0.5Hデイレー
ライン17を経てスイツチ回路23のc端子へ、
1.75Hデイレーライン18を経てスイツチ回路2
3のd端子へ、1.0Hデイレーライン19を経て
スイツチ回路23のe端子へ、0.25Hデイレーラ
イン20を経てスイツチ回路23のf端子へ、
1.5Hデイレーライン21を経てスイツチ回路2
3のg端子へ、0.75Hデイレーライン22を経て
スイツチ回路23のh端子へと、それぞれ接続さ
れる。スイツチ回路23は、端子25に印加され
たヘツド切換え信号28(第15,16図の2
8)、及び信号28をフリツプフロツプ26で1/2
分周した信号29(第15,16図の29)、更
に信号29をフリツプフロツプ27で1/2分周し
た信号30(第15,16図の30)によつて制
御され、スイツチ回路23の出力は、 信号28…高、信号29…高、信号30…高の
とき端子q、信号28…低、信号29…高、信号
30…高のとき端子b、信号28…高、信号29
…低、信号30…高のとき端子c、信号28…
低、信号29…低、信号30…高のとき端子d、
信号28…高、信号29…高、信号30…低のと
き端子e、信号28…低、信号29…高、信号3
0…低のとき端子f、信号28…高、信号29…
低、信号30…低のとき端子g、信号29…低、
信号29…低、信号30…低のとき端子h、へそ
れぞれ接続されるように成されている(第16図
54)。従つて、スイツチ回路23の出力には、
第16図55に示すように、入力信号に対し、遅
延時間が2トラツク(フイールド)ごとに0,
1.25H,0.5H,1.75H,1.0H,0.25H,1.5H,
0.75H,0,1.25H…となる色信号が得られる。
輝度信号は、前記したようにスイツチ15が、信
号29によつて制御されるのでスイツチ15の出
力には第16図56に示すように入力信号に対
し、遅延時間が2トラツクごとに0,0.5H,0,
0.5H…となる輝度信号が得られる。(信号29が
高レベルのとき0,低レベルのとき0.5H遅延と
なる)。スイツチ回路23の出力色信号は周波数
変換器5に印加され、変換された色信号は加算器
24に印加される。加算器24には、スイツチ制
御信号の基準を決める為のインデツクス信号34
(第15図34)も印加される。このインデツク
ス信号34は垂直同期分離回路31で得られた垂
直同期信号32(第16図32)、ヘツド切換信
号28(第15,16図28)、フリツプフロツ
プ26の出力信号29(第15,16図29)、
更にフリツプフロツプ27の出力信号30(1
5,16図30)のそれぞれの信号を論理積回路
33に導き前記4種の信号が全て高レベルの時、
その出力に8フイールドを1周期とする信号が得
られるようにしたものでありすなわち輝度信号の
遅延時間0、色信号の遅延時間0の時に相当す
る。加算器24によつて得られた色信号とインデ
ツクス信号の合成信号は加算器6に印加されて、
第5図と同様に記録される。今、トラツク−
A,−B,−A,−B,−A,−B,
−A,−B…に記録される輝度信号がそれぞ
れ0,0.5H,0,0.5H…と遅延されたとすると、
輝度信号の記録パターンは第17図のようにな
り、隣接するトラツクとは0.75H(または0.25H)
のずれがあるが、1トラツクおきの信号は水平同
期信号の並びがとれている。尚、輝度信号につい
ては隣接信号との並びがとれていなくても、記録
周波数が高いので、アジマスロスの為に隣接妨害
信号の影響は少ないことは、前記した通りであ
る。また一方トラツク−A,−B,−A,
−B,−A,−B,−A,−B,−
A,…に記録される色信号がそれぞれ0,
1.25H,0.5H,1.75H,1.0H,0.25H,1.5H,
0.75H,0,…の順で遅延されたとすると、色信
号の記録パターンは第18図のようになる。この
ように隣接するトラツク間で色信号が並ぶように
成されると、再生時に隣接妨害信号は主信号とほ
ぼ同じ信号に成る為妨害の影響を少なくすること
ができる。尚トラツクと信号の関係は、輝度信号
及び色信号共に第17,18図に限らず、基準が
一致しておれば、輝度信号は0,0.5H,0,
0.5H,…色信号は0,1.25H,0.5H,1.75H,
1.0H,0.25H,1.5H,0.75H,…という順であれ
ば良い。またここでは輝度信号の記録パターン
(第17図)と、色信号の記録パターン(第18
図)を別に図示したが、これは理解しやすくした
もので実際には同一トラツク上に合成されて記録
される。 次に再生系について述べる。第14図は第1の
実施例の再生系を示す一実施例であり、スイツチ
制御信号、更に各部の波形と輝度信号及び色信号
の関係は記録系同様第15図、第16図に示す。
これらに従つて説明すると、第14図において7
〜13は第5図と同じものを表わし、動作も同じ
である。35は1.75Hデイレーライン、36は
1.25Hデイレーライン、37はスイツチ、38は
1.75Hデイレーライン、39は0.5Hデイレーライ
ン、40は、1.25Hデイレーライン、41は
0.75Hデイレーライン、42は1.5Hデイレーライ
ン、43は0.25Hデイレーライン、44は1.0Hデ
イレーライン、45はスイツチ回路、46はイン
デツクス分離回路、47はインデツクス信号、4
8はヘツド切換信号入力端子、49,50はフリ
ツプフロツプ、51はヘツド切換信号、52,5
3はそれぞれフリツプフロツプ49,50の出力
信号であり、第15図、16図の波形は上記それ
ぞれの番号の信号に対応する。輝度信号において
周波数復調器10で得られた再生輝度信号は、
1.75Hデイレーライン35と1.25Hデイレーライ
ン36にそれぞれ印加されて、それらの出力はス
イツチ37に導かれる。スイツチ37は制御信号
52によつて制御されるので2トラツクごとに
1.75H遅延した信号と、1.25H遅延した信号とに
切換えられて(切換えの制御信号と輝度信号の関
係は色信号と共に後述する。)出力され、加算器
12で再生色信号と合成される。一方低域フイル
タ9で分離された低域再生色信号は、周波数変換
器11でもとの周波数の色信号にもどされ、
1.75Hデイレーライン38,0.5Hデイレーライン
39,1.25Hデイレーライン40、そのままの信
号、0.75Hデイレーライン41,1.5Hデイレーラ
イン、0.25Hデイレーライン43,1.0Hデイレー
ライン44のそれぞれを経て、スイツチ回路45
の入力端子a,b,c,d,e,f,g,hに接
続される。スイツチ回路45は、入力端子48に
印加されたヘツド切換信号51(第15,16図
51)、及び信号51をフリツプフロツプ49で
1/2分周した信号52(第15,16図52)、更
に信号52をフリツプフロツプ50で1/2分周し
た信号53(第15,16図53)によつて制御
され、スイツチ回路23と同じ動作をする(第1
6図に示す51,52,53,57の関係)。こ
れによりスイツチ回路45の出力には、第16図
58に示すごとく、それぞれのデイレーラインの
入力信号に対し、遅延時間が1トラツクごとに
1.75H,0.5H,1.25H,0,0.75H,1.5H,
0.25H,1.0H…となる再生色信号が得られる。前
記したように記録時において1トラツクごとの遅
延が行なわれているので、第16図59に示すよ
うに記録再生の合計遅延時間は全てのトラツクで
1.75Hになる。これは、強制的に全てのトラツク
での合計遅延時間が等しくなるようにスイツチ回
路45の制御信号を、再生時のインデツクス信号
47(第15図47)によつて制御しているから
である。これらの信号関係は第16図に示される
通りであり、ビデオヘツドから再生される再生信
号の中からインデツク分離回路46によつて、イ
ンデツクス信号47を取り出し、そのインデツク
ス信号をフリツプフロツプ49,50のそれぞれ
のリセツト端子に印加する。インデツクス信号が
印加されると、フリツプフロツプの出力52,5
3は高レベルとなり次のインデツクス信号が来る
までは、ヘツド切換信号51によつて、52,5
3の信号をそれぞれ出力する。記録時において、
垂直同期信号32、ヘツド切換信号28、フリツ
プフロツプ26の出力信号29、フリツプフロツ
プ27の出力信号30の全てが高レベルになつた
時のみインデツクス信号34が出力されるように
成されている。 すなわち、再生時は、分離された再生インデツ
クス信号47を基準として再生色信号の遅延時間
切換えを制御していることになる。一方輝度信号
は、前記したようにスイツチ37が、信号52に
よつて制御されるので、スイツチ37の出力には
第16図60に示すように、それぞれのデイレー
ラインの入力に対して遅延時間が2トラツクごと
に1.75H,1.25H,1.75H,1.25H…となる輝度信
号が得られる(信号52が高レベルのとき、
1.75H、低レベルのとき1.25H遅延となる。)。こ
の場合にも記録時において2トラツクごとの遅延
が行なわれているので、第15図61に示すよう
に、記録再生の合計遅延時間は全てのトラツクで
1.75Hとなり、これも結果的に前記インデツクス
信号47によつて色信号と同様に制御されている
ことになる。 スイツチ回路45から出力される色信号は、加
算器12において輝度信号と合成されて、端子1
3より再生映像信号として出力される。 次に特殊再生する場合について述べる。特殊再
生の時は前記の再生インデツクス信号による制御
は行なわず、ヘツド切換信号と、ヘツド切換信号
にのみ同期した各々フリツプフロツプの出力信号
をスイツチ制御信号として用いる。特殊再生時に
は、第2図〜4図及び第7図〜9図の説明で述べ
たように、色信号の不連続が生じ得る5つの場合
があり、特に前述している例αH=0.75の場合に
は、水平同期信号の連続性、及び色信号の連続性
がくずれることはもちろん、色信号における隣接
信号妨害は著しかつた。これらの場合について本
発明を説明する。初めに色信号における隣接信号
妨害については、第18図の記録パターンでわか
るように、隣接するトラツクの信号は同種の信号
が並んでいるので、この点については、前記の説
明にあるように軽減することができる。第19図
及び20図は、第17図及び18図のような記録
パターンを第7図〜9図のような再生軌跡で特殊
再生した時の各トラツクの輝度信号及び色信号の
遅延時間を示す図である。51〜60は第16図
と同一のものである。62〜66は静止再生、6
7〜71は高速再生、72〜76は逆転再生のそ
れぞれの場合の再生トラツク、色信号及び輝度信
号の記録遅延時間、色信号及び輝度信号の記録再
生合わせた遅延時間を表わす。前述の特殊再生
1)の場合は、第8図で−Aトラツクから−
Aトラツクへの移行時、及び−Bトラツクから
−Bトラツクへの移行時に相当し、例えば第2
0図69のような色信号遅れになる。この場合
は、1つのヘツドで1再生中であるので再生途中
で色信号の遅延切換は行なわれない。そして第1
8図の記録パターンで分るように、1つおきのト
ラツクの色信号が並んでいる為色信号の連続性は
保たれる。尚、第20図69で−Aから−
A,−Bから−Bへの移行時に色信号の遅延
量が0.5H変つている。(移行後の色信号が0.5H遅
れている)。これは、第8図の原パターン再生時
に不連続点後で色信号が0.5H進んでいるので移
行時に0.5H遅らすことで色信号の順序を正常に
することができる。また輝度信号遅れは71のよ
うになり、前記同様再生途中での輝度信号の遅延
切換は行なわれず、1つおきのトラツクの輝度信
号が並んでいる為に水平同期信号の連続性も保た
れる。2)の場合は第7図の−Bから−A,
第9図ののAから−Bへの移行に相当し、第
19図64、第20図74のような色信号遅れに
なる。この場合は通常再生時と同じ色信号遅延切
換で色信号の連続性は保たれる。輝度信号につい
ても66,76のような遅れになり、通常再生時
と同じ遅延切換で水平同期信号の連続性は保たれ
る。3)の場合は、第8図の−Aから−Bへ
の移行に相当し、第20図69のような色信号遅
れになる。この場合ヘツド切換時の色信号の記録
再生合計の遅延量は0.5H変化する(切換後の色
信号が0.5遅れる)。第8図の原パターン再生時に
切換後で0.5H進んでいるので、0.5H遅らすこと
により色信号の順序を正常にすることができる。
輝度信号についてはヘツド切換時に遅延切換は行
なわれず、71のようになり、第8図の原パター
ンの場合に対し、ヘツド切換点で0.5Hの補正が
なされ水平同期信号の連続性は保たれる。4)の
場合は第7図の−Aから−B、第9図の−
Bから−Aへの移行時に相当し、第19図6
4、第20図74のような色信号遅れになる。こ
の場合もヘツド切換時の色信号遅延量は1.5H変
化し、第7図、第9図の原パターン再生時に
1.5H進むので、切換時に1.5H遅らすことにより
正常にすることができる。輝度信号については、
66,76のようになり色信号同様に水平同期信
号の連続性を正常にすることができる。5)の場
合は、第9図の−Aから−A,−Aから
−A,−Bから−Bへの移行時に相当し、第
20図74のような色信号遅れになり、この場合
も1)の場合と同様に色信号の連続性を正常にす
ることができる。輝度信号についても76のよう
になり水平同期信号の連続性を正常にすることが
できる。以上のように、本発明によれば、特殊再
生のいかなる場合も色信号の連続性を正常に保
ち、テレビジヨン受像機での色判別の誤りをなく
し、正常な色をつけることができる。前記実施例
では、通常再生時、輝度信号及び色信号の合計遅
延時間が、1.75Hになる場合を説明したが、再生
時に下記の表1のように遅延して、輝度信号と色
信号の時間差が0又はHの整数倍なるようにして
もさしつかえない。
【表】 この他にも種々の変形が考えられる。 以上の説明では、通常再生時にトラツク間での
輝度信号と色信号の時間差を0又はHの整数倍に
なるようにそろえているが、特殊再生時には、ト
ラツク間及びトラツク内で輝度信号と色信号の記
録再生合計遅延時間が異なる場合があり、色の縦
の境界でフリツカとなる。これを除く為に、輝度
信号についても色信号と同一の遅延切換を記録・
再生で行なうと、いかなる再生状態においても両
信号の合計遅延時間が等しくなりタイミングの一
致した再生画像が得られる。 次に、隣接する信号を並べる為の方法として、
片方のヘツドの取付け角度を180゜より(αH+1/
2)、またはそれに2kH加えた時間の相当分だけず
らして取り付けることが考えられる。αH=0.75
の時に2つのヘツドを第30図のように180゜から
0.75Hだけずらして取り付けた場合の記録パター
ンを第21図に示している。第21図のパターン
において−Aと−B,−Aと−B,−
Aと−B,−Aと−B同志は輝度信号及び
色信号は並んでいるので、前記説明にあるように
隣接妨害信号の影響は少ないが、他の隣接トラツ
クでは、輝度信号及び色信号は並んでおらず、特
に色信号は隣接妨害信号の影響を受け易い。また
1トラツクおきの信号が並んでいないということ
は、特殊再生時の水平同期信号及び色信号の連続
性がくずれることになり、特殊再生2)以外の場
合は、第7図から第12図の特殊再生状態と同様
の状態が起こる。そこで、本発明の第2の実施例
は、第21図の原パターンを利用した場合でも隣
接色信号の妨害を従来並みにし、かつ特殊再生時
に良好な画像が得られるようにするものである。 第22図及び第23図に本発明の第2の実施例
の基本ブロツク図、第24図にスイツチ制御信
号、第25図に第22図及び第23図の各部波形
と輝度信号及び色信号の関係、また第26図及び
第27図に第2の実施例における輝度信号並びに
色信号の記録パターン(αH=0.75でBヘツドを
0.75H量ずらす)、を示しこれらに従つて説明を
行なうと、第1の実施例と同一番号のブロツク及
び波形は全く同一の動作を行ない、尚かつ、全体
の基本的構成及び動作もほとんど類似する。前記
説明にもあるように第21図の原パターンでは、
2トラツク単位(2フイールド単位)で、隣接す
る輝度信号及び色信号が並んでいるので、両信号
共に2トラツク単位での遅延切換を行なえば全て
のトラツク間で、輝度信号及び色信号を並べられ
ることが分る。そこで第2の実施例の説明では、
特にこの部分について主に説明し、他の部分は簡
単にとどめる。第22図は第2の実施例における
記録系の一実施例であり、77は0.5Hデイレー
ライン、78はスイツチ回路、79〜81はそれ
ぞれ0.5H,1.0H,1.5Hのデイレーライン、82
はスイツチ回路、33は論理積回路、34はイン
デツクス信号である。第24図、25図の波形は
それぞれの番号の信号に対応する。低域フイルタ
ー2で得られた輝度信号は、そのままの信号と、
0.5Hデイレーライン77を経た信号がスイツチ
回路78に加えられ、スイツチ回路78で遅延切
換動作が行なわれる。一方帯域フイルタ3で得ら
れた色信号はそのままの信号と0.5H79,1.0H
80,1.5H81のそれぞれのデイレーラインを
経て、スイツチ回路82の入力端子a,b,c,
dに加えられ、スイツチ回路82で遅延切換動作
が行なわれる。スイツチ回路78は、スイツチ制
御信号29によつて制御され、スイツチ回路82
は、制御信号29と30によつて制御される。制
御信号は、第24図に示されるように、第1の実
施例(第15図)と同じ構成で信号が出力され
る。スイツチ回路82の出力は、 信号29…高、信号30…高のとき端子a、 信号29…低、信号30…高のとき端子b、 信号29…高、信号30…低のとき端子c、 信号29…低、信号30…低のとき端子d、 へそれぞれ接続されるように成されている(第2
5図90)。従つて、スイツチ回路82の出力に
は、第25図91に示すように入力信号に対し、
遅延時間が2トラツクごとに0,0.5H,1.0H,
1.5H,…となる色信号が得られる。輝度信号の
場合、スイツチ回路78出力には第25図92に
示すように入力信号に対し遅延時間が2トラツク
ごとに、0,0.5H,0,0.5H,…となる輝度信
号が得られる。本実施例においてもスイツチ制御
信号の基準を決めるインデツクス信号34が、色
信号と同時に記録される。このインデツクス信号
は、前記スイツチング信号28,29,30と垂
直同期信号32のそれぞれを、論理積回路33に
導き、前記4種の信号が全て高レベルの時その出
力に、8フイールドを1周期とする信号が得られ
るようにしたものであり、すなわち輝度信号の遅
延時間0、色信号の遅延時間0の時に相当する。
今トラツク−A,−B,−A,−B,
−A,−B,−A,−B…に記録される輝
度信号がそれぞれ0,0.5H,0,0.5H,…の順
で遅延されたとすると、輝度信号の記録パターン
は、第26図のようになり全てのトラツク間で水
平同期信号を並べることができる。また一方トラ
ツク−A,−B,−A,−B,−A,
−B,−A,−B,…に記録される色信号
がそれぞれ0,0.5H,1.0H,1.5H,…の順で遅
延されたとすると、色信号の記録パターンは、第
27図のようになり全てのトラツク間の隣接信号
を並べることができる。尚トラツクと信号の関係
は、輝度信号及び色信号共に第26,27図に限
らず基準が一致しており、1フレーム単位であれ
ば、輝度信号は0,0.5H,0,0.5H,…、色信
号は0,0.5H,1.0H,1.5H,…の順であれば良
い。次に再生系について述べる。第23図は第2
の実施例の再生系を示す一実施例であり、スイツ
チ制御信号、更に各部の波形と輝度信号及び色信
号の関係は記録系同様、第24図、第25図に示
す。第23図において83は1.5Hデイレーライ
ン、84は1.0Hデイレーライン、85はスイツ
チ回路、86〜88はそれぞれ1.5H,1.0H,
0.5Hのデイレーライン、89はスイツチ回路で
あり、第24図,25図の波形はそれぞれの番号
の信号に対応する。周波数復調器10で得られた
再生輝度信号は1.5Hデイレーライン83と1.0H
デイレーライン84をそれぞれ経てスイツチ回路
85に加えられ、遅延切換動作が行なわれる。一
方周波数変換器11で得られた色信号は1.5H8
6,1.0H87,0.5H88のそれぞれのデイレー
ラインを経るものと、そのままの信号とに分れて
スイツチ回路89の入力端子a,b,c,dに加
えられ、スイツチ回路89で遅延切換動作が行な
われる。スイツチ回路85はスイツチ制御信号5
2によつて制御され、スイツチ回路89は制御信
号52と53によつて制御される。制御信号は、
第24図に示されるように、第1の実施例(第1
5図)と同じ構成で信号が出力される。スイツチ
回路89は、前記制御信号によつてスイツチ回路
82と同じ動作をし(第25図52,53,93
の関係)、これによりスイツチ回路89の出力に
は、第25図94に示すごとく、それぞれのデイ
レーラインの入力信号に対し、遅延時間が2トラ
ツクごとに1.5H,1,0H,0.5H,0,…となる
再生色信号が得られるが、記録時にも2トラツク
ごとの遅延が行なわれているので第25図95に
示すように、記録再生の合計遅延時間は全てのト
ラツクで1.5Hとなる。尚本発明においても、各
トラツク間の合計遅延時間が等しくなるように、
再生インデツクス信号47を用いて、スイツチ制
御信号52,53を制御している。前記インデツ
クス信号の分離及び制御の動作は、第1の実施例
と同様である。輝度信号の場合、スイツチ回路1
5の出力には、第25図96に示すようにそれぞ
れのデイレーラインの入力に対して遅延時間が、
2トラツクごとに1.5H,1.0H,1.5H,1.0H,…
となる輝度信号が得られるが、記録時にも2トラ
ツクごとの遅延動作が行なわれているので、第2
5図97に示すように、記録再生の合計遅延時間
は全て1.5Hとなる。 次に特殊再生する場合について述べる。特殊再
生の時は、第1の実施例と同様に再生インデツク
ス信号による制御は行なわず、ヘツド切換信号
と、ヘツド切換信号にのみ同期したフリツプフロ
ツプの出力信号をスイツチ制御信号として用い
る。初めに色信号において、隣接妨害信号の影響
については第27図の記録パターンで分るように
問題は生じない。第28図及び第29図は、第2
6図及び第27図のような記録パターンを、第7
図から第9図のような再生軌跡で特殊再生した時
の各トラツクの輝度信号及び色信号の遅延量を示
す図である。52〜96は第25図と同一のもの
である。98〜102は静止再生、103〜10
7は高速再生、108〜112は逆転再生のそれ
ぞれの場合の再生トラツク、色信号及び輝度信号
の記録遅延時間、また両信号をそれぞれの記録再
生合計遅延時間を表わす。特殊再生1)の場合
は、第8図で−Aトラツクから−Aトラツク
及び、−Bトラツクから−Bトラツクへの移
行時に相当し、例えば第29図105のような色
信号遅れになり、この場合は1つのヘツドで1再
生中であるので再生途中で色信号の遅延切換は行
なわれない。そして1つおきのトラツクの色信号
が並んでいる為に色信号の連続性は保たれる。ま
た輝度信号遅れは107のようになり、前記同様
再生途中での輝度信号の遅延切換は行なわれず、
1つおきのトラツクの輝度信号が並んでいる為に
水平同期信号の連続性も保たれる。2)の場合
は、第7図の−Bから−A及び第9図の−
Aから−Bへの移行に相当し、第28図10
0、第29図110のような色信号遅れになる。
この場合は通常再生時と同じ色信号切換動作で、
色信号連続性は保たれる。輝度信号についても1
02,112のような遅れになり、通常再生時と
同じ切換動作で、水平同期信号の連続性は保たれ
る。3)の場合は第8図の−Aから−Bへの
移行に相当し、第29図105のような色信号遅
れになり、原パターンでの色信号遅れを補正し
て、色信号の連続性は保される。輝度信号は10
7のようになり、色信号同様に水平同期信号の連
続性は保たれる。4)の場合は第7図の−Aか
ら−B、及び第9図の−Bから−Aへの移
行時に相当し、第28図100、第29図110
のような色信号遅れになり、同様にして色信号の
連続性は保たれる。102,112のようになり
色信号の場合と同様に水平同期信号の連続性を正
常にすることができる。5)の場合は第9図の
−Aから−A,−Aから−A,−Bから
−Bへの移行時に相当し、第29図110のよ
うな色信号遅れとなり、この場合1)の場合と全
く同様の理由により連続性を保つことができる。
輝度信号についても112のようになり上記と同
じように、水平同期信号の連続性を保つことがで
きる。 以上のように片方のヘツドをずらして記録再生
する場合の特殊再生のいかなる場合でも、色信号
の連続性及び水平同期信号の連続性を正常にする
ことができる。また第2の実施例の場合に輝度信
号の合計遅延時間が1.5Hになるようにしたが初
めの遅延で0.5H、またはそれにHの整数倍加え
た時間、次に0、またはそれにHの整数倍加えた
時間、次は0.5またはそれにHの整数倍加えた時
間、次に0またはそれにHの整数倍加えた時間…
という順序で繰り返してもさしつかえない。 上記説明の場合においても、特殊再生時のトラ
ツク間同志または同一トラツク内において、輝度
信号及び色信号のそれぞれ記録再生合計遅延時間
に差があつたりして、フリツカ等の画質劣化が起
こるので、輝度信号について色信号と同一の遅延
切換を記録再生で行なうとタイミングの一致した
良好な再生画像を得ることができる。 以上の説明のごとく、本発明によればPAL及
びSECAM信号の記録・再生に際し、従来より高
密度化でき、かつ色信号の隣接妨害を少なくし、
特殊再生時にも、スキユー歪みも発生せず、色信
号の順序を正常にして、画質、音声共に十分なも
のを得ることができる。 以上の説明では、通常再生時各トラツクごとの
記録再生合計色信号遅延時間を等しくする構成に
したが、必ずしもこのようにしなくとも、トラツ
クごとの色信号の記録再生合計遅延時間の差が
2kHでかつ輝度信号と色信号のそれぞれの記録再
生遅延時間差がkHであれば正常なカラー再生画
像を得ることができる。 以上、任意のαH(αH≠n/2)、特にαH=
0.75の場合について本発明を説明したが、本発明
は、上記αH=0.75以外の任意のαHのパターンに
ついても適用できる。ヘツドの割り出し角度が
180゜の時は記録色信号を1トラツクごとに遅れが
(αH+1/2)Hずつ多くなるか、またはそれに
2kH加えた時間の順序で遅延させ、再生色信号を
記録と逆の順序で遅延させればよい。これは1ト
ラツクに1フイールド記録する場合であるが、他
の場合にも展開できる。 例えば1トラツクに1フイールド記録する場合
でαH=0.75の時はαH+1/2=1.25となり、記録
色信号を1トラツクごとに1.25Hづつ遅延時間が
多くなるか、それに2kH加えた時間の順序で遅延
することは、0,1.25H,2.5H−2H=0.5H(k=
−1),3.75−2H=1.75H(k=−1),5.0H−4H
=1.0H(k=−2),6.25H−6H=0.25H(k=−
3),7.5H−6H=1.5H(k=−3),8.75H−8H
=0.75H(k=−4),10H−10H=0(k=−5),
…という順序になり実施例と一致する。輝度信号
については、色信号の遅延と同様にすることの
他、1トラツクごとに遅れが(αH+1/2)Hずつ
多くなるか、それにkH加えた時間の順序で遅延
する場合と、2トラツクごとに遅れが(2αH+
1)Hずつ多くなるか、それにkH加えた時間の
順序で遅延してもよい。これは例えばαH=0.75
の時に2αH+1=2.5となり、記録輝度信号を2
トラツクごとに2.5Hずつ遅延時間が多くなるか、
それにkH加えた時間の順序で遅延することは、
0,2.5H−2H=0.5(k=−2),5.0H−5.0H=
0(k=−5),7.5H−7H=0.5(k=−7)…の
順序になり実施例と一致する。次に片方のヘツド
を(αH+1/2)Hの時間、またはそれに2kH加え
た時間の相当分だけずらした時のパターンでは、
記録色信号を2トラツクごとに遅れが(2αH+
1)Hずつ多くなるか、またはそれに2kH加えた
時間の順序で遅延させ、再生色信号を記録と逆の
順序で遅延させればよい。例えば、αH=0.75で
0.75Hのヘツドずれの時2αH+1=2.5となり、記
録色信号を2トラツクごとに2.5Hずつ遅延時間
が多くなるか、それに2kH加えた時間の順序で遅
延することは、0,2.5H−2.0H=0.5(k=−
1),5.0−4.0H=1.0H(k=−2),7.5H−6.0H
=1.5H(k=−3),10H−10H=0(k=−5)
…の順序になり実施例と一致する。輝度信号につ
いては色信号を同様にすることの他2トラツクご
とに(2αH+1)Hずつ多くなるか、それにkH
加えた時間の順序で遅延してもよい。これは例え
ば、αH=0.75のときに2αH+1=2.5となり、記
録輝度信号を2トラツクごとに2.5Hずつ遅延時
間が多くなるか、それにkH加えた時間の順序で
遅延することは、0,2.5H−2.0H=0.5(k=−
2),5.0H−5.0H=0(k=−5),7.5H−7.0H
=0.5(k=−7),…の順序になり実施例と一致
する。尚、ヘツド回転方向とテープの走行方向が
逆であるパターンではαHを負とすれば、以上の
ことは全てあてはまる。また本発明は、前述のよ
うに1トラツクに1フイールド記録するもの以外
に対しても、トラツクごとの色信号及び輝度信号
の遅延量差を適当に設定することにより適用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はPAL,SECAM信号用VHS方式VTR
の記録パターン(αH=1.5)を示す図、第2図、
第3図および第4図はそれぞれ第1図のパターン
で特殊再生した時のヘツド軌跡を示す図、第5図
は第1図の記録パターンにおける信号処理方式の
基本ブロツク図、第6図はαH=0.75の場合の記
録パターン図、第7図、第8図、第9図は第6図
の記録パターンで特殊再生した時のヘツド軌跡を
示す図、第10図、第11図および第12図は、
第6図の記録パターンで特殊再生した時の水平同
期信号及び色信号の順序と再生トラツクを示す
図、第13図は本発明の第1の実施例の記録系の
ブロツク図、第14図は同再生系のブロツク図、
第15図は、同実施例のスイツチ制御信号の波形
図、第16図は同実施例の各部波形と記録時及び
通常再生時の色信号及び輝度信号の遅延時間を示
す図、第17図および第18図は、本発明の第1
の実施例における輝度信号及び色信号の記録パタ
ーンを示す図、第19図および第20図は、第1
3図と第14図に示す実施例の各部波形と特殊再
生時の色信号及び輝度信号の遅延時間を示す図、
第21図は、αH=0.75で片方のヘツドを0.75Hだ
けずらした場合の記録パターン図、第22図およ
び第23図は、第21図のパターンを用いる時の
本発明の第2の実施例を示すブロツク図、第24
図は、本発明の第2の実施例のスイツチ制御信号
の波形図、第25図は、本発明の第2の実施例の
各部波形と記録時及び通常再生時の色信号及び輝
度信号の遅延時間を示す図、第26図および第2
7図は、本発明の第2の実施例における輝度信号
及び色信号の記録パターンを示す図、第28図お
よび第29図は、本発明の第2の実施例の各部波
形と特殊再生時の色信号及び輝度信号の遅延時間
を示す図、第30図は本発明の第2の実施例のヘ
ツド配置を示す図である。 14,16〜22,35,36,38〜44,
77,79〜81,83,84,86〜88……
デイレーライン、15,23,37,45,7
8,82,85,89……スイツチ回路、25,
48……ヘツド切換信号入力端子、26,27,
49,50……フリツプフロツプ、31……垂直
同期信号分離回路、33……論理積回路、46…
…インデツクス分離回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記録すべきPALまたはSECAM方式のカラー
    テレビジヨン信号を、互いにアジマス角度を持つ
    2つの回転磁気ヘツドにより交互に記録媒体に斜
    めの記録トラツクとして記録するように構成した
    映像信号記録再生装置において、前記記録すべき
    カラーテレビジヨン信号の輝度信号を一定期間ご
    とに、一定またはそれにkH(k:整数、H:水平
    走査時間)加えた時間差をもつて順次遅延し、か
    つ色信号を一定期間ごとに、一定またはそれに
    2kH加えた時間差をもつて順次遅延して、記録軌
    跡上で隣り合う記録トラツク間の色信号及び、少
    なくとも1トラツクおきの輝度信号を並べるよう
    に成すことを特徴とする映像信号記録再生装置。 2 1本の記録トラツクに1フイールドの信号を
    記録し、2つの回転磁気ヘツドを互いに180゜の位
    置に配置して隣り合う記録トラツク間の水平同期
    信号のずれをαH(αH≠n/2n:整数)とした
    時、記録される輝度信号を1記録トラツクごとに
    〔(αH+1/2)−k〕ラインずつ遅延し、かつ色信
    号を1記録トラツクごとに〔(αH+1/2)−2k〕
    ラインずつ遅延することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の映像信号記録再生装置。 但し、回転磁気ヘツドの回転方向と記録媒体の
    走行方向が同じ場合はαH>0、逆の場合はαH<
    0とする。 3 1本の記録トラツクに1フイールドの信号を
    記録し、2つの回転磁気ヘツドを互いに180゜の位
    置に配置して、隣り合う記録トラツク間の水平同
    期信号のずれをαH(αH≠n/2)とした時、記
    録されるカラーテレビジヨン信号の輝度信号を2
    記録トラツクごとに〔(2αH+1)−k〕ラインず
    つ遅延し、かつ色信号を1トラツクごとに〔(αH
    +1/2)−2k〕ラインずつ遅延することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の映像信号記録
    再生装置。 4 1本の記録トラツクに1フイールドの信号を
    記録し、隣り合う記録トラツク間の水平同期信号
    のずれがαH(αH≠n/2)であり、かつ回転磁
    気ヘツドの片方を(αH+1/2)、またはそれに
    2kH加えた時間の相当分180゜の位置よりずらした
    位置に配置するように成し、記録されるカラーテ
    レビジヨン信号の輝度信号を2記録トラツクごと
    に(2αH−k)ラインずつ遅延し、かつ色信号を
    2記録トラツクごとに〔(2αH+1)−2k〕ライ
    ンずつ遅延することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の映像信号記録再生装置。 5 記録される輝度信号を一定期間ごとに、一定
    またはそれにkH加えた時間をもつて順次遅延す
    る手段、及び記録される色信号を一定期間ごと
    に、一定またはそれに2kH加えた時間をもつて順
    次遅延する手段は、輝度信号または色信号を互い
    に所定の時間差をもつ遅延手段(遅延時間0も含
    む)に加え、ヘツドの切換信号またはそれに関連
    する信号で、それぞれの遅延手段の出力を切換え
    て取り出すように構成されたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の映像信号記録再生装
    置。 6 記録すべきPALまたはSECAM方式のカラー
    テレビジヨン信号を、互いにアジマス角度を持つ
    2つの回転磁気ヘツドにより交互に記録媒体に斜
    めの記録トラツクとして記録するように構成した
    映像信号記録再生装置において、前記記録すべき
    カラーテレビジヨン信号の輝度信号を一定期間ご
    とに、一定またはそれにkH(k:整数、H:水平
    走査時間)加えた時間差をもつて順次遅延し、か
    つ色信号を一定期間ごとに、一定またはそれに
    2kH加えた時間差をもつて順次遅延して、記録軌
    跡上で隣り合う記録トラツク間の色信号及び、少
    なくとも1トラツクおきの輝度信号を並べるよう
    に構成し、その記録媒体から再生映像信号を得る
    に当り、通常再生時に、再生輝度信号を一定期間
    ごとに、一定またはそれにkH加えた時間差をも
    つて記録時と逆の順序で遅延し、かつ再生色信号
    を一定期間ごとに、一定またはそれに2kH加えた
    時間差をもつて、記録時と逆の順序で遅延し、輝
    度信号と色信号のそれぞれの記録再生合計遅延時
    間が等しくなるように構成することを特徴とする
    映像信号記録再生装置。 7 記録時に輝度信号及び色信号遅延の繰り返し
    に同期したパイロツト信号を共に記録し、再生
    時、前記パイロツト信号により再生輝度信号及び
    色信号遅延の繰り返し時間を制御して、通常再生
    時の記録再生合計遅延時間が、どの記録トラツク
    についても同じになるように構成したことを特徴
    とする特許請求の範囲第6項に記載の映像信号記
    録再生装置。
JP5737380A 1979-08-21 1980-04-30 Video signal recorder and reproducer Granted JPS56153894A (en)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5737380A JPS56153894A (en) 1980-04-30 1980-04-30 Video signal recorder and reproducer
DE8080302857T DE3071319D1 (en) 1979-08-21 1980-08-19 Video signal recording and reproducing apparatus
EP80302857A EP0024869B1 (en) 1979-08-21 1980-08-19 Video signal recording and reproducing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5737380A JPS56153894A (en) 1980-04-30 1980-04-30 Video signal recorder and reproducer

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56153894A JPS56153894A (en) 1981-11-28
JPS6318917B2 true JPS6318917B2 (ja) 1988-04-20

Family

ID=13053784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5737380A Granted JPS56153894A (en) 1979-08-21 1980-04-30 Video signal recorder and reproducer

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS56153894A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2718575B2 (ja) * 1991-01-29 1998-02-25 株式会社日立製作所 電動機の軸受装置
JP2648041B2 (ja) * 1991-05-24 1997-08-27 三洋電機株式会社 映像信号処理回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56153894A (en) 1981-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0640672B2 (ja) 磁気録画再生装置
JPS60162388A (ja) 磁気記録方式
JPS5827716B2 (ja) ジキキロクソウチ
JPS6318917B2 (ja)
JPS6318918B2 (ja)
EP0024850B1 (en) Video signal recording and reproducing apparatus
JPS6252997B2 (ja)
EP0024869B1 (en) Video signal recording and reproducing apparatus
JPS6151830B2 (ja)
KR910009772B1 (ko) 자기기록 재생장치
JPH0231557B2 (ja)
JPH0127638B2 (ja)
JPS627758B2 (ja)
JPH053798B2 (ja)
JPH0118634B2 (ja)
JPS64873B2 (ja)
JPS62152292A (ja) 映像信号記録再生装置
JPH0666964B2 (ja) 記録装置
JPS6334677B2 (ja)
JPH0423475B2 (ja)
JPH0752961B2 (ja) Vtrの特殊再生装置
JPH058634B2 (ja)
JPS6051834B2 (ja) カラ−映像信号の記録装置
JPH058635B2 (ja)
JPS61203792A (ja) 映像信号処理装置