JPH053798B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH053798B2 JPH053798B2 JP58156646A JP15664683A JPH053798B2 JP H053798 B2 JPH053798 B2 JP H053798B2 JP 58156646 A JP58156646 A JP 58156646A JP 15664683 A JP15664683 A JP 15664683A JP H053798 B2 JPH053798 B2 JP H053798B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- switch
- head
- phase
- skew
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 claims description 3
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 5
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 5
- 101000860173 Myxococcus xanthus C-factor Proteins 0.000 description 4
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- 244000145845 chattering Species 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000033764 rhythmic process Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Description
産業上の利用分野
本発明はヘリカルスキヤン型でフイールドスチ
ル機能を有する磁気記録再生装置に関する。 従来例の構成とその問題点 従来、水平同期並び条件を満足しないテープフ
オーマツト、例えば、VHSのPAL,SECAMの
長時間フオーマツト(8時間記録モード)におい
てはフイールドスチル、スロー再生時のビデオ信
号はスキユー歪を有し、色順列の乱れたものとな
り、正規のPAL信号、SECAM信号とすることが
できないのが現状である。 発明の目的 本発明は水平同期並び条件を満足しないテープ
フオーマツトであつてもフイールドスチル、スロ
ー再生時にスキユー歪みのない、色順列の乱れの
ない正規の信号が得られる磁気記録再生装置を提
供することを目的とする。 発明の構成 本発明の磁気記録再生装置は、通常の記録再生
時には、回転シリンダー上にRアジマス、Lアジ
マスヘツドを180°の位置に配設し、PAL信号ある
いはSECAM信号をアジマス記録再生を行い、記
録パターンの並びが0.75H(第2図に示すように
隣接トラツクとの位相ずれ)の条件下に於いて特
殊再生を行う時、互いに同じアジマスを持つ2個
のヘツドを180°の割り出しに対して進み角が2N
+0.25H(N=0.1.2.3……)または、遅れ角が2N
−0.25H(N=1.2.3……)になるように配設し、
この2個のヘツドによる再生信号から輝度信号復
調と色度信号復調し、色度信号またはこの色度信
号を1H遅延した信号の一方を第1のスイツチで
選択して前記輝度信号と加算し、この加算信号ま
たはこの加算信号を0.5H遅延した信号の一方を
第2のスイツチで選択して出力するよう構成する
よう構成すると共に、第2のスイツチは前記加算
信号のスキユー信号(水平同期信号の位相の不連
続点を示す信号)の有無を検出して切換えを実行
し、第1のスイツチはスキユー補正信号(水平同
期信号の位相の不連続点を検出し、補正パルスを
出す信号)とヘツドスイツチングパルスを論理処
理した信号に基づいて切換えを実行するよう構成
したことを特徴とする。 実施例の説明 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。 第1図a,bはそれぞれフイールドスチル、ス
ロー再生を行なうときのヘツド仕様の一例を示す
図である。矢印Aはシリンダ回転方向を表わす。
R1,L1は通常記録再生ヘツドで、aの場合には
ヘツドR1に近接して進み角αでヘツドL2が配設
されており、フイールドスチル、スロー再生時に
はヘツドL1とL2が使用される。なお、第1図に
おいてアルフアベツトのR,Lはそれぞれアジマ
スの傾きの方向が右、左の場合を表わしている。
またαはテレビジヨン方式の水平同期信号周期の
2.25Hに選ばれている。 第2図はフイールドスチル再生時のヘツド軌跡
を示す。このパターンは、隣接トラツクとの水平
同期並びずれは、0.25HとなりPAL信号、
SECAM信号での色配列状態も示している。これ
は、VHS規格に於ける長時間化フオーマツトパ
ターンを示している。 第3図は第1図aのヘツドL1,L2が第2図の
軌跡をトレースして得られる再生信号を処理する
回路の構成を示す。ヘツドL1,L2の信号はそれ
ぞれ増幅器1,2を介して増幅され、輝度信号復
調器3でY信号が復調され、色度信号復調回路4
でC信号が復調される。色度信号復調回路4出力
のC信号は1H遅延線5を介してか、あるいは1H
遅延線5をバイパスして出力される。スイツチ6
はこれが選択されるスイツチで、スイツチ6の出
力信号は加算点16で輝度信号復調器3出力の信
号と加算されて出力される。加算点16の出力信
号は0.5H遅延線7を介してか、あるいは0.5H遅
延線7をバイパスして出力される。スイツチ8は
これが選択されるスイツチである。前記0.5H遅
延線7はスチル時の水平同期信号の周期の連続性
を補正するためのものでスキユー補正を行なつて
いる。PAL信号、SECAM信号は一種の線順次方
式で信号が伝送されており、B−Y,R−Yの順
列が乱れるとテレビ画面上での色再生は不安定と
なる。前記1H遅延線5はスチル再生時の色信号
の上記の色順列を補正するためのものである。 なお、前記スイツチ6,8は次のようにして切
換えられている。ジヤンピング回路10は、水平
分離回路9を介した前記加算点16の信号から
0.5Hのスキユー成分を検出してスイツチ8を制
御し、スキユー補正を行なう。一方、ジヤンピン
グ回路10の出力信号(第4図a)は積分回路1
1、波形整形回路12を介してチヤツタリング成
分が除去され論理回路13に入る。この論理回路
13は、波形整形回路12の出力信号(第4図
b)とヘツドスイツチングパルス(第4図c)を
入力して論理処理を行なつて第4図dの信号を出
力し、色順列を補正するためにスイツチ6を制御
する。信号dはヘツドスイツチングパルスCの8
フイールド分を1周期として繰り返している。 このようにしてスイツチ6,8を切換えること
によつて、スイツチ8出力の再生のビデオ出力は
スキユー色順列の問題のない正常な信号となる。 なお、フアインスロー再生時には、フアインス
ロースタート信号eを更に入力し論理回路13
は、信号dを発生する。この場合、ジヤンピング
回路10からの信号bも同時に論理回路13に入
力されている。第5図はこれらの信号の関係を示
し、フアインスロースタート信号eの最低周期
は、信号dの周期性(10フイールド分)となつて
いる。信号d′はフアインスロー再生時におけるテ
ープ移動に伴なうトラツク移動の瞬間時エンベロ
ープの低下を改善するために、1フイールド分だ
けヘツドをL2からR1に切換え処理を行なつたと
きの波形を示す。 上記実施例において、ヘツドL2はヘツドR1に
対して2.25Hの進み角αで配設されていたが、こ
の進み角αは2.25Hに限定されるものではなく、
(2n+0.25)H、但し、n=0,1,2,3,…
…の整数であればよい。また、ヘツドL2は第1
図bのようにヘツドR1に対して1.75Hの遅れ角β
で配設してもよい。更に、この遅れ角βは(2n
−0.25)Hと表わすことができる。 上記実施例では通常記録再生用ヘツドL1を特
殊再生用に流用したが、これはヘツドL1とL2と
は別に特殊再生用の2つのヘツドを設けて4ヘツ
ド構成としてもよい。ただ特殊再生用ヘツドL1,
L2の取付角度は、180°の割り出しに対しα,βの
ずれになるようにすればよい。 上記実施例では特殊再生用に左アジマスのヘツ
ドL2を追加して構成したが、これは右アジマス
のヘツドR2をヘツドL1に近接して進み角αまた
は遅れ角βで配設してヘツドR1とR2の組合せに
よつてスチル、スロー再生を行つても同様の効果
が得られる。 本発明のポイントについて説明する。 まず、フイルードスチル時の水平同期位相と色
信号順列について第2図のフイルードスチル軌跡
図を使つて説明する。この第2図には、スチルの
1フイールド分の区間が示されている。 フイールドスチルは、同一アジマスヘツドを使
用するため隣接トラツクの情報は、無関係であ
る。ヘツドL1/L2の180°の割り振り角のずれは、
2.25Hの進みとする。 (1) スチル再生時のフイールドの切り替わり点で
の水平同期信号の位相ずれは、 ヘツド名 L1 L2 L1 L2… 位相差 0.5H 0H 0.5H 0H… となる。 色信号の順列は、 ヘツド名 L1 L2 L1 L2 順列合否 X X X X L1 L2 L1 X X X となる。 (2) 本案での、遅延線の補正切り替えリズムは、
次の通りとなる。ただしヘツド名をA、スキユ
ー補正0.5HをB、色順列補正をCとする。
ル機能を有する磁気記録再生装置に関する。 従来例の構成とその問題点 従来、水平同期並び条件を満足しないテープフ
オーマツト、例えば、VHSのPAL,SECAMの
長時間フオーマツト(8時間記録モード)におい
てはフイールドスチル、スロー再生時のビデオ信
号はスキユー歪を有し、色順列の乱れたものとな
り、正規のPAL信号、SECAM信号とすることが
できないのが現状である。 発明の目的 本発明は水平同期並び条件を満足しないテープ
フオーマツトであつてもフイールドスチル、スロ
ー再生時にスキユー歪みのない、色順列の乱れの
ない正規の信号が得られる磁気記録再生装置を提
供することを目的とする。 発明の構成 本発明の磁気記録再生装置は、通常の記録再生
時には、回転シリンダー上にRアジマス、Lアジ
マスヘツドを180°の位置に配設し、PAL信号ある
いはSECAM信号をアジマス記録再生を行い、記
録パターンの並びが0.75H(第2図に示すように
隣接トラツクとの位相ずれ)の条件下に於いて特
殊再生を行う時、互いに同じアジマスを持つ2個
のヘツドを180°の割り出しに対して進み角が2N
+0.25H(N=0.1.2.3……)または、遅れ角が2N
−0.25H(N=1.2.3……)になるように配設し、
この2個のヘツドによる再生信号から輝度信号復
調と色度信号復調し、色度信号またはこの色度信
号を1H遅延した信号の一方を第1のスイツチで
選択して前記輝度信号と加算し、この加算信号ま
たはこの加算信号を0.5H遅延した信号の一方を
第2のスイツチで選択して出力するよう構成する
よう構成すると共に、第2のスイツチは前記加算
信号のスキユー信号(水平同期信号の位相の不連
続点を示す信号)の有無を検出して切換えを実行
し、第1のスイツチはスキユー補正信号(水平同
期信号の位相の不連続点を検出し、補正パルスを
出す信号)とヘツドスイツチングパルスを論理処
理した信号に基づいて切換えを実行するよう構成
したことを特徴とする。 実施例の説明 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。 第1図a,bはそれぞれフイールドスチル、ス
ロー再生を行なうときのヘツド仕様の一例を示す
図である。矢印Aはシリンダ回転方向を表わす。
R1,L1は通常記録再生ヘツドで、aの場合には
ヘツドR1に近接して進み角αでヘツドL2が配設
されており、フイールドスチル、スロー再生時に
はヘツドL1とL2が使用される。なお、第1図に
おいてアルフアベツトのR,Lはそれぞれアジマ
スの傾きの方向が右、左の場合を表わしている。
またαはテレビジヨン方式の水平同期信号周期の
2.25Hに選ばれている。 第2図はフイールドスチル再生時のヘツド軌跡
を示す。このパターンは、隣接トラツクとの水平
同期並びずれは、0.25HとなりPAL信号、
SECAM信号での色配列状態も示している。これ
は、VHS規格に於ける長時間化フオーマツトパ
ターンを示している。 第3図は第1図aのヘツドL1,L2が第2図の
軌跡をトレースして得られる再生信号を処理する
回路の構成を示す。ヘツドL1,L2の信号はそれ
ぞれ増幅器1,2を介して増幅され、輝度信号復
調器3でY信号が復調され、色度信号復調回路4
でC信号が復調される。色度信号復調回路4出力
のC信号は1H遅延線5を介してか、あるいは1H
遅延線5をバイパスして出力される。スイツチ6
はこれが選択されるスイツチで、スイツチ6の出
力信号は加算点16で輝度信号復調器3出力の信
号と加算されて出力される。加算点16の出力信
号は0.5H遅延線7を介してか、あるいは0.5H遅
延線7をバイパスして出力される。スイツチ8は
これが選択されるスイツチである。前記0.5H遅
延線7はスチル時の水平同期信号の周期の連続性
を補正するためのものでスキユー補正を行なつて
いる。PAL信号、SECAM信号は一種の線順次方
式で信号が伝送されており、B−Y,R−Yの順
列が乱れるとテレビ画面上での色再生は不安定と
なる。前記1H遅延線5はスチル再生時の色信号
の上記の色順列を補正するためのものである。 なお、前記スイツチ6,8は次のようにして切
換えられている。ジヤンピング回路10は、水平
分離回路9を介した前記加算点16の信号から
0.5Hのスキユー成分を検出してスイツチ8を制
御し、スキユー補正を行なう。一方、ジヤンピン
グ回路10の出力信号(第4図a)は積分回路1
1、波形整形回路12を介してチヤツタリング成
分が除去され論理回路13に入る。この論理回路
13は、波形整形回路12の出力信号(第4図
b)とヘツドスイツチングパルス(第4図c)を
入力して論理処理を行なつて第4図dの信号を出
力し、色順列を補正するためにスイツチ6を制御
する。信号dはヘツドスイツチングパルスCの8
フイールド分を1周期として繰り返している。 このようにしてスイツチ6,8を切換えること
によつて、スイツチ8出力の再生のビデオ出力は
スキユー色順列の問題のない正常な信号となる。 なお、フアインスロー再生時には、フアインス
ロースタート信号eを更に入力し論理回路13
は、信号dを発生する。この場合、ジヤンピング
回路10からの信号bも同時に論理回路13に入
力されている。第5図はこれらの信号の関係を示
し、フアインスロースタート信号eの最低周期
は、信号dの周期性(10フイールド分)となつて
いる。信号d′はフアインスロー再生時におけるテ
ープ移動に伴なうトラツク移動の瞬間時エンベロ
ープの低下を改善するために、1フイールド分だ
けヘツドをL2からR1に切換え処理を行なつたと
きの波形を示す。 上記実施例において、ヘツドL2はヘツドR1に
対して2.25Hの進み角αで配設されていたが、こ
の進み角αは2.25Hに限定されるものではなく、
(2n+0.25)H、但し、n=0,1,2,3,…
…の整数であればよい。また、ヘツドL2は第1
図bのようにヘツドR1に対して1.75Hの遅れ角β
で配設してもよい。更に、この遅れ角βは(2n
−0.25)Hと表わすことができる。 上記実施例では通常記録再生用ヘツドL1を特
殊再生用に流用したが、これはヘツドL1とL2と
は別に特殊再生用の2つのヘツドを設けて4ヘツ
ド構成としてもよい。ただ特殊再生用ヘツドL1,
L2の取付角度は、180°の割り出しに対しα,βの
ずれになるようにすればよい。 上記実施例では特殊再生用に左アジマスのヘツ
ドL2を追加して構成したが、これは右アジマス
のヘツドR2をヘツドL1に近接して進み角αまた
は遅れ角βで配設してヘツドR1とR2の組合せに
よつてスチル、スロー再生を行つても同様の効果
が得られる。 本発明のポイントについて説明する。 まず、フイルードスチル時の水平同期位相と色
信号順列について第2図のフイルードスチル軌跡
図を使つて説明する。この第2図には、スチルの
1フイールド分の区間が示されている。 フイールドスチルは、同一アジマスヘツドを使
用するため隣接トラツクの情報は、無関係であ
る。ヘツドL1/L2の180°の割り振り角のずれは、
2.25Hの進みとする。 (1) スチル再生時のフイールドの切り替わり点で
の水平同期信号の位相ずれは、 ヘツド名 L1 L2 L1 L2… 位相差 0.5H 0H 0.5H 0H… となる。 色信号の順列は、 ヘツド名 L1 L2 L1 L2 順列合否 X X X X L1 L2 L1 X X X となる。 (2) 本案での、遅延線の補正切り替えリズムは、
次の通りとなる。ただしヘツド名をA、スキユ
ー補正0.5HをB、色順列補正をCとする。
【表】
このリズムは、第4図のb,c,dに表してい
る。 次にフアインスローの動作時について説明す
る。 フアインスローとは、フアインスロー指令パル
ス(第5図−e)が来る度にテープを間欠的に送
り、次のビデオトラツクに移動させスロー再生を
行うものである。フイールドフアインスローとな
ると、次のトラツクへ移動する時は、同一アジマ
ストラツクしかピツクアツプ出来ないため隣接ト
ラツクの情報は、無視され、いきなり隣隣接トラ
ツクとの関係が重要である。この時の隣隣接トラ
ツクとのH並びは、0.5Hのずれとなる。 この様な条件下での、スキユー補正用0.5H遅
延線及び色順列補正用1H遅延線の切り替えの様
子は、第5図b,dに示される。 第5図−d′は、フアインスロー再生時のトラツ
クの移動の瞬間一時的に異種のアジマスヘツド
R2を利用する時の様子を示す。R2ヘツドへの切
り替えのタイミングは、その下の波形図(d′モー
ド時のヘツド遷移図)に示す。 次に、第3図、第4図の各部波形について、も
う少し説明を行う。 信号hは、ヘツドL1,L2でピツクアツプされ
たスチル時の増幅器1,2で増幅されたエンベロ
ープ波形を示す。信号iは、Y信号を復調器3で
FM復調した時の波形を示す。信号jは、C信号
を復調器4で低域搬送色信号から高域搬送色信号
に変換された波形を示す(この動作は、VHSフ
オーマツトにのつとつたものである。)信号jは、
1H遅延線とスイツチ6とにより色順列が補正さ
れる。信号eは、Y信号と色順列補正後のC信号
をMIXした時の波形である。この信号eには、
ヘツドの切り替え点に水平同期信号の位相の不連
続成分(0.5H)をもつている。その様子は、H
分離回路9の出力信号fに示される(太線で示し
ている)。また次のジヤンピング回路(スキユー
検出回路)の出力信号aとなつて現れる。積分回
路11波形整形回路12は、信号aにはチヤツタ
リング成分が見られるため波形整形を行うための
回路である。信号gは、0.5H遅延線7とスイツ
チ8とによりスキユー補正が行われた後の波形で
ある。 第4図、第5図の信号b,c,dは、0.5H遅
延線、1H遅延線のON−OFFの状況やヘツドL1,
L2の対応関係をも示している。 発明の効果 以上説明のように本発明の磁気記録再生装置に
よると、フイールドスチル、スロー再生時のビデ
オ出力信号がスキユー歪のない、色順列の乱れの
ない正規の正規のPAL信号あるいは、SECAM信
号となることができる。 またヘツドL1,L2は、H並び条件を満足する
パターン、例えばVHS規格の標準モードのPAL
信号、SECAM信号についても、使用することが
できる。このときのスキユー補正には0.25Hの遅
延線が必要となる。
る。 次にフアインスローの動作時について説明す
る。 フアインスローとは、フアインスロー指令パル
ス(第5図−e)が来る度にテープを間欠的に送
り、次のビデオトラツクに移動させスロー再生を
行うものである。フイールドフアインスローとな
ると、次のトラツクへ移動する時は、同一アジマ
ストラツクしかピツクアツプ出来ないため隣接ト
ラツクの情報は、無視され、いきなり隣隣接トラ
ツクとの関係が重要である。この時の隣隣接トラ
ツクとのH並びは、0.5Hのずれとなる。 この様な条件下での、スキユー補正用0.5H遅
延線及び色順列補正用1H遅延線の切り替えの様
子は、第5図b,dに示される。 第5図−d′は、フアインスロー再生時のトラツ
クの移動の瞬間一時的に異種のアジマスヘツド
R2を利用する時の様子を示す。R2ヘツドへの切
り替えのタイミングは、その下の波形図(d′モー
ド時のヘツド遷移図)に示す。 次に、第3図、第4図の各部波形について、も
う少し説明を行う。 信号hは、ヘツドL1,L2でピツクアツプされ
たスチル時の増幅器1,2で増幅されたエンベロ
ープ波形を示す。信号iは、Y信号を復調器3で
FM復調した時の波形を示す。信号jは、C信号
を復調器4で低域搬送色信号から高域搬送色信号
に変換された波形を示す(この動作は、VHSフ
オーマツトにのつとつたものである。)信号jは、
1H遅延線とスイツチ6とにより色順列が補正さ
れる。信号eは、Y信号と色順列補正後のC信号
をMIXした時の波形である。この信号eには、
ヘツドの切り替え点に水平同期信号の位相の不連
続成分(0.5H)をもつている。その様子は、H
分離回路9の出力信号fに示される(太線で示し
ている)。また次のジヤンピング回路(スキユー
検出回路)の出力信号aとなつて現れる。積分回
路11波形整形回路12は、信号aにはチヤツタ
リング成分が見られるため波形整形を行うための
回路である。信号gは、0.5H遅延線7とスイツ
チ8とによりスキユー補正が行われた後の波形で
ある。 第4図、第5図の信号b,c,dは、0.5H遅
延線、1H遅延線のON−OFFの状況やヘツドL1,
L2の対応関係をも示している。 発明の効果 以上説明のように本発明の磁気記録再生装置に
よると、フイールドスチル、スロー再生時のビデ
オ出力信号がスキユー歪のない、色順列の乱れの
ない正規の正規のPAL信号あるいは、SECAM信
号となることができる。 またヘツドL1,L2は、H並び条件を満足する
パターン、例えばVHS規格の標準モードのPAL
信号、SECAM信号についても、使用することが
できる。このときのスキユー補正には0.25Hの遅
延線が必要となる。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図a,b
はヘツド仕様を示すシリンダー構成図、第2図は
VHS規格の長時間フオーマツトに於けるスチル
再生時のパターン図、第3図は再生信号処理回路
の構成図、第4図と第5図はそれぞれ第3図のス
チル、スロー再生時の各部波形図である。 L1,L2……ヘツド、3……輝度信号復調器、
4……色度信号復調器、5……1H遅延線、6…
…スイツチ〔第1のスイツチ〕、7……0.5H遅延
線、8……スイツチ〔第2のスイツチ〕、9……
水平分離回路、10……ジヤンピング回路、11
……積分回路、12……波形整形回路、13……
論理回路、C……ヘツドスイツチングパルス。
はヘツド仕様を示すシリンダー構成図、第2図は
VHS規格の長時間フオーマツトに於けるスチル
再生時のパターン図、第3図は再生信号処理回路
の構成図、第4図と第5図はそれぞれ第3図のス
チル、スロー再生時の各部波形図である。 L1,L2……ヘツド、3……輝度信号復調器、
4……色度信号復調器、5……1H遅延線、6…
…スイツチ〔第1のスイツチ〕、7……0.5H遅延
線、8……スイツチ〔第2のスイツチ〕、9……
水平分離回路、10……ジヤンピング回路、11
……積分回路、12……波形整形回路、13……
論理回路、C……ヘツドスイツチングパルス。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 通常の記録再生時には、回転シリンダー上に
Rアジマス、Lアジマスヘツドを180°の位置に配
設し、PAL信号あるいはSECAM信号をアジマス
記録再生を行い、記録パターンの並びが0.75H
(隣接トラツクとの位相ずれ)の条件下に於いて
特殊再生を行う時、互いに同じアジマスを持つ2
個のヘツドを180°の割り出しに対して進み角が
2N+0.25H(N=0.1.2.3……)または、遅れ角が
2N−0.25H(N=1.2.3……)になるように配設
し、この2個のヘツドによる再生信号から輝度信
号復調と色度信号復調し、色度信号またはこの色
度信号を1H遅延した信号の一方を第1のスイツ
チで選択して前記輝度信号と加算し、この加算信
号またはこの加算信号を0.5H遅延した信号の一
方を第2のスイツチで選択して出力するよう構成
するよう構成すると共に、第2のスイツチは前記
加算信号のスキユー信号(水平同期信号の位相の
不連続点を示す信号)の有無を検出して切換えを
実行し、第1のスイツチはスキユー補正信号(水
平同期信号の位相の不連続点を検出し、補正パル
スを出す信号)とヘツドスイツチングパルスを論
理処理した信号に基づいて切換えを実行するよう
構成した磁気記録再生装置。 2 スチル再生時に、スキユー補正信号とヘツド
スイツチング信号の位相関係で第1のスイツチの
切り替えを指示する論理回路を有することを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の磁気記録再生
装置。 3 スロー再生時に、スキユー補正信号とヘツド
スイツチング信号とフアインスロースタート信号
(次の隣隣接トラツクへテープを間欠的に微小移
動させるための指令信号)との位相関係で第1の
スイツチ切り替えを指示する論理回路を有するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁気
記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58156646A JPS6047587A (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58156646A JPS6047587A (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6047587A JPS6047587A (ja) | 1985-03-14 |
JPH053798B2 true JPH053798B2 (ja) | 1993-01-18 |
Family
ID=15632204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58156646A Granted JPS6047587A (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6047587A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6195516B1 (en) | 2000-02-18 | 2001-02-27 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Developing device |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5630382A (en) * | 1979-08-20 | 1981-03-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Video signal recording and reproducing device |
JPS572177A (en) * | 1980-06-04 | 1982-01-07 | Sony Corp | Reproducing device of video signal |
JPS5713881A (en) * | 1980-06-26 | 1982-01-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Recording and reproducing device for video signal |
JPS5739677A (en) * | 1980-08-20 | 1982-03-04 | Sony Corp | Reproducing device for video signal |
JPS59153393A (ja) * | 1983-02-21 | 1984-09-01 | Mitsubishi Electric Corp | 映像信号記録再生装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5967072U (ja) * | 1982-10-26 | 1984-05-07 | 三菱電機株式会社 | 映像信号記録再生装置 |
-
1983
- 1983-08-26 JP JP58156646A patent/JPS6047587A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5630382A (en) * | 1979-08-20 | 1981-03-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Video signal recording and reproducing device |
JPS572177A (en) * | 1980-06-04 | 1982-01-07 | Sony Corp | Reproducing device of video signal |
JPS5713881A (en) * | 1980-06-26 | 1982-01-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Recording and reproducing device for video signal |
JPS5739677A (en) * | 1980-08-20 | 1982-03-04 | Sony Corp | Reproducing device for video signal |
JPS59153393A (ja) * | 1983-02-21 | 1984-09-01 | Mitsubishi Electric Corp | 映像信号記録再生装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6047587A (ja) | 1985-03-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0151538B1 (en) | Video tape recorder | |
US4007485A (en) | Color video signal reproducing apparatus | |
US4825300A (en) | Magnetic video recording system and method with horizontal synchronization interval alignment | |
JPH053798B2 (ja) | ||
EP0024850B1 (en) | Video signal recording and reproducing apparatus | |
JPH058635B2 (ja) | ||
JPS6318918B2 (ja) | ||
EP0024869B1 (en) | Video signal recording and reproducing apparatus | |
JPS6318917B2 (ja) | ||
JPH058634B2 (ja) | ||
JPH0127344Y2 (ja) | ||
JPH0127638B2 (ja) | ||
US4984095A (en) | Video signal processing apparatus having delay means for varied uses | |
JPS62152292A (ja) | 映像信号記録再生装置 | |
JPH0231557B2 (ja) | ||
JPS6252997B2 (ja) | ||
JPS61203792A (ja) | 映像信号処理装置 | |
JP2502617B2 (ja) | 映像信号記録再生装置 | |
JPH02279089A (ja) | Vtrの特殊再生装置 | |
JPS643116B2 (ja) | ||
JPS6184979A (ja) | カラ−信号処理回路 | |
JPH0752961B2 (ja) | Vtrの特殊再生装置 | |
JPH0453156B2 (ja) | ||
JPS6062792A (ja) | 磁気録画再生装置 | |
JPH0357394A (ja) | 磁気記録再生装置 |