JPS63188409A

JPS63188409A - 板圧延装置

Info

Publication number: JPS63188409A
Application number: JP62016141A
Authority: JP
Inventors: Seishiro Yoshihara; 吉原　征四郎; Takao Kawanami; 川並　高雄
Original assignee: Nippon Steel Corp
Current assignee: Nippon Steel Corp
Priority date: 1987-01-28
Filing date: 1987-01-28
Publication date: 1988-08-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は板の圧延装置に関するものである。本発明の圧
延装置は金属板の製造及びその他の圧延加工可能な材料
の板の製造用として用いられる。

（従来の技術）板圧延に際１ノ；板幅方向に厚さを均一にしようとする
試みが続けられている。その例として、ロール径を中央
に向って大きくした、いわゆるクラウンを付けたロール
を用いる技術や、ワークロールに曲げ力を加える技術や
、あるいはワークロールを交差させる技術などがあるが
、これらの技術はいずれも被圧延材の厚さや幅が変った
場合に極めて限定された対応しかとれない。

（発明が解決しようとする問題点）本発明はロール軸方向に小刻みにワークロール隙間を変
化できる板圧延装置を提供することを第１の目的とする
。また、ロール軸方向にロールの温度を変化させること
ができる板形状の操作手段を持つ板圧延装置を提供する
ことを第２の目的とする。

（面題点を解決するための手段）本発明の要旨は下記の通りである。

（１）圧延ロールをその内部においてロール軸に垂直な
面内で分割すると共に、該ロールの供給熱量を該ロール
の長さ方向に変化できるロール加熱装置を具備している
ことを特徴とする板圧延装置。

（２）圧延ロールをその内部においてロール軸に垂直な
面内で分割し、かつロール軸心部に冷却孔を設けると共
に、該ロールへの供給熱量を該ロールの長さ方向に変化
できるロール加熱装置を具備していることを特徴とする
板圧延装置。・（３）バックアップロールをその内部に
おいてロール軸に垂直な面内で分割し、かつロール軸心
部に冷却孔を設けると共に、該ロールへの供給熱量を該
ロールの長さ方向に変化できるロール加熱装置と、該ロ
ールからの抜熱量を該ロールの長さ方向に変化できるロ
ール冷却装置とを具備していることを特徴とする板圧延
装置。

本発明装置を以下に詳細に説明する。第１図および第２
図は本発明装置が２段圧延機である場合の概念図であり
、それぞれ側断面図と２本のロール軸を通る断面図であ
る。

圧延ロールＩＡ、ＩＢはその内部においてロール軸２Ａ
、２［１に垂直な面で複数個に分割され、該分割位置に
は必然的に隙間３＾、３Ｂが生じ、該隙間は断熱層とし
て機能する。そして該隙間３八、３Ｂにより、隣接する
ロール片同志は独立に熱変形できることになる。本発明
装置では該圧延ロールＩＡ、１Ｂへの供給熱量を該ロー
ルの長さ方向に変化できるロール加熱装置４八、４Ｂを
具備し、該加熱装置は供給熱量を前記ロールの分割単位
ＩＡ−１，ＩＡ−２，・・・ＩＡ−ｍ、ＩＢ−１，１０
−２，−−−ＩＢ−ｎに対応して、互に独立して供給熱
量が変化できる加熱ユニット４Ａ−１，４Ａ−２，−４
八−ｍ、４１１−１．４Ｂ−２，−・・４Ｂ−ｎを具備
する。ロール軸２Ａ、２Ｂには冷却孔５Ａ、５１１とそ
の中に冷却管５Ａ−１，５８−１が設けられ、圧延ロー
ルが所定の温度以上になるのを防いでいる。

本発明装置では好ましくは、前記ロールの分割単位ＩＡ
−１，ＩＡ−２，・・・ＩＡ−ｍ、１８−１．ＩＢ−２
，−Ｉｎ−ｎに対応して互に独立してロールからの抜熱
量が変化できるロール冷却ユニット６Ａ−１，６Ａ−２
，・・・６Ａ−ｍ、６Ｂ−１，６８−２，−６８−ｎよ
り成るロール冷却装置６Ａ、６Ｂを具備する。

これらのロール加熱装置やロール冷却装置は、第２図に
示すように上下で位相をずらして配設することによって
、加熱または冷却ユニットを倍増すなわちｍ＋ｎ個にし
たのと同様の効果をあげ、ロールの温度変化の長さ刻み
を小さくすることができる。

第３図および第４図は本発明装置が４段圧延機である場
合の概念図であり、それぞれ側断面図と４本のロール軸
を通る断面図である。ワークロールＩＯＡ　、　ＩＯＢ
はバックアップロールＩＩＡ、ＩＩＢにより支承されて
おり、該バックアップロールＩＩＡ、ＩＩＢはその内部
においてロール軸１２＾、１２Ｂに垂直な面で分割され
、該分割位置には必然的に隙間１３Ａ。

１３Ｂが生じ、該隙間は断熱層として機能する。そして
その隙間１３＾、１３Ｂにより、隣接するロール片同志
を独立に熱変形できることになる。本発明装置では該バ
ックアップロールＩＩＡ、ＩＩＢへの供給熱量を該ロー
ルの長さ方向に変化できるロール加熱装置１４八、＋４
１１を具備し、加熱装置は、供給熱量と前記ロールの分
割単位１１Ａ−１，ＩＩＡ−２，−ＩＩＡ−ｍ、ＩＩＢ
−１，１１０−２，−１１ロー〇に対応して、互に独立
して供給熱量が変化できる加熱ユニット１４Ａ−１，＋
４Ａ−２，・・・１４Ａ−ｍ、＋４１１−１，１４８−
２．＝　１４８−ｎを具備する。

また、ロール軸１２Ａ、１２Ｂには冷却孔１５Ａ、！５
Ｂとその中に冷却管１５Ａ−１，１５Ｂ−１が設けられ
、バックアップロールが所定の温度以上になるのを防い
でい巳。この冷却機構は、ワークロールに設けてもよい
。

なお、上記の場合にも、好ましくは前記バックアップロ
ールの分割単位目へ−１，ＩＩＡ−２，−ＩＩＡ−ｍ。

１１Ｂ−１，ＩＩＢ−２，＝　１１８−ｎに対応して互
に独立してロールからの抜熱量が変化できるロール冷却
ユニット１６Ａ−１，１６Ａ−２，−１６Ａ−ｍ、１６
Ｂ−１，１６Ｂ−２，−１６８−ｎ（図示せず）より成
るロール冷却装置６Ａ、６Ｂを具備する。

以上のようなロール加熱装置やロール冷却装置によって
、ロールにその長さ方向に温度分布を午え、ロールの熱
的変化、すなわち熱膨張や熱収縮によってワークロール
隙間を変化せしめることができる。

（発明の効果）以上述べた様な本発明の装置によって、ロール軸方向に
小刻みにワークロール隙間を変化できることになり、ロ
ールの長さ方向の熱分布を操作することによって板形状
を操作することが可能となる。

なお、本発明装置は２段圧延機や４段圧延機の例につい
て説明したが、６段圧延機やクラスター圧延機やゼンジ
マー圧延機などにも同様の加熱および冷却装置を付加す
ることによって、同様の目的を達成することが可能とな
る。

また、本発明装置は板圧延機に限定されず、比較的薄肉
広幅の形材、例えばシートパイル材や異形断面板の圧延
装置にも用いられる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明説明のための概念図であっ
て、２段圧延機の例を示す側断面図およびそのロール軸
を通る断面図、第３図および第４図は本発明説明のため
の４段圧延機の例を示す側断面図およびそのロール軸を
通る断面図である。ｌ八、ＩＢ、ＩＯＡ、ＩＯＢ、ＩＢ八、ｔｉｌｌ　　：
圧延ロール２Δ、２Ｂ、＋２八、＋２［１：ロール軸昼
、：］Ｂ、１３Ａ、１３８　　：ロール内部の隙間１八
、４１１，１４八、１４８　　：加熱装置４八−１，４
八−２，・・・４八−ｌ、　４Ｂ−１，４Ｂ−２、・・
・４Ｂ−眠　１４八−１，１４Ａ−２，＝１４Ａ−ｍ　
、　１４Ｂ−１，１４８−２，”−１４８−ｎ　　：加
熱ユニット６Ａ、６Ｂ、１６八、１６Ｂ　＝冷却装置５Δ、５Ｂ、
＋５八、１５Ｂ　、　　５Ａ−１，５８−１、１５＾−
１，１５Ｂ−１，１５八−２，１５Ｂ−２：冷却孔また
は冷却管７．１７：被圧延材８．１８：圧延方向

Claims

【特許請求の範囲】

（１）圧延ロールをその内部においてロール軸に垂直な
面内で分割すると共に、該ロールの供給熱量を該ロール
の長さ方向に変化できるロール加熱装置を具備している
ことを特徴とする板圧延装置。
（２）圧延ロールをその内部においてロール軸に垂直な
面内で分割し、かつロール軸心部に冷却孔を設けると共
に、該ロールへの供給熱量を該ロールの長さ方向に変化
できるロール加熱装置を具備していることを特徴とする
板圧延装置。
（３）バックアップロールをその内部においてロール軸
に垂直な面内で分割し、かつロール軸心部に冷却孔を設
けると共に、該ロールへの供給熱量を該ロールの長さ方
向に変化できるロール加熱装置と、該ロールからの抜熱
量を該ロールの長さ方向に変化できるロール冷却装置と
を具備していることを特徴とする板圧延装置。