JPS63186776A - 粉体塗料の製造方法 - Google Patents

粉体塗料の製造方法

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JPS63186776A
JPS63186776A JP1801087A JP1801087A JPS63186776A JP S63186776 A JPS63186776 A JP S63186776A JP 1801087 A JP1801087 A JP 1801087A JP 1801087 A JP1801087 A JP 1801087A JP S63186776 A JPS63186776 A JP S63186776A
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JP
Japan
Prior art keywords
powder
clear
parts
powder coating
manufactured
Prior art date
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Pending
Application number
JP1801087A
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English (en)
Inventor
Miyoji Uchida
三代治 内田
Fumio Hagiwara
萩原 文男
Susumu Itakura
板倉 進
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Paint Co Ltd filed Critical Nippon Paint Co Ltd
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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は粉体塗料の製造法にかかり、さらに詳しくは微
粉シリカを含有する流動性の良好な粉体塗料の製造法に
関するものである。
従来の技術 無公害塗料といわれる粉体塗料分野で省資源、省エネル
ギー等の観点から、より薄膜で外観の優れた塗膜を得る
ため、微粉末の凝集を防止し流動性の改善をはかる技術
に注目が集められている。
かかる試みとして例えば粉体塗料の焼付時の溶融粘度を
小さくする方法とか粉体塗料の粒径を小さくする方法が
提案されたが、前者にあっては粉体塗料の軟化によるブ
ロッキングの問題、また後者にあっては微粉の凝集、塗
装作業性の悪い点が指摘されている。
そこで粉体塗料の流動性改善目的のため、粉体塗料に微
粉シリカを混合する方法(例えば特公昭56−3343
1号)、固形塗料組成物ペレットと微粉シリカを同時に
微粉砕して混合する方法(例えば特開昭58−6577
0号)等が脚光を浴びるに至った。しかしながら単なる
混合により微粉シリカを粉体塗料中に均一に分散させる
ことは困難で、かかる方法では塗面にブツが発生し、外
観が悪くなる欠点を有している。また固形塗料組成物ペ
レットと微粉シリカを同時に微粉砕する方法でも、予め
ペレットとシリカを乾式混合し、次いで微粉砕するため
供給量制御が難しく、なおかつブツの発生を充分には防
止しえない欠点を有する。さらにまた、これらの方法で
は塗料ごとに微粉シリカを細心の注意をもって均一に分
散させねばならず、作業性、工数などの点からも工業的
に必ずしも有利な方法とはいえぬものであった。
発明が解決しようとする問題点 そこで粉体塗料に微粉シリカを均一に分散させ流動性を
改善するための方法であって、より簡単で、しかも効果
的かつ工業的に有利な方法が求められ、かかる課題に応
えることが本発明目的である。
問題点を解決するための手段 本発明に従えば上記目的が、クリヤー固形塗料組成物ベ
レットと微粉末シリカの同時微粉砕により微粉シリカの
クリヤーマスターバッチを予め作製しておき、要時この
クリヤーマスターバッチと粉体塗料組成物とを単に均質
混合する方法により達成せられる。
本発明で使用せられる微粉シリカは塗装膜厚、仕上がり
外観などの点から最大粒径が20μ以下のものであれば
任意粒径のものでありうる。かかる微粉シリカとして各
種の市販品があり、例えば塩野義製薬味製のカープレッ
クスFP8−1  (最大粒径6μ以下)、カープレッ
クスFP8−2  (最大粒径10μ以下)、カープレ
ックスFP♂−3(最大粒径8μ以下)、キャボット社
製すイラノックス101(最大粒径7μ)などいづれも
本発明で使用することができる。
本発明では上記の微粉シリカが通常のクリヤー塗料組成
、物の固形ベレットとの同時微粉砕によりクリヤーマス
ターバッチに調製せられる。クリヤー塗料組成物は通常
の粉体塗料組成物に使用せられる型のものでアクリル樹
脂、ポリエステル樹脂エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂
、硬化剤、添加剤などの配合によるものが主体である。
微粉シリカとクリヤー塗料組成物の固形ベレットは、各
々任意の割合で配合せられるが、クリヤーマスターバッ
チの特性を十分発揮させるためにはシリカの割合があま
り小であっても、またあまり大であっても好ましくない
ので、通常固形ベレット100重量部に対しシリカ2〜
100重量部、好ましくは1〜10重量部の範囲内で適
宜選択される。
同時微粉砕は、これら2成分を予め混合して次に微粉砕
機にかけるとか、あるいは2成分を自動供給装置で同時
に供給しつつ微粉砕するか、いづれの方法であってもか
まわない。
このようにして予め作製された微粉シリカのクリヤーマ
スターバッチを、通常の粉体塗料組成物(着色あるいは
クリヤー)と常法により均質混合することが本発明の最
も重要な特徴である。即ち本発明方法では既に均質混合
された微粉シリカのクリヤーマスターバッチを使用する
ので、粉体塗料組成物との配合に際しては例えばタンブ
ラ−等の通常の混合機で充分に均質分散目的を達成する
ことができる。また、粉体塗料に直接微粉シリカを添加
することはないので微粉シリカの配合量制御が極めて容
易であり、さらにまたクリヤーマスターバッチであるた
め着色あるいはクリヤー、いづれの粉体塗料に対しても
同じマスターバッチの使用で微粉シリカを加えることが
でき、従来の如く粉体塗料ごとに微粉シリカを添加する
必要はなく工数を大巾に減少することができる特徴を有
している。
尚、微粉シリカの粉体塗料への添加量に関しては通常微
粉シリカを粉体塗料中に0.01〜2.0重量%、好ま
しくは0.05〜062重景%の範重量なるように上記
マスターバッチを用いて配合する必要がある。というの
は微粉シリカが0.01重量%未満では流動性改善の効
果がなく、また2、0重量%を越えるとか、えって艷引
けなどの悪影響がでてくるからである。
また、クリヤーマスターバッチを作る際の微粉砕機とし
てはピンミル、ハンマーミル、ターボミル等、通常の型
の微粉砕機を使用することができる。
以下実施例により本発明を説明する。特にことわりなき
限り、部および%は重量による。
実施例1 ポリエステル樹脂(日本エステル社製、エステルレジン
ER−6610) 57.7部、ブロックイソシアネー
ト(フェルス社製、アダクトB−1530>9.6部、
エポキシ樹脂(油化シェル社製、エピコート1004’
)2.9部、表面調整剤(バスク社製、アクロナール4
F>  1.0部、酸化チタン(石屋産業社製、チタン
0R−50) 28.8部を乾式混合機(川口製作所製
、スーパーミキサー)にて約2分間転式混合し、次いで
溶融混練機(ブス社製、ブスコニーダーRR−46>に
て溶融混線後プレスローラーにて圧延冷却後、粗粉砕し
て、平均粒径5IIII11、厚み1市程度の白色ペレ
ットを得た。この白色ペレットを粉砕機(不ニパウダル
社製、アトマイザ−)にて粉砕し、140メツシユ(目
開き径106mμ)の篩を通して平均粒径20〜40ミ
クロンの白色ポリエステル粉体塗料を得た。
一方、ER−6610を81.0部、アダクト B−1
530を13.5部、エピコート10θ4を 4.1部
、アクロナールを 1.4部で同上の方法にて、平均粒
径5關、厚さ1市のクリヤーペレットを得た。このクリ
ヤーペレット 100部に微細シリカ(日本アエロジル
社製アエロジルR−960> 10部を乾式混合機にて
約1分間乾式混合して、微粉砕機(セイシン企業社製、
ジェットオーマイザー)にて微粉砕して最大粒径20μ
以下のクリヤー・マスターバッチを得た。
上述の白色ポリエステル粉体塗料100部にクリヤー・
マスターバッチ1部を乾式混合機にて約30秒間攪拌し
て、流動性の良好な白色ポリエステル粉体塗料を得た。
実施例2 アクリル樹脂(三井東圧社製、アルマテックスPD−7
310) 62.5部、1.lOデカンジカルボン酸9
.8部、エポキシ樹脂(東部化成社製、エポトートVD
−014)  4.5部、表面調整剤(三井東圧社製、
レジミックスRL−4)  0.9部、酸化チタン(石
屋産業社製、チタンCR−50) 22部部を乾式混合
機にて2分間乾式混合し、次いで溶融混練機にて溶融混
練して、平均粒径5關、厚さ1關のペレットを得た。
これを粉砕機にて粉砕し、150メツシユの篩で篩別し
て、平均粒径20〜40μの白色アクリル粉体塗料を得
た。
一方、アルマテックスPD−7310を80.5部、1
.10デカンジカルボン酸12,6部、エボトートVD
−014を5.7部、レジミックスRL−4を 1.2
部で同上の方法にて平均粒径5 mm、厚さ1韻のクリ
ヤーベレットを得た。このクリヤーペレット 100部
にアエロジルR−960を10部乾式混合機にて約1分
間乾式混合して、微粉砕機にて微粉砕して、最大粒径2
0μ以下のクリヤー・マスターバッチを得た。
上述の白色アクリル粉体塗料100部に、クリヤー・マ
スターバッチ1部を乾式混合機にて約30秒間攪拌して
、流動性の良好な白色アクリル粉体塗料を得た。
比較例1 ポリエステル樹脂(日本エステル社製、エステルレジン
ER−6610) 57.7部、ブロックイソシアネー
ト(フェルス社製、アダクトB−1530)9.6部、
エポキシ樹脂(油化シェル社製、エピコート1004”
)2.9部、表面調整剤(バスク社製、アクロナール4
F)  1.0部、酸化チタン(石屋産業社製、チタン
CR−50) 28.8部を乾式混合機(川口製作所製
、スーパーミキサー)にて約2分間転式混合し、次ν為
で溶融混練機(ブス社製、ブスコニーダ−RR−46)
にて溶融混練後プレスローラーにて圧延冷却後、粗粉砕
して、平均粒径5 m+a、厚み1龍程度の白色ペレッ
トを得た。この白色ペレットを粉砕機(不ニパウダル社
製、アトマイザ−)にて粉砕し、14θメツシユ(目開
き径106mμ)の篩を通して平均粒径20〜40ミク
ロンの白色ポリエステル粉体塗料を得た。
比較例2゜ 実施例1で得た白色粉末ペレット 100部にアエロジ
ルR−960を0.1部スーパーミキサーにて約2分間
混合し、アトマイザ−にて粉砕して、120メツシユの
篩にて篩別し、平均粒径20〜40μの白色粉体塗料を
得た。
実施例1.2および比較例1.2で得た粉体塗料をゲマ
社製のゲマ710型ガンにてリンPiZnで処理した3
00 X100 Xo、8市の軟鋼板に40〜50μに
塗装し、180°Cで20分間焼付け、仕上がり外観、
ゴバン目テスト(NTカッターで1mm2X  100
目の素地に達するゴバン目を作り、セロテープにてはが
し、はがれなかったゴバン目数を数える)、耐衝撃性テ
スト<JIS−に−54006,13jB) 、エリク
セン(JIS B−7729の試験機にてJIS−2−
2247で試験した)を評価した。また側周ミクロン社
製のパウダーテスターにて安息角を測定した。また50
m1のガラスビン中に塗料を約70g入れ、35°Cで
1週間後のブロッキング状悪をテストした。それらの結
果を第1表に示す。
(以下余白)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クリヤー固形塗料組成物ペレットと微粉末シリカの同時
    微粉砕により予め作成された微粉シリカのクリヤーマス
    ターバッチ(A)と粉体塗料組成物(B)とを均質混合
    することを特徴とする粉体塗料の製造法。
JP1801087A 1987-01-28 1987-01-28 粉体塗料の製造方法 Pending JPS63186776A (ja)

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JP1801087A JPS63186776A (ja) 1987-01-28 1987-01-28 粉体塗料の製造方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04304273A (ja) * 1991-03-29 1992-10-27 Somar Corp 静電塗装用エポキシ樹脂粉体組成物及びその製造方法
WO2012121296A1 (ja) * 2011-03-08 2012-09-13 株式会社クレハ 生分解性脂肪族ポリエステル樹脂粒状体組成物及びその製造方法

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