JPS63188798A - 湿式ブラスト洗浄装置 - Google Patents

湿式ブラスト洗浄装置

Info

Publication number
JPS63188798A
JPS63188798A JP2160787A JP2160787A JPS63188798A JP S63188798 A JPS63188798 A JP S63188798A JP 2160787 A JP2160787 A JP 2160787A JP 2160787 A JP2160787 A JP 2160787A JP S63188798 A JPS63188798 A JP S63188798A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
particles
hydrocyclone
cleaning
blasting material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2160787A
Other languages
English (en)
Inventor
樋口 重雄
四方 信夫
秋元 秀敏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Plant Technologies Ltd filed Critical Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority to JP2160787A priority Critical patent/JPS63188798A/ja
Publication of JPS63188798A publication Critical patent/JPS63188798A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、洗浄装置に係り、特に、水や溶剤等の液体と
微細な硬質粒体(ブラスト材粒子)が混合されているス
ラリーを洗浄対象物に噴射させ、液体の洗浄力と粒体の
打撃力により洗浄対象物に付着した汚れを除去し、洗浄
を行う湿式ブラスト洗浄装置に関する。
〔従来の技術〕
qの種の装置では、スラリーによる洗浄の後に清澄な洗
浄液によるすすぎ工程を設け、洗浄対象物に付着した粒
体及び汚れの微粒子(以下、汚染微粒子と称する)を洗
い流している。
この清澄な洗浄液として、水道水等の上水を使い捨てで
使用すれば、洗浄は容易に行うことができる。しかし、
原子力発電所で使用する道工具等を対象とする洗浄装置
では、廃液の量が問題となる。そこで、球体等のブラス
ト粒子や汚染微粒子を含むスラリーからブラスト材粒子
や汚染微粒子を分離して、浄化した液を洗浄液として用
いる方法が望ましい。
ブラスト材粒子は、通常、数十μmから数百μmの粒径
を有するものであるため、これを液体サイクロン等で容
易に分離できる。また、汚染微粒子中には、放射能を有
する物質も含まれ、これらを洗浄槽内に蓄積することは
好ましくないので、これらを分離しなければならない。
従って、従来技術では、球体ブラスト材粒子を分離した
後に、繊維状フィルタを有する口過塔で汚染微粒子を分
離することにより液を浄化する方法が用いられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
繊維状フィルタは、汚染微粒子を狭小な繊維間に捕捉し
て除去するため、微細な粒子の除去が可゛能である。し
かし、捕捉された粒子は、強固に繊維間に取り込まれて
いるため、逆洗等の機械的なエネルギーを用いて、これ
を取り除いて再生することは、困難である。従って、使
用を繰り返すうちに捕捉した汚染微粒子の量が多くなり
、圧力損失が増すので、フィルタエレメントの交換をし
ばしば行う必要がある。即ち、従来技術では、すすぎ洗
浄液の浄化に用いる繊維状フィルタエレメントの交換頻
度が高いという欠点がある。
従って、本発明は、前記従来技術の欠点を解消し、すす
ぎ洗浄液の浄化に使用する繊維状フィルタエレメントの
交換頻度を低下した湿式ブラスト洗浄装置を提供するこ
とを目的とす、る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、湿式ブラスト洗浄により発生した汚染微粒子
の主成分が研削金属片であり、十μm〜数十μm程度の
粒径を持つため、液体サイクロンで分離できること、ま
た、ブラスト材粒子と汚染微粒子も液体サイクロンで容
易に分離できることに着目し、ブラスト材粒子を邪魔板
を用いて慣性力等で大部分除去した汚染微粒子を含む液
を液体サイクロンに流入させ、残存ブラスト材粒子を除
去してから、更に、この液体サイクロンの上方出口液を
第二の液体サイクロンに供給し、汚染微粒子を除去して
から繊維状フィルタを有する口過塔へ送り、他方、第二
の液体サイクロンの下方出口からの流出液は、汚染微粒
子を含むので、沈降槽へ送り、時間をかけて分離するよ
うに構成することによって前記の問題点を解決したもの
である。
即ち、本発明の洗浄装置は、上部にブラストノズル及び
すすぎノズルを有する洗浄槽、洗浄槽中でブラスト材粒
子が大部分除去され、汚染微粒子を含む液が流入し、残
存ブラスト材粒子を除去する第一の液体サイクロン、第
一の液体サイクロンの上方出口液が流入し、汚染微粒子
を除去する第二の液体サイクロン及び第二の液体サイク
ロンの上方出口液が流入し、残存汚染微粒子を除去する
繊維状フィルタを有する口過塔が順次連結され、該口過
塔からの口液はすすぎノズルに返送され、他方、第二の
液体サイクロンの下方には、その下方出口からの流出液
から汚染微粒子を沈降分離する沈降槽が連結されている
ことを特徴とする。
〔実施例〕
次に、本発明を第1図に示す実施態様に基づいて説明す
る。この装置は、原子力発電所で使用する工具や工事資
材等の除染装置である。
この装置においては、ブラスト洗浄槽1は、その液面レ
ベル以下の比較的上部の側面から、洗浄液ポンプ9を介
して配管により第一液体サイクロン2に連結され、更に
第一液体サイクロン2の上方出口は第二の液体サイクロ
ン3に連結され、第二の液体サイクロン3の上方出口は
口過塔4と連結され、その口液は配管28により洗浄液
としてすすぎノズル23へ返送される。また、第二液体
サイクロン3の下方出口の配管は、分岐され、一方は沈
降分離槽7の一方の端部に連結され、他方は洗浄液ポン
プ9を介して第一液体サイクロン2に連結される。更に
、沈降分離槽7の他端からは、還流ポンプ11及び洗浄
液ポンプ9を介して第一液体サイクロン2に連結される
また、ブラスト洗浄槽1の下部からは、スラリーポンプ
8を介してスラリー26をブラストノズル22へ送る配
管が付設されている。スラリーポンプ8とブラストノズ
ル22の間は分岐され、ブラスト洗浄槽l内の下部に配
設された混合用ノズル25に連結されている。ブラスト
ノズル22には、コンプレッサ6から圧縮空気が送られ
、また、ブラスト洗浄槽1の上部からは、排気フィルタ
5及び排気ファン10を介して排ガスが系外へ排出され
るようになっている。
次に、この装置の動作について説明する。この湿式ブラ
スト洗浄装置では、密閉された洗浄槽1内でブラスト材
である球体等の粒子が懸濁されたスラリーと加圧空気と
をブラストノズル22から洗浄対象物に噴射して、洗浄
を行う。ブラスト材粒子としては、例えば平均粒径16
0μmのガラスピーズを用いることができる。スラリー
ポンプ8で吸引されたスラリー26は、その一部がバル
ブ12を経て混合用ノズル25からブラスト洗浄槽1に
戻り、スラリー26の攪拌混合を行う。また、残りは、
バルブ13を介してブラストノズル22へ送られ、コン
プレッサ6よりバルブ18を経て供給された圧縮空気と
共に噴射し、対象物の表面に固着した汚染物を除去する
。この時、洗浄槽1内の内圧を一定にするため、排気フ
ィルタ5を通して排気ファン10によって排気される。
除染終了後の除染対象物の表面には、粒体や剥離された
汚染微粒子が付着している。
そこで、引き続いてすすぎ洗浄を行う。ブラスト洗浄槽
1内の邪魔板24の付近は、混合が不充分で、また、邪
魔板の作用で慣性力による固液分離が行われるため、液
中の粒体はほとんど分離された状態となっている。従っ
て、粒体をほとんど含まない液が第一液体サイクロン2
に供給されることになる。第一液体サイクロン2は、5
0μm程度の粒子の回収率を50%になるよに設計され
ており、供給された液が第一液体サイクロン2を通り抜
ける間に、粒体は下方に、また、汚染微粒子は上方に分
離される。下方の粒体を含む液は、バルブ15を介して
ブラスト洗浄槽1に戻される。
一方、第一液体サイクロンの上方出口からの汚染微粒子
を含む液は、第二液体サイクロン3に供給されることに
なる。
第二液体サイクロン3は、10μm程度の粒子の回収率
が50%になるように設計されており、ここに供給され
た液が第二液体サイクロン3を通り抜ける間に汚染微粒
子は下方に分離される。この汚染微粒子を含む液は、バ
ルブ16及び洗浄液ポンプ9を介して第一液体サイクロ
ン2へ戻される。
第二液体サイクロン3の上方より流出した、残存する少
量の汚染微粒子を含む液は、バルブ29を介して繊維状
フィルタエレメントを有する口過基4へ送られる。ここ
で、液中の残存する汚染微粒子は除去され、液は洗浄液
として配管28よりバルブ17を介してすすぎノズル2
3からブラスト洗浄槽1に戻される。すすぎノズル23
から噴射された洗浄液で洗浄対象物の表面に付着した球
体及び汚染微粒子を洗い流すことができる。
このような操作で、湿式ブラスト洗浄及びすすぎ洗浄が
行われる。この操作が繰り返されると1、液体サイクロ
ン2及び3内の液中に汚染微粒子が蓄積し、放射線量が
増加する。そこで、バルブ14、バルブ15、バルブ1
6及びバルーy”29f::閉じ、バルブ19及びバル
ブ20を開け、還流ポンプ11を起動させる。液体サイ
クロン2及び3の液中の汚染微粒子は、液中に懸濁した
まま、沈降分離槽7の一方の端へ送られる。沈降分離槽
7は内部に邪魔板を有しており、一方の端より流入した
懸濁液を邪魔板の間を押し出し流れに近い状態で移動す
る。沈降分離槽7内に貯溜されていた上澄液は、他方の
端より溢流して、更に還流ポンプ11より吸引されて、
押し出し流れループを形成する。一定量の液が流れた時
点で停止する。ここで、押し出しが開始されてから、液
体サイクロン2及び3内の汚染微粒子が沈降分離槽7へ
送られるまでの時間に流れる液体の量に対し、沈降分離
槽7の、容積を大きくしておけば、汚染微粒子の群が液
体サイクロン2の上方に戻ることはない。
このようにして、汚染微粒子の排出が終了すると、還流
ポンプ11は停止され、バルブ19及びバルブ20は閉
じられ、バルブ14.15.16及び29が開かれ、前
記の粒体と液体による洗浄操作が開始される。同時に沈
降分離槽7では、槽内の汚染微粒子の沈降分離が開始さ
れる。
液体サイクロン2及び3内に汚染微粒子が蓄積するには
、時間がかかるので、次の汚染微粒子の押し出しまでの
間、沈降分離槽7内での汚染微粒子の沈降分離を充分に
時間をかけて行うことができる。沈降した汚染微粒子2
7は、バルブ21より排出される。
本発明の装置によれば、以上のような操作で、液中の汚
染微粒子の大部分を液体サイクロンと沈降分離槽によっ
て除去することができ、繊維状フィルタエレメントを有
する口過基へ流入する微粒子の負荷を著しく軽減するこ
とができ、これによって口過基の繊維状フィルタエレメ
ントの交換頻度を少なくすることができる。
また、上記の実施例では、すすぎ洗浄液とじてフラワー
を固液分離して用いるので、スラリー〇液浄化も常に行
うことになり、除染時に汚染物が洗浄対象物に付着して
逆汚染することも少ない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、すすぎ洗浄液の浄化に使用する繊維状
フィルタの交換頻度を著しく少な(することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の湿式ブラスト洗浄装置の1実施例を
示す系統図である。 ■・・・ブラスト洗浄槽、2・・・第一液体サイクロン
、3・・・第二液体サイクロン、4・・・口過基、7・
・・沈降分離槽、11・・・還流ポンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液体と粒状ブラスト材とが混合されたスラリーを
    洗浄槽内に配置された洗浄対象物に噴射させ、液体の洗
    浄力とブラスト材の打撃力により洗浄対象物に付着した
    汚れを除去し、洗浄を行う湿式ブラスト洗浄装置におい
    て、上部にブラストノズル及びすすぎノズルを有する洗
    浄槽、洗浄槽中でブラスト材粒子が大部分除去され、汚
    染微粒子を含む液が流入し、残存ブラスト材粒子を除去
    する第一の液体サイクロン、第一の液体サイクロンの上
    方出口液が流入し、汚染微粒子を除去する第二の液体サ
    イクロン及び第二の液体サイクロンの上方出口液が流入
    し、残存汚染微粒子を除去する繊維状フィルタを有する
    ロ過塔が順次連結され、該ロ過塔からのロ液はすすぎノ
    ズルに返送され、他方、第二の液体サイクロンの下方に
    は、その下方出口からの流出液から汚染微粒子を沈降分
    離する沈降槽が連結されていることを特徴とする湿式ブ
    ラスト洗浄装置。
  2. (2)洗浄槽の、第一の液体サイクロンへの液体供給口
    付近に、ブラスト材を分離する邪魔板等が付設されてい
    る特許請求の範囲第1項記載の洗浄装置。
JP2160787A 1987-01-30 1987-01-30 湿式ブラスト洗浄装置 Pending JPS63188798A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2160787A JPS63188798A (ja) 1987-01-30 1987-01-30 湿式ブラスト洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2160787A JPS63188798A (ja) 1987-01-30 1987-01-30 湿式ブラスト洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63188798A true JPS63188798A (ja) 1988-08-04

Family

ID=12059722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2160787A Pending JPS63188798A (ja) 1987-01-30 1987-01-30 湿式ブラスト洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63188798A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008107094A (ja) * 2006-10-23 2008-05-08 Ihi Corp 廃ブラスト材の処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008107094A (ja) * 2006-10-23 2008-05-08 Ihi Corp 廃ブラスト材の処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4787987A (en) Filter apparatus and method
JPH0735021B2 (ja) ブラスト媒体の回収及び浄化システム
AU2528288A (en) Filter media for filter systems
CN207429780U (zh) 一种具有清理功能的废液多级过滤装置
CN209771691U (zh) 一种防尘水循环过滤系统
JP2013108758A (ja) 放射能汚染土壌の除染方法
JPS63188798A (ja) 湿式ブラスト洗浄装置
JPS63156660A (ja) 湿式プラスト洗浄装置
JP2000317224A (ja) 濾過装置、その保守方法及び濾過器
JPH0796087B2 (ja) 液体濾過装置
JP2004113962A (ja) 水力分級機
JP2651559B2 (ja) ウォータジェット加工装置の廃液処理装置
KR101269213B1 (ko) 토양의 탄화수소오염 제거방법
JP7266457B2 (ja) ろ過材洗浄方法
CN217594211U (zh) 一种用于喷砂工艺的粉尘回收系统
CN212757826U (zh) 一种锅炉尾气处理装置
CN218653654U (zh) 一种洗涤塔自动喷淋净化装置
JP3096128B2 (ja) 固形分を含む廃液の供給装置
CN209392816U (zh) 一种循环水处理设备
JPH01228519A (ja) 高融点金属酸化物回収装置
KR20190000519A (ko) 선택집진이 가능한 여과시스템
JPH01107850A (ja) イオン交換樹脂洗浄装置
JP2829993B2 (ja) 濾過器の洗浄方法
JPS6067897A (ja) 配管洗浄材の回収処理方法
JPH0128804Y2 (ja)